JP2629214B2 - 定量給水装置 - Google Patents

定量給水装置

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JP2629214B2
JP2629214B2 JP62287858A JP28785887A JP2629214B2 JP 2629214 B2 JP2629214 B2 JP 2629214B2 JP 62287858 A JP62287858 A JP 62287858A JP 28785887 A JP28785887 A JP 28785887A JP 2629214 B2 JP2629214 B2 JP 2629214B2
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信市 中島
敏彦 裏
秀和 山下
則仁 持田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機等の機器に用いる定量給水装置に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種装置として第3図に示すようなものが知
られている。図において、1は流路中の流体を旋回させ
る複数の羽根1aを有する旋回手段、2はこの旋回流の中
に位置し流れの方向に対し垂直方向に周回する金属等よ
りなる球体、3はこの球体2を上記旋回流の範囲内に止
どめる流出防止手段である。これら、旋回手段1、球体
2、流出防止手段3を一体的に結合して流量センサー機
構部を構成している。4は上記球体2の周囲の回転数を
検出する流量センサー検出部、5は上記流量センサー機
構部を収納するとともに上記流量センサー検出部4を外
側に取付けたハウジングであり、その内部には流量を絞
るガイド部6を形成している。
上記の構成において、第3図の矢印の方向より例えば
水が流れると、上記旋回手段1により水が旋回し、この
水の旋回力で球体2が周回する。この球体2の周回は、
ガイド部6により流路が絞られているため、水量のいか
んを問わずに行なわれる。そして、この球体2の周回回
転数を流量センサー検出部4で検出するしくみになって
いる。検出方法は光学的であるいは磁気的等種々の方法
が考えらえる。もちろんこの球体2の回転数(単位時間
当り)と流体流量とは所定の相関があり、流量を知るこ
とができるものである。
従ってこの流量を検知することにより、所定の水量が
計測可能であり、定量給水ができるものである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、この従来例では流路軸を略水平(残水処理の
ために残水が流れ出るようにやや傾斜させることが好ま
しい)に保ち、かつ例えば洗濯機の給水ホースの様に使
用後に水導蛇口よりホースをはずしてホース内の水を抜
き、次回にこのホースを蛇口に取り付けて給水すると、
ホース内の空気がこの流量センサ機構部を通過すること
になるが、このとき、低流量では空気がハウジング5内
の上方部Aに溜ったまゝとなり、ガイド部6を通過しに
くいものであった。そして空気が通過しにくいとき、即
ち、空気がハウジング5内の球体2が周囲する部分の上
方部Aに溜まると、溜った空気の作用により球体2が回
転しなくなったり、あるいは所定流量に対する所定回転
数が得られず回転数が少なくなったりすることがあり、
この空気を排出しない限り正確な流量を検出することは
できなかった。
本発明はこのような問題点を解決するために、簡単な
構成により正確な流量検出が行なえると共に残水の少な
い定量給水装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の定量給水装置
は、流体を旋回させる旋回手段と、この旋回流の中に位
置し流れの方向に対し垂直方向に周回する球体、この球
体を上記旋回流の範囲内に止どめる流出防止手段から成
る流量センサー機構部と、上記球体の周回の回転数を検
出する流量センサー検出部と、上記流量センサー機構部
を収納するとともに上記流量センサー検出部を取付けた
ハウジングとを有し、ハウジングは略水平に配設し、そ
の内部に、ハウジング内面と上部において同一面となり
かつ上記流量センサー機構部の下流側の内部上方に設け
られる上部流路と、上記流量センサー機構部の下流側の
内部下方に設けられる下部流路とを設け、前記下部流路
の流水入口のほぼ全体を覆うとともに流量センサー機構
部を通過した流体を上記流路に案内するガイド部とを設
け、このガイド部下部に残水処理用小孔を設け、その後
部はこの小孔より大きい通路とすると共にさらに、上記
流路内面は後方に広がるテーパとし、又上記通路も後方
に広がるテーパを設けたものである。
作 用 この構成により、流量センサー機構部へ入った空気は
当然ハウジングの上方部を通って流れようとするが、丁
度その上方部に流路を有しているためすみやかに流体と
ともに流路へと流れ込み、かつこの流路は後方に広がる
テーパ状としているため空気はより一層後方へ流れ出て
行くものである。又使用後の残水処理に際しては、この
流路のテーパ状及び残水処理用小孔の後部の通路も後方
に広がるテーパを設けているため、上記流路及び通路の
残水はこのテーパ作用のためにすみやかに排出されるも
のである。
実施例 以下、本発明の実施例について、添付図面をもとに説
明する。第1図,第2図において、従来と同一部分には
同一符号を付して詳細な説明は省略し、相違部分を中心
に説明する。図において、7は旋回手段1、球体2及び
流出防止手段3から成る流量センサー機構部を収納する
とともに流量センサー検出部4を外側に取付けたハウジ
ングである。このハウジング7は略水平に配設し、その
内部にはハウジング内面と上部において同一面となる流
路8と、流量センサー機構部を通過した流体を上記流路
8に案内するガイド部9とを設け、このガイド部9下部
に残水処理用小孔10を設け、その後部はこの小孔10より
大きい通路11としている。さらに、上記流路8の内面は
後方に広がるテーパ12とし、かつ上記通路11も後方に広
がるテーパ13を設けている。なおテーパ13は通路11の下
部のみでよい。
そして、上記各部よりなる流量センサーは、第2図の
ように洗濯機の機器の制御部14内に、電磁弁15と共に収
納されているものである。16は水道蛇口、17は水道蛇口
と電磁弁15とを接続した給水ホース、18は定量給水され
る槽を示す。
第2図の状態において、給水ホース17を使用後に水道
蛇口16から外すと、次回の使用時には、給水ホース17内
の空気がハウジング7内に入ってくる。この空気は、低
流量時にハウジング7内の上部に溜りやすいが、この実
施例では流路8がハウジング7内面と上部において同一
面となり、かつこの内面が後方に広がりテーパ12となっ
ているため、水に対して軽い空気は上方へ上方へと移動
し易く、すみやかに流路8を流れて行くものである。
なお、とくに寒冷地では、洗濯機の給水経路に水が溜
らないようにすることが好ましい。この実施例の場合
は、上記流路8内の残水は上記テーパ12のために当然後
方に流れ易くなっており、さらに下部に溜った水は残水
処理用小孔10を通り、通路11に入るがこの通路11の下部
を後方に広がるテーパ13としているため、上記と同様、
残水は当然後方へ流れ出ていくものである。
発明の効果 以上のように、本発明の定量給水装置は、略水平に配
設したハウジング内部に、ハウジング内面と上部におい
て同一面となる流路と、流量センサー機構部を通過した
流体を上記流路に案内するガイド部とを設け、このガイ
ド部下部に残水流路後方に広がるテーパ状としたこと、
及びこの流路に流体処理用小孔を設け、その後部はこの
小孔より大きい通路とすると共にさらに上記流路及び通
路には後方に広がるテーパを設けたことにより、洗濯機
等の給水ホースに空気が混りかつ低流量の場合でも、空
気はすみやかに流路から流れ出るものであり、流量検出
精度が高く保てる効果がある。また流路及び通路の残水
処理もテーパを設けたことにより、非常にすみやかに行
なえるものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す定量給水装置の断面
図、第2図は装置の機器への組み込みを示すブロック
図、第3図は装置の従来例を示す断面図である。 1……旋回手段、2……球体、3……流出防止手段、4
……流量センサー検出部、7……ハウジング、8……流
路、10……残水処理用小孔、11……通路、12,13……後
方に広がるテーパ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を旋回させる旋回手段と、この旋回流
    の中に位置し流れの方向に対し垂直方向に周回する球
    体、この球体を上記旋回流の範囲内に止どめる流出防止
    手段から成る流量センサー機構部と、上記球体の周回の
    回転数を検出する流量センサー検出部と、上記流量セン
    サー機構部を収納するとともに上記流量センサー検出部
    を取付けたハウジングとを有し、ハウジングは略水平に
    配設し、その内部に、ハウジング内面と上部において同
    一面となりかつ上記流量センサー機構部の下流側の内部
    上方に設けられる上部流路と、上記流量センサー機構部
    の下流側の内部下方に設けられる下部流路とを設け、前
    記下部流路の流水入口のほぼ全体を覆うとともに流量セ
    ンサー機構部を通過した流体を上記流路に案内するガイ
    ド部とを設け、このガイド部下部に残水処理用小孔を設
    け、その後部はこの小孔より大きい通路とすると共にさ
    らに、上記流路内面は後方に広がるテーパとし、又上記
    通路も後方に広がるテーパを設けた定量給水装置。
JP62287858A 1987-11-13 1987-11-13 定量給水装置 Expired - Lifetime JP2629214B2 (ja)

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JPH01129892A JPH01129892A (ja) 1989-05-23
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DE10361299A1 (de) 2003-12-24 2005-07-28 Daimlerchrysler Ag Schaltverfahren für ein automatisiertes Schaltklauengetriebe

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JPH01129892A (ja) 1989-05-23

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