JPH0453387Y2 - - Google Patents

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JPH0453387Y2
JPH0453387Y2 JP1986149783U JP14978386U JPH0453387Y2 JP H0453387 Y2 JPH0453387 Y2 JP H0453387Y2 JP 1986149783 U JP1986149783 U JP 1986149783U JP 14978386 U JP14978386 U JP 14978386U JP H0453387 Y2 JPH0453387 Y2 JP H0453387Y2
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【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案はコンクリート建築物において、衝撃音
および空気伝播音の騒音の遮断性に優れる床構造
に関する。 〔従来の技術〕 従来のコンクリート建築物の床構造としては、
例えば第3図ないし第5図に示すものがある。第
3図は洋室の床構造を示し、第4図は第3図にお
ける床下地材の形状を示し、第5図は第3図にお
いてコンクリートスラブに塗布された接合材の床
下地材との接着部の分布状態を示す図である。 この床構造は、コンクリートスラブSと、その
スラブSの上にほぼ一定の間隔を置いて島状に塗
布した接合材Mと、その接合材Mに上からのせて
接着して前記コンクリートスラブSに一体に敷設
した発泡プラスチツク製の床下地材Bと、その上
に張設した床仕上材Fとより構成されている。 上記接合材Mは、通常はモルタル団子mと接着
剤から成り、最初接着剤をコンクリートスラブに
塗り、その上にモルタル団子mを置き、さらにそ
の頂部に接着剤を塗つて施工している。床下地材
Bは、第4図に示すようなユニツト下地材bを合
じやくりで敷き並べたものである。このユニツト
下地材bは、例えば、JIS A−6322に準拠して測
定したバネ定数100×106N/m3、JIS A−9511に
準拠して測定した圧縮強さ1.2Kg/cm2、厚さ50mm、
幅600mm、長さ900mmの単位板であつて、表側には
450mm間隔で床仕上材張設用の桟木1が埋設して
あり、裏側には配管用の配管溝2が縦横に設けて
ある。床仕上材Fは木質系の床板で釘打ちによつ
て張設するのが一般である。 島状に塗布した接合材Mの間隔は、第5図に示
すように通常は上記ユニツト下地材bであれば、
その1枚当りのモルタル団子m、すなわち島の数
は16〜20個である。 この床構造は、断熱性、温かさ、歩行の快適
さ、安全性、配管部の施工性等で優れているが、
遮音性能、特に空気伝播音に対する遮音性能が床
下地材を用いないコンクリートスラブ単体(裸
床)にくらべて悪い。このため、上階室内でテレ
ビ音、ステレオ音等の音量を高くすると下階の居
室へ伝播してしまう問題がある。 このような遮音性能の悪さはコンクリートスラ
ブ上に発泡プラスチツク製床下地材と床仕上材と
が構成する上部構造が250Hz〜1kHzの周波数帯域
の中で共鳴透過現象を生ずるためと考えられる。 また、床衝撃音に対する遮音性能も良好と言え
ず、特に木質系仕上材(合板、捨板)の場合の軽
量衝撃音に対する遮音性能が悪いという欠点があ
る。 この遮音性能レベルを確認するために行つた
JIS A−1417−1974(音源室:縦幅2,800mm×横
幅3,670mm)と、JIS A−1418−1974に準拠し
て測定した遮音性能を表3に示す。 表3の測定結果から理解されるように、従来の
発泡プラスチツク製床下地材を用いた床構造
〔〕は裸床〔〕と比較して中心周波数500Hzで
の室間音圧レベル差が低下しており、遮音等級D
値を悪化させている。 これは、コンクリートスラブS、モルタル接合
材Mと床仕上材Fとの間を形成している発泡プラ
スチツク製床下地材Bが弾性体として作用し、共
鳴透過現象を生じさせているためと考えられる。 尚、比較の為に挙げた床構造〔〕のD値は50
と良好であるが、これは上述のような共鳴透過現
象を起こすことがないからと考えられる。この床
構造〔〕は、遮音性能は優れているが、このま
まで床仕上材を張設しても、床が硬すぎるため歩
行感が悪く、かつ、転倒時危険であり、極めて居
住性が悪い。 〔問題点を解決する具体的手段〕 本考案においては、床下地材として、従来用い
られて発泡プラスチツクに、それよりも弾性の大
きい発泡プラスチツクを積層した積層体を用いる
ことにより衝撃音、空気伝播音双方に対し遮音効
果の優れるコンクリート建築物の床構造を与える
ものである。 すなわち、本考案は、コンクリートスラブと、
そのスラブの上に発泡プラスチツク製の床下地材
を接合材を用いて固着し、その床下地材の上に床
仕上材を張設した構造のコンクリート建築物の床
構造に於て、前記床下地材はJIS A−6322に準拠
して測定した静的バネ定数が20×106N/m3以下
である発泡プラスチツク層(以下、弾性の大きい
発泡プラスチツク層ということがある。)と、JIS
A−9511に準拠して測定した圧縮強さが0.8〜3
Kg/cm2の発泡プラスチツク層(以下、半硬質の発
泡プラスチツク層ということがある。)との積層
構造物であることを特徴とするコンクリート建築
物の床構造を提案するものである。 以下、図面を用いて本考案を説明する。第1図
において、Sはコンクリートスラブ、Mはモルタ
ル、液状樹脂接着剤等の接合材、Bは発泡体製床
下地材、1は桟木、Fは肉厚12mmのベニア合板を
2枚重ね合せた床仕上材であり、この床仕上材F
は釘により桟木に係止されている。 ここにいう接合材Mは、床下地材Bをコンクリ
ートスラブSに固定する材料であり、接着剤とセ
メントモルタルを併用したり、ポリマー入りセメ
ント系接着剤やエポキシ系接着剤、例えばアクリ
ル系又はエチレン・酢酸ビニル共重合体系ポリマ
ー分散液を混入させた接着剤等を使用する。 この床下地材Bは、JIS A−6322に準拠して測
定した静的バネ定数が20×106N/m3以下、好ま
しくは5×106N/m3〜20×106N/m3の発泡プラ
スチツク層b1とJIS A−9511に準拠して測定した
圧縮強さが0.8〜3Kg/cm2の発泡プラスチツク層
b2との積層体よりなる(第2図a,b,c,d,
e参照)。 発泡プラスチツク層b1の静的バネ定数が20×
106N/m3越えると遮音性能の向上が望めず(比
較例2参照)、発泡プラスチツク層b2の圧縮強さ
が0.8Kg/cm2未満では、遮音性能特に重量衝撃音
に対する遮音性能の向上が望めず(比較例3参
照)、歩行性に劣りまた、3Kg/cm2を越えると遮
音性能特に軽量衝撃音に対する遮音性能の向上が
望めず(比較例4参照)、取り扱い性も悪くなり、
またさらに該層を上層に用いた場合は、床が硬く
なりすぎて転倒時に危険である。 第2図aと第2図bは両者をエポキシ樹脂、ウ
レタン樹脂等の接着剤で接着した床下地材Bで、
弾性の大きい発泡プラスチツクb1を半硬質の発泡
プラスチツクb2上に第2図aでは全面に亘つて積
層し、第2図bではb1をb2上に間隔をおいて接着
したものである。 第2図cに図示の床下地材Bは、上面に窪みを
有する半硬質の発泡プラスチツクb2の該窪み部
に、b2の上面より2〜15mm高く膨出させて、か
つ、窪みの側壁と5〜50mmの間隙を残して弾性の
大きい発泡プラスチツクb1を固定させた構造の床
下地材Bである。 第2図dに示す床下地材Bは、上面に弾性の大
きい発泡プラスチツクb1を接着した半硬質の発泡
プラスチツクb2からなる床下地材を、各隣接する
床下地材間の距離を50〜400mm離して敷設するも
のであり、この離間空間内に暖房用のパイプやガ
ス管等を敷設可能ならしめる。更に、半硬質の発
泡プラスチツクb2の端部に板状の断熱材4を載
置、敷設することができる。 第2図eに示すものは、半硬質の発泡プラスチ
ツクb2と、弾性の大きい発泡プラスチツクb1との
上下関係を第2図dとは逆にして敷設したもので
ある。 床下地材の弾性の大きい発泡プラスチツク層b1
の肉厚は、半硬質の発泡プラスチツク層b2の肉厚
の20〜150%を占める。床下地材の弾性の大きい
発泡プラスチツク層b1の肉厚が5〜100mmであり、
半硬質の発泡プラスチツク層b2の肉厚は5〜150
mmである。 床下地材の弾性の大きい発泡プラスチツク層を
構成するものとしては、高密度ポリエチレン、線
状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピ
レン・エチレン共重合体、スチレン・ポリエチレ
ン共重合体等の高密度が8〜40g/の発泡成形
体、および、予備発泡ポリスチレン粒子を型内に
充填し、これをスチーム発泡成形して発泡ポリス
チレン成型体とし、該成型体を圧縮後、圧縮率1/
2〜4/5まで形状を回復させ、然る後、圧縮方向に
直交する面方向にスライスしたものが挙げられ
る。例えば、厚さ410mm、幅900mm、長さ1000mmの
発泡ポリスチレン成型体を厚さ方向に加圧して、
その厚さの1/3に圧縮し、その後圧力を開放して
2/3まで回復させ、しかる後、圧縮方向に直交す
る面方向にスライスしたものである。 弾性の大きい発泡プラスチツクb1の静的バネ定
数は、前述の加圧、解放の2次加工による場合、
加工前の発泡体の密度と加圧条件によつて種々の
ものが得られる。 表1は、加圧前に異なつた密度を有し、かつ厚
さ410mm、幅900mm、長さ1,800mmの発泡ポリス
チレンを、それぞれ1/3の厚さまで圧縮し、その
後圧力を解放して2/3まで回復させたものを厚さ
50mm、幅600mm、長さ900mmに切断して得たユニツ
ト床下地材b1について、その密度とバネ定数との
関係をみたものである。
【表】 半硬質の発泡プラスチツク層を構成するものと
しては、予備発泡したポリスチレン、スチレン・
α−メチルスチレン・アクリロニトリル共重合
体、ABS等のスチレン系樹脂粒子を型内に充填
し、スチーム加熱して発泡、相互に融着させて得
られた型物発泡成形体が利用できる。このものの
密度は15〜40g/が強度、断熱性の面で好まし
い。 本考案は、遮音性能を向上させるために、弾性
の大きい発泡体、つまり、静的バネ定数が20×
106N/m3以下の発泡体と、従来用いられている
比較的硬い発泡体を組み合わせることを特徴とす
る。前記両層の性質を示す静的バネ定数と圧縮強
さは、一方は柔らかさ、他方は硬さと相反する性
質を表すものであるので、静的バネ定数が20×
106N/m3であつて圧縮強さは0.8〜3Kg/cmの発
泡体は得られないが、両者の関係を表2に示す。
【表】
〔実施例〕
半硬質の発泡プラスチツクb2として、圧縮強さ
が1.2Kg/cm2、静的バネ定数が100×106N/m3
嵩密度25g/の発泡ポリスチレン成形体を、弾
性の大きい発泡プラスチツクb1としては、下記の
方法で得た、静的バネ定数が10×106N/m3、圧
縮強さが0.15Kg/cm2、嵩密度15g/の発泡体を
用いた。 ブロツクb1の製法 予備発泡ポリスチレン粒子を型内に充填し、こ
れをスチーム発泡成形して厚さ410mm、幅900mm、
長さ1000mmの発泡ポリスチレンブロツクとし、つ
いでこの発泡ポリスチレンブロツクを厚さ方向に
加圧して、その厚さの1/3に圧縮し、その後圧力
を開放して2/3まで回復させ、しかる後圧縮方向
に直交する面方向にスライスした。 〔実施例 1〕 縦900mm、幅595mm、高さ50mmの型内発泡ポリス
チレン成形体b2の窪み部(窪み部間の距離は縦方
向300mm、横方向300mm、窪みの大きさは、直径
200mmφ、窪み部の深さ15mm)内に、弾性の大き
い発泡体b1(直径150mmφ、高さ20mmの円柱状物)
をこの発泡体b1の上表面が、型内ポリスチレン成
型体b2の上表面より5mm突出し、かつ、成形体b2
の側壁より10mmの間隔を有するようにエポキシ樹
脂接着剤を用いて接着させて床下地材を得た。
(第2図c参照) この床下地材BをセメントモルタルMを用いて
コンクリート建築物の音源室(床面積X×Y=
2800mm×3670mm)のコンクリートスラブS上に固
着し、ついで床仕上材Fとして厚さ12mmの合板2
枚を桟木1に釘打ちして床構造を形成した。 得られた床構造について、JIS A−1418の重量
床衝撃発生器による方法に準じて床衝撃音のレベ
ル測定を、JIS A−1417に準じて空気伝播音のレ
ベル測定を行ない、その結果を表3に示す。 〔実施例 2〕 縦900mm、幅595mm、高さ30mmの発泡ポリスチレ
ン成形体b2上に、縦900mm、幅595mm、高さ20mmの
発泡ポリスチレン成形体b1を合じやくりができる
ようにエポキシ樹脂接着剤を用いて接着させた床
下地材(第2図a参照)を用いた他は実施例1と
同様に行つた。その結果を表3に示す。 〔実施例 3〕 縦900mm、幅595mm、高さ40mmの発泡ポリスチレ
ン成形体b2上に、縦150mm、幅595mm、高さ10mmの
発泡ポリスチレン成形体b1を300mm間隔にエポキ
シ樹脂接着剤を用いて接着させた床下地材(第2
図b参照)を用いた他は実施例1と同様に行つ
た。その結果を表3に示す。 〔実施例 4〕 縦300mm、幅595mm、高さ30mmであつて両端辺か
ら50mmのところに幅30mm、高さ20mmの凸部を設け
た発泡ポリスチレン成形体b2の、その凸部間に縦
150mm、幅595mm、高さ20mmの発泡ポリスチレン成
形体b1をエポキシ樹脂接着剤を用いて接着させた
床下地材(第2図d参照)を間隔450mm置きにコ
ンクリートスラブに固定し、発泡ポリスチレン成
形体b2の端部に、縦210mm、幅595mm、高さ15mmの
嵩密度、20g/、圧縮強さ1.2Kg/cm2、静的バネ
定数100×106N/m3の発泡ポリスチレン成形体を
敷設した。実施例1と同様の試験を行い、その結
果を表3に示した。 〔実施例 5〕 縦120mm、幅595mm、高さ20mmの発泡ポリスチレ
ン成形体b1の上に、該b1を固めるコの字型に成型
した縦180mm、幅595mm、中央の高さ30mmの発泡ポ
リスチレン成形体b2をエポキシ樹脂接着剤を用い
て接着させた床下地材(第2図e参照)を間隔
225mm置きにコンクリートスラブに固定した。実
施例1と同様の試験を行い、その結果を表3に示
した。 比較例 1 縦900mm、幅595mm、高さ50mmの発泡ポリスチレ
ン成形体b1をエポキシ樹脂接着剤を用いて接着さ
せた床下地材(第3図参照)を用いた他は実施例
1と同様に行つた。その結果を表3に示した。 比較例 2 実施例2の発泡ポリスチレン成形体b1の代わり
に、静的バネ定数が25×106N/m3、圧縮強さが
0.4Kg/cm2、嵩密度22g/1の発泡体を用いた他は
実施例2と同様に行つた。その結果を表3に示し
た。 比較例 3 実施例2の発泡ポリスチレン成形体b2の代わり
に、静的バネ定数が32×106N/m3、圧縮強さが
0.6Kg/cm2、嵩密度20g/1の発泡体を用いた他は
実施例2と同様に行つた。その結果を表3に示し
た。 比較例 4 実施例2の発泡ポリスチレン成形体b2の代わり
に、静的バネ定数が400×106N/m3、圧縮強さが
3.5Kg/cm2、嵩密度42g/1の発泡体を用いた他は
実施例2と同様に行つた。その結果を表3に示し
た。
【表】 表3より、本考案の床構造は、従来の床構造
〔〕、及び裸床〔〕における、軽量衝撃音に対
する遮音性能不足を満足できるものとし、さら
に、中心周波数250Hzおよび500Hzでの空間音圧レ
ベル差の低下をも解消して遮音等級D値を裸床
〔〕並としており、衝撃音および空気伝播音の
遮音効果が裸床〔〕および従来の床構造〔〕
より優れることが理解される。 特に、実施例1,4,5つまり第2図c,d,
eに示される構造の床下地材が、遮音性能に優れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の床構造の断面図、第2図aと
bとcは床下地材の部分平面図、第2図dとeは
床構造の部分断面図、第3図は、従来のコンクリ
ート建築物の洋室の床構造を示す断面図、第4図
は第3図の床構造を構成する床下地材を示し、同
図イは表側からみた平面図、同図ロは裏側からみ
た平面図、同図ハは同図イの矢符E方向からみた
側面図、同図ニは同図イの矢符F方向からみた側
面図、第5図は第3図の床仕上材を除去した状態
を示す平面図である。 S……コンクリートスラブ、M……接合材、B
……床下地材、b1……静的バネ定数が20×106
N/m3以下の発泡プラスチツク層、b2……圧縮強
さが0.8〜3Kg/cm2の発泡プラスチツク層、F…
…床仕上材、1……桟木。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンクリートスラブと、そのスラブの上に発
    泡プラスチツク製の床下地材を接合材を用いて
    固着し、その床下地材の上に床仕上材を張設し
    た構造のコンクリート建築物の床構造に於て、
    前記床下地材はJIS A−6322に準拠して測定し
    た静的バネ定数が20×106N/m3以下である発
    泡プラスチツク層と、JIS A−9511に準拠して
    測定した圧縮強さが0.8〜3Kg/cm2の発泡プラ
    スチツク層との積層構造物であることを特徴と
    するコンクリート建築物の床構造。 (2) 静的バネ定数が20×106N/m3以下である発
    泡プラスチツク層が、発泡ポリスチレン成型体
    を圧縮後、圧縮率の1/2〜4/5まで形状を回復さ
    せ、然る後、圧縮方向に直交する面方向にスラ
    イスして得たものであることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の床構造。 (3) 床下地材が、上面に窪みを有する、圧縮強さ
    が0.8〜3Kg/cm2の発泡プラスチツク層の該窪
    み部内に、該層上面より若干高く膨出させて、
    静的バネ定数が20×106N/m3以下の発泡プラ
    スチツク層を固定した構造の床下地材であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の床構造。 (4) 床下地材の静的バネ定数が20×106N/m3
    下の発泡プラスチツク層の肉厚が、圧縮強さが
    0.8〜3Kg/cm2の発泡プラスチツク層の肉厚の
    20〜150%を占めることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の床構造。 (5) 床下地材の静的バネ定数が20×106N/m3
    下の発泡プラスチツク層の肉厚が5〜100mmで
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の床構造。 (6) 床仕上材が肉厚20mm以上のラワン合板である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の床構造。
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