JPH03195410A - 弾性ライントリマーの簡略化されたバンプ供給型切断ヘッド組体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は一般的には弾性ライントリマー装置に関する
もので、特に推奨実施例として弾性切断ラインの供給を
含むと共に、トリマー使用者によってトリマー切断ヘッ
ド組体の垂下するライン放出ボタン部分が地面に対して
押圧される時に制御された長さの切断ラインを送り出す
ための簡略化された低価格の軽量なライントリマー切断
ヘッド組体を提供するものである。

［従来の技術］ “バンプ供給”型切断ヘッド組体は弾性ライントリマー
の部品として今日一般的に使用されており、コイル状の
多量の弾性切断ラインを保持すべくスプール部材が設け
られた回転駆動されるハウジングを一般的に有している
０弾性切断ラインの外端部はハウジング外壁に形成され
たライン出口開口を通って外方に延びている。ハウジン
グの高速回転の際に、外方に突出する弾性切断ライン部
分は、通常の植物トリミング作用を行うよう横切断面を
通って回転する。

ハウジングからはライン放出ボタンが下方に突出してい
る。トリマー使用者によってライン放出ボタンが地面に
対して押圧される時に、ライン放出ボタンはハウジング
内の弾性切断ライン送出構造を作動してスプールとハウ
ジングの間に相対的な回転を生じ、トリマーの植物切断
使用の際に摩耗した外側の弾性切断ラインの端部を再び
長くするように予定長さの弾性切断ラインを送り出すよ
うに為す。

この一般的な型の多くの通常のバンプ供給切断ヘッド組
体は比較的高い機械的複雑さと、例えば増量ライン送出
構造、関連した地面押圧機構、ハウジング構造、スプー
ルとスプール支持構造等を組立てるよう必要とされる対
応する多数の個別の部材、並びにトリマー軸とその内部
駆動構造を切断ヘッドハウジングに固着する連結構造と
によって特徴付けられている。

［発明が解決しようとする問題点］ この機械的複雑さは幾つかの周知の複雑さと、従来避は
得なかった問題、制限および欠点を持っている０例えば
、必要とされる比較的多数の部材は切断ヘッドの材料費
と全体の重量、従って、慣性質量、を増大し、特別に設
計された切断ヘッド組立工具が度々必要とされる。

全体的トリマー製品の購入者／使用者は、スプールに切
断ラインを再び巻いたり、或は切断ラインが工場で予め
巻かれたスプールと元のスプールを取換える時に、通常
に構成された切断ヘッド組体に組込む機械的複雑さを処
理しなければならない、この作業は、ラインスプールを
取外すためにラインスプールに接近できるよう下部ハウ
ジングカバー部分と１つ以上の別の切断ヘッド部材を取
外すことが必要とされる。

スプール取外しの前や最中、或は後に、ハウジング内の
種々の部品が簡単に落ちて、スプール取換えに対する必
要な付随事項としてハウジング内に適切な順序と方向付
けを以って骨の折れる再組立てをしなければならないこ
とが度々起こる。これは低水準の忍耐と機械的素質によ
ってトリマー使用者に一層の退屈さと厄介な雑用とを責
す、忍耐と機械的素質を以ってしても、通常のバンプ供
給型の切断ヘッド組体の種々の内部部品が整列して保持
されねばならないと共に、ハウジングカバーがライン放
出ボタンの押圧ばねの力に対して主本体に再び取付けら
れるので、バンプ供給型の切断ヘッド組体を再組立てす
るために使用者の一部に相当高度な手先の器用さが度々
必要とされる。

以上の点から、この発明の目的は、通常の構造の切断ヘ
ッドに共通して関連した上述および他の問題等を解決ま
たは最小にするバンプ供給型ライントリマーを提供する
ことにある。

［問題点を解決するための手段］ 推奨実施例に従ったこの発明の要旨の実施において、弾
性ライントリマーのための簡略化された“バンプ供給”
型の切断ヘッド組体は僅か６つの構成部材から構成され
ている。これら構成部材は、１、中空の円筒状形状を成
し、貫通して形成された中央駆動軸収容開口を持った上
端壁と、上端壁周囲から垂下してライン出口開口および
貫通して形成された２つの錠止開口を有する環状の側壁
と、開口下端部とを有する成形されたプラスチックのボ
ス、 ２、ボスの底部に取外し自在に錠止され、ボスの開口下
端部に伸縮自在に受けられる直立した環状の側壁を持っ
た環状の下端壁を有する成形されたプラスチックのカバ
ー部材、 ３、ねじの切られた軸、 ４、コイル状の圧縮ばね、 ５、中空の端部が開口した中央のボス部を有する成形さ
れたプラスチックのライン収納スプール、６、中空の円
筒状形状を成し、開口上端部と閉鎖された下端部と細長
い管状の側壁とを有する成形されたプラスチックのライ
ン放出ボタン部材、から成っている。

ボスの上端壁の中央部分から垂下した細長い支持カラー
は、内側面から放射方向内方に突出する円周方向に間隔
を置いた一連の再引張ウェブを上端に有している。ねじ
の切られた軸をボス上に保持してこの軸をライントリマ
ーの駆動軸にねじ着すべく配置するようにこのねじの切
られた軸をウェブ内に軸方向に圧力嵌め出来る。

細長い支持カラーはボスの上端壁がら垂下した短いカラ
ーによって外側が取り囲まれ、円周方向に間隔を置いた
一連の放射方向を向いた案内リブは２つのカラーの間の
環状空所を横切って延びている。細長い支持カラーはラ
イン放出ボタン内に滑動自在に軸方向に受けられており
、案内リブはライン放出ボタンの上端部に形成された軸
方向の溝内に受けられ、これによってライン放出ボタン
がボスに対して回転することなく軸方向に移動すること
が出来る。

圧縮ばねの上端部は細長い支持カラー内に受けられ、軸
の拡大上縦部分の下側に対して係合している。また、圧
縮ばねの下端部は、ライン放出ボタンの内部に形成され
た軸方向に延びる圧縮ばね支持および再引張構造の上端
部に係止される。ライン放出ボタンは、ライン放出ボタ
ンを保持してライン放出ボタンの軸方向の移動を許すが
、軸がらのライン放出ボタンの取外しを防止するねじ付
軸の拡大下端部に押圧される。従って、ライン放出ボタ
ンはボス上の作動位置に圧縮ばねを保持する。併し、軸
下端におけるライン放出ボタン保持力は、ボスに軸が圧
力嵌めされた上端部における摩擦力よりも相当に小さい
、従って、ライン放出ボタンは所要される時にボスから
引き離すことが出来る。圧縮ばねは弛るんだ部分と成る
。この様な具合にボス上に保持されたライン放出ボタン
は、下方に延びた位置と上方に引込んだ位置との間をボ
スに対して軸方向に動くことが出来、圧縮ばねは伸長位
置に向かって下方にライン放出ボタンを押圧する。

ライン収納スプールと、このライン収納スプールに巻か
れた弾性切断ラインの供給部分はライン収納スプールの
ボス部を貫通して下方に延びるライン放出ボタンと一緒
にボス内に回転可能に取付けられ、カバー部材周辺から
上方に突出しボスの対応するラッチ開口内に固着して受
けられた２つの直径方向に対向した弾性の錠止タブによ
って短いカラーがライン収納スプールのボス部内に回転
可能に受けられてライン収納スプールのボス部を支持し
ており、弾性切断ラインの端部はボスのライン出口開口
を通って外方に延びている。

ボスの開口下端部内に適宜錠止されたカバー部材と共に
、ライン放出ボタンは中央のカバー部材の開口を通って
下方に突出し、カバー部材は圧縮ばねを僅かに圧縮する
ようライン放出ボタンの一部に対して係合してライン放
出ボタンを正常の下方に延びた作動位置に保持し、ボス
とカバー部材は切断ヘッド組体の釣り合いに対する適宜
な軸方向の動きに対してライン収納スプールを抑制する
ように協同する。

トリマー作用の際に、ライン放出ボタンを地面に対して
単に押すだけでライン放出ボタンを伸長位置から引込位
置に軸方向に動がし、更に伸長位置に戻すことによって
、弾性切断ラインの端部は再び長くされて摩耗して短く
なった長さを補正することが出来る。ライン放出ボタン
のこの押圧に応答して、ライン放出ボタンとライン収納
スプールの内側面に形成された協同する放出用の歯部材
はライン収納スプールを更に回転するよう弾性切断ライ
ンの端部に遠心放出力を作用し、次いでライン収納スプ
ールを停止して摩耗して短くなった弾性切断ラインの端
部を長くするように成す。

切断ヘッド組体が簡単な構造であるために、カバー部材
の取外し、すなわちカバー部材の２つの錠止タブの押圧
、によってライン収納スプールの取外しが簡単且つ迅速
に容易に為される。また、充分に簡略化された構造の切
断ヘッド組体は重量と材料費と回転モーメントとを好適
に減少して、非常にこしんまりとした小型の切断ヘッド
構造を構成して非常に迅速に且つ容易な具合にトリマー
使用者によって切断ヘッド組体を完全に分解組立てでき
る。

この発明の他の目的および利点は以下の添付図面に沿っ
ての詳細な説明によって明らかになろう。

［実　施　例］ 第１図に示される様に、この発明は、特に簡単で安価な
構造を成し且つ如何な種類の工具をも使用することなく
トリマー使用者によって簡単且つ迅速に組立て分解でき
る弾性ライントリマーに使用するための軽量バンプ供給
型切断ヘッド組体１０を提供するものである。後述する
様に、切断ヘッド組体１０は弾性ライントリマー（図示
しない）の駆動軸１２（第２図）の端部にねじ着され、
中央の駆動軸１２の軸心１４周りに高速度で回転駆動さ
れる。

切断ヘッド組体１０の高速回転は、トリマーの通常の植
物切断作用を行うよう軸心１４を横切る切断面を介して
切断ヘッド組体１０内に収納された弾性切断ライン１６
の外方に突出した端部１６ａを急速に揺動する６弾性切
断ライン１６の旋回する端部１６ａがトリマー作用の際
に摩耗して短くなった時に、切断ヘッド組体１０（後述
する様に）は、付随的に弾性切断ライン１６を送り出し
て端部１６ａを更に長くするようにトリマー使用者によ
って地面に対して下方に簡単に軽く叩く、すなわち押圧
することが出来る。

切断ヘッド組体１０の機械的構成が第５図に示されてお
り、切断ヘッド組体１０全体が僅が６つの部材、すなわ
ちボス２０とカバー部材２２によって形成されるハウジ
ング１８とねじの切られた軸２４とコイル状の圧縮ばね
２６とライン放出ボタン２８とライン収納スプール３０
とから成っていることが理解されよう。

ボス２０は成形されたプラスチック構造を成しており、
上端壁３２と環状の側壁３４と開口下端部３６とから成
る中空円筒形状を成している。後述の理由のために、側
壁３４の２つの放射方向の厚い円周部３８は錠止開口４
０が設けられており、４つの位置決め溝４２が錠止開口
４０と円周方向に間隔を置いて底部フランジ４３の下側
に形成され、４つの放射方向外方に突出する溝４５を有
する円形の開口４４は上端壁３２を通って形成されてい
る０錠止間口４０から９０°置いて、ライン出口開口４
６（第３．５図）が側壁３４の２つの放射方向の拡大部
４７の１つを通って放射方向に形成されており、このラ
イン出口開口４６には金属のラインガードアイレット、
すなわちはと口金４８が通常の様に取付けられている。

第２．３図に明示される様に、細長い環状の支持カラー
５０はボス２０の上端壁３２の下側中央部から軸方向に
下方に延びており、ボス２０の開口下端部３６の幾分下
に位置した開口下端部５２を有している。上下端部に沿
って支持カラー５０の内側面から放射方向に延びる４つ
の円周方向に間隔を置いたウェブ５４が、下方に延びる
講４５の間に在る。

また、ボス２０の上端壁３２の内面から下方に延びる円
筒状のカラー５８は中央の支持カラー５０より短くて支
持カラー５０の外側を取り囲んでいる。カラー５８はボ
ス２０内の中心軸心位置に位置された開口下端部６０を
有している。後述する目的のために、４つの円周方向に
間隔を置いて放射方向に延びるリブ６２は支持カラー５
０とカラー５８間の環状空所を横切って延びている。カ
ラー５８の上端部は環状の起立したバッド５９によって
取り囲まれている。

第２．５図をいま参照するに、カバー部材２２は成形さ
れたプラスチック構造で、上方および放射方向外方に傾
斜した環状の下端壁７０の周辺から上方に延びる環状の
側壁６８を有している。側壁６８はボス２０の開口下端
部３６内に軸方向に受けられるべく放射方向に寸法法め
されており、位置決め溝４２内に受けられるように形成
された４つの円周方向に間隔を置いた放射方向外方に突
出する位置決め耳部７２が周辺口りに形成されており、
２つの軸方向上方に突出する放射方向内方に変形可能な
錠止タブ７４は後述する様な具合にボスの側壁３４の錠
止開口４０内に釈放自在にスナップ止め出来る拡大され
た上端部７６を有している。カバー部材２２の下端壁７
０は直立する環状のカラー８０によって下端壁７０の上
側面に沿って接している環状の開ロア８が設けられてい
る。

ボス２０の下端部内のカバー部材２２を迅速に取付ける
ために、カバー部材２２は位置決め耳部７２を位置決め
溝４２に入れるように第２図に示される軸方向位置にボ
ス２０の下端開口３６内に上方に押圧され、錠止タブ７
４を錠止開口４ｏ内に外方に押出すように為し、これに
よってカバー部材２２が開口下端部を越えてボス２０に
釈放自在に錠止される。ボス２０からカバー部材２２を
取外すよう所要される時に、カバー部材２２の錠止タブ
７４は関連したボス２０の開口がら錠止タブを離脱すべ
くカバー部材の軸方向移動を許すように内方に簡単に押
圧されて第５図に示される様にボス２０からカバー部材
２２の軸方向離脱を可能にしている。

ライン放出ボタン２８は成形されたプラスチック構造で
、底端壁９０によって下端が閉じられた管状の側壁８８
を有している。側壁８８の上端部に下向きに形成された
４つの円周方向に間隔を置いて軸方向に延びる渭９２は
、ライン放出ボタン２８の側壁８８から放射方向外方に
突出する４つの矩形断面の歯部材９４ａ、９４ｂ、９４
ｃ、９４ｄの処で下端が終わっている。これら歯部材９
４ａ、９４ｂ、９４ｃ、９４ｄの下のライン放出ボタン
２８の側壁８８の外径はカバー部材２２の下端壁７０の
中央の開ロア８内に下方に滑動可能に受けられるような
大きさを成しており、ライン放出ボタン２８の側壁８８
の内径はボス２０の中央の支持カラー５０を滑動可能に
受けるような大きさを成している。

ライン放出ボタン２８の底端壁９０の中央部から上方に
延びるばね支持構造９６は、上端に形成された３つの円
周方向に間隔を置いた溝１０２を有する中空の円筒状の
支柱１０２の底部から放射方向外方に延びる８つの円周
方向に間隔を置いたりブ９８によって形成されている。

ライン収納スプール３０は成形されたプラスチック構造
で、内側面１０６を持った中空の端部が開口した円筒状
のボス部１０４を有している。このボス部１０４の上下
端部の軸方向内方に位置決めされて放射方向外方に突出
する環状の上下スプールフランジ１０８．１１０は第２
図に明示される様に弾性切断ライン１６が巻回できる弾
性切断ライン収納空所１１２をボス部１０４と一緒に形
成している０円周方向に間隔を置いた一連の放射方向に
延びる補強リブ１１４は第２．５図に示される様にスプ
ールフランジ１０８の外側面に形成されている。第２図
に示される様に、ライン収納スプール３０のボス部１０
４の下端部には、ボス部１０４に対してライン収納スプ
ール３ｏを取外したり取付けたりする時に簡単に保持出
来るように放射方向外方に突出する環状のリップ１１０
゛が設けられる。

第２図乃至第４図に示される様に、２つの円周方向に間
隔を置いた一連の放射方向内方を向いた矩形断面の歯部
材１２０ａ　〜１２０ｄ、１２２ａ〜１２２ｄはライン
収納スプール３０のボス部１０４の内側面１０６に形成
されている。後述される様に、これら８つのライン収納
スプール３０の歯部材１２０ａ　〜１２０ｄ、１２２ａ
〜１２２ｄは４つのライン放出ボタン２８の歯部材９４
ａ〜９４ｄと協同して、トリマー作動の際に地面に対す
るライン放出ボタン２８のタッピング、すなわち押圧に
応答して弾性切断ライン１６の端部１６ａを長くするよ
うにライン出口開口４６を通って弾性切断ライン１６の
払い出しを生じる。ライン収納スプール３０の下の歯部
材１２０ａ’−１２０ｄはボス部１０４の底端部に隣接
して軸方向に位置され且つライン収納スプール３０の上
の歯部材１２２ａ〜１２２ｄから下方および円周方向に
ずれている。

第５図に示される完全な分解状態から切断ヘッド組体１
０を組立てるために、ねじの切られた軸２４の拡大され
た上端部２４ａは第２図に示される様にボス２０の開口
４４内に上方に圧力底めされるので、軸２４の上端部２
４ａ上の放射方向に突出するリブ２４ｂは溝４５に入る
（第５図）。

圧縮ばね２６の下端部はライン放出ボタン２８の内部の
圧縮ばね用の支柱１００の上端部上に嵌められるので、
圧縮ばね２６はライン放出ボタン２８内のりブ９８と係
合する。

ライン放出ボタン２８はそこで中央の支持カラー５０の
方に上方に押されてライン放出ボタン２８の軸方向の溝
９２内にボス２０のリブ６２が入るようにする。ライン
放出ボタン２８は圧縮ばね２６を圧縮するように上方向
にしっかり押圧されて軸２４の放射方向の拡大された下
端部２４ｃ上の円筒状の支柱１００を駆動し、これによ
って支柱１００にライン放出ボタン２８を摩擦係合して
上端部２４ａとライン放出ボタン２８のリブ９８の底部
と夫々係合する上下げね端部のよってライン放出ボタン
２８内に圧縮ばね２６を保持するように為す、ライン放
出ボタン２８は次いで釈放されて圧縮ばね２６を非圧縮
状態に戻すようにする。

軸２４の下端部とライン放出ボタン２８の内側面の間の
摩擦係合はボス２０の支持カラー５０上にライン放出ボ
タン２８を釈放可能に保持し、ボス２０のリブ６２は駆
動軸１２の軸心１４周りのライン放出ボタン２８とボス
２０の間の相対的回転を防止する。併し、ライン放出ボ
タン２８の渭９２は第２図の左側に示される下方に延び
たライン放出ボタン位置と第２図の右側に示されるライ
ン放出ボタン上引込み位置との間をボス２０に対して軸
方向にライン放出ボタン２８が動くことを許す。

軸２４とライン放出ボタン２８の内側面の間の係合は、
カバー部材２２がハウジング１８のボス２０に取付けら
れる前に、ボス２０の支持カラー５０上にライン放出ボ
タン２８を保持するように十分であるが、軸２４とボス
２０の間の摩擦係合よりも相当に弱い、従って、ボス２
０の支持カラー５０からライン放出ボタン２８を取外す
ように所要される時に、ライン放出ボタン２８は軸２４
からライン放出ボタン２８を離すよう下方に簡単に引張
られ、離れたライン放出ボタン２８は圧縮ばね２６を緩
めるように為す。

ライン放出ボタン２８はボス２０の支持カラー５０上に
配置され、ライン放出ボタン２８はライン収納スプール
３０のボス部１０４の内部に下方に挿入され、弾性切断
ライン１６の端部１６ａはボス２０のライン出口開口４
６を経て外方に通される。第３図に示される様にライン
収納スプール歯部材１２０ａ〜１２０ｄ、１２２ａ　〜
１２２ｄの組の間に円周方向に歯部材９４ａ〜９４ｄが
配置されたライン収納スプール３０はボス２０の内部に
上方に押されるので、ボス２０のカラー５８はライン収
納スプール３０のボス部１０４の内部に滑動可能に受け
られる。終に、ライン放出ボタン２８の底端部はカバー
部材２２の中央の開口４４に挿入され、カバー部材２２
の側壁６８はボス２０の内部に押し込まれ、カバー部材
２２は先に説明した様に所要位置にカバー部材２２を錠
止するようボス２０内に押し込まれる。カバー部材２２
の配置はライン放出ボタン２８を伸長された作動位置に
上方に押して圧縮ばね２６を僅かに圧縮する。

この様な具合に所要位置に釈放自在に錠止されたカバー
部材２２によって、取付けられたライン収納スプール３
０は係合用のリブ６４とライン収納スプールのボス部１
０４の上端部の間の滑動自在な軸方向係合と、ボス２０
のカラー５８の開口下端部６０とライン収納スプールの
上の歯部材１２２ａ〜１２２ｄ間の滑動可能な軸方向係
合と、第２図に明示される様にライン収納スプールの下
の歯部材１２０ａ〜１２０ｄとライン収納スプールのボ
ス部１０４の下端部との環状のカバー部材のカラー８０
とカバー部材のリブ８２の係合とによってハウジング１
８に対する適宜な軸方向の動きを抑制する。第２図に示
される取付位置のカバー部材２２によって、圧縮ばね２
６を僅かに圧縮するカバー部材２２とライン放出ボタン
の歯部材９４ａ〜９４ｄの間の係合はライン放出ボタン
の歯部材９４ａ〜９４ｄをライン収納スプールの下の歯
部材１２０ａ〜１２０ｄと垂直に整列される。

組立てられた切断ヘッド組体１０は第２図に示される様
に駆動軸１２の底端部に直接ねじ着でき、駆動軸１２は
ボスの上の開口４４内に下方に延び且つ圧力底めされた
軸２４内にねじ着される。駆動軸１２による切断ヘッド
組体１０の高速回転は弾性切断ライン１６の端部１６ａ
に、第３図の矢印１２４により示される様にライン収納
スプール３０に反時計方向の回転力を作用する弾性切断
ライン遠心放出力を生じる。併し、第２図の左側に示さ
れる様に下方に延びた作動位置のライン放出ボタン２８
によって、ライン収納スプール３０の反時計方向の回転
はライン放出ボタンの歯部材９４ａ〜９４ｄとライン収
納スプールの下の歯部材１２０ａ〜１２０ｄとの各々の
係合によって防止される０代表的なライン放出ボタンの
歯部材９４ａ、９４ｂとライン収納スプールの下の歯部
材１２０ａ、１２０ｂとのライン収納スプール回転防止
係合が第４図に概略的に示される。

ライントリマーの作動の間に、弾性切断ライン１６の端
部１６ａが摩耗して短くなった時に、トリマー使用者は
ライン放出ボタン２８を引込み位置に動かすように地面
に対して単にライン放出ボタン２８の下端部を軽く叩く
。引込み位置へのライン放出ボタン２８の上方作動はラ
イン放出ボタンの歯部材９４ａ〜９４ｄをライン収納ス
プールの下の歯部材１２０ａ〜１２０ｄとの係合を上方
に外すように動く、ライン放出ボタンの歯部材９４ａ〜
９４ｄのこの上方への動きは第４図に示され、ライン放
出ボタンの下部が地面を叩く際に、各ライン放出ボタン
の歯部材９４ａ、９４ｂが第２図に示される点線位置に
に上方に動かされる。

ライン収納スプールの下の歯部材１２０ａ〜１２０ｄか
らのライン放出ボタンの歯部材９４ａ〜９４ｄの離脱は
弾性切断ライン１６の端部１６ａに弾性切断ライン遠心
放出力を生じて、第４Ａ図に示される様にライン収納ス
プールの上の歯部材１２２ｂ、１２２ｃが今、上方に移
動したライン放出ボタンの歯部材９４ａ、９４ｂと係合
して停止される迄、反時計方向にライン収納スプール３
０を回転するように為す、この点で、勿論、他の２つの
ライン放出ボタンの歯部材９４ｃ、９４ｄは他のライン
収納スプールの上の歯部材１２２ａ、１２２ｄと係合し
て停止される。

ライン放出ボタン２８が地面から持上げられる時に、圧
縮ばね２６は、第４Ａ図のライン放出ボタンの歯部材９
４ａ、９４ｂの点線位置により代表的に示される様な伸
長位置にライン放出ボタン２８を戻す、ライン放出ボタ
ンの歯部材９４ａ、９４ｂのこの下方移動は、ライン収
納スプールの下の歯部材１２０ｂ、１２０Ｃが第４Ｂ図
に示される様に今は下方に移動されたライン放出ボタン
の歯部材９４ａ、９４ｂと係合して停止される迄、ライ
ン収納スプール３０の反時計方向回転を再び生じるよう
に弾性切断ライン１６の端部１６ａに遠心放出力を生じ
る。

従って、ライン放出ボタン２８の単一の押圧と解放に応
答して、弾性切断ラインの２つの任意な伸長増加はライ
ン出口開口４６を通って円周方向に放出されて、全ライ
ン放出量は第３図に示される様に反時計方向のライン収
納スプール３０の４分の１回転に起因している。付加的
な４分の１スプ一ル回転ライン放出量は適宜な回数のラ
イン放出ボタンの地面への押圧によって簡単に選択的に
達成できる。

ライン収納スプール３０を取換えたり或はライン収納ス
プール３０に弾性切断ラインを再補充するために、カバ
ー部材の錠止タブ７４を放射方向内方に押圧してカバー
部材２２をボス２０から軸方向に外して、先に述べた様
にボス２０に摩擦係合して維持されているライン放出ボ
タン部材２８に沿ってライン収納スプール３０を下方に
滑動して外すことが必要な全てである。簡潔に言えば、
他の部材は切断ヘッド組体から外す必要が無く、カバー
部材２２が取外される時に、ボス２０から他の部材が勝
手に脱落することが無い、切断ヘッド組体の釣り合いは
完全に組立てられた作動状態のよ）である０次のトリミ
ングに使用するために切断ヘッド組体を用意するのに必
要なことはカバー部材と弾性切断ラインが充填されたラ
イン収納スプール３０を再び取付ることである。

比較的複雑で多数部材構成の通常のバンプ供給型切断ヘ
ッド組体と比較するに、この発明の切断ヘッド組体１０
は、空になった弾性切断ラインを取換えるように必要に
なった時に通常のトリマー使用者が取扱うよう一層容易
になった十分に簡略化された構造を好適に設けている。

切断ヘッド組体の完全な分解と再組立てのために如何な
種類の工具も必要でない。

勿論、この簡略化は多数の作動および製造利点を育す１
例えば、切断ヘッド組体１０が６つの構成部材だけであ
るので、全体の材料費と重量が充分に低減され、これに
よって製造費用が相当に減少される。また、この重量低
減に基いて、切断ヘッド組体の回転慣性が相当に減少さ
れるので、切断ヘッド組体の与えられた回転速度には少
しだけの駆動力が必要である。この回転慣性の減少は、
下カバー部材２２がボス２０内に収容されて切断ヘッド
組体の全体直径が大きくならないことによって強調され
る。

切断ヘッド組体１０の機械的簡略化は、ラインガードの
はと目金の取付けと、ねじ付軸の圧力嵌めとを除いて、
如何な種類の特別な工具をも用いることなく工場で一緒
に迅速に組立てるように出来る６つの部材だけであるの
で、初期の製造費用を低減できる。

以上の詳細な説明は図示と例示だけにより与えられるも
のであることが明確に理解されるべきであり、この発明
の精神と範囲は添付の請求の範囲によって制限されるだ
けである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の要部を実施した弾性ライントリマー
の切断ヘッド組体の平面図、第２ｒＭは第１図の２−２
線に沿った切断ヘッド組体の断面図で切断ヘッド組体の
左側に下方伸長位置のバンプ供給型のライン放出ボタン
が示されて切断ヘッド組体の右側に上方引込位置のライ
ン放出ボタンが示され、第３図は第２図の３−３線に沿
った切断ヘッド組体の断面図でライン放出ボタンの全体
が図示明確のために下方伸長位置に示され、第４．４Ａ
、４Ｂ図は第３図の４−４線に沿った切断ヘッド組体の
概要部分断面図で切断ヘッド組体からの追加の弾性切断
ラインの送出しの際のライン収納スプールとライン放出
ボタンの間の作動を順次に示し、第５図は切断ヘッド組
体の分解斜視図である０図中、１０：切断ヘッド組体、
１２：駆動軸、１６：弾性切断ライン、１８：ハウジン
グ、２０ニボス、２４：ねじ付の軸、２６：圧縮ばね、
２８ニライン放出ボタン、３０ニライン収納スプール、
３２：上端壁、３４；側壁、３６：開口下端部、４０：
錠止開口、４２：位置決め溝、４６：ライン出口開口、
５０：支持カラー、５４：ウェブ、５８：カラー、５９
：パッド、６２：リブ、６８：側壁、７２：位置決め溝
、７４：錠止タブ、９２：溝、９４ａ〜９４ｄ、１２０
ａ〜１２０ｄ、１２２ａ　〜１２２ｄ：歯部材、９６：
ばね支持構造、９８：リブ、１００：支柱、１０２：溝
、１０４：ボス部、１０８．１１０ニスブールフランジ
、１１２：弾性切断ライン収納空所、１１４：補強リブ
。 ８５

Claims (21)

【特許請求の範囲】
1. （１）軸心を取囲む側壁を有し貫通する開口が設けられ
   た軸心周りに回転駆動可能なハウジング、ハウジング内
   に回転可能に取付けられて適宜な軸方向往復動に対して
   抑制されて該軸心を横切る切断面内に該開口を通って弾
   性切断ラインの自由端部が外方に延びるようにハウジン
   グ内に配置され、ハウジングが高速で回転する時に弾性
   切断ライン遠心放出力が作用し、該軸心と同心の内側面
   を持った中空のボス部を有し弾性切断ラインの自由端部
   を保持するライン収納スプール装置、ハウジングから軸
   方向下方に突出し伸長位置と引込み位置の間を相対的に
   軸方向に動くことが出来る地面係合装置、 地面係合装置を伸長位置に向かって押圧する圧縮ばね装
   置、 地面係合装置とライン収納スプール装置の中空のボス部
   の内側面とに形成されて該軸心を横切る方向に突出して
   地面係合装置が地面または他の固体物体に対して押圧さ
   れる迄はハウジングの回転作動の間ハウジングに対する
   ライン収納スプール装置の回転を防止し、次いで伸長位
   置から引込位置への地面係合装置の動きに応答してライ
   ン収納スプール装置から対応した長さの弾性切断ライン
   を放出するようにライン収納スプール装置の追加の回転
   を行い、次に地面係合装置の伸長位置に戻すように為す
   協同して係合自在な歯部材装置、から成り、該地面係合
   装置は地面に対して押圧されて地面係合装置を伸長位置
   から引込み位置に圧縮ばね装置のばね力に抗して連続し
   て動かされて次いで圧縮ばね装置によって伸長位置に戻
   されるよう出来る弾性ライントリマーの切断ヘッド組体
   。
2. （２）協同して係合自在な歯部材装置は、 地面係合装置に形成されて軸心を取り囲む第１の環状の
   円周方向に間隔を置いた一連の放射方向外方に突出する
   歯部材と、 ライン収納スプール装置のボス部の内側面に形成されて
   軸心を取り囲む第２の環状の円周方向に間隔を置いた一
   連の放射方向内方に突出する歯部材と、 ライン収納スプール装置のボス部の内側面に形成されて
   軸心を取り囲む第３の環状の円周方向に間隔を置いた一
   連の放射方向内方に突出する歯部材と、 から成り、第２および第３の一連の歯部材が互いに軸方
   向に且つ円周方向にずれている請求項１記載の弾性ライ
   ントリマーの切断ヘッド組体。
3. （３）ハウジングは、 開口が形成された環状の側壁を有し、貫通する錠止開口
   が該側壁に形成されると共に開口下端部を有するボスと
   、 該ボスの開口下端部を横切って延びる下端壁、地面係合
   装置が下方に延びる中央の開口、該ボスの側壁内に伸縮
   自在に受けられて錠止開口内に錠止して受けられる弾性
   変形可能な錠止タブを持った環状の側壁を有するカバー
   部材と、 備えている請求項１記載の弾性ライントリマーの切断ヘ
   ッド組体。
4. （４）ハウジングは、地面係合装置が延びる中央開口の
   在るカバー部材に対するボスを有し、 ライン収納スプール装置のボス部は地面係合装置を同軸
   に取り囲み、カバー部材が釣り合ったハウジングから取
   外される時に地面係合装置から軸方向に取外され、 圧縮ばね装置は地面係合装置内に配置され、地面係合装
   置は、カバー部材とライン収納スプール装置が取外され
   る時にハウジングのボスに地面係合装置を釈放自在に保
   持するような具合にハウジングのボスに取外し自在に保
   持された、請求項１記載のライントリマーの切断ヘッド
   組体。
5. （５）弾性ライントリマーはねじの切られた切断ヘッド
   連結端部の在る駆動軸を有し、 ハウジングは、駆動軸の端部を挿入できる中央開口が貫
   通して設けられた上端壁を有し、 ハウジング上端壁の中央開口の下のハウジング内に整列
   して回転しないよう係留保持されたねじ付の軸、 を備え、これによって中央上端壁開口内に駆動軸の切断
   ヘッド連結端部を延ばして切断ヘッド組体の回転により
   該ねじ付の軸にねじ着されることによって駆動軸に切断
   ヘッド組体を固着できる請求項１記載のライントリマー
   の切断ヘッド組体。
6. （６）ハウジングは、地面係合装置が伸長する中央開口
   の在る取外し自在なカバー部材を有し、地面係合装置は
   ねじ付軸に取外し自在に取付けられていて、カバー部材
   がハウジングから取外される時にねじ付軸に保持される
   請求項５記載のライントリマーの切断ヘッド組体。
7. （７）中央の軸心周りに回転駆動され、上端壁と上端壁
   の周辺から垂下し開口が形成された側壁と開口下端部と
   を有する中空のほゞ円筒状のハウジングのボス、 ハウジングのボスに取外し自在に取付けられてハウジン
   グのボスの下端部を横切って延び、且つ軸方向に貫通し
   て延びる中央開口を有するカバー部材、 ハウジングのボス内に回転可能に取付けられて軸心を同
   軸的に取囲む中空の端部が開口したボス部を有し、開口
   を通って外方に伸長自在な外端部を有する弾性切断ライ
   ンを保持するように出来るライン収納スプール、 スプールボスを通ってハウジングのボス内に開口する中
   央のカバー部材を通って上方に軸方向に延び、下方伸長
   位置と上方引込み位置の間をカバー部材に対して軸方向
   に動くことが出来るライン放出ボタン、 ハウジングのボスに対するライン収納スプールの回転を
   防止して、ライン放出ボタンが伸長位置から引込み位置
   に動かされて次いで伸長位置に戻される時にハウジング
   に対するライン収納スプールの追加の回転を許す追加ラ
   イン供給装置、ライン放出ボタンを伸長位置に向かって
   押圧してライン収納スプールとカバー部材がハウジング
   のボスから取外される時にライン放出ボタンをハウジン
   グのボスに保持するようにライン放出ボタンとハウジン
   グのボス間を連結する圧縮ばね装置、を備えた弾性ライ
   ントリマーの切断ヘッド組体。
8. （８）ハウジングのボスの側壁は形成された錠止開口を
   有し、カバー部材はハウジングのボスの側壁内に伸縮自
   在に受けられる上方に突出する側壁を有し、カバー部材
   は、カバー部材の側壁により支持された弾性変形可能な
   錠止部材によってハウジングのボスに取外し自在に取付
   けられた、請求項７記載の弾性ライントリマーの切断ヘ
   ッド組体。
9. （９）駆動軸心に沿って延び、軸方向に貫通して延びラ
   イントリマー駆動軸の連結端部を受けるように出来る中
   央の開口の在る上端壁と、上端壁の周辺から垂下して放
   射方向にライン出口開口が形成された環状の側壁と、開
   口下端部と、上端壁開口を外方に取り囲み上端壁から軸
   方向下方に延びる中空管状の支持カラーとを有する中空
   のほゞ円筒状のハウジングのボス、ハウジングのボスの
   下端部を横切って延び且つ軸方向に貫通して延びる中央
   開口を有するカバー部材、ハウジングのボスにカバー部
   材を釈放自在に保持する錠止手段を有するハウジング、 円筒状の側壁と開口上端部と下端壁とを有し、管状支持
   カラーを同軸に釈放自在に受け中央のカバー部材の開口
   を通って延びていて下方に突出する下端部を有する中空
   のほゞ管状のライン放出ボタン、 ハウジングに対する駆動軸周りのライン放出ボタンの多
   少の回転を排除するが、中央のカバー部材開口を通る下
   方伸長位置と上方引込み位置間のハウジングに対するラ
   イン放出ボタンの軸方向の動きを許すハウジングおよび
   ライン放出ボタンの協同手段、 支持カラーの上端部内に非回転に捕捉保持されて駆動軸
   による駆動軸心周りにハウジングを回転駆動するように
   駆動軸の連結端部にねじ着すべく設けられて且つ釈放可
   能に捕捉保持されるねし付軸、 ライン放出ボタンを下方伸長位置に向かって押圧すべく
   ライン放出ボタンおよび支持カラー内に設けられた圧縮
   ばね装置、 ライン出口開口を通って外方に伸長可能な外端部を有す
   る弾性切断ラインを保持すべくハウジング内に設けられ
   、該軸心周りにハウジングに対して回転可能であるが、
   ハウジングに対する多少の軸方向往復動に対してハウジ
   ングによって抑制され、ライン放出ボタンの側壁の外側
   面を外方に取り囲む内側面を持った中空のたが開口した
   円筒状のボス部を有するライン収納スプール、 ライン放出ボタンが伸長位置にある時にハウジングに対
   するライン収納スプールの回転を防止するが、ライン放
   出ボタンが伸長位置から引込み位置に連続的に動かされ
   て伸長位置に戻される時にハウジングに対するライン収
   納スプールの追加の回転を許すべくライン放出ボタンの
   外側面およびライン収納スプールのボス部の内側面に形
   成された協同する追加ライン供給装置、 を備えた、切断ヘッド組体の連結端部の在る駆動軸を有
   する弾性ライントリマーのバンプ供給型切断ヘッド組体
   。
10. （１０）ライン収納スプールに巻かれた弾性切断ライン
    を備えた請求項９記載の弾性ライントリマーのバンプ供
    給型切断ヘッド組体。
11. （１１）支持カラーの上端部の内側面に円周方向に間隔
    を置いた一連の放射方向内方を向いたリブが形成され、
    これらリブ間にねじ付軸が圧力嵌めされた請求項９記載
    の弾性ライントリマーのバンプ供給型切断ヘッド組体。
12. （１２）ライン放出ボタンはばね支持構造を有し、圧縮
    ばね装置はライン放出ボタン内に収容され且つ上端部が
    ねじ付軸に対して支承されて下端部がばね支持構造に対
    して支承された圧縮ばねを有している請求項９記載の弾
    性ライントリマーのバンプ供給型切断ヘッド組体。
13. （１３）ねじ付軸の下端部は、ねじ付軸とハウジングの
    ボスの間の摩擦保持力よりも小さな保持力でライン放出
    ボタンに取外自在に取付けられ、これによってカバー部
    材とライン収納スプールが取外される時にハウジングの
    ボスにライン放出ボタンが保持され、ハウジングのボス
    からねじ付軸を取外すことなくねじ付軸からライン放出
    ボタンを引き離すことが出来る請求項１２記載の弾性ラ
    イントリマーのバンプ供給型切断ヘッド組体。
14. （１４）ライン放出ボタンは下端壁から軸方向上方に延
    びる中空ねじ付のばね支持構造を有し、ねじ付軸は下端
    部が中空ねじ付の支持構造内に取外し自在に捕捉保持さ
    れた請求項１１記載の弾性ライントリマーのバンプ供給
    型切断ヘッド組体。
15. （１５）カバー部材は、底壁の周辺から上方に延び且つ
    ハウジングのボスの側壁内に伸縮自在に受けられた環状
    の側壁を有している請求項９記載の弾性ライントリマー
    のバンプ供給型切断ヘッド組体。
16. （１６）ハウジングのボスの側壁を貫通して形成された
    少なくとも１つの錠止開口、カバー部材の側壁によって
    支持されて該少なくとも１つの錠止開口内に錠止して受
    けられた少なくとも１つの弾性変形可能な錠止タブを有
    する請求項１５記載の弾性ライントリマーのバンプ供給
    型切断ヘッド組体。
17. （１７）ハウジングおよびライン放出ボタンの協同手段
    は、ライン放出ボタンの側壁の上端部を通って内方に延
    びる円周方向に間隔を置いた一連の軸方向の溝、並びに
    支持カラーの上端部から放射方向外方に延び且つ該溝内
    に滑動可能に受けられた円周方向に間隔を置いた一連の
    リブを有している請求項９記載の弾性ライントリマーの
    バンプ供給型切断ヘッド組体。
18. （１８）ハウジングのボスの上端壁から垂下して支持カ
    ラーの上端部を外方に取り囲み且つライン収納スプール
    のボス部の上端部に同軸に滑動可能に受けられた第２の
    環状カラーを備えた請求項１７記載の弾性ライントリマ
    ーのバンプ供給型切断ヘッド組体。
19. （１９）協同する追加ライン供給装置は、ライン放出ボ
    タンの側壁の外側面に形成されて駆動軸を取り囲む環状
    の円周方向に間隔を置いた一連の放射方向外方を向いた
    歯部材と、ライン収納スプールの内側面に形成されて駆
    動軸を取り囲む第１の環状の円周方向に間隔を置いた一
    連の放射方向内方を向いた歯部材と、ライン収納スプー
    ルの内側面に形成されて駆動軸を取り囲む第２の環状の
    円周方向に間隔を置いた一連の放射方向内方を向いた歯
    部材と備え、第１および第２の一連の歯部材は互いに軸
    方向および円周方向にずれている請求項９記載の弾性ラ
    イントリマーのバンプ供給型切断ヘッド組体。
20. （２０）内側面を持った中空の端部が開口した円筒状の
    ボス部と、ボス部の両端部に固着されて両端部から放射
    方向外方に延び且つ環状のライン収納空所を一緒に形成
    する第１および第２の軸方向に間隔を置いたスプールフ
    ランジと、ボス部の内側面に形成された第１の円周方向
    に間隔を置いた環状の一連の放射方向内方を向いた歯部
    材と、ボス部の内側面に形成された第２の円周方向に間
    隔を置いた環状の一連の放射方向内方を向いた歯部材と
    を有し、第１および第２の一連の歯部材は互いに円周方
    向に且つ軸方向にずれているライン収納スプールを備え
    た、弾性ライントリマーの回転可能な切断ヘッド組体内
    に弾性切断ラインを保持する装置。
21. （２１）ライン収納スプールの環状のライン収納空所に
    巻かれた弾性切断ラインを有する請求項２０記載の弾性
    ライントリマーの回転可能な切断ヘッド組体内に弾性切
    断ラインを保持する装置。