JP2643174B2 - 定量給水装置 - Google Patents

定量給水装置

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JP2643174B2
JP2643174B2 JP62220702A JP22070287A JP2643174B2 JP 2643174 B2 JP2643174 B2 JP 2643174B2 JP 62220702 A JP62220702 A JP 62220702A JP 22070287 A JP22070287 A JP 22070287A JP 2643174 B2 JP2643174 B2 JP 2643174B2
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JP
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flow
flow path
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sensor mechanism
sphere
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JP62220702A
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JPS6462195A (en
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信市 中島
敏彦 裏
秀和 山下
則仁 持田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機等の機器に用いる定量給水装置に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種装置として第7図に示すようなものが知
られている。図において、1は流路中の流体(液体又は
気体)を旋回させる複数の羽根1aを有する旋回手段、2
はこの旋回流の中に位置し流れの方向に対し垂直方向に
周回する金属等よりなる球体、3はこの球体2を上記旋
回流の範囲内に止どめる流出防止手段である。これら、
旋回手段1、球体2、流出防止手段3を一体的に結合し
て流量センサー機構部を構成している。4は上記球体2
の周回の回転数を検出する流量センサー検出部、7は上
記流量センサー機構部を収納するとともに上記流量セン
サー検出部4を外側に取付けたハウジングであり、その
内部には流量を絞るガイド部9を形成している。
上記の構成において、第7図の矢印の方向より例えば
水が流れると、上記旋回手段1により水が旋回し、この
水の旋回力で球体2が周回する。この球体2の周回は、
ガイド部9により流路が絞られているため水量のいかん
を問わずに行なわれる。そしてこの球体2の周回回転数
を流量センサー検出部4で検出するしくみになってい
る。検出方法は、光学的あるいは磁気的等、種々の方法
が考えられる。もちろんこの球体2の回転数(単位時間
当り)と流体流量とは所定の相関があり、流量を知るこ
とができるものである。
従ってこの流量を検知することにより、所定の水量を
計測可能であり、定量給水ができるものである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、この従来例では流路軸を略水平(残水処理の
ために残水が流れ出るようにやゝ傾斜させることが好ま
しい。)に保ち、かつ例えば、洗濯機の給水ホースの様
に使用後に水道蛇口よりホースをはずしてホース内の水
を抜き、次回にこのホースを蛇口に取付けて給水する
と、ホース内の空気がこの流量センサー機構部を通過す
ることになるが、このとき、低流量では空気がハウジン
グ7内のガイド部9を通過しにくいものであった。そし
て空気が通過しにくいとき、即ち、空気がハウジング7
内の球体2が周回する部分の上方部Aに溜まると、溜っ
た空気の作用により球体2が回転しなくなったり、ある
いは社定流量に対する所定回転数より少なくなったりす
ることがあり、この空気を排出しない限り正確な流量を
検出することはできなかった。
本発明はこのような問題点を解決するために、簡単な
構成により空気溜りをなくし正確な流量検出が行なえる
定量給水装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の定量給水装置
は、略水平にハウジングを配設し、その内部にハウジン
グ内面と上部において同一面となる流路と、流量センサ
ー機構部を通過した流体を上記流路に案内するガイド部
とを形成したものである。
作 用 この構成により、流量センサー機構部へ入った空気
は、当然ハウジングの上方部を通って流れようとする
が、丁度その上方部に流路を有しているため、すみやか
に流路へと流れ込むものである。また上記流路はハウジ
ング内にガイド部とともに形成されているため、ハウジ
ングの流通路より小さく、そのため流速が速くなり、空
気はよりすみやかに流れ出るものである。
実施例 以下、本発明の実施例について添付図面をもとに説明
する。第1図〜第6図において、従来と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明を省略し、相違部分を中心に
説明する。第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、
7は旋回手段1、球体2および流出防止手段3から成る
流量センサー機構部を収納するとともに流量センサー検
出部4を外側に取付けたハウジングである。このハウジ
ング7は略水平(残水処理のために残水が流れ出るよう
にやゝ傾斜させることが好ましい)に保ち、その内部に
は、ハウジング内面と上部において同一面となる流路8
と、流路センサー機構部を通過した流体を上記流路8に
案内するガイド部9とを形成している。
そして、上記各部よりなる流量センサー機構部は、第
2図のように、洗濯機等の機器の制御部10内に、電磁弁
11とともに収納されているものである。12は水道蛇口、
13は水道蛇口12と電磁弁11とを接続した給水ホース、14
は定量給水される槽を示す。
第2図の状態において、給水ホース13を使用後に水道
蛇口12から外すと、次回の使用時には、給水ホース13内
の空気がハイジング7内に入ってくる。この空気は、低
流量時にハウジング7内の上部に溜りやすいが、この実
施例では流路8がハウジング7内面と上部において同一
面となっているため、すみやかに流路8へと流れて行く
ものである。そして、流路8はその径がハウジング7の
内径すなわち流量センサー機構部より小さく、しかもガ
イド部9により流体が案内されるため、流体の流速が速
くなり、よりすみやかに空気の流出がなされるものであ
る。
次に第4図をもとに本発明の第2の実施例について説
明する。この実施例は先の実施例とは、ガイド部9の下
部に、流路8より小さく、かつ独立して形成した残水処
理用の流路15を設けた点で相違する。
寒冷地では洗濯機において、給水後、給水経路に水が
溜らないようにすることが好ましい。そのため、この残
水処理を目的とした流路15を設けると、残水はこの流路
より自動的に流れ出ることになるものである。そしてこ
の流路15は流路8より小さいため、前述の空気の流出に
対して特に問題が生ずるものではない。
次に本発明の第3の実施例を第5図に示す。この実施
例において、第4図の実施例との差は、残水処理用の流
路の構成にあり、流量センサー機構部直後のみを薄い板
状部16に設けた小孔17とし、この小孔17の後部は小孔17
より大きい面積の流路18としているものである。
この構成とすることにより、残水処理に対してはより
効果的である。すなわち、残水処理をしても少しは水は
残るものであり、このとき残水はハウジング底部に残る
わけであり、仮りに残ったとしてもこのとき上記小孔17
に膜を形成する程度である。そして仮りに凍結してもこ
の膜は薄いものであり、次に水を流すことにより直に解
け大事には至らない程度のものである。
第6図に第4の実施例を示す。これは、第5図に示し
た実施例のガイド部9に流路8流体を導くよう斜部19を
設けたものであり、この斜部19の中心は当然流路8の中
心に一致するものである。
この構成とすることにより、第5図に示した実施例の
長所を生かしながら、かつ流量センサー機構部を流れ出
た流体が、より滑らかに流路8に導かれるものである。
そして通常時、残水処理用の小孔17への流れ込みを少な
くすることにより、大流量でも安定した流れが確保でき
るものである。
発明の効果 以上のように、本発明の定量給水装置は、ハウジング
にハウジング内面と上部において同一面となる流路と、
この流路に流体を案内するガイドとを形成することによ
り、洗濯機等の給水ホースに空気が混り低流量の場合で
も、空気はすみやかに流路から流れ出るものであり、流
量検出精度が高く保てる効果がある。さらに、流路はハ
ウジングの流通路より小さく、そのため流速が速くな
り、空気はよりすみやかに流れ出るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の定量給水装置の一実施例を示す破断分
解斜視図、第2図は同装置の機器への組込みを示す構成
図、第3図a,bは同装置の断面図および側面図、第4図
a,bは同装置の第2の実施例を示す断面図および側面
図、第5図a,bは同装置の第3の実施例を示す断面図お
よび側面図、第6図a,bは同装置の第4の実施例を示す
断面図および側面図、第7図は従来例を示す断面図であ
る。 1……旋回手段、2……球体、3……流出防止手段、4
……流量センサー検出部、7……ハウジング、8……流
路、9……ガイド部。
フロントページの続き (72)発明者 持田 則仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−138124(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を旋回させる先回手段と、この旋回流
    の中に位置し流れの方向に対し垂直方向に周回する球体
    と、この球体を上記旋回流の範囲内に止める流出防止手
    段とから成る流量センサー機構部と、上記球体の周回の
    回転数を検出する流量センサ検出部と、上記流量センサ
    ー機構部を収納するとともに上記流量センサー検出部を
    取り付けたハウジングとを有し、ハウジングは略水平に
    配設し、その内部にハウジング内面と上部において同一
    面となりかつ流量センサー機構部より小さい流路面積を
    有する流路を上記流量センサー機構部の下流側に設け、
    流量センサー機構部を通過した流体を上記流路に案内す
    るガイド部とを形成した定量給水装置。
  2. 【請求項2】ガイド部はその下部にハウジング内の流路
    とは独立し、この流路より流路面積の小さな残水処理用
    の流路を有している特許請求の範囲第1項記載の定量給
    水装置。
  3. 【請求項3】ガイド部の残水処理用の流路は、流量セン
    サー機構部直後のみ小孔とし、その後部はこの小孔より
    大きい径を有する通路とした特許請求の範囲第2項記載
    の定量給水装置。
  4. 【請求項4】ガイド部に流路へ流体を導く傾斜部を形成
    した特許請求の範囲第1〜3項のいずれか記載の定量給
    水装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210065472A (ko) * 2019-11-27 2021-06-04 한국과학기술원 급수 호스를 이용한 세탁 잔여 시간 측정 방법 및 장치

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JPS61138124A (ja) * 1984-12-11 1986-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流量検出装置

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JPS6462195A (en) 1989-03-08

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