JP2634641B2 - 浮上式鉄道の軌道構造 - Google Patents

浮上式鉄道の軌道構造

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JP2634641B2 JP63191140A JP19114088A JP2634641B2 JP 2634641 B2 JP2634641 B2 JP 2634641B2 JP 63191140 A JP63191140 A JP 63191140A JP 19114088 A JP19114088 A JP 19114088A JP 2634641 B2 JP2634641 B2 JP 2634641B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は浮上式鉄道の軌道構造に係り、特に自然現象
による水害,雪害を防止するのに好適な浮上式鉄道の軌
道構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の浮上式鉄道の軌道構造は、第20図に示したもの
が宮崎実験線で使用されている。すなわち、U形ガイド
ウエイ1の両側に推進案内用コイル211,212を配列し、
地上側に複数個の浮上用地上コイル221,222を2列に配
列した構造になつている。一方、車両23には超電導磁石
241,242、補助支持車輪251,252、補助案内車輪261,262
及び空気バネ271,272などが搭載されている。
第20図におけるU形ガイドウエイ1を示すと第21図の
ようになり、第21図(a)は正面図、第21図(b)は平
面図である。第21図において、雨による水害防止法とし
てU形ガイドウエイ1と走行路スラブ11の間に溝を設
け、この溝から地面に雨水を流していたが、実際のガイ
ドウエイとして高架方式が使用される場合、高架方式の
下を車道にすることが多く、その車道に雨水が落ちるの
は危険であるなどの問題がある。
また、第21図では雪害対策が施されておらず、雪の日
には運転中止となるなどの問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、U形ガイドウエイと走行路スラブの
間に溝を設け、この溝から地面に雨水を流していたが、
実際のガイドウエイとして高架方式が採用される場合、
高架方式の下を車道とすることが多く、その車道に雨水
が落ちるのは危険であり、また、雪害の対策が施されて
いないため、雪の日は運転を中止するなど実際のガイド
ウエイとしては不備な点が多いなどの問題があつた。
本発明の目的は、雨水が下の車道に散らないようにす
ることができ、かつ、U形ガイドウエイの上に雪が積も
らないようにできる浮上式鉄道の軌道構造を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、地上側に複数個の浮上用地上コイルを2
列に配列した間に第1の溝を設け、この第1の溝に水ま
たは温水を流す第1の手段を設け、上記第1の溝からの
雨水を集めて樋を介して川,下水などに流して水害を防
止するとともに、上記第1の溝に雪が積もらないように
して達成するようにした。さらに両端に配列した多数区
分の推進案内用コイルと上記複数個の浮上用地上コイル
を2列に配列したものとの間に第2の溝あるいは底面が
斜めの第3の溝を設け、これらの溝の雨水を上記第1の
溝に集める第2,第3の手段を設けるかあるいは雪が多く
降る区間のみU形軌道の外側に屋根をかけるようにして
達成するようにした。
〔作用〕
地上側に配列した複数個の浮上用地上コイルの2列の
間にある程度深さのある第1の溝を設け、この溝に集ま
つた雨水を川,下水などに流すとともに、上記第1の溝
に水または温水を流して雪が積もらないようにしたの
で、水害及び雪害を防止することができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図〜第19図を用いて詳細に
説明する。
第1図は本発明の浮上式鉄道の軌道構造の一実施例を
示す構成図で、第1図(a)は正面図、第1図(b)は
内部側面斜視図である。第1図において、1はU形ガイ
ドウエイ(U形軌道)、2は走行路スラブ11の上に2列
に配列した複数個の浮上用地上コイル221,222の間に設
けたある程度深さのある第1溝、3はU形ガイドウエイ
1の内面両側に配列した多数区分の推進案内用コイル21
1,212と浮上用地上コイル221,222との間に設けた第2の
溝と第1の溝2とをそれぞれ連通する側面溝、4は浮上
用地上コイル221,222の空間から側面溝3に連通する直
角溝、5は第1の溝2の雨水を樋6を介して川,下水な
どに流す排水案内溝である。
2列に配列した浮上用地上コイル221,222の間に設け
た第1の溝2にU形ガイドウエイ1と走行路スラブ11の
間に設けた第2の溝をつなぐ側面溝3と、浮上用地上コ
イル221,222の空間に設けた直角溝4とをつなぎ、U形
ガイドウエイ1と走行路スラブ11の間に降つた雨水、浮
上用地上コイル221,222に降つた雨水を側面溝3、直角
溝4を介して第1の溝2に集めて排水案内溝5,樋6を介
して川または下水に流すことによりU形ガイドウエイ1
に雨水がたまらないようにするとともに、U形ガイドウ
エイ1が、例えば、高架方式の場合、その下に車道が設
けられても、その車道にはU形ガイドウエイ1から雨水
が散ることがなく安全である。
第1図(a),(b)は走行路スラブ11の上に浮上用
地上コイル221,222を設置した場合であるが、走行路ス
ラブ11なしでU形ガイドウエイ1の水平面上に浮上用地
上コイル221,222を設置しても第1図(a),(b)と
同様な効果が得られる。
第2図は本発明の他の実施例を示す例えば高架方式の
浮上式鉄道の軌道構成図で、第2図(a)は正面図、
(b)は平面図であり、網目の金網7以外は第1図と同
一符号で示したので説明は省略する。
第1図では例えばU形ガイドウエイ1を高架方式にし
たとしても風雨によりU形ガイドウエイ1の溝2,排水案
内溝5及び樋6に木の葉などが積もるため、排水が悪く
なるが、第2図では溝2の上に網目の金網7を設置した
ので、木の葉などが溝2,排水案内溝5及び樋6に積もる
ことがなく、排水がスムーズに行われる。
第2図も走行路スラブ11の上に浮上用地上コイル221,
222を設置した場合であるが、走行路スラブ11なしでU
形ガイドウエイ1の水平面上に浮上用地上コイル221,22
2を設置しても第1図と同様な効果が得られる。
第3図は本発明のさらに他の実施例を示す例えば高架
方式の浮上式鉄道の軌道構造図で、雪が多く降る区間だ
けU形ガイドウエイ1の外側にコンクリートまたは木造
の屋根9をかけるとともに、屋根9のない区間には給水
溝8を設け、この給水溝8に水または温水を流し、屋根
9のない区間に降つた雪を溝2で溶かして排水案内溝5
及び樋6を介して川または下水に排水することにより水
害及び雪害を防止する軌道構造としてある。冬の期間は
排水溝10の溝2側に蓋して水または温水が排水溝10を介
して樋6に流れないようにし、冬以外の季節では排水溝
10の溝2側に設けた蓋を外して樋6に雨水を流すように
してある。
第1図及び第2図は雨水を溝2に集めて排水案内溝5
及び樋6を介して川または下水に排水する軌道構造があ
るが、第3図は雨水,雪及び季節に対して対策を講じた
軌道構造で、雪に対しては雪が多く降る区間だけには屋
根9をかけ、雪の少ない区間では給水溝8から水または
温水を流して雪を溶かし、雨水に対しては第1図及び第
2図と同様に排水案内溝5及び樋6を介して川または下
水に排水する。
また、季節に対しては冬の期間は排水溝10の溝2側に
設けた蓋を開けず、冬以外の季節では排水溝10の溝2側
に設けた蓋を開けるようにして溝2の状態に変化をもた
せている。
また、軌道全区間の溝2に網目の金網7を設けること
により第2図と同様な効果が得られる。
第4図は本発明のさらに他の実施例を示す例えば高架
方式の浮上式鉄道の軌道構造図で、スプリンクラー12以
外の符号は第3図と同一符号で示したので符号説明は省
略する。
雪の降る日あるいは雪の降つた日に給水溝8に水また
は温水を流すとともに、スプリンクラー12を動作させて
U形ガイドウエイ1上に降つた雪を溶かして側面溝3,直
角溝4を介して溝2に集めて排水案内溝5及び樋6を通
して川または下水に排水する。
雨の日には給水溝8に水または温水を流すことを中止
するとともに、スプリンクラー12の動作を停止し、溝2
に集まつた側面溝3,直角溝4からの雨水を排水案内溝5
及び樋6を介して川または下水に排水する。そして、排
水溝10に対しては第3図と同様な動作を行うようにす
る。
第3図では雪が多く降る区間は屋根9をかけ、雪が少
ない区間は給水溝8に水または温水を流す方式である
が、第4図では雪の降る量に関係なく給水溝8に水また
は温水を流すとともに、スプリンクラー12を動作させる
方式であるから第3図よりも安価にすることができるな
どの効果がある。
第5図は第4図の変形例で、溝2に網目の金網7を設
置した浮上式鉄道の軌道構造図で、第2図と第4図のそ
れぞれの効果が得られる。
第6図は第1図の変形例で、第6図(a)は正面図、
(b)は内部側面斜視図である。U形ガイドウエイ1の
両側と走行路スラブ11の間に傾斜をつけた第3の溝を設
けて、この部分にたまる雨水の流れをよくするようにし
てある。
第7図〜第10図は第2図〜第5図のそれぞれの変形例
で、それぞれ第6図の第3の溝が設けてある以外は同様
で、第2図〜第5図のそれぞれと同様な効果が得られ
る。
第3図〜第10図に対しても走行路スラブ11の上に浮上
用地上コイル221,222を設置した場合を示したが、走行
路スラブ11なしでU形ガイドウエイ1の水平面上に浮上
用地上コイル221,222を設置した場合でも同様な効果が
得られる。
第1図〜第10図において、側面溝3は推進案内用コイ
ル211,212の幅で推進安定用コイル211,212の数だけ設置
し、直角溝4は浮上用地上コイル221,222の空間部分の
幅で浮上用地上コイル221,222の数だけ設置する。ま
た、排水案内溝5及び樋6に対しては川または下水のあ
る場所毎に設置する。
一方、第3図〜第5図及び第8図〜第10図における給
水溝8は水または温水を引き易い場合毎に設置する。排
水溝10は排水案内溝5及び樋6と同様に設置する。
第11図は本発明のさらに他の実施例を示す例えば高架
方式の浮上式鉄道の軌道構造図で、第11図(a)は正面
図、(b)は内部側面斜視図である。推進案内用コイル
211,212と浮上用地上コイル221,222をともにU形ガイド
ウエイ1内に埋め込み、13,14は推進案内用コイル211,2
12を埋め込む溝、15,16は浮上用地上コイル221,222を埋
め込む溝、他の符号は第1図と同一符号で示したので説
明は省略する。
第11図はU形ガイドウエイ1内に推進案内用コイル21
1,212及び浮上用地上コイル221,222がともに埋め込まれ
ているため、U形ガイドウエイ1に凹凸がなく、美観が
よく、かつ、U形ガイドウエイ1を作成するコンクリー
トなどが第1図の軌道構造に比して少なくなり、安価に
なるなどの効果がある。
第12図は本発明のさらに他の実施例を示す例えば高架
方式の浮上式鉄道の軌道構造図で、(a)は正面図、
(b)は平面図であり、符号は第2図及び第11図と同一
符号で示したので符号の説明は省略する。第12図
(a),(b)では第1の溝2の上に網目の金網7を設
置したので木の葉などが溝2,排水案内溝5及び樋6に積
もることがなく、第11図(a),(b)よりも排水がス
ムーズに行われる効果がある。
第13図は本発明のさらに他の実施例を示す例えば高架
方式の浮上式鉄道の軌道構造図で、第3図と異なるとこ
ろは推進案内用コイル211,212の溝13,14及び浮上用地上
コイル221,222の溝15,16をそれぞれU形ガイドウエイ1
に設けて溝13,14に推進案内用コイル211,212を、溝15,1
6に浮上用地上コイル221,222をそれぞれ埋め込んでU形
ガイドウエイ1に凹凸をなくしたことで、その他は第3
図と同じであるから符号などの説明は省略する。
第14図は本発明のさらに他の実施例を示す例えば高架
方式の浮上式鉄道の軌道構造図で、第4図と異なるのは
推進案内用コイル211,212の溝13,14及び浮上用地上コイ
ル221,222の溝15,16をそれぞれU形ガイドウエイ1に設
けて、溝13,14に推進案内用コイル211,212を、溝15,16
に浮上用地上コイル221,222をそれぞれ埋め込んでU形
ガイドウエイ1に凹凸をなくしたことで、その他は第4
図と同じであるから符号などの説明は省略する。
第15図は第14図の変形例で、第1の溝2に網目の金網
7を設置した浮上式鉄道の軌道構造図で、第12図と第14
図のそれぞれの効果が得られる。
第16図は第12図の変形例で、(a)は正面図,(b)
は平面図であり、U形ガイドウエイ1の両側と水平面の
間に傾斜を設けてこの部分にたまる雨水の流れをよくす
るようにしたものであり、第17図〜第19図は第13図〜第
15図のそれぞれの変形例で、第13図〜第15図のそれぞれ
と同様な効果が得られる。なお第1図(b),第6図
(b)及び第11図(b)には、第1図(a),第6図
(a)及び第11図(a)のそれぞれに設置した排水案内
溝5及び樋6を図示すると複雑になるため、それの図示
を省略した。また、第2図(b),第7図(b),第12
図(b)及び第16図(b)に第2図(a),第7図
(a),第12図(a)及び第16図(a)のそれぞれに設
置した直角溝4,排水案内溝5及び樋6を図示すると複雑
になるためそれの図示を省略した。
以上詳細に説明したように、第1図の実施例によれ
ば、複数個の浮上用地上コイル221,222を2列に配列し
た間にある程度深さがある第1の溝2を設け、この溝2
にU形ガイドウエイ1の両側と走行路スラブ11の間に設
けた第2の溝を傾斜をつけてつなぐとともに、この傾斜
した溝3に浮上用地上コイル221,222の空間に設けた溝
を直角につないで、U形ガイドウエイ1上の雨水をある
程度深さがある第1の溝2に集め、この溝2から排水案
内溝5及び樋6を介して川または下水に流すため、U形
カイドウエイ1が例え高架方式でもU形ガイドウエイ1
の下に雨水をたれ流すことがないので、安全であるなど
の効果がある。
また、第2図の実施例によれば、複数個の浮上用地上
コイル221,222を2列に配列した間にある程度深さがあ
る第1の溝2を設け、この溝2に網目の金網7を設ける
ことにより木の葉などが積もることを防止するため、第
1図の実施例よりも排水がスムーズに行われるなどの効
果がある。
一方、第3図の実施例によれば、雪が多く降る区間に
はコンクリートまたは木造の屋根9をかけ、雪が少ない
区間には給水溝8を設け、この給水溝8に外部から水ま
たは温水を流して複数個の浮上用地上コイル221,222
2列に配列した間に設けたある程度深さがある第1の溝
2に積もる雪を溶かして排水案内溝5及び樋6を介して
川または下水に流すため、リニアモータカーが雪で運転
できなくなることがないなどの効果があり、かつ、季節
に応じて給水溝8に水または温水を流すか流さないかあ
るいは排水溝10を閉じるか開くかを決めるため、ある程
度深さがある第1の溝2の水量を調整できるなどの効果
がある。
また、第4図の実施例によれば、複数個の浮上用地上
コイル221,222を2列に配列した間に設けたある程度深
さがある第1の溝2にスプリンクラー12を設置し、雪の
降る日あるいは雪が降つた日には給水溝8から水または
温水をある程度深さがある溝2に流すとともにスプリン
クラー12を動作させてU形ガイドウエイ1の上の雪を溶
かして排水案内溝5及び樋6を介して川または下水に流
すため、U形ガイドウエイ1の上に雪が積もることがな
いので、雪の日でもリニアモータカーを運転することが
でき、かつ、季節に応じて給水溝8に水または温水を流
すか流さないか、スプリンクラー12を動作させるか否か
及び排水溝10を閉じるか開くかを決めるため、ある程度
深さがある第1の溝2の水量を調整でき、また、第3図
の実施例よりも建設費が低減できるなどの効果がある。
また、第11図の実施例によれば、U形ガイドウエイ1
内に推進案内用コイル211,212と浮上用地上コイル221,2
22が埋め込まれるため、U形ガイドウエイ1上に凹凸が
なくなるので、美観がよく、かつ、U形ガイドウエイ1
を作成するコンクリートなどが第1図〜第4図のそれぞ
れの実施例よりも少なくなるので、建設費が低減できる
などの効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、U形ガイドウ
エイの両側に多数区分の推進案内用コイルを配列し、地
上側に複数個の浮上用地上コイルを2列に配列した軌道
構造において、浮上用地上コイルを2列に配列した間に
第1の溝を設け、U形ガイドウエイの両側と浮上用地上
コイルとの間に第2の溝を設けるか、底が傾斜した第3
の溝を設け、これらの溝と第1の溝とを傾斜を持たせた
側面溝でつなぎ、また、浮上用地上コイルの数だけ浮上
用地上コイルの空間に溝を設けて側面溝につなぎ、さら
に第1の溝に給水溝を設け、この給水溝から水また温水
を流し、第1の溝には排水案内溝を設けて下水などに流
すことができるようにしたので、雨水はもち論、雪も溶
かして下水などに排水することができ、季節に関係なく
リニアモータカーを運転することができるとともに、U
形ガイドウエイが高架方式で下に車道を設けた場合、雨
水が車道に落ちることがないので安全であるなど効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の浮上式鉄道の軌道構造の一実施例を示
す構成図、第2図〜第5図はそれぞれ本発明の他の実施
例を示す構成図、第6図〜第10図はそれぞれ第1図〜第
5図の変形例を示す構成図、第11図〜第15図はそれぞれ
本発明のさらに他の実施例を示す構成図、第16図〜第19
図はそれぞれ第11図〜第15図の変形例を示す構成図、第
20図は従来の浮上式鉄道の軌道構造の構成図、第21図は
従来のU形ガイドウエイの構造図である。 1……U形ガイドウエイ、2……第1の溝、3……側面
溝、4……直角溝、5……排水案内溝、6……樋、7…
…金網、8……給水溝、9……屋根、10……排水溝、11
……走行路スラブ、12……スプリンクラー、211,212
…推進案内用コイル、221,222……浮上用地上コイル。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮上式鉄道の軌道構造として両側に多数区
    分の推進案内用コイルを配列し、地上側に複数個の浮上
    用地上コイルを2列に配列したU形軌道において、前記
    複数個の浮上用地上コイルを2列に配列した間に第1の
    溝を設け、該第1の溝に水または温水を流す第1の手段
    と前記第1の溝内の水を下水等に流す手段とを設けたこ
    とを特徴とする浮上式鉄道の軌道構造。
  2. 【請求項2】浮上式鉄道の軌道構造として両側に多数区
    分の推進案内用コイルを配列し、地上側に複数個の浮上
    用地上コイルを2列に配列したU形軌道において、前記
    複数個の浮上用地上コイルを2列に配列した間に第1の
    溝を設け、前記両側に配列した多数区分の推進案内用コ
    イルと前記複数個の浮上用地上コイルを2列に配列した
    ものとの間に第2の溝を設け、該第2の溝の雨水を前記
    第1の溝に集める第2の手段と、前記第1の溝に水また
    は温水を流す第1の手段と、前記第1の溝内の水を下水
    等に流す手段とを設けたことを特徴とする浮上式鉄道の
    軌道構造。
  3. 【請求項3】浮上式鉄道の軌道構造として両側に多数区
    分の推進案内用コイルを配設し、地上側に複数個の浮上
    用地上コイルを2列に配列したU形軌道において、前記
    複数個の浮上用地上コイルを2列に配列した間に第1の
    溝を設け、前記両側に配列した多数区分の推進案内コイ
    ルと前記複数個の浮上用地上コイルを2列に配列したも
    のとの間に底面が斜めの第3の溝を設け、該第3の溝の
    雨水を前記第1の溝に集める第3の手段と、前記第1の
    溝に水または温水を流す第1の手段と、前記第1の溝内
    の水を下水等に流す手段とを設けたことを特徴とする浮
    上式鉄道の軌道構造。
  4. 【請求項4】浮上式鉄道の軌道構造として両側に多数区
    分の推進案内用コイルを配設し、地上側に複数個の浮上
    用地上コイルを2列に配列したU形軌道において、雪が
    多く降る区間のみ前記U形軌道の外側に屋根をかけ、前
    記複数個の浮上用地上コイルを2列に配列した間に第1
    の溝を設け、該第1の溝に水または温水を流す第1の手
    段と、前記第1の溝内の水を下水等に流す手段とを設け
    たことを特徴とする浮上式鉄道の軌道構造。
  5. 【請求項5】前記第1の溝の上に網目のカバーを設けて
    ある特許請求の範囲第1項または第2項または第3項ま
    たは第4項記載の浮上式鉄道の軌道構造。
  6. 【請求項6】前記第1の溝にスプリンクラーを設けてあ
    る特許請求の範囲第1項または第2項または第3項また
    は第4項記載の浮上式鉄道の軌道構造。
  7. 【請求項7】前記第1の溝に網目のカバーとスプリンク
    ラーを設けてある特許請求の範囲第1項または第2項ま
    たは第3項または第4項記載の浮上式鉄道の軌道構造。
  8. 【請求項8】前記推進案内用コイルと前記浮上用地上コ
    イルがコンクリート内に埋め込んである特許請求の範囲
    第1項または第2項または第3項または第4項記載の浮
    上式鉄道の軌道構造。
  9. 【請求項9】前記第1の溝の上に網目のカバーを設けて
    ある特許請求の範囲第8項記載の浮上式鉄道の軌道構
    造。
  10. 【請求項10】前記第1の溝にスプリンクラーを設けて
    ある特許請求の範囲第8項記載の浮上式鉄道の軌道構
    造。
  11. 【請求項11】前記第1の溝に網目のカバーとスプリン
    クラーを設けてある特許請求の範囲第8項記載の浮上式
    鉄道の軌道構造。
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