JPH0319533B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0319533B2
JPH0319533B2 JP55057262A JP5726280A JPH0319533B2 JP H0319533 B2 JPH0319533 B2 JP H0319533B2 JP 55057262 A JP55057262 A JP 55057262A JP 5726280 A JP5726280 A JP 5726280A JP H0319533 B2 JPH0319533 B2 JP H0319533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
original image
similarity
exposure
exposure amount
exposure control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55057262A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153334A (en
Inventor
Takaaki Terashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5726280A priority Critical patent/JPS56153334A/ja
Priority to US06/258,699 priority patent/US4397545A/en
Priority to DE19813117334 priority patent/DE3117334A1/de
Priority to CH2841/81A priority patent/CH655187A5/de
Publication of JPS56153334A publication Critical patent/JPS56153334A/ja
Publication of JPH0319533B2 publication Critical patent/JPH0319533B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/80Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus in dependence upon automatic analysis of the original

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真焼付装置、写真用カメラ特に8mm
カメラ、VTRカメラ等の画像処理装置において、
露出量決定の際に対象とするシーンの前または前
後の数シーンの情報をもとに当該シーンに対する
露出量を決定する露出制御方法に関する。
類似したシーンや連続したシーンは同一の濃
度・色再現がなされる必要がある。しかし類似し
たシーンといつてもカメラアングル、主要被写体
の大きさと位置、背景等細部においては通常かな
り異なつている。したがつて、これらのシーンの
測定値の最大値、最小値や主要被写体の位置に関
する情報(例えば中心部の平均測光値)等の露出
制御用特性値を用いた露出演算式によつてシーン
の露出量を決定する場合、平均的な特性値(例え
ば大面積平均測光値)を用いたものに比べてわず
かのシーンの違いが前述の露出制御用特性値に大
きな変化を与えることになる。この結果、類似し
たシーンであつても、不連続な濃度、色の再現像
になつてしまうことが多い。
上述の如き問題は、写真焼付装置、写真用カメ
ラ等で重要な問題がある。すなわち、写真焼付装
置においては、これによつて作成された類似シー
ンのプリントがアルバム上で隣接した位置に整理
されることが多いために、個々のプリントとして
は問題なくとも、プリント間の濃度、色のバラツ
キがあるとプリントの価値が全体として低く評価
されることになる。また、8mmカメラ、VTRカ
メラでは類似の連続したシーンが常に撮影される
ので、再現画像の濃度、色のバラツキができるだ
け少ないことが望ましい。
従来、写真焼付装置における類似シーンについ
ての焼付露光量制御方法として、特開昭49−
40942号公報、特開昭51−112345号公報に開示さ
れた方法がある。特開昭49−40942号公報に開示
された方法は、焼き付けようとするネガフイルム
コマの前後数コマの全面積透過濃度及び/又は撮
影光質が同等とみなされるコマの焼付露光量と焼
き付付けようとするコマの焼付露光量とを比較し
て、修正量を用いる方法である。また、特開昭51
−112345号公報に開示された方法は、ある一群の
コマの平均特性値とプリントしようとするコマの
特性値の両者の函数としてカラーバランスを制御
する方法である。これらの方法はいずれも類似シ
ーンと判定された複数個のコマの平均値と焼き付
けようとするコマの値を用いる方法である。しか
しながら、上述の従来の方法では、シーンを類似
シーンとそうでないシーンとの二群に分類し、類
似シーンと判定された複数個の原画の露光制御用
特性値の平均値を参照するようにしているため、
シーンが類似シーンであるか否かの判定結果が非
常に大きく影響するという問題があつた。すなわ
ち、あるシーンを類似シーンと判定した場合と、
そうでないシーンと判定した場合とでは露光量が
著しく異なつてくるという問題があつた。したが
つて、誤判定が行われた場合には、単に当該原画
に誤つた露出制御が行われるだけでなく、前記判
定のものになつた複数個の原画の全てについて誤
つた露出制御が行われることもあるという重大な
欠点があつた。
本発明は上記欠点に鑑み、シーン類否の誤判定
の影響を少なくして、類似したシーンに対して濃
度、色のバラツキン少ない再現画像を得ることが
できるようにした露出制御方法を提供することを
目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、複数
の原画P0,P1,P2,…Po,…Piに対して、各原
画P0〜Piをそれぞれ微少部分に分割して測光し、
得られた測光値から露出制御用特性値と類似度判
定用特性値とをそれぞれ求め、露出制御用特性値
を含む共通の露出演算式を用いて、P0〜Piの暫定
露出量X0′,X1′,X2′,…Xo′…Xi′をそれぞれ算
出し、また各原画P1,P2,…Piの類似度判定用特
性値を用いて、露出量Xoを決定すべき原画例え
ばPoに対する類似度XXを、前記原画P0〜Pi(Po
を除く)それぞれについて算出し、この類似度
XXの算出の算出は、前記原画Poの類似度判定用
特性値と、類似度XXを判定する対象原画(P0
Po-1,Po+1〜Piの内のいずれか1つ)の類似度判
定用特性値との差の絶対値の一次関数式からなる
類似度判定式により行い、原画Po及びこれと類
似関係にある原画(P0〜Po-1,Po+1〜Piの内のい
ずれかの暫定露出量(Xo′と、X0′〜Xo-1′,
Xo+1′〜Xi′の内のいずれか)と、前記類似度XX
に応じて重みづけする係数(類似度が大きいもの
ほど数値が大きい)K1,K2,…Ko…Kiとを用い
て、次式から、 Xo=(K0K0′+K1K1′+…+KoXo′+… +KiXi′)/(K0+K1+…+Ki) 原画Poの露出量Xoを決定するようにしたもの
である。
また、別の発明は、類似シーンは連続して記録
されることが多いという経験則に着目し、記録位
置が近いものほど重みを大きくした係数K1,K2
…Ko…Kiを用いて、次式から、 Xo=(K0X0′+K1X1′+…+KoXo′+… +KiXi′)/(K0+K1+…+Ki) 原画Poの露出量Xoを算出するようにしたもの
である。
本発明において原画とは、オリジナル被写体を
も含めて写真撮影、VTR撮影あるいは写真焼付
に供される原画のすべてをいう。
以下、本発明を写真焼付露光制御装置に適用し
た場合について詳述するが、本発明はこれに限ら
ず、8mmカメラ、VTRカメラ等における露出制
御装置に適用することも可能であることは前述の
通りである。
本発明においては、複数の原画に対して、周知
の露出演算式を用いて暫定露出量を各原画毎に算
出し、これらの暫定露出量に対して、露出量を算
出すべき原画との類似度を調べ、この類似度に応
じて重み付け加算して、当該原画の露出量を算出
する。ここで、類似度とは原画の内容、構成が互
いに似ている度合いを示すもので、例えば特開昭
54−26729号公報に開示されている判定式から求
められる。具体的には下式(1)により、類似度XX
は定義されるものである。
XX=4.216−11.284{|ΔRG|+|ΔGB|}−
6.616{|ΔUL|+|ΔRL|}−8.252|ΔCP
|−44.133|ΔDB| …・(1) ここで、記号は下の意味で用いられている(第
1図参照)。
|ΔRG|=|(LATD′(R)−LATD′(G)}−
{LATD(R)−LATD(G))| |ΔGB|=(LATD′(G)−LATD′(B))−(LATD(G)
−LATD(B))| |ΔUL|=|(DL′−DU′)−(DL−DU)| |ΔRL|=|(DRI′−DLF′)−(DRI−DLF)| |ΔCP|=|{(Dmin′+Dmax′)/2−LATD′(N)
− {(Dmin+Dmax)/2−LATD(N)}| |ΔDB|=|Σ(D′i+1−D′i)/2−Σ(Di+1−Di
)/2 | LATD(N)=0.33(LATD(R)+LATD(G)+LATD(B)) LATD(R):赤色の全面積平均透過濃度 LATD(G):縁色の全面積平均透過濃度 LATD(B):青色の全面積平均透過濃度 Dmin:中性灰色の最低濃度 Dmax:中性灰色の最高濃度 DU:画面上方部の平均濃度 DL:画面下方部の平均濃度 DRI:画面右方部の平均濃度 DLF:画面左方部の平均濃度 Di=0.33(DR+DG+DB) DR、DG、DB:測光点の赤、縁、青濃度であり、
後述するスキヤナーで得られる測光値である。
なお、LATD(N)、LATD(G)、LATD(B)、Dmin、
Dmax、DU、DL、DRI、DLF、Diは、本実施例
における類似度判定用特性値であり、上記測光点
の濃度(測光値)DR、DG、DBを用いて算出され
る。
ダツシユ(′)の付かない特性値は焼き付けよ
うとするコマのものであり、ダツシユ(′)の付
いた特性値は焼き付けようとするコマに対する類
似度XXを求めたいコマのものを示す。
上記類似度判定式(1)の演算結果である類似度
XXは、「4・216」を最大値として類似の度合い
が低くなるに従い類似度XXは小さくなる。この
類似度XXの値によつて類似度のクラス分けが可
能である。
写真焼付装置においては多数の原画を含む1本
のネガフイルムの各コマの暫定露出量X′および
上述の如き類似度判定用特性値が記憶される。こ
の場合各コマの暫定露出量X′は例えば特開昭54
−28131号公報に示された演算式により決定する
ことができる。この暫定露出量X′は、従来の方
法におけるコマの露出量であり、従来はこれに基
づきプリントが行われていた。上記暫定露出量
X′の演算式の一例を次式(2)に示す。
X′=A1+A2Dmax+A3 Dmin+A4 LATD(N)
A5 CF+A6UL+A7 DB+A8 IR(N) …・(2) ここで記号は下の意味に用いられている(第1
図参照)。
CF=DC−DF UL=DL−DU RL=DRI−DLF DB=oi=1 Di+1−Dio IR(N):中性色と判定された濃度点の数 DC:画面中央部の平均濃度 DF:画面周辺部の平均濃度 A1〜A8:係数 なお、上記CF、UL、DB、IR(N)、DC、DFは、
本実施例における露光制御用特性値であり、上記
測光点の濃度(測光値)DR、DG、DBを用いて算
出される。
また、類似度判定用特性値は、焼き付けを行お
うとする第Nコマ目のコマに対して、その前後の
第(N−1)コマ目、第(N−2)コマ目…およ
び第(N+1)コマ目、第(N+2)コマ目…に
ついて順次上記(1)式を用いて、類似度XXを算出
していき、類似度XX<0.0になるコマまで続け
る。
第Nコマ目の露出量は次式(3)により求められ
る。
Xo=(K0X0′+K1X1′+…+KoXo′+…+KiXi
′)/(K0+K1+…+Ki)…(3) ここで記号は下の意味で用いられている。
Xo:露出量が決定されるべき原画Po(第Nコマ
目)の、複数の原画を考慮して求められる露
出量 Xo′:露出量が決定されるべき原画Po(第Nコ目)
の、このコマだけ求められる暫定露出量 X0′〜Xo-1′、Xo+1′〜Xi′:露出量が決定される
べき原画Po(第Nコ目)以外のコマP0
Po-1、Pno+1〜Piの暫定露出量 K0〜Ki:定数 ただし、Ko=1.0、K0〜Ki(Koを除く)は1.0
より小さい数で、第Nコマ目に対する前後の
コマの類似度によつて定まる数。
例えば、下のように定める。
XX>4.0のとき Ki=1.0 4.0≧XX>3.0のとき Ki=0.8 3.0≧XX>2.0のとき Ki=0.6 2.0≧XX>1.0のとき Ki=0.4 1.0≧XX>0.0のとき Ki=0.2 0.0≧XX のとき Ki=0.0 以上、本発明の実施態様を写真焼付露光制御装
置について説明したが、本発明は写真カメラ、特
に8mmカメラやVTRカメラ等にも用いることが
できる。このような連続して露出を与えるカメラ
の場合、類似シーンの再現画像における濃度や色
のバラツキは特に重大な欠点となるが、本発明の
方法によりこれを解消することができる。
また、測光部の中央に重み付けされた中央部重
点測光方式や、中央部のみ測光する部分測光方
式、複数個の測光素子による測光方式は大面積平
均測光よりも正しい暫定露出量を与える場合が多
いが、各測光方式において適正露出になるように
意図したシーンから外れたシーンは大面積平均測
光よりも悪くなる。これら測光方式はカメラを操
作中に主要被写体である人物の移動や、カメラを
パンする際のシーンの変化によつて再現画像の濃
度や色が各コマによつてバラツキやすい。本発明
の方法はこのような欠点を解決するためにも有効
である。
8mmカメラやVTRカメラの露出量は、上述し
た中央部重点測光により得られた暫定露出量や複
数個の測光素子により得られた暫定露出量(特願
昭54−127654号(特開昭56−051727号公報)、特
願昭53−124363号(特開昭55−052034号公報)等
に開示されている方法)を用いることができる。
また、露出量を決定しようとするコマより何コ
マ以前(位置)に、又は何秒以前(時間)に測光
されたシーンの露出量であるかによつて、現在の
コマよりも以前程重み係数を小さくして式(3)で求
められた露出量を用いてもよい。これは現コマに
近い程類似度が高いと予想されることを利用した
ものである。
以下、本発明を写真焼付装置のための露光判定
装置に実施した態様にて、より具体的に説明す
る。
第2図は露光判定装置の実施例の要部を示すブ
ロツク図である。スキヤナー1によつてカラー写
真フイルムの画面が走査され、カラー写真フイル
ムを透過した透過光(反射光でもよい)が色分解
光学素子によつて青色、縁色、赤色の3色光に分
解される。この3色光は、青色、縁色、赤色用の
受光素子例えばフオトマル2に入つてそれぞれ測
定される。
このフオトマル2の測定信号は、増幅器3で3
色毎に増幅された後、サンプルホールド回路4で
サンプルホールドされる。このサンプルホールド
回路4はスキヤナー制御回路5からのサンプリン
グパルスでサンプルホールドを行う。またスキヤ
ナー制御回路5は、スキヤナー1の走査部を制御
しているから、スキヤナー1に同期してサンプル
ホールドが行われる。これによりカラー写真フイ
ルムの画面に規則正しく並んだ多数の測定点が得
られる。例えばカラー写真フイルムが35mmサイズ
の場合は、その外周縁を除いた22×34mmの範囲を
対象として、径1mm(カラープリント上では約3
mmとなる)の実点で1mm間隔に走査される。した
がつて画面は、22×34=748点の測定位置で測定
される。サンプルホールド回路4によつてサンプ
リングされた各測定値の青色、縁色、赤色の測定
信号は、対数変換回路6に送られる。この対数変
換回路6で測定信号が対数変換され、青色濃度
B、縁色濃度G、赤色濃度Rが算出される。具体
的には透過率をTとすると、 log1/T が演算されるのである。
この青色濃度B、縁色濃度G、赤色濃度Rは、
規格化回路7に送られ、感光材料に応じてτ補正
および感度補正される。すなわちフイルムメーカ
ーおよびフイルムの種類によつて露光量対濃度の
関係を示すγ値および感度値が異なつている。し
たがつて同一の被写体を、同一条件で撮影しても
その濃度が異なつたものになる。
そこでフイルムの種類毎にキーを設けておき、
これを操作することによつて、濃度信号に加算器
で一定定数を加えて補正し、しかる後増幅器の利
得を調節して係数倍してγ補正する。これによ
り、同一の被写体に対しては、同一の濃度となる
ように変換される。そして、測定点の青色濃度
B、縁色濃度G、赤色濃度Rがインターフエース
8に送られ、スキヤナー制御回路5からの測定位
置信号で番地が指定されているメモリー9に記憶
される。ネガフイルムの全面が走査された後、メ
モリー9からCPU(中央演算処理装置)10へデ
ータの読み出しが行われる。CPU10で暫定露
出量および類似度判定用特性値が算出され、再び
所定のメモリー番地に記憶される。
フイルム1本分の測定がスプライス検出回路3
0からの信号により完了後、上記特性値はメモリ
ー9からCPU10に読み出され、例えば(1)によ
り類似度XXの判定が、式(3)により新しい露出量
Xoが算出される。装置がカラープリンターとオ
フラインになつている場合は、露出量は穿孔テー
プ、磁気テープに記録し、これを用いてカラープ
リンターを制御する。
第3図はネガフイルムの透過濃度を測定するた
めのスキヤナーの要部を示す斜視図である。光源
11から出た照明光は、細長のスリツト12を通
つて照明幅が規制される。このスリツト12を通
つた照明光は、レンズ13を透過して反射ミラー
14に入射する。この反射ミラー14で下方に折
り曲げられた照明光は、レンズ15を透過してカ
ラー写真フイルム16の画面17に達し、約1mm
幅で帯状に画面の幅方向を照明する。
カラー写真フイルム16を透過した帯状の透過
光は、下方に配したスキヤナーミラー18で反射
され、レンズ19を経てスリツト20に達する。
前記スキヤナーミラー18としては、ガルバノメ
ータにミラーを取り付けたもの等が用いられ、第
2図のスキヤナー制御回路5から送られてくる鋸
歯波状のミラー制御信号で首振りが行われる。
前記カラー写真フイルム16の画面17のうち
照明されている帯状の部分の画像21はスリツト
20上にこれを直交するように像22が結ばれ
る。スキヤナーミラー18がミラー制御信号によ
つて一定速度で揺動すれば、この像22がスリツ
ト20と直交する方向に移動する。したがつて像
22の一部がスリツト20を透過し、これが一端
から他端に向かつて移動してゆくことになる。
スリツト20を透過した光は、レンズ23を通
つた後ダイクロイツクミラー24,25によつて
赤色光、青色光、縁色光の3色に色分解され、各
フオトマル2a,2b,2cに入射してその光量
が測定される。
前記画面17はスキヤナーミラー18によつ
て、Y方向について走査され、X方向については
画面17を一定ピツチ送ることによつて行われ
る。すなわち、スキヤナーミラー18が走査完了
して原点位置に復帰する際に、スキヤナー制御回
路5からパルスモータ制御信号が出力され、パル
スモータ制御信号が出力され、パルスモータ26
が一定角度だけ回転される。
このパルスモータ26に、フイルム送りローラ
27が連結されているため、このフイルム送りロ
ーラ27とローラ28との間にカラー写真フイル
ムキヤリア16が挟まれ、一定距離だけ送られ
る。このようにしてカラー写真フイルム16の画
面17の各部の濃度情報が測定される。
以上、写真焼付装置のための露光判定装置に実
施した態様に代表させて説明したように、本発明
の方法によれば、露出量が決定されるべき原画
は、該原画の暫定露出量以外に、該原画に対する
類似度や原画の記録位置によつて重み付けされる
複数個の他の原画の暫定露出量を一緒に用いて露
出量が決定されることによつて、各再現画像間の
濃度、色の変動の少ない再現画像を得ることがで
きる。
すなわち、一連のコマについて類似度を求め、
この類似度に応じて、暫定露出量を重み付けして
原画の露出量を決定したり、原画の記録位置の関
係に応じて暫定露出量を重み付けして、原画の露
出量を決定したりするので、関連したシーン又は
類似シーンにおける各コマの濃度、色のバラツキ
が少なく均一な再現画像を得ることができる。こ
れにより、従来は類似と判定されたシーンは類似
の程度に関わらず同じ群として同じように露出量
が求められるため、単純のコマで求めた露出量に
よる再現画像よりも品質を悪化させる恐れがあつ
たが、これを解消することができる。特に、類似
シーンとそうでないシーンの判定が不明瞭な類似
度の低いシーンに対しては、重み係数を小さくし
て用いることにより、類似シーンの誤判断の影響
を少なくすることができる。更に、従来は類似シ
ーンとして考慮されなかつたコマも、低い類似度
又は低い関連性として考慮されるため、各コマの
濃度、色のバラツキをより一層少なくすることが
できる。
また、本発明の別の効果として、1つコマの測
光値または特性値には多くのノズルが含まれてい
るが、類似した又は関連した複数個のコマの暫定
露出量を用いることによつてノズルによる影響を
少なくし、露出量の信頼度をあげることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a、同図bは、画面の区分例を示す説明
図である。第2図は、露光判定装置のブロツク図
である。第3図は、同装置のスキヤナーの要部を
示す斜視図である。 1……スキヤナー、2……フオトマル、4……
サンプルホールド回路、5……スキヤナー制御回
路、7……規格化回路、9……メモリー、10…
…CPU。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の原画P0,P1,P2,…Po…Piに対して、
    各原画P0〜Piをそれぞれ微少部分に分割して測光
    し、得られた測光値から露出制御用特性値と類似
    度判定用特性値とをそれぞれ求め、露出制御用特
    性値を含む共通の露出演算式を用いて、各原画
    P0〜piの暫定露出量X0′,X1′,X2′,…Xo′…Xi
    をそれぞれ算出し、また各原画P1,P2,…Piの類
    似度判定用特性値を用いて、露出量Xoを決定す
    べき原画例えばPoに対する類似度XXを、前記原
    画P0〜Pi(Poを除く)それぞれについて算出し、
    この類似度XXの算出は、前記原画Poの類似度判
    定用特性値と、類似度XXを判定する対象原画
    (P0〜Po-1,Po+1〜Piの内のいずれか1つ)の類
    似度判定用特性値との差の絶対値の一次関数式か
    らなる類似度判定式により行い、原画Po及びこ
    れと類似関係にある原画(P0〜Po-1,Po+1〜Pi
    いずれか)の暫定露出量(Xo′と、X0′〜Xo-1′,
    Xo+1′〜Xi′の内のいずれか)と、前記類似度XX
    に応じて重みづけする係数(類似度が大きいもの
    ほど数値が大きい)K1,K2,…Ko…Kiとを用い
    て、次式から原画Poの露出量Xoを決定すること
    を特徴とする露出制御方法。 Xo=(K0H0′+K1X1′+…+KoXo′+… +KiXi′)/(K0+K1+…+Ki) 2 前記係数Koは「1」であり、その他の係数
    は「1」未満であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の露出制御方法。 3 複数の原画P0,P1,P2,…Po…Piに対して、
    各原画P0〜Piをそれぞれ微少部分に分割して測光
    し、得られた測光値から露出制御用特性値をそれ
    ぞれ求め、露出制御用特性値を含む共通の露出演
    算式を用いて、各原画P0〜Piの暫定露出量X0′,
    X1′,X2′,…Xo′…Xi′をそれぞれ算出し、また
    露出量を決定すべき原画例えばPoに記録位置が
    近いものほど数値が大きい係数をK1,K2,…Ko
    …Kiとしたときに、次式から原画Poの露出量を
    決定することを特徴とする露出制御方法。 Xo=(K0X0′+K1X1′+…+KoXo′+… +KiXi′)/(K0+K1+…+Ki) 4 前記係数Koは「1」であり、その他の係数
    は「1」未満であることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の露出制御方法。
JP5726280A 1980-04-30 1980-04-30 Exposure control method Granted JPS56153334A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5726280A JPS56153334A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Exposure control method
US06/258,699 US4397545A (en) 1980-04-30 1981-04-29 Exposure control method
DE19813117334 DE3117334A1 (de) 1980-04-30 1981-04-30 Verfahren zur steuerung der belichtung
CH2841/81A CH655187A5 (de) 1980-04-30 1981-04-30 Verfahren zum steuern der belichtung eines originalbildes.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5726280A JPS56153334A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Exposure control method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153334A JPS56153334A (en) 1981-11-27
JPH0319533B2 true JPH0319533B2 (ja) 1991-03-15

Family

ID=13050604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5726280A Granted JPS56153334A (en) 1980-04-30 1980-04-30 Exposure control method

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56153334A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3437222A1 (de) * 1984-10-10 1986-04-17 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Verfahren und vorrichtung zum kopieren fotografischer kopiervorlagen
US7170632B1 (en) 1998-05-20 2007-01-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image reproducing method and apparatus, image processing method and apparatus, and photographing support system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940942A (ja) * 1972-08-25 1974-04-17
JPS51112345A (en) * 1974-08-12 1976-10-04 Eastman Kodak Co Photographic printer
JPS5255634A (en) * 1975-08-14 1977-05-07 Gretag Ag Exposure controlling method

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940942A (ja) * 1972-08-25 1974-04-17
JPS51112345A (en) * 1974-08-12 1976-10-04 Eastman Kodak Co Photographic printer
JPS5255634A (en) * 1975-08-14 1977-05-07 Gretag Ag Exposure controlling method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56153334A (en) 1981-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4244653A (en) Color detecting device for color printer
US4244655A (en) Color detecting device for color printer
US4244654A (en) Color detecting device for color printer
US4650316A (en) Method for detecting image information
US4416539A (en) Method of locating abnormal originals
US4827526A (en) Image information detecting/processing method
US5210570A (en) Method for determining an exposure for printing
US5084727A (en) Method and apparatus for photographic exposure using an LCD pad
JPH0690394B2 (ja) 写真焼付方法
US4397545A (en) Exposure control method
JPS60154244A (ja) 写真画像情報検出装置
JPH0446415B2 (ja)
US4551023A (en) System for recording information on photographic image density and process
JPH0319533B2 (ja)
JPH0323897B2 (ja)
JP2978657B2 (ja) 写真焼付方法
US4792830A (en) Method for detecting defocused photographic images and photographic printing device
JP3124113B2 (ja) 再現画像濃度補正装置
US5552855A (en) Detecting apparatus for finding a reference exposure made on a leading and/or trailing portion of a filmstrip
JPH0338577B2 (ja)
JP2817065B2 (ja) 画像記録方法
JP2562177B2 (ja) 写真焼付露光量決定方法
JP2798182B2 (ja) 写真プリント方法
JP2832051B2 (ja) 画像記録装置
JPH052227A (ja) 写真焼付装置