JP2633080B2 - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents
ズームレンズ鏡筒Info
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- JP2633080B2 JP2633080B2 JP31624290A JP31624290A JP2633080B2 JP 2633080 B2 JP2633080 B2 JP 2633080B2 JP 31624290 A JP31624290 A JP 31624290A JP 31624290 A JP31624290 A JP 31624290A JP 2633080 B2 JP2633080 B2 JP 2633080B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ズームレンズの焦点調節機構の一つである
インナーフオーカス又はリアフオーカスと呼ばれる光学
タイプを有するズームレンズ鏡筒に関するものである。
インナーフオーカス又はリアフオーカスと呼ばれる光学
タイプを有するズームレンズ鏡筒に関するものである。
近年ズームレンズの高性能化、高倍率化を計るため
に、物体側となる第1群以外のレンズ群を移動させて焦
点調節を行う様々な方式が提案されている。
に、物体側となる第1群以外のレンズ群を移動させて焦
点調節を行う様々な方式が提案されている。
又古くから行われている方式としてズームレンズの至
近撮影距離をズーミングにより変えるためズーム位置に
よりフオーカス玉の回転角を変化させるメカストツパ
ー、或は至近端の形状を工夫したもの等が実用化されて
来た。
近撮影距離をズーミングにより変えるためズーム位置に
よりフオーカス玉の回転角を変化させるメカストツパ
ー、或は至近端の形状を工夫したもの等が実用化されて
来た。
又特にズームレンズのオートフオーカス化が一般的と
なり、フオーカスレンズの軽量化、及び外部から可動部
が直接触れられないインナーフオーカス或はリアフオー
カス式のズームレンズの需要が高まっているが3〜4倍
程度のズームレンズではテレ端の至近距離でワイド端の
それを規制してもそれ程大きな障害とはならず、ズーム
全域で同じ至近距離で済ませてしまう場合も多い。
なり、フオーカスレンズの軽量化、及び外部から可動部
が直接触れられないインナーフオーカス或はリアフオー
カス式のズームレンズの需要が高まっているが3〜4倍
程度のズームレンズではテレ端の至近距離でワイド端の
それを規制してもそれ程大きな障害とはならず、ズーム
全域で同じ至近距離で済ませてしまう場合も多い。
しかしながら上記従来例においては、 高倍率ズームレンズで、テレ側近距離の光学性能を満
足させる事が困難である為、ワイド側の近距離の光学性
能が優れていてもテレ側の光学性能で決まる至近撮影距
離でがまんするしかない。
足させる事が困難である為、ワイド側の近距離の光学性
能が優れていてもテレ側の光学性能で決まる至近撮影距
離でがまんするしかない。
オートフオーカスを考慮する時に、ズーム領域により
フオーカスの至近距離をその回転角で規制するメカ的な
切換が入っている場合に、ズームの手動操作でメカ的な
切換機構にチヤージしてしまう時に、フオーカス駆動モ
ーターに過電流が流れてしまったりし、特別な配慮を必
要としていた。
フオーカスの至近距離をその回転角で規制するメカ的な
切換が入っている場合に、ズームの手動操作でメカ的な
切換機構にチヤージしてしまう時に、フオーカス駆動モ
ーターに過電流が流れてしまったりし、特別な配慮を必
要としていた。
本発明はズーミングによる焦点距離の変化に応じてフ
ォーカスに作用するレンズの合焦の為の繰り出し量が変
わるズームレンズ鏡筒において、前記レンズを光軸方向
に移動させるために光軸方向に移動するカムフォロアー
と、前記カムフォロアーと当接し、ズーミングの際に光
軸回りに回転するカムと、ズーミング動作に連動して前
記カムを光軸回りに回転させることにより前記カムと前
記カムフォロアーとの当接位置を変えて前記レンズの合
焦の為の繰り出し量を変える機構と、操作部材を回転さ
せるフォーカス動作に連動して前記カムフォロアーを回
転させることにより前記カムフォロアーを光軸方向に移
動させる機構とを有し、前記カムの変位を、ワイド端か
ら所定の焦点距離までは各々の合焦可能な至近距離が互
いに等しくなり、該所定の焦点距離からテレ端までは各
々の合焦可能な至近距離が前記ワイド端から所定の焦点
距離までの合焦可能な至近距離よりも遠くなり、且つワ
イド端からテレ端まで前記操作部材の最大回転角が互い
に等しくなるように設定したズームレンズ鏡筒を特徴と
する。
ォーカスに作用するレンズの合焦の為の繰り出し量が変
わるズームレンズ鏡筒において、前記レンズを光軸方向
に移動させるために光軸方向に移動するカムフォロアー
と、前記カムフォロアーと当接し、ズーミングの際に光
軸回りに回転するカムと、ズーミング動作に連動して前
記カムを光軸回りに回転させることにより前記カムと前
記カムフォロアーとの当接位置を変えて前記レンズの合
焦の為の繰り出し量を変える機構と、操作部材を回転さ
せるフォーカス動作に連動して前記カムフォロアーを回
転させることにより前記カムフォロアーを光軸方向に移
動させる機構とを有し、前記カムの変位を、ワイド端か
ら所定の焦点距離までは各々の合焦可能な至近距離が互
いに等しくなり、該所定の焦点距離からテレ端までは各
々の合焦可能な至近距離が前記ワイド端から所定の焦点
距離までの合焦可能な至近距離よりも遠くなり、且つワ
イド端からテレ端まで前記操作部材の最大回転角が互い
に等しくなるように設定したズームレンズ鏡筒を特徴と
する。
第1図〜第10図は本発明の実施例を示し、第1図はレ
ンズのテレ端状態を示す断面図である。第2図はレンズ
のワイド端状態を示す断面図である。第3図はカム筒の
展開図である。第4図は固定筒の展開図である。第5図
は第5群鏡筒の嵌合部の展開図である。第6図は1群鏡
筒の展開図である。第7図はフード用カム筒の展開図で
ある。第8図はフオーカス連絡筒の展開図である。第9
図は各ズーム群のズーミングに於けるズームの移動線図
である。第10図はフオーカスカムまわりの詳細図であ
る。
ンズのテレ端状態を示す断面図である。第2図はレンズ
のワイド端状態を示す断面図である。第3図はカム筒の
展開図である。第4図は固定筒の展開図である。第5図
は第5群鏡筒の嵌合部の展開図である。第6図は1群鏡
筒の展開図である。第7図はフード用カム筒の展開図で
ある。第8図はフオーカス連絡筒の展開図である。第9
図は各ズーム群のズーミングに於けるズームの移動線図
である。第10図はフオーカスカムまわりの詳細図であ
る。
第1図〜第9図において、Iは1群レンズ、IIは2群
レンズ、IIIは3群レンズ、IVは4群レンズ、Vは5群
レンズ、VIは6群レンズを表わす。(尚第1図中Aで表
してある部分は着脱可能である所のフイルターであ
る。) 図中1は固定筒で、1aは外面直進溝、1bは内面直進
溝、1cは2群保持穴でそれぞれ等分に3本づつ設けられ
ている。又外径部1hには周穴1iを有している。2はマウ
ントで、ビス2aで前記固定筒1に固着されていると共
に、ウラブタ3を保持し、又着脱ストツパーピン2bを有
している。前記固定筒1はその外周部1eを持ち、該大径
部1eには距離窓部4を有すると共に、該外周部1eの内面
には段部1fと嵌合部1gを有し、該段部1fと嵌合部1gにお
いて、回転筒5を回転自在に保持している。該回転筒5
の先端には、ピン5aが対向2ケ所で外周部からネジ込ま
れており、又後端内周部に向っては、3ケ所の突起部5b
を有している。6はフオーカスユニツトで、ビス6bによ
り前記固定筒1にユニツト本体6aが固着されている。
レンズ、IIIは3群レンズ、IVは4群レンズ、Vは5群
レンズ、VIは6群レンズを表わす。(尚第1図中Aで表
してある部分は着脱可能である所のフイルターであ
る。) 図中1は固定筒で、1aは外面直進溝、1bは内面直進
溝、1cは2群保持穴でそれぞれ等分に3本づつ設けられ
ている。又外径部1hには周穴1iを有している。2はマウ
ントで、ビス2aで前記固定筒1に固着されていると共
に、ウラブタ3を保持し、又着脱ストツパーピン2bを有
している。前記固定筒1はその外周部1eを持ち、該大径
部1eには距離窓部4を有すると共に、該外周部1eの内面
には段部1fと嵌合部1gを有し、該段部1fと嵌合部1gにお
いて、回転筒5を回転自在に保持している。該回転筒5
の先端には、ピン5aが対向2ケ所で外周部からネジ込ま
れており、又後端内周部に向っては、3ケ所の突起部5b
を有している。6はフオーカスユニツトで、ビス6bによ
り前記固定筒1にユニツト本体6aが固着されている。
又6cは公知の超音波モーターである。6dは出力部材で
ある。6eはコロ部材でコロリング6gの外周部に軸ビス6f
で3ケ所等分に回転自在に保持されている。尚前記コロ
リング6gは内径で前記ユニツト本体6aに嵌合し回転自在
に保持されていると共に、外周部には距離目盛6iが設け
られている。又、6hは中間部材で、前記ユニツト本体6a
に嵌合保持されると共に、外周部には3ケ所の嵌合縦溝
部6jを持ち、該嵌合縦溝部6jが前記回転筒5の後端内周
部の突起部5bと嵌合し、該回転筒5と一体となって回転
出来る。又、6kは前記超音波モーター6cの加圧部材であ
り、前記ユニツト本体6aの中で、前記超音波モーター6
c、出力部材6d、コロ部材6e、中間部材6hを順番に同時
に加圧している。7はフオーカスキーで、ビス7aにより
前記フオーカスユニツト6中のコロリング6gに固着され
ている。又、該キー7は不図示の嵌合縦溝部7bを有して
いる。
ある。6eはコロ部材でコロリング6gの外周部に軸ビス6f
で3ケ所等分に回転自在に保持されている。尚前記コロ
リング6gは内径で前記ユニツト本体6aに嵌合し回転自在
に保持されていると共に、外周部には距離目盛6iが設け
られている。又、6hは中間部材で、前記ユニツト本体6a
に嵌合保持されると共に、外周部には3ケ所の嵌合縦溝
部6jを持ち、該嵌合縦溝部6jが前記回転筒5の後端内周
部の突起部5bと嵌合し、該回転筒5と一体となって回転
出来る。又、6kは前記超音波モーター6cの加圧部材であ
り、前記ユニツト本体6aの中で、前記超音波モーター6
c、出力部材6d、コロ部材6e、中間部材6hを順番に同時
に加圧している。7はフオーカスキーで、ビス7aにより
前記フオーカスユニツト6中のコロリング6gに固着され
ている。又、該キー7は不図示の嵌合縦溝部7bを有して
いる。
8はフオーカス連絡筒で、前記固定筒1の内面と嵌合
している。又、内周面に縦溝8bを有している。ピン8aは
該フオーカス連絡筒8の外周面にネジ込まれており、前
記固定筒1の小径部1hの周穴1iで、スラスト規制を受
け、又、前記キー7の不図示の嵌合縦溝部7b(以下キー
と言う)によって、回転規制を受けている。
している。又、内周面に縦溝8bを有している。ピン8aは
該フオーカス連絡筒8の外周面にネジ込まれており、前
記固定筒1の小径部1hの周穴1iで、スラスト規制を受
け、又、前記キー7の不図示の嵌合縦溝部7b(以下キー
と言う)によって、回転規制を受けている。
9は1群鏡筒で前記1群レンズIを保持すると共に、
その後端内面部にある嵌合部9aにおいて、前記固定筒1
と嵌合し、又、同時に後端内面部には直進キー9bがビス
9cにより固着されている。そして、該直進キー9bが前記
固定筒1の外面直進溝1aと嵌合することにより、前記固
定筒1に対し直進自在に保持されている。又、該1群鏡
筒9には、その前半部にカム溝9dを等分に3本有してい
る。又、その外周嵌合部にはフード用カム筒10を嵌合保
持すると共に、該フード用カム筒10のスラスト規制も実
現し、該フード用カム筒10を、該1群鏡筒9に対し定位
置で自在に回転出来る様に保持している。
その後端内面部にある嵌合部9aにおいて、前記固定筒1
と嵌合し、又、同時に後端内面部には直進キー9bがビス
9cにより固着されている。そして、該直進キー9bが前記
固定筒1の外面直進溝1aと嵌合することにより、前記固
定筒1に対し直進自在に保持されている。又、該1群鏡
筒9には、その前半部にカム溝9dを等分に3本有してい
る。又、その外周嵌合部にはフード用カム筒10を嵌合保
持すると共に、該フード用カム筒10のスラスト規制も実
現し、該フード用カム筒10を、該1群鏡筒9に対し定位
置で自在に回転出来る様に保持している。
9eは前記1群鏡筒9の前方外周部に設けられたダボで
等分に3ケ所設けられている。9fは前記1群鏡筒9の外
周側に伸びたツバ部でその外周部には嵌合部9gを有す
る。前記フード用カム筒10には直進ミゾ10aとカム溝10a
が共に3本づつ等分に設けられている。
等分に3ケ所設けられている。9fは前記1群鏡筒9の外
周側に伸びたツバ部でその外周部には嵌合部9gを有す
る。前記フード用カム筒10には直進ミゾ10aとカム溝10a
が共に3本づつ等分に設けられている。
11は操作環で、内面の中間部に嵌合受け部11aを持ち
該嵌合受け部11aが前記1群鏡筒9の外周側に伸びたツ
バ部9fに設けられた嵌合部9gと嵌合してスラスト規制を
行う事により、該操作環11は前記1群鏡筒9に対し、前
後運動の操作を与える事が出来る。又、該操作環11の内
面には、内面縦溝11bが対向2ケ所設けられていて、該
内面縦溝11bが前記回転筒5の先端に対向2ケ所に外周
部からネジ込まれたピン5aと嵌合している事により、前
記操作環11の回転操作を常に安定して前記回転筒5と前
記フオーカスユニツト6中の中間部材6hに伝達する事が
可能になっている。
該嵌合受け部11aが前記1群鏡筒9の外周側に伸びたツ
バ部9fに設けられた嵌合部9gと嵌合してスラスト規制を
行う事により、該操作環11は前記1群鏡筒9に対し、前
後運動の操作を与える事が出来る。又、該操作環11の内
面には、内面縦溝11bが対向2ケ所設けられていて、該
内面縦溝11bが前記回転筒5の先端に対向2ケ所に外周
部からネジ込まれたピン5aと嵌合している事により、前
記操作環11の回転操作を常に安定して前記回転筒5と前
記フオーカスユニツト6中の中間部材6hに伝達する事が
可能になっている。
12はフイルター枠で、先端内周部に前記フイルターA
をネジ込む為のフイルターネジ12aが切ってあり、又後
端内周部には嵌合部12bを持ち、該嵌合部12bには内側に
ダボ12cが3ケ所等分に設けられている。又、中間部内
面には縦溝12dが3ケ所等分に設けられている。該縦溝1
2dは前記1群鏡筒9の前方外周部に設けられたダボ9eと
嵌合し、回転規制をされる。更に、該フイルター枠12の
後端内周部の嵌合部12bが前記フード用カム筒10の外周
と嵌合すると同時に、前記フイルター枠12の後端内周部
の嵌合部12bの内側に3ケ所等分に設けられたダボ12c
が、前記フード用カム筒10に設けられたカム溝10bと係
合しているため、結局フード用カム筒10が回転すると、
フイルター枠12が1群鏡筒9に保持された1群レンズI
に対して直進繰出しを行う。
をネジ込む為のフイルターネジ12aが切ってあり、又後
端内周部には嵌合部12bを持ち、該嵌合部12bには内側に
ダボ12cが3ケ所等分に設けられている。又、中間部内
面には縦溝12dが3ケ所等分に設けられている。該縦溝1
2dは前記1群鏡筒9の前方外周部に設けられたダボ9eと
嵌合し、回転規制をされる。更に、該フイルター枠12の
後端内周部の嵌合部12bが前記フード用カム筒10の外周
と嵌合すると同時に、前記フイルター枠12の後端内周部
の嵌合部12bの内側に3ケ所等分に設けられたダボ12c
が、前記フード用カム筒10に設けられたカム溝10bと係
合しているため、結局フード用カム筒10が回転すると、
フイルター枠12が1群鏡筒9に保持された1群レンズI
に対して直進繰出しを行う。
13はカム筒で略大径部13aと小径部13bを持ち、該大径
部13aは、前記固定筒1の内径に嵌合保持されている。
又該大径部13aには第3図に示したように、固定ピンカ
ム13c、3群カム13d、4群カム13e、5群カム13fが各々
等分に3本づつ設けられている。又、小径部13bは、フ
オーカスカム13gが設けられている。又、前端外周部は
一段径が大きくなった嵌合部13hがあり、該嵌合部13hの
外面には嵌合ピン13iが等分に3ケ所ネジ込まれてい
る。
部13aは、前記固定筒1の内径に嵌合保持されている。
又該大径部13aには第3図に示したように、固定ピンカ
ム13c、3群カム13d、4群カム13e、5群カム13fが各々
等分に3本づつ設けられている。又、小径部13bは、フ
オーカスカム13gが設けられている。又、前端外周部は
一段径が大きくなった嵌合部13hがあり、該嵌合部13hの
外面には嵌合ピン13iが等分に3ケ所ネジ込まれてい
る。
該嵌合ピン13iは、1群鏡筒9のカム溝9dを貫通し
て、前記フード用カム筒10の直進溝10aにも同時に係合
している。この為、該カム筒13の回転量が前記フード用
カム筒10の回転量を規制する事となり、前述の説明によ
り前記フイルター枠12の繰出し量を決定している訳であ
る。
て、前記フード用カム筒10の直進溝10aにも同時に係合
している。この為、該カム筒13の回転量が前記フード用
カム筒10の回転量を規制する事となり、前述の説明によ
り前記フイルター枠12の繰出し量を決定している訳であ
る。
14は2群鏡筒で、2群レンズを保持し、外周には嵌合
部14aを有し、該嵌合部14aには固定ピン14bが等分3ケ
所設けられている。尚該嵌合部14aに設けられた固定ピ
ン14bは前記カム筒13の大径部13aに設けられた固定ピン
カム13cに係合すると同時に、前記固定筒1に設けられ
た2群保持穴1cに係合している。この為該2群鏡筒14は
前記固定筒1に対して固定である。又、前記カム筒13は
大径部13aに設けられた固定ピンカム13cと前記1群鏡筒
9の前半部に設けられたカム溝9dの形状の2つの位置要
素により、回転位置とスラスト位置が決り、結局該カム
筒13は前記操作環11の前後運動を行う事により、回転繰
出し動作を行う。13jは移動絞りで、前記カム筒13の前
端面に固着されている。
部14aを有し、該嵌合部14aには固定ピン14bが等分3ケ
所設けられている。尚該嵌合部14aに設けられた固定ピ
ン14bは前記カム筒13の大径部13aに設けられた固定ピン
カム13cに係合すると同時に、前記固定筒1に設けられ
た2群保持穴1cに係合している。この為該2群鏡筒14は
前記固定筒1に対して固定である。又、前記カム筒13は
大径部13aに設けられた固定ピンカム13cと前記1群鏡筒
9の前半部に設けられたカム溝9dの形状の2つの位置要
素により、回転位置とスラスト位置が決り、結局該カム
筒13は前記操作環11の前後運動を行う事により、回転繰
出し動作を行う。13jは移動絞りで、前記カム筒13の前
端面に固着されている。
15は5群鏡筒で5群レンズを保持すると共に、嵌合部
15aを持ち、前記カム筒13の大径部13aに嵌合保持されて
いる。更に、該5群鏡筒15の嵌合部15aには第5図に示
されるように5群ピン15bがネジ込まれると共に、3群
ミゾ15c、4群ミゾ15dが各々3本づつ等分に設けられて
いる。前記5群鏡筒15の嵌合部15aにネジ込まれた5群
ピン15bが前記カム筒13の大径部13aに設けられた5群カ
ム13fと、前記固定筒1の内面直進溝1bに同時に係合し
ているので、前述のカム筒13の回転繰出し動作によって
所定のズーム移動を直進で行う事が出来る。
15aを持ち、前記カム筒13の大径部13aに嵌合保持されて
いる。更に、該5群鏡筒15の嵌合部15aには第5図に示
されるように5群ピン15bがネジ込まれると共に、3群
ミゾ15c、4群ミゾ15dが各々3本づつ等分に設けられて
いる。前記5群鏡筒15の嵌合部15aにネジ込まれた5群
ピン15bが前記カム筒13の大径部13aに設けられた5群カ
ム13fと、前記固定筒1の内面直進溝1bに同時に係合し
ているので、前述のカム筒13の回転繰出し動作によって
所定のズーム移動を直進で行う事が出来る。
16は公知の電磁絞りユニツトである。
17は3群鏡筒で、第3群レンズIIIと電磁絞りユニツ
ト16を保持している。
ト16を保持している。
又、3群鏡筒17は前記5群鏡筒15に嵌合保持されると
共に、嵌合面にネジ込まれた3群ピン17aが5群鏡筒15
の嵌合部15aに設けられた3群溝15cと、前記カム筒13の
大径部に設けられた3群カム13dに同時に係合している
ので、カム筒13の回転繰出し動作によって所定のズーム
移動を直進で行う事が出来る。
共に、嵌合面にネジ込まれた3群ピン17aが5群鏡筒15
の嵌合部15aに設けられた3群溝15cと、前記カム筒13の
大径部に設けられた3群カム13dに同時に係合している
ので、カム筒13の回転繰出し動作によって所定のズーム
移動を直進で行う事が出来る。
18は4群鏡筒で、第4群レンズIVを保持している。4
群鏡筒18は、5群鏡筒15に嵌合保持されると共に、嵌合
面にネジ込まれた4群ピン18aが前記5群鏡筒15の嵌合
部15aに設けられた4群溝15dとカム筒13の大径部に設け
られた4群カム13eに同時に係合しているので、前記3
群鏡筒17と同様にカム筒13の回転繰出し動作によって所
定のズーム移動を直進で行う事が出来る。
群鏡筒18は、5群鏡筒15に嵌合保持されると共に、嵌合
面にネジ込まれた4群ピン18aが前記5群鏡筒15の嵌合
部15aに設けられた4群溝15dとカム筒13の大径部に設け
られた4群カム13eに同時に係合しているので、前記3
群鏡筒17と同様にカム筒13の回転繰出し動作によって所
定のズーム移動を直進で行う事が出来る。
19は6群鏡筒で第6群レンズVIを保持すると共に、カ
ム筒13の小径部13bの内面に嵌合保持されると共に、6
群鏡筒19の嵌合部にネジ込まれた6群ピン19aがカム筒1
3のフオーカスカム13gとフオーカス連絡筒8の内周面の
縦溝8bと係合して位置決めされている。
ム筒13の小径部13bの内面に嵌合保持されると共に、6
群鏡筒19の嵌合部にネジ込まれた6群ピン19aがカム筒1
3のフオーカスカム13gとフオーカス連絡筒8の内周面の
縦溝8bと係合して位置決めされている。
第9図においてズームパラメーターを、ワイド端でP
=0、テレ端でP=1と変化するパラメーターPで表わ
すとする。
=0、テレ端でP=1と変化するパラメーターPで表わ
すとする。
第1群Iは略直線繰出しであるが第1群Iのズーム移動
量Z1(P)をPの関数で表わすと、 Z1(P)=−87.7291×P −5.9751×P2 +38.227×P3 −18.8765×P4 −7.2885×P5 +6.64197×P6 …(式1) となる。
量Z1(P)をPの関数で表わすと、 Z1(P)=−87.7291×P −5.9751×P2 +38.227×P3 −18.8765×P4 −7.2885×P5 +6.64197×P6 …(式1) となる。
第2群は固定群である。
第3群は非線形に繰出す。
第4群も非線形に繰出す。
第5群も非線形に繰出す。
第6群も非線形に繰出す。更に、本実施例において
は、該第6群VIにフオーカス動作を兼用させている為、
無限撮影状態のズーム移動量を前述の第1群Iのズーム
移動量Z1(P)と同様にPの関数Z6(P)で表すと、 Z6(P)=−52.2729×P +23.3911×P2 +39.3588×P3 −236.458×P4 +530.4948×P5 −580.5656×P6 +292.4738×P7 −56.326298×P8 …(式2) となる。
は、該第6群VIにフオーカス動作を兼用させている為、
無限撮影状態のズーム移動量を前述の第1群Iのズーム
移動量Z1(P)と同様にPの関数Z6(P)で表すと、 Z6(P)=−52.2729×P +23.3911×P2 +39.3588×P3 −236.458×P4 +530.4948×P5 −580.5656×P6 +292.4738×P7 −56.326298×P8 …(式2) となる。
又、該6群VIのフオーカス時における繰出し量を各撮
影物体毎に前述のZ6(P)を基準位置として考えた場合
にDX(P)で表わすとき、 無限遠の場合から各距離の繰出し量は次の様に表わされ
る。
影物体毎に前述のZ6(P)を基準位置として考えた場合
にDX(P)で表わすとき、 無限遠の場合から各距離の繰出し量は次の様に表わされ
る。
第10図は前記カム筒13の小径部13bに設けられたフオ
ーカスカム13gのワイド端と同フオーカスカム13g′のテ
レ端の状態とそれに係る前記フオーカス連絡筒8まわり
の詳細図である。矢印Aはフオーカス無限の状態からフ
オーカス至近の状態へ前記フオーカス連絡筒8が移行す
る経過を示している。又、矢印Bは先のズームのワイド
端からテレ端へ移行する経過を示していて該矢印Bは前
記カム筒13の大径部13aに設けられた固定ピンカム13cの
形状に等しい。
ーカスカム13gのワイド端と同フオーカスカム13g′のテ
レ端の状態とそれに係る前記フオーカス連絡筒8まわり
の詳細図である。矢印Aはフオーカス無限の状態からフ
オーカス至近の状態へ前記フオーカス連絡筒8が移行す
る経過を示している。又、矢印Bは先のズームのワイド
端からテレ端へ移行する経過を示していて該矢印Bは前
記カム筒13の大径部13aに設けられた固定ピンカム13cの
形状に等しい。
図中Z6の長さは第6群VIの無限状態におけるズーム移
動量である。
動量である。
図中θはフオーカスの無限からの回転角である。
図中、FX(ワイド、θ)はF(θ)におけるワイド端
でのフオーカス移動量である。
でのフオーカス移動量である。
図中、FX(テレ、θ)はF(θ)におけるテレ端での
フオーカス移動量である。
フオーカス移動量である。
図より明かな様にズームがテレ端に近付く程フオーカ
ス移動量FXが大きくなる事がわかる。又、図中カム形状
Aは従来のカム形状を表し、本発明の補正前のものであ
る。尚図中ポイントAはカム形状を表す時の原点であ
る。
ス移動量FXが大きくなる事がわかる。又、図中カム形状
Aは従来のカム形状を表し、本発明の補正前のものであ
る。尚図中ポイントAはカム形状を表す時の原点であ
る。
第10図においてポイントAはワイド端でのフオーカス
無限位置に相当しこれを原点としている。該原点Aから
図中右方向を正とする、パラメーターPを考え、P=1
がテレ端の無限位置の横座標となる様にする。
無限位置に相当しこれを原点としている。該原点Aから
図中右方向を正とする、パラメーターPを考え、P=1
がテレ端の無限位置の横座標となる様にする。
又原点Aから光の通過する方向(図の下の方向)へ正
の値を与える、カムの縦座標をDF(P)とするとき、 〔P≦1.38980〕の範囲で DF(P)=0.16483574×P +0.23411311×P2 +1.0812920×P3 −3.0355993×P4 +6.0473302×P5 −4.0403452×P6 +1.3991619×P7 …〔式13〕であり、又 〔1.38980<P〕の範囲で 〔ズーム動作の説明〕 次に上記構成においてズーミング操作の為に前記操作
環11をワイド端からテレ端に引き出すと、前述の様に1
群鏡筒9は同量直進移動し、同時にカム筒13は回転繰出
しを行う。この為フイルター枠12は1群鏡筒9に対して
直進繰出しを行う。又前記カム筒13の回転繰出しにより
5群鏡筒15は直進移動を行い、同時に3群鏡筒17及び4
群鏡筒18も同時に直進移動を行う。一方6群鏡筒19は前
述の通りフオーカス固定の状態ではフオーカスキーに連
なるフオーカス連絡筒8の縦溝8bにより、その回転規制
を受けているので直進移動を行う。
の値を与える、カムの縦座標をDF(P)とするとき、 〔P≦1.38980〕の範囲で DF(P)=0.16483574×P +0.23411311×P2 +1.0812920×P3 −3.0355993×P4 +6.0473302×P5 −4.0403452×P6 +1.3991619×P7 …〔式13〕であり、又 〔1.38980<P〕の範囲で 〔ズーム動作の説明〕 次に上記構成においてズーミング操作の為に前記操作
環11をワイド端からテレ端に引き出すと、前述の様に1
群鏡筒9は同量直進移動し、同時にカム筒13は回転繰出
しを行う。この為フイルター枠12は1群鏡筒9に対して
直進繰出しを行う。又前記カム筒13の回転繰出しにより
5群鏡筒15は直進移動を行い、同時に3群鏡筒17及び4
群鏡筒18も同時に直進移動を行う。一方6群鏡筒19は前
述の通りフオーカス固定の状態ではフオーカスキーに連
なるフオーカス連絡筒8の縦溝8bにより、その回転規制
を受けているので直進移動を行う。
フオーカス回転角θは本実施例において正の値を持っ
ている。(これをワイドスタートのカムと呼ぶ事とす
る) ズーム量Pにおけるフオーカス回転角θにおける繰出
し量は(P+θ)におけるカム座標DF(P+θ)が
(P)におけるカム座標DF(P)からどれだけ変化した
かを求めれば良い。よって繰出し量をDF(P,θ)とおく
と、 DF(P,θ)=DF(P+θ)−DF(P) …(式14)で表される。
ている。(これをワイドスタートのカムと呼ぶ事とす
る) ズーム量Pにおけるフオーカス回転角θにおける繰出
し量は(P+θ)におけるカム座標DF(P+θ)が
(P)におけるカム座標DF(P)からどれだけ変化した
かを求めれば良い。よって繰出し量をDF(P,θ)とおく
と、 DF(P,θ)=DF(P+θ)−DF(P) …(式14)で表される。
ここで例えばP=1、つまりテレ端において、ある撮
影距離(仮にxmとする)におけるくり出し量▲DXxm (1)
▼とDF(1,θ)が同じになればテレ端で合焦した事にな
りその時のθを変えないで(言い換えるとフオーカスを
固定して)ズーミングをP=1→P=0へと変化させる
時、カムのズレ量▲DXxm (P)▼は で表わされ、 ΔD(P)が常に(P=0〜P=1の間で)0になる
様にしたのが第10図中の補正前のカム形状Aであるが、
本実施例においては同第10図中のフオーカスカム13gの
様に前述の式13′で定義される補正形状を設ける事によ
り、全ズーム領域で(最大)フォーカス回転角を等しく
しつつ、テレ側においてフォーカス回転角を増した領域
でフオーカス群の移動量を抑える様にし、逆にそれ以外
のズーム領域で至近撮影距離を大幅に近距離側まで使用
出来る様にしてある。
影距離(仮にxmとする)におけるくり出し量▲DXxm (1)
▼とDF(1,θ)が同じになればテレ端で合焦した事にな
りその時のθを変えないで(言い換えるとフオーカスを
固定して)ズーミングをP=1→P=0へと変化させる
時、カムのズレ量▲DXxm (P)▼は で表わされ、 ΔD(P)が常に(P=0〜P=1の間で)0になる
様にしたのが第10図中の補正前のカム形状Aであるが、
本実施例においては同第10図中のフオーカスカム13gの
様に前述の式13′で定義される補正形状を設ける事によ
り、全ズーム領域で(最大)フォーカス回転角を等しく
しつつ、テレ側においてフォーカス回転角を増した領域
でフオーカス群の移動量を抑える様にし、逆にそれ以外
のズーム領域で至近撮影距離を大幅に近距離側まで使用
出来る様にしてある。
又、それ以外のズーム領域であるワイド端から所定の
焦点距離までは各々の至近撮影距離が互いに等しくして
ある。
焦点距離までは各々の至近撮影距離が互いに等しくして
ある。
表1は各ズームパラメータとフオーカス回転角θにお
ける撮影距離の値を示したものである。ズームパラメー
ターP=1のテレ端付近ではそれよりワイド側の焦点距
離に比べてフオーカスレンズ群の移動量が抑えられてい
るため撮影距離が遠くなっている事がうかがえる。
ける撮影距離の値を示したものである。ズームパラメー
ターP=1のテレ端付近ではそれよりワイド側の焦点距
離に比べてフオーカスレンズ群の移動量が抑えられてい
るため撮影距離が遠くなっている事がうかがえる。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、高倍率のズームレンズ
においても、特にメカ切替を用いずともワイド側で充分
近距離の至近撮影距離を備え、且つワイド端からテレ端
までフォーカッシング最大回転角が等しくて操作部材の
操作性が良いズームレンズ鏡筒を提供出来る。
においても、特にメカ切替を用いずともワイド側で充分
近距離の至近撮影距離を備え、且つワイド端からテレ端
までフォーカッシング最大回転角が等しくて操作部材の
操作性が良いズームレンズ鏡筒を提供出来る。
第1図は本発明を実施した交換レンズのテレ端状態を示
す断面図である。 第2図は本発明を実施した交換レンズのワイド端状態を
示す断面図である。 第3図は本発明を実施した交換レンズのカム筒の展開図
である。 第4図は本発明を実施した交換レンズの固定筒の展開図
である。 第5図は本発明を実施した交換レンズの第5群鏡筒の展
開図である。 第6図は本発明を実施した交換レンズの第1群鏡筒の展
開図である。 第7図は本発明を実施した交換レンズのフード用カム筒
の展開図である。 第8図は本発明を実施した交換レンズのフオーカス連絡
筒の展開図である。 第9図は本発明を実施した交換レンズの各ズーム群のズ
ームの移動線図である。 第10図は本発明を実施した交換レンズのフオーカスカム
まわりの詳細図である。 1……固定筒 5……回転筒 7……キー 8……フオーカス連絡筒 9……1群鏡筒 10……フード用カム筒 11……操作環 13……カム筒 13d……3群カム 13c……4群カム 13f……5群カム 13g……フオーカスカム 14……2群鏡筒 15……5群鏡筒 17……3群鏡筒 18……4群鏡筒 19……6群鏡筒 ポイントM……カムの原点 矢印A……至近フオーカス回転方向 θ……フオーカス回転角 FX……フオーカス繰出し量 Z6……フオーカス群のズーム移動量 カム形状L……従来のカム形状
す断面図である。 第2図は本発明を実施した交換レンズのワイド端状態を
示す断面図である。 第3図は本発明を実施した交換レンズのカム筒の展開図
である。 第4図は本発明を実施した交換レンズの固定筒の展開図
である。 第5図は本発明を実施した交換レンズの第5群鏡筒の展
開図である。 第6図は本発明を実施した交換レンズの第1群鏡筒の展
開図である。 第7図は本発明を実施した交換レンズのフード用カム筒
の展開図である。 第8図は本発明を実施した交換レンズのフオーカス連絡
筒の展開図である。 第9図は本発明を実施した交換レンズの各ズーム群のズ
ームの移動線図である。 第10図は本発明を実施した交換レンズのフオーカスカム
まわりの詳細図である。 1……固定筒 5……回転筒 7……キー 8……フオーカス連絡筒 9……1群鏡筒 10……フード用カム筒 11……操作環 13……カム筒 13d……3群カム 13c……4群カム 13f……5群カム 13g……フオーカスカム 14……2群鏡筒 15……5群鏡筒 17……3群鏡筒 18……4群鏡筒 19……6群鏡筒 ポイントM……カムの原点 矢印A……至近フオーカス回転方向 θ……フオーカス回転角 FX……フオーカス繰出し量 Z6……フオーカス群のズーム移動量 カム形状L……従来のカム形状
Claims (1)
- 【請求項1】ズーミングによる焦点距離の変化に応じて
フォーカスに作用するレンズの合焦の為の繰り出し量が
変わるズームレンズ鏡筒において、 前記レンズを光軸方向に移動させるために光軸方向に移
動するカムフォロアーと、 前記カムフォロアーと当接し、ズーミングの際に光軸回
りに回転するカムと、 ズーミング動作に連動して前記カムを光軸回りに回転さ
せることにより前記カムと前記カムフォロアーとの当接
位置を変えて前記レンズの合焦の為の繰り出し量を変え
る機構と、 操作部材を回転させるフォーカス動作に連動して前記カ
ムフォロアーを回転させることにより前記カムフォロア
ーを光軸方向に移動させる機構とを有し、 前記カムの変位を、ワイド端から所定の焦点距離までは
各々の合焦可能な至近距離が互いに等しくなり、該所定
の焦点距離からテレ端までは各々の合焦可能な至近距離
が前記ワイド端から所定の焦点距離までの合焦可能な至
近距離よりも遠くなり、且つワイド端からテレ端まで前
記操作部材の最大回転角が互いに等しくなるように設定
したことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31624290A JP2633080B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | ズームレンズ鏡筒 |
US07/793,609 US5576893A (en) | 1990-11-20 | 1991-11-18 | Zoom lens barrel |
US08/392,082 US5546234A (en) | 1990-11-20 | 1995-02-22 | Zoom lens barrel in which a moving stroke of the front lens group is long |
US08/892,762 US5917659A (en) | 1990-11-20 | 1997-07-15 | Zoom lens barrel being capable of close distance photographing in wide end side |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31624290A JP2633080B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | ズームレンズ鏡筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04186207A JPH04186207A (ja) | 1992-07-03 |
JP2633080B2 true JP2633080B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=18074907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31624290A Expired - Fee Related JP2633080B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | ズームレンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2633080B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5748387A (en) * | 1994-02-23 | 1998-05-05 | Nikon Corporation | Zoom lens system |
JPH09145987A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-06 | Nikon Corp | ズームレンズ系 |
US5790317A (en) * | 1995-12-13 | 1998-08-04 | Nikon Corporation | Zoom lens system |
JPH09211295A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-08-15 | Nikon Corp | ズームレンズ系 |
JPH09236749A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Nikon Corp | ズームレンズ系 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31624290A patent/JP2633080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04186207A (ja) | 1992-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |