JP2633799B2 - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JP2633799B2 JP23696793A JP23696793A JP2633799B2 JP 2633799 B2 JP2633799 B2 JP 2633799B2 JP 23696793 A JP23696793 A JP 23696793A JP 23696793 A JP23696793 A JP 23696793A JP 2633799 B2 JP2633799 B2 JP 2633799B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、電子複写機
に備えられ原稿を露光走査する光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機には、原稿台ガラスにセット
された原稿に対し光学装置を走行させながら光を照射し
原稿面に露光するものがある。
【0003】この露光走査により、前記原稿面から反射
される反射光は感光体ドラムに導かれて結像し原稿像が
形成される。
【0004】例えば、特公平5−2214号に見られる
ような光学装置においては、走査方向に移動するキャリ
ッジベ−スを備えている。このキャリッジベ−スには露
光ランプおよび、この露光ランプからの光を原稿面に導
くリフレクタが設けられている。さらに、キャリッジべ
−スには原稿面からの反射光を所定方向に反射させる反
射ミラ−およびカバ−などが配設されて露光走査ユニッ
トが構成されている。また、上記キャリッジベ−スの走
査方向と直交する方向の底面両端部には一対の接触部材
が取り付けられている。この一対の接触部材はキャリッ
ジベ−スの走査方向に沿って所定間隔を存して取り付け
られている。キャリッジベ−ス1は前記一対の接触部材
をガイドレ−ルに接触させ、この接触部材をガイドレ−
ルに摺接させて走行する。
【0005】しかしながら、従来においては、キャリッ
ジベ−スの一対の接触部材をキャリッジベ−スの走行方
向の幅寸法内に配置していたため、一対の接触部材の離
間幅が小さく、露光走査ユニットの重心が前記一対の接
触部材間に位置していない場合がある。
【0006】このため、露光走査ユニットの走行時にお
ける安定性が悪く、加速、減速時には露光走査ユニット
が飛び跳ねてしまい、結果的に画像のブレが大きくなる
とともに、騒音の原因ともなっていた。
【0007】なお、前記キャリッジベ−ス自体の幅寸法
を大きくすると、一対の接触部材間の離間幅を広げるこ
とが可能となり、接触部材間の離間幅の間にキャリッジ
ベ−スの重心を配することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合に
は、キャリジベ−スの重量が大きくなり、モ−タの負荷
トルクが増大し、キャリッジモ−タの動作不良の原因と
なる。したがって、キャリッジベ−スの幅を単純に広く
することはできない。
【0009】そこで、本発明は、重量を増加させること
なく、加速あるいは減速させても、飛び跳ねることな
く、スム−ズに走行できるようにした光学装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、原稿を載置する原稿台と、この原稿台の下面
に設けられ、原稿台に沿って第1の方向に移動可能な光
学系キャリッジと、この光学系キャリッジを原稿台に沿
って摺動自在にガイドするガイド部材と、前記光学系キ
ャリッジの前記第1の方向に直交する方向の両端部に設
けられ、前記第1の方向に延在するシャフトを有し、前
記光学系キャリッジを前記ガイド部材上に支持する支持
手段と、前記光学系キャリッジの所定位置に一部が取り
付けられ、前記光学系キャリッジを前記第1の方向に沿
って移動させるベルト手段と、このベルト手段を所定の
加速度で駆動する駆動手段とを有してなり、 前記支持手
段の前記第1の方向での長さをS(mm)、前記光学系キャ
リッジの重心と前記光学計キャリッジの前記所定位置と
の重力方向の間隔をl(mm)、前記駆動手段により駆動さ
れる前記ベルト手段の加速度をa(mm/sec 2 ) 、重力加
速度をg(mm/sec 2 ) とするとき、 S≧4al/g なる関係が満たされることを特徴とするものである。
【0011】
【0012】
【作用】上記手段により、光学系キャリッジの重心を接
触部材間に位置させることができ、光学系キャリッジ
走行時における安定性を向上させて加速、減速時におけ
光学系キャリッジの飛び跳ねを確実に防止できるよう
にする。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図1〜図5に示す一実施例を
参照して説明する。
【0014】図1は画像形成装置を示すもので、図中1
1は装置本体である。
【0015】この装置本体11は載置台12の上面部に
載置されている。
【0016】上記装置本体11の上面部には原稿Gを載
置する原稿台ガラス13が設けられ、手前側には操作部
14が設けられている。この操作部14にはコピ−枚数
を設定する設定キ−18、用紙サイズを選択する選択キ
−19a、画像倍率を設定する倍率設定キ−19b、コ
ピ−動作を開始させるコピ−釦17など各種の操作キ−
が配設されている。
【0017】また、上記装置本体11の一側面部には手
差用紙を給紙させる手差給紙部15が設けられ、他側面
部には画像が形成された用紙を排出させる排紙トレイ1
6が設けられている。
【0018】上記載置台12の内部には用紙を収容する
第1〜第3の給紙カセット35〜37が出入自在に配設
され、上記載置台12の一側部側には用紙を大量に収容
する大容量給紙装置39が設けられている。
【0019】図2に装置本体11の内部構成を示す。上
記装置本体11内の上部側には光学装置41が設けられ
ている。この光学装置41の下部側には像担持体として
の感光体ドラム20が矢印方向に回転自在に設けられて
いる。前記光学装置41は第1および第2のキャリッジ
25,26、レンズブロック46、およびレンズ46を
通過した光を感光体ドラム20へと導く第4乃至第6の
反射ミラ−47,48,49から構成されている。この
光学装置41の詳細な構成については後述する。上記感
光体ドラム20の周囲部にはその回転方向に沿って順
次、感光体ドラム20の表面を一様に帯電させる帯電チ
ャ−ジャ−21、感光体ドラム20の表面に残留した電
荷を消去する消去アレイ28、露光により前記感光体ド
ラム20の表面に形成された潜像を現像する現像器23
が配設されている。さらに、前記感光体ドラム20の周
囲部にはその回転方向に沿って順次、前記感光体ドラム
20の表面に形成された現像剤像を用紙に転写させる転
写チャ−ジャ−24、現像剤像が転写された用紙を感光
体ドラム20から剥離させる剥離チャ−ジャ−27、お
よび感光体ドラム20に残留した現像剤を除去するクリ
−ニング装置29さらに、感光体ドラム20に残留した
電荷を除電する除電器30が配設されている。
【0020】また、図中31は用紙を搬送する搬送路
で、この搬送路31には用紙の搬送方向に沿って順次、
用紙を整位するレジストロ−ラ対32、上記転写、剥離
チャ−ジャ−24,27、用紙を搬送する搬送ベルト3
3、用紙に転写された転写像を定着させる定着器34、
用紙を搬出させる排出ロ−ラ38、排紙ロ−ラ40が配
設されている。
【0021】また、上記排出ロ−ラ38と排紙ロ−ラ4
0との間には用紙の搬送方向を選択的に可変するゲ−ト
51が回動自在に設けられている。このゲ−ト51によ
り、用紙は上記排紙ロ−ラ40あるいは重合コピ−用の
搬送路52に送られる。
【0022】上記重合コピ−用の搬送路52の下部側に
は用紙を集積する集積部53が設けられ、この集積部5
3に集積された用紙は搬送路54を介して上記アライニ
ングロ−ラ32へと送られる。
【0023】上記光学装置41は図3〜図5に示すよう
に構成されている。
【0024】この光学装置41は図4に見られるように
上記装置本体11の上面部に設けられた原稿台ガラス1
3に沿って往復走行する第1および第2のキャリッジ2
5,26を備えている。
【0025】上記第1のキャリッジ25は露光走査手段
としての露光ユニットを構成し、この第1のキャリッジ
25には原稿に光を照射する露光ランプ42および原稿
から反射される反射光を所定方向に反射させる第1の反
射ミラ−43が配設されている。上記第2のキャリッジ
26には上記第1の反射ミラ−43から反射される反射
光を所定方向に反射させる第2および第3の反射ミラ−
44,45が配設されている。
【0026】上記第3の反射ミラ−45から反射される
反射光の光路中には図2に示したように、レンズ46、
および前記レンズ46を通過した光を所定方向に導く第
4乃至第6の反射ミラ−47,48,49が配設されて
いる。
【0027】上記第1のキャリッジ25は図4に示すよ
うに、キャリッジベ−ス61を備え、このキャリッジベ
−ス61にはリフレクタ62および上記露光ランプ42
が取り付けられている。
【0028】さらに、上記キャリッジベ−ス61には取
付部材64を介して電装部品65が取り付けられ、この
電装部品65はカバ−66によってカバ−されている。
【0029】上記カバ−66の上面部には図5に示すよ
うに、上記露光ランプ42から原稿に向かう光量を調節
する光量調節部材67が取り付けられている。
【0030】ところで、上記キャリッジべ−ス61の走
行方向に直交する方向の両端部には上記キャリッジべ−
ス61の走行方向に沿って支持手段としての支持シャフ
ト68,69がそれぞれ取り付けられている。これら支
持シャフト68,69は上記キャリッジベ−ス61,リ
フレクタ62、露光ランプ42等を含む露光ユニットと
しての第1のキャリッジ25の走行方向の長さ(幅方向
の長さ)寸法よりも長い寸法の全長を有している。そし
て、これら支持シャフト68,69はその両端部が第1
のキャリッジ25の幅方向の端部から大きく突出した位
置にあり、中央部が固定具68a,69aによりキャリ
ッジベ−ス61に固定されている。
【0031】上記支持シャフト68,69の第1のキャ
リッジ25から突出する両端部には支点部としての合成
樹脂製の接触部材70,71が着脱自在に取り付けられ
ている。この接触部材70,71は底面部が半球状の形
状を有してなり、後述するガイドレ−ル72,73の平
面部72a,73aに対して点接触するものである。上
記支持シャフト68,69はその接触部材70,71を
装置本体11に設けられたガイド手段としての一対のガ
イドレ−ル72,73に接触させて上記第1のキャリッ
ジ25を支持している。上記一対のガイドレ−ル72,
73の上面部には平面部72a,73aが形成され、こ
れら平面部72a,73aに上記支持シャフト68,6
9の接触部材70,71が点接触されて摺動するように
なっている。ここで、ガイドレ−ル72,73の平面部
72a,73aは、前記支持シャフト68,69の接触
部材70,71との間に発生する摩擦を低減させるた
め、滑面処理されている。
【0032】また、上記キャリッジベ−ス61の両端部
には図5示すように、固定具74,75を介して駆動ベ
ルト76,77が固定されている。前記駆動ベルト7
6,77はプ−リ78,79にそれぞれ掛け渡され、上
記プ−リ78,79はシャフト80を介して連結されて
いる。前記シャフト80はプ−リ81、ギヤベルト8
2、プ−リ83を介して駆動モ−タ84のシャフト85
に連結されている。
【0033】しかして、画像を形成する場合には、原稿
台ガラス13上に原稿Gをセットし、操作部14のコピ
−釦17をオンする。これにより、露光ランプ42が点
灯され、第1および第2のキャリッジ25,26が原稿
台ガラス13に沿って走行される。このとき、第1のキ
ャリッジ25は駆動ベルト76,77の走行により移動
される。駆動モ−タ84の駆動力はギヤベルト82によ
りシャフト80に伝達され、プ−リ78,79が回転す
ることになる。このプ−リ78,79の回転により駆動
ベルト76,77が回転し、この回転に伴って第1キャ
リッジ25が走行されるものである。このとき、第1の
キャリッジ25の支持シャフト68,69はその接触部
材70,71をガイドレ−ル72,73の平面部72
a,73aに摺動させて走行するものである。ここで、
本実施例においては、第1のキャリッジ25は図6に示
されるような加速カ−ブにて加速され、420mm/s
の速度にてスキャンされるものである。第1のキャリッ
ジ25は図5に示したように固定具74,75にて駆動
ベルト76,77に固定されており、この駆動ベルト7
6,77が回転することに伴って第1のキャリッジ25
は移動されるものである。ここで、図7に第1のキャリ
ッジ25の重心Gと、駆動ベルト76(77)への固定
点aと、接触部材70,71と、ガイドレ−ル72,7
3との接触点q,rとの関係を示す。図7においては、
便宜上第1のキャリッジ25の形状は矩形にして示す。
ここで、重心G及び固定点Pは第1のキャリッジ25の
幅方向の中央に位置しており、この第1のキャリッジ2
5のシャフト68,69の長さを2Lとする。また、重
心Gと固定点Pとの距離をlとし、第1のキャリッジ2
5の重さをmとする。
【0034】さらに、第1のキャリッジ25を移動させ
るときの加速度をa、重力加速度をgとする。このよう
に定義するとき、第1のキャリッジ25のガイドレ−ル
72,73との接触点q,rには、それぞれ重力方向に
F´=mg/2の力が加わっている。駆動ベルト76
(77)が回転されて第1のキャリッジ25が加速度a
にて加速されると、第1のキャリッジ25と駆動ベルト
76(77)との固定点Oには第1のキャリッジ25の
移動方向にF=maの力が加わることになる。このと
き、第1のキャリッジ25には重心Gを中心としてM=
l・maのモ−メントが生じる。このとき、図7に示す
q点には次のような力F´´が作用する。
【0035】 F´´=F´−M/L (1) ここで、図7に示した(−)方向の力がq点に生じた場
合、第1のキャリッジ25の跳ね上がりが生じる。
【0036】このように、第1のキャリッジ25に作用
する力F´´が負のとき、飛び跳ねが生じる。つまり、 F´´=F´−M/L<0 (2) のとき第1のキャリッジ25の跳ね上がりが生じるわけ
である。
【0037】そこで、加速時に第1のキャリッジ25の
q点での跳ね上がりを防止するためには、 F´´=F´−M/L>0 (3) であればよいことになる。
【0038】 つまり、mg/2−M/L≧0 (4) M/L≦mg/2 (5) l・ma≦mgL/2 (6) となり、第1のキャリッジ25のシャフト68,69の
長さは S=2L≧4al/g (7) を満たしていれば、加速時における第1のキャリッジ2
1の跳ね上がりを防止できるものである。
【0039】第1のキャリッジ25が走行することによ
り、原稿台ガラス13の原稿Gに光が走査され、原稿G
から反射される反射光は第1乃至第3の反射ミラ−4
3,44,45を介してレンズ46に送られ、このレン
ズ46を通過したのち、第4〜第6のミラ−47〜49
を介して感光体ドラム20に結像される。感光体ドラム
20の表面は帯電チャ−ジャ−21により帯電されてお
り、前記結像により原稿Gの静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は感光体ドラム20の回転により現像器23
に送られ、この現像器23から現像剤としてのトナ−が
供給されて現像される。
【0040】一方、このときには、給紙カセット35〜
38のいずれかから、あるいは、大容量給紙カセット3
9から用紙が送り出される。この用紙はレジストロ−ラ
32へ送られ、ここで整位されたのち、感光ドラム20
と転写チャ−ジャ−24との間の画像転写部に送られて
画像が転写される。この画像が転写された用紙は剥離チ
ャ−ジャ−27の作用により感光体ドラム20から剥離
される。そして、この剥離された用紙は搬送ベルト33
により定着器34に搬送される。この定着器34に搬送
された用紙はここで加圧されて画像が定着される。しか
るのち、用紙は通常コピ−時には、排出ロ−ラ38およ
び排紙ロ−ラ40を介して排紙トレイ16上に排紙さ
れ、重ね合せコピ−時には、ゲ−ト51を介して搬送路
52へ送られる。
【0041】上述したように、支持シャフト68,69
の両端部の支持部材としての接触部材70,71をキャ
リッジベ−ス61,リフレクタ62、露光ランプ42等
を含む露光ユニットとしての第1のキャリッジ25の幅
方向の端部から突出させるため、リフレクタ62の重
心、ミラ−43の重心、キャリッジベ−ス61の重心は
すべて接触部材70,71の内側に位置されて外側にず
れることがなく、キャリッジ25の走行時にける進行方
向に対する安定性が著しく向上する。これにより、露光
走査中において第1のキャリッジ25にぶれを生じるこ
とがなく、画像形成に悪影響を及ぼすことがない。
【0042】なお、上記支持シャフト68,69の長さ
2Lはリフレクタ62の大きさや、カバ−66の大きさ
によって変化するものであり、いずれの場合も、前記
(1)式を満たすように設定され、走行幅2Lの間に各
種の部品(キャリッジ25に取り付けられている部品)
の重心を全て収めることができれば、キャリッジ25は
走行時にぶれを発生することなく、進行方向に対する安
定性の向上が得られる。また、ガイドレ−ル72,73
はサイドフレ−ム86,86の上端部を折曲することに
より形成され、その上面部には平面部72a,73aを
構成する耐磨耗性の高い厚さ0.65mmの超高分子ポリ
エチレンシ−トが貼り付けられている。これにより、第
1キャリッジ25の接触部材70,71間の摩擦が低減
され、接触部材70,71の摩擦が防止できる。
【0043】また、上記接触部材70,71はシャフト
68,69に対し、接着剤あるいは溶接により固定して
もよく、また、着脱自在に圧入、あるいは爪を引っ掛け
て取り付けてもよい。
【0044】なお、上記一実施例においては、支持手段
として支持シャフト68,69を用いたが、これに限ら
れることなく、図8,図9に示すようなものであっても
良い。
【0045】すなわち、キャリッジベ−ス61の走行方
向に直交する方向の両端部を走行方向に沿って一体的に
延出し、この延出部81,82を支持手段とする。上記
キャリッジベ−ス61の延出部81,82の両端部には
支点部としての接触部材83,84が着脱自在に取り付
けられ、これら接触部材83,84がガイドレ−ル7
3,73の平面部72a,73aに点接触されて支持す
るものである。そして、このキャリッジべ−ス61に対
して延出部81,82の両端に設けられている接触部材
83,84の間に露光ランプ42や第1の反射ミラ−4
3を有した第1のキャリッジ21が載置されるものであ
る。
【0046】また、接触部材83,84はキャリッジベ
−ス61に着脱自在で、磨耗した場合には容易に交換可
能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重量を増加させることなく、光学系キャリッジの重心を
接触部材間に位置させることができ、光学系キャリッジ
の走行時における安定性が良い。したがって、加速、減
速時に光学系キャリッジが飛び跳ねることがなく、良好
に画像を形成できるとともに、騒音を発生することもな
いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子複写機を示す外観
斜視図。
【図2】図1の電子複写機を示す内部構成図、
【図3】図1の電子複写機に備えられる光学装置を示す
斜視図。
【図4】図3の光学装置を示す側断面図。
【図5】図3の光学装置の駆動系を示す斜視図、
【図6】図3の光学装置が安定して走行する加速カ−ブ
を示す図。
【図7】図3の光学装置に加わる力の関係を示す図。
【図8】本発明の他の実施例である光学装置のキャリッ
ジべ−スを示す平面図。
【図9】図8のキャリッジべ−スを示す側面図である。
【符号の説明】
13…原稿台ガラス(原稿台)、25…第1のキャリッ
ジ(光学系キャリッジ)、72,73…ガイドレ−ル
(ガイド部材)、68,69…支持シャフト(支持手
段)、70,71…接触部材(接触手段)、76,77
…駆動ベルト(ベルト手段)、90…駆動モ−タ(駆動
手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する原稿台と、 この原稿台の下面に設けられ、原稿台に沿って第1の方
    向に移動可能な光学系キャリッジと、 この光学系キャリッジを原稿台に沿って摺動自在にガイ
    ドするガイド部材と、 前記光学系キャリッジの前記第1の方向に直交する方向
    の両端部に設けられ、前記第1の方向に延在するシャフ
    トを有し、前記光学系キャリッジを前記ガイド部材上に
    支持する支持手段と、 前記光学系キャリッジの所定位置に一部が取り付けら
    れ、前記光学系キャリッジを前記第1の方向に沿って移
    動させるベルト手段と、 このベルト手段を所定の加速度で駆動する駆動手段とを
    有してなり、 前記支持手段の前記第1の方向での長さをS(mm)、前記
    光学系キャリッジの重心と前記光学計キャリッジの前記
    所定位置との重力方向の間隔をl(mm)、前記駆動手段に
    より駆動される前記ベルト手段の加速度をa(mm/sec
    2 ) 、重力加速度をg(mm/sec 2 ) とするとき、 S≧4al/g なる関係が満たされることを 特徴とする光学装置。
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