JP2632196B2 - 燃料蒸発ガス排出抑止装置 - Google Patents

燃料蒸発ガス排出抑止装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃料タンクで発生した燃料蒸発ガスを吸着
する活性炭を活性化するようにした燃料蒸発ガス排出抑
止装置に関する。
[従来技術] エンジン停止時に、燃料タンク内に発生した燃料蒸発
ガスをそのままにしておくと、燃料タンクに接続された
気化器から外部に洩れてしまい、車内が蒸発ガスで臭く
なり、さらに煙草に火を付けたとき、蒸発ガスが引火す
るという問題がある。
この欠点を解消するために、第2図に示すような燃料
蒸発ガス排出抑止装置(通常キャニスタ)が提案されて
いる。この燃料蒸発ガス排出抑止装置は容器1の上部に
燃料タンクに接続される燃料タンク接続口2と気化器に
接続される気化器接続口3を有し、また燃料タンク接続
口2及び気化器接続口3にそれぞれフィルタ4、5を設
けられている。また容器1の下部に外気と接続する外気
接続口6が設けられ、また容器の底部にフィルタ7が装
着され、このフィルタ7の上部に活性炭8が充填されて
いる。
このように構成された燃料蒸発ガス排出抑止装置で
は、エンジン停止時に、燃料タンク内で発生した燃料蒸
発ガスは燃料タンク接続口2から容器1内に入り、活性
炭8により吸着される。そして、エンジン運転時には、
容器1内の活性炭8に吸着された燃料蒸発ガスは気化器
で吸引することにより、容器1の外気接続口6より外気
と共にエアークリーナより気化器を介して燃焼室へ送ら
れ、燃焼される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このように構成された燃料蒸発ガス排
出抑止装置では、活性炭8の吸着容量に限界があるの
で、燃料タンクで燃料蒸発ガスが多量に発生した場合や
エンジンの運転、停止が頻繁に行われると、活性炭8の
容量をオーバーした燃料蒸発ガスは活性炭8に吸収しき
れずに液化して、フィルタ7及び外気接続口6を通して
外気に漏洩されるという問題があった。
これらの対策の1つとして、活性炭の容量を大きくす
る方法があるが、エンジンルームのスペース上無理があ
る。
また、他の方法として、熱ヒータで燃料蒸発ガス排出
抑止装置内の活性炭に吸着された燃料を蒸発気化させる
方法もとられている。しかし、この方法も燃料蒸発ガス
が爆発する恐れがあるので、あまり温度を上げることが
できない等の欠点がある。
本発明は、圧電振動子の超音波で液化した燃料を再度
蒸発させるか、または活性炭に超音波を与えて活性炭を
活性化することを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑止装置
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するために、本発明の燃料蒸発ガス排
出抑止装置は、容器の上部に燃料タンク接続口及び気化
器接続口を設け、前記容器内に活性炭を充填して燃料タ
ンクに内に発生した蒸発ガスを前記活性炭で吸着するよ
うにした燃料蒸発ガス排出抑止装置において、前記容器
の下部に圧電振動子を装着し、前記容器に設けた発振器
より電力を供給し、前記容器の底部の液状化した燃料を
再度蒸発させるものである。
また、容器の上部に燃料タンク接続口及び気化器接続
口を設け、前記容器内に活性炭を充填して燃料タンクに
内に発生した蒸発ガスを前記活性炭で吸着するようにし
た燃料蒸発ガス排出抑止装置において、前記容器の内側
面に1つまたは複数の圧電振動子を装着し、前記容器に
設けた発振器より電力を供給し、前記活性炭に吸着され
た燃料を蒸発させるものである。
[作用] 本発明によれば、燃料タンクで蒸発した燃料蒸発ガス
が容器内の活性炭で吸着されるが、この活性炭で吸着し
きれずに液化した燃料は容器の下部に滴下する。そし
て、エンジン運転時に、液化した燃料は容器の下部に設
けられた圧電振動子によって再度霧化され、気化器で吸
入されるとき、容器の下部に設けた小孔からの空気とと
もに送られる。また、容器の内周壁に圧電振動子を設け
ると、運転時に、圧電振動子より超音波を発生すること
により、活性炭に吸収された燃料蒸発ガスが超音波によ
って遊離(霧化)して気化室に吸入されるので、活性炭
の活性化を計ることができる。
[実施例] 第1図を参照すると、本発明の燃料蒸発ガス排出抑止
装置において、1は容器、2は燃料タンク接続口、3は
気化器接続口、4、5はフィルタ、8は活性炭であり、
これらの構成は上記従来例と同じであるので説明は省略
するが、本実施例では、容器1内の活性炭8を支えるた
めにメッシュ板9が設けられ、また容器1の底部に皿状
部10が形成され、この皿状部10のほぼ中央に圧電振動子
11が装着されている。そして、この圧電振動子11は容器
1の側面に設けた発振器12から電力が供給される。な
お、発振器12は自動車のバッテリから電力が供給され
る。また、発振器12は容器1の底部内に設けてもよい。
このように構成された本実施例の燃料蒸発ガス排出抑
止装置は、停止時に燃料タンクで蒸発された燃料蒸発ガ
スは容器1内の活性炭8で吸着されるが、活性炭8の吸
着能力が蒸発ガスの量より少ない場合は、燃料蒸発ガス
が液化されて容器1のメッシュ板9介して下部の皿状部
10に溜まる。そこで、運転時に発振器12から圧電振動子
11に電力が供給され、それによって圧電素子11から超音
波が発生し、液化された燃料を霧化するので、気化器で
吸入すると、霧化された燃料は気化器に送られる。な
お、図示していないが、容器1には、気化器での吸入時
に外気が流入されるように構成されている。
このように、本発明の実施例の燃料蒸発ガス排出抑止
装置では、燃料蒸発ガスが液化して容器1の底部に溜っ
た燃料は圧電振動子11のよって霧化されるので、外部に
漏洩することなく、気化器で吸入される。
なお、上記実施例では、容器1の底部の皿状部10の中
央部にに圧電振動子11を装着したが、容器1の側面内側
に1個のリング状の圧電振動子または複数の圧電振動子
を設け、またこれらの圧電振動子を活性炭8と接触させ
て設け、これらの圧電振動子を駆動すると、活性炭8が
振動されることにより活性炭8に吸着された燃料が遊離
して蒸発ガスとなるので、気化器で吸収することがで
き、活性炭を活性化することができる。
[発明の効果] 本発明は、以上のように構成されているので、運転時
に容器の底部に溜った燃料を霧化することができ、ま
た、容器の内周壁に1つまたは複数の圧電振動子を装着
すること活性炭を活性化することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の燃料蒸発ガス排出抑止装置
の断面図、第2図は従来の燃料蒸発ガス排出抑止装置の
断面袋である。 1……容器、2……燃料タンク接続口、3……気化器接
続口、4、5……フィルタ、8……活性炭、9……メッ
シュ板、10……皿状部、11……圧電振動子、12……発振
器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の上部に燃料タンク接続口及び気化器
    接続口を設け、前記容器内に活性炭を充填して燃料タン
    クに内に発生した蒸発ガスを前記活性炭で吸着するよう
    にした燃料蒸発ガス排出抑止装置において、前記容器の
    下部に圧電振動子を装着し、前記容器に設けた発振器よ
    り電力を供給し、前記容器の底部の液状化した燃料を再
    度蒸発させることを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑止装
    置。
  2. 【請求項2】容器の上部に燃料タンク接続口及び気化器
    接続口を設け、前記容器内に活性炭を充填して燃料タン
    クに内に発生した蒸発ガスを前記活性炭で吸着するよう
    にした燃料蒸発ガス排出抑止装置において、前記容器の
    内側面に1つまたは複数の圧電振動子を装着し、前記容
    器に設けた発振器より電力を供給し、前記活性炭に吸着
    された燃料を蒸発させることを特徴とする燃料蒸発ガス
    排出抑止装置。
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