JP2635702B2 - カラー映像管 - Google Patents

カラー映像管

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JP2635702B2
JP2635702B2 JP63180156A JP18015688A JP2635702B2 JP 2635702 B2 JP2635702 B2 JP 2635702B2 JP 63180156 A JP63180156 A JP 63180156A JP 18015688 A JP18015688 A JP 18015688A JP 2635702 B2 JP2635702 B2 JP 2635702B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、インライン型電子銃、特に、主集束レン
ズとしてアインゼル・レンズを有するインライン型電子
銃を持つカラー映像管に関する。
〔発明の背景〕
アインゼル(einzel)レンズは、サドル・レンズ或い
はユニポテンシヤル・レンズとも呼ばれ、中央の電極と
その前後に配置された2個の電極との計3個の電極によ
つて形成される静電レンズである。中央の電極は、接地
電位点或いは比較的低い電位点のいずれかに結合されて
いる。前後の2個の電極は、通常陽極電位である比較的
高い電位の点に結合されている。アインゼル・レンズ
は、その集束のシヤープさがバイポテンシヤルレンズの
それに比べてやや劣るが、集束電極用に別の高電圧を必
要としないという利点を持つている。アインゼル・レン
ズを使用した電子銃は、商業的には例えばGE社のポータ
カラー(G.E.Portacolor)として知られている製品、ア
ールシーエー社の15NP22(RCA15NP22)として知られて
いる製品及びソニーのトリニトロン(登録商標)として
知られている製品に使用されているカラー映像管に実用
されている。アールシーエー社の15NP22(RCA15NP22)
として知られる製品はデルタ型電子銃を使用し、GE社の
ポータカラーとして知られる製品及びソニーのトリニト
ロン(登録商標)として知られる製品はインライン型電
子銃を使用している。アールシーエー社及びGE社の電子
銃では、各電子ビームの経路に配置される上記3個の電
極として個別の管状電極が使用されている。また、ソニ
ーの電子銃では、上記3個の電極として寸法の大きな管
状電極が使用されており、3本の電子ビームはこのアイ
ンゼル・レンズの中央で互に交差する形でこれらの電極
を通過する。
娯楽用の大型スクリーン・カラー映像管の電子銃は、
映像管スクリーン上に寸法が小さくかつ大電流の電子ビ
ーム・スポツトを発生できるように設計する必要があ
る。このためには、電子銃内のビーム形成領域が、容易
に集束できるような電子ビームを生成するものであるこ
と、および同じく電子銃中の主集束レンズが収差の少な
いものであることが必要である。電子銃のビーム形成領
域は、陰極、制御グリツト(G1)、スクリーン・グリツ
ド(G2)、及びこのG2と向き合つた集束電極の一部とか
ら成る。このビーム形成領域にとつて重要なことは、ビ
ーム断面全体にわたつて電流密度が均一な電子ビームを
生成しなければならないことである。そのような均一な
電流密度を実現する形として、G2−G3間においてビーム
の中心部分及び外側部分を選択的に事前集束(プリフオ
ーカス)する形の新しいビーム形成領域の形式が幾つか
開発された。これらの新しいビーム形成領域をバイポテ
ンシヤル主集束レンズと共に使用すると、非常に高い性
能が得られる。しかし、このような新しいビーム形成領
域を採用したバイポテンシヤル電子銃の性能は、ビーム
形成領域における不整合(位置ずれ)の影響を非常に受
けやすい。この不整合による影響の度合は従来の電子銃
のそれに比べて7倍以上にもなることがある。現在の製
造技術には固有の不整合公差があつてその公差によつて
この新しいビーム形成領域を用いた電子銃が使用できな
いような状態になる可能性もある。よつて、ビーム形成
領域における不整合に影響され難くすることによつてこ
の新しい形式のビーム形成領域を利用できる新しい電子
銃の設計が求められている。
〔発明の概要〕
この発明は、カラー映像管の改良に関するものであ
る。カラー映像管には、中央及びその両側の計3本のイ
ンライン型電子ビームを発生してこれらを最初同一平面
上にある経路に沿つて映像管のスクリーンに向けて投射
する電子銃が設けられている。この電子銃は、電子ビー
ムを集束する主集束レンズとして各ビームの経路中にア
インゼル・レンズを形成する3個の互いに離間された電
極を持つている。この発明の改良に従えば、第1のアイ
ンゼル・レンズ電極は3個のインライン型開孔を有する
第1の部分と3本の電子ビームすべてが通過する単一の
大きな開孔を形成する第2の部分とを有し、上記3個の
開孔はこの第2の部分より内側に(電極内部に)後退し
た位置に設けられている。第2のアインゼル・レンズ電
極は、3つのインライン型開孔を有する第1の部分と3
本の電子ビームすべてが通過する単一の大きな開孔を形
成する第2の部分とを有し、その3個の開孔はこの第2
の部分より内側に後退した位置に設けられている。上記
第1のアインゼル・レンズ電極の第2の部分と第2のア
インゼル・レンズ電極の第2の部分とは互いに向い合つ
ている。第2のアインゼル・レンズ電極は、更に、3つ
のインライン型開孔を有する第3の部分と3本の電子ビ
ームが通過する単一の大きな開孔を形成する第4の部分
とを有し、その3個の開孔は第4の部分より内側に後退
した位置に設けられている。第3のアインゼル・レンズ
電極は、3個のインライン型開孔を有する第1の部分と
3本の電子ビームすべてが通過する単一の大きな開孔を
形成する第2の部分とを有し、上記3個の開孔はこの第
2の部分より内側に後退した位置に設けられている。第
2のアインゼル・レンズ電極の第4の部分と第3のアイ
ンゼル・レンズ電極の第2の部分とは互いに向い合つて
いる。
〔実施例の詳細な説明〕
第1図には、ガラス製外囲器11を有する角形カラー映
像管10が示されている。外囲器11は、角形フエースプレ
ート・パネル12、管状ネツク部14及びこれらを連結する
角形フアンネル16から成つている。パネル12は、像観察
用のフエースプレート18と、フリツト・シール21によつ
てフアンネル16に封着された周辺フランジ即ち側壁20と
から成つている。このフエースプレート18の内表面に
は、モザイク状の3色螢光スクリーン22が形成されてい
る。スクリーン22は、螢光体の線が映像管10の高周波ラ
スタ線走査方向に対して実質的に垂直に(第1図の平面
に垂直に)伸延するライン・スクリーンであることが望
ましいが、またドツト・スクリーンであつてもよい。多
数の開孔を有する色選択電極即ちシヤドウマスク24が、
スクリーン22に対し所定の間隔をもつて、取り外し可能
に通常の手段によつて取り付けられている。第1図に破
線で示された、この発明のインライン型電子銃26は、ネ
ツク部14内にその中心部に取り付けられていて、3本の
電子ビーム28を発生し、これらを同一平面上の集中経路
に沿いシヤドーマスク24を通してスクリーン22に向けて
投射する。
第1図の映像管は、フアンネル16とネツク部14との連
結部付近に在るヨーク30のような外部磁気偏向ヨークと
共に使用されるように構成されている。ヨーク30が付勢
されると、3本の電子ビーム28はヨーク30による磁界の
作用を受けてスクリーン22上を水平及び垂直に走査して
角形ラスタを描く。偏向作用の開始面(偏向量零の面)
は、ヨーク30のほぼ中央を通る第1図の線P−Pによつ
て示されている。フリンジ磁界のために、映像管10の偏
向域は、ヨーク30から電子銃26の領域内へと軸方向に伸
延している。図を簡単にするため、この偏向域における
偏向ビーム経路の実際の湾曲は、第1図には示されてい
ない。
電子銃26の詳細は、第2図乃至第5図に示されてい
る。電子銃26は、互いに等間隔で同一平面上に並置され
た3個の陰極32(各ビームについて1個)、制御グリツ
ド電極34(G1)、スクリーン・グリツド電極36(G2)、
第1のアインゼル・レンズ電極38(G3)、第2のアイン
ゼル・レンズ電極40(G4)及び第3のアインゼル・レン
ズ電極44(G5)から成つていて、これらの電極は上記の
順序で2本の支持ロツド(図示せず)に互いに離間して
取り付けられている。
陰極32、G1電極34、G2電極36、及びこのG2電極36に面
したG3電極38の端壁は、電子銃26のビーム形成領域を構
成している。G3電極38の他方の端壁、G4電極40及びG5電
極44は、電子銃26の主集束レンズ部分を構成している。
この主集束レンズはユニポテンシヤル型であり、通常ア
インゼル・レンズと呼ばれている。この電子銃26では、
G3電極38はG5電極44に電気的に接続され、このG5電極44
は陽極電位点に結合されている。G4電極40は、陽極電位
に比べて低い電位点である集束電圧点に結合されてい
る。
各陽極32は、前端部をキヤツプ48で閉塞された陽極ス
リーブ46より成り、このキヤツプは電子放射材料の端部
被膜50を持つている。各陰極32は、スリーブ46の内部に
配置されたヒータ・コイルによつて間接加熱される。制
御グリツド電極34及びスクリーン・グリツド電極36は、
互いにある微小間隔をもつて近接配置された2枚の平板
であり、それぞれ陰極32の端部被膜50と中心が一致しか
つ相互に整列した(中心線の一致した)3個の小さな開
孔65及び67の組を持ち、同一平面上で互いに等間隔を有
しスクリーン22へ向つて進む3本の電子ビームを発生さ
せる。それら電子ビームの経路の最初の部分は、互いに
実質的に平行であり、かつその中央ビームの経路は中心
軸A−Aと一致していることが望ましい。
G3電極38は、第1のアインゼル・レンズ電極であり第
1の部材51及び第2の部材52を持つている。この第1の
アインゼル・レンズ電極38の第1の部材51の第1の部分
53は、平坦であり3個のインライン型開孔54を持つてい
る。この第1の部分53は、第1のアインゼル・レンズ電
極38の第1の部材51の第2の部分56から凹所内に後退し
たところに位置している。第2の部分56は、3本の電子
ビーム28全部が通過する1個の大きな開孔58を形成する
連続したリムである。電極38の第2の部材52はカツプ状
であり、その開口端は第1の部材51に取り付けられ、そ
の底部すなわち端壁は3個のインライン型開孔64を有
し、G2電極36と向き合つている。
G4電極40は、第2のアインゼル・レンズ電極であり第
1の部材60、第2の部材61及び第3の部材62を持つてい
る。この第2のアインゼル・レンズ電極40の第1の部材
60の第1の部分66は、平坦であり3個のインライン型開
孔68を持つている。この第1の部分66は、第2のアイン
ゼル・レンズ電極40の第1の部材60の第2の部分69から
凹所内にひつこんで位置している。第2の部分69は、3
本の電子ビームすべてが通過する単一の大きな開孔71を
形成する連続したリムである。
第2のアインゼル・レンズ電極40の第2の部材61は、
第1の部材60と第3の部材62との間に取り付けられたフ
ランジ付端部を有する筒体である。第2のアインゼル・
レンズ電極40の第3の部材62の第1の部分72は、平坦で
あり3個のインライン型開孔74を持つている。この第1
の部分72は、第2のアインゼル・レンズ電極40の第3の
部材62の第2の部分76から後退して凹所内に位置してい
る。この第2の部分76は、3本の電子ビームすべてが通
過する1個の大きな開孔80を形成する連続したリムであ
る。
G5電極44は第3のアインゼル・レンズ電極である。こ
の第3のアインゼル・レンズ電極44の第1の部分82は、
平坦であり3個のインライン型開孔84を持つている。こ
の第1の部分82は、第3のアインゼル・レンズ電極44の
第2の部分88から凹所内にひつこんで位置する。この第
2の部分88は、3本の電子ビームすべてが通過する1個
の大きな開孔90を形成する連続したリムである。
第4図には、G5電極44の第2の部分88によつて形成さ
れる大きな開孔90の形状が示されている。この開孔90
は、中央電子ビームの経路の部分におけるよりも外側電
子ビームの経路の所で垂直方向の幅が広くなつている。
このような形状は、「ドツグボーン(dogbone)」形或
いは「バーベル(barbell)」形と呼ばれている。G3電
極38の第1の部材51における第2の部分56の大きな開孔
58の形状は、開孔90のそれと同様なものである。
第5図には、G4電極40の第3の部材62の第2の部分76
における大きな開孔80の形状が示されている。この開孔
80は、各電子ビーム経路の部分における垂直方向の幅が
均一であり両端部が丸くなつている。このような形状は
「レーストラツク(recetrack)」形と呼ばれている。G
4電極40の第1の部材60における第2の部分69の大きな
開孔71の形状は、開孔80のそれと同様なものである。
電子銃26の設計に当つては、容易に集束されたビーム
を生成し得るように、そのビーム形成領域内における各
グリツドの厚さ及び相互の間隔が選択される。各アイン
ゼル・レンズを形成する電極の形状と寸法は、所望の集
束作用が得られるように決定される。表I及び表IIに
は、相異なる2種類の電子銃26における特定寸法が示さ
れている。
コンピユータ・シミユレーシヨンによれば、表Iに示
された諸寸法を使用して構成した電子銃を、26V110型映
像管に組込みアルタ電圧25kV、ビーム電流4mAで動作さ
せた場合、中央の電子ビームは、ピーク電流時のビーム
寸法2.01mm×2.74mm(水平×垂直)の5%になることが
判つた。またこの電子銃は9.2kV(アルタ電圧の37%)
でビームを集束し、外側ビームのミスコンバーゼンスは
ゼロに近くなる。
表IIの諸寸法をもつ電子銃は、表Iの諸寸法をもつ電
子銃と幾つかの点で重要な違いがある。まず第1に、G3
電極の底部における開孔の中心間間隔がやや大きくなつ
ている。この間隔が大きくなつたことは集束電圧の変動
に対する電子銃の感度の低下に役立つ。また、G3電極の
底部には、開孔と重畳関係をなす、垂直方向に細長いス
ロツトが設けられている。更にまた、この2種類の電子
銃間では、アインゼル・レンズを形成する3個の電極の
寸法も可成り異なつている。G3の電極のスロツトによつ
て主集束レンズとヨーク領域とにおける垂直方向のビー
ムの高さが減少して3重の効果が得られる。すなわち、
第1に主集束レンズにおける垂直方向のビームの高さの
減少によつて、不整合に対する感度が更に低減される。
第2にこの主集束レンズにおけるビーム寸法の減少によ
つて、低電流時の垂直方向のスポツト寸法が増大してモ
アレが減少する。第3に、ヨーク領域において垂直方向
のビーム寸法が減少することによつて、ヨークによつて
誘発されるビーム歪み(これは主に垂直方向に作用す
る)の量が減少する。
コンピユータ・シミユレーシヨンによれば、表IIに示
された寸法を使用して構成した電子銃を26V110型映像管
に組込み、アルタ電圧25kV、ビーム電流4mAで動作させ
た場合、中央の電子ビームは、ピーク電流ビーム寸法1.
95mm×2.76mm(水平×垂直)の5%のビーム寸法になる
ことが判つた。
コンピユータ・シミユレーシヨンによつて得られた電
子ビーム寸法が表IIIに要約されており、また第6a図、
第6b図、第7a図、第7b図、第8a図及び第8b図に図解され
ている。第6a図、第7a図及び第8a図には、それぞれ、ビ
ーム形成領域における開孔が相互に充分に整合している
場合の、従来技術の電子銃、表Iの電子銃及び表IIの電
子銃について、それぞれのカラー映像管スクリーンの中
心部における電子ビーム・スポツトの形状が示されてい
る。図示の5%の曲線と50%の曲線は、それぞれ、その
電流強度が電子ビーム・スポツトのピーク強度の5%と
50%である場合の輪郭を表わしている。第6b図、第7b図
及び8b図には、従来技術の電子銃、表Iの電子銃及び表
IIの電子銃において、それぞれG2電極の中央の開孔が垂
直方向に0.0254mm(1ミル)だけ不整合になつた(ずれ
た)場合の中央の電子ビーム・スポツトの形状が示され
ている。表IIIに示されたスポツト寸法は、アルタ電位2
5kV、電子ビーム電流4mAで動作させた26V110型映像管に
おける5%の電流強度時の輪郭を表わすものである。
上記の結果から判るように、上記2種の新規なアイン
ゼル・レンズ電子銃の実施例は、従来技術の電子銃に比
べてより小さな電子ビーム・スポツトを生成する。しか
し、第6a図と第6b図とを比較すると判るように、従来技
術の電子銃はG2電極に0.0254mm(1ミル)の不整合があ
つても実質的に影響を受けない。表Iに示す新規な電子
銃では、その電子ビーム・スポツト寸法は非常に改善さ
れるが、第7b図に示されるようにG2電極の不整合によつ
て幾分影響される。表IIに示す電子銃の構造では、小さ
なビーム・スポツトが得られるのみならずG2電極の不整
合による影響が比較的少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施したシヤドー・マスク・カラー
映像管の一部軸に沿つた断面で示す側面図、第2図及び
第3図はそれぞれ第1図において破線で示した電子銃の
軸に沿つた断面を示す側面図及び上面図、第4図は第3
図の線4−4側から見た電子銃の電極の断面図、第5図
は第3図の線5−5側から見た電子銃の電極の断面図、
第6a図及び第6b図はそれぞれビーム形成領域が整合状態
にある場合と不整合状態にある場合の従来技術のカラー
映像管における電子ビーム・スポツトの形状を図形的に
示す図、第7a図及び第7b図はそれぞれビーム形成領域が
整合状態にある場合と不整合状態にある場合のこの発明
によるカラー映像管の第1例における電子ビーム・スポ
ツトの形状を図形的に示す図、第8a図及び第8b図はそれ
ぞれビーム形成領域が整合状態にある場合と不整合状態
にある場合のこの発明によるカラー映像管の第2例にお
ける電子ビーム・スポツトの形状を図形的に示す図であ
る。 10……カラー映像管、14……ネツク部、16……フアンネ
ル、18……フエースプレート、22……スクリーン、26…
…電子銃、28……電子ビーム、38……第1のアインゼル
・レンズ電極、40……第2のアインゼル・レンズ電極、
44……第3のアインゼル・レンズ電極、53……第1のア
インゼル・レンズ電極の第1の部分、54……第1の部分
53の(3個の)インライン型開孔、56……第1のアイン
ゼル・レンズ電極の第2の部分、58……第2の部分56が
形成する1個の大きな開孔、66……第2のアインゼル・
レンズ電極の第1の部分、68……第1の部分66の(3つ
の)インライン型開孔、69……第2のアインゼル・レン
ズ電極の第2の部分、71……第2の部分69が形成する1
個の大きな開孔、72……第2のアインゼル・レンズ電極
の第3の部分、74……第3の部分72の(3個の)インラ
イン型開孔、76……第2のアインゼル・レンズ電極の第
4の部分、80……第4の部分76が形成する1個の大きな
開孔、82……第3のアインゼル・レンズ電極の第1の部
分、84……第1の部分82の(3個の)インライン型開
孔、88……第3のアインゼル・レンズ電極の第2の部
分、90……第2の部分88が形成する1個の大きな開孔。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−37638(JP,A) 特開 昭58−23148(JP,A) 特開 昭61−19030(JP,A) 特開 昭52−12564(JP,A) 特開 昭55−151753(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネック部、ファンネル及びフェースプレー
    トを有するカラー映像管であって、このカラー映像管は
    更に中央及びその両外側の計3本のインライン型電子ビ
    ームを発生してこれらを最初同一平面上の経路に沿って
    映像管のスクリーンへ向けて投射するインライン型電子
    銃を上記ネック部内に具えており;上記電子銃は、各電
    子ビームの経路中に、各電子ビームを集束するための主
    集束レンズを形成するアインゼル・レンズを生成する、
    互いに離間した3個の電極を有し、 上記アインゼル・レンズを形成する電極のうちの第1の
    電極は、3個のインライン型開孔を持つ第1の部分と、
    3本の電子ビームすべてが通過する1個の大きな開孔を
    形成する第2の部分とを有し、上記第1の部分の3個の
    開孔は上記第2の部分より内側に後退した位置に設けら
    れており、 上記アインゼル・レンズを形成する電極のうちの第2の
    電極は、3個のインライン型開孔を有する第1の部分
    と、3本の電子ビームすべてが通過する1個の大きな開
    孔を形成していて上記アインゼル・レンズの第1の電極
    の第2の部分と向き合った第2の部分と、3個のインラ
    イン型開孔を有する第3の部分と、3本の電子ビームす
    べてが通過する1個の大きな開孔を形成する第4の部分
    とを有し、上記第1の部分の3個のインライン型開孔は
    上記第2の部分よりも内側に後退した位置に設けられ、
    また上記第3の部分の3個のインライン型開孔は上記第
    4の部分よりも内側に後退した位置に設けられており、 上記アインゼル・レンズを形成する電極のうちの第3の
    電極は、3個のインライン型開孔を有する第1の部分
    と、3本の電子ビームすべてが通過する1個の大きな開
    孔を形成する第2の部分とを有し、上記第1の部分の3
    個のインライン型開孔は上記第2の部分より内側に後退
    した位置に設けられており、上記第2の部分は上記アイ
    ンゼル・レンズの第2の電極の第4の部分と向き合って
    おり、 上記第2のアインゼル・レンズ電極の上記第2及び第4
    の部分における上記一個の大きな開孔の各々はレースト
    ラック型形状を有しており、上記第1及び第3のアイン
    ゼル・レンズ電極の上記第2の部分における上記1個の
    大きな開孔の各々はドッグボーン型形状を有している、
    カラー映像管。
JP63180156A 1987-07-20 1988-07-19 カラー映像管 Expired - Fee Related JP2635702B2 (ja)

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