JP2633537B2 - 自動化学分析装置 - Google Patents

自動化学分析装置

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JP2633537B2
JP2633537B2 JP61268318A JP26831886A JP2633537B2 JP 2633537 B2 JP2633537 B2 JP 2633537B2 JP 61268318 A JP61268318 A JP 61268318A JP 26831886 A JP26831886 A JP 26831886A JP 2633537 B2 JP2633537 B2 JP 2633537B2
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additive
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thermostat
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秀美 小松
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Toshiba Corp
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、反応セルを恒温槽内に配置し所定温度に保
った状態で反応セル内の吸光度を測定する自動化学分析
装置に関する。
(従来の技術) 人体の血清等を対象としこれをサンプルとして用いて
所望の試薬を加えることにより化学反応を生じさせ、こ
の反応状態を光学的に測定することにより測光データを
得て診断に供するようにした自動化学分析装置が知られ
ている。このような自動化学分析装置によって反応セル
内の反応状態を測定するにあたっては、サンプル及び試
薬が分注された反応セルを恒温槽内に配置し一定温度に
保つことにより、正常な反応が行われるように配慮され
ている。
この場合恒温槽内の恒温水は経時的に汚染され、水垢
等が発生して望ましくない状態になるので、これを防止
するために一定時間ごとに恒温水を浄化する手段が施さ
れている。
その1つの手段は、恒温槽の周囲に専用のポンプ及び
ノズルを設置して、これらによって一定時間ごとに恒温
槽内の恒温水に浄化用添加剤を供給することである。他
の手段は、予め浄化用添加剤を規定の濃度となるように
純水によって希釈し、この希釈液を専用のポンプによっ
て恒温槽内に供給することである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらいずれの手段においても専用のポンプ又
はノズルが必要となるので、コストアップとなると共に
これらを設置するためのスペースが必要となる。また所
定濃度の希釈液を得るためには調整に手間がかかるので
大きな負担となる。さらに浄化用添加剤が確実に供給さ
れたか否かの判別が困難となる。
本発明は以上のような問題に対処してなされたもの
で、簡単な構成で確実に浄化槽添加剤が供給できる自動
化学分析装置を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、サンプル及び試
薬が分注される複数の反応セルを恒温槽内に配置し、一
定時間ごとに恒温槽内に浄化用添加剤を供給する自動化
学分析装置において、恒温槽に隣接して配置されたもの
であって、それぞれ異なる位置に配置された添加剤収容
用トレイ及び試薬収容用トレイと、これらの添加剤収容
用トレイ,試薬収容用トレイ及び前記反応セルとの間を
揺動するノズルと、前記恒温槽に連通すると共に、前記
ノズルの揺動範囲内に配置された添加剤供給用突出部と
を有することを特徴とするものである。
(作用) 以上のように、複数の反応セルを恒温槽内に回転可能
に配置し、添加剤収容用トレイ,試薬収容用トレイ及び
反応セルとの間を揺動可能なノズルを設け、このノズル
の揺動範囲内に添加剤供給用突出部を設けたので、これ
らの各位置にノズルを移動させることによって添加剤を
突出部を開して恒温槽内に供給し、試薬収容用トレイか
ら試薬を吸引して反応セル内に分注を行うこを単一のノ
ズルによって行うことができる。
(実施例) 第1図は本発明実施例の自動化学分析装置を示す断面
斜視図で、環状の恒温槽1内には恒温水2が満たされ、
この恒温水2は一定時間例えば37℃に保たれるように設
定されている。また恒温槽1にはその恒温水2内に複数
個の反応セル3a,3b,3c,…が収容されるように配置され
ている。複数個の反応セル3a,3b,3c…はホルダー4によ
って一体的に保持され、このホルダー4が図示しない駆
動源によって回転されることによって順次矢印方向に移
動される。ホルダー4は停止期間を介して一定サイクル
で回転運動を行い、例えば1サイクルで1回転+1ピッ
チの回転を行うことにより、1サイクルごとに各反応セ
ルを順次1ピッチずつ先に移動させることができる。恒
温槽1の所定位置にはサンプル分注ノズル5が配置さ
れ、アーム5bを介して軸5aを支点としてっ揺動運動を行
うことにより、対向位置に移動してきた反応セルにサン
プル収納用トレイ(図示せず)から吸引してきた所望の
サンプル分注を行う。恒温槽1の他の所定位置には添加
剤供給用ノズル6が配置され、アーム6bを介して軸6aを
支点として揺動運動を行う。恒温槽1のさらに他の所定
位置には添加剤収容トレイ8が配置され、このトレイ8
内には恒温槽1内の恒温水2を浄化するための浄化用添
加剤9が用意されている。
添加剤収容用トレイ8の対向位置の恒温槽1の部分に
は添加剤供給用突出部1aが設けられ、恒温槽1内に連な
っている。従って添加剤供給用ノズル6が揺動運動を行
うことにより、前記トレイ8から吸引された浄化用添加
剤9は添加剤供給用突出部1aから恒温槽1内の恒温水2
に供給される。
添加剤供給用ノズル6は試薬分注用ノズルを兼用して
いる。ノズル6が試薬分注にい用いられるときは、揺動
運動を行うことにより対向位置に移動してきた反応セル
に前記添加剤収容用トレイとは異なる位置に配置された
試薬収容用トレイ(図示せず)から吸引してきた所望の
試薬の分注を行う。つまり、前記ノズルは前記添加剤収
容用トレイから添加剤を吸引し恒温槽の前記添加剤供給
用突出部内に添加剤を供給する位置と、前記試薬収容用
トレイから試薬を吸引し分注を行う位置との間を揺動す
るようになっている。
恒温槽1の途中位置には反応セル内のサンプル試薬と
の化学反応状態を光学的に測定するための測定系7が配
置される。測定系7は恒温槽1の内周側に設けられたラ
ンプ7a,外周側に設けられたプリズム7c,回析格子7d,検
出器7e等から構成されている。各反応セルが回転運動
中、ランプ7aからプリズム7cに至る光路7bを横切った瞬
間にこの反応セル内の吸光度が検出器7eによって測定さ
れて、測光データが得られる。このような測光で正確な
データを得るためには、恒温槽1の内周側から入射し外
周側へ出謝する光が、恒温水2の状態によって影響され
ないことが必要であり、このために恒温水2に浄化用添
加剤が供給される。
次に本実施例の作用を説明する。
恒温槽1内にポンプによって恒温水2が供給された状
態で、第2図(a)のように添加剤供給ノズル6によっ
て添加剤収容用トレイ8に用意されている添加剤9を吸
引する。続いてこの位置から前記ノズル6を軸6aを支点
として矢印のように時計方向に揺動運動を行わせること
により、第2図(b)の位置まで移動させ対向位置の恒
温槽1の添加剤供給用突出部1aに前記添加剤9を供給す
る。これによって恒温水2には添加剤が混入されるので
浄化される。以下このような方法によって一定時間ごと
に添加剤を恒温槽1内に供給するようにする。従って恒
温水は常に浄化された状態に保たれるので、経時的に汚
染されることはなく水垢等の発生のない望ましい状態と
なる。よって測光を行うとき恒温水2によって光路が影
響されることは少なくなるので、正確な測光データを得
ることができる。
ノズル6を試薬分注に用いる場合には、試薬収容用ト
レイから所望の試薬を吸引してきて第3図のように対応
位置の反応セル例えば3aに対して分注を行う。
ノズル6を添加剤供給用として又は試薬分注用として
用いる場合の使い分けは、制御機構(図示せず)を操作
することにより容易に行うことができる。
浄化用添加剤トレイは1個だけでなく複数個配置して
各々に異なった添加剤を用意することができる。あるい
は1個のトレイ内を区画して複数種類の添加剤を用意す
るようにすることもできる。
このような本発明実施例によれば、恒温水を浄化する
にあたり専用のポンプ及びノズルを設置する必要はなく
なり、本来備えられいる試薬分注用ノズルを兼用するこ
とができるので、コストダウンを図ることができまた添
加剤は直接恒温槽に供給すればよいので、濃度調整の手
間も不要となる。さらに添加剤が供給されたか否かの判
別も確実に行うことができる。
尚、本発明は恒温槽に添加剤を供給する場合だけでな
く、反応セル等を洗浄する場合の洗浄供給手段として適
用することも可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ノズルの揺動範囲内
に試薬収容用トレイ、添加剤収容用トレイ及び添加剤供
給用突出部を配置したので、1つのてノズルで添加剤供
給用及び試薬分注を行うことができい、従来のように専
用のポンプやノズルを設置することが必要なくなり、簡
単な構成でスペースの節約やコスト低下が図れるもので
ありながら、確実に添加剤を供給することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の自動化学分析装置を示す断面斜
視図、第2図は(a),(b)は本発明装置によって添
加剤供給を行う場合の作用を示す概略図、第3図は本発
明装置によって試薬分注を行う場合の作用を示す概略図
である。 1……恒温槽、1a……突出部、2……恒温水、 3,3a,3b,3c……反応セル、 4……ホルダー、5……サンプル分注用ノズル、 6……添加剤供給用ノズル兼試薬分注用ノズル、 7……測光系、8……添加剤収容用トレイ、 9……添加剤。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル及び試薬が分注される複数の反応
    セルを恒温槽内に配置し、一定時間ごとに恒温槽内に浄
    化用添加剤を供給する自動化学分析装置において、 恒温槽に隣接して配置されたものであって、それぞれ異
    なる位置に配置された添加剤収容用トレイ及び試薬収容
    用トレイと、これら添加剤収容用トレイ,試薬収容用ト
    レイ及び前記反応セルとの間を揺動するノズルと、前記
    恒温槽に連通すると共に、前記ノズルの揺動範囲内に配
    置された添加剤供給用突出部とを有することを特徴とす
    る自動化学分析装置。
JP61268318A 1986-11-10 1986-11-10 自動化学分析装置 Expired - Lifetime JP2633537B2 (ja)

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JP61268318A JP2633537B2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10 自動化学分析装置

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JPS63121755A JPS63121755A (ja) 1988-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6034702B2 (ja) * 1977-10-21 1985-08-10 株式会社日立製作所 自動分析方法
JPS57149356A (en) * 1981-03-12 1982-09-14 Toyo Ink Mfg Co Ltd Electrically conductive resin composition

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