JP2632710B2 - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
- Publication number
- JP2632710B2 JP2632710B2 JP63206325A JP20632588A JP2632710B2 JP 2632710 B2 JP2632710 B2 JP 2632710B2 JP 63206325 A JP63206325 A JP 63206325A JP 20632588 A JP20632588 A JP 20632588A JP 2632710 B2 JP2632710 B2 JP 2632710B2
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- Japan
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- rear end
- filament
- reflecting mirror
- incandescent lamp
- concave reflecting
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば一般照明に好適に用いられる光源装
置に関する。
置に関する。
一般照明に用いられる光源装置は、通常、白熱電球
と、凹面反射鏡とを組合せて構成される。しかして、最
近においては、白色性の優れた照明光が要求されてい
る。
と、凹面反射鏡とを組合せて構成される。しかして、最
近においては、白色性の優れた照明光が要求されてい
る。
斯かる事情から、本発明者は、白色光を得るために、
白熱電球の発行管の外表面に見掛けの色温度を高くする
色温度変換膜を設ける手段について鋭意研究を重ねてき
た。
白熱電球の発行管の外表面に見掛けの色温度を高くする
色温度変換膜を設ける手段について鋭意研究を重ねてき
た。
しかし、白熱電球のフィラメントの後端の位置の如何
によっては、色温度変換膜の作用が十分に発揮されない
問題が発生した。
によっては、色温度変換膜の作用が十分に発揮されない
問題が発生した。
すなわち、本発明者の研究によると、被照射面におけ
る中心の照度は、白熱電球のフィラメントの後端で凹面
反射鏡の光軸に直交する平面を基準にして、当該フィラ
メントの後端から凹面反射鏡を臨む角度が約40度程度の
部分からの反射光が大きく影響を与えることが判明し
た。従って、当該部分からの反射光自体が十分な白色光
であることが必要である。
る中心の照度は、白熱電球のフィラメントの後端で凹面
反射鏡の光軸に直交する平面を基準にして、当該フィラ
メントの後端から凹面反射鏡を臨む角度が約40度程度の
部分からの反射光が大きく影響を与えることが判明し
た。従って、当該部分からの反射光自体が十分な白色光
であることが必要である。
本発明は以上の如き事情に基づいてなされたものであ
って、その目的は、色温度変換膜の作用が十分に発揮さ
れて白色性の優れた放射光を得ることができる光源装置
を提供することにある。
って、その目的は、色温度変換膜の作用が十分に発揮さ
れて白色性の優れた放射光を得ることができる光源装置
を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、先端の排気管残
部、中央の直管部分、後端のピンチシール部を有し、当
該中央の直管部分において管軸に沿って伸びる状態でフ
ィラメントが配置されてなる一端封止型のガラス製の発
光管を備え、当該発光管の外表面に見掛けの色温度を高
くする色温度変換膜を設けてなる白熱電球と、その中央
底部に当該白熱電球のシール部を受容する筒状の受容部
を有する凹面反射鏡とを備えてなり、前記白熱電球は、
そのシール部が前記凹面反射鏡の受容部に挿入され、そ
のフィラメントが当該凹面反射鏡の光軸に位置するよう
先端が前方に突出する姿勢で配置され、かつ当該フィラ
メントの後端で前記凹面反射鏡の光軸に直交する平面を
基準にして、当該フィラメントの後端から前記白熱電球
の発光管の直管部分の後端を臨む角度が40度以上である
ことを特徴とする。
部、中央の直管部分、後端のピンチシール部を有し、当
該中央の直管部分において管軸に沿って伸びる状態でフ
ィラメントが配置されてなる一端封止型のガラス製の発
光管を備え、当該発光管の外表面に見掛けの色温度を高
くする色温度変換膜を設けてなる白熱電球と、その中央
底部に当該白熱電球のシール部を受容する筒状の受容部
を有する凹面反射鏡とを備えてなり、前記白熱電球は、
そのシール部が前記凹面反射鏡の受容部に挿入され、そ
のフィラメントが当該凹面反射鏡の光軸に位置するよう
先端が前方に突出する姿勢で配置され、かつ当該フィラ
メントの後端で前記凹面反射鏡の光軸に直交する平面を
基準にして、当該フィラメントの後端から前記白熱電球
の発光管の直管部分の後端を臨む角度が40度以上である
ことを特徴とする。
白熱電球のフィラメントの後端で凹面反射鏡の光軸に
直交する平面を基準にして、当該フィラメントと後端か
ら白熱電球の発光管の直管部分の後端を臨む角度が40度
以上であるので、凹面反射鏡に向かう光が十分に発光管
の直管部分を通過し、色温度変換膜の作用が十分に発揮
されて優れた白色光となる。これは、直管部分の外表面
には適正な厚さで色温度変換膜を設けることができるの
で、所期の色温度変換膜の作用が十分に発揮されるから
である。
直交する平面を基準にして、当該フィラメントと後端か
ら白熱電球の発光管の直管部分の後端を臨む角度が40度
以上であるので、凹面反射鏡に向かう光が十分に発光管
の直管部分を通過し、色温度変換膜の作用が十分に発揮
されて優れた白色光となる。これは、直管部分の外表面
には適正な厚さで色温度変換膜を設けることができるの
で、所期の色温度変換膜の作用が十分に発揮されるから
である。
従って、被照射面における中心の照度に大きく影響を
与える凹面反射鏡からの反射光が優れた白色光となり、
その結果放射光の全体が優れた白色性を呈するようにな
る。
与える凹面反射鏡からの反射光が優れた白色光となり、
その結果放射光の全体が優れた白色性を呈するようにな
る。
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
第１図は本発明に係る光源装置の一例を示す説明図で
ある。同図において、10は白熱電球、20は凹面反射鏡で
ある。
ある。同図において、10は白熱電球、20は凹面反射鏡で
ある。
白熱電球10は、一端封止型のガラス製の発光管30を備
えてなる。発光管30において、31は先端の排気管残部、
32は中央の直管部分、33は後端のピンチシール部であ
る。
えてなる。発光管30において、31は先端の排気管残部、
32は中央の直管部分、33は後端のピンチシール部であ
る。
発光管30の内部には、管軸に沿って伸びる姿勢でフィ
ラメント40が配置されている。
ラメント40が配置されている。
発光管30の外表面には色温度変換膜60が設けられてい
る。この色温度変換膜60は、例えば酸化チタン層と酸化
シリコン層との多層積層体により形成することができ
る。なお、発光管30の中央の直管部分32の外表面は滑ら
かであるので、所定の厚さの色温度変換膜60を形成でき
るが、直管部分32からピンチシール部33に至る部分は大
きく変化しているので、この部分を透過する光は色温度
変換膜の作用が十分に発揮されない。
る。この色温度変換膜60は、例えば酸化チタン層と酸化
シリコン層との多層積層体により形成することができ
る。なお、発光管30の中央の直管部分32の外表面は滑ら
かであるので、所定の厚さの色温度変換膜60を形成でき
るが、直管部分32からピンチシール部33に至る部分は大
きく変化しているので、この部分を透過する光は色温度
変換膜の作用が十分に発揮されない。
この色温度変換膜60によれば、例えば色温度が2800K
の放射光を、色温度が3000Kの放射光に変換することが
でき、白色性の向上を図ることができる。また、分光特
性の一例を挙げると、例えば300〜470nmの波長域での光
透過率を90％以上とし、例えば600〜700nmの波長域での
光透過率を40〜80％とすることができ、優れた白色光を
得ることができる。
の放射光を、色温度が3000Kの放射光に変換することが
でき、白色性の向上を図ることができる。また、分光特
性の一例を挙げると、例えば300〜470nmの波長域での光
透過率を90％以上とし、例えば600〜700nmの波長域での
光透過率を40〜80％とすることができ、優れた白色光を
得ることができる。
白熱電球10は、ピンチシール部33が凹面反射鏡20の中
央底部に設けた筒状の受容部21に挿入され、フィラメン
ト40が凹面反射鏡20の光軸Ｐに位置するよう先端の排気
管残部31が前方に突出する姿勢で配置されている。
央底部に設けた筒状の受容部21に挿入され、フィラメン
ト40が凹面反射鏡20の光軸Ｐに位置するよう先端の排気
管残部31が前方に突出する姿勢で配置されている。
50は例えばねじ込み式の口金（例えばE11ベース，ウ
シオ電機（株）製）であり、白熱電球10のピンチシール
部33に固定されている。
シオ電機（株）製）であり、白熱電球10のピンチシール
部33に固定されている。
そして、フィラメント40の後端41で凹面反射鏡20の光
軸Ｐに直交する平面Ｍを基準にして、当該フィラメント
40の後端41から発光管30の直管部分32の後端32Aを臨む
角度αが40度以上である。
軸Ｐに直交する平面Ｍを基準にして、当該フィラメント
40の後端41から発光管30の直管部分32の後端32Aを臨む
角度αが40度以上である。
以上の構成の光源装置によれば、白熱電球10のフィラ
メント40の後端41で凹面反射鏡20の光軸Ｐに直交する平
面Ｍを基準にして、当該フィラメント40の後端41から発
光管30の直管部分32の後端32Aを臨む角度αが40度以上
であるので、凹面反射鏡20に向かう光は十分に発光管30
の直管部分32を通過し、当該直管部分32の外表面に設け
られた色温度変換膜60の作用が十分に発揮されて優れた
白色光となる。これは、直管部分32の外表面には所定な
厚さで高精度の色温度変換膜60を設けることができるの
で、所期の色温度変換膜60の作用が十分に発揮されるか
らである。
メント40の後端41で凹面反射鏡20の光軸Ｐに直交する平
面Ｍを基準にして、当該フィラメント40の後端41から発
光管30の直管部分32の後端32Aを臨む角度αが40度以上
であるので、凹面反射鏡20に向かう光は十分に発光管30
の直管部分32を通過し、当該直管部分32の外表面に設け
られた色温度変換膜60の作用が十分に発揮されて優れた
白色光となる。これは、直管部分32の外表面には所定な
厚さで高精度の色温度変換膜60を設けることができるの
で、所期の色温度変換膜60の作用が十分に発揮されるか
らである。
従って、被照射面における中心の照度に大きく影響を
与える凹面反射鏡20からの反射光が優れた白色光とな
り、その結果放射光の全体が優れた白色性を呈するよう
になる。
与える凹面反射鏡20からの反射光が優れた白色光とな
り、その結果放射光の全体が優れた白色性を呈するよう
になる。
以上説明したように、本発明によれば、白熱電球のフ
ィラメントの後端で凹面反射鏡の光軸に直交する平面を
基準にして、当該フィラメントの後端から発光管の直管
部分の後端を臨む角度が40度以上であるので、凹面反射
鏡に向かう光は十分に発光管の直管部分を通過し、当該
直管部分の外表面に設けられた色温度変換膜の作用が十
分に発揮されて優れた白色光となる。
ィラメントの後端で凹面反射鏡の光軸に直交する平面を
基準にして、当該フィラメントの後端から発光管の直管
部分の後端を臨む角度が40度以上であるので、凹面反射
鏡に向かう光は十分に発光管の直管部分を通過し、当該
直管部分の外表面に設けられた色温度変換膜の作用が十
分に発揮されて優れた白色光となる。
従って、被照射面における中心の照度に大きく影響を
与える凹面反射鏡からの反射光が優れた白色光となり、
その結果放射光の全体が優れた白色光となる。
与える凹面反射鏡からの反射光が優れた白色光となり、
その結果放射光の全体が優れた白色光となる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る光源装置の一例を示す説明用断面
図である。 10……白熱電球、20……凹面反射鏡 21……受容部、30……発光管 31……排気管残部、32……直管部分 33……ピンチシール部、40……フィラメント 41……フィラメントの後端 50……口金、60……色温度変換膜
図である。 10……白熱電球、20……凹面反射鏡 21……受容部、30……発光管 31……排気管残部、32……直管部分 33……ピンチシール部、40……フィラメント 41……フィラメントの後端 50……口金、60……色温度変換膜
Claims (1)
- 【請求項１】先端の排気管残部、中央の直管部分、後端
のピンチシール部を有し、当該中央の直管部分において
管軸に沿って伸びる状態でフィラメントが配置されてな
る一端封止型のガラス製の発光管を備え、当該発光管の
外表面に見掛けの色温度を高くする色温度変換膜を設け
てなる白熱電球と、 その中央底部に当該白熱電球のシール部を受容する筒状
の受容部を有する凹面反射鏡とを備えてなり、 前記白熱電球は、そのシール部が前記凹面反射鏡の受容
部に挿入され、そのフィラメントが当該凹面反射鏡の光
軸に位置するよう先端が前方に突出する姿勢で配置さ
れ、 かつ当該フィラメントの後端で前記凹面反射鏡の光軸に
直交する平面を基準にして、当該フィラメントの後端か
ら前記白熱電球の発光管の直管部分の後端を臨む角度が
40度以上であることを特徴とする光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63206325A JP2632710B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63206325A JP2632710B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 光源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0256802A JPH0256802A (ja) | 1990-02-26 |
| JP2632710B2 true JP2632710B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16521428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63206325A Expired - Fee Related JP2632710B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632710B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2548029Y2 (ja) * | 1990-12-28 | 1997-09-17 | 市光工業株式会社 | プロジエクタ型の多灯式前照灯 |
| JPH058898U (ja) * | 1991-01-29 | 1993-02-05 | 松下電工株式会社 | 白熱灯照明器具 |
| JP4618526B2 (ja) * | 2001-04-23 | 2011-01-26 | スタンレー電気株式会社 | 自動車用前照灯 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP63206325A patent/JP2632710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0256802A (ja) | 1990-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |