JP2629821B2 - シートベルト装置 - Google Patents
シートベルト装置Info
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- JP2629821B2 JP2629821B2 JP63119471A JP11947188A JP2629821B2 JP 2629821 B2 JP2629821 B2 JP 2629821B2 JP 63119471 A JP63119471 A JP 63119471A JP 11947188 A JP11947188 A JP 11947188A JP 2629821 B2 JP2629821 B2 JP 2629821B2
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- JP
- Japan
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- buckle
- seat
- storage box
- seat cushion
- fixed
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/26—Anchoring devices secured to the seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/02—Semi-passive restraint systems, e.g. systems applied or removed automatically but not both ; Manual restraint systems
- B60R2022/021—Means for holding the tongue or buckle in a non-use position, e.g. for easy access by the user
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、シートベルト装置に関するもので、特に、
ベンチシートに採用されるシートベルト装置に関するも
のである。
ベンチシートに採用されるシートベルト装置に関するも
のである。
b. 従来の技術 自動車では、リヤシートとしてベンチシートを採用す
る場合が多い。
る場合が多い。
このような自動車におけるリヤシートのシートベルト
装置は、第4図に示したように、バックル1またはタン
グ2をそれぞれ備えたウェビング3,4を車体の床等に固
定し、一方のウェビング4をリヤシート5の中央部にお
けるシートクッション6とシートバック7との間を通
し、そのタング2をシートクッション6の上面に導出さ
せるとともに、他方のウェビング3をリヤシート5の側
方からシートクッション6の上面に導出させている。
装置は、第4図に示したように、バックル1またはタン
グ2をそれぞれ備えたウェビング3,4を車体の床等に固
定し、一方のウェビング4をリヤシート5の中央部にお
けるシートクッション6とシートバック7との間を通
し、そのタング2をシートクッション6の上面に導出さ
せるとともに、他方のウェビング3をリヤシート5の側
方からシートクッション6の上面に導出させている。
c. 発明が解決しようとする課題 ところで、このようなリヤシート5では、バックル1
をリヤシート5の側端から床上へ落すことによってシー
トクッション6上から排除できるが、中央部に位置され
るタング2はシートクッション6上から排除できない。
をリヤシート5の側端から床上へ落すことによってシー
トクッション6上から排除できるが、中央部に位置され
るタング2はシートクッション6上から排除できない。
したがって、シートベルト装置を使用しない場合に
は、タング2上に着座する虞れがあり、突起感を覚える
ばかりでなく、折りたたみ式リヤシートの場合に、シー
トバック7を倒すと、シートバック7にタング2の跡が
残る虞れもある。
は、タング2上に着座する虞れがあり、突起感を覚える
ばかりでなく、折りたたみ式リヤシートの場合に、シー
トバック7を倒すと、シートバック7にタング2の跡が
残る虞れもある。
そこで、従来より、バックル収納ボックスをシートク
ッションの中央部のシートバック側端部に陥設し、バッ
クルを上記バックル収納ボックスに出没自在に配設した
シートベルト装置が提案されている。
ッションの中央部のシートバック側端部に陥設し、バッ
クルを上記バックル収納ボックスに出没自在に配設した
シートベルト装置が提案されている。
しかしながら、上記従来のシートベルト装置では、そ
のバックル収納ボックスがシートクッション内に埋設さ
れているだけで、その固定強度が十分でなかった。この
ため、バックルの操作に伴い傾斜して、乗員の体に当
り、不快感を与える不具合があった。
のバックル収納ボックスがシートクッション内に埋設さ
れているだけで、その固定強度が十分でなかった。この
ため、バックルの操作に伴い傾斜して、乗員の体に当
り、不快感を与える不具合があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、乗員に
不快感を与えることのないシートベルト装置を提供する
ことを目的とする。
不快感を与えることのないシートベルト装置を提供する
ことを目的とする。
d. 課題を解決するための手段 本発明では、上記目的を達成するために、上方に開口
を有するバックル収納ボックスと、バックルアッセンブ
リとを備えて成り、上記バックル収納ボックスをシート
クッションの中央部のシートバック側端部に陥設し、上
記バックルアッセンブリのバックルを上記バックル収納
ボックスに出没自在に配設したシートベルト装置におい
て、上記バックル収納ボックスを、上記シートクッショ
ンのセンターフレームに固着した第1および第2の保持
部材と、上記シートクッションのリヤフレームに固着し
た第3の保持部材とに固定し、上記バックルにアームの
一端を一体に固設し、該アームの他端部を上記バックル
収納ボックスから外部へ突出させ、上記シートクッショ
ンの第3の保持部材にブラケットを固定し、該ブラケッ
トの孔に挿通させたボルトを上記アームの他端部に形成
した孔とシートオートロックフックの孔に挿通させ、も
って、上記ボルトの軸を中心として上記バックルと上記
シートオートロックフックを共に回動自在に支承した構
成としている。
を有するバックル収納ボックスと、バックルアッセンブ
リとを備えて成り、上記バックル収納ボックスをシート
クッションの中央部のシートバック側端部に陥設し、上
記バックルアッセンブリのバックルを上記バックル収納
ボックスに出没自在に配設したシートベルト装置におい
て、上記バックル収納ボックスを、上記シートクッショ
ンのセンターフレームに固着した第1および第2の保持
部材と、上記シートクッションのリヤフレームに固着し
た第3の保持部材とに固定し、上記バックルにアームの
一端を一体に固設し、該アームの他端部を上記バックル
収納ボックスから外部へ突出させ、上記シートクッショ
ンの第3の保持部材にブラケットを固定し、該ブラケッ
トの孔に挿通させたボルトを上記アームの他端部に形成
した孔とシートオートロックフックの孔に挿通させ、も
って、上記ボルトの軸を中心として上記バックルと上記
シートオートロックフックを共に回動自在に支承した構
成としている。
e. 作用 バックル収納ボックスを、シートクッションのセンタ
ーフレームに固着した第1および第2の保持部材と、上
記シートクッションのリヤフレームに固着した第3の保
持部材とに固定したことにより、上記バックル収納ボッ
クスがバックルの操作に伴って傾斜したりしないので、
乗員の体に当たって乗員に不快感を与えることがない。
ーフレームに固着した第1および第2の保持部材と、上
記シートクッションのリヤフレームに固着した第3の保
持部材とに固定したことにより、上記バックル収納ボッ
クスがバックルの操作に伴って傾斜したりしないので、
乗員の体に当たって乗員に不快感を与えることがない。
また、バックルを、シートクッションの第3の保持部
材に固定したブラケットによって回動自在に支承した構
成としているので、確実に固定した上記バックル収納ボ
ックス内に上記バックルをスムーズに収容させることが
できる。
材に固定したブラケットによって回動自在に支承した構
成としているので、確実に固定した上記バックル収納ボ
ックス内に上記バックルをスムーズに収容させることが
できる。
f. 実施例 第1図は本発明に係るシートベルト装置を備えたリヤ
シートを示した図である。このリヤシート10は、折りた
たみ式ベンチシートで、シートクッション11とシートバ
ック12はピンによって互いに連結されている。
シートを示した図である。このリヤシート10は、折りた
たみ式ベンチシートで、シートクッション11とシートバ
ック12はピンによって互いに連結されている。
シートベルト装置20の主要部は、このようなリヤシー
ト10の中央部におけるシートクッション11に配設されて
いる。このシートベルト装置20は、第2図および第3図
に示したように、シートクッション11内に陥設されるバ
ックル収納ボックス21と、バックルアッセンブリ22とを
備えている。
ト10の中央部におけるシートクッション11に配設されて
いる。このシートベルト装置20は、第2図および第3図
に示したように、シートクッション11内に陥設されるバ
ックル収納ボックス21と、バックルアッセンブリ22とを
備えている。
バックル収納ボックス21は、上部に開口21aを有し、
後部側壁に縦方向に延びる孔21bを有している。
後部側壁に縦方向に延びる孔21bを有している。
バックルアッセンブリ22の構成要素であるバックル23
は、その先端面にタング挿入孔23a、を有しており、後
端面に板状のアーム24を有している。このアーム24は溶
接等でバックル23に固着され、またはバックル23と一体
に成形される。このアーム24の端部には孔24aが形成さ
れている。また、このバックルアッセンブリ22は、シー
トオートロックフック25を有している。このシートオー
トロックフック25の端部には上記アーム24の孔24aと同
径の孔25aが形成され、フック25の側面にはスプリング
掛け25bが植設されている。
は、その先端面にタング挿入孔23a、を有しており、後
端面に板状のアーム24を有している。このアーム24は溶
接等でバックル23に固着され、またはバックル23と一体
に成形される。このアーム24の端部には孔24aが形成さ
れている。また、このバックルアッセンブリ22は、シー
トオートロックフック25を有している。このシートオー
トロックフック25の端部には上記アーム24の孔24aと同
径の孔25aが形成され、フック25の側面にはスプリング
掛け25bが植設されている。
さらに、このバックルアッセンブリ22はブラケット26
を有している。このブラケット26は、一端部の両側を折
曲げ、その折曲げ部にボルト挿通孔26aを有しており、
また他端部に取付用孔26bを有している。
を有している。このブラケット26は、一端部の両側を折
曲げ、その折曲げ部にボルト挿通孔26aを有しており、
また他端部に取付用孔26bを有している。
このように構成されたバックルアッセンブリ22は、以
下のようにして組付けられる。第3図において、バック
ル収納ボックス21の孔21bにアーム24を挿通させ、次い
でアーム24の孔24aとシートオートロックフック25の孔2
5aにカラー27を介在させる。続いて、予めワッシャ28に
挿通させたボルト29をカラー27に挿通させ、さらにブラ
ケット26の孔26aに挿通させ、ボルト29の先端にナット3
0を螺合させる。
下のようにして組付けられる。第3図において、バック
ル収納ボックス21の孔21bにアーム24を挿通させ、次い
でアーム24の孔24aとシートオートロックフック25の孔2
5aにカラー27を介在させる。続いて、予めワッシャ28に
挿通させたボルト29をカラー27に挿通させ、さらにブラ
ケット26の孔26aに挿通させ、ボルト29の先端にナット3
0を螺合させる。
このようにして組付けられたバックルアッセンブリ22
のアーム24およびシートオートロックフック25は、ブラ
ケット26の両側板26c,26cの外側に位置され、かつカラ
ー27を中心として回動可能に保持される。
のアーム24およびシートオートロックフック25は、ブラ
ケット26の両側板26c,26cの外側に位置され、かつカラ
ー27を中心として回動可能に保持される。
そして、上記バックル収納ボックス21およびバックル
アッセンブリ22は、第2図に示したようにシートクッシ
ョン11に取付けられる。シートクッション11のセンタフ
レーム11aには、該フレーム11aから上方に膨出した第1
の保持部材13が固着されており、該保持部材13の上面に
は孔13aが穿設されている。また、第1の保持部材13の
内面には、第2の保持部材14が固着され、該保持部材14
は第1の保持部材13の内方へ突出している。そして、バ
ックル収納ボックル21は、その下部をシートクッション
11の上面からその孔および第1の保持部材13の孔13aを
介して落し込み、底壁21cをネジ15によって第2の保持
部材14に締結することによってセンタフレーム11aに固
定される。一方、シートクッション11のリヤフレーム11
bには、第3の保持部材16が固着されている。そして、
この第3の保持部材16には、バックルアッセンブリ22の
ブラケット26がボルト17によって固定される。このよう
にしてリヤフレーム11bに取付けられたバックルアッセ
ンブリ22のシートオートロックフック25は、そのスプリ
ング掛け25bに係合させたスプリング18をセンタフレー
ム11aに係止させることによって、第2図における時計
方向に付勢される。したがって、このシートオートロッ
クフック25は、車両の床等に固定されたストライカ19に
係合される。なお、第1図において符号31はタングであ
り、このタング31はウェビング32を介して車両の床等に
固定されたアンカー33に係止されている。
アッセンブリ22は、第2図に示したようにシートクッシ
ョン11に取付けられる。シートクッション11のセンタフ
レーム11aには、該フレーム11aから上方に膨出した第1
の保持部材13が固着されており、該保持部材13の上面に
は孔13aが穿設されている。また、第1の保持部材13の
内面には、第2の保持部材14が固着され、該保持部材14
は第1の保持部材13の内方へ突出している。そして、バ
ックル収納ボックル21は、その下部をシートクッション
11の上面からその孔および第1の保持部材13の孔13aを
介して落し込み、底壁21cをネジ15によって第2の保持
部材14に締結することによってセンタフレーム11aに固
定される。一方、シートクッション11のリヤフレーム11
bには、第3の保持部材16が固着されている。そして、
この第3の保持部材16には、バックルアッセンブリ22の
ブラケット26がボルト17によって固定される。このよう
にしてリヤフレーム11bに取付けられたバックルアッセ
ンブリ22のシートオートロックフック25は、そのスプリ
ング掛け25bに係合させたスプリング18をセンタフレー
ム11aに係止させることによって、第2図における時計
方向に付勢される。したがって、このシートオートロッ
クフック25は、車両の床等に固定されたストライカ19に
係合される。なお、第1図において符号31はタングであ
り、このタング31はウェビング32を介して車両の床等に
固定されたアンカー33に係止されている。
このようなシートベルト装置では、該装置が使用され
ていないとき、バックル23はバックル収納ボックス21内
に格納されている。したがって、シートクッション11上
に着座しても突起感を覚える虞れはない。なお、タング
31はシートクッション11の側端部に位置させるか、シー
トクッション11から側端部外方の床上に落しておくこと
ができる。
ていないとき、バックル23はバックル収納ボックス21内
に格納されている。したがって、シートクッション11上
に着座しても突起感を覚える虞れはない。なお、タング
31はシートクッション11の側端部に位置させるか、シー
トクッション11から側端部外方の床上に落しておくこと
ができる。
シートベルト装置を使用する際には、バックル23をバ
ックル収納ボックス21から取出せばよい。そして、該バ
ックル23のタング挿入孔23aにタング31を嵌入させる。
ックル収納ボックス21から取出せばよい。そして、該バ
ックル23のタング挿入孔23aにタング31を嵌入させる。
また、リヤシート10を格納するために、シートバック
12を前に倒した場合には、バックル23がシートクッショ
ン11上に出ていたとしても、バックル23はシートバック
12によってバックル収納ボックス21内に押込まれる。し
たがって、シートバック12にバックル23の跡が付く虞れ
はない。次いで、フック25を第2図において反時計方向
に回転させてシートオートロックフック25をストライカ
19から外し、その後シートクション11を前へ倒せばよ
い。
12を前に倒した場合には、バックル23がシートクッショ
ン11上に出ていたとしても、バックル23はシートバック
12によってバックル収納ボックス21内に押込まれる。し
たがって、シートバック12にバックル23の跡が付く虞れ
はない。次いで、フック25を第2図において反時計方向
に回転させてシートオートロックフック25をストライカ
19から外し、その後シートクション11を前へ倒せばよ
い。
なお、リヤシート10を復元させる際に、シートクッシ
ョン11を元に戻せば、フック25は再びストライカ19に係
合される。
ョン11を元に戻せば、フック25は再びストライカ19に係
合される。
上記した実施例では、バックル23のアーム24をシート
クッション11はフレーム11bに支持させているが、これ
は、シートクッション11を格納する必要があるためであ
り、シートクッション11を格納しないリヤシートの場合
には、車両の床に回動自在に配設することもできる。
クッション11はフレーム11bに支持させているが、これ
は、シートクッション11を格納する必要があるためであ
り、シートクッション11を格納しないリヤシートの場合
には、車両の床に回動自在に配設することもできる。
g. 発明の効果 以上説明したように、本発明に係るシートベルト装置
によれば、上方に開口を有するバックル収納ボックス
と、バックルアッセンブリとを備えて成り、上記バック
ル収納ボックスをシートクッションの中央部のシートバ
ック側端部に陥設し、上記バックルアッセンブリのバッ
クルを上記バックル収納ボックスに出没自在に配設した
シートベルト装置において、上記バックル収納ボックス
を、上記シートクッションのセンターフレームに固着し
た第1および第2の保持部材と、上記シートクッション
のリヤフレームに固着した第3の保持部材とに固定し、
上記バックルにアームの一端を一体に固設し、該アーム
の他端部を上記バックル収納ボックスから外部へ突出さ
せ、上記シートクッションの第3の保持部材にブラケッ
トを固定し、該ブラケットの孔に挿通させたボルトを上
記アームの他端部に形成した孔とシートオートロックフ
ックの孔に挿通させ、もって、上記ボルトの軸を中心と
して上記バックルと上記シートオートロックフックを共
に回動自在に支承した構成としているので、次のような
効果を得ることができる。
によれば、上方に開口を有するバックル収納ボックス
と、バックルアッセンブリとを備えて成り、上記バック
ル収納ボックスをシートクッションの中央部のシートバ
ック側端部に陥設し、上記バックルアッセンブリのバッ
クルを上記バックル収納ボックスに出没自在に配設した
シートベルト装置において、上記バックル収納ボックス
を、上記シートクッションのセンターフレームに固着し
た第1および第2の保持部材と、上記シートクッション
のリヤフレームに固着した第3の保持部材とに固定し、
上記バックルにアームの一端を一体に固設し、該アーム
の他端部を上記バックル収納ボックスから外部へ突出さ
せ、上記シートクッションの第3の保持部材にブラケッ
トを固定し、該ブラケットの孔に挿通させたボルトを上
記アームの他端部に形成した孔とシートオートロックフ
ックの孔に挿通させ、もって、上記ボルトの軸を中心と
して上記バックルと上記シートオートロックフックを共
に回動自在に支承した構成としているので、次のような
効果を得ることができる。
すなわち、本発明では、上記バックル収納ボックス
を、上記シートクッションのセンターフレームに固着し
た第1および第2の保持部材と、上記シートクッション
のリヤフレームに固着した第3の保持部材とに固定した
ことにより、上記バックル収納ボックスを確実にシート
クッションに固定することができる、これにより、上記
バックル収納ボックスがバックルの操作に伴って傾斜し
たりしなくなるので、乗員が着座した際に突起感を覚え
ることもなく、乗員に不快感を与えることがない。
を、上記シートクッションのセンターフレームに固着し
た第1および第2の保持部材と、上記シートクッション
のリヤフレームに固着した第3の保持部材とに固定した
ことにより、上記バックル収納ボックスを確実にシート
クッションに固定することができる、これにより、上記
バックル収納ボックスがバックルの操作に伴って傾斜し
たりしなくなるので、乗員が着座した際に突起感を覚え
ることもなく、乗員に不快感を与えることがない。
また、上記バックルを、上記シートクッションの第3
の保持部材に固定した上記ブラケットによって回動自在
に支承した構成としているので、上記バックル収納ボッ
クス内に上記バックルをスムーズに収容させることがで
きる。
の保持部材に固定した上記ブラケットによって回動自在
に支承した構成としているので、上記バックル収納ボッ
クス内に上記バックルをスムーズに収容させることがで
きる。
しかも、上記第3の保持部材に固定したブラケットの
孔に挿通させたボルトの軸を中心として上記バックルと
上記シートオートロックフックを共に回動自在に支承す
る構成としたことにより、上記バックルのアームの回動
中心軸と、上記シートオートロックフックの回動中心軸
を兼ねることができ、各々別部品を必要としないので、
コストダウンを図ることができる。
孔に挿通させたボルトの軸を中心として上記バックルと
上記シートオートロックフックを共に回動自在に支承す
る構成としたことにより、上記バックルのアームの回動
中心軸と、上記シートオートロックフックの回動中心軸
を兼ねることができ、各々別部品を必要としないので、
コストダウンを図ることができる。
さらに、上記アームやシートオートロックフックの回
動中心軸をなす上記ボルトは、上記シートクッションの
リヤフレームに固着されたブラケットにも挿通されてい
るので、その回動中心軸は強固にかつ確実に保持され
る。このため、上記バックルとシートオートロックフッ
クの回動をスムーズにかつ確実に行わせることができ
る。
動中心軸をなす上記ボルトは、上記シートクッションの
リヤフレームに固着されたブラケットにも挿通されてい
るので、その回動中心軸は強固にかつ確実に保持され
る。このため、上記バックルとシートオートロックフッ
クの回動をスムーズにかつ確実に行わせることができ
る。
第1図は本発明に係るシートベルト装置を備えたリヤシ
ートの概念的な斜視図、第2図はその中央部の要部縦断
面図、第3図はそのシートベルト装置の要部分解斜視
図、第4図は従来のシートベルト装置を備えたリヤシー
トの概念的な斜視図である。 10……リヤシート、11……シートクッション、 11a……センタフレーム、11b……リヤフレーム、 12……シートバック、13……第1の保持部材、 13a……孔、14……第2の保持部材、 15……ネジ、16……第3の保持部材、 17……ボルト、18……スプリング、 23……バックル、23a……タング挿通孔、 24……アーム、24a……孔 25……シートオートロックフック、25a……孔、 25b……スプリング掛け、26……ブラケット、 26a……ボルト挿通孔、27……カラー、 28……ワッシャ、29……ボルト、 30……ナット、31……タング、 32……ウェビング、33……アンカー。
ートの概念的な斜視図、第2図はその中央部の要部縦断
面図、第3図はそのシートベルト装置の要部分解斜視
図、第4図は従来のシートベルト装置を備えたリヤシー
トの概念的な斜視図である。 10……リヤシート、11……シートクッション、 11a……センタフレーム、11b……リヤフレーム、 12……シートバック、13……第1の保持部材、 13a……孔、14……第2の保持部材、 15……ネジ、16……第3の保持部材、 17……ボルト、18……スプリング、 23……バックル、23a……タング挿通孔、 24……アーム、24a……孔 25……シートオートロックフック、25a……孔、 25b……スプリング掛け、26……ブラケット、 26a……ボルト挿通孔、27……カラー、 28……ワッシャ、29……ボルト、 30……ナット、31……タング、 32……ウェビング、33……アンカー。
Claims (1)
- 【請求項1】上方に開口を有するバックル収納ボックス
と、バックルアッセンブリとを備えて成り、上記バック
ル収納ボックスをシートクッションの中央部のシートバ
ック側端部に陥設し、上記バックルアッセンブリのバッ
クルを上記バックル収納ボックスに出没自在に配設した
シートベルト装置において、 上記バックル収納ボックスを、上記シートクッションの
センターフレームに固着した第1および第2の保持部材
と、上記シートクッションのリヤフレームに固着した第
3の保持部材とに固定し、 上記バックルにアームの一端を一体に固設し、該アーム
の他端部を上記バックル収納ボックスから外部へ突出さ
せ、上記シートクッションの第3の保持部材にブラケッ
トを固定し、該ブラケットの孔に挿通させたボルトを上
記アームの他端部に形成した孔とシートオートロックフ
ックの孔に挿通させ、もって、上記ボルトの軸を中心と
して上記バックルと上記シートオートロックフックを共
に回動自在に支承したことを特徴とするシートベルト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63119471A JP2629821B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | シートベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63119471A JP2629821B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | シートベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01289738A JPH01289738A (ja) | 1989-11-21 |
JP2629821B2 true JP2629821B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=14762138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63119471A Expired - Fee Related JP2629821B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | シートベルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629821B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101315596B1 (ko) | 2012-07-30 | 2013-10-08 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차 리어 센터시트의 3점식 시트벨트 텅플레이트 보관장치 |
KR20200085454A (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-15 | 아우토리브 디벨롭먼트 아베 | 자동차의 시트벨트 고정장치 |
Families Citing this family (1)
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1988
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KR101315596B1 (ko) | 2012-07-30 | 2013-10-08 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차 리어 센터시트의 3점식 시트벨트 텅플레이트 보관장치 |
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KR102168231B1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-10-20 | 아우토리브 디벨롭먼트 아베 | 자동차의 시트벨트 고정장치 |
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JPH01289738A (ja) | 1989-11-21 |
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