JP2633981B2 - 現像剤攪拌装置 - Google Patents
現像剤攪拌装置Info
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- JP2633981B2 JP2633981B2 JP2245283A JP24528390A JP2633981B2 JP 2633981 B2 JP2633981 B2 JP 2633981B2 JP 2245283 A JP2245283 A JP 2245283A JP 24528390 A JP24528390 A JP 24528390A JP 2633981 B2 JP2633981 B2 JP 2633981B2
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Description
置において用いられる現像剤撹拌装置に関するものであ
る。
器が複数設けられている。従って、複写機全体の大型化
を防ぐためには、各々の現像器をコンパクト化する必要
がある。
にトナーとキャリアとから成る現像剤を循環させる方式
をそのまま用いて現像器をコンパクトに設計しようとす
ると、現像剤が循環距離が非常に短くなるため、補給ト
ナーが現像剤と充分に混ざりきらずに帯電不足となり、
飛散するという問題が生じる。
示すようにスパイラル10を用いて現像剤を現像スリーブ
20の長手方向に隔壁15に沿って撹拌路45上を循環させる
ことにより、撹拌処理を稼ぐ方式が採用されている。そ
して、透磁率センサー(トナコンセンサー)30を撹拌路
45の底部に設けて現像剤のT/D(但しTはトナー量、D
は現像剤量)を検知し、オナー補給口60から投入するト
ナー量を制御している。
ると、現像器中にセットされる現像剤の量が現像剤のT/
Dを制御するための重要な要因となる。
露出している状態であると、現像剤が羽根と羽根との混
で回転方向に対して雪崩のように崩れる動作をしながら
進行方向に押されて行くので、スパイラルとしての撹拌
は最良の状態となる。
利用したトナコンセンサー30を設けてT/Dを検知し、制
御しようとすると、次のような不具合が発生する。
場合、一時的に現像剤の量が少なくなり、スパイラル10
が現像剤から露出し過ぎてしまう。その結果、現像剤中
に含まれる空気が増えて撹拌路の底部にあるトナコンセ
ンサー30に現像剤中のキャリアが接触しずらくなり、検
知電圧が低くなってトナーが補給されなくなる。これは
トナコンセンサー30が現像剤の透磁率の大きさから現像
剤のキャリア濃度を検知し、T/Dを求めているからであ
る。
稿に変えたとき等のように、一時的にトナー濃度が基準
以上になって、スパイラル10の羽根12が隠れる程の現像
剤量になった場合、表層の現像剤は混ざり合う運動をす
ることなく送られてしまう。その結果、補給されたトナ
ーは現像剤の上に乗ったまま移動し、撹拌路45の底部に
あるトナコンセンサー30にはいっさい検知されることが
ない。従って、トナー補給は停止することなく、オーバ
ートナーとなり、更に現像剤が増える。よって、スパイ
ラル10の羽根が現像剤によって隠れ、更に、補給された
トナーがトナコンセンサー30に検知されないので、現像
器からトナーが噴き出すといった悪循環に陥ってしま
う。
よる現像剤中のトナー濃度の誤検知を防止しうる現像剤
撹拌装置を提供することを目的とする。
施されたキャリアとトナー補給口から撹拌路上に投入さ
れるトナーとをスパイラルによって混合するとともに該
トナーとキャリアとから成る現像剤を前記スパイラルに
よって該スパイラルの軸方向に循環させる現像剤撹拌装
置において、 搬送速度の速い区間と遅い区間をスパイラルの軸方向
に交互に設け前記搬送速度の速い区間では前記スパイラ
ルの一部が露出した状態となるように現像剤を存在させ
て撹拌される。そして、搬送速度の速い区間にはトナー
補給口を配設し、搬送速度の遅い区間にはトナーセンサ
を配設している。
かくすることによって形成され、前記速い区間は、前記
スパイラルの羽根のピッチを粗くすることによって形成
される。
速度の速い部分に設け、トナコンセンサーを搬送速度の
遅い部分に設ければ、トナー補給口下付近では現像剤が
滞在する時間が短く、現像剤が存在する量は少ない。し
かも、この少ない現像剤はスパイラルの一部が露出した
状態となるように存する。そのため、そこに補給された
トナーは現像剤が羽根と羽根との間で回転方向に対して
雪崩のように崩れる動作の中に強力に飲み込まれて、速
やかに現像剤と混合し、現像剤中に均一に分散すること
になる。
遅いので、そこに現像剤が滞在する時間が長くなり、結
果として現像剤が多くなる。従って、トナコンセンサー
に接触しやすくなり、確実なトナー濃度検出ができる。
ケーシング40内には、ケーシング40から一部露出して感
光体ドラム(図示せず)と対向するように現像スリーブ
20が設けられている。また、ケーシング40内には現像ス
リーブ20の長手方向に対して平行に隔壁15が設けられて
いる。隔壁15を介して現像スリーブ20が設けられていな
い側のケーシング40上面の一箇所には、トナー補給口60
が設けられている。トナー搬送スクリュー50が回転する
ことによって第2図(第1図のA−A′線断面図)に示
すように、トナー70がトナー補給口60を通りケーシング
40内に投入される。そして、現像剤80から一部露出した
第1スパイラル10aの羽根12によって、トナー70は速や
かに現像剤80と混合される。
トナー補給口60が設けられ、第1図、第3図に示すよう
にケーシング40底部にトナコンセンサー30が設けられて
いる撹拌路45上には、第1スパイラル10aが設けられて
いる。
aのピッチは、トナコンセンサ30上に位置する部分の第
1スパイラル10aのピッチよりも粗くなっている。従っ
て、このピッチの粗い部分では、トナコンセンサー30上
に位置する部分よりも現像剤80の搬送速度が速くなって
いる。尚、現像剤80の搬送速度が速い結果、第1スパイ
ラル10aの羽根12及び13が現像剤80から露出している状
態を表わすために、第1図中には第1スパイラル10aの
ピッチの粗い部分(速い区間)のみを示す。また、トナ
コンセンサー30上に位置する部分の第18スパイラル10a
のピッチはトナー補給口60下に位置する部分の第1スパ
イラル10aのピッチよりも細かくなっている。従って、
このピッチの細かい部分では前記ピッチの粗い部分より
も現像剤80の搬送速度が遅くなっている。従って、第3
図(第1図のB−B′線断面図)に示されているように
第1スパイラル10aは現像剤80により充分に覆われるた
め、トナコンセンサー30と現像剤80との接触が良好に行
なわれる。トナコンセンサー30によって検知されたT/D
が予め設定された所定値よりも小さい場合には前記トナ
ー補給口60からトナー70の補給が行なわれる。また、第
1図に示すように、このピッチの細かい部分(遅い区
間)と、粗い部分(速い区間)とは交互に繰り返し形成
されている。従って、第4図に示すようにピッチの粗い
部分程、現像剤80から第1スパイラル10aが露出し、ピ
ッチの細かい膨分ほど現像剤80によって第1スパイラル
10aが覆われる。
の高さぐらいしか現像剤80が存在しないようにする。そ
の結果、このピッチの粗い部分で補給されたトナーは第
1スパイラル10aの回転方向に対し雪崩のように崩れる
動作の中に強力に飲み込まれて現像剤と混合される。
うにして堆積され、自重により必要以上の現像剤80はピ
ッチの粗い部分に流れて移動する。
動作したときに現像剤の分布する様子を示している。
向に現像剤を送る速度が速い区間では、現像剤が存在す
る量はスパイラルの一部が露出した状態となるまで少な
くなるので、そこに補給されたトナーは現像剤が羽根と
羽根との間で回転方向に対して雪崩のように崩れる動作
の中に強力に飲み込まれて、速やかに現像剤と混合し、
現像在中に均一に分散される。一方、スパイラルの軸方
向に現像剤を送る速度が遅い部分では現像剤が存在する
量が多くなるので、そこに設置した透磁率センサーに現
像剤が確実に接触することになり、誤検知を防止でき
る。
はそのA−A′線断面図、第3図はそのB−B′線断面
図である。第4図はその一実施例の説明図である。第5
図は従来例の概略図である。 10……スパイラル、 10a……第1スパイラル、 10b……第2スパイラル、 10c……第3スパイラル、 12……羽根、 13……軸、 15……隔壁、 20……現像スリーブ、 30……透磁率センサー(トナコンセンサー)、 40……ケーシング、 45……撹拌路、 50……トナー搬送スクリュー、 60……トナー補給口、 65……トナー補給位置、 70……トナー、 80……現像剤。
Claims (1)
- 【請求項1】予め撹拌路上に施されたキャリアとトナー
補給口から撹拌路上に投入されるトナーとをスパイラル
によって混合するとともに該トナーとキャリアとから成
る現像剤を前記スパイラルによって該スパイラルの軸方
向に循環させる現像剤撹拌装置において、 前記スパイラルの羽根のピッチを粗くすることによって
形成された現像剤の搬送速度の速い区間と、前記スパイ
ラルの羽根のピッチを細かくすることによって形成され
た現像剤の搬送速度の遅い区間と、がスパイラルの軸方
向に交互に設けられており、 前記搬送速度の速い区間では前記スパイラルの一部が露
出した状態となるように現像剤を存在させて撹拌し、 前記搬送速度の速い区間にはトナー補給口が配設され、
前記搬送速度の遅い区間にはトナーセンサーが配設され
ていることを特徴とする現像剤撹拌装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245283A JP2633981B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 現像剤攪拌装置 |
US07/756,032 US5166732A (en) | 1990-09-14 | 1991-09-06 | Developer agitating method and developer agitating apparatus |
DE69118063T DE69118063T2 (de) | 1990-09-14 | 1991-09-09 | Entwicklerrührverfahren und -gerät |
EP91115222A EP0475332B1 (en) | 1990-09-14 | 1991-09-09 | Developer agitating method and developer agitating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245283A JP2633981B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 現像剤攪拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124685A JPH04124685A (ja) | 1992-04-24 |
JP2633981B2 true JP2633981B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=17131366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2245283A Expired - Lifetime JP2633981B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 現像剤攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2633981B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101381668B1 (ko) * | 2011-04-15 | 2014-04-04 | 교세라 도큐멘트 솔루션즈 가부시키가이샤 | 화상 형성 장치 |
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DE3842215A1 (de) * | 1988-12-15 | 1990-06-21 | Bayer Ag | Verfahren zur deponierung von abfaellen |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2245283A patent/JP2633981B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101381668B1 (ko) * | 2011-04-15 | 2014-04-04 | 교세라 도큐멘트 솔루션즈 가부시키가이샤 | 화상 형성 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04124685A (ja) | 1992-04-24 |
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