JP2633294B2 - コンクリート建築物の床構造 - Google Patents

コンクリート建築物の床構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート建築物の床構造において用いら
れる衝撃音及び空気伝播音の騒音の遮断性に優れた床下
地材及びそれを用いたコンクリート建築物の床構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、コンクリート建築物の床構造としては、一般に
第7図ないし第9図に示す構造のものなどが良く知られ
ている。これらのうち第7図は従来の洋室の床構造を示
し、第8図(イ)、(ロ)、(ハ)及び(ニ)はそれぞ
れ第9図におけるユニツト床下地材の平面図、裏面図、
正面図及び側面図を示す。また、第9図は第7図におい
てコンクリートスラブに塗布された接合材の床下地材と
の接着部の分布状態を示す図である。
このような床構造は、コンクリートスラブSと、その
スラブSの上にほぼ一定の間隔を置いて島状に塗布した
接合材Mと、その接合材Mの上に接着材により前記コン
クリートスラブSに一体に敷設した発泡プラスチツクス
製の床下地材Bと、更にその上に張設した床仕上材Fと
から構成されている。
上記接合材Mは、通常はモルタル団子と接着剤からな
り、最初接着剤をコンクリートスラブに塗り、その上に
モルタル団子を置き、さらにその頂部に当る床下地材B
の裏面に接着剤を塗つて施工している。また、モルタル
団子の代りに空練モルタルを用いることもある。床下地
材Bは、第8図の(イ)〜(ニ)に示すようなユニツト
床下地材Bを合決りによつて敷き並べたものである。こ
の床下地材Bは、例えば厚さ65mm、幅600mm、長さ900mm
の単位板であつて、表側には450mm間隔で床仕上材張設
用の棧木1が埋設してあり、裏側には配管用の配管溝2
が縦横に設けてある。床仕上材Fは木質系の床板で、釘
打ちによつて張設するのが一般である。
島状に塗布した接合材Mの間隔は、第9図に示すよう
に通常は上記ユニツト床下地材Bであれば、その1枚当
りのモルタル団子、すなわち島の数は16〜20個である
(実開昭53−38219号、特開昭59−68469号、特開昭59−
68470号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなコンクリート床構造は、その断熱性、暖か
さ、歩行の快適さ、安全性の面や配管の施工が容易であ
る等で優れているが、遮音性能、特に木質系仕上材の場
合の軽量衝撃音に対する遮音性能が悪いという欠点があ
る。
このため、上階の木質系仕上の床で発生する椅子や、
物の落下等による衝撃音が下階の住人にうるさく感じ、
苦情やトラブルがしばしば発生している。
このようなコンクリート床構造の遮音性能の悪さは、
木質系床材が半硬質の発泡プラスチツク床下地材とモル
タル等の接合剤とを通してコンクリートスラブに一体化
されているため、硬い木質系床材表面で発生する衝撃音
が大きくなり、下階に伝播されやすいことによると考え
られる。
この遮音性能レベルを確認するために、JIS A−141
8−1978に準拠して測定を行なつた軽量衝撃音に対する
遮音性能(LL値)を表−2に示す。
表−2の測定結果から理解されるように、従来の半硬
質の発泡プラスチツク製床下地材を用いた床構造〔II〕
のLL値は70で、参考のために測定した裸床〔I〕のLL
80よりは良好であるが、望ましいとされている遮音性能
レベルLL値45(日本建築学会推奨標準)乃至LL値55(同
許容基準)に対しては、かなり不十分である。
一方、本発明者等は、先にJIS A−6322に準拠して
測定した静的バネ定数が30×106N/m3以下であるエラス
チツクな発泡プラスチツクスからなる床下地材Bを用い
た遮音性能を改良したコンクリート建築物の床構造を特
願昭61−149780号他として出願した。
しかしながら、上記のエラスチツクな発泡体を床下地
材とする床構造においても、LL値は53〜58の範囲であ
り、未だ遮音性能において、十分とは言い難かつた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、床下地材の発泡プラスチツクに表
裏に貫通する空所を設け、かつ、捨板の表裏に貫通して
設けた空所と前記床下地材の空所とが連通するように捨
板を敷設し、更に薄板状のスペーサーを前記捨板の空所
と床下地材の空所が連通する空所を塞がないように一定
間隔をおいて敷設することによりスペーサー間の空所と
前記連通する空所とを連通せしめ軽量衝撃音に対する遮
音性をより向上させた。
即ち、本発明は、コンクリートスラブと、該スラブ上
に接合材により固着された上下に貫通する空所を有する
発泡プラスチツクス製床下地材と、該床下地材の上に上
下に貫通する空所を有する木質系の捨板を、捨板の空所
と床下地材の空所を連通させて捨張りし、この捨板の上
に捨板の前記空所を塞がないように一定の間隔を置いて
スペーサーを敷設し、更に床仕上材を張設してなるコン
クリート建築物の床構造を提供するものである。
〔発明の具体的説明〕
本発明の床下地材及びコンクリート建築物の床構造
を、図面によつて具体的に説明する。
第1図は本発明のコンクリート建築物の床構造の断面
図、第2図は第1図の床構造を構成する床下地材の斜視
図を示し、第3図はその平面図、第4図は第3図のA−
A線断面図、第5図は床下地材、捨板、スペーサー、床
仕上材を各々分離して床下地材1枚分の大きさにつき位
置関係を描いた斜視図、第6図は床下地材と捨板とスペ
ーサーを敷設した状態を示す斜視図である。
第1図において、Sはコンクリートスラブ、Mはモル
タル、液状樹脂接着剤、樹脂モルタル等の接合材、Bは
発泡体製床下地材、1は棧木、8は上下に貫通する空所
9を有する合板、パーテイクルボードなどの捨板、10は
スペーサー、Fはスペーサー10の上に張設された木質系
フローリング材よりなる床仕上材であり、該床仕上材F
は釘3により棧木1または捨板8に係止されている。
ここにいう接合材Mは、床下地材Bをコンクリートス
ラブSに固定する材料であり、接着剤とセメントモルタ
ルを併用したり、ポリマー入りセメント系接着剤やエポ
キシ系接着剤、例えばアクリル系又はエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体ポリマー分散液を混入させた接着剤等を使
用する。
床下地材Bは、第2図または第10図に示す如き形状の
もので、第2図に示すものは下層のJIS A−6322に準
拠して測定した静的バネ定数が30×106N/m3以下、好ま
しくは5×106N/m3〜20×106N/m3のエラスチツクな発泡
プラスチツク層4と、上層の圧縮強さが0.8〜3kg/cm2
半硬質プラスチツクス層5との積層体とより構成され、
その上層の半硬質プラスチツクス層5に、多数の円柱状
の貫通孔である空所6が形成されており、ところどころ
に棧木1が埋設されている。
これらの空所6は、空所9を有する捨板8、スペーサ
ー10、仕上材Fが張設された際に、捨板8の空所9と連
通するように設けられており、その形状は任意である。
例えば円柱状、角柱状が挙げられる。
さらに、これら空所6は半硬質プラスチツクス層5の
表面に、直線状に一定間隔で、あるいは交差しながら10
〜60個、好ましくは20〜40個程度、形成全面積の2〜20
%、好ましくは5〜15%の割合で形成するのが望まし
い。
また、このような床下地材Bに更に第11図に示すよう
に、これら空所6を連結する直線状の溝部7を形成する
ことによつて、この溝部7および前記空所6,9並びに隣
り合うスペーサーにより形成される空所12で衝撃時に発
生する空気の流れをスムーズに拡散させることができる
ので溝部7を設けることは望ましい。
この発泡プラスチツクス製床下地材Bの上に、捨板
8、スペーサー10及び仕上材Fを張設することによつて
第1図に示す如き遮音効果の優れたコンクリート建築物
の床構造が形成される。
第10図は、エラスチツクな発泡プラスチツクス発泡体
で形成された床下地材Bで、空所6が表裏に貫通して設
けられている。
前記発泡プラスチツクス製の床下地材Bのエラスチツ
クな発泡プラスチツクス層4の肉厚は、一般に25〜100m
mが望ましく、また、半硬質発泡プラスチツクス発泡体
層5の肉厚は一般に10〜30mmであることが望ましい。
該床下地材Bのエラスチツクな発泡プラスチツクスと
しては、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、プロピレン・エチレン共重合体、
スチレン・ポリエチレン共重合体等の、密度が8〜40g/
の発泡形成体や予備発泡ポリスチレン粒子を型内に充
填し、これをスチーム発泡成形した発泡ポリスチレンブ
ロツクを、加圧して1/5〜2/3に圧縮した後、その圧を開
放して得たものが用いられる。
このような、発泡ポリスチレンのエラスチツク材は、
一般に厚さ410mm、幅900mm、長さ1000mmの発泡ポリスチ
レンブロツクを厚さ方向に加圧して、その厚の1/3に圧
縮し、その後圧力を開放して2/3まで回復させ、しかる
後、上記寸法にスライスして得られた発泡ポリスチレン
板が使用される。
エラスチツクな発泡プラスチツクスのバネ定数は、前
述の加圧、開放などの二次加工の加工条件によつて、加
工前の発泡体の密度と種々に変化したものが得られる。
表−1は、加圧前に異なつた密度を有し、かつ厚さ41
0mm、幅900mm、長さ1,800mmの発泡プラスチツクスを、
それぞれ1/3の厚さまで圧縮し、その後圧力を解放して2
/3まで回復させたものを厚さ50mm、幅600mm、長さ900mm
に切断して得られたユニツト床下地材Bの密度とバネ定
数との関係を示すものである。
前記発泡プラスチツクス製床下地材Bの半硬質のプラ
スチツクス発泡体としては、ポリスチレン、スチレン・
α−メチルスチレン・アクリロニトリル共重合体、ABS
樹脂等のスチレン系樹脂の予備発泡粒子を型内に充填
し、スチーム加熱して発泡させ、相互に融着させて得ら
れた型物発泡成形体が利用できる。このものの密度は一
般に15〜40g/であることが強度、断熱性の面で好まし
い。
床下地材Bの大きさは縦400〜1000mm、横400〜1000m
m、高さ20〜150mmのブロツク状のもの又は端部に合決り
を備えたもの、又は一枚の半硬質プラスチツク発泡体の
下部に、四枚のエラスチツクな発泡体を間隔を置いて貼
着したものなどで、その上面には棧木1が生め込まれて
いる。
多数の空所9,9,9…を有する捨板8としては、一般に
洋間用には厚さ9〜15mmの合板又はパーテイクルボード
が用いられ、棧木1に釘打ちして、この上に肉厚が2〜
5mmのスペーサー10を捨板8の空所9,9…を塞がないよう
に10〜50mmの間隔を置いて張設し、更にその上に床仕上
材Fを張設、釘打ちしてコンクリート床構造ができる。
空所6,6…、9,9…の大きさは短辺の長さ、または直径
が5〜50mmの円柱状、三角柱状、角柱状の形状である。
スペーサー10,10…の素材としては肉厚が2〜5mmのベ
ニア板、プラスチツクシート、発泡プラスチツクシー
ト、ゴムシート、不織布、ネツト状物等が使用される。
スペーサー10と捨板8の係止は釘打でもよいし、接着
剤を用いてもよい。場合によつては固定しないでおき、
床仕上材と捨板とを釘打ちする際に棧木に釘打で固定し
てもよい。
〔実施例〕 エラスチツクな発泡プラスチツクスの製造 予備発泡ポリスチレン粒子を型内に充填し、これをス
チーム発泡成形して発泡ポリスチレンブロツクとし、次
いでこれを加圧した後、その圧力を開放して得たもので
ある。この実施例では、厚さ410mm、幅900mm、長さ1000
mm、密度が18g/の発泡ポリスチレンブロツクを厚さ方
向に加圧して、その厚の1/3に圧縮し、その後圧力を開
放して2/3まで回復させ、しかる後、上記寸法にスライ
スすることによつてバネ定数が10×106N/m3のエラスチ
ツクな発泡プラスチツクスのブロツクを製造した。
発泡プラスチツク製床下地材の製造 第3図及び第4図に示す形状の、圧縮強さが1.2kg/cm
2、密度25g/の縦900mm、幅595mm、高さ50mmであり、
直径30mmの孔6を10cm間隔でその中心部に7個十字状に
設け、かつ、床下地材隣接部にも相当数の孔を形成でき
るように半円柱状に切り欠き、また、表面側に縦200m
m、幅40mm、厚さ19mmの棧木挿入用溝を形成した型内発
泡ポリスチレン成形体5に棧木1を挿入した。そして裏
面側に形成した窪み部11(窪み部間の距離は縦方向80m
m、横方向80mm、窪みの大きさは、218mm×370mm、窪み
部の深さ10mm)内に、前記発泡プラスチツクスの製造に
て得られた密度15g/、静的バネ定数が10×106N/m3
エラスチツクなブロツク4(217mm×369mm、高さ60mmの
直方体)を四個嵌合し、この嵌合部分にエポキシ樹脂接
着剤を接着させて発泡プラスチクス製床下地材Bを得
た。
コンクリート建築物の床構造の製造 実施例1 コンクリート建築物の音源室(床面積2,800×3,670m
m)のコンクリートスラブS(厚さ150mm)上にセメント
モルタル接着剤Mを用いて前記発泡プラスチツクス製床
下地材Bを固着し、次いで肉厚12mm、直径30mmの円柱状
の孔9を床下地材の孔6と同間隙で多数個有する捨板8
を棧木1に床下地材の孔6と捨板の孔9が連通するよう
に釘打し、その捨板の上に、縦400mm、横248mm、肉厚3m
mのベニア板10を前記孔9,9…を塞がないよう隣りあうベ
ニア板の間隔が約50mmとなるように敷設し、棧木1上
に、または捨板8上に釘打して第1図に示す如き床構造
を形成した。
得られた床構造について、JIS A−1418の軽量床衝
撃発生器による方法に準じて床衝撃音のレベル測定を行
ない、表−2の結果を得た。
実施例2 床下地材Bとして第10図に示すエラスチツクな発泡プ
ラスチツク製のものを用いる他は実施例1と同様にして
コンクリート建築物の床構造を得た。
比較例1 従来のコンクリート床構造〔II〕において、半硬質の
発泡ポリスチレン床下地材の代りにバネ定数が10×106N
/m3のエラスチツクな発泡プラスチツク製床下地材を用
いる他は同様にして表−2に示す物性のコンクリート床
構造を得た。
比較例2 実施例1において、床下地材、捨板とも孔を有しない
ものを用いる他は同様にして表−2に示す物性のコンク
リート床構造を得た。
表−2の結果より、本発明の床構造は裸床〔I〕、従
来の発泡プラスチツクス製床下地材を用いた床構造〔I
I〕よりも、軽量衝撃音に対しても遮音効果が優れるこ
とが理解される。
〔発明の効果〕
本発明はコンクリート建築物の床構造は、床下地材お
よび捨板にそれぞれ多数の貫通孔(空所)を設け、両者
の貫通孔を連通させるように敷設し、かつ、この貫通孔
を塞がないようにスペーサーを一定間隔を置いて敷設
し、隣り合うスペーサー間のすきま12、12…によりこの
多数の貫通孔を連絡するので、従来のコンクリート床構
造で、特に、LL値の決定に影響を及ぼす125〜500kHzの
周波数帯域での床衝撃音を大巾に吸収し、かつ空気伝播
音の騒音の遮断性にも優れたコンクリート建築物の床構
造としたもので、このような床構造は、断熱性、温か
さ、歩行の快適さ、安全性、配管部の施工性等で優れて
いるので居住性に優れた床構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のコンクリート建築物の床構造の
断面図、第2図は第1図の床構造を構成する床下地材の
斜視図を示し、第3図はその平面図、第4図は第1図の
A−A線断面図、第5図は床下地材、捨板、スペーサ
ー、床仕上材を敷設する前の斜視図である。第6図は床
下地材、捨板、スペーサーを積層した状態を示す斜視
図、第7図は従来の洋室のコンクリート建築物の床構造
を示し、第8図は第7図において用いた床下地材の形状
を示し、(イ)は平面図、(ロ)は裏面図、(ハ)は正
面図、(ニ)は側面図である。 第9図は第7図においてコンクリートスラブに塗布され
た接合材の床下地材との接着部の分布状態を示す図であ
る。第10図と第11図は他の床下地材の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 正 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱油 化バーデイツシエ株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートスラブと、該スラブ上に接合
    材により固着された上下に貫通する空所を有する発泡プ
    ラスチツクス製床下地材と、該床下地材の上に上下に貫
    通する空所を有する木質系の捨板を捨板の空所と床下地
    材の空所を連通させて捨張りし、この捨板の上に捨板の
    前記空所を塞がないように一定の間隔を置いてスペーサ
    ーを敷設し、更に床仕上材を張設してなるコンクリート
    建築物の床構造。
  2. 【請求項2】発泡プラスチツクス製床下地材が、JIS
    A−6322に準拠して測定した静的バネ定数30×106N/m3
    以下であるエラスチツクな発泡プラスチツクスの複数を
    一定間隔をおいて形成された下層と、JIS A−9511−8
    4に準拠して測定した圧縮強さが0.8〜3kg/cm2の半硬質
    発泡プラスチツクスより形成された上層との積層構造物
    よりなり、かつ、前記上層の上面に多数の上下に貫通す
    る空所が形成されていることを特徴とする請求項第1項
    記載のコンクリート建築物の床構造。
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