JP2632930B2 - Ae装置 - Google Patents
Ae装置Info
- Publication number
- JP2632930B2 JP2632930B2 JP63152405A JP15240588A JP2632930B2 JP 2632930 B2 JP2632930 B2 JP 2632930B2 JP 63152405 A JP63152405 A JP 63152405A JP 15240588 A JP15240588 A JP 15240588A JP 2632930 B2 JP2632930 B2 JP 2632930B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image sensor
- photometry
- exposure
- aperture
- time
- Prior art date
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスチルビデオ(SV)カメラ内の撮像素子を利
用して、露出を決定する(TTL)AE装置に関するもので
ある。
用して、露出を決定する(TTL)AE装置に関するもので
ある。
従来、SVカメラにおいては、AE装置は、撮像素子とは
別の受光素子を用いた、別の光学系で構成されていた。
別の受光素子を用いた、別の光学系で構成されていた。
したがって、従来例では、受光素子である撮像素子と
撮影レンズの他にAE用の受光素子と光学系とを設けなけ
ればならない。また、撮像素子とAE用の受光素子とは感
度にばらつきがあり、そのために測光時と露光時で誤差
が生じ、カメラ個々に調整をしなければならない。
撮影レンズの他にAE用の受光素子と光学系とを設けなけ
ればならない。また、撮像素子とAE用の受光素子とは感
度にばらつきがあり、そのために測光時と露光時で誤差
が生じ、カメラ個々に調整をしなければならない。
また、撮像素子は一般的に測光用の受光素子として使
用するにはラチチュードが狭いという欠点があった。
用するにはラチチュードが狭いという欠点があった。
そこで本発明の目的は以上のような問題を解消したAE
装置を提供することにある。
装置を提供することにある。
本発明は撮像素子のラインごと又は素子ごとに露光時
間を変化させて撮像素子から信号を読み出す手段を設け
たことを特徴とする。
間を変化させて撮像素子から信号を読み出す手段を設け
たことを特徴とする。
本発明によれば撮像素子が測光も行うようにするの
で、AE用受光素子及び光学系を省くことができる。ま
た、撮像素子で測光を行うため、測光時と撮影時で露出
の誤差が起こらない。
で、AE用受光素子及び光学系を省くことができる。ま
た、撮像素子で測光を行うため、測光時と撮影時で露出
の誤差が起こらない。
そして、撮像素子として、任意の素子を読み出すこと
ができる撮像素子を使用して、任意の素子を任意の露光
時間で読み出すことにより、狭いラチチュードにもかか
わらず広い測光範囲を実現する。
ができる撮像素子を使用して、任意の素子を任意の露光
時間で読み出すことにより、狭いラチチュードにもかか
わらず広い測光範囲を実現する。
〔第1の実施例〕 第1図に本発明の実施例にかかるSVカメラの構成を示
す。
す。
1は任意のラインを任意の時間に読み出すことができ
る電子シャッターを持っている撮像素子(IMAGE SENSO
R)である。2は撮像素子から読み出した信号を処理し
て、絞り,シャッター速度,ストロボの発光量等を決め
るためのデータを求めて、CPU3へ出力するAE装置であ
る。CPU3は本SVカメラ全体を制御する。なお、シャッタ
ーは、電子シャッターを用いるため、メカシャッターは
ない。SW1はAE等、撮影の準備動作を行わせるためのス
イッチであり、SW2は撮影を行うためのスイッチであ
る。
る電子シャッターを持っている撮像素子(IMAGE SENSO
R)である。2は撮像素子から読み出した信号を処理し
て、絞り,シャッター速度,ストロボの発光量等を決め
るためのデータを求めて、CPU3へ出力するAE装置であ
る。CPU3は本SVカメラ全体を制御する。なお、シャッタ
ーは、電子シャッターを用いるため、メカシャッターは
ない。SW1はAE等、撮影の準備動作を行わせるためのス
イッチであり、SW2は撮影を行うためのスイッチであ
る。
5はレンズ、6は絞り、8はレンズおよび絞りの駆動
用ドライバー,11は撮像素子1より出力される信号から
輝度および色差信号を作るプロセス回路,12は、プロセ
ス回路11より出力される輝度および色差信号に変調等の
処理を行なう記録回路,4は磁気記録媒体であるビデオフ
ロッピー,14はビデオフロッピー4を回転するためのモ
ータ,15はビデオフロッピー4に信号を記録するための
記録ヘッド,13は、記録ヘッド15,モータ14を駆動するた
めのドライバー,7はストロボ,9は状態を表示するLCD,10
はI/O回路である。
用ドライバー,11は撮像素子1より出力される信号から
輝度および色差信号を作るプロセス回路,12は、プロセ
ス回路11より出力される輝度および色差信号に変調等の
処理を行なう記録回路,4は磁気記録媒体であるビデオフ
ロッピー,14はビデオフロッピー4を回転するためのモ
ータ,15はビデオフロッピー4に信号を記録するための
記録ヘッド,13は、記録ヘッド15,モータ14を駆動するた
めのドライバー,7はストロボ,9は状態を表示するLCD,10
はI/O回路である。
ついで第3図を参照して動作を説明する。
まずスイッチSW1を投入すると(S1)、絞りが開放の
状態で第2図に示されるように撮像素子1上の任意のラ
インm箇所から1,2,3,…の各々ラインの露光時間を2n-1
・t(ms)(ただしn=1,2,3,…,tは任意で、撮像素子
の電子シャッターの最短時間)として露光を行い。AE装
置2へ信号を出力する。AE装置2では、m箇所各々の適
正露光値に近いnの値を求めてCPU3へ出力する。CPU3で
は、これらのデータから絞り,シャッター速度,ストロ
ボの使用の有無等を求める(S2)。そして、スイッチSW
2を投入すると、(S3)、S4でストロボ撮影かをCPUが判
断し、ストロボが必要なほど暗くない場合には絞りを求
めた値にして、求めたシャッター速度を中心に1/8 EVづ
つ±1EV、電子シャッターの速度を変化させたライン
を、m箇所で露光を行って、シャッター速度を決定する
(S5)。
状態で第2図に示されるように撮像素子1上の任意のラ
インm箇所から1,2,3,…の各々ラインの露光時間を2n-1
・t(ms)(ただしn=1,2,3,…,tは任意で、撮像素子
の電子シャッターの最短時間)として露光を行い。AE装
置2へ信号を出力する。AE装置2では、m箇所各々の適
正露光値に近いnの値を求めてCPU3へ出力する。CPU3で
は、これらのデータから絞り,シャッター速度,ストロ
ボの使用の有無等を求める(S2)。そして、スイッチSW
2を投入すると、(S3)、S4でストロボ撮影かをCPUが判
断し、ストロボが必要なほど暗くない場合には絞りを求
めた値にして、求めたシャッター速度を中心に1/8 EVづ
つ±1EV、電子シャッターの速度を変化させたライン
を、m箇所で露光を行って、シャッター速度を決定する
(S5)。
また、ストロボが必要な場合には(S6)、CPU3が、被
写体距離のデータを使用して、絞り及びシャッター速
度、ストロボのGNO(発光量)をきめる(S6)。
写体距離のデータを使用して、絞り及びシャッター速
度、ストロボのGNO(発光量)をきめる(S6)。
ついでS7で絞りを求めた値にセットし、そしてS8で電
子シャッターを動かして、露光を行い、記録媒体として
のビデオフロッピー4(VIDEO FLOPPY)に記録する。
子シャッターを動かして、露光を行い、記録媒体として
のビデオフロッピー4(VIDEO FLOPPY)に記録する。
〔第2の実施例〕 上述実施例において、電子シャッターの最高速度がTV
=10程度で、開放絞り値がAV=2程度の場合には、EV=
12までしか測光することができないので、TV=10ですで
にオーバーとなる場合には即刻AV=8程度に絞ってから
上述実施例の様に行う。
=10程度で、開放絞り値がAV=2程度の場合には、EV=
12までしか測光することができないので、TV=10ですで
にオーバーとなる場合には即刻AV=8程度に絞ってから
上述実施例の様に行う。
また、測光時の電子シャッターの最低速度はTV=5程
度として、できるだけシャッターのタイムラグを小さく
する。そして、TV=5,TV=2でもアンダーの場合にはス
トロボ撮影とし、被写体距離に応じてTV,AVを決定す
る。
度として、できるだけシャッターのタイムラグを小さく
する。そして、TV=5,TV=2でもアンダーの場合にはス
トロボ撮影とし、被写体距離に応じてTV,AVを決定す
る。
〔第3の実施例〕 第1の実施例のプリAE(S2)の際の測光では、適正露
光値に対して±1EV以下の誤差で測光できればよいた
め、従来、測光用としてではなく、測色用,測距用,ス
トロボ調光用等として使用されていて、少なくとも±1E
V程度の誤差で測光することのできる測色センサ,測距
センサ,ストロボ調光センサ等の少なくともどれか1つ
を利用して測光し、プリAE(S2)の動作とする。
光値に対して±1EV以下の誤差で測光できればよいた
め、従来、測光用としてではなく、測色用,測距用,ス
トロボ調光用等として使用されていて、少なくとも±1E
V程度の誤差で測光することのできる測色センサ,測距
センサ,ストロボ調光センサ等の少なくともどれか1つ
を利用して測光し、プリAE(S2)の動作とする。
以上説明したように、ラインごとに露光時間を変えて
露光するため、ラチュードが狭い撮像素子でも広いEV範
囲で測光することができ、測光専用の受光素子を必要と
しない。
露光するため、ラチュードが狭い撮像素子でも広いEV範
囲で測光することができ、測光専用の受光素子を必要と
しない。
撮像素子で測光を行うため、撮像素子と測光用受光素
子の製品個々の感度のばらつきのための調整を必要とし
ない。
子の製品個々の感度のばらつきのための調整を必要とし
ない。
したがって、ローコストで高精度のTTLダイレクト測
光システムを構成することができる。
光システムを構成することができる。
また、違うラインを使用して露光を行うので、被写体
によっては不都合な場合があるが同じラインを使用して
露光時間を変化させて測光を行うより短時間ですばやく
露出の決定ができ、シャッタータイムラグが少なくて済
む。
によっては不都合な場合があるが同じラインを使用して
露光時間を変化させて測光を行うより短時間ですばやく
露出の決定ができ、シャッタータイムラグが少なくて済
む。
また、TTL方式のため、最近の主流の撮影レンズのズ
ーム化にも対応できる。
ーム化にも対応できる。
第1図は本発明実施例の構成図、 第2図は撮像素子の模式図、 第3図は本実施例のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 信男 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キャノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 栄木 裕二 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キャノン株式会社玉川事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】撮像素子のラインごと又は素子ごとに露光
時間を変化させて当該撮像素子から信号を読み出す手段
を設けたことを特徴とするAE装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63152405A JP2632930B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | Ae装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63152405A JP2632930B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | Ae装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01320876A JPH01320876A (ja) | 1989-12-26 |
| JP2632930B2 true JP2632930B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=15539791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63152405A Expired - Fee Related JP2632930B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | Ae装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632930B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5585942A (en) * | 1991-06-20 | 1996-12-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
| JP2007020125A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Canon Inc | 撮像装置 |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63152405A patent/JP2632930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01320876A (ja) | 1989-12-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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