JP2633268B2 - 4輪駆動車 - Google Patents

4輪駆動車

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JP2633268B2
JP2633268B2 JP62272409A JP27240987A JP2633268B2 JP 2633268 B2 JP2633268 B2 JP 2633268B2 JP 62272409 A JP62272409 A JP 62272409A JP 27240987 A JP27240987 A JP 27240987A JP 2633268 B2 JP2633268 B2 JP 2633268B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車輪の駆動モードを2輪駆動モードと4輪
駆動モードとに切換可能ないわゆるパートタイム式4輪
駆動車の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、この種パートタイム式の4輪駆動車において
は、2輪駆動モード時、駆動力の伝達が停止される遊動
車輪(非駆動車輪)の車両走行に伴う回転により、その
車輪間のデファレンシャル機構および該デファレンシャ
ル機構に連結されたトランスファ装置の各ギヤが回転す
ることになり、その回転抵抗により駆動損失が生じる。
そこで、従来、このような駆動損失をなくすために、
いわゆるフリーホイール装置が知られている。すなわ
ち、このフリーホイール装置は、例えば特開昭56−1353
20号公報等に開示されている如く、遊動車輪間のデファ
レンシャル機構の出力部に相当する一方のアクスル軸を
軸方向に2分割するとともに、その分割部間の動力伝達
を断接するクラッチ機構を設け、2輪駆動モードでは、
該クラッチ機構をOFF作動させてデファレンシャル機構
と一方の車輪との連結を遮断することにより、走行中に
遊動車輪が回転してもデフケースおよび該デフケースに
連結されたプロペラ軸やトランスファ装置の各ギヤが回
転しないようにして、遊動車輪の回転がトランスファ装
置に伝達されるのを阻止するようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このフリーホイール装置を備えた4輪駆動
車では、例えば、その走行中に2輪駆動モードから4輪
駆動モードへ切り換える場合、2輪駆動モード走行時に
フリーホイール装置の作動により、遊動車輪側のデファ
レンシャル機構のデフケースや該デフケースに連結され
たトランスファ装置の各ギヤ等が停止しているため、先
にトランスファ装置を4輪駆動状態に切り換えてからフ
リーホイール装置を動力伝達状態に切り換えると、上記
2輪駆動モードで停止しているデフケースや各ギヤ等を
駆動回転させねばならず、その慣性抵抗によりトルクシ
ョックが生じる。特に、車両の高速走行時に切り換える
ときには、回転駆動側の回転数が高いので、そのデフケ
ース等との相対回転数が大きくなって該デフケース等を
急激に回転させる必要があり、トルクショックの度合が
大きいという問題があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的
は、トランスファ装置を2輪駆動状態から4輪駆動状態
へ切り換える際の切換速度を可変とすることにより、例
えば車両の高速走行時での切換えに伴うトルクショック
の低減等を図ろうとすることにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成のため、本発明の解決手段は、トラン
スファ装置を2輪駆動状態から4輪駆動状態へ切り換え
る際の切換速度を車速に応じて変化させることとする。
具体的には、本発明は、入力軸の回転をフロントおよ
びリヤのデファレンシャル機構にそれぞれ伝達する1対
の出力軸を有し、2輪駆動状態と4輪駆動状態とに切換
可能なトランスファ装置と、2輪駆動モードで遊動車輪
となる車輪側のデファレンシャル機構の出力部に設けら
れ、2輪駆動モードでは該デファレンシャル機構と車輪
との動力伝達を遮断し、4輪駆動モードではデファレン
シャル機構および車輪を動力伝達状態に接続するフリー
ホイール装置とを備えてなる4輪駆動車が前提である。
そして、上記2輪駆動モードから4輪駆動モードへの
切換時に、トランスファ装置を4輪駆動状態に切り替え
た後にフリーホイール装置を動力伝達状態に接続するよ
うに制御する切換制御手段と、上記2輪駆動モードから
4輪駆動モードへの切換時の車速を検出する車速検出手
段と、該車速検出手段の出力を受け、上記トランスファ
装置における2輪駆動状態から4輪駆動状態への切換速
度を、車速検出手段により検出された車速に応じて変化
させる切換速度制御手段とを設ける。
(作用) この構成により、本発明では、車両の走行中に2輪駆
動モードから4輪駆動モードに切り換える場合、切換制
御手段の制御により、先ず、トランスファ装置が2輪駆
動状態から4輪駆動状態に切り換えられ、この切換えに
伴い、2輪駆動モードでフリーホイール装置の作動によ
り停止していた遊動車輪側のデファレンシャル機構のデ
フケースや該デフケースに連結されているプロペラ軸、
該プロペラ軸に連結されているトランスファ装置におけ
る各ギヤ等が駆動されて回転する。そして、その回転に
より、フリーホイール装置における噛合部分の回転が同
期すると、該フリーホイール装置がデファレンシャル機
構および車輪の接続状態(ロック状態)に切り換えられ
て、遊動車輪がトランスファ装置に駆動連結され、この
ことにより4輪駆動状態になる。
そのとき、上記2輪駆動モードから4輪駆動モードに
切り換わる際の車速が車速検出手段によって検出され、
この車速検出手段の出力を受けた切換速度制御手段によ
り、上記トランスファ装置の切換速度が上記検出車速に
応じて可変制御され、例えば車速が高くなるほど切換速
度が遅くなるように制御される。このため、上記フリー
ホイール装置の接続に先立ってトランスファ装置が2輪
駆動状態から4輪駆動状態に切り換えられる際、2輪駆
動モードで停止していた遊動車輪側デファレンシャル機
構のデフケースやプロペラ軸、トランスファ装置におけ
る各ギヤは緩やかに徐々に回転駆動されることとなり、
その駆動側の回転負荷が急激に大きくならず、よって切
換えに伴うトルクショックを有効に低減できるのであ
る。
また、トランスファ装置における2/4切換クラッチの
容量が小さい場合、そのクラッチを高速走行時に緩やか
に接続して4輪駆動状態とすると、その焼付き等を招来
することも考えられ、その場合には、4輪駆動状態への
切換速度を上記の場合とは逆に車速が高いほど速くなる
ようにしてもよい。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るパートタイム式4輪駆
動車を模式的に示したものであり、1はその車体、2は
該車体1の前部にいわゆる縦置き状態に搭載されたエン
ジン、3は該エンジン2の出力回転を変速する手動変速
機であって、この変速機3の後側方にはトランスファ装
置6が配設され、このトランスファ装置6は、2輪駆動
モード時に遊動車輪となる前輪4,4と後輪5,5とにそれぞ
れフロントおよびリヤのデファレンシャル機構35,36を
介して連結されている。
上記トランスファ装置6は、第4図に拡大詳示するよ
うに、変速機3のケース3aに連設されたトランスファケ
ース7を有し、該トランスファケース7内には変速機3
の出力軸3bと同一軸線上に配置された入力軸8と、該入
力軸8の側方に入力軸8と平行に配置された前輪側出力
軸9と、入力軸8の後方(図で右方)に入力軸8と同一
軸線上に配置された後輪側出力軸10とがそれぞれ回転自
在に支持されている。上記入力軸8の前端部つまり変速
機3側の端部には、エンジン2から車輪4,5に伝達され
る動力伝達比を高速モードから低速モードに切り換える
ためのH/L切換機構11が配設されている。このH/L切換機
構11は、入力軸8上に回転自在に支承されたサンギヤ13
と、該サンギヤ13の後方の入力軸8に回転一体にスプラ
イン結合され、上記サンギヤ13に噛合する複数のピニオ
ン14,14…を担持するピニオンキャリア15と、上記各ピ
ニオン14に噛合するリングギヤ16とを有する遊星歯車機
構からなる減速機構12を備え、上記リングギヤ16はその
外周面に形成した歯部16aにてトランスファケース7内
面に回転不能に固定されている。一方、上記サンギヤ13
の前端部外周にはスプライン歯部13aが、ピニオンキャ
リア15の前端部内周にはスプライン歯部15aがそれぞれ
形成されている。また、入力軸8の前端部回りには前端
が変速機3の出力軸3bに回転一体にスプライン結合され
た円筒部材17が配置され、該円筒部材17の後端部外周面
には上記サンギヤ13のスプライン歯部13aと同径のスプ
ライン歯部17aが形成され、該スプライン歯部17aには、
後端部でサンギヤ13のスプライン歯部13aに噛合可能な
内周スプライン歯部18aを有するスリーブ18が摺動自在
にかつ回転一体にスプライン結合され、該スリーブ18の
後端外周面には上記ピニオンキャリア15のスプライン歯
部15aに噛合可能なスプライン歯部18bが形成されてい
る。そして、このスリーブ18を円筒部材17上で摺動させ
て、その外周スプライン歯部18bをピニオンキャリア15
のスプライン歯部15aに、または内周スプライン歯部18a
をサンギヤ13のスプライン歯部13aにそれぞれ選択的に
噛合させることにより、動力伝達比を低速モードまたは
高速モードに切り換え、スリーブ18を図で実線にて示す
ように前側の高速位置(PH)に位置付けて、その外周ス
プライン歯部18bをピニオンキャリア15のスプライン歯
部15aに噛合させたときには、変速機3の出力軸3bをピ
ニオンキャリア15を介してトランスファ入力軸8に回転
一体に直結して、出力軸3bの回転を減速せずにそのまま
入力軸8に伝達することより、動力伝達比をほ高速モー
ドとする。一方、スリーブ18を仮想線にて示すように後
側の低速位置(PL)に位置付けて、その内周スプライン
歯部18aをサンギヤ13のスプライン歯部13aに噛合させた
ときには、変速機出力軸3bをサンギヤ13、各ピニオン14
およびピニオンキャリア15を介してトランスファ入力軸
8に伝達して、その回転を減速することにより、動力伝
達比を低速モードとするように構成されている。
一方、上記トランスファ入力軸8上の後端部には遊星
歯車式のセンタデフ19が配設されている。このセンタデ
フ19のサンギヤ20は入力軸8上に回転自在に支承され、
各ピニオン21を担持するピニオンキャリア22はサンギヤ
20の後側の入力軸8に回転一体にスプライン結合され、
リングギヤ23は上記後輪側出力軸10に回転一体に結合さ
れている。
また、上記センタデフ19よりも前側の入力軸8上には
駆動スプロケット24が回転自在に支承され、該スプロケ
ット24と、上記前輪側出力軸9上に回転一体に結合した
従動スプロケット25との間にはチェーン26が巻き掛けら
れており、このチェーン26により入力軸8側の回転を前
輪側出力軸9に伝達するようになされている。
さらに、上記センタデフ19のサンギヤ20およびリング
ギヤ23はそれぞれ前方に延長され、サンギヤ20の延長部
前端には外周面にスプライン歯部27aを有するクラッチ
ハブ27が回転一体に結合されている。一方、リングギヤ
23の延長部は上記サンギヤ20の延長部外周上に相対回転
自在に支持され、この延長部の外周には上記クラッチハ
ブ27外周のスプライン歯部27aと同径のスプライン歯部2
3aが形成されている。さらに、上記駆動スプロケット24
は後側に延長され、その延長部の外周には上記クラッチ
ハブ27外周のスプライン歯部27aと同径のスプライン歯
部24aが形成されている。さらに、上記クラッチハブ2
7、センタデフ19のリングギヤ23および駆動スプロケッ
ト24における各スプライン歯部27a,23a,24aにはスリー
ブ28がその内周スプライン歯部28aにて摺動自在にスプ
ライン結合され、このスリーブ28にはシフトロッド29に
固定したシフトフォーク30が移動一体に係止され、上記
シフトロッド29は電動モータ32によって移動するコント
ロールロッド31に移動一体に連結されている。そして、
モータ32の作動によるスリーブ28の摺動によりセンタデ
フ19のフリー状態、そのロック状態、2輪駆動状態また
は4輪駆動状態に切り換え、スリーブ28を仮想線で示す
ように前端の4輪駆動/センタデフフリー位置(P4F
に位置付けたときには、クラッチハブ27と駆動スプロケ
ット24とを回転一体に連結して4輪駆動モードとすると
ともに、センタデフ19のリングギヤ23とサンギヤ20との
非連結によって該センタデフ19をフリー状態とする。ま
た、前後中間の4輪駆動/センタデフロック位置
(P4L)に位置付けたときには、上記と同様に、クラッ
チハブ27と駆動スプロケット24とを回転一体に連結して
4輪駆動モードとするとともに、センタデフ19のリング
ギヤ23とサンギヤ20とを連結して該センタデフ19をロッ
ク状態とする。さらに、スリーブ28を実線にて示すよう
に後端の2輪駆動位置(P2)に位置付けたときには、セ
ンタデフ19のリングギヤ23とサンギヤ20とを連結して該
センタデフ19をロック状態としながら。クラッチハブ27
と駆動スプロケット24との連結を解除して2輪駆動モー
ドとするようにした駆動モード切換機構33が構成されて
いる。
尚、第2図に示すように、上記駆動モード切換機構33
の切換位置は駆動モード切換検出スイッチ34により上記
シフトロッド29の移動位置に基づいて検出される。
上記トランスファ装置6の前輪側および後輪側出力軸
9,10は第1図に示す如くそれぞれフロントおよびリヤプ
ロペラ軸64,65を介して上記フロントおよびリヤのデフ
ァレンシャル機構35,36に連結されている。上記フロン
トデファレンシャル機構35は、第3図に拡大詳示するよ
うにハウジング37を備え、このハウジング37内にはデフ
ァレンシャルギヤ機構38が回転自在に支持されている。
このギヤ機構38は、ハウジング37に回転自在に支承され
たデフケース39と、該デフケース39内を左右方向(図で
は上下方向)に延びる左右のアクスル軸46,46の各内端
部にスプライン結合された1対の対向するサイドギヤ4
0,40と、デフケース39に回転自在の支承されたピニオン
軸41と、該ピニオン軸41上に回転一体に固定され、上記
各サイドギヤ40に噛合する1対の対向するピニオン42,4
2とを備え、上記デフケース39の外周にはベベルギヤか
らなるリングギヤ43が回転一体に固定され、該リングギ
ヤ43にはドライブピニオン44が噛み合わされ、該ドライ
ブピニオン44は上記トランスファ装置6の前輪側出力軸
9に連結されたフロントプロペラ軸64に駆動連結されて
いる。
また、上記フロントデファレンシャル機構35におい
て、その出力部たる例えば左側(図で上側)のアクスル
軸46の外側延長線上には該アクスル軸46と左側の前輪4
とを連結するジョイント軸47が同心状に配置され、この
ジョイント軸47のアクスル軸46との対向部分は他の部分
よりも小径に形成されている。一方、アクスル軸46の外
端部(右端部)は他の部分よりも大径に形成されてい
て、該大径部分の端面にはジョイント軸47の小径部先端
を相対回転自在に嵌合せしめる嵌合凹部46aが設けられ
ている。また、上記アクスル軸46の大径部外周にはスプ
ライン歯部46bが形成されている一方、ジョイント軸47
の小径部外周には、上記アクスル軸46のスプライン部46
bに対応するスプライン歯部48aを外周に有するスプライ
ン部材48が回転一体に固定されている。さらに、このス
プライン部材48の外周スプライン歯部48aおよびアクス
ル軸46のスプライン歯部46bにはスリーブ49が両スプラ
イン部48a,46b間を摺動可能にスプライン結合されてお
り、このスリーブ49の摺動によってスプライン部材48お
よびアクスル軸46のスプライン歯部48a,46bを噛合状態
または非噛合状態に切り換えることにより、フロントデ
ファレンシャル機構35と前輪4,4とを動力伝達可能に連
結する接続状態(ロック状態)またはその動力伝達を遮
断する離脱状態(フリー状態)に切り換えるようにした
クラッチ機構50が構成されている。
そして、上記スリーブ48にはフォーク51が移動一体に
係止され、該フォーク51はスリーブ48の摺動方向と同方
向(左右方向)に摺動可能なシフトロッド52の一端(左
端)に固定され、該シフトロッド52の他端(右端)はア
クチュエータとしてのダイアフラム装置53に連結されて
いる。このダイアフラム装置53は、上記シフトロッド52
に連結されたダイアフラム54と、該ダイアフラム54によ
って区画形成された第1および第2の2つの負圧室55,5
6とを備えてなり、第2図に示すように、上記各負圧室5
5,56はそれぞれ負圧通路57,58を介してエンジン2の吸
気管(図示せず)に連通されていて、その吸気負圧が導
入されるようになされている。また、上記各負圧通路5
7,58には常時閉の第1および第2のソレノイドバルブ5
9,60がそれぞれ配設されており、これらソレノイドバル
ブ59,60の開閉制御によって上記クラッチ機構50を作動
制御し、2輪駆動モードで第1のソレノイドバルブ59を
開弁させたときには、クラッチ機構50を離脱状態とし
て、フロントデファレンシャル機構35に連結されている
左側のアクスル軸46と、左側の前輪4に連結されている
ジョイント軸47との連結を遮断することにより、前輪4,
4(遊動車輪)が回転する際にデファレンシャル機構35
の各サイドギヤ40およびピニオン42のみを回転せしめ、
デファレンシャル機構35とトランスファ装置6の駆動モ
ード切換機構33との間の動力伝達部材、すなわちデファ
レンシャル機構35のデフケース39、該デフケース39にリ
ングギヤ43およびドライブピニオン44を介して連結され
たフロントプロペラ軸64、該フロントプロペラ軸64に駆
動連結されたトランスファ装置6の前輪側出力軸9なら
びにその従動スプロケット25、チェーン26および駆動ス
プロケット24が回転するのを阻止する一方、逆に、4輪
駆動モードで第2のソレノイドバルブ60を開いたときに
は、上記クラッチ機構50を接続状態として、アクスル軸
46とジョイント軸47とを回転一体に連結するようにした
フリーホイール装置61が構成される。
尚、第2図および第3図中、62は上記フリーホイール
装置61のクラッチ機構50が接続状態(ロック状態)にあ
ることを上記シフトロッド52の移動位置を基に検出する
フリーホイールロック検出スイッチ、63は同様にして同
クラッチ機構50が離脱状態(フリー状態)になったこと
を検出するフリーホイールフリー検出スイッチである。
上記駆動モード切換機構33制御用の電動モータ32、第
1および第2のソレノイドバルブ59,60は第2図に示す
ようにコントローラ66によって作動制御される。このコ
ントローラ66には、上記3つの検出スイッチ34,62,63
と、車両のインストルメントパネル(図示せず)等に取
り付けられて、2/4駆動モードの切換時に運転者により
切換操作されるモード切換スイッチ67(2/4切換スイッ
チ)と、車両の走行速度Vを検出する車速センサ68との
各出力信号が入力されているとともに、駆動状態を点灯
状態で表示する2輪駆動および4輪駆動表示ランプ(い
ずれも図示せず)が接続されている。以下、上記コント
ローラ66のモータ32、ソレノイドバルブ59,60および駆
動表示ランプに対する作動制御手順について第5図によ
り詳細に説明する。
先ず、最初のステップS1において、車速センサ68の出
力信号に基づいて車速Vを計測するとともに、上記モー
ド切換スイッチ67の切換状態を読み取り、次のステップ
S2でその切換スイッチ67がON状態にある、つまり2輪駆
動モードから4輪駆動モードに切換操作されているかど
うかを判定する。ここで、切換スイッチ67のON操作によ
るYESと判定されると、ステップS3に進んで、今度は上
記計測された車速VがV=0、すなわち停車中かどうか
を判定する。
そして、上記ステップS3での判定がV=0のYESのと
きには、ステップS4において、上記モータ32に対し2輪
駆動モードから4輪駆動モードへの切換えのための作動
信号を出力するとともに、第2のソレノイドバルブ60に
ON信号を出力した後、ステップS5〜S12のフローを実行
する。すなわち、ステップS5では、上記モータ32に対す
る信号の出力により駆動モード切換機構33を2輪駆動状
態から4輪駆動状態に切り換え、次のステップS6では、
上記駆動モード切換検出スイッチ34の出力信号を基に駆
動モード切換機構33が実際に4輪駆動位置(P4F),(P
4L)に切り換えられたことを確認する。また、このよう
なモータ制御による駆動モードの切換えと並行して、ス
テップS9では、上記第2のソレノイドバルブ60に対する
信号の出力により該ソレノイドバルブ60をON作動させ、
ステップS10でフリーホイール装置61のクラッチ機構50
を接続させた後、ステップS11において、上記フリーホ
イールロック検出スイッチ62の出力信号を基にクラッチ
機構50が実際に接続状態に切り換えられたことを確認す
る。上記ステップS6,S11での確認の後は、ステップS7
において、上記モータ32への作動信号出力を停止して該
モータ32を作動停止させる。また、ステップS8で4輪駆
動表示ランプを点灯させるとともに、ステップS12で上
記第2のソレノイドバルブ60をOFF作動させる。
また、上記ステップS3でV≠0のNO(車両が走行して
いる状態)と判定されたときには、ステップS13〜S25
移行する。すなわち、先ず、ステップS13において、車
速Vが例えば50Km/h以上、つまり車両が高速走行してい
るかどうかを判定し、ここでV<50のNO(低速走行状
態)のときには、ステップS14で上記モータ32の駆動速
度を大に(速く)、またV≧50のYES(高速走行状態)
のときには、ステップS15で同モータ32の駆動速度を小
に(遅く)それぞれ設定した後、ステップS16に進む。
このステップS16では、上記モータ32に対し2輪駆動モ
ードから4輪駆動モードへの切換えのための作動信号
(上記設定された駆動速度を含む信号)を出力し、ステ
ップS17で駆動モード切換機構33を2輪駆動状態から4
輪駆動状態に切り換え、次のステップS18では上記ステ
ップS6と同様に駆動モード切換機構33が実際に4輪駆動
位置(P4F),(P4L)に切り換えられたことを確認し、
この確認の後のステップS19で上記モータ32を作動停止
させる。そして、こうしたモータ32の作動による駆動モ
ードの切換えの完了後は上記第2のソレノイドバルブ60
によりフリーホイール装置61のクラッチ機構50を作動制
御する。先ず、ステップS20において、上記第2のソレ
ノイドバルブ60にON信号を出力し、ステップS21では、
上記ステップS9と同様に同ソレノイドバルブ60をON作動
させ、ステップS22でフリーホイール装置61のクラッチ
機構50を接続させる。この後、ステップS23において、
上記クラッチ機構50が実際に接続状態に切り換えられた
ことを確認し、ステップS24で上記第2のソレノイドバ
ルブ60をOFF作動させるとともに、ステップS25で上記4
輪駆動表示ランプを点灯させる。
一方、上記ステップS2での判定がNOのとき(4輪駆動
モードから2輪駆動モードへ切り換えることが要求され
ているとき)には、ステップS26〜S35に移行する。先
ず、ステップS26において、上記モータ32に対し4輪駆
動モードから2輪駆動モードへの切換えのための作動信
号を出力し、ステップS27で駆動モード切換機構33を4
輪駆動状態から2輪駆動状態に切り換え、次のステップ
S28では、上記駆動モード切換検出スイッチ34の出力信
号に基づいて駆動モード切換機構33が実際に2輪駆動位
置(P2)に切り換えられたことを確認し、この確認の
後、ステップS29で上記モータ32を作動停止させる。こ
のような駆動モードの切換えの完了後は第1のソレノイ
ドバルブ59によりフリーホイール装置61のクラッチ機構
50を作動制御する。先ず、ステップS30において第1の
ソレノイドバルブ59にON信号を出力するとともに、ステ
ップS31で該ソレノイドバルブ59をON作動させ、ステッ
プS32でフリーホイール装置61のクラッチ機構50を離脱
させる。次いで、ステップS33において、フリーホイー
ルフリー検出スイッチ63の出力信号に基づいて上記クラ
ッチ機構50が実際に離脱状態に切り換えられたことを確
認した後、ステップS34で上記第1のソレノイドバルブ5
9をOFF作動させるとともに、ステップS35で2輪駆動表
示ランプを点灯させる。
よって、この実施例では、上記したフローにおけるス
テップS1により、2輪駆動モードから4輪駆動モードへ
の切換時の車速を検出する車速検出手段70が構成されて
いる。
また、ステップS16〜S24により、車両の走行中に2輪
駆動モードから4輪駆動モードへ切り換わる際、先ずト
ランスファ装置6を4輪駆動状態に切り換えた後にフリ
ーホイール装置61を動力伝達状態に接続するように制御
する切換制御手段71が構成されている。
さらに、ステップS13〜S15により、車両の走行中、上
記車速検出手段70の出力を受け、トランスファ装置6に
おける2輪駆動状態から4輪駆動状態への切換速度を、
車速検出手段70により検出された車速Vが高いほど遅く
なるよう車速Vに応じて変化させる切換速度制御手段69
が構成される。
したがって、上記実施例においては、モード切換スイ
ッチ67を切換操作して、車輪の駆動モードを2輪駆動モ
ードから4輪駆動モードに切り換えたときには、その時
点での車速VがV=0かどうかが判定され、V≠0と判
定される車両の走行中は、先ず、電動モータ32の作動に
よりトランスファ装置6における駆動モード切換機構33
が4輪駆動/センタデフフリー位置(P4F)または4輪
駆動/センタデフロック位置(P4L)に位置付けられ
て、トランスファ装置6が4輪駆動状態に切り換えられ
る。そして、このトランスファ装置6が実際に4輪駆動
状態へ切り換えられたことが駆動モード切換検出スイッ
チ34の出力信号に基づいて確認されると、その後、第2
のソレノイドバルブ60がON作動されて、フリーホイール
装置61のクラッチ機構50が接続状態に切り換えられる。
その場合、上記フリーホイール装置61のクラッチ機構
50が接続される前に、予めトランスファ装置6が4輪駆
動状態に切り換えられるので、そのトランスファ装置6
の切換えに伴い、2輪駆動状態で遊動車輪となる前輪4,
4間のフロントデファレンシャル機構35のデフケース39
がそれまでの停止状態から回転することとなり、フリー
ホイール装置61のクラッチ機構50で断接される右側アク
スル軸46とジョイント軸47との回転数が略同じとなって
その差がなくなり、よってそのクラッチ機構50のON切換
えが容易化される。
また、上記トランスファ装置6が4輪駆動状態に切り
換えられる際、駆動モード切換機構33を切り換えるモー
タ32の駆動速度が車速Vに応じて変化し、第6図に実線
にて示す如く、低車速時には駆動速度が大きく、駆動モ
ード切換機構33が迅速に切り換えられて、その切換完了
までの時間が従来と同様に短いが、高車速時には駆動速
度が小さくなり、駆動モード切換機構33は徐々に切り換
えられて、その切換完了までの時間が従来に比べて長く
なる。このため、上記駆動モード切換機構33の切換えに
伴って停止状態から回転状態に移行する、フロントデフ
ァレンシャル機構35のデフケース39からトランスファ装
置6の駆動モード切換機構33までの動力伝達部材(デフ
ケース39、リングギヤ43、ドライブピニオン44、フロン
トプロペラ軸64、トランスファ装置6の前輪側出力軸
9、従動スプロケット25、チェーン26、駆動スプロケッ
ト24等)が緩やかに駆動回転され、その駆動側の回転負
荷が急激に大きくなることはなく、よって4輪駆動状態
への切換えに伴うトルクショックを有効に低減すること
ができる。
一方、同じ2輪駆動モードから4輪駆動モードへの切
換操作時であっても、V=0の停車時と判定されると、
上記フリーホイール装置61のクラッチ機構50での接続切
換えが容易であるので、上記トランスファ装置6の4輪
駆動状態への切換えとフリーホイール装置61のクラッチ
機構50の接続状態への切換えとが同時に行われる。この
ため、上記のように、トランスファ装置6が4輪駆動状
態に切り換えられた後にフリーホイール装置61のクラッ
チ機構50が接続状態に切り換えられる場合の時間的なロ
スがなくなり、よって2輪駆動モードから4輪駆動モー
ドへの切換時間を短縮化することができる。
また、こうしてトランスファ装置6とフリーホイール
装置61のクラッチ機構50とを同時に切り換えるので、そ
の少なくとも一方がギヤの噛合不良なく直ちに切り換え
られる確率が高くなり、よってギヤ噛合不良に伴うギヤ
鳴りの発生を低減することができる。
尚、上記実施例では、トランスファ装置6の駆動モー
ド切換機構33を切り換えるモータ32の駆動速度を、車速
VがV=50の状態を境にして段階的に変化させるように
したが、第6図で一点鎖線にて示すように、車速Vの増
大に応じて比例的にモータ32の駆動速度が遅く、つまり
切換完了までの時間が長くなるように設定してもよく、
上記実施例と同様の作用効果を奏することができる。
また、第7図〜第9図は本発明の他の実施例を示し
(尚、上記実施例における相当図面と同じ部分について
は同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、4輪
駆動状態と2輪駆動状態との切換えを、上記実施例の如
きモータ32の回転駆動ではなくて油圧式クラッチにより
行うようにしたトランスファ装置に適用したものであ
る。
すなわち、この実施例では、トランスファ装置6は油
圧式のトランスファクラッチ(図示せず)によって2輪
駆動状態と4輪駆動状態とに切り換えられるようになさ
れており、その2輪駆動状態から4輪駆動状態への切換
時、そのクラッチの容量が車速Vに応じて変化するよう
に構成されている。
そして、コントローラ66においては、その切換速度制
御手段69′により、第7図に示すように、ステップS′
1で車速Vを読み込み、ステップS′13でその車速Vが
例えばV≧50Km/hかどうかを判定し、V≧50のYESの高
車速時にはステップS′15に進んでクラッチ容量を大き
く、NOの低車速時にはステップS′14に進んでクラッチ
容量を小にそれぞれ設定する制御を行う。
したがって、この実施例においては、第8図および第
9図に示すように、トランスファ装置6の2輪駆動状態
から4輪駆動状態への切換時、そのトランスファクラッ
チの容量が車速Vに応じて変化し、低車速時にはクラッ
チ容量が大に制御されて、トランスファ装置6が短時間
で素早く4輪駆動状態に切り換えられる。一方、高車速
時には、クラッチ容量が小に制御されて、トランスファ
装置6の4輪駆動状態への切換速度が遅くなり、その切
換完了までの時間が長くなる。よって、4輪駆動状態へ
の切換時における停止部材の回転上昇を緩やかにして、
そのトルクショックを低減することができる。
さらに、上記各実施例では、トランスファ装置6とフ
リーホイール装置61との同時切換えを車速VがV=0の
ときに行うようにしたが、車速VがV=0の近傍で略停
車状態と見做されるときに行うようにしてもよく、上記
実施例と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施例では、トランスファ装置6がH/L切
換機構11およびロック機構付きのセンタデフ19を備えて
いるが、本発明はそれら機構のないトランスファ装置を
装備した4輪駆動車に対しても適用することができる。
さらにまた、上記実施例では、トランスファ装置6の
2輪駆動状態から4輪駆動状態への切換速度を高車速時
ほど遅くなるように設定したが、2/4切換用の切換クラ
ッチ容量が小さい場合には、逆に、切換速度を高車速時
ほど速くなるようにしてもよく、切換クラッチの焼付き
防止等に有効である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、2輪駆動モー
ドで遊動車輪となる車輪側のデファレンシャル機構と車
輪との動力伝達を遮断するフリーホイール装置およびト
ランスファ装置を備え、2輪駆動モードから4輪駆動モ
ードへの切換時にトランスファ装置の切換後にフリーホ
イール装置を接続するようにしたパートタイム式の4輪
駆動車に対し、そのトランスファ装置における2輪駆動
状態から4輪駆動状態への切換速度を車速に応じて変化
させるようにしたことにより、2輪駆動モードから4輪
駆動モードへの切換時、2輪駆動モードで停止していた
遊動車輪側デファレンシャル機構のデフケースやドライ
ブ軸、トランスファ装置における各ギヤを緩やかに徐々
に回転駆動することが可能となり、その駆動側の回転負
荷の急激な増大をなくして、切換えに伴うトルクショッ
クの有効な低減等を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は4輪駆動車の模
式平面図、第2図は制御系の全体構成図、第3図はフロ
ントデファレンシャル機構およびフリーホイール装置を
示す断面図、第4図はトランスファ装置の断面図、第5
図は切換時の動作のフローを示す説明図、第6図は車速
に対するトランスファ切換時間の変更特性を示す特性図
である。第7図〜第9図は他の実施例を示し、第7図は
切換時の動作フローの要部を示す説明図、第8図はトラ
ンスファクラッチ容量の時間変化特性を示す特性図、第
9図は車速に対するトランスファクラッチ容量の変更特
性を示す特性図である。 2……エンジン、3……変速機、4……前輪、5……後
輪、6……トランスファ装置、8……入力軸、9……前
輪側出力軸、10……後輪側出力軸、19……センタデフ、
32……モータ、33……駆動モード切換機構、35……フロ
ントデファレンシャル機構、36……リヤファレンシャル
機構、50……クラッチ機構、61……フリーホイール装
置、66……コントローラ、68……車速センサ、69,69′
……切換速度制御手段、70……車速検出手段、71……切
換制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新出 和雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−249833(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸の回転をフロントおよびリヤのデフ
    ァレンシャル機構にそれぞれ伝達する1対の出力軸を有
    し、2輪駆動状態と4輪駆動状態とに切換可能なトラン
    スファ装置と、 2輪駆動モードで遊動車輪となる車輪側のデファレンシ
    ャル機構の出力部に設けられ、2輪駆動モードでは該デ
    ファレンシャル機構と車輪との動力伝達を遮断し、4輪
    駆動モードではデファレンシャル機構および車輪を動力
    伝達状態に接続するフリーホイール装置とを備えた4輪
    駆動車において、 2輪駆動モードから4輪駆動モードへの切換時に、トラ
    ンスファ装置を4輪駆動状態に切り換えた後にフリーホ
    イール装置を動力伝達状態に接続するように制御する切
    換制御手段と、 上記2輪駆動モードから4輪駆動モードへの切換時の車
    速を検出する車速検出手段と、 該車速検出手段の出力を受け、上記トランスファ装置に
    おける2輪駆動状態から4輪駆動状態への切換速度を、
    車速検出手段により検出された車速に応じて変化させる
    切換速度制御手段とを備えたことを特徴とする4輪駆動
    車。
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