JP2634578B2 - マンホール用蓋装置 - Google Patents

マンホール用蓋装置

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JP2634578B2
JP2634578B2 JP7184655A JP18465595A JP2634578B2 JP 2634578 B2 JP2634578 B2 JP 2634578B2 JP 7184655 A JP7184655 A JP 7184655A JP 18465595 A JP18465595 A JP 18465595A JP 2634578 B2 JP2634578 B2 JP 2634578B2
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roller
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光男 伊藤
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ITO TETSUKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角型の蓋体とそれを受
け支える枠体とから成り、枠体に設けたローラーによっ
て蓋体を支えながら開閉するマンホールに於ける蓋装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のマンホールはインターロッキン
グ型とも称され、蓋をローラーによって容易に開閉する
ことができるという特徴を有する。しかし、従来のもの
は実開昭61−50144号の考案のようにローラーが
枠体中間部に設けてあるため、閉蓋時にローラーを収め
る空所とその延長上の空間を中子を用いて鋳造しなけれ
ばならないという問題があった。空間を設けないと、ロ
ーラーが乗り上げる突条と蓋体状上の縁との間が全部肉
(鋳物)になってしまい、重量過大及びコスト上昇等の
不具合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は前記の点に
着目してなされたもので、その課題は中子を使用せずに
ローラーを収める空所を鋳造可能にするとともに、重量
増加を招かないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、インターロッキング型のマンホールに於い
て、枠体内に必要な隙間Gを介して収まる周壁部11を
蓋体10の外周に設け、該周壁部11の端で、かつ蓋体
10の左右両隅に相当する箇所に板状部15を設け、そ
こに開蓋のための把手部16を形成し、各板状部15の
下部を各ローラー17が収まるローラー収容部18と
し、ローラー17に乗り上げる摺動部19を左右の周壁
部11の下面に設けるという手段を講じたものである。
【0005】
【作用】蓋体10は周壁部11を有し、ローラー17に
乗り上げる摺動部19をその周壁部11の下面に設けて
いるので、周壁部11から側方へ突出する部分がなくな
り、蓋体上端の外周に側方へ突出した突縁部13が設け
られる場合でも、中子を必要とせずに摺動部19を有す
る蓋体10の鋳造が可能になる。
【0006】ローラー17が収まるローラー収容部18
は板状部15の下部に設定される。該部分は、周壁部1
1の端でかつ蓋体10の左右の両隅に相当する箇所であ
るから、ローラー収容部を周壁部11に設ける必要はな
くなり、従ってローラー収容部やその延長空間も不要に
なる。
【0007】故に、周壁部11は蓋体10として必要十
分な肉厚であれば良く、中子を使用しないことによる厚
肉、大重量化という問題が生じない。即ち周壁部11は
その全体に於いてほぼ一様な肉厚で良い。
【0008】
【実施例】本発明の実施対象であるマンホールは、各図
に示されるように角型の蓋体10と、それを受け支える
棚状の部分14を内側に設けた角型の枠体20とから成
る。枠体20は棚状部分14の内方中央部に人が出入可
能な口、つまりマンホールである開口22を有し、棚状
部分14の外側にはそこを取り囲んで立ち上がる外枠部
23を有する。
【0009】蓋体10を支えるためのローラー17は、
枠体20の内側に突出するように一辺部の左右両隅に各
一個回転可能に軸支されており、各ローラー17は、後
述する蓋体10の板状部14の下部に設定されているロ
ーラー収容部18に収まる。24はローラー支軸であ
り、同一軸線上に位置する。
【0010】蓋体10は、必要な最小限度の隙間Gを介
して枠体20内に収まる大きさ、形状を有する。実施例
の場合、蓋体10は角型の底板部12を有し、それを外
周にて取り囲む周壁部11を立ち上がり状に設けた浅い
皿状に形成されている。この皿状凹部内にはタイルその
他の化粧材等を敷設することができる。
【0011】例示の蓋体10では、4角形の角型の一辺
部に於いて、周壁部11の端に位置しかつ蓋体10の左
右両隅に相当する箇所に板状部15を設け、さらに開蓋
操作のときに手かぎなどの工具を挿し込んで引っかける
把手部16を上面に形成している。各板状部15は蓋体
10の上面の一部をなす水平な部分であり、その下部
は、周壁部11の左右両隅を斜めに切除するように設け
た3角形の空間となっており、その一部に前述のローラ
ー収容部18を設定している。25はその周壁部11の
左右両隅の斜壁部を示す。
【0012】開蓋時、周壁部11は枠体20の外枠部2
3との間に、開閉のためにのみ必要な隙間Gを介して外
枠部23に相対する。そしてこの周壁部11の下面の左
右に、ローラー17へ乗り上げるための摺動部19を設
ける。例示の摺動部19は周壁部11の下面から下方へ
突出させた突条の形態を有するが、周壁部11が外枠部
23に僅かな間隙Gを介して接近し、ローラー17とほ
ぼ同位置にあるため、摺動方向外方へは突出させる必要
がない。故に、蓋体10の上端に側方へ突出した突縁部
13が存在しても、摺動部19との間がコ字形のような
凹入状にはならないため、中子を用いることなく鋳造可
能である。
【0013】摺動部19は、周壁部11の下面から下方
へ突出しているため、蓋体10に高さ方向の余裕が生
じ、蓋体10の開閉操作時に枠体20と低触する機会を
少なくする。逆の面では摺動部19を突出させることは
ローラー17の径を相対的に小さくすることに寄与す
る。このような摺動部19は、開閉操作に必要な長さ、
具体的にはローラー収容部18より後方から、周壁部1
1の後端より手前の範囲に設けてある。
【0014】さらに摺動部19は前端にローラーへの乗
り上げを容易化する乗り上げ整形部21を有し、後端に
枠体側の支持部26との係合部27を有する。なお、摺
動部19の突出高さは、支持部26の後方の突出部28
の高さと同等とする。その突出部28は蓋体10の下面
を受け支える。なお、29はパッキングを示す。
【0015】このような本発明の装置において、開蓋時
蓋体10は図3に示す如く、摺動部19が枠体20の棚
状部分14に接し、底板部12の下面は枠体の突出部2
8に乗っており、工具を用いて蓋体10のローラー側部
をほぼ枠体内にて図4に示すようにずり上げると、摺動
部19がローラー17に乗り、さらに蓋体10を前方へ
引くとローラー17の回転により蓋体10を軽く水平移
動させ、開蓋状態とすることができる(図5)。閉じる
ときは図5から逆に蓋体10を後方へ押すと(図4)、
蓋体10を枠体20上へ軽く戻すことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであり、蓋体10の周壁部11の下面の左右に摺
動部19を設けたので、ローラー17を収めるローラー
収容部18を中子を使用せずに鋳造することができ、し
かも重量増加を招かないのでコストの削減、生産性の向
上に寄与するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマンホール用蓋装置の実施例を示
す平面図。
【図2】同上の断面図。
【図3】開蓋状態の断面説明図。
【図4】開蓋開始時の断面説明図。
【図5】開蓋途中の断面説明図。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角型の蓋体とそれを受け支える枠体とか
    ら成り、枠体に設けたローラーによって蓋体を支えなが
    ら開閉するマンホールに於いて、枠体内に必要な隙間G
    を介して収まるように蓋体10の外周に周壁部11を設
    け、該周壁部11の端で、かつ蓋体10の左右両隅に相
    当する箇所に板状部15を設け、そこに開蓋のための把
    手部16を形成し、各板状部15の下部を各ローラー1
    7が収まるローラー収容部18とし、ローラー17に乗
    り上げる摺動部19を左右の周壁部11の下面に設けた
    ことを特徴とするマンホール用蓋装置。
  2. 【請求項2】 蓋体10は底板部12を有し、その外周
    を周壁部11が取り囲んでおり、底板部12上がタイル
    等化粧材の取り付け部になっている請求項第1項記載の
    マンホール用蓋装置。
  3. 【請求項3】 周壁部11は、蓋体10の全周に亘って
    設けてあり、かつその全体に於いてほぼ一様な肉厚に形
    成されている請求項第1項記載のマンホール用蓋装置。
  4. 【請求項4】 摺動部19は、周壁部11の下面から下
    方へ突出しており、周壁部11の左右の縁に沿って平行
    に設けられ、そのローラー17への乗り上げを容易にす
    る乗り上げ整形部21をローラー側の端部に設けた構成
    を有する請求項第1項記載のマンホール用蓋装置。
  5. 【請求項5】 摺動部19は、ローラー収容部18より
    後方から周壁部11の後端よりやや手前までの部分に設
    けられている請求項第1項記載のマンホール用蓋装置。
JP7184655A 1995-06-28 1995-06-28 マンホール用蓋装置 Expired - Lifetime JP2634578B2 (ja)

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JPH0913414A JPH0913414A (ja) 1997-01-14
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