JP2630914B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JP2630914B2
JP2630914B2 JP6160614A JP16061494A JP2630914B2 JP 2630914 B2 JP2630914 B2 JP 2630914B2 JP 6160614 A JP6160614 A JP 6160614A JP 16061494 A JP16061494 A JP 16061494A JP 2630914 B2 JP2630914 B2 JP 2630914B2
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政男 大沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計量ホッパに収
容された被計量物の重量値を組合せて目標重量分まとめ
て排出する組合せ計量装置に関し、特に被計量物の供給
を手動によって行なう半自動式の組合せ計量装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】菓子、果物、野菜、あるいは肉類などの
ように個々に重量のバラツキのある被計量物を目標重量
分だけ効率よくまとめるために組合せ計量装置が用いら
れているが、形状が大きく重い被計量物(例えば、キャ
ベツ、ブロイラなど)に対しては、搬送、供給、排出動
作における落下等による被計量物の損傷を防ぐために、
手動によって被計量物を供給するようにした半自動式の
組合せ計量装置が従来より用いられている。
【0003】この種の半自動式の組合せ計量装置では、
手動による被計量物の供給を効率よく行ない、被計量物
の目標重量に対する組合せ精度を高くするために、1個
のプールホッパに対して、2つの計量ホッパが設置され
ているものがある。
【0004】図7、8は、このような従来の半自動式の
組合せ計量装置の一例を示すものである。図7は、従来
の半自動式の組合せ計量装置の概略平面図、図8は、図
7の概略のA−A線断面図である。
【0005】これらの図において、筐体1の上面部1a
に装置の長さ方向に設けられたN個の投入口1b-1〜1
-nから、手動によって投入された被計量物は、投入口
1b-1〜1b-nの下方において、各投入口1b-1〜1b
-nと一致する開口面を有するプールホッパ2-1〜2-n
収容される。
【0006】プールホッパ2-1〜2-nは、装置の幅方向
にスライド自在に設置されており、その上部には、開口
面の両端部からスライド方向に延設されたシャッタ3-1
〜3-n、4-1〜4-nが形成されている。
【0007】また、プールホッパ2-1〜2-nの下部に
は、それぞれ独立した2個の排出ゲート5-1〜5-n、6
-1〜6-nが設けられており、プールホッパ2-1〜2-n
収容された被計量物は、プールホッパ2-1〜2-nがa方
向にスライドしたとき、排出ゲート5-1〜5-nが開かれ
て、排出される。
【0008】プールホッパ2-1〜2-nの下方には、制御
筐体7-1〜7-n、8-1〜8-n内の計量器(図示せず)に
連結された計量ホッパ9-1〜9-n、10-1〜10-nが互
いに対向して設置されており、各計量ホッパ9-1
-n、10-1〜10-nの対向側下部には、それぞれ排出
ゲート11-1〜11-n、12-1〜12-nが設けられてい
る。
【0009】なお、各制御筐体7-1〜7-n、8-1〜8-n
には、各計量ホッパ9-1〜9-n、10-1〜10-nの排出
ゲート11-1〜11-n、12-1〜12-nを開閉するため
の駆動機構(図示せず)がそれぞれ収納されている。
【0010】したがって、a方向にスライドしたプール
ホッパ2-1〜2-nから排出された被計量物は、計量ホッ
パ9-1〜9-nにそれぞれ収容される。なお、プールホッ
パ2-1〜2-nがa方向にスライドするときには、その一
方側のシャッタ4-1〜4-nが投入口1b-1〜1b-nを塞
いで、次の被計量物の誤投入を防いでいる。
【0011】被計量物が排出されたプールホッパ2-1
-nは、その開口面が投入口1bと一致する位置に戻
り、次の被計量物が投入され、b方向へスライドする。
b方向へスライドしたプールホッパ2-1〜2-nに収容さ
れた被計量物は、他方側の排出ゲート6-1〜6-nが開か
れて、計量ホッパ10-1〜10-nに収容される。このと
き、他方側のシャッタ3-1〜3-nが投入口1b-1〜1b
-nを塞いで次の被計量物の誤投入を防いでいる。
【0012】このようにして、各計量ホッパ9-1
-n、10-1〜10-nに収容された被計量物は、各制御
筐体7-1〜7-n、8-1〜8-n内の計量器によって計量さ
れ、この計量信号は、制御部(図示せず)に送出され
る。
【0013】制御部では、入力される各計量値に基づい
て、組合せ演算を行ない、目標重量に対する最適組合せ
を選定して、選定された被計量物を収容している計量ホ
ッパの排出ゲートが開かれる。
【0014】各計量ホッパ9-1〜9-n、10-1〜10-n
の下方には、集合コンベア13が設置されており、組合
せ選定されて排出された被計量物は、集合コンベア13
によって包装機14に搬送され、包装される。
【0015】なお、この間にも、空になったプールホッ
パおよび計量ホッパには被計量物が順次収容されて、組
合せ排出動作が繰返される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の組合せ計量装置では、1つの投入口から被
計量物を受ける2つの計量ホッパを、計量器に支持され
ている側面と反対側の側面同士が互いに対向するように
配置し、この2つの計量ホッパの並び方向と直交する方
向へ他の計量ホッパを一列に配列しているので、筐体1
の側面をたとえ開口しても、筐体の両端側の計量ホッパ
-1、9-n、10-1、10-nしか見ることができず、そ
の間に並んでいる計量ホッパ9-2〜9-n-1、10-2、1
-n-1に対する点検作業や洗浄作業等のメンテナンス
を、簡単に行なうことができなかった。また、筐体1の
上面側を開閉できるようにしても、上方からだけでは、
ホッパの着脱作業はできても、各計量ホッパのゲートの
動きや各計量ホッパから排出される被計量物の移送状態
を実際の動作位置で正確に把握できない。
【0017】本発明は、上記課題を解決して、計量ホッ
パのメンテナンス性を向上させた組合せ計量装置を提供
することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の組合せ計量装置は、被計量物を上方から収
容室に受け入れ収容し計量後に排出ゲートの開閉によっ
て前記収容室から下方へ排出する複数の計量ホッパと、
前記各計量ホッパが片持ち状態で懸下される係止部をそ
れぞれ有し、該計量ホッパ内に収容される被計量物の重
量をそれぞれ計量するための複数の計量器と、前記複数
の計量ホッパの下方に配置され、該複数の計量ホッパか
ら組合せ排出された被計量物を集合させる集合手段と、
前記各計量ホッパの収容室が全体として一直線状に配置
されるように各計量器を支持する制御筐体と、前記制御
筐体に取り付けられ前記各排出ゲートを開閉駆動する開
閉駆動装置と、前記制御筐体の上面近傍から手前に向か
って前記計量ホッパの上方を覆うように延び、前記制御
筐体の上面近傍に一端側が回動自在に軸支されるととも
に、各計量ホッパに被計量物を投入するための投入口
が、各計量ホッパに対応付けて一直線状に複数設けられ
た略板状の上面カバー部、および該上面カバー部に連な
って設けられ前記各計量ホッパと前記集合手段の手前側
を覆うように下方に向かって延びる略板状の前面カバー
部とを有したカバー体とを備え、計量する場合には、前
記上面カバー部が略水平に保持されて被計量物の前記各
投入口に対する手投入を可能とし、メンテナンスする場
合には、前記上面カバー部と前面カバー部が手前側から
上向きに回動させられて前記複数の計量ホッパの上方お
よび前方並びに前記集合手段の前方を開放可能にしてい
る。
【0019】
【作用】このように構成したため、本発明の組合せ計量
装置では、カバー体の上面カバー部と前面カバー部とを
手前側から上向きに回動すれば、複数の計量ホッパの上
方および前方並びに集合手段の前方が開放されて、計量
器や開閉駆動装置に阻害されることなく、計量ホッパや
その下方の集合手段の動作や計量ホッパから集合手段へ
排出される被計量物の移送状態等をその前方側から容易
に視認でき、メンテナンスを容易に行なえる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の一実施例を
説明する。図1は、本発明の組合せ計量装置の概略の平
面図、図2は、図1のB−B線断面図である。
【0021】これらの図において、中空矩形状の筐体
(カバー体)15の長方形板状の上面カバー部15aに
は、その長さ方向に、N個の投入口15b-1〜15b-n
が一列に設けられ、また、上面カバー部15aの前縁に
は、下方に屈曲して筐体下端まで延びた前面カバー部1
5cが設けられている。上面カバー部15aの後縁側
は、上面カバー部15aと前面カバー部15cが、図2
に示すように、投入口の並び方向に沿った軸を中心にし
て回動できるように支持されており、その前面カバー部
15cに設けられた把手16を手前側から引き上げるこ
とによって筐体15の上面および前面が大きく開放でき
るようになっている。
【0022】各投入口15b-1〜15b-nの下方には、
それぞれプールホッパ30-1〜30-nが配置され、各プ
ールホッパ30-1〜30-nの下方には、それぞれ計量ホ
ッパ40-1〜40-nが配置されている。各プールホッパ
30-1〜30-nおよび各計量ホッパ40-1〜40-nは、
それぞれ直方体状に形成された制御筐体20-1〜20-n
の各前面部20a-1〜20a-nに着脱自在に取付けられ
ている。
【0023】筐体15の一方の内側壁に沿って一列に並
んだ制御筐体20-1〜20-nの前面部20a-1〜20a
-nの上部には、前方へスライドして、各プールホッパ3
-1〜30-nの開口面を塞ぐ板状のシャッタ21-1〜2
-nが設けられている。
【0024】また、この制御筐体20-1〜20-nの内部
には、それぞれ計量器26-1〜26-nと、プールホッパ
30-1〜30-nおよび計量ホッパ40-1〜40-nの排出
ゲートを開閉させ、シャッタ21-1〜21-nを駆動する
ための開閉駆動装置(図示せず)が収納されており、こ
の開閉駆動装置は、すべて後述する制御部によって制御
されている。
【0025】図3は、この制御筐体20-1と、プールホ
ッパ30-1および計量ホッパ40-1を示す図である。こ
の図において、制御筐体20-1の前面部20a-1の上部
側には、コ字状に形成され、その対向両片を前面部20
-1の前方側に突出する突出片22-1が取付けられてい
る。この突出片22-1は、プールホッパ30-1を係止す
るものであり、このために、対向両片の上部には、前部
上端から下方に切削形成された溝部22a-1と、後部上
端から斜め下方に切削形成された溝部22b-1とが設け
られている。
【0026】突出片22-1の下方には、突出片22-1
同様に形成され、計量ホッパ40-1を係止するために溝
部23a-1、23b-1を有し、制御筐体20-1内に収納
された計量器26-1に直結された突出片23-1が設けら
れている。
【0027】また、両突出片22-1、23-1の両側下方
には、プールホッパ30-1および計量ホッパ40-1を開
閉駆動するために、制御筐体20-1内の開閉駆動装置に
連結された回動自在な駆動レバー24a-1、24b-1
25a-1、25b-1が、それぞれ設けられている。
【0028】プールホッパ30-1は図3および図4に示
すように上部が開口され、ほぼ断面逆三角形状に形成さ
れており、下部両側の開口された傾斜部には、それぞれ
排出ゲート31-1、32-1が、両外側方向に回動自在に
取付けられている。
【0029】排出ゲート31-1、32-1は、それぞれ下
方において互いに当接するように設けられており、その
当接部から相対する排出ゲートの傾斜方向に屈曲された
屈曲部31a-1、32a-1がそれぞれ形成されている。
【0030】また、プールホッパ30-1には、その前面
側および背面側をU字状に連結するよう形成された分離
板33-1が取付けられており、分離板33-1の底部33
-1は、排出ゲート31-1、32-1の屈曲部31a-1
32a-1に沿って断面三角形状に形成されている。
【0031】この分離板33-1には、ホッパの背面側に
おいて、左右対称な腕部33b-1、33c-1が形成され
ており、それぞれの腕部33b-1、33c-1には、くの
字状に形成された作動片34-1、35-1が、その中央部
を支点として回動自在に取付けられている。作動片34
-1、35-1の一端側には、排出ゲート31-1、32-1
腕部31b-1、32b-1に回動自在に取付けられた連結
板36-1、37-1が回動自在に取付けられている。
【0032】また、作動片34-1、35-1と連結板36
-1、37-1のそれぞれの連結部間には、バネ38-1が係
止されており、このバネ38-1によって、作動片3
-1、35-1は内側方向に力を受けるが、分離板33-1
の腕部33b-1、33c-1の上部から突出したストッパ
33d-1、33e-1が作動片34-1、35-1に当接して
いるため、両排出ゲート31-1、32-1が閉じている場
合は、作動片34-1、35-1と連結板36-1、37-1
はそれぞれほぼ直線上に並ぶことになる。
【0033】プールホッパ30-1の背面側上部には、こ
の中間ホッパ30-1を制御筐体20-1の突出片22-1
係止するために、コの字状に形成された係止部39-1
設けられている。係止部39-1は、対向した両片39a
-1、39b-1の間に前後2本の支持棒39c-1、39d
-1が横架されて形成されている。
【0034】そして、この係止部39-1の2本の支持棒
39c-1、39d-1が筐体20-1の突出片22-1の前後
に設けられた溝部22a-1、22b-1にそれぞれ係止さ
れて、プールホッパ30-1が制御筐体20-1に取付けら
れている。
【0035】なお、プールホッパ30-1の排出ゲート3
-1、32-1の一方が開いている間は、制御筐体20-1
のシャッタ21-1が前方へスライドして、プールホッパ
30-1の開口面を塞ぐように制御されている。
【0036】プールホッパ30-1の下方に配置された計
量ホッパ40-1は、プールホッパ30-1のほぼ2倍の内
容積を有し、ほぼ相似した形状に形成されている。即
ち、計量ホッパ40-1は、図3および図5に示すよう
に、上部が開口され、ほぼ断面逆三角形状に形成されて
おり、両側の傾斜部には排出ゲート41-1、42-1が取
付けられている。
【0037】また、排出ゲート41-1、42-1の下部に
は、相対する排出ゲートの傾斜方向に屈曲された屈曲部
41a-1、42a-1が形成されており、プールホッパ3
-1と同様に、この屈曲部41a-1、42a-1に沿って
形成された断面三角形状の底部43a-1を有するU字状
の分離板43-1が、計量ホッパ40-1の前面側および背
面側を連結するように取付けられている。
【0038】分離板43-1は、ホッパ背面側において、
対称な腕部43b-1、43c-1が形成されており、この
腕部43b-1、43c-1には、前記同様に、作動片44
-1、45-1が回動自在に取付けられ、さらに作動片44
-1、45-1の一端側と、排出ゲート41-1、42-1の腕
部41b-1、42b-1とをそれぞれ連結する連結板46
-1、47-1が回動自在に取付けられている。
【0039】作動片44-1、45-1と連結板46-1、4
-1との連結部間にはバネ48-1が係止され、前記同様
に、分離板43-1の腕部43b-1、43c-1の上部より
突出したストッパ43d-1、43e-1が作動片44-1
45-1の内側方向への動きを停止している。
【0040】また、計量ホッパ40-1の内側中央には、
上部から排出ゲート41-1、42-1の屈曲部41a-1
42a-1に当接するように設けられた仕切板49-1が取
付けられており、計量ホッパ40-1は、この仕切板49
-1によって内部に2個の収納室50-1、51-1が形成さ
れている。
【0041】計量ホッパ40-1の背面上側には、この計
量ホッパ40-1を制御筐体20-1内の計量器26-1に直
結して突設された突出片23-1に係止するために、コの
字状に形成された係止部52-1が設けられている。この
係止部52-1は、プールホッパ30-1と同様に、対向し
た両辺52a-1、52b-1の間に前後2本の支持棒52
-1、52d-1が横架されて形成されている。
【0042】そして、この係止部52-1が筐体の突出片
23-1に係止されて、計量ホッパ40-1が計量器26-1
に支持されている。
【0043】プールホッパ30-1および計量ホッパ40
-1は、制御筐体前面部20a-1に取付けられた時、それ
ぞれのホッパの作動片34-1、35-1、44-1、45-1
の自由端側が、制御筐体前面側20a-1に設けられた駆
動レバー24a-1、24b-1、25a-1、25b-1の下
部にそれぞれ位置する。したがって、例えば、計量ホッ
パ40-1の作動片44-1が駆動レバー25a-1によって
反時計回り(図3において)に回動すると、作動片44
-1の一端側が外側方向に回動し、連結板46-1が反時計
回り(図5において)に連動するため、排出ゲート41
-1が開くことになる。駆動レバー25a-1の駆動がなく
なると、作動片44-1の一端側がバネ48-1の付勢力に
よって排出ゲート41-1が閉じることになる。
【0044】なお、他の制御筐体、プールホッパおよび
計量ホッパの構成も上記構成と全く同様に、各投入口の
直下にプールホッパが配置され、その下方に計量ホッパ
が配置され、プールホッパおよび計量ホッパは、筐体の
前面カバー部と反対側の制御筐体側から支持され開閉駆
動される。
【0045】以上のように構成されたプールホッパ30
-1〜30-nおよび計量ホッパ40-1〜40-nの下方に
は、図2に示すように、計量ホッパ40-1〜40-nから
排出される被計量物を受けて、その被計量物を搬送する
集合コンベア53が設けられている。
【0046】集合コンベア53は、包装機54に接続さ
れており、集合コンベア53によって搬送された被計量
物は包装機54によって、ひとまとめに包装される。前
記した筐体15の上面カバー部15aがほぼ水平状態の
ときには、前面カバー部15cはプールホッパ、計量ホ
ッパおよび集合コンベアの手前側を覆っている。
【0047】なお、上記のシャッタ21-1〜21-nの駆
動および各ホッパの排出ゲートの開閉は制御部によって
行なわれる。図6は、この制御部の概略構成を示す図で
ある。
【0048】図6において、55-1〜55-nは、各計量
器26-1〜26-nからの計量信号を受けて、各計量ホッ
パ40-1〜40-nの収納室50-1〜50-n、51-1〜5
-nに収容された被計量物の重量値を算出し、算出され
た重量値を記憶する計量値演算回路である。
【0049】56は、組合せ信号Aが入力される毎に、
計量値演算回路55-1〜55-nからの各重量値に基づい
て異なるすべての組合せで組合せ演算を行ない、目標重
量に対する最適組合せを選定し、この選定信号を出力す
る組合せ選定回路である。
【0050】この組合せ信号Aは、例えばフットスイッ
チなどを操作することによって入力される。
【0051】57は、組合せ選定回路56からの選定信
号を受けて、選定信号に対応する制御筐体内の開閉駆動
装置に排出信号を送出して、組合せ選定された被計量物
を排出させる排出制御装置である。
【0052】この排出制御装置57は、排出されて空に
なった収納室に対応するプールホッパの排出ゲートを、
収容信号によって開かせ、プールホッパ内の被計量物を
各収納室に収容させる。
【0053】次に上記実施例の動作について説明する。
予め、すべてのプールホッパ30-1〜30-nおよび計量
ホッパ40-1〜40-nには被計量物が収容されていない
とする。
【0054】ここで、投入口15b-1〜15b-nから、
手動によって各プールホッパ30-1〜30-nに被計量物
を投入すると、計量ホッパ40-1〜40-nに被計量物が
収容されていないため、排出制御装置57からの収容信
号によって、各制御筐体20-1〜20-nの一方側(例え
ば左側)の駆動レバー24a-1〜24a-nが反時計回り
(図3において)に回動する。このため、各プールホッ
パ30-1〜30-nの一方側の作動片34-1〜34-nが回
動し、連結板36-1〜36-nが時計回り(図4におい
て)に回動して一方側の排出ゲート31-1〜31-nが開
き、収容されていた被計量物が排出される。
【0055】排出ゲート31-1〜31-nが開いている間
は、各シャッタ21-1〜21-nがそれぞれ投入口15b
-1〜15b-nを塞いで、誤投入が防止される。
【0056】各プールホッパ30-1〜30-nから排出さ
れた被計量物は、それぞれ計量ホッパ40-1〜40-n
一方側の収納室50-1〜50-nに収容される。この計量
値は各計量器26-1〜26-nによって計量され、計量値
演算回路55-1〜55-nにおいて、左側収納室50-1
50-nに収容された被計量物の重量値として記憶され
る。
【0057】被計量物が各計量ホッパ40-1〜40-n
収容されて、各プールホッパ30-1〜30-nの排出ゲー
ト31-1〜31-nが閉じると各シャッタ21-1〜21-n
が制御筐体20-1〜20-n内に収納され、各投入口15
-1〜15b-nが開く。
【0058】次の被計量物がプールホッパ30-1〜30
-nに投入されると、前記同様に制御部からの収容信号に
よって、他方側(右側)の排出ゲート32-1〜32-n
開かれ、計量ホッパ40-1〜40-nの他方側の収納室5
-1〜51-nに被計量物が収容される。
【0059】この計量値は、計量値演算回路55-1〜5
-nに送出され、この各計量値から、前記左側収納室5
-1〜50-nに収容された被計量物の重量値が減算さ
れ、減算結果は、右側収納室51-1〜51-nに収容され
た被計量物の重量値としてそれぞれ記憶される。
【0060】ここで、フットスイッチ等の操作によって
組合せ信号Aが入力されると、計量値演算回路55-1
55-nに記憶された各重量値に基づいて、目標重量に対
する最適組合せが選定される。
【0061】このとき、例えば計量ホッパ40-1の左側
収納室50-1に収容された被計量物が組合せ選定された
とすると、排出制御装置57からの排出信号によって、
駆動レバー25a-1が回動し、計量ホッパ40-1の作動
片44-1が反時計回り(図5において)に回動するため
排出ゲート41-1が開き、収納室50-1に収容されてい
た被計量物が、組合せに選定された他の被計量物ととも
に集合コンベア53に排出される。
【0062】集合コンベア53上の排出された被計量物
は、搬送されて包装機54によって包装される。
【0063】収納室50-1が空になると、排出制御装置
57の収容信号によって、駆動レバー24a-1が駆動さ
れ、プールホッパ30-1の排出ゲート31-1が開いて、
次の被計量物が収納室50-1に収容され、その計量値が
記憶される。
【0064】以下、同様にして、組合せ信号Aの入力毎
に組合せ選定された被計量物が順次排出される。
【0065】なお、図2に示したように、筐体15の前
面カバー部15cの把手16を上方に引き上げれば、全
てのプールホッパと計量ホッパ並びに集合コンベアを、
上方からだけでなく、前面側から見ることができ、各プ
ールホッパ30-1〜30-n、計量ホッパ40-1〜40-n
および集合コンベア53等の点検を容易に行なうことが
できる。
【0066】なお、上記実施例では、計量ホッパ40-1
〜40-nから排出された被計量物を集合コンベア52に
よって搬送していたが、集合コンベアの代わりに集合シ
ュートを設けて、排出された被計量物をまとめるように
してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組合せ計
量装置では、カバー体の上面カバー部と前面カバー部と
を手前側から上向きに回動すれば、複数の計量ホッパの
上方および前方並びに集合手段の前方が開放されて、計
量器や開閉駆動装置に阻害されることなく、計量ホッパ
やその下方の集合手段の動作や計量ホッパから集合手段
へ排出される被計量物の移送状態等を実際の動作位置で
その前方側から容易に視認でき、メンテナンスを容易に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略平面図
【図2】図1のB−B線断面図
【図3】実施例の要部を示す斜視図
【図4】実施例のプールホッパを示す背面図
【図5】実施例の計量ホッパを示す背面図
【図6】実施例の制御部を示す概略のブロック図
【図7】従来装置の概略平面図
【図8】図7のA−A線断面図
【符号の説明】
15 筐体 15a 上面カバー部 15b-1〜15b-n 投入口 15c 前面カバー部 20-1〜20-n 制御筐体 21-1〜21-n シャッタ 26-1〜26-n 計量器 30-1〜30-n プールホッパ 31-1〜31-n、32-1〜32-n 排出ゲート 40-1〜40-n 計量ホッパ 41-1〜41-n、42-1〜42-n 排出ゲート 49-1〜49-n 仕切板 50-1〜50-n、51-1〜51-n 収納室 53 集合コンベア 55-1〜55-n 計量値演算回路 56 組合せ選定回路 57 排出制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計量物を上方から収容室に受け入れ収容
    し計量後に排出ゲートの開閉によって前記収容室から
    方へ排出する複数の計量ホッパと、 前記各計量ホッパが片持ち状態で懸下される係止部をそ
    れぞれ有し、該計量ホッパ内に収容される被計量物の重
    量をそれぞれ計量するための複数の計量器と、前記複数
    の計量ホッパの下方に配置され、該複数の計量ホッパか
    ら組合せ排出された被計量物を集合させる集合手段と、 前記各計量ホッパの収容室が全体として一直線状に配置
    されるように各計量器を支持する制御筐体と、 前記制御筐体に取り付けられ前記各排出ゲートを開閉駆
    動する開閉駆動装置と、 前記制御筐体の上面近傍から手前に向かって前記計量ホ
    ッパの上方を覆うように延び、前記制御筐体の上面近傍
    に一端側が回動自在に軸支されるとともに、各計量ホッ
    パに被計量物を投入するための投入口が各計量ホッパに
    対応付けて一直線状に複数設けられた略板状の上面カバ
    ー部、および該上面カバー部に連なって設けられ前記各
    計量ホッパと前記集合手段の手前側を覆うように下方に
    向かって延びる略板状の前面カバー部とを有したカバー
    体とを備え、 計量する場合には、前記上面カバー部が略水平に保持さ
    れて被計量物の前記各投入口に対する手投入を可能と
    し、メンテナンスする場合には、前記上面カバー部と前
    面カバー部が手前側から上向きに回動させられて前記複
    数の計量ホッパの上方および前方並びに前記集合手段の
    前方を開放可能にしたことを特徴とする組合せ計量装
    置。
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JPS6015633U (ja) * 1983-07-12 1985-02-02 株式会社 石田衡器製作所 組合せ計量装置

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