JP2628307B2 - ボビンの緊着装置 - Google Patents

ボビンの緊着装置

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JP2628307B2
JP2628307B2 JP62173711A JP17371187A JP2628307B2 JP 2628307 B2 JP2628307 B2 JP 2628307B2 JP 62173711 A JP62173711 A JP 62173711A JP 17371187 A JP17371187 A JP 17371187A JP 2628307 B2 JP2628307 B2 JP 2628307B2
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隆美 杉岡
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帝人製機株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/24Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
    • B65H75/242Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
    • B65H75/245Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages by deformation of an elastic or flexible material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本の糸条を同時に巻取る巻取機におけ
るボビンホルダの緊着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、第6図に示すように弾性体1と円筒部材3とを
交互にボビンホルダ本体15に移動可能に装着し、弾性体
1を軸方向に圧縮して、弾性体1を半径方向に拡開さ
せ、ボビン18を緊着するようにしたボビンの緊着装置が
使用されている(米国特許第4458850号明細書)。
このボビンの緊着装置でボビン18を弛緩するときに
は、弾性体1の圧縮を解き、弾性体1と係合する円筒部
材3が弾性体1の弾性力で軸方向へ移動され、その結
果、弾性体1は半径方向に収縮していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、近年、巻取機は大容量、多コップ化さ
れてきたため、1本のボビンホルダに使用される弾性体
1、円筒部材3の数が増加し、且つ、パッケージの重量
が増加してきた。
従って、このような従来のボビンの緊着装置において
は、ボビンを弛緩し、巻取機に設けた押し出し装置13に
よって糸条をパッケージ19として巻取ったボビン18をボ
ビンホルダの先端側へ押し出すときに、ボビン18に巻取
ったパッケージ19の重量が円筒部材3に作用し(第6図
の矢印A)、このため円筒部材3がボビン18の内側との
間に摩擦力が働く。従って、押し出し装置13の押し付け
力が、円筒部材3を介して弾性体1をボビンホルダの先
端側へ押付けるよう作用し、弾性体1が拡開してボビン
18の内側と接触したままとなる。そのため、ボビン18が
把持されたままとなり、ボビン18がボビンホルダから抜
けないという不具合が発生した。
前記不具合のため、巻取機の玉揚げの自動化に支障を
きたしたり、巻取機を停止させるという不具合が発生し
た。
〔発明の目的〕
本発明は前述の問題点を解消し、ボビンの押し出しを
円滑に行うことができ、巻取機の稼働率を向上させると
ともに、巻取機の玉揚げの自動化を円滑に行うことを可
能とするボビンの緊着装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、上記目的を、複数の弾性体と複数の円筒
部材とがボビンホルダ本体に移動可能に装着され、該弾
性体を軸方向に圧縮して半径方向に拡開させ、ボビンの
内側を把持するようにしたボビンの緊着装置において、
前記弾性体はボビンの内径に係合可能であり且つ前記ボ
ビンホルダ本体に直接に係合し、前記弾性体と前記円筒
部材とが前記ボビンホルダ本体上に交互に配置されてお
り、各弾性体の軸方向の両外側に、該各弾性体部材を挾
む円筒部材と係合する引張り部材が一体的に設けられて
いることを特徴とするボビンの緊着装置により達成す
る。
〔作 用〕
本発明では、弾性体の両外側に引張り部材を設けてお
り、ボビン弛緩時には引っ張り部材によって各円筒部材
間の間隙を所定の間隔に保ちつつ弾性体の圧縮を解除す
る。このため、パッケージの重量による摩擦力が円筒部
材に作用しても、パッケージの押し出し装置で押し出す
際に弾性体が圧縮されることがなく、パッケージの押し
出しを円滑に行うことができ、稼働率を向上させるとと
もに、巻取機からの玉揚げの自動化を円滑にすることが
できる。
本発明では、ボビンの内径に係合可能な弾性体を、他
の部材を介することなく、ボビンホルダ本体に直接に装
着するので、ボビン把持時にボビンと弾性体とボビンホ
ルダ本体とを隙間なく密着させることが可能であり、運
転中の振動を防止できる。このように、弾性体をボビン
ホルダ本体に密着するように装着しても、本発明によれ
ば引張り部材を弾性体と一体に設けているので、パッケ
ージの押し出し時に先端のキャップを移動させると、弾
性体の両側の引張り部材がそれぞれ両側の円筒部材に係
合しており、両者は順番に移動して、弾性体によるボビ
ンの把持が緩められ、容易にパッケージの押し出しを行
うことができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明を説明する。第1図およ
び第2図は本発明の一実施例であり、4つのボビンを緊
着するものである。
第1図において、ボビンホルダ本体15はベアリング10
A、10Bによって巻取機のハウジング11に回転可能に支持
されている。
ボビンホルダ本体15の円柱部15aには、ハウジング11
側に円筒部材16がボルト17で固定され、そこから先端側
に向けて、弾性体1H、円筒部材3D、弾性体1G、円筒部材
20C、弾性体1F、円筒部材3C、弾性体1E、円筒部材20B、
弾性体1D、円筒部材3B、弾性体1C、円筒部材20A、弾性
体1B、円筒部材3Aおよび弾性体1Aのように弾性体と円筒
部材とが交互に軸方向に移動可能に順次挿入されてい
る。
また、第1図および第5図に示すように、弾性体1は
ボビン18の内径に係合可能であり且つボビンホルダ本体
15に直接に係合装着されている。
本発明の弾性体1は第4図に示すように、円筒部1a
と、該円筒部1aから突設された円錐部1bからなる弾性体
本体と、該弾性体本体の軸方向の両側部に一体的に形成
され、半径方向に例えば鉤状に突出した引張り部材1e、
1dからなる。引張り部材1d、1eは弾性体本体と一体に形
成してもよく、別個に成形した後に一体に結合してもよ
い。
弾性体1A〜1Hの根元部に形成された鉤状をした引張り
部材1d、1eは各円筒部材3A〜3D、20A〜20C、16の端部に
成形されたL字状溝3b、20cと係合している。
ボビン緊着時には、第4図において弾性体1の肩部1b
と、円筒部材3、20またはキャップ4の円錐状部3a、20
a、4aとが摺接して弾性体1に作用する軸方向の圧縮力
により弾性体1は半径方向に外向きに拡開する。これに
より、弾性体1の円錐状部の先端周面1cがボビン18の内
周面に係合してボビン18を把持する。
ボビンホルダ本体15の先端に軸方向に延びる凹部15c
が形成されシリンダ室を形成している。シリンダ室15c
内には、Oリング6を介してピストン5が密封状に摺動
可能に装着されている。ボビンホルダ本体15の凹部15c
内側に螺合されたリング8とピストン5との間に皿バネ
7が装着されている。
更に、ボビンホルダ本体15の先端には、皿バネ7の力
を受けて弾性体1A〜1Hを圧縮するためのキャップ4がボ
ビンホルダ本体15の軸方向に移動可能に設けられてい
る。
ピストン5とキャップ4はロッド9で連結され、ロッ
ド9の先端はナット9aで螺着されている。
ピストン5はシリンダ本体15内で形成された穴15bを
通して供給された圧空により作動され、軸方向に移動す
る。
ボビン18の把持を弛める際には、ボビンホルダ本体15
の穴15bを通して後部から圧空が供給され、シリンダ室1
5cに入りピストン5を第1図で左方向へ移動する。それ
により、皿バネ7が圧縮されてキャップ4が左方向へ移
動し、弾性体1A〜1Hと一体的に設けられた引張り部材1e
の鍔部と係合した円筒部材3Aを左方向へ引張って、キャ
ップ4と円筒部材3Aを引張り部材1d、1eにより規制され
る所定の間隔に保つ。同様にして、順次引張り部材1d、
1eにより円筒部材間の間隔を保ち、弾性体1A〜1Hを弛め
る(第2図参照)。
なお、本実施例では、第2図に示すように最右端では
引張り部材1eと円筒部材3Aとの間にYで示されるような
若干の隙間を形成するように設定して、加工誤差の累積
を吸収するようにしている。
ボビン把持時には、ボビンホルダ本体15の後部より供
給される圧空を断ち、ボビンホルダ本体15の穴15bを通
ってシリンダ室15cの圧空を抜き、皿バネ7のバネ力で
ピストン5を右側へ移動させる。ピストン5が右側へ移
動すると、ロッド9によりピストン5に連結されたキャ
ップ4が右側へ移動し、引張り部材1d、1eを先端(図の
左側)から奥側(図の右側)へ順次解き、弾性体1A〜1H
を順次圧縮して、弾性体1A〜1Hが半径方向に拡開してボ
ビン18の内側を把持する。
本実施例では、引張り部材1d、1eは弾性体の一部とし
て形成し弾性体本体から突設させているが、樹脂、金属
等により弾性体1と別に引張り部材を製作し、このよう
にして得られた引張り部材を弾性体1gに装着し(第5図
(f)参照)、または弾性体とともに鋳込んでもよい。
また、上記実施例では引張り部材1dを弾性体から円筒
状に突設しているが、第3図に示すように、軸方向に延
びるスリット1fにより分割してもよい。なお、第3図に
おいては、引張り部材1dおよびスリット1fを明瞭に示す
ために、弾性体1c部分の図示を省略している。
引張り部材を具備した弾性体の形状は、本実施例のも
のに限定されず、第5図−a〜dに示すような種々の形
状、すなわち、直円筒状(第5図−a)、くの字状断面
(第5図−b)、X字状断面(第5図−c)、逆V字状
断面(第5図−d)等とすることもできる。また第5図
−eに示すように、ボビン18と係合して把持する円錐状
部1bを両側に有する弾性体を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明では、弾性体の両外側に引張り部材を設けてお
り、ボビン弛緩時には引張り部材により各円筒部材間の
隙間を所定の間隔に保ちつつ弾性体の圧縮を解除する。
このために、パッケージ押し出し装置で押し出す際に、
パッケージの重量による摩擦力が円筒部材に作用して
も、弾性体が押し出し力によって圧縮されることがな
く、円滑にパッケージの押し出しを行うことができ、稼
働率を向上させるとともに自動化を円滑に行うことがで
きる。
本発明によれば、ボビンの内径に係合可能な弾性体
を、他の部材を介することなく、ボビンホルダ本体に直
接に装着するので、ボビン把持時にボビンと弾性体とボ
ビンホルダ本体とを隙間なく密着させることが可能であ
り、運転中の振動を防止することができる。
また、本発明によれば、弾性体をボビンホルダ本体に
密着するように装着しても、引張り部材を弾性体と一体
に設けているので、パッケージの押し出し時に先端のキ
ャップを移動させると、弾性体の両側の引張り部材がそ
れぞれ両側の円筒部材に係合しており、両者は順番に移
動して、弾性体によるボビンの把持が緩められ、容易に
パッケージの押し出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例でボビンを把持した状態を示
す断面図、第2図は第1図の状態からボビンを弛めた状
態を示す断面図、第3図は引張り部材の変態様を示す斜
視図であり、図中弾性体部分は図示を省略している。第
4図は弾性体および引張り部材の詳細断面図、第5図−
a〜fは本発明の他の実施例を示す断面図、第6図は従
来技術を示す断面図である。 1……弾性体、1d、1e……引張り部材、 3……円筒部材、15……ボビンホルダ本体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の弾性体と複数の円筒部材とがボビン
    ホルダ本体に移動可能に装着され、該弾性体を軸方向に
    圧縮して半径方向に拡開させ、ボビンの内側を把持する
    ようにしたボビンの緊着装置において、 前記弾性体はボビンの内径に係合可能であり且つ前記ボ
    ビンホルダ本体に直接に係合し、 前記弾性体と前記円筒部材とが前記ボビンホルダ本体上
    に交互に配置されており、 各弾性体の軸方向の両外側に、該各弾性体部材を挾む円
    筒部材と係合する引張り部材が一体的に設けられている
    ことを特徴とするボビンの緊着装置。
JP62173711A 1987-07-11 1987-07-11 ボビンの緊着装置 Expired - Lifetime JP2628307B2 (ja)

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