JPS5937638A - カラ−受像管用電子銃 - Google Patents
カラ−受像管用電子銃Info
- Publication number
- JPS5937638A JPS5937638A JP14617282A JP14617282A JPS5937638A JP S5937638 A JPS5937638 A JP S5937638A JP 14617282 A JP14617282 A JP 14617282A JP 14617282 A JP14617282 A JP 14617282A JP S5937638 A JPS5937638 A JP S5937638A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- electron
- short cylinder
- electrode
- main lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
- H01J29/503—Three or more guns, the axes of which lay in a common plane
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カラーテレビジョン受像管(CPT: Co
1or picture ’I’ube )の電子銃、
とくにインライン型電子銃に係シ、この電子銃の主レン
ズ系を構成する電極の構造に関する。
1or picture ’I’ube )の電子銃、
とくにインライン型電子銃に係シ、この電子銃の主レン
ズ系を構成する電極の構造に関する。
CPTのフォーカス特性に影響を与える要因の一つに受
像管電子銃主レンズの口径がある。良好なフォーカス特
性を得るには、主レンズの口径ができるだけ大きいこと
が望ましい。
像管電子銃主レンズの口径がある。良好なフォーカス特
性を得るには、主レンズの口径ができるだけ大きいこと
が望ましい。
しかし、インライン型電子銃では、緑(G)。
青(B)、赤(几)3色のそれぞれに対応する3個の電
子銃を同一水平面に配列し、一体化しているので、内径
の限定されたネック管内に電子銃を収容すると、各電子
銃の主レンズを構成する円筒の口径および主レンズ間隔
のとシ得る値は大きく制約を受け、主レンズ口径を増大
しようという請求を満たすことは非常に困難である。
子銃を同一水平面に配列し、一体化しているので、内径
の限定されたネック管内に電子銃を収容すると、各電子
銃の主レンズを構成する円筒の口径および主レンズ間隔
のとシ得る値は大きく制約を受け、主レンズ口径を増大
しようという請求を満たすことは非常に困難である。
第1図は、現行のインライン型カラー受像管の概略構造
を示す図である。
を示す図である。
内部を真空状態に保ったガラス製の外囲器1のフェース
プレート部2の内壁には、3色の蛍光体を交互にストラ
イプ状に塗布した蛍光面3が設けられている。
プレート部2の内壁には、3色の蛍光体を交互にストラ
イプ状に塗布した蛍光面3が設けられている。
外囲器1の他端に設けられた陰極6,7.8はそれらの
中心軸15,16.17と共通の中心軸を有する孔を明
けられた第1格子9.第2格子10、第3格子11.第
4格子12および遮蔽カップ13と組合わされて3組の
電子銃を形成する。
中心軸15,16.17と共通の中心軸を有する孔を明
けられた第1格子9.第2格子10、第3格子11.第
4格子12および遮蔽カップ13と組合わされて3組の
電子銃を形成する。
第3格子11と第4格子12の間に形成される電子レン
ズは、それぞれの電子ビームを蛍光面に向って集束する
主レンズである。
ズは、それぞれの電子ビームを蛍光面に向って集束する
主レンズである。
陰極6,7.8よ多発生した電子は、第1格子9、第2
格子10により加速集束され、電子ビームとなって第3
格子11に突入し、主レンズによって集束されつつ蛍光
面に到達する。
格子10により加速集束され、電子ビームとなって第3
格子11に突入し、主レンズによって集束されつつ蛍光
面に到達する。
それぞれの電子ビームに対応する3個の主レンズのうち
中央のレンズはほぼ軸対称に構成されているので、中央
の電子ビームは主レンズによる集束を受けた後直進する
。
中央のレンズはほぼ軸対称に構成されているので、中央
の電子ビームは主レンズによる集束を受けた後直進する
。
一方、両側の主レンズには非軸対称の構成要素が含まれ
ているので、両側の電子ビームは主レンズによる集束力
と同時に、中央ビーム方向への集中力を受け、蛍光面(
正しくはシャドウマスク4の入射面)において中央ビー
ムと交叉する。
ているので、両側の電子ビームは主レンズによる集束力
と同時に、中央ビーム方向への集中力を受け、蛍光面(
正しくはシャドウマスク4の入射面)において中央ビー
ムと交叉する。
電子ビームに集中力を与える非軸対称要素を構成する方
法としては、第3格子11と第4格子12の対向面に明
けられた孔を互いに偏心させる方法や、開孔を電子ビー
ム集中方向に傾ける方法が広く用いられている。
法としては、第3格子11と第4格子12の対向面に明
けられた孔を互いに偏心させる方法や、開孔を電子ビー
ム集中方向に傾ける方法が広く用いられている。
なお、14は外囲器外部に装着した磁界偏向ヨークであ
る。
る。
上記困難を解決するために、発明者らは、さきに広ギヤ
ツプ型主レンズを提案した。広犀ギャップ型主レンズは
第2図にその一例を示すごとく、第3格子11と第4格
子12の対向面を形成する極板11bと12b’t、そ
れを囲む外周電極をそのままにしておいて、それぞれ互
いに離れる方向に後退(広ギヤツプ化)させである。こ
のようにすると主レンズのレンズ強度を弱めることがで
きるので、主レンズ口径を実効的に増大させ、電子ビー
ムのフォーカス特性を改善することができる。
ツプ型主レンズを提案した。広犀ギャップ型主レンズは
第2図にその一例を示すごとく、第3格子11と第4格
子12の対向面を形成する極板11bと12b’t、そ
れを囲む外周電極をそのままにしておいて、それぞれ互
いに離れる方向に後退(広ギヤツプ化)させである。こ
のようにすると主レンズのレンズ強度を弱めることがで
きるので、主レンズ口径を実効的に増大させ、電子ビー
ムのフォーカス特性を改善することができる。
−極板の後退によって発生するレンズの非軸対称性は、
極板の開口部を屈曲させることによって補正するが、第
2図に示した例では、極板116゜126それぞれの開
孔に押入した短円筒113゜114.115,123,
124および125の高さく外周電極の縁112,12
2に接する平面から短円筒までの距離)’(+−1それ
ぞれの短円筒の円周方向に沿って変化させることによっ
て、非軸対称性を補正している。
極板の開口部を屈曲させることによって補正するが、第
2図に示した例では、極板116゜126それぞれの開
孔に押入した短円筒113゜114.115,123,
124および125の高さく外周電極の縁112,12
2に接する平面から短円筒までの距離)’(+−1それ
ぞれの短円筒の円周方向に沿って変化させることによっ
て、非軸対称性を補正している。
上記広ギヤツプ型主レンズによって、主レンズの有効口
径を増大されることが可能になったが、このレンズに詳
細な検討を加えるにつれて、なお、技術的な問題点のあ
ることが判明した。
径を増大されることが可能になったが、このレンズに詳
細な検討を加えるにつれて、なお、技術的な問題点のあ
ることが判明した。
すなわち、広ギヤツプ型主レンズにおいては、極板11
6,12flそれぞれ後退させることによって発生した
レンズの非軸対称性を、同極板の屈曲、あるいは、同極
板より外周電極の縁112゜122に向う方向に突出し
た短円筒113,114゜115.123,124,1
25の高さの変化によって補正する手段をとっているが
、極板の屈曲による方法には、同極板の曲面を精度良く
加工できないという欠点、短円筒による方法には短円筒
が互いにその頂部を突き合わせているために頂部のわず
かの変形がビーム特性に大きな影響を与え、また短円筒
間に印加される高電圧のために電極間に放電を発生させ
易いという欠点がある。
6,12flそれぞれ後退させることによって発生した
レンズの非軸対称性を、同極板の屈曲、あるいは、同極
板より外周電極の縁112゜122に向う方向に突出し
た短円筒113,114゜115.123,124,1
25の高さの変化によって補正する手段をとっているが
、極板の屈曲による方法には、同極板の曲面を精度良く
加工できないという欠点、短円筒による方法には短円筒
が互いにその頂部を突き合わせているために頂部のわず
かの変形がビーム特性に大きな影響を与え、また短円筒
間に印加される高電圧のために電極間に放電を発生させ
易いという欠点がある。
上記欠点は、広ギヤツプ型主レンズの特性を損ね、その
実用性を失なわせるような性質のものではないが、よυ
作シ易く使い易い電子銃を作るためには、これら欠点を
除去した主レンズの一発が望まれる。
実用性を失なわせるような性質のものではないが、よυ
作シ易く使い易い電子銃を作るためには、これら欠点を
除去した主レンズの一発が望まれる。
本発明の目的は、1記入点を除去した広ギヤツプ主レン
ズによって、主レンズの外形がネック管径等によって制
約を受けているような場合に、主レンズの口径を実効的
に増大し、電子銃のフォーカス特性を改善することがで
きるカラー受像管用電子銃を提供することにある。
ズによって、主レンズの外形がネック管径等によって制
約を受けているような場合に、主レンズの口径を実効的
に増大し、電子銃のフォーカス特性を改善することがで
きるカラー受像管用電子銃を提供することにある。
広ギヤツプ型主レンズの構成を種々解析した結果、極板
の後退によって発生したレンズの非軸対称性の大部分は
、第3格子、第4格子それぞれの極板の後退量を適当な
値に組み合わせることにょシ補償できることが判明した
。
の後退によって発生したレンズの非軸対称性の大部分は
、第3格子、第4格子それぞれの極板の後退量を適当な
値に組み合わせることにょシ補償できることが判明した
。
また、同極板開孔部に取付けた短円筒の高さを、上記と
同様に、第3格子、第4格子それぞれで適当な値に組合
わせることによっても、同様の補償が行なえることが判
った。
同様に、第3格子、第4格子それぞれで適当な値に組合
わせることによっても、同様の補償が行なえることが判
った。
えられる。
この補償作用は以下に述べる原理に依るものと考対向す
る一対の電極間に電圧を印加することによって、低電位
側に集束レンズ、高電位側に発散レンズが形成され、両
レンズの合成として集束形の電子レンズが得られる。す
なわち、通常のBPF型主レンズでは、第3格子側に集
束レンズ、第4格子側に発散レンズが形成される。
る一対の電極間に電圧を印加することによって、低電位
側に集束レンズ、高電位側に発散レンズが形成され、両
レンズの合成として集束形の電子レンズが得られる。す
なわち、通常のBPF型主レンズでは、第3格子側に集
束レンズ、第4格子側に発散レンズが形成される。
ここで、広ギヤツプ型主レンズの場合について説明する
。広ギヤツプ型主レンズにおいては、外周電極中に極板
を後退させることによって、レンズ特性に外周電極形状
の効果が導入され、一般に、水平方向よシも垂直方向の
レンズ作用が強いという非軸対称レンズ成分が発生する
。この非軸対称成分は、第3格子においては、垂直方向
の集束レンズが強く、第4格子においては同方向の発散
レンズが強いことに相当する◎ そこで、両電極の極板・短円筒等の構造寸法を適当に選
ぶと、これら集束レンズと発散レンズが互いに打消し合
うことによって、非軸対称成分の少ない集束形電子レン
ズを得ることができる。
。広ギヤツプ型主レンズにおいては、外周電極中に極板
を後退させることによって、レンズ特性に外周電極形状
の効果が導入され、一般に、水平方向よシも垂直方向の
レンズ作用が強いという非軸対称レンズ成分が発生する
。この非軸対称成分は、第3格子においては、垂直方向
の集束レンズが強く、第4格子においては同方向の発散
レンズが強いことに相当する◎ そこで、両電極の極板・短円筒等の構造寸法を適当に選
ぶと、これら集束レンズと発散レンズが互いに打消し合
うことによって、非軸対称成分の少ない集束形電子レン
ズを得ることができる。
以下、本発明の一実施例を第3図によシ説明する。本実
施例にあっては、電子レンズは第3格子11、第4格子
1zの両電極間に形成される。各電極の構造は、例えば
第3格子11においては以下のように構成されている。
施例にあっては、電子レンズは第3格子11、第4格子
1zの両電極間に形成される。各電極の構造は、例えば
第3格子11においては以下のように構成されている。
第3格子11の外周電極111中に極板116を設け、
外周電極111の縁112から距離d1だけ後退した位
置に固定する。極板116には電子ビームを通過させる
3個の孔が明けられ、各々の孔には、短円筒113,1
14,115がと9つけられ、電極の対向部とは反対の
方向に突出している。
外周電極111の縁112から距離d1だけ後退した位
置に固定する。極板116には電子ビームを通過させる
3個の孔が明けられ、各々の孔には、短円筒113,1
14,115がと9つけられ、電極の対向部とは反対の
方向に突出している。
このように構成した電極11と12とを図示のように対
向させ、所定の電圧を印加すると、両電極間に電子レン
ズが形成されるが、このレンズを詳細に見ると、以下の
ように分解することができる。外周電極の縁112,1
22間には大きなレンズが形成され、さらに極板116
,126に設けられた円形の開孔部にはそれぞれ小さな
レンズが形成されているが、前述のごとく、低電位電極
の第3格子11に属するレンズは集束レンズであシ、高
電位電極の第4格子12に属するレンズはの 発散レンズである。通常用いられている外周電極、形状
から前記の大きなレンズは、縦方向に強い非軸対称レン
ズである。極板116,126の開孔部に形成されるレ
ンズは、短円筒の高さが充分高い場合には、はぼ軸対称
であると見做せるが、低い場合には、外周電極の影響に
よシ、縦方向に強い非軸対称レンズとなる。
向させ、所定の電圧を印加すると、両電極間に電子レン
ズが形成されるが、このレンズを詳細に見ると、以下の
ように分解することができる。外周電極の縁112,1
22間には大きなレンズが形成され、さらに極板116
,126に設けられた円形の開孔部にはそれぞれ小さな
レンズが形成されているが、前述のごとく、低電位電極
の第3格子11に属するレンズは集束レンズであシ、高
電位電極の第4格子12に属するレンズはの 発散レンズである。通常用いられている外周電極、形状
から前記の大きなレンズは、縦方向に強い非軸対称レン
ズである。極板116,126の開孔部に形成されるレ
ンズは、短円筒の高さが充分高い場合には、はぼ軸対称
であると見做せるが、低い場合には、外周電極の影響に
よシ、縦方向に強い非軸対称レンズとなる。
これらのレンズ各々の強さを勘案して、極板の後退量d
l l d2 %短円筒の高さす、、h、を適尚に選ぶ
と、この部分を通過する3本の電子ビームのそれぞれに
対し、軸対称の電子レンズを形成することができる。
l l d2 %短円筒の高さす、、h、を適尚に選ぶ
と、この部分を通過する3本の電子ビームのそれぞれに
対し、軸対称の電子レンズを形成することができる。
さて、ここで、インライン型電子銃に必須の要素である
電子ビームの静的集中(STC:5iatic Con
verg6nce )について述べる。
電子ビームの静的集中(STC:5iatic Con
verg6nce )について述べる。
8TCは、隘極、第1格子、第2格子によって平行に形
成された3本の電子ビームのうち、両側にあるビームを
主レンズで偏向させ、スクリーン面(正しくはシャドウ
マスク4の入射面)で3本のビームを交叉させる作用で
あシ、このためには、主レンズ部で両側ビームに作用す
る非軸対称要素が必要である。現行のインライン型電子
銃においては、前述のような手段で非軸対称要素を形成
したが、本発明においては他の手段によらなければなら
ない。
成された3本の電子ビームのうち、両側にあるビームを
主レンズで偏向させ、スクリーン面(正しくはシャドウ
マスク4の入射面)で3本のビームを交叉させる作用で
あシ、このためには、主レンズ部で両側ビームに作用す
る非軸対称要素が必要である。現行のインライン型電子
銃においては、前述のような手段で非軸対称要素を形成
したが、本発明においては他の手段によらなければなら
ない。
外周電極の縁112.122間に形成される大きなレン
ズは、両側のビームに対して内側へ曲げる力を生ずる偏
向器として働くことがわかる。そこで、STCに関して
は、極板116,126の後退量d、、dtが大きく寄
与しているので、d、、d、の決定に際しては、電子ビ
ームに対する個々のレンズ作用と同時に両側ビームに対
する偏向作用をも考えて数値を定めることが重要である
。また、このようにd+ + dt を定めると、中央
ビーム用レンズの補償に必要な短円筒の高さと、両側ビ
ーム用レンズの補償に必要な短円筒の高さとは、第3図
で説明したような同一の高さとはならず、それぞれ別の
最適高さを有するようになる。
ズは、両側のビームに対して内側へ曲げる力を生ずる偏
向器として働くことがわかる。そこで、STCに関して
は、極板116,126の後退量d、、dtが大きく寄
与しているので、d、、d、の決定に際しては、電子ビ
ームに対する個々のレンズ作用と同時に両側ビームに対
する偏向作用をも考えて数値を定めることが重要である
。また、このようにd+ + dt を定めると、中央
ビーム用レンズの補償に必要な短円筒の高さと、両側ビ
ーム用レンズの補償に必要な短円筒の高さとは、第3図
で説明したような同一の高さとはならず、それぞれ別の
最適高さを有するようになる。
d、、d、、h、、h、等の決定に当っては、外周電極
の形状、求める電子レンズの強度など多数の要因を考慮
する必畳があり、経験的に与えられる要素が多い。
の形状、求める電子レンズの強度など多数の要因を考慮
する必畳があり、経験的に与えられる要素が多い。
第4図は、本発明の他の実施例を示す図である。
外周電極関口部の断面形状が扁平に近い場合や、狭い開
口面積の外周電極中に大きな円孔を明けた極板を設置す
る場合には、電子レンズ特性に与える外周電極の影響が
複雑で、第3図に示した構造では電子レンズの非軸対称
性を充分に補償できない場合がある。第4図は、このよ
うな場合に用いて好適な構造であって、極板の後退量や
短円筒高さの制御によって補償されなかった分を、短円
筒端部の形状を変形することによって補なうものである
。短円筒の高さをその円周方向に沿って任意に変化する
ことによって、外周電極の複雑な影響を補償することが
できる。
口面積の外周電極中に大きな円孔を明けた極板を設置す
る場合には、電子レンズ特性に与える外周電極の影響が
複雑で、第3図に示した構造では電子レンズの非軸対称
性を充分に補償できない場合がある。第4図は、このよ
うな場合に用いて好適な構造であって、極板の後退量や
短円筒高さの制御によって補償されなかった分を、短円
筒端部の形状を変形することによって補なうものである
。短円筒の高さをその円周方向に沿って任意に変化する
ことによって、外周電極の複雑な影響を補償することが
できる。
従来の広ギヤツプ型主レンズとは異なり、短円筒が電極
突合せ面から遠ざかる方向に突出しており、また非軸対
称成分補償の大部分を他の手段に依っているので、短円
筒高さに与えるべき変化はごく少ないもので良い。また
、短円筒高さの変化が電子ビームに与える効果は極端に
強くは無いから、短円筒加工精度に関する負担は軽減さ
れる。
突合せ面から遠ざかる方向に突出しており、また非軸対
称成分補償の大部分を他の手段に依っているので、短円
筒高さに与えるべき変化はごく少ないもので良い。また
、短円筒高さの変化が電子ビームに与える効果は極端に
強くは無いから、短円筒加工精度に関する負担は軽減さ
れる。
以上、本発明によれば、外形やビーム間隔等を制約され
たなかで、実効的に口径の大きな主レンズを構成するこ
とができ、カラー受像管のフォーカス特性を格段に改善
することができる。
たなかで、実効的に口径の大きな主レンズを構成するこ
とができ、カラー受像管のフォーカス特性を格段に改善
することができる。
本発明による主レンズ電極の開孔形状は、実質的に円形
であり、組立治具の製作等に当っては、特殊形状の加工
が不要で、精度の高い主レンズの組立ができるという利
点がある。
であり、組立治具の製作等に当っては、特殊形状の加工
が不要で、精度の高い主レンズの組立ができるという利
点がある。
なお、本発明は、説明に使用したパイポテンシャル型主
レンズのみならず、ユニポテンシャル型またはその他の
形の主レンズにも適用できることは勿論である。
レンズのみならず、ユニポテンシャル型またはその他の
形の主レンズにも適用できることは勿論である。
第1図は、従来のインライン型カラー受像管の概略構造
を示す断面図、第2図は、広ギヤツプ型主レンズの一例
を示す要部断面図、第3図は、本発明の一実施例の主レ
ンズを示す断面図、第4図は、本発明の他の実施例の主
レンズを示す断面図である。 1・・・カラー受像管外囲器、2・・・フェースプレー
ト部、3・・・蛍光面、4・・・シャドウマスク、5・
・・内部導体、6,7.8・・・陰極、9・・・第1格
子、1o・・・第2格子、11・・・第3格子、111
・・・外周電極、113.114,115・・・短円筒
、116・・・極板、12・・・第4格子、121・・
・外周電極、123゜124.125・・・短円筒、1
26・・・極板。 ¥J 2 図 II //2 /2z 第 3 区 児4− 図 /12
を示す断面図、第2図は、広ギヤツプ型主レンズの一例
を示す要部断面図、第3図は、本発明の一実施例の主レ
ンズを示す断面図、第4図は、本発明の他の実施例の主
レンズを示す断面図である。 1・・・カラー受像管外囲器、2・・・フェースプレー
ト部、3・・・蛍光面、4・・・シャドウマスク、5・
・・内部導体、6,7.8・・・陰極、9・・・第1格
子、1o・・・第2格子、11・・・第3格子、111
・・・外周電極、113.114,115・・・短円筒
、116・・・極板、12・・・第4格子、121・・
・外周電極、123゜124.125・・・短円筒、1
26・・・極板。 ¥J 2 図 II //2 /2z 第 3 区 児4− 図 /12
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、蛍光面に向けて3本の電子ビームを発生する電子ビ
ーム発生手段と、上記3本の電子ビームを上記蛍光面に
集束させる主レンズとを具備したカラー受像管において
、上記主レンズを構成する一対の電極が、互いに間隔金
隔てて設けられ、上記電極が上記3本の電子ビームを取
υ囲む2個の外周電極と、上記外周電極の内部にそれぞ
れの対向端面に接近して設けられた極板と、上記極板に
設けられた電子ビーム通過用円孔と同軸的に設けられ上
記対向端面と逆方向に突出する短円筒とから成シ、上記
極板の対向端面か\ らの距離または上記短円筒の高さの、少なくともいずれ
か一方が、上記一対の電極相互間で関連づけられて制御
され、上記主レンズの非軸対称要素を軽減するように構
成されたことを特徴とするカラー受像管用電子銃。 2、上記短円筒の高さがその開口周辺に沿って変化して
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラ
ー受像管用電子銃。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14617282A JPS5937638A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | カラ−受像管用電子銃 |
US06/448,601 US4581560A (en) | 1981-12-16 | 1982-12-10 | Electron gun for color picture tube |
GB08235561A GB2112564B (en) | 1981-12-16 | 1982-12-14 | Electron gun for color picture tube |
DE19823246458 DE3246458A1 (de) | 1981-12-16 | 1982-12-15 | Elektronenschleuder fuer farbbildroehre |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14617282A JPS5937638A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | カラ−受像管用電子銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5937638A true JPS5937638A (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=15401759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14617282A Pending JPS5937638A (ja) | 1981-12-16 | 1982-08-25 | カラ−受像管用電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937638A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6438949A (en) * | 1987-07-20 | 1989-02-09 | Rca Licensing Corp | Color image tube |
JPS6438950A (en) * | 1987-07-20 | 1989-02-09 | Rca Licensing Corp | Color image tube |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP14617282A patent/JPS5937638A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6438949A (en) * | 1987-07-20 | 1989-02-09 | Rca Licensing Corp | Color image tube |
JPS6438950A (en) * | 1987-07-20 | 1989-02-09 | Rca Licensing Corp | Color image tube |
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