JP2632292B2 - 自動車の車輪案内アームに対するボルト・ナット結合部を持った変位調整可能なヒンジ継手 - Google Patents
自動車の車輪案内アームに対するボルト・ナット結合部を持った変位調整可能なヒンジ継手Info
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- JP2632292B2 JP2632292B2 JP6209274A JP20927494A JP2632292B2 JP 2632292 B2 JP2632292 B2 JP 2632292B2 JP 6209274 A JP6209274 A JP 6209274A JP 20927494 A JP20927494 A JP 20927494A JP 2632292 B2 JP2632292 B2 JP 2632292B2
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- Japan
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- bracket
- hinge
- guide
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
- B60G7/02—Attaching arms to sprung part of vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D17/00—Means on vehicles for adjusting camber, castor, or toe-in
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
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- B60G2800/222—Braking, stopping during collision
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲請求項
1の上位概念部分に記載した自動車の車輪案内アームに
対するボルト・ナット結合部を持った変位調整可能なヒ
ンジ継手に関する。
1の上位概念部分に記載した自動車の車輪案内アームに
対するボルト・ナット結合部を持った変位調整可能なヒ
ンジ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の位置調整可能なヒンジ継手は、
例えば自動車における車輪案内アームのヒンジ継手にお
いて、量産組立の際に要望される中央位置から出発して
両側にずれている偏心位置を固定するために一般に利用
されている。これは特に、縁石との激しい接触のような
軽い衝突事故に応じて生じたキャンバ角およびキャスタ
角の変化を、量産の枠内および安全運転にとって許され
るキャンバ角およびキャスタ角における公差領域が復元
されるように補正するために必要とされる。更にかかる
補正は例えば大事故の際にも必要とされるような車体の
リアラインメント(再調整)による車体の整備作業を必
要とし、そのような小さな衝突事故の際にもかなりの費
用を伴う。
例えば自動車における車輪案内アームのヒンジ継手にお
いて、量産組立の際に要望される中央位置から出発して
両側にずれている偏心位置を固定するために一般に利用
されている。これは特に、縁石との激しい接触のような
軽い衝突事故に応じて生じたキャンバ角およびキャスタ
角の変化を、量産の枠内および安全運転にとって許され
るキャンバ角およびキャスタ角における公差領域が復元
されるように補正するために必要とされる。更にかかる
補正は例えば大事故の際にも必要とされるような車体の
リアラインメント(再調整)による車体の整備作業を必
要とし、そのような小さな衝突事故の際にもかなりの費
用を伴う。
【0003】かかるリアラインメントは量産組立に対し
て少なくとも例えば偏心板などによるボルト頭部側の心
出し作用を条件づけているが、かかる心出し作用は好適
にはボルト頭部側およびナット側の両方において行われ
る。
て少なくとも例えば偏心板などによるボルト頭部側の心
出し作用を条件づけているが、かかる心出し作用は好適
にはボルト頭部側およびナット側の両方において行われ
る。
【0004】このために必要な調整装置は既に量産組立
に対して公差領域内における調整を条件づけている。こ
れにより組立誤差は除外できない。更にかかるヒンジ継
手の経費は非常に高価である。
に対して公差領域内における調整を条件づけている。こ
れにより組立誤差は除外できない。更にかかるヒンジ継
手の経費は非常に高価である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、キャ
ンバ角およびキャスタ角に対する簡単な調整方式を提供
し、量産組立に対する誤差の危険を減少するような変位
調整可能なヒンジ継手を作ることにある。
ンバ角およびキャスタ角に対する簡単な調整方式を提供
し、量産組立に対する誤差の危険を減少するような変位
調整可能なヒンジ継手を作ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、特許請求の範囲請求項1の特徴部分に記載の手段に
よって達成される。
は、特許請求の範囲請求項1の特徴部分に記載の手段に
よって達成される。
【0007】本発明に基づく長孔形ガイドは、これをマ
ウント(ブラケット)のナット側脚部に配置した場合、
ボルト頭部側における中央位置への心出しを例えば長孔
にはまり込むボルト頭部側の形状突起によって達成する
ことを可能にする。しかし本発明に基づく長孔形ガイド
は、これがマウント(ブラケット)の両側の脚部に配置
されている場合も、長孔形ガイドを介してボルト頭部側
およびナット側の両方においてボルトの心出しを達成す
ることを可能にする。
ウント(ブラケット)のナット側脚部に配置した場合、
ボルト頭部側における中央位置への心出しを例えば長孔
にはまり込むボルト頭部側の形状突起によって達成する
ことを可能にする。しかし本発明に基づく長孔形ガイド
は、これがマウント(ブラケット)の両側の脚部に配置
されている場合も、長孔形ガイドを介してボルト頭部側
およびナット側の両方においてボルトの心出しを達成す
ることを可能にする。
【0008】中央位置からのずれ即ちボルトの一方ある
いは他方の終端位置への変位は、長孔形ガイドを本発明
に基づいて形成した場合、心出し突起を備えた長孔形ガ
イドに関してボルトに対応した切欠きが付属されている
ことによって可能である。ボルトが切欠きと心出し突起
が互いに一致するように差し込まれたとき、ボルトは、
長孔形ガイドの内部において、切欠きの底に突起の頂部
が接触するまで移動され、また切欠きの反対側で長孔形
ガイドに嵌合するストッパにより接触支持されることに
よって、その都度の終端位置が簡単に固定できる。この
ストッパは、例えばシム板に付属され、例えばシム板の
圧印加工によって形成される。
いは他方の終端位置への変位は、長孔形ガイドを本発明
に基づいて形成した場合、心出し突起を備えた長孔形ガ
イドに関してボルトに対応した切欠きが付属されている
ことによって可能である。ボルトが切欠きと心出し突起
が互いに一致するように差し込まれたとき、ボルトは、
長孔形ガイドの内部において、切欠きの底に突起の頂部
が接触するまで移動され、また切欠きの反対側で長孔形
ガイドに嵌合するストッパにより接触支持されることに
よって、その都度の終端位置が簡単に固定できる。この
ストッパは、例えばシム板に付属され、例えばシム板の
圧印加工によって形成される。
【0009】基本的には本発明の枠内において、量産組
立および修理に対して同じ形状ボルトを、この形状ボル
トに回り止めが付属されている場合において利用するこ
とができる。しかし特に簡単な方式は、量産組立に対し
てボルト頭部が特別に形成されていない一般的なボルト
が利用され、修理に対してはストッパを持ったシム板お
よび切欠き付きボルトが利用されることにある。ストッ
パがシム板の片側に存在しているので、シム板を回転し
ボルトを相応して差し込むことよって、同じシム板およ
び同じボルトを利用した状態で両終端位置のそれぞれを
簡単な方法で固定できる。
立および修理に対して同じ形状ボルトを、この形状ボル
トに回り止めが付属されている場合において利用するこ
とができる。しかし特に簡単な方式は、量産組立に対し
てボルト頭部が特別に形成されていない一般的なボルト
が利用され、修理に対してはストッパを持ったシム板お
よび切欠き付きボルトが利用されることにある。ストッ
パがシム板の片側に存在しているので、シム板を回転し
ボルトを相応して差し込むことよって、同じシム板およ
び同じボルトを利用した状態で両終端位置のそれぞれを
簡単な方法で固定できる。
【0010】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1において、1は走行車車体に二つのブ
ラケット(マウント)2,3を介して保持される車輪案
内アームである。ブラケット2,3における車輪案内ア
ーム1のヒンジ端を横に変位調整することによって、車
輪案内アーム1によって案内される車輪(図示せず)の
キャンバ角および又はキャスタ角を変更できる。その調
整方向は矢印4で示されている。
ラケット(マウント)2,3を介して保持される車輪案
内アームである。ブラケット2,3における車輪案内ア
ーム1のヒンジ端を横に変位調整することによって、車
輪案内アーム1によって案内される車輪(図示せず)の
キャンバ角および又はキャスタ角を変更できる。その調
整方向は矢印4で示されている。
【0012】図2には、図1における矢印IIの方向か
ら見たブラケット2が斜視図で示されており、ブラケッ
ト2は取付面2aを介して走行車車体に固定される。車
輪案内アーム1は示されておらず、ブラケットに車輪案
内アームを固定するために利用され図1に概略的に示さ
れ符号5を付されているボルトも示されていない。
ら見たブラケット2が斜視図で示されており、ブラケッ
ト2は取付面2aを介して走行車車体に固定される。車
輪案内アーム1は示されておらず、ブラケットに車輪案
内アームを固定するために利用され図1に概略的に示さ
れ符号5を付されているボルトも示されていない。
【0013】ブラケット2の両側の脚部13,14には
このボルト5に対して、矢印4の調整方向に応じて配置
された長孔6及び長孔形ガイド7が設けられている。そ
の場合ボルト5のボルト頭部に対応された長孔は図2に
おいて符号6を付され、ボルト5のねじ部分に対応され
た即ちナット側の長孔形ガイドは符号7を付されてい
る。
このボルト5に対して、矢印4の調整方向に応じて配置
された長孔6及び長孔形ガイド7が設けられている。そ
の場合ボルト5のボルト頭部に対応された長孔は図2に
おいて符号6を付され、ボルト5のねじ部分に対応され
た即ちナット側の長孔形ガイドは符号7を付されてい
る。
【0014】図2におけるブラケット2において、例え
ばボルト頭部側の脚部13に設けた長孔6に対応する形
状突起を備えているボルト5が差し込まれたとき、この
ボルト5はボルト頭部側が長孔6においてその中央位置
に心出しされる。ボルト5のねじ部分側における心出し
作用は、脚部14の長孔形ガイド7に設けられている心
出し突起8によって生ずる。この心出し突起8はその寸
法がボルト5の直径に合わして決められ、心出し突起8
の頂部でボルト5を案内する。
ばボルト頭部側の脚部13に設けた長孔6に対応する形
状突起を備えているボルト5が差し込まれたとき、この
ボルト5はボルト頭部側が長孔6においてその中央位置
に心出しされる。ボルト5のねじ部分側における心出し
作用は、脚部14の長孔形ガイド7に設けられている心
出し突起8によって生ずる。この心出し突起8はその寸
法がボルト5の直径に合わして決められ、心出し突起8
の頂部でボルト5を案内する。
【0015】車輪案内アーム1に対して一方のブラケッ
ト即ち例えばブラケット2においてボルト5に対する一
方の偏心位置(終端位置)を実現しようとするとき、図
3におけるボルト5aを利用しなければならない。この
ボルト5aが長孔形ガイド7に対応してその長手方向に
延びる切欠き9を備えていることによって、ボルト5a
の偏心位置を得ることができる。ボルト5aはその切欠
き9と反対方向においてボルト頭部の背面にただ片側に
延びる形状突起11を備えている。この形状突起11は
ボルト5aを長孔6の端面まで移動した際に切欠き9の
反対側においてこの長孔6を充填し、これによってボル
ト5aの対応した終端位置における固定が保証される。
ト即ち例えばブラケット2においてボルト5に対する一
方の偏心位置(終端位置)を実現しようとするとき、図
3におけるボルト5aを利用しなければならない。この
ボルト5aが長孔形ガイド7に対応してその長手方向に
延びる切欠き9を備えていることによって、ボルト5a
の偏心位置を得ることができる。ボルト5aはその切欠
き9と反対方向においてボルト頭部の背面にただ片側に
延びる形状突起11を備えている。この形状突起11は
ボルト5aを長孔6の端面まで移動した際に切欠き9の
反対側においてこの長孔6を充填し、これによってボル
ト5aの対応した終端位置における固定が保証される。
【0016】図4における本発明に基づく方式の場合、
ブラケット2の両側の脚部13,14にそれぞれ心出し
突起8付きの長孔形ガイド15が設けられている。この
方式を利用するとき、断面円形のボルトを挿入すると、
これはボルト頭部側並びにナット側において心出しされ
る。
ブラケット2の両側の脚部13,14にそれぞれ心出し
突起8付きの長孔形ガイド15が設けられている。この
方式を利用するとき、断面円形のボルトを挿入すると、
これはボルト頭部側並びにナット側において心出しされ
る。
【0017】ボルトに対する終端偏心位置を固定しよう
とするとき、ボルトは図5に基づいてナット範囲に切欠
き9が設けられ、ボルト頭部範囲に別の切欠き16が設
けられ、これらの切欠き9,16は長孔形ガイド15に
おける心出し突起8に対応させねばならない。
とするとき、ボルトは図5に基づいてナット範囲に切欠
き9が設けられ、ボルト頭部範囲に別の切欠き16が設
けられ、これらの切欠き9,16は長孔形ガイド15に
おける心出し突起8に対応させねばならない。
【0018】図6および図7は、図5に基づくボルトを
図4における長孔形ガイド15において偏心終端位置に
固定しようとするとき利用するようなシム板17を示し
ている。このシム板17はボルトに対する中央案内孔1
8を有し、更に符号19で示されているストッパを備え
ている。このストッパ19は、それぞれの長孔形ガイ ド
におけるボルトの偏心位置において、ボルトの切欠きと
反対側の長孔形ガイドの心出し突起とボルトの間の自由
空間を充填する。これによってボルトはその都度の偏心
位置においてシム板を介して固定される。
図4における長孔形ガイド15において偏心終端位置に
固定しようとするとき利用するようなシム板17を示し
ている。このシム板17はボルトに対する中央案内孔1
8を有し、更に符号19で示されているストッパを備え
ている。このストッパ19は、それぞれの長孔形ガイ ド
におけるボルトの偏心位置において、ボルトの切欠きと
反対側の長孔形ガイドの心出し突起とボルトの間の自由
空間を充填する。これによってボルトはその都度の偏心
位置においてシム板を介して固定される。
【0019】図8は、両側に心出し突起21を持ち、こ
れ等の突起21の頂点の間でボルトを中央位置に案内し
ている長孔形ガイド20およびボルト23の形状を拡大
して示している。そのボルト23は太い輪郭線で示され
ている。ボルトが細線で示され符号23aを付されてい
る偏心位置をとるとき、心出し突起21は切欠き24と
一致される。図8から分かるように、切欠き24と心出
し突起21との接触は直ぐ近くの突起頂部範囲だけで即
ち突起21の頂部および切欠き24の底だけで生ずる。
更に明らかなように、形状ボルト23aの円周25への
移行部における縁部範囲においてナット範囲に位置する
ボルトのねじの損傷を引き起こしてしまうような変形を
避けるために、切欠き24は心出し突起21に関して特
にボルトの円周25に向けて自由になっている。
れ等の突起21の頂点の間でボルトを中央位置に案内し
ている長孔形ガイド20およびボルト23の形状を拡大
して示している。そのボルト23は太い輪郭線で示され
ている。ボルトが細線で示され符号23aを付されてい
る偏心位置をとるとき、心出し突起21は切欠き24と
一致される。図8から分かるように、切欠き24と心出
し突起21との接触は直ぐ近くの突起頂部範囲だけで即
ち突起21の頂部および切欠き24の底だけで生ずる。
更に明らかなように、形状ボルト23aの円周25への
移行部における縁部範囲においてナット範囲に位置する
ボルトのねじの損傷を引き起こしてしまうような変形を
避けるために、切欠き24は心出し突起21に関して特
にボルトの円周25に向けて自由になっている。
【0020】ボルト23aは右側が心出し突起21に接
触支持され、左側にボルト23aと心出し突起21との
間に自由空間が残っている。この自由空間は図6および
図7におけるシム板を利用する場合、長孔形ガイド内に
ボルトを接触支持するために、シム板17に設けられた
形状突起19によって充填される。
触支持され、左側にボルト23aと心出し突起21との
間に自由空間が残っている。この自由空間は図6および
図7におけるシム板を利用する場合、長孔形ガイド内に
ボルトを接触支持するために、シム板17に設けられた
形状突起19によって充填される。
【0021】
【発明の効果】本発明に基づく変位調整可能なヒンジ継
手によれば、キャンバ角およびキャスタ角を簡単に調節
変更でき、量産組立に対する誤差の危険が減少される。
手によれば、キャンバ角およびキャスタ角を簡単に調節
変更でき、量産組立に対する誤差の危険が減少される。
【図1】二つのブラケットに支持部を持った車輪案内ア
ームの基本的な配置構造の概略図。
ームの基本的な配置構造の概略図。
【図2】ナット側の脚部にのみ長孔形ガイドが設けられ
ている本発明によるブラケットの斜視図。
ている本発明によるブラケットの斜視図。
【図3】ボルト頭部側に形状突起が設けられ、この形状
突起と反対側においてねじ範囲に切欠きが設けられてい
るボルトの主要部を示す斜視図。
突起と反対側においてねじ範囲に切欠きが設けられてい
るボルトの主要部を示す斜視図。
【図4】両側の脚部に長孔形ガイドが設けられている本
発明によるブラケットの図2に相応した斜視図。
発明によるブラケットの図2に相応した斜視図。
【図5】ボルト頭部側およびナット側に切欠きが設けら
れているボルトの側面図。
れているボルトの側面図。
【図6】側面にストッパを持っているシム板の平面図。
【図7】図6におけるVII−VII線に沿った断面
図。
図。
【図8】ボルトをその中央位置において心出し突起の頂
部間に接触支持した状態および終端位置において心出し
突起と切欠きが一致している状態の概略説明図。
部間に接触支持した状態および終端位置において心出し
突起と切欠きが一致している状態の概略説明図。
1 車輪案内アーム 2,3 ブラケット(マウント)4 調整方向 5,5a ボルト 6 長孔7,15,20 長孔形ガイド 8,21 心出し突起 9,16 切欠き13,14 ブラケットの脚部 17 シム板 18 中央案内孔19 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ライヒエルト ドイツ連邦共和国 73770 デンケンド ルフ ジユートシユトラーセ 23 (56)参考文献 米国特許5052711(US,A) 米国特許5044659(US,A)
Claims (6)
- 【請求項1】 車輪案内アームのヒンジ端がブラケット
の互いに間隔を隔てて対向して設けられた両側の脚部の
ボルト受け及びヒンジ端を貫通するボルトによりブラケ
ットに回転可能に支持され、脚部のボルト受けとして、
ボルトを少なくとも中央部分及びその両側の終端部分で
固定可能な調整方向に延びる長孔形ガイドが少なくとも
一つの脚部に設けられているような自動車の車輪案内ア
ームに対するボルト・ナット結合部を持った変位調整可
能なヒンジ継手において、 長孔形ガイド(7,15,20)がその両側の端面から
出発して中央に向かって延びる心出し突起(8,21)
を有し、これ等の心出し突起の頂部がボルト中央位置に
対応した接触支持部を形成し、ボルト(5,5a)を中
央位置からずれた終端位置に固定するためにボルトにそ
の都度の心出し突起を受ける切欠き(9,16)が設け
られ、また切欠き(9,16)の反対側で長孔形ガイド
(7,15,20)に嵌合してボルトを接触支持するス
トッパ(19)が設けられていることを特徴とする自動
車の車輪案内アームに対するボルト・ナット結合部を持
った変位調整可能なヒンジ継手。 - 【請求項2】 ストッパ(19)がボルトに対する中央
案内孔(18)を有するシム板(17)に付属されてい
ることを特徴とする請求項1記載の変位調整可能なヒン
ジ継手。 - 【請求項3】 ストッパ(19)がシム板(17)の側
面に且つ心出し突起(8)の頂部と接触するように形成
されていることを特徴とする請求項2記載の変位調整可
能なヒンジ継手。 - 【請求項4】 ブラケットのナット側脚部(14)に心
出し突起(8)付きの長孔形ガイド(7)が付属されて
いることを特徴とする請求項1記載の変位調整可能なヒ
ンジ継手。 - 【請求項5】 ブラケットの両側の脚部(13,14)
に心出し突起(8)付きの長孔形ガイドが付属されてい
ることを特徴とする請求項1記載の変位調整可能なヒン
ジ継手。 - 【請求項6】 ブラケットの両側の脚部(13,14)
の長孔形ガイド(15)の心出し突起(8)に対応した
ボルト側の切欠き(9,16)がボルトの頭部範囲およ
びナット範囲に付属されていることを特徴とする請求項
5記載の変位調整可能なヒンジ継手。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4327021.2 | 1993-08-12 | ||
DE4327021A DE4327021C1 (de) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | Lageveränderliche Anlenkung mit einer Schraubbolzen-Mutterverbindung, insbesondere für Radlenker von Kraftfahrzeugen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781610A JPH0781610A (ja) | 1995-03-28 |
JP2632292B2 true JP2632292B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=6494980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6209274A Expired - Fee Related JP2632292B2 (ja) | 1993-08-12 | 1994-08-10 | 自動車の車輪案内アームに対するボルト・ナット結合部を持った変位調整可能なヒンジ継手 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5443281A (ja) |
EP (1) | EP0638448B1 (ja) |
JP (1) | JP2632292B2 (ja) |
KR (1) | KR0123922B1 (ja) |
DE (1) | DE4327021C1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19528790C1 (de) * | 1995-08-04 | 1997-03-06 | Daimler Benz Ag | Lageveränderliche stirnseitige Einspannung eines Ringkörpers |
DE29610634U1 (de) | 1996-06-17 | 1996-10-10 | Schmack, Hendrawati, 36039 Fulda | Vorrichtung zur Sturzeinstellung |
DE19705588B4 (de) * | 1997-02-14 | 2007-07-19 | Audi Ag | Vorrichtung zum Verstellen zweier Bauteile |
US5992863A (en) * | 1998-03-18 | 1999-11-30 | 600 Racing, Inc. | Steering assembly having an adjustable alignment arrangement |
KR100432025B1 (ko) * | 2001-09-29 | 2004-05-17 | 현대자동차주식회사 | 캐스터 각 유지 기능을 갖는 차량용 현가장치 |
DE10358228A1 (de) * | 2003-12-12 | 2005-07-14 | Audi Ag | Anordnung für das steuerbare Verstellen der Mittellage eines einen Teil einer Radaufhängung bildenden Lenkers |
ATE459553T1 (de) * | 2007-01-24 | 2010-03-15 | Nestec Sa | Identifizierung von getränkezutaten enthaltenden kapseln |
FR3016554B1 (fr) * | 2014-01-20 | 2016-01-01 | Renault Sas | Chape de liaison fusible entre le bras de suspension et le berceau moteur |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5044659A (en) | 1989-04-21 | 1991-09-03 | Shim-A-Line, Inc. | Device for adjustment of automobile wheel alignment |
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Family Cites Families (10)
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