JPH06316006A - 物品入り袋のガセット成形装置 - Google Patents

物品入り袋のガセット成形装置

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JPH06316006A
JPH06316006A JP5106716A JP10671693A JPH06316006A JP H06316006 A JPH06316006 A JP H06316006A JP 5106716 A JP5106716 A JP 5106716A JP 10671693 A JP10671693 A JP 10671693A JP H06316006 A JPH06316006 A JP H06316006A
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KAMACHO SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品入り袋90の袋口94部分に自動でガセ
ット92を成形でき、さらに物品入り袋を袋口にガセッ
トを成形したままでシール装置側に移送する。 【構成】 所定上方位置に設けた固定台1と、固定台1
に対して昇降自在に設けた昇降体2と、昇降体を昇降さ
せる昇降体駆動装置21と、固定台に対して前後方向に
移動自在に設けた移動体3と、移動体を前後方向に移動
させる移動体駆動装置31と、物品入り袋90の袋口内
径より小さい間隔をもって前後一対配置され且つ該前後
一対のそれぞれが左右に小間隔をもって対向配置された
2つの押片41,41をもつ袋口押出部材4,4と、物
品入り袋の袋口外径より大きい間隔をもって配置された
前後一対の袋口押込部材5,5と、前後同側の袋口押出
部材と袋口押込部材とを近接・離間方向に移動させる近
接・離間駆動装置6と、物品入り袋の上部寄り外側面を
左右各側から挟持する袋口挟持装置8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、袋内に物品を収納し
た物品入り袋の袋口両側部にガセット(折り襞)を成形
するためのガセット成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば粉体のような物品を収納するため
の袋として、図8に示すように、両側部にガセット(折
り襞)92,92を形成したガセットつき袋91が使用
されることがある。このようなガセットつき袋91で
は、袋内に物品を収納した際に、図8において鎖線図示
するようにその物品収納部分93のガセット92,92
が伸びて、該物品収納部分93の幅方向の胴径Dが元の
ガセットつき袋91の幅Wとほぼ同径に維持されるよう
になる。そして、このように袋内に物品を収納した物品
入り袋90は、その袋口94部分の両側部にそれぞれガ
セットを成形した状態で、シール装置(例えばミシン装
置)により袋口94部分をシール(符号95)すること
によって封口される。
【0003】ところで、図8に示すガセットつき袋91
内に粉体等の物品を自動充填する場合には、例えば図9
に示すような物品(粉体)充填装置を使用して、次のよ
うにして行われる。即ち、ガセットつき袋91の袋口9
4部分を広げて物品充填装置の排出シュート101の外
周に被せる→その袋口94の外側からクランプ装置10
2で挟圧保持する→その状態で排出シュート101を通
して所定量の粉体を袋内に充填する(この充填工程は場
所を変えながら数回に分けて行なわれる)→テーブル1
03を上動させて最終充填された物品入り袋の底面に近
接させる→クランプ装置102を挟圧解除させて物品入
り袋をテーブル103上に載せる→物品入り袋を載せた
ままテーブル103を下動させる(このとき物品入り袋
90の上端90aが排出シュート101の下端101a
より低くなる)→プッシャー装置104によりテーブル
103上の物品入り袋90をコンベア105上に移乗さ
せる、ようにして行われる。そして、コンベア105上
に移乗せしめられた物品入り袋90は、シール装置10
6の設置部分まで搬送されて、そこで該シール装置10
6により、袋口94部分にガセットを形成した状態で該
袋口がシール(例えばミシン縫い)される。尚、シール
装置106には、コンベア105上を搬送される物品入
り袋90の袋口94部分を左右両側から挟みつける一対
のベルト107が設けられており、袋口部分が両ベルト
107間を通過するときに該袋口部分が閉じられてシー
ル作用が行えるようになっている。尚、このように袋口
94部分にガセット92,92(図8参照)を形成した
状態で袋口をシールすると、物品収納部分93の胴径D
と袋口94部分の幅Wとがほぼ同寸法となり、該袋口9
4部分の両側部が物品収納部分93の側面から外方には
み出さなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
ガセットつき袋91内に図9に示す物品充填装置で物品
(例えば粉体)を充填する際には、その袋口94を排出
シュート101の外周に被せた状態で該袋口94の外側
からクランプ装置102で挟圧保持するようにしている
ので、成形されていた袋口94部分のガセット92,9
2が延ばされるようになり、さらに物品充填後は袋口9
4部分に袋内の物品による拡張作用が働いて、物品入り
袋90を排出シュート101から外したときに袋口部分
に予め成形されていたガセット(折り目)が元に戻りに
くくなる。即ち、袋口94部分が大きく開放されたまま
となる。このように、物品入り袋90の袋口94部分が
大きく開放されたままでシール装置106側へ搬送され
ると、該袋口部分がシール装置の入口(両ベルト107
間の入口)に正常に挟み込まれない場合があり、そのと
きには袋口部分にガセット92,92がうまく再生(正
常位置に成形)されなくなる。このように袋口部分にガ
セットがうまく再生(成形)されないと、袋口部分がシ
ール装置106により異常状態のままシールされてしま
い、シール作業が失敗するという問題があった。尚、物
品充填装置側から外された物品入り袋90の袋口94部
分に手作業によりガセットを成形(再生)し、その状態
で物品入り袋をシール装置106側に搬送させることも
できるが、その場合にはガセット成形のために特別に作
業員が必要となる。
【0005】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、物品入り袋の袋口部分に自動でガセット(折り襞)
を成形し得るようにしたガセット成形装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明のガ
セット成形装置は、袋口が開放された物品入り袋の上部
対向側部にそれぞれガセットを成形するためのものであ
って、所定上方位置に設置された固定台と、該固定台に
対して昇降自在に設けた昇降体と、該昇降体を昇降させ
る昇降体駆動装置と、固定台に対して前後方向に移動自
在に設けた移動体と、該移動体を前後方向に移動させる
移動体駆動装置と、昇降体の下部側に設けられていて、
処理すべき物品入り袋の袋口内径より小さい間隔をもっ
て前後一対配置され且つ該前後一対のそれぞれが左右に
小間隔をもって対向配置された2つの押片をもつ袋口押
出部材と、昇降体の下部側に設けられていて、処理すべ
き物品入り袋の袋口外径より大きい間隔をもって配置さ
れた前後一対の袋口押込部材と、前後同側の袋口押出部
材と袋口押込部材とにおいて、少なくとも一方の部材を
他方の部材に対して近接・離間方向に移動させることが
でき、且つ両部材の近接動作完了状態において袋口押込
部材と袋口押出部材とが該袋口押込部材が袋口押出部材
の各押片間において所定長さだけ袋口内方側に進入した
状態で重合する如く駆動する近接・離間駆動装置と、移
動体に設けられていて物品入り袋の上部寄り外側面を左
右各側から挟持する袋口挟持装置とを備えたことを特徴
としている。
【0007】又、本願請求項2の発明では、請求項1の
ガセット成形装置において、近接・離間駆動装置は、前
後各側の袋口押出部材と袋口押込部材の両方を近接・離
間方向に駆動させる如くしたことを特徴としている。
【0008】さらに、本願請求項3の発明では、請求項
2のガセット成形装置において、近接・離間駆動装置を
2セット使用し、一方の近接・離間駆動装置で前側の袋
口押出部材と後側の袋口押込部材とを同時に進退動作さ
せ、他方の近接・離間駆動装置で後側の袋口押出部材と
前側の袋口押込部材とを同時に進退動作させる如くした
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】本願のガセット成形装置は、例えば袋内に物品
を充填するための物品充填装置と、物品入り袋の袋口部
分をシールするためのシール装置との間に設置して、物
品充填装置で物品を充填した物品入り袋の袋口部分に自
動でガセット(ガセット)を成形した後、該ガセットを
成形したまま物品入り袋をシール装置側に移動せしめ得
るようにしたものである。
【0010】本願請求項1のガセット成形装置は、次の
ようにして使用される。まず、昇降体を上方に位置させ
た状態で、該昇降体の直下に袋口を開放させた物品入り
袋を供給する。尚、物品入り袋は、通常、物品充填装置
側からコンベアに載せて搬送されるが、該物品入り袋が
昇降体の直下まで搬送されたときにそれを適宜の検出手
段(例えば光電管、リミットスイッチ等)で検出して、
直ちにコンベアを停止させるようにする。又、このとき
昇降体の下部に設けている各袋口押出部材は、定位置で
停止された物品入り袋の袋口内径より小さい間隔をもっ
て該袋口の直上方に位置しており、他方、各袋口押込部
材は、それぞれ袋口の外面より前後各外側の上方に位置
している。
【0011】そして、この状態で昇降体駆動装置により
昇降体を下動させると、各袋口押出部材が袋口内に所定
深さだけ差し込まれるとともに、各袋口押込部材がそれ
ぞれ袋口の外側において該袋口と上下重合する位置まで
下動する。この状態では、各前側の袋口押出部材と袋口
押込部材が、又各後側の袋口押出部材と袋口押込部材
が、それぞれ袋口のシートを介して対向する位置にあ
る。
【0012】次に、近接・離間駆動装置を近接動作側に
駆動させると、前後同側の袋口押出部材と袋口押込部材
とがそれぞれ近接方向に相対変位して、前後各側におい
て袋口押込部材が袋口押出部材の2つの押片間において
所定長さだけ袋口内方側に進入した状態で該袋口押出部
材と袋口押込部材とが重合するようになる。このとき、
袋口の前後各側部のシートは、袋口押出部材の2つの押
片とその間に差し込まれた袋口押込部材とによって
「M」型に折り込まれ、該袋口の前後両側部にそれぞれ
ガセットが成形される。尚、この請求項1の発明の場合
は、近接・離間駆動装置として、袋口押出部材と袋口押
込部材のうちのいずれか一方のみを相手側部材に対して
近接・離間させるようにしたものを使用してもよい。そ
の場合、各袋口押出部材と各袋口押込部材のうちの前後
不動側の部材の位置決め、及びその下方に供給される物
品入り袋の停止位置等をそれぞれかなりの精度を出す必
要がある。
【0013】次に、昇降体を下動させたままで袋口挟持
装置を作動させて、ガセットが成形されている袋口部分
を左右各側から挟持させる。尚、袋口挟持装置による袋
口挟持位置は、袋口押出部材及び袋口押込部材の各下端
より下方で且つ該各下端の近傍位置が好ましい。
【0014】次に、袋口挟持装置で袋口を挟持させた状
態で、昇降体駆動装置により昇降体を上動させて、ガセ
ットを成形していた各袋口押出部材及び各袋口押込部材
を袋口から上方に抜き外す。
【0015】次に、袋口挟持装置で袋口を挟持させた状
態で、該袋口挟持装置を取付けている移動体を移動体駆
動装置により前方に移動させ(このとき物品入り袋を載
せているコンベアも同時に等速度で前方に駆動する)、
袋口にガセットを成形したままで物品入り袋をシール装
置側に供給する。
【0016】このように、請求項1のガセット成形装置
では、前後各袋口押出部材と前後各袋口押込部材とで、
物品入り袋の袋口部分にそれぞれ自動でガセットを成形
することができ、さらに該袋口部分にガセットを成形し
た状態で物品入り袋をシール装置側に供給することがで
きる。又、このガセット成形装置では、ガセットのつい
ていない袋内に物品を収納してなる物品入り袋であって
も、その袋口部分に新規にガセットを成形することがで
きる。
【0017】本願請求項2のガセット成形装置では、近
接・離間駆動装置が、前後各側の袋口押出部材と袋口押
込部材の両方を近接・離間方向に駆動することができる
ようになっているので、物品入り袋の停止位置や袋口の
形状等にかなりの自由度がある。即ち、前後各側の袋口
押出部材と袋口押込部材とが離間状態にあるときには、
前後各袋口押出部材間の間隔は物品入り袋の袋口内径よ
りかなり小さく、且つ前後各袋口押込部材間の間隔は該
袋口外径よりかなり大きくなっている。他方、ガセット
成形位置まで移送されてくる物品入り袋は、その姿勢
(傾き等)が一定ではなく、又物品入り袋の袋口内径も
個々に変化するが、このようにガセット成形位置で停止
される物品入り袋の袋口の位置及び形状が変化していて
も、昇降体の下動時に袋口押出部材あるいは袋口押込部
材が袋口のシートに接触することがない。
【0018】本願請求項3のガセット成形装置では、近
接・離間駆動装置を2セット使用して、その各近接・離
間駆動装置でそれぞれ1つの袋口押出部材と1つの袋口
押込部材とを同時に進退動作させるようにしているの
で、合計4つの進退動作部材があっても、それらを2つ
の駆動部分で操作することができる。
【0019】
【発明の効果】本願請求項1のガセット成形装置によれ
ば、昇降体の直下に物品入り袋を供給するだけで、袋口
部分の両側部にそれぞれガセットを自動で成形すること
ができる。さらに袋口挟持装置によりガセットを成形し
たままで袋口を保持でき、しかも移動体駆動装置により
袋口挟持装置で袋口を保持したままで物品入り袋をシー
ル装置側に移動させることができるので、シール装置部
分において袋口のシール作業が正確に行えるという効果
がある。
【0020】又、本願請求項2のガセット成形装置で
は、近接・離間駆動装置が、各袋口押出部材と各袋口押
込部材とをそれぞれ近接・離間方向に進退せしめ得るよ
うになっているので、ガセット成形位置で停止せしめら
れる物品入り袋の袋口の位置及び形状にかなりの自由度
があり、常に正常状態でガセット成形作業が行えるとい
う効果がある。
【0021】さらに、本願請求項3のガセット成形装置
では、2つの袋口押出部材と2つの袋口押込部材からな
る合計4つの可動部分を2セットの近接・離間駆動装置
で進退操作せしめ得るようになっているので、駆動装置
部分の個数を削減できてコストダウンを達成することが
できるという効果がある。
【0022】
【実施例】図1〜図7を参照して本願発明の実施例を説
明すると、この実施例のガセット成形装置は、袋内に物
品(例えば粉体)を充填するための物品充填装置(図
9)と、該物品充填装置で物品を充填した物品入り袋の
袋口部分をシールするシール装置との間に介設して使用
される。又、この実施例では、物品を収納する袋として
ガセットつき袋(図8)が使用されている。
【0023】この実施例のガセット成形装置は、所定上
方位置に設けられた固定台1と、該固定台1に対して昇
降自在に設けられた昇降体2と、該昇降体2を昇降させ
る昇降体駆動装置21と、固定台1に対して前後方向に
移動自在に設けられた移動体3と、該移動体3を前後方
向に移動させる移動体駆動装置31と、昇降体2の下部
側に設けられていて物品入り袋90の袋口94部分を内
方から前後方向外方に押し出すための前後一対の袋口押
出部材4,4と、昇降体2の下部側に設けられていて物
品入り袋90の袋口94部分を外方から前後方向内方に
押し込むための前後一対の袋口押込部材5,5と、それ
ぞれ前後同側の袋口押出部材4と袋口押込部材5とを相
互に近接・離間方向に進退させるための一対の近接・離
間駆動装置6,6と、移動体3に設けられていて物品入
り袋90の上部寄り外側面を左右各側から挟持する袋口
挟持装置8とを基本構成としている。
【0024】固定台1は、例えば床面から2000mm程度の
高さにおいて、床面から支柱(図示省略している)によ
って支持されている。尚、この固定台1は、天井から吊
下げ支持することもできる。
【0025】昇降体2は、内部に空間部を有する矩形箱
状に形成されていて、例えば前後長さが860mm、左右長
さが350mm、高さが250mm程度の大きさを有している。そ
して、この昇降体2は、固定台1の下部側において前後
2つのガイド部材11,11でガイドされて上下動可能
に設置されている。
【0026】昇降体駆動装置21は、この実施例ではエ
アシリンダが使用されている。そして、この昇降体駆動
装置21は、シリンダチューブ側を固定台1に固定し、
シリンダロッド側を昇降体2に固定して取付けている。
尚、この昇降体駆動装置(エアシリンダ)21の上下ス
トロークは200mm程度である。
【0027】移動体3は、固定台1の下面側において左
右各側にそれぞれ1つづつ設けられている。この各移動
体3,3は、それぞれ前記昇降体2の左右各側面からそ
れぞれ適宜離間した位置において、固定台1に形成した
各レール12,12に案内されて前後方向に進退移動し
得るように設置されている。
【0028】移動体駆動装置31は、固定台1の下面側
に左右一対設けられている。この各移動体駆動装置3
1,31は、エアシリンダ(ロッドレスシリンダ)が使
用されており、左右の各移動体3,3をそれぞれ同時に
前後方向に移動せしめ得るようになっている。
【0029】袋口押出部材4,4と袋口押込部材5,5
とは、その両部材で協同して物品入り袋90の袋口94
部分にガセットを成形するためのものであり、後述する
ように前後同側の袋口押出部材4と袋口押込部材5とで
袋口部分にそれぞれ片方づつガセットを成形し得るよう
になっている。
【0030】前後一対の袋口押出部材4,4は、それぞ
れ左右に小間隔をもって対向配置された2つの押片4
1,41を有している。この各押片41,41は、図5
に示すように縦長の薄板(厚さ1〜2mm)が使用されて
いる。この押片41は、その一方(各外方側)の側縁が
鉛直方向に向いた状態で下方に向けて先細となるように
成形されている。又、該各押片41,41の一方の(鉛
直方向に向いた)側縁には、細径(直径2〜3mm)のロ
ーラ42が取付けられている。この前後各側の袋口押出
部材4,4は、後述するように各近接・離間駆動装置
6,6に設けた取付台64,64に取付けられている。
【0031】他方、前後一対の袋口押込部材5,5は、
同じく縦長の薄板からなる押片51が使用されている。
この押片51は、その一方(各内方側)の側縁が鉛直方
向に向いた状態で下方に向けて先細となるように成形さ
れている。又、該各押片51,51の一方の(鉛直方向
に向いた)側縁には、細径(直径2〜3mm)のローラ5
2が取付けられている。この前後各側の袋口押込部材
5,5も、後述するように各近接・離間駆動装置6,6
に設けた取付台65,65に取付けられている。
【0032】尚、袋口押出部材4側の押片41及び袋口
押込部材5側の押片51の各側縁部に設けたローラ4
2,52は、ガセット成形時において袋口94のシート
面に接触したときに転動して、各押片41,51と袋口
シート面との間に大きな摩擦抵抗が生じないようにする
ためのものである。
【0033】近接・離間駆動装置6,6は、図4及び図
5に示すように、昇降体2の左右各側において前後方向
に向けて設置されたガイドレール63と、該ガイドレー
ル63に案内されて前後方向に移動し得る可動台62
と、該可動台62を進退操作するエアシリンダ61と、
可動台62の内方側の側面に設けられていて袋口押出部
材4及び袋口押込部材5をそれぞれ取付けるための各取
付台64,65とを有している。
【0034】この各近接・離間駆動装置6,6は、昇降
体2の左右各側においてそれぞれ前後逆向きに設置され
ていて、各エアシリンダ61,61が同時に伸縮動作せ
しめられるようになっている。尚、各エアシリンダ6
1,61が縮小動作するときには、各側の可動台62,
62が前後方向に相互に近接する方向に移動せしめら
れ、逆に該各エアシリンダ61,61が伸長動作すると
きには、各側の可動台62,62が前後方向に相互に離
間する方向に移動せしめられるようになっている。
【0035】各可動台62,62は、前後方向にかなり
の長さ(例えば500mm程度)を有している。又、各取付
台64,65は、それぞれ可動台62,62の内方側の
側面の前後両端寄り位置においてそれぞれ横向きに突出
させた状態で取付けている。
【0036】図4に示すように、右側可動台62の後側
取付台64には後側の袋口押出部材4(2つの押片4
1,41)が取付けられ、又該右側可動台62の前側取
付台65には前側の袋口押込部材5(1つの押片51)
が取付けられている。他方、左側可動台62の前側取付
台64には前側の袋口押出部材4(2つの押片41,4
1)が取付けられ、又該左側可動台62の後側取付台6
5には後側の袋口押込部材5(1つの押片51)が取付
けられている。各袋口押込部材5,5(押片51,5
1)は、図4に示す平面視において昇降体2の左右方向
中心線上に平行に重合する位置においてそれぞれ取付台
65,65に固定している。又、各袋口押出部材4,4
の前後各押片41,41は、平面視において昇降体2の
左右方向中心線を挟んだ左右対向位置において取付台6
4,64にそれぞれ軸70,70で回動自在に枢支され
ている。
【0037】各袋口押出部材4,4における左右各側の
押片41,41を支持している各軸70,70には、そ
れぞれ相互に噛合するギヤ72,72が設けられてお
り、又、一方の軸70には回動用の揺動アーム71が取
付けられている。
【0038】他方、袋口押込部材5,5を取付けている
各取付台65,65には、各近接・離間駆動装置6,6
の近接動作時に前記各揺動アーム71,71を押圧して
該揺動アーム71を回動させる押圧部74がそれぞれ設
けられている。
【0039】又、袋口押出部材4には、揺動アーム71
の非操作時(押圧部74の離間時)に各押片41,41
をそれぞれ角度45°だけ左右外方に向けた姿勢に維持
するための押片復帰手段73が設けられている。この押
片復帰手段73は、揺動アーム71が押圧部74によっ
て回動せしめられた後(このとき各押片41,41は両
ギヤ72,72の噛合により相互に平行になる)、該押
圧部74の押圧力が解除されたときに自動で各押片4
1,41を元の開放状態に戻すためのものである。尚、
押片復帰手段73としては、軸70(及び押片41)を
取付台64に対して元に復帰させるように付勢するバネ
を使用することができる。
【0040】そして、この近接・離間駆動装置6,6
は、次のように作用する。まず、各エアシリンダ61,
61が伸長状態にあるときには、各袋口押出部材4,4
がそれぞれ内方側に寄せられるとともに、各袋口押込部
材5,5がそれぞれ外方側に位置せしめられている(図
4の実線図示状態及び図5の状態)。この状態では、両
袋口押出部材4,4間の間隔が物品入り袋90の袋口9
4の内径よりかなり小さくなっており、且つ各袋口押込
部材5,5間の間隔が袋口94の外径よりかなり大きく
なっている。尚、この状態では、前後各袋口押出部材
4,4の押片41,41は、図4に示すようにそれぞれ
角度45°だけ左右方向外方に向いた姿勢で維持されて
いる。他方、各エアシリンダ61,61を伸長状態から
縮小させると、前側の袋口押出部材4と後側の袋口押込
部材5とが前方に移動せしめられるとともに、後側の袋
口押出部材4と前側の袋口押込部材5とが後方に移動せ
しめられるようになる。即ち、前側の袋口押出部材4と
前側の袋口押込部材5、及び後側の袋口押出部材4と後
側の袋口押込部材5とが、それぞれ同時に相互に近接す
る方向に操作される(尚、他の実施例では、袋口押出部
材4と袋口押込部材5とを時間差をもって作動させるこ
ともできる)。そして、図4において鎖線図示する如
く、各押圧部74′,74′と揺動アーム71′,7
1′とが衝合した時点では、袋口押出部材4側のローラ
42,42と袋口押込部材5側のローラ52とが前後方
向のほぼ同位置に位置するようになっている。その状態
からさらに各エアシリンダ61,61が縮小すると、各
揺動アーム71,71が各押圧部74,74に押されて
それぞれ右回転方向に回動せしめられて、袋口押出部材
4の各押片41,41が相互に閉じる方向に回動せしめ
られる。そして、各エアシリンダ61,61が最縮小し
た状態では、図6に示すように袋口押出部材4の各押片
41,41が小間隔(例えば5mm程度)をもって平行に
配置されるとともに、袋口押込部材5の先端(ローラ5
2)が袋口押出部材4の各押片41,41間に所定深さ
(例えば30〜50mm)だけ差し込まれるようになる。
他方、各エアシリンダ61,61が縮小状態から伸長す
ると、前後各側の袋口押出部材4と袋口押込部材5とが
相互に離間する方向に移動する。そのとき、揺動アーム
71,71に対する押圧力が解除されて、押片復帰手段
73により該揺動アーム71及び袋口押出部材4の各押
片41,41が元に復帰せしめられるようになる。
【0041】袋口挟持装置8は、左右一対の開閉装置8
0,80が使用されており、それぞれ移動体3,3に設
けられている。この開閉装置80は、エアシリンダ81
によってリンク82を介して挟持材83を左右に揺動せ
しめ得るようにしている。そして、エアシリンダ81,
81の縮小状態では、図2に実線図示するように各挟持
材83,83がそれぞれ外方に後退していて、該各挟持
材83,83間に物品入り袋90の通過を許容し、逆に
エアシリンダ81,81の伸長状態では、各挟持材8
3,83が鎖線図示するように物品入り袋の袋口94部
分を左右両側から挟持するようになっている。
【0042】このガセット成形装置の下方には、物品充
填装置(図9参照)で充填された物品入り袋90を搬送
するコンベア105が設けられている。このコンベア1
05は、モータ105aによって間欠駆動せしめられ
る。
【0043】又、このガセット成形装置の前方には、物
品入り袋の袋口94部分をシールするためのシール装置
106が連続して設置されている。このシール装置10
6の下面側には、左右一対のベルト107が設けられて
おり、さらに該シール装置106の下方には、ガセット
成形装置下方のコンベア105と連続する別のコンベア
108が設けられている。
【0044】この実施例のガセット成形装置は、次のよ
うにして使用される。まず待機状態では、図1及び図2
に示すように昇降体2は上動位置にあり、前後同側の袋
口押出部材4と袋口押込部材5とは相互に離間状態にあ
り、移動体3は後側に位置しており、袋口挟持装置8は
開放されている。他方、物品充填装置(図9)側で充填
された物品入り袋90は、コンベア105に乗せてガセ
ット成形位置まで搬送されて、そこで停止させる(図7
(A)の状態)。尚、物品入り袋90の定位置停止手段と
しては、従来から一般に採用されている光電管やリミッ
トスイッチ等の適宜の手段を用いている。
【0045】物品入り袋90が定位置で停止せしめられ
ると、昇降体駆動装置21により昇降体2を下動させ
て、前後各袋口押出部材4,4を物品入り袋90の袋口
94内に差し込むとともに、前後各袋口押込部材5,5
を袋口94の前後外側に配置させる(図3の状態)。
【0046】次に、近接・離間駆動装置6,6のエアシ
リンダ61,61が縮小操作されて、前後各側の袋口押
出部材4と袋口押込部材5とが相互に近接方向に移動せ
しめられる。そして、その途中で、図4に鎖線図示する
如く押圧部74′と揺動アーム71′とが衝合し、それ
以降は各揺動アーム71′,71′が右回転方向に回動
せしめられる。又そのとき、袋口押込部材5側のローラ
52は袋口94の外面を袋口押出部材4側の各ローラ4
2,42間に押し込んでいくとともに、該袋口押出部材
4側の押片41,41(ローラ42,42)が漸次閉じ
る方向に回動していき、エアシリンダ61,61が最縮
小した時点では図7(B)に示すように袋口94部分にガ
セット92,92が成形される。
【0047】次に、袋口挟持装置8が閉操作されて(各
エアシリンダ81,81が伸長する)、各挟持材83,
83でガセットつきの袋口94部分を左右各側から挟持
する(図7(B)の符号83′,83′)。この状態で
は、袋口94に成形したガセットが型崩れすることがな
い。
【0048】次に、近接・離間駆動装置6,6を近接方
向側に操作したままで、昇降体駆動装置21により昇降
体2を上動させて、袋口押出部材4,4及び袋口押込部
材5,5をガセット成形部分から上方に抜き外す(図7
(C)の状態)。尚、近接・離間駆動装置6,6は、昇降
体2が上動した後、離間方向に操作されて各袋口押出部
材4,4及び袋口押込部材5,5がもとの位置に復帰す
る。
【0049】次に、袋口挟持装置8で袋口94を挟持し
たまま、移動体駆動装置31,31により移動体3,3
を前方に移動させると同時に、コンベア105を移動体
3と等速度で前方に走行させる。すると、物品入り袋9
0は袋口94にガセットが成形されたままで、シール装
置106側に移送され、該物品入り袋90が次のコンベ
ア108上に移乗するとともに袋口94部分がガセット
成形状態のままでシール装置106の両ベルト107間
に挟まれる。
【0050】その後、袋口挟持装置8による挟持作用が
解除され、移動体3,3が元の位置まで戻される一方
で、シール装置106側においては物品入り袋90の袋
口94をシール(例えばミシン縫い)する。
【0051】このように、この実施例のガセット成形装
置を使用すると、上記各操作を自動で行なえ、袋口部分
にガセットを正確に成形した状態で該袋口をシールする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかるガセット成形装置の
正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の状態変化図である。
【図4】図1の昇降体部分の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の状態変化図である。
【図7】図1のガセット成形装置の作動順序説明図であ
る。
【図8】この実施例のガセット成形装置で使用されるガ
セットつき袋の斜視図である。
【図9】従来の物品入り袋の製造過程を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1は固定台、2は昇降体、3は移動体、4は袋口押出部
材、5は袋口押込部材、6は近接・離間駆動装置、8は
袋口挟持装置、21は昇降体駆動装置、31は移動体駆
動装置、41は押片、51は押片、90は物品入り袋、
92はガセット、94は袋口である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋口(94)が開放された物品入り袋
    (90)の上部対向側部にそれぞれガセット(92)を
    成形するためのガセット成形装置であって、 所定上方位置に設置された固定台(1)と、 該固定台(1)に対して昇降自在に設けた昇降体(2)
    と、 該昇降体(2)を昇降させる昇降体駆動装置(21)
    と、 前記固定台(1)に対して前後方向に移動自在に設けた
    移動体(3)と、 該移動体(3)を前後方向に移動させる移動体駆動装置
    (31)と、 前記昇降体(2)の下部側に設けられていて、処理すべ
    き物品入り袋(90)の袋口内径より小さい間隔をもっ
    て前後一対配置され且つ該前後一対のそれぞれが左右に
    小間隔をもって対向配置された2つの押片(41,4
    1)をもつ袋口押出部材(4,4)と、 前記昇降体(2)の下部側に設けられていて、処理すべ
    き物品入り袋(90)の袋口外径より大きい間隔をもっ
    て配置された前後一対の袋口押込部材(5,5)と、 前後同側の袋口押出部材(4)と袋口押込部材(5)と
    において、少なくとも一方の部材(4又は5)を他方の
    部材(5又は4)に対して近接・離間方向に移動させる
    ことができ、且つ両部材(4,5)の近接動作完了状態
    において袋口押込部材(5)と袋口押出部材(4)とが
    該袋口押込部材(5)が袋口押出部材(4)の各押片
    (41,41)間にあって所定長さだけ袋口内方側に進
    入した状態で重合する如く駆動する近接・離間駆動装置
    (6)と、 前記移動体(3)に設けられていて、物品入り袋(9
    0)の上部寄り外側面を左右各側から挟持する袋口挟持
    装置(8)、 とを備えたことを特徴とする物品入り袋のガセット成形
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、近接・離間駆動装置
    (6)は、前後各側の袋口押出部材(4)と袋口押込部
    材(5)の両方を近接・離間方向に駆動させる如くした
    ことを特徴とする物品入り袋のガセット成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、近接・離間駆動装置
    (6)は、2セット使用し、一方の近接・離間駆動装置
    (6)で前側の袋口押出部材(4)と後側の袋口押込部
    材(5)とを同時に進退動作させ、他方の近接・離間駆
    動装置(6)で後側の袋口押出部材(4)と前側の袋口
    押込部材(5)とを同時に進退動作させる如くしたこと
    を特徴とする物品入り袋のガセット成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226333A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Tanashin Denki Co ディスク再生機のクランプ装置
CN110588071A (zh) * 2019-10-16 2019-12-20 常州云建机械制造有限公司 编织袋折口装置

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