JPH0371819B2 - - Google Patents

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JPH0371819B2
JPH0371819B2 JP60166226A JP16622685A JPH0371819B2 JP H0371819 B2 JPH0371819 B2 JP H0371819B2 JP 60166226 A JP60166226 A JP 60166226A JP 16622685 A JP16622685 A JP 16622685A JP H0371819 B2 JPH0371819 B2 JP H0371819B2
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JP
Japan
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radio
handset
signal
control signal
communication device
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JP60166226A
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Inventor
Toshinori Takahashi
Makoto Kanai
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車電話装置に関し、特にステア
リングホイールのパツド部に着脱自在に配設され
るハンドセツトと、通話相手の音声を出力選択ス
イツチの操作により、前記自動車に配設された
FMラジオから出力できるようにした自動車電話
装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、移動電話通信網の発達に伴い、自動車等
の移動体に、電話装置を設ける必要性が高くなり
つつある。しかし、自動車等に搭載される従来の
電話装置は、通常の宅内器と同じものが使用され
ており、特に、移動体の特殊性を考慮したもので
はない。例えば運転者は、自動車の運転中におい
ても、着信、発信の操作及び通話をしいられてい
るが、宅内器と同様の電話機を用いたのでは送受
信機を用いる通話は煩わしく、特に走行中に送受
信機を持つて通話することは事実上、不可能であ
る。
また、助手席や後部座席に座つている人も、容
易に通話先の音声を聞ける事が望ましい場合もあ
る。従つて運転者に対しては単純な簡略化された
操作によつて通話ができると共に搭乗者にとつて
融声通話が行なえることが要望されている。そし
て、その手段として、例えば拡声機構を持つたハ
ンドセツトをステアリングホイールのパツド部に
装着した状態で拡声通話することにより実現しよ
うとしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが自動車電話装置において、拡声通話を
可能とするためには、いくつかの解決すべき問題
が存在する。即ち、パツド部においてハンドフリ
ーにて拡声通話可能とするためにマイク感度を上
げたり、スピーカの音量を大きくしなければなら
ず、このようにすると、ハウリングが生ずる。そ
れは高感度マイクと大音声量スピーカが同一ハン
ドセツト内に存在するためハンドセツトが共鳴体
となつてしまうからである。従つてこのハウリン
グを防止するためには送話者の口元にマイクロホ
ンを設け、音声入力に関しては接話方式で行なう
ことが考えられるがこの方法は、常に運転者の口
元にマイクロホンが存在するため、運転者に不快
感を与えるため望ましくない。
そこで本発明は、上記欠点を解決するためにな
されたものであり、拡声通話機能と接話通話機能
とを併せ持ち、操作が容易にでき、かつ、拡声通
話機能を利用したときの音声品位劣化を生ずるこ
とのないようにした自動車電話装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の自動車電話装置は、接話及びハンドフ
リー通話用マイクロホンと、スピーカ及び該各マ
イクロホン及びスピーカと電気的に接続される
FM送受信装置とを備え、自動車のステアリング
ホイールのパツド部に着脱自在に配設されるハン
ドセツトと、該ハンドセツトと相互に信号を送受
信し、かつ、無線基地局と前記自動車との間の送
受信を行なう交信機と、からなり、前記ハンドセ
ツト、前記交信機の一方には、前記無線基地局か
らの信号を前記自動車に配設されたFMラジオま
たは前記ハンドセツトまたは両者のいずれから出
力するかを選択する出力選択スイツチを有し、前
記交信機は音声信号を前記ハンドセツト及び前記
FMラジオにFM波により送信するFMラジオ波
送信部と、前記出力選択スイツチに基づき前記
FMラジオに前記無線基地局からの信号を音声と
して出力させる音声出力制御信号を前記FMラジ
オに送出するFMラジオ制御部とが設けられてい
る。
ここに、FMラジオ制御部は、前記音声出力制
御信号によつて、前記FMラジオの受信周波数を
前記交信機から前記FMラジオへ送信される前記
FM波に合わせる実施態様と、前記FMラジオに
送出した音声出力制御信号によつて、前記FMラ
ジオの起動及び停止を制御し、かつ、起動と同時
に前記FMラジオの受信周波数を前記交信機から
前記FMラジオへ送信される前記FM波に合わせ
る実施態様とがある。前者の実施態様は、FMラ
ジオが起動中に着信があつた場合に拡声通話モー
ドへの切換えに対処した措置であり、後者の実施
態様は、FMラジオがOFFされている場合に拡声
通話モードへの切換えに対処した措置である。
第1図は、本発明の概念を説明するブロツクダ
イヤグラムである。
本発明の自動車電話装置は、自動車のステアリ
ングホイールのパツド部に対して着脱自在に配設
されるハンドセツト10と、車内に配設される交
信機20及び該ハンドセツト10もしくは該交信
機20のいずれか一方に配設される出力選択スイ
ツチ30とで構成される。
ハンドセツト10は、FM送受信装置15を有
し、上記交信機20との間でFMによる車内通信
を行うことができるようになつている。すなわ
ち、FM送受信装置15には、受話スピーカ1
1、接話マイクロホン12及びハンドフリー時に
使用するマイクロホン13が接続され、FM送受
信装置15を介して、前記交信機20からの音声
信号をスピーカ11へ復調して出力し、マイクロ
ホン12,13からの自己の音声信号及びフツク
スイツチもしくはプツシユボタン等からの制御信
号を変調して、交信機20に送信するようになつ
ている。
交信機20は、無線基地局と相互に音声信号、
制御信号を送受信する交信部21と、該交信部2
1とベースバンドで音声信号及び制御信号の授受
を行うとともに、前記ハンドセツト10のFM送
受信装置15とRFバンドでの送受信を行うFM
ラジオ波送信部25と、上記出力選択スイツチ3
0に基づき前記FMラジオ90を制御するFMラ
ジオ制御部23とから成る。
ここに、出力選択スイツチ30は、交信部21
で受信した通話相手の音声信号を前記スピーカ1
1に出力するか前記FMラジオ90で拡声出力さ
せるか、すなわち、ハンドセツト10の使用モー
ドを、通常の接話通話モードとするか、FMラジ
オ90による拡声通話モードとするかを、接点状
態によつて指示するスイツチである。該出力選択
スイツチ30は、前記ハンドセツト10又は前記
交信機20のいずれに配設されても構わない。出
力選択スイツチ30が前記交信機20に配設され
る場合は、出力選択スイツチ30の接点状態を示
す信号はFMラジオ制御部23にそのまま入力し
て、当該FMラジオ制御部23よりFMラジオ9
0を制御する音声出力制御信号を発生させること
ができる。出力選択スイツチ30はハンドセツト
10に配設された場合は、上記出力選択スイツチ
30の接点状態を示す信号はFM送受信装置15
より電波によりFMラジオ波送信部25に送られ
て受信され、FMラジオ制御部23に入力され
る。この場合、出力選択スイツチ30の接点状態
を示す信号は、制御信号のデータ列中に挿入され
ることになる。出力選択スイツチ30としては、
通常の押釦スイツチ、スライドスイツチや、特殊
な例としては、音声により作動する音声認識スイ
ツチが利用できる。
〔作用〕
このような構成により本自動車電話装置は、出
力選択スイツチ30の接点状態に応じて、FMラ
ジオ90を媒体とした拡声通話と、通常の接話通
話を選択でき、拡声通話時にはハンドフリー通話
用マイクロホン13とFMラジオ90との物理的
な距離が大きく、本発明装置で一つの課題とした
ハウリングを防止することができ、高品位な拡声
通話を行うものである。
詳述すれば、出力選択スイツチ30を、FMラ
ジオ90による拡声通話モードに設定したとき
は、交信機20のFMラジオ制御部23にはその
旨の信号が入力される。即ち、該出力選択スイツ
チ30が交信機20に配設される場合、直接前記
出力選択スイツチ30の接点状態を示す情報が
FMラジオ制御部23に入力されるとともに、
FMラジオ波送信部25は、FM送受信装置15
と無線による車内通信を行うとともに、交信部2
1からの音声信号及び制御信号でFM変調した搬
送波をFMラジオ90に送信する。そして、FM
ラジオ制御部23は、上記FMラジオ90の受信
周波数を上記FMラジオ波送信部25の送信する
搬送波周波数に同調させる音声出力制御信号、こ
こでは、チユーニング電圧をFMラジオ90に入
力する。これにより、FMラジオ90は、交信部
21からの通話相手の音声信号もしくは制御信号
(呼出音)を車内に拡声出力することができる。
一方、出力選択スイツチ30が接話通話モード
に設定されているときは、ハンドセツト10の
FM送受信装置15とFMラジオ波送信部25の
通信処理だけとなり、ハンドセツト10を把持し
た通常の接話通話を行うことができる。
なお、FMラジオ制御部23の音声出力制御信
号は、出力選択スイツチ30が説話通話モードに
設定されている場合に、FMラジオ90の電源が
投入されているとき、当該FMラジオの音声出力
を音量低下もしくは遮断したり、電源をOFF(停
止)することも可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の自動車電話装置を具体的な実施
例に基づいて詳述する。
第2図は運転席からコラム部を見た斜視図、第
3図はコラム部に配設される中継装置の回路構成
図、第4図はハンドセツトの回路構成図である、 本自動車電話装置は、ハンドセツト10が第2
図に示すように、ステアリングホイール110の
パツド112に着脱自在に保持される。ハンドセ
ツト10には、通常の接話通話に用いるマイクロ
ホン(図3参照)以外に、運転席から入力を行う
ことができるハンドフリー通話用マイクロホン1
3が設けられるとともに、被呼者選局スイツチ2
38及びトークスイツチ234が設けられてい
る。221はハンドセツト10のイジエクト用ス
イツチである。
交信機20は、コラム部に配設され、基地局と
の通信を行う交信部21と中継装置27から構成
されている。中継装置27は、FMラジオ制御部
23、FMラジオ波送信部25の機能を併せても
つ装置である。
本実施例の自動車電話装置は、ハンドセツト1
0がパツド部112に装着された状態で、運転者
が運転中にも電話操作ができるように拡声通話と
なる機能と、被呼者の呼出しを選局スイツチ23
8を操作することで簡単に行なえる機能とを実現
する。また、ハンドセツト10がパツド部112
から取外(オフフツク)されたときには、通常の
電話と同じく、受話用スピーカ11と送話(接
話)用マイクにより、接話通話モードの通話を行
うことができる。
ハンドセツト10は、第3図に示すように、
CPU132を主体として構成されている。この
CPU132には、プツシユボタン233、トー
クスイツチ234、フツクスイツチ235、選局
スイツチ238、表示器239が接続されるとと
もに、本実施例による出力選択スイツチ30、
FMステレオ受信部134及びFMステレオ送信
部136が接続されている。FMステレオ受信部
134及びFMステレオ送信部136は、例えば
一方を副搬送波とする2つの搬送波を設定し、そ
のうち一方(以下、Rチヤンネルとする)を制御
信号のチヤンネルとし、他方の搬送波(以下、L
チヤンネルとする)を音声信号のチヤンネルとし
て、発信及び着信時の信号処理を行つている。す
なわち、FMステレオ送信部136は、上記プツ
シユボタン233等の操作スイツチ群からの制御
信号がCPU132を介してRチヤンネルの入力
端子に導かれ、マイク13の出力を増幅するマイ
クアンプ146からの信号がLチヤンネルの入力
端子に導かれる。これら入力端子に導かれた信号
は、それぞれの搬送波をFM変調してRF出力端
子よりアンテナを介して中継装置27に送信され
るようになつている。また、FMステレオ受信部
134は、アンテナに誘起した信号を受信し、制
御信号はRチヤンネルの出力端子よりCPU13
2に導くとともに、音声信号はLチヤンネルの出
力端子よりスピーカ11に導くようになつてい
る。Rチヤンネルの出力端子から導出される制御
信号は、交信部21によつて受信された着信時の
相手方端末情報であり、スピーカ11に導かれる
信号は、通話相手の音声信号である。
なお、ハンドセツト10内の各回路は、ハンド
セツト10がパツド部112へ載置されていると
きは、車載バツテリーから、パツド部112に設
けられている定電圧回路158を介して給電され
る。一方、車載バツテリーは、パツド部112に
設けられた充電回路156を介してハンドセツト
10内の二次電池160を充電する。ハンドセツ
ト10がパツド部112から取外されたときは、
ピンジヤツク(図略)が作動して、ハンドセツト
10内の各回路への給電源は二次電池160に切
換るようになつている。
次に、コラム部に設けられる中継装置27は、
CPU270と、該CPU270と交信部21との
データ授受を行うインターフエイス272と、
FMラジオ波送信部25に相当するFMステレオ
送信部251及びFMステレオ受信部252によ
つて構成される。FMステレオ送信部251及び
FMステレオ受信部252は、ハンドセツト10
側のFMステレオ受信部134及びFMステレオ
送信部136と同様に、搬送波によつて送受信す
る制御信号及び音声信号をRチヤンネルとLチヤ
ンネルとに分けて扱うようにしている。すなわ
ち、FMステレオ送信部251は、交信部21か
らの音声信号をLチヤンネルの入力端子に導き、
CPU270からの制御信号をRチヤンネルの入
力端子に導き、RF出力端子を介して、接話通話
モード時は、所定の変調方式で制御信号及び音声
信号をハンドセツト10に送信し、拡声通話モー
ド時は、ハンドセツト10とともに、同様の制御
信号及び音声信号を所定の変調方式にてFMラジ
オ90へ送信するようにしている。FMステレオ
受信部252は、ハンドセツト10のFMステレ
オ送信部136から送信されるRF信号をアンテ
ナで受信してその誘起信号を復調し、音声信号は
Lチヤンネル出力端子より交信部21に出力し、
制御信号は、Rチヤンネルの出力端子よりCPU
270に出力している。
ところで、CPU270は、図1で説明したFM
ラジオ制御部23の機能を含み、本実施例の場
合、出力選択スイツチ30がハンドセツト10側
に設けられることにより、接話通話モードが拡声
通話モードかをFMステレオ受信部252のRチ
ヤンネル出力端子から導出される制御信号列中の
出力選択スイツチ情報を解読することによつて認
識し、拡声通話モードの時は、FMステレオ送信
部251へFMラジオ90への送信動作を指示
し、かつ、FMラジオ90の受信周波数をFMス
テレオ送信部251の送信周波数に合わせるため
の音声出力制御信号(チユーニング電圧)270
aをFMラジオ90に送出するようになつてい
る。また、CPU270は、本発明による音声出
力制御信号として、上記チユーニング電圧270
a以外に、FMラジオ受信機90の電源が入つて
いない場合に同受信機90の電源を投入し、拡声
通話の終了と同時にOFFするための電源ON−
OFF信号270bをFMラジオ受信機90に供給
できるようになつている。CPU90はFMラジオ
受信機90の電源がONかOFFかは、当該音声出
力制御信号270bのラインのインピーダンスの
違いによつて判断することができる。
次に上記構成に基づく自動車電話装置の動作を
説明する。
本実施例装置は、例えばFMラジオ90が通常
の放送受信状態になつており、出力選択スイツチ
30が拡声通話モードに設定されている場合にお
いて着信があると、まず、FMラジオ90の受信
周波数が切り換えられ、FMラジオ90から着呼
音が出力される。これは、交信部21には受信さ
れた発呼者端末からの制御信号が、CPU270
及びFMステレオ送信部251を介してハンドセ
ツト10のFMステレオ送受信装置15を介して
再び中継装置27のFMステレオ受信部252に
戻されることによる。
すなわち、交信部21からの復調された制御信
号はインターフエイス272及びCPU270を
介してRチヤンネル入力端子よりFMステレオ送
信部251に入力されてハンドセツト10に送信
される。ハンドセツト10のFMステレオ受信部
134は、上記制御信号を受信し、Rチヤンネル
出力端子よりCPU132に当接制御信号をCPU
132に導く。これにより、CPU132は、着
信を検知してその制御信号に基づき発呼者端末の
アドレス等をデコードして表示器239に表示せ
しめるとともに、出力選択スイツチ30の接点状
態を認識してその情報を、FMステレオ送信部1
36のRチヤンネル入力端子に導く。このとき出
力選択スイツチ30は拡声通話モードを示すの
で、その旨の信号は、FMステレオ送信部136
を介してFMステレオ受信部252によつて受信
され、CPU270によつて拡声通話モードと判
断される。CPU270は拡声通話モードを判断
すると、交信部21からLチヤンネル入力端子に
導かれる音声信号を、FMラジオの受信周波数領
域内に予め定めた周波数で送信するように、FM
ステレオ送信部251を制御するとともに、当該
送信周波数にFMラジオ90の受信周波数を選局
制御する音声出力制御信号(チユーニング電圧)
270aを、FMラジオ90に送出する。こうし
て、制御信号の後、交信部21から復調出力され
る音声信号は、FMラジオ90によつて拡声され
ることになる。
着信に対する応答は、運転席に座つたまま、ハ
ンドフリー用のマイクロホン13に向かつて通話
すれば良い。このときの応答音声信号経路は、マ
イクロホン13→マイクアンプ146→FMステ
レオ送信部136→FMステレオ受信部252→
後進部21となる。
出力選択スイツチ30が拡声モードに設定され
ている場合に発信を行う場合は、選局スイツチ2
38を操作することによつて、表示器239に、
予め記憶した被呼者番号を簡略化した短縮番号を
順次表示し、所定の被呼者の選択を行う。選択が
完了した時に、トークスイツチ234を操作する
ことにより、CPU132は、選択した短縮番号
に対応した被呼者番号を、FMステレオ送信部1
36→FMステレオ受信部252→CPU270を
介して交信部21に入力する。交信部21は、被
呼者番号に基づく選択信号を基地局へ送出し、基
地局は電話通信網を介して、被呼者端末をアクセ
スし呼出者を出力すると共に、交信機20にもモ
ニタ用の呼出信号を発信する。この呼出信号は、
上記と同様の経路でFMラジオ90から拡声され
る。被呼者の応答があると、回線が接続され通話
状態となり、そのときの通話相手からの音声信号
もFMラジオ90によつて拡声される。通話が終
了するとトークスイツチ234を操作することに
よりCPU132は、通話終了信号を出力し、交
信部21は、切換信号を発信して回線の切換えが
行なわれる。
なお、拡声通話モード時にFMラジオ受信機9
0の電源がOFFされていた場合は、音声出力制
御信号270bによつて、FMラジオ受信機90
の電源を自動的に投入することができる。
一方、出力選択スイツチ30が接話通話モード
に設定されている場合には、発信時、ハンドセツ
ト10がパツド部112から取外されると、
CPU132は、所定の制御信号を発生するとと
もに、出力選択スイツチ30の接点状態を示す情
報を、FMステレオ送信部136からFMステレ
オ受信部252を介してCPU270に入力する。
これにより、CPU270は、接話通話モードと
判断し、FMラジオ波送信部25とハンドセツト
10のみの通信を行う。これによつて、FMラジ
オ90の音声に害されることなく、ハンドセツト
10により通常の接話通話モードでの通話が可能
になる。もし、接話通話モード時、FMラジオ受
信機90が受信状態であれば、手動で電源を切る
か、更にCPU270からFMラジオ受信機90を
制御するための信号ラインを設け、該信号ライン
を利用して、FMラジオ受信機90の音声出力を
音量低下もしくは遮断又はFMラジオ受信機90
の電源が入つていた場合に、電源を切る制御信号
を供給するようにしてもよい。
なお、着信時も、接話通話モードを示す信号が
ハンドセツト10より中継装置27に戻されるこ
とによつて、FMラジオ波送信部25とハンドセ
ツト10のみの通信状態となり、FMラジオ90
とは関係なく、接話通話が可能になる。
〔発明の効果〕
本発明装置は、出力選択スイツチが設けられて
おり、その出力選択信号に応じて自動車電話装置
自体のスピーカと他のスピーカとしてのFMラジ
オとを切換え、拡声通話と接話通話とを切換える
ことができる。従つてFMラジオを使用した拡声
通話のときは高S/N比が得られ、ハウリングが
防止できる。従つて運転者はハンドセツトをパツ
ド部に装着した状態で通話者の音声をFMラジオ
から出力させる拡声通話が行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念を説明するブロツク図、
第2図は本発明の具体的な実施例に係る自動車電
話装置の装置状態を示した斜視図、第3図及び第
4図は同装置の電気系統の構成を示したブロツク
ダイヤグラムである。 10……ハンドセツト、11……スピーカ、1
3……マイクロホン、15……FM送受信装置、
20……交信機、21……交信部、23……FM
ラジオ制御部、25……FMラジオ波送信部、3
0……出力選択スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接話及びハンドフリー通話用マイクロホン、
    スピーカと、該各マイクロホン及びスピーカと電
    気的に接続されるFM送受信装置とを備え、自動
    車のステアリングホイールのパツド部に着脱自在
    に配設されるハンドセツトと、 該ハンドセツトと相互に信号を送受信し、か
    つ、無線基地局と前記自動車との間の送受信を行
    なう交信機とからなり、 前記ハンドセツト、前記交信機の一方には、前
    記無線基地局からの信号を前記自動車に配設され
    たFMラジオ、または前記ハンドセツトまたは両
    者のいずれから出力するかを選択する出力選択ス
    イツチを有し、 前記交信機は音声信号を前記ハンドセツト及び
    前記FMラジオにFM波により送信するFMラジ
    オ波送信部と、前記出力選択スイツチに基づき前
    記FMラジオに前記無線基地局からの信号を音声
    として出力させる音声出力制御信号を前記FMラ
    ジオに送出するFMラジオ制御部とを具備するこ
    とを特徴とする自動電話装置。 2 前記FMラジオ制御部は、前記音声出力制御
    信号によつて前記FMラジオの受信周波数を前記
    交信機から前記FMラジオへ送信される前記FM
    波に合わせる手段であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の自動車電話装置。 3 前記FMラジオ制御部は、前記音声出力制御
    信号によつて前記FMラジオの起動及び停止を制
    御するとともに、起動した前記FMラジオの受信
    周波数を前記交信機から前記FMラジオへ送信さ
    れる前記FM波に合わせる手段であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の自動車電話
    装置。
JP60166226A 1985-07-26 1985-07-26 自動車電話装置 Granted JPS6226938A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60166226A JPS6226938A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 自動車電話装置

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JP60166226A JPS6226938A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 自動車電話装置

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Publication Number Publication Date
JPS6226938A JPS6226938A (ja) 1987-02-04
JPH0371819B2 true JPH0371819B2 (ja) 1991-11-14

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ID=15827448

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