JP2005152283A - 粒体貯蔵供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンパクトな計量供給機構を備えた米等の粒体貯蔵供給装置を提供する。
【解決手段】 粒体を貯蔵するホッパーと、該ホッパーの底部から落下する粒体を受止める上部開口状の着脱容器と、前記ホッパーと着脱容器の間に配設された計量供給機構とを備えた粒体貯蔵供給装置において、前記計量供給機構は、開閉装置を始点位置又は終点位置まで回動したとき、下部作動板の下部シャッタ部により計量シュートの下口を遮蔽する一方、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、ホッパーから計量シュートに粒体を供給し充填する。また、開閉装置を終点位置又は始点位置まで回動したとき、上部作動板の上部シャッタ部により計量シュートの上口を遮蔽する一方、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめ、計量シュートから粒体を着脱容器に落下する。このような計量シュートが中心縦軸回りに複数配設されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、穀物等の粒体貯蔵供給装置に関するものであり、特に、米びつに貯蔵した米を所定量毎に供給できるように構成したものに関する。
従来、家庭用の米びつは、米を貯蔵するホッパーの下部に計量供給機構を備えており、通常、ユーザがレバーを操作したとき、1回の操作で1合に相当する量の米を供給可能とするように構成されている。計量供給機構により供給された米は、引出しを構成する着脱容器に受止められる。従って、ユーザは、レバーの操作回数に応じた量の米を着脱容器に供給することができるので(レバーを1度だけ操作すると1合の米が供給され、2度操作すると2合の米が供給される)、着脱容器内の米を炊飯器に移しかえることにより、必要量の米飯を炊飯することができる。
このような米びつにおける米の計量供給機構は、従来では、上下に配置されたホッパーと着脱容器の間に円筒状のロータを配置し、該ロータを横軸の回りに回転自在に軸支している。ロータは、米1合に相当するカップ部の周壁一部を切欠することにより開口部を形成しており、開口部を上向きとした状態でカップ部に1合の量の米を受入れた後、ロータを回動し、開口部を下向きとすることにより、カップ部から米を下方の着脱容器に落下供給する。
特開平10−192170号公報 特開2002−65482号公報 特開2003−116724号公報
従来の計量供給機構によれば、ロータを横軸回りに回動せしめ、開口部を上向きとした状態で米をカップ部に受入れ、開口部を下向きとした状態で米をカップ部から着脱容器に落下供給せしめる構成であるため、ロータを少なくとも180度以上回動するように構成しなければならない。このため、ロータを回動せしめるための操作レバーのストロークが大きくなり、操作性が良くないという問題がある。
また、円筒形のカップ部が米1合に相当する容積を有していることが必要であり、このようなカップ部の大きさによりロータの寸法形状が制約を受けるため、コンパクト化が困難であり、特に、単身者や少人数世帯のための小容量の米びつには不適当であるという問題がある。
本発明は、計量供給機構を複数に分割することにより、計量供給機構のコンパクト化を可能とし、小容量の米びつに好適に実施できる装置を提供する。また、この際、分割形成された複数の計量シュートの上口と下口を中心縦軸の回りに往復回動される開閉装置により開閉せしめる構成とすることにより、開閉装置を回動するための操作レバーのストロークが可及的小さく、操作性の良好な装置を提供する。
そこで、本発明が手段として構成したところは、粒体を貯蔵するホッパーと、該ホッパーの底部から落下する粒体を受止める上部開口状の着脱容器と、前記ホッパーと着脱容器の間に配設された計量機構とを備えた粒体貯蔵供給装置において、前記計量機構は、ホッパーに連通する上口と着脱容器に連通する下口を有する計量シュートの複数を中心縦軸の周方向に間隔をあけて配置した固定の計量供給体と、該計量供給体の上下に配置された上部作動板と下部作動板を前記中心縦軸の回りに相互一体的に回動自在となるように設けた開閉装置とから構成され、前記開閉装置の上部作動板は、複数の計量シュートのそれぞれの上口を開口せしめる供給口を周方向に間隔をあけて配置すると共に、隣り合う供給口の間に上部シャッタ部を形成しており、前記開閉装置の下部作動板は、複数の計量シュートのそれぞれの下口を開口せしめる落下口を周方向に間隔をあけて配置すると共に、隣り合う落下口の間に下部シャッタ部を形成しており、前記開閉装置を回動することにより、下部作動板の下部シャッタ部により計量シュートの下口を遮蔽したとき、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、上部作動板の上部シャッタ部により計量シュートの上口を遮蔽したとき、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめるように構成されて成る点にある。
本発明の第1実施形態において、開閉装置は、中心縦軸回りで始点と終点の間の所定角度の範囲で往復回動自在に構成されており、開閉装置が始点位置に位置するとき、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、下部作動板の下部シャッタ部が計量シュートの下口を遮蔽するように構成され、開閉装置が終点位置に位置するとき、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめ、上部作動板の上部シャッタ部が計量シュートの上口を遮蔽するように構成されており、開閉装置が始点位置から終点位置に往動するとき、計量シュートの上口が上部作動板の上部シャッタ部により遮蔽されるまで、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に連通されないように構成されている。従って、本発明の第1実施形態によれば、ユーザが開閉装置を始点から終点まで往動する往動行程により、複数の計量シュートの容積の合計に相当する量の粒体が着脱容器に対して供給される。尚、開閉装置を終点から始点まで復動する復動行程においては、米は供給されない。
本発明の第2実施形態において、開閉装置は、中心縦軸回りで始点と終点の間の所定角度の範囲で往復回動自在に構成されており、開閉装置が始点位置に位置するとき、上部作動板の上部シャッタ部が計量シュートの上口を遮蔽し、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめるように構成され、開閉装置が終点位置に位置するとき、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、下部作動板の下部シャッタ部が計量シュートの下口を遮蔽するように構成されており、開閉装置が終点位置から始点位置に復動するとき、計量シュートの上口が上部作動板の上部シャッタ部により遮蔽されるまで、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に連通されないように構成されている。従って、本発明の第2実施形態によれば、ユーザが開閉装置を始点から終点まで往動する往動行程においては、米は供給されないが、終点から始点まで復動する復動行程により、複数の計量シュートの容積の合計に相当する量の粒体が着脱容器に対して供給される。
本発明により米びつを構成する場合、計量体は、中心縦軸の周方向にほぼ180度離間する2つの計量シュートを配設し、各計量シュートの容積を米0.5合に相当するように構成することが好ましい。
この際、各計量シュートは、中心縦軸の近傍に位置する幅狭部から外周に位置する幅広部に向けて次第に広がる対向壁を有するほぼ扇形の横断面形状に形成され、前記幅狭部に位置して対向壁に内嵌される無洗米用アダプタを計量シュートに挿脱自在に設けることが好ましい。従って、ユーザが無洗米を貯蔵する場合は、前記アダプタを挿着することにより、計量シュートの容積を無洗米に適合するように調整することが可能になる。
更に、本発明の好ましい実施形態において、計量機構及び着脱容器を組込んだ本体ハウジングと、該本体ハウジングの上部に連設されるホッパーとが相互に着脱自在に構成されており、本体ハウジングをホッパーの上部開口から内部に収納することができる。これにより、保管・運搬時における製品の梱包がコンパクトになる。
請求項1に記載の本発明によれば、計量供給機構を構成する計量シュートが複数に分割形成されているので、計量供給機構をコンパクト化することが可能であり、特に、小容量の米びつに好適に実施可能となる。しかも、分割形成された複数の計量シュートの上口と下口を中心縦軸の回りに往復回動される開閉装置により開閉せしめる構成であるから、開閉装置を回動するための操作レバーのストロークが短くなり、操作性が良好になるという効果がある。
従って、請求項2に記載の本発明のように、ユーザが開閉装置を始点から終点まで往動する往動行程において複数の計量シュートの容積の合計に相当する量の粒体を供給するように構成するか、請求項3に記載の本発明のように、ユーザが開閉装置を終点から始点まで復動する復動行程において複数の計量シュートの容積の合計に相当する量の粒体を供給するように構成するか、何れかを任意に選択して設計することが可能になり、何れの場合でも使い勝手の良い貯蔵供給装置を提供することができる。
そして、請求項4に記載の本発明によれば、計量体が2つの計量シュートを配設しており、各計量シュートの容積を米0.5合に相当するように形成しているので、開閉装置の1回の操作により1合に相当する量の米を供給することができ、米びつに対して好適に実施することができる。
この際、請求項5に記載の本発明によれば、ユーザが無洗米を貯蔵する場合は、無洗米用アダプタを挿着することにより、計量シュートの容積を無洗米に適合するように調整することが可能であり、アダプタの挿着構造が簡単であり、しかも、アダプタが計量シュート内で好適に定置されるという効果がある。
更に、請求項6に記載の本発明によれば、計量供給機構及び着脱容器と共に本体ハウジングをホッパーの上部開口から内部に収納することができるので、製品の梱包がコンパクトになり、保管・運搬時におけるコストの低減に寄与できる。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の粒体貯蔵供給装置1を米びつに適用した例を示しており、米びつは、床面に設置される本体ハウジング2と、該本体ハウジングの上部に着脱自在に積載されるホッパー3と、該ホッパーの上部開口を施蓋する開閉蓋4とから構成されている。
本体ハウジング2は、後部の底部を後方に向けて上向き傾斜状に形成すると共に、該後部の底部に車輪5を備えており、ユーザが前部を僅かに持ち上げてやると車輪5を介して走行自在であり、前部の底部を床面に設置した状態では走行不能となる。
本体ハウジング2の前部には、下側に配置された着脱容器6と、上側に配置された計量供給機構7とが格納状態で設けられている。着脱容器6は、ホッパー3の底部から落下する粒体(米)を計量供給機構7を介して受止める上部開口状の容器であり、図3に示すように、本体ハウジング2のレール8、8にスライド自在に案内され、図1に実線で示す格納位置と鎖線で示す引出位置との間で移動自在な引出しを構成しており、更に、本体ハウジング2から完全に引抜くことができる。
計量供給機構7は、図2ないし図4に示すように、計量供給体9と、該計量供給体9の上下に配置された上部作動板10と下部作動板11とから成る開閉装置12とにより構成されている。
計量供給体9は、中心縦軸V(図4参照)の周方向に間隔をあけて複数の計量シュート13、13を設けており、各計量シュート13は、上下に、ホッパー3に連通する上口14と、着脱容器6に連通する下口15を開設している。図例の場合、一対の計量シュート13、13が中心縦軸Vの周方向にほぼ180度離間して配設されており、各計量シュート13の容積を米0.5合に相当するように構成している。図示実施例において、計量供給体9は、中心縦軸Vと同心状の内側筒壁16と外側筒壁17を備えており、本体ハウジング2に設けられた縦軸部材18に内側筒壁16を外挿せしめられる。この際、外側筒壁17の外周には固定壁19が突設されており、該固定壁19を本体ハウジング2に設けられた嵌合壁20に嵌合せしめることにより、計量供給体9を本体ハウジング2に対して固定せしめられる。即ち、計量供給体9は縦軸部材18に対して回転不能とされる。
開閉装置12の上部作動板10は、複数の計量シュート13、13のそれぞれの上口14を開口せしめる供給口21、21を中心縦軸Vの周方向に間隔をあけて配置すると共に、隣り合う供給口21、21の間に上部シャッタ部22、22を形成した円板部23を備えており、縦軸部材18の上端の小径軸部18aに回転自在に外挿される軸孔24を円板部23の中心部に開設している。
開閉装置12の下部作動板11は、複数の計量シュート13、13のそれぞれの下口15を開口せしめる落下口25、25を中心縦軸Vの周方向に間隔をあけて配置すると共に、隣り合う落下口25、25の間に下部シャッタ部26、26を形成した円板部27を備えており、縦軸部材18に回転自在に外挿される軸孔28を円板部27の中心部に開設している。
開閉装置12を構成する上部作動板10と下部作動板11は、中心縦軸Vを構成する縦軸部材18の回りに相互一体的に回動自在となるように構成されており、図示実施例の場合、上部作動板10と下部作動板11の一方(図例の場合、上部作動板10)に設けた筒状壁29の端縁を、上部作動板10と下部作動板11の他方(図例の場合、下部作動板11)に設けた皿状周壁30に嵌着せしめることにより、上部作動板10と下部作動板11が一体的に結合されている。この際、開閉装置12を後述する始点位置Sと終点位置Eの間で回動可能とするため、前記筒壁19には、計量供給体9の固定壁19に干渉しないように切欠部31が形成されている。切欠部31から残存された筒壁19は、本体ハウジング2の前面開口部を被うように配置され、該前面開口部の左右壁の端縁32、33の間で筒壁19を回動せしめる摘み部34が筒壁19に設けられている。尚、開閉装置12は、摘み部34を一方の端縁32に当接せしめた状態で後述する始点位置Sに位置され、摘み部34を他方の端縁33に当接せしめた状態で後述する終点位置Eに位置されるが、始点位置Sと終点位置Eの間において、端縁32、33間の前面開口部に切欠部31が現れることはなく、該前面開口部を常に筒壁19により被うように構成されている。
図4に示すように、計量供給体9の計量シュート13、13は、それぞれ中心軸線Vの近傍に位置する内側筒壁16により規定される幅狭部から、外周に位置する外側筒壁17により規定される幅広部に向けて次第に広がる対向壁w、wを有するほぼ扇形の横断面形状を有しており、前記幅狭部に位置して対向壁w、wに内嵌される無洗米用アダプタ35を各計量シュート13に挿脱自在に設けている。これにより、無洗米用アダプタ35を計量シュート13に挿着した状態で、計量シュート13の容積が無洗米0.5合に相当するように容積を減じる。この際、無洗米用アダプタ35は、幅狭部に位置して内側筒壁16に接した状態で、両側をテーパ状の対向壁w、wに内嵌されるので、単に挿着するだけでガタツキなく安定的に内嵌される。
ホッパー3は、本体ハウジング2の上部に搭載された状態で、着脱機構36により固着される。図5及び図6に示すように、着脱機構26は、本体ハウジング2の側壁上縁部に形成されたポケット部37の上壁38と、ホッパー3の側壁下縁部に形成されたポケット部39の下壁40と、上壁38に下壁40を重ね合わせた状態で相互に着脱自在に固着するスライダ41とから構成されている。
本体ハウジング側の上壁38は、ポケット部37に沿って下向きに折曲形成された案内リブ42と、該上壁38から上向きに折曲されると共に前記案内リブ42の長手方向に沿って切欠部43を介して配置された受リブ44、44を形成している。これに対し、ホッパー側の下壁40は、該下壁40から上向きに折曲されると共に前記上向きリブ44、44を嵌入せしめる切欠部45を介して配置された係止リブ46、46を形成している。従って、上壁38に下壁40を重ね合わせた状態で、上壁38の受リブ44、44が下壁40の切欠部45、45に嵌入され、下壁40の係止リブ46、46が上壁38の切欠部43、43に嵌入され、受リブ44、44と係止リブ46、46の頂面がほぼ面一状態となるように構成されている。
スライダ41は、上下に配置されるポケット部39、37を側面からほぼ被うような操作板47にガイド爪48と係止爪49、49を設けており、本体ハウジング側の上壁38に対してスライド自在となるように、ガイド爪48を案内リブ42に係止し、係止爪49、49を受リブ44、44に係止しており、係止爪49、49を受リブ44、44の上に位置せしめた状態で、切欠部43、43を開放せしめるように構成されている。
従って、図6(A)に示すように、本体ハウジング側の上壁38の切欠部43、43を開放せしめた状態で、該上壁38にホッパー側の下壁40の係止リブ46、46を嵌入せしめた後、スライダ41をスライドすれば、図6(B)に示すように、スライダ41の係止爪49、49が係止リブ46、46を抱持し、これによりホッパー3が本体ハウジング2に固定される。反対に、この状態からスライダ41をスライドすることにより、本体ハウジング側の上壁38の切欠部43、43を開放せしめれば、該切欠部43、43から係止リブ46、46が引抜自在となるので、ホッパー3を本体ハウジング2から取外すことができる。
図2及び図3に示すように、ホッパー3の少なくとも上部における内法に関する縦幅寸法W1及び横幅寸法W2と、本体ハウジング2の下端フランジ部50を除く外法に関する縦幅寸法W3及び横幅寸法W4は、W1>W3かつW2>W4となるように形成されている。従って、計量供給機構7及び着脱容器6を本体ハウジング2に組込んだ状態で、該本体ハウジング2は、転倒せしめることによりホッパー3の上部開口から内部に収納することができる。
開閉蓋4は、ホッパー3の上部開口を着脱開閉自在としており、防虫剤を収納したカセット容器51を着脱自在に固着せしめる固着爪52を該開閉蓋4の内面に設けている。カセット容器51は、多数の通孔を設けており、防虫剤により、ホッパー3に貯蔵された米内のコクゾウ虫その他の害虫を忌避するために役立つ。
本発明の第1実施形態における計量供給機構7の作用を図7に示している。図7(A)は、開閉装置12(上部作動板22及び下部作動板11)を始点位置Sに位置せしめた状態を示している。この状態において、上部作動板10の供給口21、21が計量シュート13、13の上口14、14に重なり合い、該上口14、14を開口せしめている。これに対して、下部作動板11は、下部シャッタ部26、26により計量シュート13、13の下口15を遮蔽している。従って、ホッパー3に貯蔵された米は、該ホッパー3の開口3aを介して計量シュート13、13に供給され、各計量シュート13に0.5合に相当する量の米が充填される。
図7(B)に示すように、摘み部34を介して、開閉装置12(上部作動板22及び下部作動板11)を終点位置Eまで回動すると、先ず、上部作動板10の上部シャッタ部22、22が計量シュート13、13の上口14、14を遮蔽し、ホッパー3からの米の供給を遮断した後、下部作動板11の落下口25、25が計量シュート13、13の下口15、15に重なり合い、該下口15、15を開口せしめる。従って、計量シュート13、13に充填されていた米は、本体ハウジング2の開口2aを介して着脱容器6に落下され受止められる。
このように、第1実施形態によれば、始点位置Sと終点位置Eの間で往復回動する開閉装置12の往動行程により、一対の計量シュート13、13を介して合計1合に相当する量の米が着脱容器6に供給される。従って、同様の操作を2度行えば、2合に相当する量の米を着脱容器6に供給することができる。
尚、図示実施例において、上部作動板10の供給口21及び下部作動板11の落下口25は、それぞれ計量シュート13、13の上口14及び下口15の形状に合致する扇形のものとして示したが、ホッパー3から計量シュート13、13に対する米の供給充填と、計量シュート13、13から着脱容器6に対する米の落下を円滑に行わしめるようなものであれば良く、図示の形状に限定されるものではない。同様に、図例では、ホッパー3の開口3a及び本体ハウジング2の開口2aも、それぞれ計量シュート13、13の上口14及び下口15の形状に合致する扇形のものとして示したが、このような形状に限定されるものではない。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態を示している。上述した第1実施形態において、開閉装置12は、始点位置Sでホッパー3から計量シュート13、13に対する米の供給充填を行わしめ、終点位置Eで計量シュート13、13から着脱容器6に対する米の落下を行わしめたが、第2実施形態は、終点位置Eでホッパー3から計量シュート13、13に対する米の供給充填を行わしめ、始点位置Sで計量シュート13、13から着脱容器6に対する米の落下を行わしめるように構成されており、それ以外の構成は、上述した第1実施形態と同様である。
図8(A)に示すように、開閉装置12(上部作動板22及び下部作動板11)を始点位置Sに位置せしめた状態において、上部作動板10の上部シャッタ22、22が計量シュート13、13の上口14、14を遮蔽している。従って、ホッパー3から計量シュート13、13に米が供給充填されることはなく、計量シュート13、13は「空」の状態とされている。
図8(B)に示すように、摘み部34を介して、開閉装置12(上部作動板22及び下部作動板11)を終点位置Eまで回動すると、先ず、下部作動板11の下部シャッタ部26、26が計量シュート13、13の下口15、15を遮蔽した後、上部作動板10の供給口21、21が計量シュート13、13の上口14、14に重なり合い、該上口14、14を開口せしめる。従って、ホッパー3に貯蔵された米は、該ホッパー3の開口3aを介して計量シュート13、13に供給され、各計量シュート13に0.5合に相当する量の米が充填される。
図8(C)に示すように、摘み部34を介して、開閉装置12(上部作動板22及び下部作動板11)を始点位置Sに回動し戻すと、先ず、上部作動板10の上部シャッタ部22、22が計量シュート13、13の上口14、14を遮蔽し、ホッパー3からの米の供給を遮断した後、下部作動板11の落下口25、25が計量シュート13、13の下口15、15に重なり合い、該下口15、15を開口せしめる。従って、計量シュート13、13に充填されていた米は、本体ハウジング2の開口2aを介して着脱容器6に落下され受止められる。
本発明の第1実施形態の全体を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態を示す縦断側面図である。 本発明の第1実施形態を示す縦断正面図である。 本発明の第1実施形態に係る計量供給機構を示す分解斜視図である。 本体ハウジングとホッパーの着脱機構を示す分解斜視図である。 着脱機構の作用を示しており、(A)は固着前の状態を示す縦断面図、(B)は固着状態を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る計量供給機構の作用を示しており、(A)は開閉装置が始点位置にあり計量シュートに対して粒体を供給充填している状態を示す説明図、(B)は開閉装置が終点位置に往動され計量シュートから粒体を落下している状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る計量供給機構の作用を示しており、(A)は開閉装置が始点位置にあり計量シュートが空の状態を示す説明図、(B)は開閉装置が終点位置に往動され計量シュートに対して粒体を供給充填している状態を示す説明図、(C)は開閉装置が再び始点位置に復動され計量シュートから粒体を落下している状態を示す説明図である。
符号の説明
1 粒体貯蔵供給装置
2 本体ハウジング
2a 開口
3 ホッパー
3a 開口
4 開閉蓋
6 着脱容器
7 計量供給機構
9 計量供給体
10 上部作動板
11 下部作動板
12 開閉装置
13 計量シュート
14 上口
15 下口
21 供給口
22 上部シャッタ部
25 落下口
26 下部シャッタ部
35 無洗米用アダプタ
36 着脱機構

Claims (6)

  1. 粒体を貯蔵するホッパーと、該ホッパーの底部から落下する粒体を受止める上部開口状の着脱容器と、前記ホッパーと着脱容器の間に配設された計量供給機構とを備えた粒体貯蔵供給装置において、
    前記計量供給機構は、ホッパーに連通する上口と着脱容器に連通する下口を有する計量シュートの複数を中心縦軸の周方向に間隔をあけて配置した固定の計量供給体と、該計量供給体の上下に配置された上部作動板と下部作動板を前記中心縦軸の回りに相互一体的に回動自在となるように設けた開閉装置とから構成され、
    前記開閉装置の上部作動板は、複数の計量シュートのそれぞれの上口を開口せしめる供給口を周方向に間隔をあけて配置すると共に、隣り合う供給口の間に上部シャッタ部を形成しており、
    前記開閉装置の下部作動板は、複数の計量シュートのそれぞれの下口を開口せしめる落下口を周方向に間隔をあけて配置すると共に、隣り合う落下口の間に下部シャッタ部を形成しており、
    前記開閉装置を回動することにより、下部作動板の下部シャッタ部により計量シュートの下口を遮蔽したとき、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、上部作動板の上部シャッタ部により計量シュートの上口を遮蔽したとき、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめるように構成されて成ることを特徴とする粒体貯蔵供給装置。
  2. 開閉装置は、中心縦軸回りで始点と終点の間の所定角度の範囲で往復回動自在に構成されており、
    開閉装置が始点位置に位置するとき、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、下部作動板の下部シャッタ部が計量シュートの下口を遮蔽するように構成され、
    開閉装置が終点位置に位置するとき、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめ、上部作動板の上部シャッタ部が計量シュートの上口を遮蔽するように構成されており、
    開閉装置が始点位置から終点位置に往動するとき、計量シュートの上口が上部作動板の上部シャッタ部により遮蔽されるまで、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に連通されないように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の粒体貯蔵供給装置。
  3. 開閉装置は、中心縦軸回りで始点と終点の間の所定角度の範囲で往復回動自在に構成されており、
    開閉装置が始点位置に位置するとき、上部作動板の上部シャッタ部が計量シュートの上口を遮蔽し、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に重なり該下口を開口せしめるように構成され、
    開閉装置が終点位置に位置するとき、上部作動板の供給口が計量シュートの上口に重なり該上口を開口せしめ、下部作動板の下部シャッタ部が計量シュートの下口を遮蔽するように構成されており、
    開閉装置が終点位置から始点位置に復動するとき、計量シュートの上口が上部作動板の上部シャッタ部により遮蔽されるまで、下部作動板の落下口が計量シュートの下口に連通されないように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の粒体貯蔵供給装置。
  4. ホッパーにより米びつを構成しており、計量体が中心縦軸の周方向にほぼ180度離間する2つの計量シュートを配設し、各計量シュートの容積を米0.5合に相当するように構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の粒体貯蔵供給装置。
  5. 各計量シュートは、中心縦軸の近傍に位置する幅狭部から外周に位置する幅広部に向けて次第に広がる対向壁を有するほぼ扇形の横断面形状を有しており、前記幅狭部に位置して対向壁に内嵌される無洗米用アダプタを計量シュートに挿脱自在に設けて成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の粒体貯蔵供給装置。
  6. 計量供給機構及び着脱容器を組込んだ本体ハウジングと、該本体ハウジングの上部に連設されるホッパーとを相互に着脱自在に構成し、計量供給機構及び着脱容器と共に本体ハウジングをホッパーの上部開口から内部に収納自在となるように構成して成ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の粒体貯蔵供給装置。
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