JP2634986B2 - 成形品のトリミング前の位置決め装置 - Google Patents

成形品のトリミング前の位置決め装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/26Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C51/261Handling means, e.g. transfer means, feeding means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、包装用容器等の成形
品が一連に形成された合成樹脂シートを、トリミング前
に位置決めを行なう位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、包装用容器は、合成樹脂シート
をシート成形することで製造されることが知られてい
る。包装用容器の製造工程は、複数の包装用容器を合成
樹脂シートに一連に形成する成形工程と、成形工程で形
成された包装用容器を個々に切断するトリミング工程と
を有する。トリミング工程の前には、合成樹脂シートに
形成された複数の包装用容器を正確に切断するために、
位置決め装置にて合成樹脂シートの位置決めが行われ
る。
【0003】図6(1)〜(5)は、従来の位置決め装置にて
合成樹脂シート3の位置決め過程を示す概略図である。
なお、同図における合成樹脂シート3の送り方向は、紙
面に対して鉛直下方とする。同図(1)を参照して、ま
ず、成形工程にて複数の包装用容器31が一連に形成さ
れた合成樹脂シート3は、対向した2つの供給コンベア
101にて両端部が支持され、下型104の上方に供給
される。供給コンベア101のトリミング工程側には、
昇降自在のストッパ106が取り付けられており、この
ストッパ106にて供給されてきた合成樹脂シート3を
下型104の上方に停止させる。
【0004】同図(2)を参照して、合成樹脂シート3の
上方に位置する上型105が下降するとともに、合成樹
脂シート3の下方に位置する下型104が上昇する。供
給された合成樹脂シート3は、上型105にて押さえ付
けられ、下型104に重ね合わされる。このとき、合成
樹脂シート3は、下型104にて位置決めされることに
なる。
【0005】同図(3)を参照して、下型104に合成樹
脂シート3が重ね合わされた後に、供給コンベア101
が下降する。合成樹脂シート3は、その両端部の上方に
位置する細長い押込部材118にて搬送コンベア102
に設けられたクランプピン122に押し込まれ、両端部
がクランプされる。このため、合成樹脂シート3は、位
置決めされた状態でクランプピン122にクランプされ
ることになる。
【0006】同図(4)を参照して、合成樹脂シート3が
クランプされた後に、合成樹脂シート3を重ね合わせて
いた下型104が下降する。同時に、合成樹脂シート3
を押さえ付けていた上型105および合成樹脂シート3
を所定位置に停止させたストッパ106が上昇する。し
たがって、合成樹脂シート3は、搬送コンベア102の
クランプピン122にのみ支持された状態となる。そし
て、搬送コンベア102が回動し、次のトリミング工程
に合成樹脂シート3が搬送される。
【0007】同図(5)を参照して、合成樹脂シート3が
トリミング工程に搬送された後、搬送チェーン102が
停止し、押込部材118が上昇するとともにストッパ1
06が下降して、次の合成樹脂シート3の供給に備えら
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の位置決め装置によれば、供給コンベア101におけ
る合成樹脂シート3の供給位置と、搬送コンベア102
による合成樹脂シート3の搬送位置とが同じなので、合
成樹脂シート3をトリミング工程に搬送した後でなけれ
ば次に位置決めを行う合成樹脂シート3を供給すること
ができない。
【0009】また、合成樹脂シート3は供給コンベア1
01上に支持されているだけなので、ストッパ106に
当たったときに合成樹脂シート3が跳ね返り所定位置に
停止するまで僅かな時間を要する。このため、上型10
5や下型104の動作開始が遅れる。さらに、ストッパ
106が上下運動するので、この動作が終了しなければ
次の動作を開始することができず位置決め動作の開始が
遅くなる。
【0010】したがって、上記位置決め装置の処理能力
は、次のトリミング工程の能力と比べ低く、その結果ト
リミング工程との同期化ができず生産性が悪くなるとい
う欠点があった。この発明の目的は、合成樹脂シートを
トリミング工程に搬送すると同時に、次に位置決めを行
う合成樹脂シートを下型に供給可能にし、かつ、停止手
段の上下運動を無くすことで、直ちに上型の位置決め動
作を開始できるようにして、トリミング前の位置決めの
高速化を実現することのできる成形品のトリミング前の
位置決め装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、この発明の位置決め装置は、成形品が一連に形成
された合成樹脂シートを、重ね合わせることで位置決め
を行う昇降自在な下型と、合成樹脂シートを下型に押さ
え込み可能に配置された昇降自在な上型と、合成樹脂シ
ートの送り方向両端部を支持して、下型の上方位置に合
成樹脂シートを供給する供給手段と、下型と対応した位
置に合成樹脂シートを停止させる停止手段と、合成樹脂
シートの送り方向両端部をクランプして、位置決めされ
た後の合成樹脂シートをトリミング工程に搬送する搬送
手段とを備え、上記供給手段は、合成樹脂シートが位置
決めされた後に合成樹脂シートから離間して合成樹脂シ
ートを開放する開放姿勢と、合成樹脂シートを開放した
後に合成樹脂シートの送り方向両端部を挟持して下型の
上方位置に合成樹脂シートを供給できる供給姿勢とに切
り換える切換機構を有し、かつ、開放された合成樹脂シ
ートを搬送手段にて受け止めることができるように、搬
送手段の上方に位置する段違い構造にしたことを特徴と
するものである。
【0012】
【作用】上記構成の位置決め装置によれば、上記供給手
段は、切換機構にて合成樹脂シートを開放した後に合成
樹脂シートの供給を行う供給姿勢にされるとともに、搬
送手段の上方に位置する段違い構造にされている。この
ため、合成樹脂シートをトリミング工程に搬送すると同
時に、次に位置決めを行う合成樹脂シートを供給するこ
とができる。
【0013】また、上記供給手段は、合成樹脂シートの
送り方向両端部を挟持して供給されるので、合成樹脂シ
ートは、停止手段に当接すると同時に停止させることが
できる。さらに、上記供給手段は、搬送手段の上方に位
置する段違い構造にされているので、停止手段は、合成
樹脂シートを搬送手段にて搬送するときに邪魔になら
ず、固定しておくことができる。
【0014】またその他に、上記供給手段は、切換機構
にて合成樹脂シートが位置決めされた後に合成樹脂シー
トから離間して合成樹脂シートを開放する開放姿勢にさ
れるとともに、搬送手段の上方に位置する段違い構造に
されている。このため、搬送手段は、開放された合成樹
脂シートを受け止めることができる。
【0015】
【実施例】以下に、この発明の成形品のトリミング前の
位置決め装置について、図面を参照しながら詳細に説明
する。図1は、この発明の一実施例の位置決め装置を示
す平面図であり、図2は、合成樹脂シートの送り方向に
おける位置決め装置の側面図であり、図3は、合成樹脂
シートの位置決め過程を示す概略図である。
【0016】これらの図を参照して、位置決め装置は、
例えば、発泡樹脂シート成形品等による包装用容器31
が一連に形成された合成樹脂シート3を位置決めする下
型4と、この下型4に合成樹脂シート3を供給する供給
コンベア1とを備えている。また、合成樹脂シート3を
下型4と対応する位置に停止させるストッパ6と、合成
樹脂シート3を下型4に押さえ込む上型5と、位置決め
された合成樹脂シート3をトリミング工程に搬送する搬
送コンベア2とを備えている。
【0017】上記下型4は、包装用容器31が一連に形
成された合成樹脂シート3と重なり合うことで、合成樹
脂シート3の位置決めを行うものである。この下型4
は、個々の包装用容器31と重なり合うことができる容
器形状凸部41が一連に形成されている。下型4の下部
には、下型4が昇降できるように、図示しない進退自在
なシリンダが連結されている。但し、下型4の原点位置
は、最も上昇している位置である。
【0018】上記供給コンベア1は、合成樹脂シート3
の送り方向に沿った下型4の対向する両側方にそれぞれ
配置されている(図1参照)。そして、供給コンベア1
は、合成樹脂シート3の供給時には合成樹脂シート3を
挟持して供給する供給姿勢(図3(1)参照)と、位置決
め時には合成樹脂シート3を開放する開放姿勢(図3
(3)参照)とに切り換え可能にされている。この供給コ
ンベア1は、T字型部材14の立設部14aに5つのプ
ーリ11a,11b,11c,11d,11eが回動自
在に取り付けられている。外側の2つのプーリ11a,
11eは、無端ベルト12が懸けられている(図1・2
参照)。無端ベルト12が巻き付けられたプーリ11
a,11eのいずれか1つには、回動できるように図示
しない駆動モータが連結されている。この駆動モータと
の連結は、フレキシブルシャフトを使用することがで
き、また、プーリ11と駆動モータが直結された一体型
のものを使用することもできる。また、真ん中に位置す
るプーリ11cの上部には、供給時に合成樹脂シート3
を挟んで供給するための2つの押さえコロ13,13が
配置されている。この押さえコロ13は、図3に示すよ
うに、プーリ11より外側寄りに配置されている。これ
により、合成樹脂シート3の端部では、プーリ11が支
点、押さえコロ13が力点として作用するので、プーリ
11と押さえコロ13にて挟持された合成樹脂シート3
は、自重による中央部のたるみを防止することができ
る。また、押さえコロ13,13は、T字型部材14の
立設部14aに回動自在に取り付けられている。この押
さえコロ13が取付けられた立設部14aには、例え
ば、長穴が設けられており、材料として使用される合成
樹脂シート3の厚みの違いに対応させるために、押さえ
コロ13を上下調整してプーリ11とのクリアランスを
調整できるようにしてある。また、合成樹脂シート3の
供給側におけるT字型部材14の立設部14aの内側に
は、合成樹脂シート3をベルト12上へ確実に案内でき
るように、案内板19が取り付けられている(図1・2
参照)。T字型部材14は、軸15周りに回動自在に支
持されている(図3参照)。T字型部材14が軸15を
中心に回動できるようにT字型部材14に固定されたス
テー16の端部には、シリンダ17が連結されている
(図3参照)。これにより、供給コンベア1は、上述の
合成樹脂シート3を挟持している供給姿勢と、合成樹脂
シート3を開放している開放姿勢とに切り換えることが
できる。なお、シリンダ17は、図示しない横軸を介し
て揺動自在に支持されている。また、T字型部材14の
内側の下部には、搬送時には搬送コンベア2に設けられ
たクランクピン22に合成樹脂シート3を差し込ませる
ための、合成樹脂シート3を押し込む押込部材18が設
けられている(図3参照)。
【0019】上記ストッパ6は、供給されてくる合成樹
脂シート3の供給側の端部と当接して合成樹脂シート3
を下型4の上方と対応した位置に停止させるものであ
る。このストッパ6は、調節板61に2個取り付けられ
ている(図1・2参照)。調節板61は、下型4と次工
程との間に設置されたコ字型支柱64に取り付けられて
いる(図1参照)。調節板61は、ハンドル62を備え
たネジ機構63にて合成樹脂シート3の送り方向に進退
自在にされている(図1・2参照)。また、このストッ
パ6の上部には、供給コンベア1に供給される合成樹脂
シート3の有無を検知する検出器7が取付けられてい
る。この検出器7は、位置決め済の合成樹脂シート3が
プーリ11の下方に残っていてもプーリ11上に合成樹
脂シート3を供給することができるので、プーリ11に
載置されている合成樹脂シート3の有無のみを検知でき
れば良く、例えば、光電センサ等を有する反射型のもの
が使用できる。これにより、検出器7がプーリ11に載
置された合成樹脂シート3の無しを検知したとき、検出
器7は、次の合成樹脂シート3が供給コンベア1に搬送
されるように信号を送る。
【0020】上記上型5は、昇降自在にされ、合成樹脂
シート3を下型4に押し込むものである。この上型5
は、押圧板52と、押圧板52の下部に固定され、合成
樹脂シート3に包装用容器31間の溝に対応する井桁状
の突起53とを備えている(図2・3参照)。押圧板5
2は、進退自在のシリンダ51に標準化されたクランプ
型54,55を介してカセット式に連結されている(図
4参照)。なお、図示していないがクランプ型54は、
押圧板52の上面に固定されたステーにボルトにて連結
されており、このボルトを緩めることで押圧板52が前
後左右に自由に調整できるようにしてある。シリンダ5
1の本体は、合成樹脂シート3の送り方向と垂直方向に
下型4を跨ぐコ字型基台56の下部に取り付けられてい
る(図1参照)。これにより、上型5は、シリンダ51
が進退するこにより昇降自在とされる。
【0021】上記搬送コンベア2は、位置決めされた合
成樹脂シート3を次のトリミング工程に搬送するもので
ある。この搬送コンベア2は、供給コンベア1の下方に
配置されている。搬送コンベア2は、無端状に形成され
たチェーン21を一対のスプロケット23に巻回されて
いる。なお、スプロケット23は、図示しない駆動モー
タが連結され、チェーン21を回動可能にされている。
チェーン21は、複数のM型クランクピン22が外側に
突出して所定間隔に設けられている(図5参照)。クラ
ンクピン22が上側に位置したときの高さは、下型4の
原点位置と同じ高さに設定されている(図2・3参
照)。
【0022】なお、この実施例では、上記供給コンベア
1は、T字型部材14が回動できるようにしているが、
外方にスライドできるように構成されていても良い。上
記供給コンベア1は、押さえコロ13が取り付けられて
いるが、ゴム弾性体やスポンジ等の押さえ部材を取り付
けても良い。上記下型4の上面に形成された容器形状凸
部41は、合成樹脂シート3の位置決めが確実に行える
程度に部分的に形成されていても良い。
【0023】上記T字型部材14の内側下部に設けられ
た押込部材18は、昇降自在に独立して設けられていて
も良い。その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種
々の設計変更を施すことが可能である。次に図3を参照
して、上記実施例の位置決め装置を用いて、包装用容器
31が一連に形成された合成樹脂シート3の位置決め
を、以下に説明する。
【0024】同図(1)は、下型4と対応する上方位置に
供給された合成樹脂シート3が、上型5にて下型4に重
ね合わされた状態を示す。この状態で、合成樹脂シート
3の位置決めが行われる。供給コンベア1は、プーリ1
1a,11b,11c,11dと押さえコロ13,13
とに合成樹脂シート3を挟持する供給姿勢にあるので、
合成樹脂シート3は、ストッパ6に当たったときに跳ね
返ること無く確実に停止する。したがって、下型4に合
成樹脂シート3が供給されると同時に、上型5は合成樹
脂シート3の押え動作を開始することができる。
【0025】同図(2)は、合成樹脂シート3の供給姿勢
にあった供給コンベア1が開放姿勢になっている状態を
示す。同図(1)の状態から、T字型部材14に連結され
たシリンダ17のロッドが後退されると、軸15を中心
にして上方にT字型部材4が回動される。これにより、
プーリ11a,11b,11c,11dと押さえコロ1
3,13とで挟んで挟持していた合成樹脂シート3が開
放され、合成樹脂シート3の端部がクランプピン22上
に落とされる。
【0026】同図(3)は、位置決めされた合成樹脂シー
ト3が搬送コンベア2のクランクピン22にのみ支持さ
れた状態を示す。この状態で、上記シリンダ17が進行
して、供給姿勢に供給コンベア1が戻される。T字型部
材14の下部には押込部材18が設けられているので、
クランクピン22に合成樹脂シート3の端部が押込部材
18にて押し込まれて搬送コンベア2に合成樹脂シート
3がクランプされる。また、この状態で、搬送コンベア
2を回動しても、ストッパ6に邪魔されること無く次の
トリミング工程に合成樹脂シート3が搬送することがで
きる。供給コンベア1は、搬送コンベア2の上方に位置
しているので、合成樹脂シート3をトリミング工程に搬
送すると同時に次に位置決めされる合成樹脂シート3a
を供給することができる。さらに、合成樹脂シート3を
トリミング工程に搬送するときに、ストッパ6を上下運
動させる必要が無いので、合成樹脂シート3の供給や位
置決め動作を即開始することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明の成形品のトリ
ミング前の位置決め装置によれば、供給手段が、切換機
構にて供給姿勢にされるとともに、搬送手段の上方に位
置する段違い構造にされているので、合成樹脂シートを
トリミング工程に搬送すると同時に、次に位置決めされ
る合成樹脂シートを供給することができる。
【0028】また、供給される合成樹脂シートは、供給
手段の供給姿勢にて挟持されているので、停止手段に当
接すると即停止され、かつ、供給手段が搬送手段の上方
に位置する段違い構造にされているので、停止手段は固
定させておくことができる。このため、合成樹脂シート
の供給と同時に上型の位置決め動作を開始することがで
きる。
【0029】したがって、トリミング前の位置決めの高
速化を実現することができるとともに、トリミング工程
との同期化ができ成形品の生産性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の成形品のトリミング前の
位置決め装置を示す平面図である。
【図2】図1の位置決め装置の送り方向の概略を示す側
面図である。
【図3】図1の位置決め装置を用いた合成樹脂シートの
位置決め過程の概略を示す側面図である。
【図4】図1の位置決め装置の上型における押圧板とシ
リンダとの連結を示す斜視図である。
【図5】図1の位置決め装置の搬送コンベアの要部を示
す斜視図である。
【図6】従来の位置決め装置を用いた合成樹脂シートの
位置決め過程の概略を示す側面図である。
【符号の説明】
1 供給コンベア 17 シリンダ 18 押込部材 2 搬送コンベア 22 クランプピン 3,3a 合成樹脂シート 31 包装用容器 4 下型 5 上型 6 ストッパ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形品が一連に形成された合成樹脂シート
    を、重ね合わせることで位置決めを行う昇降自在な下型
    と、 合成樹脂シートを下型に押さえ込み可能に配置された昇
    降自在な上型と、 合成樹脂シートの送り方向両端部を支持して、下型の上
    方位置に合成樹脂シートを供給する供給手段と、 下型と対応した位置に合成樹脂シートを停止させる停止
    手段と、 合成樹脂シートの送り方向両端部をクランプして、位置
    決めされた後の合成樹脂シートをトリミング工程に搬送
    する搬送手段とを備え、 上記供給手段は、合成樹脂シートが位置決めされた後に
    合成樹脂シートから離間して合成樹脂シートを開放する
    開放姿勢と、合成樹脂シートを開放した後に合成樹脂シ
    ートの送り方向両端部を挟持して下型の上方位置に合成
    樹脂シートを供給できる供給姿勢とに切り換える切換機
    構を有し、かつ、開放された合成樹脂シートを搬送手段
    にて受け止めることができるように、搬送手段の上方に
    位置する段違い構造にしたことを特徴とする成形品のト
    リミング前の位置決め装置。
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