JP2631264B2 - 泡吐出装置 - Google Patents

泡吐出装置

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JP2631264B2
JP2631264B2 JP5209832A JP20983293A JP2631264B2 JP 2631264 B2 JP2631264 B2 JP 2631264B2 JP 5209832 A JP5209832 A JP 5209832A JP 20983293 A JP20983293 A JP 20983293A JP 2631264 B2 JP2631264 B2 JP 2631264B2
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誠一 北林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、泡吐出装置に関し、特
に、正立使用の場合でも倒立使用の場合でも、内容液で
ある発泡材料と空気とが混合しながら前記弁機構の周囲
に配設した多孔質部材を介して発泡体を生成し得るもの
であって、柔軟性胴部を有している容器本体の胴部の部
分を押圧し、前記容器本体内の発泡材料を多孔質部材を
介して外部に泡状体で吐出させ得ることを特徴にしたス
クイズタイプの泡吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、蓋状体を容器本体に対して回
動自在にし、前記蓋状体を開位置にして内容物を外部に
吐出させるようにし、また、前記蓋状体を閉位置にして
内容物を外部に吐出させないようにした内容物吐出容器
がある。例えば、実開昭61−183156号公報記載
の発明は、液吐出口と空気口とを有し、そこで、液と空
気とを混合して泡にし、泡注出口から外部に泡を注出す
る泡注出器具であるが、発泡材料を多孔質部材を介して
外部に泡状体で吐出させる形式の内容物吐出容器ではな
い。また、一般に、泡吐出装置において、吐出口付近に
多孔質部材を設けることが従来から周知である。そこ
で、液と空気とを混合して泡にし、泡注出口から外部に
泡を注出する泡注出器具において、所望の泡を注出する
構成と機能を具体化することに種々の研究がなされてき
たが、いまだ、実用化されていない。それほど、望まし
い泡の発生条件と泡の注出条件を見出すことは、難し
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、液と空気とを
混合して泡にし、泡注出口から外部に泡を注出する泡注
出器具において、所望の泡を注出することを可能にした
構成と機能を具体化した製品は、いまだ、実現していな
い。そのことを解決することを本発明の第一の課題とす
る。そして、従来の技術である蓋状体を容器本体に対し
て回動自在にし、前記蓋状体を開位置にして内容物を外
部に吐出させるようにし、また、前記蓋状体を閉位置に
して内容物を外部に吐出させないようにした内容物吐出
容器などは、その構造が複雑であるため、製造に手間が
かかり、さらに、使用に際して、泡状態で外部に吐出さ
せる構造として適していない。そこで、泡吐出口を有す
るキャップとパッキング部材と弁機構とからなる回動式
キャップ構造部分とその周側壁面部分が柔軟性を有して
いて押圧し得る容器本体とを結合して泡吐出装置本体を
形成し、前記回動式キャップ構造部分の回動時、前記弁
機構を開放し、前記容器本体の柔軟性を有している周側
壁面部分を押圧し、前記容器本体内の発泡材料を多孔質
部材を介して外部に泡状体で吐出させる泡吐出装置を開
発することが求められてきたが、未だ、所望の泡状体を
泡吐出口から外部に吐出するところまでには到達してい
ない。本発明は、その問題を解決することを第2の課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、本発明は、
泡吐出口5を有するキャップ1とパッキング部材2と弁
機構とからなる回動式キャップ構造部分と容器本体4と
を結合して泡吐出装置本体を形成し、前記回動式キャッ
プ構造部分の回動時、前記弁機構を開放し前記容器本体
4内の発泡材料を多孔質部材6を介して外部に泡状体で
吐出させ得るようにし、その上端に泡吐出口5を有する
キャップ1の中間位置に前記弁機構の弁上端部の弁座7
を形成し、前記弁機構の筒状弁胴部分3の下端部に側孔
14を設け、その側孔14と、給液管11の上端を接続
し、その給液管11の上端に多孔材17を接着し、その
多孔材17を接着した給液管11の上端部と前記弁機構
の筒状弁胴部分3の下端部とを接続し、その接続部分に
多孔材17を介在し、その多孔材17の両面に接続部材
により、接続し、泡吐出口5を有するキャップ1の裏側
に設けた下向き突起10をパッキング2に設けた窪部9
に嵌るように形成し、キャップ1の裏側部分を下降させ
ることによりパッキング2をともに下降させて前記弁機
構の筒状弁胴部分3を下降させて弁機構の弁頂部19を
開き得るのであり、前記給液管11の外側と前記パッキ
ング部材2の中央開口筒状部15の内側との間に隙間1
6の部分を形成し、前記容器本体4が正立使用の場合
は、空気通路にし、その時、前記給液管11の中には、
内容液である発泡材料を通し、前記容器本体が倒立使用
の場合は、前記容器本体4内の内容液である発泡材料の
通路にし、その時、前記給液管11の中は、空気を通
し、正立使用の場合でも倒立使用の場合でも、内容液で
ある発泡材料と空気とが混合しながら前記弁機構の周囲
に配設した多孔質部材を介して発泡体を生成し、正立使
用の場合でも倒立使用の場合でも前記弁機構の弁上端部
の開放状態の流路を通して泡吐出口から外部に泡状体で
吐出し得ることを特徴にした泡吐出装置である。
【0005】
【作用】本発明は、泡吐出口5を有するキャップ1とパ
ッキング部材2と弁機構とからなる回動式キャップ構造
部分と容器本体4とを結合して泡吐出装置本体を形成
し、前記回動式キャップ構造部分の回動時、前記弁機構
を開放し前記容器本体4内の発泡材料を多孔質部材を介
して外部に泡状体で吐出させ得るようにした泡吐出装置
であるから、前記回動式キャップ構造部分の回動時、前
記弁機構を開放し前記容器本体4内の発泡材料をモルト
プレーンなどの多孔質部材6を介して外部に泡状体で吐
出させ得る。そして、容器本体4が正立使用の場合は、
給液管11とパッキング部材2の中央開口筒状部15の
間の隙間16を空気通路にし、その時、前記給液管11
の中には、内容液である発泡材料を通し得るのであり、
前記容器本体が倒立使用の場合は、前記容器本体4内の
内容液である発泡材料の通路にし、その時、前記給液管
11の中は、空気を通し得るのである。そして、正立使
用の場合でも倒立使用の場合でも、内容液である発泡材
料と空気とが混合しながら前記弁機構の周囲に配設した
多孔質部材を介して発泡体を生成し、正立使用の場合で
も倒立使用の場合でも前記弁機構の弁上端部の開放状態
の流路を通して泡吐出口から外部に泡状体で吐出し得
る。そして、常時は、それらの窪部9に前記ラッパ状の
中間部分の裏面に設けた複数個の下向き突起10を嵌
め、使用に際して、ラッパ状部分の下部部分に結合する
容器本体4の上部開口部分に対してラッパ状部分の先端
部を泡吐出口5にした回動部を前記容器本体4に対して
回動させると、前記パッキング部材2の窪部9から外れ
た前記下向き突起10が前記パッキング部材2の窪部9
から外れた前記パッキング部材2の上表面の部分を押し
下げて前記パッキング部材2が下降させられることとな
り、そのパッキング部材2の下降に伴い前記弁機構の筒
状弁胴部分3も下降し、開弁させ得るようにし、前記パ
ッキング部材2の窪部9から外れたところから前記下向
き突起10を前記パッキング部材2の窪部9のところに
戻して前記パッキング部材2の復元力により前記パッキ
ング部材2が元位置に戻つた時に閉弁させ得る。
【0006】
【実施例1】本発明は、その先端部を泡吐出口5にし、
その上部部分を小口径筒状にし、その中間部分をラッパ
状にしたキャップ1において、そのラッパ状のキャップ
1の下部部分と弁機構の筒状弁胴部分3と前記ラッパ状
のキャップ1の下部部分と容器本体4の上部開口部分と
を結合するパッキング部材2とにより形成する空間部に
モルトプレーンなどの多孔質部材6を配設し、その多孔
質部材6を前記弁機構の筒状弁胴部分3に取り付けた環
状突起8により上方から押すようにし、前記弁機構の筒
状弁胴部分3の下端部に、給液管11の上端を接続し、
その給液管11の上端に多孔材17を接着し、その多孔
材17を接着した給液管11の上端部と前記弁機構の筒
状部の下端部との接続部分に側孔14を設け、その側孔
14と、給液管11の上端を接続し、その接続部分に多
孔材17を介在し、その多孔材17の両面に接続部材に
より、接続し、泡吐出口5を有するキャップ1の裏側に
設けた下向き突起10をパッキング部材2に設けた窪部
9に嵌るように形成し、キャップ1の裏側部分を下降さ
せることによりパッキング部材2をともに下降させて前
記弁機構の筒状弁胴部分3を下降させて弁機構の弁頂部
19を開き得るのであり、前記容器本体4が倒立使用の
場合は、前記容器本体4内の内容液である発泡材料の通
路にし、その時、前記給液管11の中は、空気を通し、
正立使用の場合でも倒立使用の場合でも、内容液である
発泡材料と空気とが混合しながら前記弁機構の周囲に配
設した多孔質部材17を介して発泡体を生成し、正立使
用の場合でも倒立使用の場合でも前記弁機構の弁上端部
の開放状態の流路を通して泡吐出口5から外部に泡状体
で吐出し得るようにし、前記ラッパ状の下部部分を大口
径筒状にしたキャップ1の大口径筒状の下部開口部分を
容器本体4の上部開口部分に液密状態で結合させるた
め、その中央部分を弁機構にさせたパッキング部材2を
介して結合した容器本体4と前記キャップ1を結合して
泡吐出装置本体を形成し、小口径筒状の前記キャップの
上部部分の小口径筒状内周面部分に、その筒状内周面部
分を案内にして泡吐出口5から吐出させる泡の粒子を統
一させるための駒部材を配設し、その下方位置に前記弁
機構の弁上端部の弁座用内向き突起22を設け、その弁
座用内向き突起22に、常時は、前記弁機構の半球状弁
上端部の周縁肩部に接触させ、閉弁状態にし、使用に際
して、前記弁機構の半球状弁上端部の部分をわずか下降
させ、前記弁機構の弁上端部の弁座用内向き突起22と
の接触状態から離脱状態にし、そこで生じた空隙部16
を通り、その空隙部16から泡吐出口5に向けて泡を移
動させて、その泡吐出口5から外部に泡状体で吐出し得
る泡吐出装置である。
【0007】
【実施例2】本発明は、その先端部を泡吐出口5にし、
その上部部分を小口径筒状にし、その中間部分をラッパ
状にしたキャップ1において、そのラッパ状のキャップ
1の下部部分と弁機構の筒状弁胴部分3と前記ラッパ状
のキャップ1の下部部分と容器本体4の上部開口部分と
を結合するパッキング部材2とにより形成する空間部に
モルトプレーンなどの多孔質部材6を配設し、その多孔
質部材6を前記弁機構の筒状弁胴部分3に取り付けた環
状突起8により上方から押すようにし、ラッパ状の中間
部分の裏面に複数個の下向き突起10を設け、それらの
下向き突起10を嵌め得るように、ラッパ状の中間部分
に対向して位置したパッキング部材2の上面部であっ
て、ラッパ状の中間部分の裏面に設けられた複数個の下
向き突起10に対応する位置にそれらの下向き突起10
を嵌め得るようにするための窪部9を設け、常時は、そ
れらの窪部9に前記ラッパ状の中間部分の裏面に設けた
複数個の下向き突起10を嵌め、使用に際して、ラッパ
状部分の下部部分に結合する容器本体4の上部開口部分
に対してラッパ状部分の先端部を泡吐出口5にした回動
部を前記容器本体4に対して回動させると、前記パッキ
ング部材2の窪部9から外れた前記下向き突起10が前
記パッキング部材2の窪部9から外れた前記パッキング
部材2の上表面の部分を押し下げて前記パッキング部材
2が下降させられることとなり、そのパッキング部材2
の下降に伴い前記弁機構の筒状弁胴部分3も下降し、開
弁させ得るようにし、前記パッキング部材2の窪部9か
ら外れたところから前記下向き突起10を前記パッキン
グ部材2の窪部9のところに戻して前記パッキング部材
2の復元力により前記パッキング部材2が元位置に戻つ
た時に閉弁させうるようにし、前記弁機構の筒状弁胴部
分3の下端部に給液管11の上端を接続し、その給液管
11の上端に多孔材17を接着し、その多孔材17を接
着した給液管11の上端部と前記弁機構の筒状部の下端
部との接続部分に側 孔14を設け、その側孔14と、給
液管11の上端を接続し、その接続部分に多孔材17を
介在し、その多孔材17の両面に接続部材により、接続
し、泡吐出口5を有するキャップ1の裏側に設けた下向
き突起10をパッキング部材2に設けた窪部9に嵌るよ
うに形成し、キャップ1の裏側部分を下降させることに
よりパッキング部材2をともに下降させて前記弁機構の
筒状弁胴部分3を下降させて弁機構の弁頂部19を開き
得るのであり、正立使用の場合でも倒立使用の場合で
も、内容液である発泡材料と空気とが混合しながら前記
弁機構の周囲に配設した多孔質部材を介して発泡体を生
成し、正立使用の場合でも倒立使用の場合でも前記弁機
構の弁上端部の開放状態の流路を通して泡吐出口5から
外部に泡状体で吐出し得る泡吐出装置である。
【0008】
【効果】本発明は、泡吐出口5を有するキャップ1とパ
ッキング部材2と弁機構とからなる回動式キャップ構造
部分と容器本体4とを結合して泡吐出装置本体を形成
し、前記回動式キャップ構造部分の回動時、前記弁機構
を開放し前記容器本体4内の発泡材料を多孔質部材を介
して外部に泡状体で吐出させ得るようにした泡吐出装置
であるから、前記回動式キャップ構造部分の回動時、前
記弁機構を開放し前記容器本体4内の発泡材料をモルト
プレーンなどの多孔質部材を介して外部に泡状体で吐出
させ得る効果がある。そして、給液管11とパッキング
部材2の中央開口筒状部15の間の隙間16を空気通路
にし、その時、前記給液管11の中には、内容液である
発泡材料を通し得るのであり、給液管11の上端部と前
記弁機構の筒状部の下端部との接続部分に側孔14を設
け、その側孔14と、給液管11の上端を接続し、その
接続部分に多孔材17を介在し、その多孔材17の両面
に接続部材により、接続し、泡吐出口5を有するキャッ
プ1の裏側に設けた下向き突起10をパッキング部材2
に設けた窪部9に嵌るように形成し、キャップ1の裏側
部分を下降させることによりパッキング部材2をともに
下降させて前記弁機構の筒状弁胴部分3を下降させて弁
機構の弁頂部19を開き得るのであり、正立使用の場合
でも倒立使用の場合でも、前記容器本体が倒立使用の場
合は、前記容器本体4内の内容液である発泡材料の通路
にし、その時、前記給液管11の中は、空気を通し得る
効果がある。そして、正立使用の場合でも倒立使用の場
合でも、内容液である発泡材料と空気とが混合しながら
前記弁機構の周囲に配設した多孔質部材を介して発泡体
を生成し、正立使用の場合でも倒立使用の場合でも前記
弁機構の弁上端部の開放状態の流路を通して泡吐出口か
ら外部に泡状体で吐出し得る効果がある。そして、常時
は、それらの窪部9に前記ラッパ状の中間部分の裏面に
設けた複数個の下向き突起10を嵌め、使用に際して、
ラッパ状部分の下部部分に結合する容器本体4の上部開
口部分に対してラッパ状部分の先端部を泡吐出口5にし
た回動部を前記容器本体4に対して回動させると、前記
パッキング部材2の窪部9から外れた前記下向き突起1
0が前記パッキング部材2の窪部9から外れた前記パッ
キング部材2の上表面の部分を押し下げて前記パッキン
グ部材2が下降させられることとなり、そのパッキング
部材2の下降に伴い前記弁機構の筒状弁胴部分3も下降
し、開弁させうるようにし、前記パッキング部材2の窪
部9から外れたところから前記下向き突起10を前記パ
ッキング部材2の窪部9のところに戻して前記パッキン
グ部材2の復元力により前記パッキング部材2が元位置
に戻つた時に閉弁させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した泡吐出装置の1実施例の縦断面
図である。
【図2】図1に示した本発明の泡吐出装置の要部のパッ
キング部材の上面図である。
【図3】図1に示した本発明の泡吐出装置の要部のパッ
キング部材の下面図である。
【符号の説明】
1 ラッパ状にしたキャップ 2 弁機構を設け
たパッキング部材 3 弁機構の筒状弁胴部分 4 胴部を押圧し
て使用し得る容器本体 5 キャップの泡吐出口 6 モルトプレー
ンなどの多孔質部材 7 キャップに設けた開閉弁弁座 8 筒状弁胴部分
に取り付けた環状突起 9 パッキングに設けた窪部 10 キャップに設
けた下向き突起 11 上に弁機構を位置した給液管 12 泡出しのた
めの整流用抵抗部材 13 パッキングの回り止め部分 14 弁機構の筒
状部の下端の側孔 15 パッキングの中央筒状部分 16 給液管とパ
ッキングの筒状部の隙間 17 弁機構と給液管の間の多孔材 18 パッキング
部材に設けた突部 19 弁機構の弁頂部 20 給液管の嵌
入されてない通路 21 環状突起に設けた間隙部分 22 キャップに
設けた内向き突起 23 パッキング上面の環状窪部 24 容器本体の
凹入底面部 25 パッキングの復元可能部分 26 パッキング
への容器上端の食込部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】泡吐出口5を有するキャップ1とパッキン
    グ部材2と弁機構とからなる回動式キャップ構造部分と
    容器本体4とを結合して泡吐出装置本体を形成し、前記
    回動式キャップ構造部分の回動時、前記弁機構を開放し
    前記容器本体4内の発泡材料を多孔質部材6を介して外
    部に泡状体で吐出させ得るようにし、その上端に泡吐出
    口5を有するキャップ1の中間位置に前記弁機構の弁上
    端部の弁座7を形成し、前記弁機構の筒状弁胴部分3の
    下端部に側孔14を設け、その側孔14と、給液管11
    の上端を接続し、その給液管11の上端に多孔材17を
    接着し、その多孔材17を接着した給液管11の上端部
    と前記弁機構の筒状弁胴部分3の下端部とを接続し、そ
    の接続部分に多孔材17を介在し、その多孔材17の両
    面に接続部材により、接続し、泡吐出口5を有するキャ
    ップ1の裏側に設けた下向き突起10をパッキング2に
    設けた窪部9に嵌るように形成し、キャップ1の裏側部
    分を下降させることによりパッキング2をともに下降さ
    せて前記弁機構の筒状弁胴部分3を下降させて弁機構の
    弁頂部19を開き得るのであり、前記給液管11の外側
    と前記パッキング部材2の中央開口筒状部15の内側と
    の間に隙間16の部分を形成し、前記容器本体4が正立
    使用の場合は、空気通路にし、その時、前記給液管11
    の中には、内容液である発泡材料を通し、前記容器本体
    が倒立使用の場合は、前記容器本体4内の内容液である
    発泡材料の通路にし、その時、前記給液管11の中は、
    空気を通し、正立使用の場合でも倒立使用の場合でも、
    内容液である発泡材料と空気とが混合しながら前記弁機
    構の周囲に配設した多孔質部材を介して発泡体を生成
    し、正立使用の場合でも倒立使用の場合でも前記弁機構
    の弁上端部の開放状態の流路を通して泡吐出口から外部
    に泡状体で吐出し得ることを特徴にした泡吐出装置。
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