JP2000262126A - 刈払機用のロータリカッタ - Google Patents

刈払機用のロータリカッタ

Info

Publication number
JP2000262126A
JP2000262126A JP11069723A JP6972399A JP2000262126A JP 2000262126 A JP2000262126 A JP 2000262126A JP 11069723 A JP11069723 A JP 11069723A JP 6972399 A JP6972399 A JP 6972399A JP 2000262126 A JP2000262126 A JP 2000262126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
pressing body
cutter
case
rotary cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11069723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4121210B2 (ja
Inventor
Shuhei Tsunoda
修平 角田
Keizo Shimizu
敬三 清水
Minoru Shibazaki
稔 柴崎
Hideki Hashiba
英希 橋場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STARTING IND
Starting Industrial Co Ltd
Original Assignee
STARTING IND
Starting Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STARTING IND, Starting Industrial Co Ltd filed Critical STARTING IND
Priority to JP06972399A priority Critical patent/JP4121210B2/ja
Priority to US09/503,475 priority patent/US6418627B1/en
Priority to EP00103914A priority patent/EP1036493B1/en
Priority to DE60000316T priority patent/DE60000316T2/de
Publication of JP2000262126A publication Critical patent/JP2000262126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4121210B2 publication Critical patent/JP4121210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/416Flexible line cutters
    • A01D34/4161Means for feeding cutter line
    • A01D34/4163Means for feeding cutter line by triggered line feedout, e.g. bump-feeding

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コードの自由端側が摩耗の際のコードの繰り
出し操作をロータリカッタの低速回転時や非作動状態
(停止)時でのみ実施できるようにする。またロータリ
カッタの分解時に各部品がバラバラにならないようにす
る。 【解決手段】 草などの刈り払いを行うコードと、該コ
ードを収納しかつ間欠回動しながら該コードを繰り出す
リールと、該リールを収納するケースを覆うカバーと、
該ケースから下方に突出し押圧することにより軸方向に
移動可能でありかつ前記リールを間欠回動させる押圧体
とからなる刈払機用のロータリカッタにおいて、該押圧
体を前記ケースから突出させる方向に付勢する手段が前
記リールと押圧体との間に設けられ、該押圧体とケース
とは相互に係合して相対的に回動せず軸方向には摺動可
能であるとともに、前記付勢手段に抗して前記押圧体を
押すことにより該押圧体に設けた一組の突起が前記リー
ルに設けた突起に係合、離脱して該リールを間欠回動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原動機などによりシ
ャフトを介して回転駆動されるケースの半径方向に延出
されたコードにより草などの刈り払い作業を行うための
刈払機用のロータリカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としてはリールにコ
ードを収納する方式のもので、コードの自由端側が摩耗
した時に、これを繰り出す方法としてエンジンを停止さ
せ、カッタ部を一部分解したり、ねじを緩めるか、また
は特開昭57−5608号公報に示すようにカッタの取
付軸の先端にリールを軸方向に移動させるための押圧体
を設けて、これを回転中に押し込むことによりリールと
ハウジングの位相がずれてコードが繰り出されるように
構成されているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成の従来のロータリカッタでは、前者はコードを繰
り出すための操作が極めて繁雑であり、また後者は回転
中に押圧体を叩きつけて押込むために、コードの自由端
側が下がりコードによって小石などを飛散させて危険で
あり、さらにロータリカッタの分解時に各部品がそれぞ
れ分離して再組付けの際に、極めて面倒な手順や細心の
注意が必要となるなどの問題があった。さらに刈払機側
の形状が異なる場合に、カバーに取付けることができ
ず、したがって刈払機によっては当該ロータリーカッタ
を使用することができないなどの問題もあった。
【0004】本発明の目的は、前記した従来の技術の問
題点を解決し、コードの自由端側が摩耗の際のコードの
繰り出し操作をロータリカッタの低速回転時や非作動状
態(停止)時でのみ実施できるので小石などの飛散も防
止でき、またロータリカッタの分解時に各部品がバラバ
ラにならず、したがって再組付けが容易であり、さらに
刈払機側の形状に応じてカバーを組み替えできるように
構成した刈払機用のロータリカッタを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は回転して草などの刈り払いを行うコードと、該
コードを収納しかつ間欠回動しながら該コードを繰り出
すリールと、該リールを収納するケースを覆うカバー
と、該ケースから下方に突出し押圧することにより軸方
向に移動可能でありかつ前記リールを間欠回動させる押
圧体とからなる刈払機用のロータリカッタにおいて、該
押圧体を前記ケースから突出させる方向に付勢する手段
が前記リールと押圧体との間に設けられ、該押圧体とケ
ースとは相互に係合して相対的に回動せず軸方向には摺
動可能であるとともに、前記付勢手段に抗して前記押圧
体を押すことにより該押圧体に設けた一組の突起が前記
リールに設けた突起に係合、離脱して該リールを間欠回
動させる刈払機用のロータリカッタを特徴とするもので
あって、さらに前記押圧体に設けた一組の突起のうち一
方が嵌合する長孔をさらに前記リールに設けることが好
ましく、前記付勢手段によって一定位置に保持されたラ
チェットがロータリーカッタの高速回転による遠心力に
よって拡開し、前記押圧体の軸方向の摺動を阻止するよ
うに構成し、また前記付勢手段が、前記リールと押圧体
との間に設けたリタンスプリングであり、さらに前記押
圧体の中央部に設けた弾性変形する爪部が前記リールの
中央部に設けた円筒部に係合しているものであり、さら
にまた前記カバーは中央部に刈払機への取付用の雌ねじ
部材を設けたプラスチック材、あるいは中央部に刈払機
への取付用の穴を設けた薄い板金材からなることを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を添付図面に基いて
説明する。図1は本発明の一実施例に係る刈払機用のロ
ータリカッタの非作動状態(停止)時もしくは低速回転
時の状態を示す断面図、図2はロータリカッタが高速回
転中の状態を示す断面図、図3はロータリカッタが低速
回転し、かつ押圧体を押圧している状態を示す断面図、
図4は本発明の一実施例に係る刈払機用のロータリカッ
タの分解断面図、図5はリールの繰り出しの状態を示す
説明図、図6は本発明の他の実施例に係るロータリカッ
タの非作動状態(停止)時もしくは低速回転時の状態を
示す断面図であって、Aはハウジング、1はリール、2
はケース、3はプラスチック製のカバー、3′は薄い板
金製のカバー、4は押圧体、5はラチェット、6はリタ
ンスプリング、7はコードである。
【0007】本発明では、外周部にナイロンなどで形成
されたコード7を収納し、かつ該コード7の中央部(1
本のコードを使用する場合)あるいは一端部(2本のコ
ードを使用する場合)を固定する手段(図示せず)を有
し、かつコード7の絡み合いを防止する環状壁1−1に
より二分割された凹溝1−2を外周部に設け、また中央
に設けられた貫孔1−3の内周面に内方へ突出し等間隔
をおいて設けられた複数個の突起1−4を有するリール
1が有底円筒状からなるケース2内に回動可能に収納さ
れている。また前記貫孔1−3の内部には一体に径方向
に延長するフランジ1−5により支持された円筒部1−
6が設けられ、該円筒部1−6と貫孔1−3は同軸上に
配設されているとともに、前記フランジ1−5には同一
円周上で等間隔をおいて複数個の長孔1−8が穿設され
ている。
【0008】前記ケース2には外周面の相対する方向に
コード7が導出する出口2−1が設けられており、また
底部2−2の中央部には円孔2−3が穿設されている。
そしてケース2の開放端縁部には外方に向いてフック2
−5が設けられており、このフック2−5が前記ケース
2の開放端部全面に亘って覆って取付けられるカバー3
の外周縁部に穿設された孔3−1と嵌合可能に構成され
ている。すなわちフック2−5を孔3−1に嵌合するこ
とによりケース2にカバー3が着脱可能に取付けられ、
該ケース2とカバー3によりハウジングAが構成されて
いる。またカバー3の中央部には刈払機への取付用の雌
ねじ部材3−2が固着され、該雌ねじ部材3−2には刈
払機本体の軸部(図示せず)に螺着されるねじ部3−3
が設けられいる。
【0009】一方ケース2とカバー3により形成される
ハウジングAの内部には、リール1の貫孔1−3内に嵌
入して前記ケース2の円孔2−3より底部が突出するよ
うにリタンスプリング6により付勢された有底円筒体か
らなる押圧体4が収納されており、該押圧体4の開放周
縁部には前記リール1の内周面に設けられた突起1−4
に対応して同じく等間隔をおいて上方で外方へ突出する
複数個の突起4−1が設けられ、さらに押圧体4の底部
4−2からは軸方向に複数個のアーム状の弾性リブ4−
3が突出して該リブ4−3の自由端に設けられた爪部4
−4がリール1の貫孔1−3内部に設けられた円筒部1
−6の環状段部1−7に掛合いされている。
【0010】さらに押圧体4の外周に軸方向に延長して
設けられた突起4−5を、ケース2の円孔2−3の孔周
縁部より軸方向に突出して設けられた円筒壁2−6の内
周面に軸方向に設けられた凹溝2−7と係合させてケー
ス2と押圧体4が相対的に回動しないが軸方向には摺動
可能となるよう構成している。
【0011】そして前記リタンスプリング6は一端が押
圧体4の底部4−2に当接して押圧体4を下方に付勢
し、一方他端はフランジ1−5に支軸5−1を介して回
転可能に枢着されたほぼL字状のラチェット5の短辺部
5−2に当接するよう張設されている。したがってL字
状のラチェット5は、ケース2とカバー3とからなるハ
ウジングAに高速回転による遠心力がかからない限り、
すなわち非作動状態(停止)時もしくは低速回転時には
その長辺部5−3が押圧体4の内周壁と平行になるよう
位置せしめられるものであり(図1参照)、一方前記ハ
ウジングAが高速回転すると、リタンスプリング6に抗
して前記長辺部5−3に遠心力が働いて該長辺部5−3
の自由端5−4が径方向で外方に拡開するので押圧体4
の内周面に設けられた環状の段部4−6と係合できるよ
うに構成されているものである(図2参照)。
【0012】つぎに図5に基づいて押圧体4に設けた突
起4−1と突起4−5、およびリール1の貫孔1−3に
設けた突起1−4との位置関係を説明すると、突起4−
1と4−5は、相互に軸方向に位相がずれておりかつリ
ール1の突起1−4の幅より大きな間隔をおいて円周方
向にも位相がずらされて設けられている。したがって押
圧体4が軸方向に摺動した時にリール1の突起1−4が
該押圧体4の突起4−1と突起4−5の間隔に位置する
よう移動可能な幅を有する構成となっている。
【0013】このような構成を有する本発明についてそ
の動作を以下に説明する。まず刈払機が非作動状態もし
くは低回転状態では図1に示すようにリタンスプリング
6によって押圧体4は下方に付勢されるとともに、リー
ル1の円筒部1−6内の環状段部1−7と押圧体4の弾
性リブ4−3の先端の爪部4−4とが掛合いした状態と
なっているために、それ以上押圧体4が下方に移動する
ことを阻止されている。この際にはリタンスプリング6
の付勢力はラチェット5の短辺部5−2に働いて該ラチ
ェットの長辺部5−3が押圧体4の内周壁と平行する方
向に保持されることになる。
【0014】つぎに刈払機が高速回転を始めると、その
回転によりシャフト雌ねじ部材3−2を介してカバー3
全体を回転させて、孔3−1とフック2−5との嵌合に
よってケース2もカバー3とともに回転するためハウジ
ングA全体が回転し、ケース2の円筒壁2−6に設けら
れた凹溝2−7と押圧体4の外周面に設けられた突起4
−5との係合により該押圧体4もともに一体的に回転
し、さらに押圧体4の突起4−1がリール1の突起1−
4と係合してハウジングAとリール1が一体的に回転す
ることになる。このリール1の回転により該リール1の
凹溝1−2に固定され出口2−1より外部に延出してい
るコード7が回転してその自由端部によって芝や雑草な
どを刈り取ることができる。
【0015】このようにケース2とカバー3とからなる
ハウジングAが高速回転している時は、ラチェット5の
長辺部5−3に遠心力が働いてリタンスプリング6に抗
して長辺部5−3の自由端5−4が径方向で外方に拡開
して押圧体4の段部4−6と係合し得る図2の状態とな
るために押圧体4を地面に叩きつけても該押圧体4は軸
方向に摺動して上昇することができない。
【0016】一方使用していたコード7の自由端側が刈
り取りなどにより摩耗して短くなりリール1より繰り出
す必要がある場合には、ラチェット5の長辺部5−3に
遠心力が働かず該長辺部が押圧体4の内周面と平行状態
を保持されかつハウジングAが低回転している時(図5
の(a)参照)に、図3に示すように押圧体4を地面に
叩きつけると、該押圧体4はリタンスプリング6に抗し
て上方に移動する。
【0017】この際、押圧体4の上昇に伴い突起4−1
も上昇して(図5(b)参照)リール1の突起1−4と
の係合が外れ、刈払機の回転が直接作用する押圧体4は
そのままの回転数で回転を維持するが、該押圧体4の突
起4−1との係合が外れたリール1の回転は慣性力のみ
によるため低下する。このようにリール1の回転が低下
するために押圧体4の回転が先行し、突起4−5が回転
方向の下流側の次の突起4−1と当接する状態となる
(図5(c)参照)。ついでリタンスプリング6の復帰
力により押圧体4が下降するとともに、押圧体4の突起
4−1はリール1の突起1−4の位置に戻る(図5の
(d)参照)続いて次の突起1−4に当接し、図5の
(a)となる。すなわちリール1は該リール1の突起1
−4間の距離だけ間欠回動したことになる。このように
ハウジングAが低速回転している時に、押圧体4を地面
に叩きつけるたび毎に突起1−4間の周長に対応した長
さだけコード7がリール1より繰り出され、作業員が所
望の数だけ押圧体4を地面に叩きつければ所望の長さの
コード7がリール1より繰り出されることになるのであ
る。
【0018】一方ロータリカッタが停止している時に、
コード7を繰り出す場合は、まず押圧体4を地面に叩き
つけて、該押圧体4をリタンスプリング6に抗して上方
に移動させる。この際にはロータリカッタは回転してい
ないので、上昇した突起4−1の回転方向の下流側の上
端で後縁部に設けた傾斜面4−1aが、リール1のフラ
ンジ1−5に等間隔をおいて複数個の長孔1−8の回転
方向の上流側の下端で前縁部に設けられた傾斜面1−8
aに当接することになる。この傾斜面同士の当接によっ
て長孔1−8は図5(b)のように僅かに後方に押しや
られることになる。ついでリタンスプリング6の復帰力
により押圧体4が下降するために、該押圧体4の突起4
−1はリール1の突起1−4に乗り上げた状態となる。
ここで作業員がコード7を引張ればリール1が逆転して
突起4−1は突起1−4の上面を滑動して図5(d)の
位置を占めるために、コード7を繰り出すことができる
ようになるのである。したがってこの場合も作業員が所
望の数だけ押圧体4を地面に叩きつけれコード7を引張
れば所望の長さのコード7がリール1より繰り出される
ことになるのである。
【0019】つぎに本発明に係る刈払機のロータリカッ
タのコード7が摩耗して交換しなければならない場合や
内部の部品を交換、保守するために分解する必要がある
場合などには、まずカバー3の孔3−1とケース2のフ
ック2−5との嵌合を外せばケース2を下方に向けて取
り外すことができる。ついでリール1と押圧体4とをカ
バー3より取り外してコード7を取り替えればよい。こ
の際、リタンスプリング6やほぼL字状のラチェット5
を内装している押圧体4はこの押圧体4のアーム状の弾
性リブ4−3の先端部の爪部4−4とリール1の貫孔1
−3の内部に設けられた円筒部1−6の環状段部1−7
との掛合いによってリール1と分離することがなく、し
たがって再組付けが極めて容易となる。なお押圧体4の
内部にあるリタンスプリング6やほぼL字状のラチェッ
ト5を交換する時には、前記爪部4−4と環状段部1−
7との掛合いを解除するために、押圧体4を下方に強く
引っ張ればアーム状の弾性リブ4−3が撓んで該押圧体
4をリール1より取り外すことができ、押圧体4とリー
ル1とを分離することが可能となる。さらに押圧体4を
リール1に再組付けしたい場合には、ラチェット5やリ
タンスプリング6を内装した後、押圧体4の弾性リブ4
−3をリール1の円筒部1−6内に軸方向で下方より押
込めば、前記とは逆にアーム状の弾性リブ4−3が撓み
爪部4−4が環状段部1−7により縮径し、ついで該環
状段部1−7を乗り越えた後弾性リブ4−3の弾性によ
り原状態に拡開して爪部4−4と環状段部1−7とが掛
合い状態とすることができる。
【0020】以上説明した実施例においては、カバー3
をプラスチック材で成形し、中央部に刈払機への取付け
用の雌ねじ部材を設けたものを説明したが、本発明では
カバー3′を図6のように薄い板金材で形成し、中央部
に刈払機への取付け用の孔3′−1を穿設して構成する
こともできる。このようにカバー3、3′の刈払機への
取付け部分の形状を適宜選択することができるので、刈
払機側の形状に応じてカバーを組み替えて当該ロータリ
カッタを用いることができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、コード
の自由端側が摩耗の際のコードの繰り出し操作をロータ
リカッタの低速回転時や非作動状態(停止)時でのみ実
施できるので小石などの飛散も防止でき、またロータリ
カッタの分解時に各部品がバラバラにならず、したがっ
て再組付けが容易であり、さらに刈払機側の形状に応じ
てカバーを組み替えできるように構成した刈払機用のロ
ータリカッタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る刈払機用のロータリカ
ッタの非作動状態もしくは低速回転時の状態を示す断面
図である。
【図2】本発明の一実施例に係る刈払機用のロータリカ
ッタが高速回転中の状態を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る刈払機用のロータリカ
ッタが低速回転し、かつ押圧体を押圧している状態を示
す断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る刈払機用のロータリカ
ッタの分解断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る刈払機用のロータリカ
ッタにおけるリールの繰り出しの状態を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例に係るロータリカッタの非
作動状態もしくは低速回転時の状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A ハウジング 1 リール 1−1 環状壁 1−2、2−7 凹溝 1−3 貫孔 1−4、4−1、4−5 突起 1−5 フランジ 1−6 円筒部 1−7 環状段部 1−8 長孔 2 ケース 2−1 出口 2−2 底部 2−3 円孔 2−5 フック 2−6 円筒壁 3、3′ カバー 3−1 孔 3−2 雌ねじ部材 3−3 ねじ部 3′−1 取付け用の孔 4 押圧体 4−2 底部 4−3 弾性リブ 4−4 爪部 4−5、4−6 段部 5 ラチェット 5−1 支軸 5−2 短辺部 5−3 長辺部 5−4 自由端 6 リタンスプリング 7 コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴崎 稔 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スター テング工業株式会社内 (72)発明者 橋場 英希 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スター テング工業株式会社内 Fターム(参考) 2B083 AA02 BA02 CA03 CA12 CA27 CB07 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転して草などの刈り払いを行うコード
    と、該コードを収納しかつ間欠回動しながら該コードを
    繰り出すリールと、該リールを収納するケースを覆うカ
    バーと、該ケースから下方に突出し押圧することにより
    軸方向に移動可能でありかつ前記リールを間欠回動させ
    る押圧体とからなる刈払機用のロータリカッタにおい
    て、該押圧体を前記ケースから突出させる方向に付勢す
    る手段が前記リールと押圧体との間に設けられ、該押圧
    体とケースとは相互に係合して相対的に回動せず軸方向
    には摺動可能であるとともに、前記付勢手段に抗して前
    記押圧体を押すことにより該押圧体に設けた一組の突起
    が前記リールに設けた突起と係合、離脱して該リールを
    間欠回動させることを特徴とする刈払機用のロータリカ
    ッタ。
  2. 【請求項2】 前記押圧体に設けた一組の突起のうち一
    方が嵌合する長孔をさらに前記リールに設けたことを特
    徴とする請求項1記載の刈払機用のロータリカッタ。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段によって一定位置に保持さ
    れたラチェットがロータリーカッタの高速回転による遠
    心力によって拡開し、前記押圧体の軸方向の摺動を阻止
    するように構成したことを特徴とする請求項1または2
    記載の刈払機用のロータリカッタ。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段が、前記リールと押圧体と
    の間に設けたリタンスプリングであることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項記載の刈払機用のロータリ
    カッタ。
  5. 【請求項5】 前記押圧体の中央部に設けた弾性変形す
    る爪部が前記リールの中央部に設けた円筒部に係合して
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載
    の刈払機用のロータリカッタ。
  6. 【請求項6】 前記カバーは中央部に刈払機への取付用
    の雌ねじ部材を設けたプラスチック材、あるいは中央部
    に刈払機への取付用の穴を設けた薄い板金材からなるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の刈払
    機用のロータリカッタ。
JP06972399A 1999-03-16 1999-03-16 刈払機用のロータリカッタ Expired - Lifetime JP4121210B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06972399A JP4121210B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 刈払機用のロータリカッタ
US09/503,475 US6418627B1 (en) 1999-03-16 2000-02-14 Rotary cutter of mower
EP00103914A EP1036493B1 (en) 1999-03-16 2000-02-24 Rotary cutter of mower
DE60000316T DE60000316T2 (de) 1999-03-16 2000-02-24 Rotierendes Messer für Mäher

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06972399A JP4121210B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 刈払機用のロータリカッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000262126A true JP2000262126A (ja) 2000-09-26
JP4121210B2 JP4121210B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=13411055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06972399A Expired - Lifetime JP4121210B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 刈払機用のロータリカッタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6418627B1 (ja)
EP (1) EP1036493B1 (ja)
JP (1) JP4121210B2 (ja)
DE (1) DE60000316T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518935A (ja) * 2000-01-04 2003-06-17 アルネトリ モーター デイ アルネトリ ファブリキウス グラス切断装置用のカッティングコード巻取用リール及び前記リールと共働するグラス切断装置用ヘッド
JP2010029075A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Starting Ind Co Ltd 刈払い機用ロータリカッタ
WO2022054749A1 (ja) 2020-09-09 2022-03-17 株式会社斎藤撚糸 コード保持装置
WO2023101024A1 (ja) * 2021-12-03 2023-06-08 スターテング工業株式会社 刈払い機用ロータリカッタ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735874B2 (en) * 2002-06-11 2004-05-18 Kwik Products, Inc. Cutting head for a rotary trimmer
WO2005110685A2 (en) * 2004-05-11 2005-11-24 Alliss George E Vegetation trimmer apparatus
US8081955B2 (en) * 2005-10-20 2011-12-20 Research In Motion Limited Managing content to constrained devices
US8025249B2 (en) * 2007-11-16 2011-09-27 Alliss George E Bi-directional trimmer head spool with curved trimmer line guide
US20100154229A1 (en) * 2006-12-04 2010-06-24 Kwik Products, Inc. Quick loading cutting head for a rotary trimmer
US20080168664A1 (en) * 2007-01-17 2008-07-17 Kwik Products, Inc. Rotary trimmer head with advancing system having rounded tangs
WO2009110385A1 (ja) * 2008-03-05 2009-09-11 スターテング工業株式会社 刈払い機用ロータリカッタ
US7735305B1 (en) * 2009-03-30 2010-06-15 Exmark Manufacturing Company, Incorporated Removable cover and implement incorporating same
JP5419219B2 (ja) * 2009-12-25 2014-02-19 スターテング工業株式会社 刈払い機用ロータリカッタ
US20110232106A1 (en) * 2010-03-23 2011-09-29 Desert Extrusion Corporation Trimmer Head with Drop-Down Reservoir for Ease of Loading
US8656883B2 (en) 2011-07-20 2014-02-25 Briggs & Stratton Corporation Recoil starter assembly for an engine
JP2013034403A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Makita Corp 刈払機
CN104160820B (zh) * 2013-05-17 2017-04-12 苏州宝时得电动工具有限公司 工作组件、打草机及其装配方法
CN103535151B (zh) * 2013-09-26 2015-12-16 浙江亚特电器有限公司 一种割草机打草头
EP3056075B1 (en) * 2015-02-16 2017-07-12 Tecomec S.r.l. Automatic trimmer head
US11122735B2 (en) 2017-09-12 2021-09-21 Milwaukee Electric Tool Corporation String trimmer head and spool

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4656739A (en) * 1976-08-10 1987-04-14 Pittinger Jr Charles B Bump-feed filament vegetation trimmer
ES461559A1 (es) * 1976-08-13 1978-12-01 Toro Co Aparato dosificador de filamento de corte en un dispositivo cortador de vegetacion con filamento flexible.
US4274201A (en) * 1978-02-13 1981-06-23 Berkley And Company, Inc. Rotary cutting assembly with filament feed
US4276691A (en) * 1978-07-17 1981-07-07 Palmieri Vincent A Rotary nylon line vegetation cutter
US4236311A (en) * 1979-01-05 1980-12-02 Emerson Electric Company Vegetation cutting apparatus
JPS575608A (en) 1980-06-14 1982-01-12 Komatsu Zenoa Kk Bush cutter
US4259782A (en) * 1979-09-14 1981-04-07 Proulx Raymond E Flail feedout mechanism for a rotary mower
US4412382A (en) * 1981-05-04 1983-11-01 The Toro Company Line feed mechanism for filament cutting
US4458419A (en) * 1982-09-20 1984-07-10 Proulx Raymond E Simplified flail feedout mechanism for a rotary mower
US4823465A (en) * 1986-12-17 1989-04-25 White Consolidated Industries, Inc. Line feed mechanism for line trimmers
JP3113270B2 (ja) * 1990-11-16 2000-11-27 杉原林機株式会社 コード型草刈機の刈刃装置におけるコード繰出し機構
PT784919E (pt) * 1995-12-18 2002-04-29 Active Srl Cabeca de corte aperfeicoada particularmente para ceifeiras do tipo fio de nylon
US5806192A (en) * 1996-02-15 1998-09-15 Ryobi North America Line feed configuration for line trimmers
US6148523A (en) * 1997-02-14 2000-11-21 Ryobi North America, Inc. Line feed mechanism for a line trimmer
IT1294822B1 (it) * 1997-07-18 1999-04-15 Arnetoli Motor Testina taglia-erba a filo com mezzi per prevenire l'ingresso di detriti

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518935A (ja) * 2000-01-04 2003-06-17 アルネトリ モーター デイ アルネトリ ファブリキウス グラス切断装置用のカッティングコード巻取用リール及び前記リールと共働するグラス切断装置用ヘッド
JP2010029075A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Starting Ind Co Ltd 刈払い機用ロータリカッタ
WO2022054749A1 (ja) 2020-09-09 2022-03-17 株式会社斎藤撚糸 コード保持装置
WO2023101024A1 (ja) * 2021-12-03 2023-06-08 スターテング工業株式会社 刈払い機用ロータリカッタ

Also Published As

Publication number Publication date
EP1036493B1 (en) 2002-08-14
US6418627B1 (en) 2002-07-16
DE60000316T2 (de) 2003-03-27
DE60000316D1 (de) 2002-09-19
JP4121210B2 (ja) 2008-07-23
EP1036493A1 (en) 2000-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000262126A (ja) 刈払機用のロータリカッタ
CA1098721A (en) Assembly for removably attaching flexible cutting line element in grass trimmer
US5020223A (en) Simplified bump-feed type cutting head assembly for flexible line trimmers
AU2007315691B2 (en) Line type grass - cutting head
CA2464857C (en) Fixed line head for flexible line rotary trimmers
US6594907B2 (en) Cutting head for a string trimmer
US7412768B2 (en) Invertible trimmer line spool for a vegetation trimmer apparatus
US4412382A (en) Line feed mechanism for filament cutting
JPH0135627Y2 (ja)
JP2003102231A (ja) 自動装着式固定紐型刈払機用刈払ヘッド
EP0585720A1 (en) Feed-out mechanism for rotary mower cutting head
CA2919032A1 (en) String trimmer head
US4738085A (en) Rotary cutter for mowers
JP2000157028A (ja) 刈払機用のロータリカッタ
US6206312B1 (en) Fly fishing reel with detachable spool shaft supporting plate
JPH07213135A (ja) 可撓性刈り紐を有する刈払機のスプール
US4189284A (en) Slipping clutch mechanism
JP2016059310A (ja) コード式刈払機用刈払ヘッド
JP2010119353A (ja) 草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース
WO2020255852A1 (ja) 作業機用回転刃およびこれを用いた作業機
JP2020178675A (ja) 草刈り機用回転刃およびこれを用いた草刈り機
US7096842B2 (en) Rope-operated actuator for an engine starter
CN209882856U (zh) 鱼线轮的侧盖打开机构
JP2818744B2 (ja) コード式草刈り機のコード長調整装置
JPH10512150A (ja) たわみ線トリマ用線ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080428

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term