JP2627971B2 - ステアリング付重量物搬送台車 - Google Patents

ステアリング付重量物搬送台車

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JP2627971B2 JP2216735A JP21673590A JP2627971B2 JP 2627971 B2 JP2627971 B2 JP 2627971B2 JP 2216735 A JP2216735 A JP 2216735A JP 21673590 A JP21673590 A JP 21673590A JP 2627971 B2 JP2627971 B2 JP 2627971B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として大型コンクリートケーソン等の大重
量物を進水用のプラットホームや浮ドック上に移動させ
るのに好適なステアリング付重量物搬送台車に関する。
(従来の技術) 一般に陸上の製作ヤードにて製造される大型コンクリ
ートケーソンは、その下に台車が挿入できるようにした
製作台上にて製造され、その進水に際しては製作台の台
車挿入路に軌道を設置しておき、その軌道上を重量物持
上用ジャッキを有する横送り台車を製作台の台車挿入路
よりケーソン下に挿入し、ジャッキによりケーソンを持
上げて製作台上から横送り軌道上を、該軌道に交差する
縦送り軌道上まで横送りする。縦送り軌道上には重量物
持上用ジャッキを有しない進水用台車を待機させてお
き、その上にケーソンを降下させて積み換え、この縦送
り軌道上を進水用プラットホームもしくは浮ドック等の
沈降台上まで移動させ、然る後、沈降台を水面下に沈め
てケーソンを水面上に浮上させ、タクボートにて引き出
されるようにしている。
このような従来の進水方法では、縦送り軌道の延長配
置に沈降台上の軌道を位置決めし、これらの軌道上を台
車が移動されるようになっている。
また従来の進水用台車は、その台車にケーソンを載荷
した状態で進水させるため、自走装置や、持上用ジャッ
キを使用せず、押出装置やウインチによって移動させて
いた。
(発明が解決しようとする課題) 上述のようにケーソンをプラットホームや浮ドック等
の進水用の沈降台に載荷する従来の方法では、沈降台上
の軌道の陸上の縦送り軌道とを互いに延長方向に水平方
向位置及び上下方向位置を一致させる必要があり、また
ケーソンを載荷していない場合の移動をウインチ等の他
の駆動手段によらなければならないため、その移動操作
に多くの手数を要し、作業が非能率的であった。
本発明はこのような従来の問題にかんがみ、浮ドック
等の進水用の沈降台に軌道を設けないでもケーソンを載
荷した状態でその平盤状路面上を移動させることがで
き、ケーソンを沈降台に載荷して空荷となった後は、自
らの走行駆動装置により方向を定めながら平盤状路面上
を必要な方向に移動でき、再度軌道上に容易に戻ること
ができるステアリング付重量物搬送台車の提供を目的と
したものである。
(課題を達成するための手段) 上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成す
るための本発明の要旨とするところは、軌道上及び平盤
状走路面上を共に転動自在な複数の車輪が向きを一定方
向に固定して設けられた移動用架台と、該移動用架台上
に複数のスプリングを介して揺動可能に支持させた載荷
台と、該載荷台に支持させた重量物持上用の油圧ジャッ
キと、前記移動用架台の一端に昇降自在に支持され、向
きを変更自在な駆動輪を有するステアリング機構付の走
行駆動機構とを備え、前記走行駆動機構を油圧シリンダ
ーをもって昇降させ、前記駆動輪を前記軌道及び前記平
盤状走路面上に圧接することにより台車の一方側を浮き
上り可能にしてなる自在にしたステアリング付重量物搬
送台車に存する。
(作用) このステアリング付重量物搬送台車は、従来と同様に
製作台やストック台の台車導入路に台車を挿入し、重量
物持上用ジャッキを伸長させることによってケーソン等
の重量物が載荷され、載荷状態ではウインチやプッシャ
ー等の外力によって移動される。
載荷されない空荷状態時には油圧シリンダーにて走行
軌道機構を降下させ、駆動車輪を軌道に圧接させ、駆動
車輪を回転駆動させることにより自走する。
更に平盤状路面上において、ステアリングにより駆動
輪の向きを変更することができ、油圧シリンダーにて駆
動輪を路面に押し付ける際の反力によって移動用架台の
一端側を持ち上げ、該架台の先端下部の車輪と駆動輪に
て全体を支持させ、他の車輪を浮かせた状態でステアリ
ングにより駆動輪の向きを変更することにより任意の向
きに走行することができる。
(実施例) 次に本発明の実施の一例を図面について説明する。
図において、10は軌道上に載せられた搬送台車であ
る。
搬送台車10は底部に移動用架台11を有している。移動
用架台11は下面に軸受12を介して多数の車輪13,13……
が二列配置に備えられ、この車輪13,13……が軌道上に
載せられるようになっている。
移動用架台11の上面には多数のコイルスプリング14,1
4……を介して載荷台15が支持されている。コイルスプ
リング14,14……は移動用架台11の長手方向の両側部上
面と、これに対向する載荷台15の下面との間に多列に配
置されている。
載荷台15は、その上面に長手方向に向けた一対の載荷
部18,18を有している。この両載荷部18,18の間に位置し
て上下に向けた三個の油圧ジャッキ等の重量物持上用ジ
ャッキ19,19,19が載荷台15に支持されている。各ジャッ
キ19は載荷台15に支持されている。各ジャッキ19は伸縮
ロッド20が上向きに出入れされるようになっており、そ
の上端に半球座を介して当て金22が揺動自在に支持され
ている。このジャッキ19は伸縮ロッド20が下側のストロ
ークエンドにあるとき、当て金22の頂面が載荷台15上の
両載荷部18,18より低くなるように構成されている。
移動用架台11の中心部分には略垂直配置に架台持上用
ジャッキ30が設けられている。このジャッキ30は第3図
に示すように移動用架台11の底面に固定した支持基板31
に対し、テーパーロールベアリング32を介して水平方向
に回転自在に油圧シリンダー33の基端側が支持され、油
圧シリンダー33の伸縮ロッドの先端に下スリーブ34の端
板34aを介して接地板35が固定されている。油圧シリン
ダー33の上端外周には上スリーブ36の端板36aが固定さ
れ、上スリーブ36内に下スリーブ34が軸方向にスライド
自在に嵌合されている。
また、接地板35の上面と移動用架台11の下面との間に
は旋回駆動用の油圧シリンダー37(第1図に示す)が介
在され、このシリンダー37によってジャッキ30全体を略
90゜水平に旋回駆動されるようになっている。
移動用架台11の一端側には自走用の走行駆動機構が設
けられている。
この走行駆動機構は、架台11の幅方向に延びる車輪支
持フレーム40に一対の駆動車輪(駆動輪)41,41が軸受
けされており、その車軸42をフレーム中央に備えた油圧
モータ43により減速機を介して駆動させることにより駆
動されるようになっている。
車輪支持フレーム40は、その中央部分前面側にブラケ
ット44が突設され、そのブラケット44を介して揺動枠45
に縦軸46を中心に回動自在に支持されている。
揺動枠45は、先端側が横軸47により移動架台11に枢支
されており、その後端側に前述したフレーム40が左右に
揺動自在に支持されているものである。
一方、車輪支持フレーム40は両端部上面側に昇降用油
圧シリンダー48,48の伸縮ロッド48a,48aの先端が枢着さ
れており、この油圧シリンダー48,48の基端側が移動用
架台11の両側端面に突設したブラケット49,49に枢着さ
れている。
更にこの走行駆動機構40はステアリング機構を備えて
いる。このステアリング機構は、車輪支持フレーム40の
ブラケット44の両側に先端の段部を当接させた一対のス
テアリング用スクリュー50,50をもって構成され、その
スクリュー50,50を揺動枠45に螺嵌させ、一方のスクリ
ューを押し出し、他のスクリューを後退させることによ
り揺動枠45に対する車輪支持フレーム40が縦軸46を中心
にした左右のいずれかの水平方向に回動されるようにな
っている。
このように構成される搬送台車10は、大型コンクリー
トケーソン等の重量物A下において、油圧ユニットを作
動させてジャッキ19の伸縮ロッド20が押し出すと、当て
金22が重量物Aの底面に当接し、重量物Aとの重量がジ
ャッキ19を介して載荷台15にかかり、コイルスプリング
14が押し縮められ、全コイルスプリング14の強さと重量
物Aの重さが釣り合った状態で持上げられる。
このようにして重量物を載荷した状態で搬送台車10を
牽引し、もしくは押し出しによって軌道上を走行させ
る。
なお、このとき走行駆動機構は油圧シリンダー48,48
を縮めて車輪41,41が軌道に接しない高さまで上昇させ
ておく。
また、重量物A下に挿入する際や重量物Aを搬送後、
他の位置へ台車10みを空洞で移動させる際には、油圧シ
リンダー48,48を伸長させて走行駆動機構を降下させ、
車輪41,41を軌道に接触させた状態で油圧モータ43を駆
動させることにより車輪41,41に駆動力が与えられ自走
する。なお、このとき、油圧シリンダー48,48による圧
力によって車輪41,41を軌道に対して走行駆動に必要な
押圧力を与える。
更に、この搬送台車10によって重量物Aを浮ドック等
の沈降台上に載荷する場合は、陸上の軌道先端部から沈
降台の表面に連続させて厚板鋼板を敷いて平盤状路面を
形成するとともに、その路面から外れた位置に載荷台を
設置しておき、重量物Aを載荷した台車10の軌道上から
平盤状路面上に移動させて重量物Aを載荷台上に到らせ
る。次いでジャッキ19を縮めて重量物Aを載荷台上に載
せる。空荷になった台車10は油圧シリンダー48,48を伸
長させて車輪41,41を路面上に押圧し、その反力にて台
車10の一端側を浮き上がらせた状態で油圧モータ43を駆
動させ、ステアリング用スクリュー50,50にて車輪支持
フレーム40の角度を調節することにより任意の方向に自
走することができ、沈降台上に移動した後に軌道との相
対位置にずれが生じた場合は、ステアリングを使用して
軌道先端位置に移動し、再度軌道上に戻る。
(発明の効果) 本発明の重量物搬送装置は上述の如く構成され、移動
用架台に対して上下動自在に自走用駆動機構を取り付
け、自走に必要なときにこれを降下させ、油圧シリンダ
ーにて押し下げて必要な車輪接触圧を与え、更には台車
の一端を持ち上げて走行できるようにしたことにより、
簡単な構造の走行駆動機構により大重量の台車でも自走
させることが可能になり、また車輪を軌道及び平盤状路
面上をも走行できる形状とし、かつ、自走用駆動機構に
ステアリングを備えたことにより平盤状路面を任意の方
向に移動できることとなり、このため、浮ドック等の沈
降台に軌道がなくともケーソン等の搬入が可能となり、
従来のように軌道を正確に一致させる必要がなくなり、
作業性が著しく向上することとなったものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施の一例を示すもので第1図は搬送台
車の部分縦断側面図、第2図は同縦断正面図、第3図は
架台持上用ジャッキ部分の縦断面図、第4図は走行駆動
機構部分の横断平面図、第5図は同正面図である。 A……ケーソン、10……搬送台車、11……移動用架台、
12……軸受、 13……車輪、14……コイルスプリング、15……載荷台、 18……載荷部、19……重量物持上用ジャッキ、 20,48a……伸縮ロッド、22……当て金、 30……架台持上用ジャッキ、31……支持基板、 32……テーパーロールベアリング、33,37,48……油圧シ
リンダー、 34……下スリーブ、34a,36a……端板、35……接地板、 36……上スリーブ、40……支持フレーム、42……車軸、 43……油圧モータ、44,49……ブラケット、45……揺動
枠、 46……縦軸、47……横軸、50……スクリュー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道上及び平盤状走路面上を共に転動自在
    な複数の車輪が向きを一定方向に固定して設けられた移
    動用架台と、該移動用架台上に複数のスプリングを介し
    て揺動可能に支持させた載荷台と、該載荷台に支持させ
    た重量物持上用の油圧ジャッキと、前記移動用架台の一
    端に昇降自在に支持され、向きを変更自在な駆動輪を有
    するステアリング機構付の走行駆動機構とを備え、前記
    走行駆動機構を油圧シリンダーをもって昇降させ、前記
    駆動輪を前記軌道及び前記平盤状走路面上に圧接するこ
    とにより台車の一方側を浮き上り可能にしてなる自在に
    したステアリング付重量物搬送台車。
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JPS5727660Y2 (ja) * 1976-06-21 1982-06-16
JPS57171969U (ja) * 1981-04-25 1982-10-29
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