JP2636535B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2636535B2
JP2636535B2 JP3061396A JP6139691A JP2636535B2 JP 2636535 B2 JP2636535 B2 JP 2636535B2 JP 3061396 A JP3061396 A JP 3061396A JP 6139691 A JP6139691 A JP 6139691A JP 2636535 B2 JP2636535 B2 JP 2636535B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気清浄機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄機においては、例えば実
開昭63−63113号公報に見られるように、その吹
出方向が大きくは変更し得ない構造となっている。それ
は従来の空気清浄機が、床置式又は壁掛式のいずれか一
方の設置態様においてのみ使用されることを予定してい
るためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のように
設置態様が床置式と壁掛式とのいずれか一方にのみ固定
されていると、設置態様を自由に変更しようとする使用
者の要望を満足させることができない。床置式と壁掛式
との両者の兼用が可能なように取り付け構造を工夫する
ことは可能ではあるが、床置式に設定された上方吹出の
ままで壁掛式に使用した場合には、天井壁面に汚れが生
じてしまうし、また壁掛式に設定された前方吹出のまま
で床置式に使用した場合には、居住者にドラフト感を生
じる。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、設置態様を床置
式と壁掛式とに、比較的簡単な操作で自由に変更するこ
とが可能な空気清浄機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明の請求項
1の空気清浄機は、本体ケーシング10の下面を床に設
置する床置式と、上記本体ケーシング10の背面を壁に
取り付ける壁掛式とを兼用に構成した空気清浄機であっ
て、本体ケーシング10の上面に吹出口12を設けると
共に、この吹出口12の上方を背面側から覆うように回
動するフラップ16を上記吹出口12の後側に設け、さ
らにこのフラップ16は、本体ケーシン グ10の設置態
様が壁掛式のときには吹出口12からの吹出方向が床置
式のときよりも前方になるように設定されるものである
ことを特徴としている。
【0006】 また請求項2の空気清浄機は、本体ケーシ
ング10の下面を床に設置する床置式と、上記本体ケー
シング10の背面を壁に取り付ける壁掛式とを兼用に構
成した空気清浄機であって、 本体ケーシング10の上面
に吹出口12を設けると共に、この吹出口12の上方を
背面側から覆うように回動するフラップ16を上記吹出
口12の後側に設け、本体ケーシング10の設置態様が
床置式であるのか壁掛式であるのかを区別する設置態様
区別手段17と、上記設定態様が壁掛式のときには吹出
口12からの吹出方向が床置式のときよりも前方になる
ように上記フラップ16を制御するフラップ制御手段1
8とを備えていることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記請求項1の空気清浄機では、吹出口12の
上方を背面側から覆うように回動するフラップ16の設
定によって、床置式としたときには居住者に対するドラ
フト感を防止することが可能となり、また壁掛式とした
ときには天井方向への吹出風及び壁面に沿った空気の流
れを規制することが可能となる。
【0008】 また請求項2の空気清浄機では、 設置態様
区別手段17による床置式と壁掛式との区別に応じて、
それに適した吹出方向になるよう、フラップ制御手段1
8によるフラップ16の制御がなされる。
【0009】
【実施例】図1に示すように、空気清浄機は、箱形の本
体ケーシング10と、プレフィルタ20と、イオン化部
30と、カセット40とを備えている。上記本体ケーシ
ング10は、送風ファンやその駆動用部品(図示せず)
を収納しており、その前面に吸込口11を、またその上
面に吹出口12を備えている。そしてこの吹出口12に
臨んで、その後側にフラップ16が回動可能に設けられ
ており、このフラップ16の回動角度を制御すること
で、吹出口12の上方を背面側から覆って吹出口12
らの吹出方向を変更し得るようなされている。このフラ
ップ16は、図示しないステッピングモータによって、
その角度変更がなされる。さらに上記本体ケーシング1
0の側面に開口13が開設され、この開口13を開閉す
るための蓋体14が取り付けられている。上記プレフィ
ルタ20は粗塵捕集機能を備えていて、その一端部に把
手21が設けられている。上記イオン化部30は、空気
中の微細な塵埃や煙、油分をイオン化する機能を有する
ものである。上記カセット40は、一対の半円筒体4
1、42をヒンジ43で結合したホルダー44と、一方
の半円筒体41に設けられた格子枠45と、他方の半円
筒体42に設けられたアース金網46とを備えており、
上記ホルダー44、格子枠45、及び金網46が、ヒン
ジ43を中心として開閉可能になっている。
【0010】 図2に示すフィルタエレメントFは、長尺
のフィルタ帯51をロール状に巻回したものである。こ
のロール50は、図1で説明したカセット40のホルダ
ー44に収納され、そのロール50から引き出された一
回分の長さのフィルターエレメントFが、格子枠45と
金網46との間に保持されるようになっている。
【0011】 上記空気清浄機において、本体ケーシング
10に対するプレフィルタ20やイオン化部30やカセ
ット40の出し入れは、蓋体14の開かれた開口13を
利用して行われる。そしてカセット40などのセットさ
れた状態において運転すると、吸込口11から吸い込ま
れた空気が本体ケーシング10の内部の通風経路を通過
するときに、プレフィルタ20とイオン化部30とフィ
ルタ52とを、この順に通過して塵芥、煙、臭気等が取
り除かれ、清浄度の高められた空気が吹出口12から吹
き出される。
【0012】 そして上記本体ケーシング10の内部の
操作可能な位置には、図示しないが、吹出角度スイッ
チが設けられている。この吹出角度スイッチは、利用者
等の人間が壁掛位置と床置位置とに手動で切替え可能な
もので、この切替え位置に応じて、図5のような制御が
なされる。まず運転スイッチがオン操作されると(ステ
ップS1)、ステップS2において、上記フラップ16
の開き角度を75゜に設定する。この角度は、図4のよ
うに広範囲な吹出を行うためのもので、本体ケーシング
10の下面を床に設置する床置式にて使用するのに適し
た吹出角度である。そして次のステップS3において、
上記吹出角度スイッチが床置位置に在るか否かの判定を
し、床置位置に在る場合には、上記ステップS2に戻っ
て、フラップ16をそのままの角度に維持する一方、そ
うでなくて壁掛位置に在る場合にはステップS4に移行
して、フラップ16の開き角度を40゜にまで減少させ
る。この角度は、図3のように、上記床置式の場合より
も前方に向かう吹出方向となるもので、本体ケーシング
10の背面を壁に取り付ける壁掛式にて使用するのに適
した吹出角度である。このステップS4における制御、
及びステップS2での制御は、それぞれ運転スイッチが
オフ操作されるまで継続する(スイッチ5、スイッチ
6)。
【0013】 上記制御手順において、ステップS3では
人間が手動で切替えた吹出角度スイッチの状態に基づい
て本体ケーシング10が床置位置に在るか否かの判別を
しているが、このような機能によって設置態様区別手段
17が構成され、また上記ステップS2及びステップS
では、ステッピングモータを作動させてフラップ16
の開き角度を制御しているが、このような機能によって
フラップ制御手段18が構成されている。そして上記制
御方式によれば、吹出角度スイッチを切替えるだけの簡
単な操作で、吹出方向が床置式や壁掛式に適したものに
自動的に切替わることになる。
【0014】 なお上記吹出角度スイッチは、本体ケーシ
ング10の内部に設ける他、本体ケーシング10の底面
や背面に突出状態で設けておき、その設置態様に応じ
て、当該スイッチが床面や壁面に当接して自動的に作動
するようにしておいてもよい。また上記フラップ16
は、運転中においても、手動操作によって90゜以内の
任意の位置に設定可能にしておくのが好ましい。
【0015】
【発明の効果】上記のようにこの発明の請求項1の空気
清浄機においては、床置式としたときには居住者に対す
るドラフト感を防止することが可能となり、また壁掛式
としたときには天井方向への吹出風及び壁面に沿った空
気の流れを規制して、天井や壁に汚れが生じるのを回避
することが可能となる。
【0016】 また請求項2の空気清浄機においては、上
記に加え、さらに 設置態様に応じた適性な吹出方向とな
るようにフラップが自動的に制御されるので、設置態様
を床置式と壁掛式とに、比較的簡単な操作で自由に変更
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気清浄機の一例の分解斜視図であ
る。
【図2】この上記において使用するフィルタエレメント
の一例の斜視図である。
【図3】上記空気清浄機を壁掛式にて使用する場合の吹
出方向の説明図である。
【図4】上記空気清浄機を床置式にて使用する場合の吹
出方向の説明図である。
【図5】この発明の空気清浄機における制御方法の一例
のフローチャート図である。
【符号の説明】
10 本体ケーシング 12 吹出口 16 フラップ 17 設置態様区別手段 18 フラップ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−104626(JP,A) 特開 平1−266830(JP,A) 実開 昭61−132048(JP,U) 実開 昭63−40738(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング(10)の下面を床に設
    置する床置式と、上記本体ケーシング(10)の背面を
    壁に取り付ける壁掛式とを兼用に構成した空気清浄機で
    あって、本体ケーシング(10)の上面に吹出口(1
    2)を設けると共に、この吹出口(12)の上方を背面
    側から覆うように回動するフラップ(16)を上記吹出
    口(12)の後側に設け、さらにこのフラップ(16)
    は、本体ケーシング(10)の設置態様が壁掛式のとき
    には吹出口(12)からの吹出方向が床置式のときより
    も前方になるように設定されるものであることを特徴と
    する空気清浄機。
  2. 【請求項2】 本体ケーシング(10)の下面を床に設
    置する床置式と、上記本体ケーシング(10)の背面を
    壁に取り付ける壁掛式とを兼用に構成した空気清浄機で
    あって、本体ケーシング(10)の上面に吹出口(1
    2)を設けると共に、この吹出口(12)の上方を背面
    側から覆うように回動するフラップ(16)を上記吹出
    口(12)の後側に設け、本体ケーシング(10)の設
    置態様が床置式であるのか壁掛式であるのかを区別する
    設置態様区別手段(17)と、上記設定態様が壁掛式の
    ときには吹出口(12)からの吹出方向が床置式のとき
    よりも前方になるように上記フラップ(16)を制御す
    るフラップ制御手段(18)とを備えていることを特徴
    とする空気清浄機。
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JPS61132311A (ja) * 1984-11-30 1986-06-19 Toyoda Gosei Co Ltd ウレタン製品の製造方法
JPS63104626A (ja) * 1986-10-21 1988-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄器
JPH0659376B2 (ja) * 1988-04-19 1994-08-10 松下電器産業株式会社 空気清浄器

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