JPS60501602A - トラツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トラック 本発明は、垂直移動自在な支持ホイールを設けたフォーク状の上昇アームにより 荷物パレットを操作するのに適したトラックに関するものである。本発明の範囲 内において、本明細書中に記載するトランクは、このトランクの側を歩行する人 により操作される案内トラックとして設計することができ、トラック上に坐って いるか或いは立っている運転者により操作されるトラックとして使用することも でき、或いはたとえばループ操作式トランクのような自動案内トランクとして設 計することもできる。

従来のトラックは、平たい地面または支持体の上に１個もしくは２個の荷物パレ ット（通常、ＥＵＲ−パレットと呼ばれる）を載せかつ移動されるよう作成され る。しかしながら、しばしば理想的な平面状態は存在しない。たとえば、パレ・ ７トを貨物自動車の荷台に積み下しするためにトラックを使用することがしばし ば望ましい。パレットを積み下しするには、トランクを荷台ブリッジなどから貨 物自動車の荷台の上へ移動させる。荷積ブリッジと荷台とを離間するため一般に 傾斜移動ランプを使用せねばならない。何故なら、荷台と荷積みブリッジとは一 般に同レベルでないからである。この種の傾斜ランプに慣用のトランクを移動さ せる場合、その上昇フォークは貨物自動車の荷台に対し上方（または下方）に傾 斜され、その結果パレットの下に上昇フォークを挿入するのが著しく困難となり 、不可能な場合さえある。何故なら、この目的で形成された空間が垂直方向に極 めて制限されているからである。

２ 従来のトラックによる貨物自動車の荷積みはさらに貨物自動車の荷台が殆んど水 平なく、一般に若干傾斜しているという点で困難がある。このことは、上昇フォ ークを荷物バレットの下の空間に挿入する際の困難性を増大させる。本発明の１ つの目的は、傾斜した地面でも操作しうるようなトラックを提供することである 。

バレットを貨物自動車の荷台へ背後がら荷積みする″場合に遭遇する問題は、荷 台における横方向の著しく制約された空間である。この空間を最適に利用するこ とができれば有利であることは明らかである。荷物を荷台に積み下しする際、荷 台に対しバレットを正確に操作することが重要である。この点に関し生ずる問題 は、スチノキング・ドロワー作用として知られた現象か発生ずる危険であり、す なわちこの危険性は極めて狭くかつ制約された領域で操作する場合に１個のバレ ット（箱体などの目的物）が残余の目的物に対しく頃斜位置となって固着すると いう危険性である。この問題を避けるため、本発明の目的の１つは、極めて制約 された狭い領域においても荷物を正確に操作しうるトラックを提供することであ る。

従来技術により設計されたトラックは、一般に標準寸法の１個のバレット、或い は恐らく上正に積み重ねたこの種の２個のバレットを操作するよう装備されてい る。これは、従来技術によるトランクの能力を制限すると共に、貨物自動車およ び／またはトレーラの場合比較的長い荷積みおよび荷下し時間並びに長時間のト ラック操作を必要とするような作業上の欠点を伴なう。したがって本発明の他の 目的は、従来のトラックよりも著しく改善された能力を有するトラックを提供す ることである。本発明によるトランクは、標準寸法の多数のバレット（並列され た９個までのＥＵＲ−バレット）または特殊設計の少数の大型バレットを操作す るよう設計される。

個々のバレットが大きくなる程、荷台に荷物を積み下しする際トランクを操縦し かつ制御する問題が大きくなる。

上記目的を達成するため、本発明によるトラックは、支持ホイールを旋回自在に したことを特徴とする。

本発明のトラックに見られる他の重要な特徴は、トラックの上昇フォークを駆動 輪に対し上昇および下降させることができ、かつこの上昇および下降運動を支持 ホイールの上昇および下降から独立させたことである。これにより、たとえばラ ンプなどのような傾斜表面上に輸送するため本発明のトラックを使用することが 可能となる。

本発明によるトラックの他の特徴は、２個以上の上昇フォークを設けたことであ る。

本発明の他の特許請求の範囲の実施態様項から明らかとなるであろう。

以下、添付図面を参照して本発明を一層詳細に説明する。

第１図は本発明によるトランクの全体的斜視図であり、第２図は移動ランプ上に 駆動されている本発明によるトラックの側面図であり、 第３図は荷物パレットの下に上昇フォークを挿入する前のトラックの平面図であ り、 第４図はトラックの上昇フォークに設けた支持ホイールの一実施例の側部断面図 であり、 第５図は第４図に示した支持ホイールの実施例の部分分解平面図であり、 第６図は支持ホイールの装着を示す詳細図である。

本発明は一般的に参照符号１０で示したトラ、りに関し、このトラックはトラッ ク本体、すなわち要部１２と、そこから突出した十胃フォーク１４とからなって いる。図面に示した実施例によれば、このトラックには６個の上昇フォークが装 着される。トラック１０は駆動輪１６を備え、その操縦はそれ自体公知の方法で 制御することができる。図面に示したトラック１０は、案内トラックであり、す なわちトラックの側を歩行する操作員により操作される。このトラックには操作 手段１８を設ける。

第２図は、」−昇フオーク１４の先端部に設けた支持ホイール２０を示している 。この支持ホイールは上昇フォーク１４に対し上昇させ、或いは下降させること ができる。支持ホイール２０の懸架および機能を例として第４図、第５図および 第６図に示す。さらに、第２図はどのようにトランク本体１２（したがって上昇 フォーク１４）を駆動輪１６に対し上ｄさ廿かつ下降させうるかを示している。

この運動は１０ｃｍまたは数１０ｃｍにわたって行なうことができる。慣用の上 昇キャリジおよび案内トラックは、地面から荷物を上昇させるために僅か１ｃｍ または数ｃｍＬか上昇させえないようなトラック本体を有する。

第２図に示したように、本発明によるトラックば、たとえば参照符号２２−で示 したような貨物自動車の荷台から荷物を一ヒ昇させるのに使用することができ、 この場合トランク１０は移動ランプ２６により貨物自動車上へ移動させねばなら ない。このランプは荷台２２と荷積ブリッジ２４とが通常の場合異なるレヘルに 位置するため傾斜する。上昇および下降させうる特徴は、」−記したように本発 明によるトラックの重要な能力であり、この能力の結果、上昇フォーク１４をト ラックが荷台上へ移動する際、この荷台に対し平行に維持することが可能となり 、さらに貨物自動車の荷台が全く水平でない場合にも荷積バレットの下にフォー クを容易に挿入することができる。

トラックの下降および上昇の特徴は第１図に示した液圧装置により得られ、この 液圧装置は慣用のピストン−シリンダ装置からなっている。図面には駆動輪１６ を旋回させる機構を示さない。何故なら、この目的の機構は従来技術に属し−。

多数の構造上の解決策が可能であるからである。

第４図および第５図は、支持ホイール２０を配置して、これらを互いに独立して 旋回運動させうる好適実施例を示している。

支持ホイール２０は車体５１に設置され、ポールヘアリングにより軸５２に装着 される。２本のワイヤ４６．４．８を設けて、支持ホイール２０の旋回運動を行 なわせる。軸５２の端部は球状のスリーブ５４に枢支され、これらスリーブを操 縦案内５６における座部に装着する。支持ホイール２０により支持すべき荷物は 、案内５６に設けられた摩擦体５７によって操縦案内５６により受け取られる。

車体５１のフレーム５８は摩擦体５７により支持される。操縦案内５６は、ホイ ール２０の両側に設置され、連結アーム６０により相互連結される。このアーム はその中心が軸６′２１に枢着され、軸６２を車体５１におけるフレーム５８の −Ｆ壁部に取り付ける。

操縦案内５６の１つをワイヤ４６．４８の一方を引っ張って移動させると（２本 のワイヤの他方は対応する程度で反対方向に移動する）、連結アーム６０により 操縦案内５６の相対的変位が生ずる。この相対的変位はホイール軸５２の個々の 旋回運動をもたらし、したがってホイール２０の旋回運動を生ぜしめる。これら ホイールは、支持体に対するホイールの当接面の中心における仮想垂直軸線を中 心として回転する。

６ その結果、ホイール２０は回転する際に支持体に対し最小の摺動運動を付与する 。操縦操作における回転モーメントは低くなる。摩擦体５７は低摩擦材料で作成 されて、ホイール２０の操縦運動を容易化させる。

車体５１は、第４図に示したようにフォークリフトアーム１４に対する上昇およ び下降運動を行なう。この図面において、点破線は上昇フォーク１４に折り畳ん だ際の車体５１の状態を示し、上昇フォーク１４を上昇させるための車体５１の 下方位置を実線で示す。車体５１はフォーク状レバー６４により上昇および下降 させることができ、レバーの一端部を軸６６に固定すると共に、他端部をフレー ム５８に装着する。

軸６６は上昇フォーク１４に固定されて断片状部材６８を支持し、この部材６８ はストランプ７０によりフォーク状レバー６４の操作を可能にするような形状で ある。次いで、ストラップ７０をワイヤまたは鋼索７２に接続して、これをサド ル状の摺動部材７４に懸架する。ワイヤ７２を引っ張ると、軸６６が回転しかつ 車体５１が上昇フォーク１４に対し下降する。断片状部材６日の形状は、フォー ク状レバー６４を操作するための一定のレバー半径を与える。

ワイヤおよびξ姓索４６．４８．７２を操作するための、たとえば液圧ピストン −シリンダ装置のような手段をトランクの本体１２に設置する。これは、荷積パ レットの下方の利用空間が小さいため便利である。

全上昇フォーク１４には支持ホイール２０を設ける。全支持ホイールの操縦運動 を制御するよう配置することができ、かつホイール２０の運動制御を連携させて 同一のホイール回転運動を達成することができる。この種の連携は、トラック本 体１２に設けたピストン装置により達成することができる。

同様に、これら支持ホイール２ｏの一部のみの操縦運動を連携させる一方、残余 のホイールを自由回転させることもできる（ショッピングカーの前輪と同様）。

未制御の支持ホイール２０は、旋回もしくは回転運動に関与する。同様に、旋回 運動を制御することなく、全てのホイールを旋回自在にすることもできる。この 場合、トランク本体は急回軸するよう配置され、好ましくは３個以上の駆動輪を 設ける。この実施例においては、支持ホイールを回転させるようなモーメントを これら支持ホイールに加える。

支持ホイール２０が回転自在である結果、トラックは操作が容易となりかつその 上昇フォーク１４を荷積パレットの下に挿入すべく駆動かつ操縦することが容易 となる。さらに、６個の上昇フォーク１４を装着すれば、パレットの下にフォー クを案内するための問題がなくなる。

上昇フォーク１４は、従来のトランクに一般に見られるよりも長い長さを有する 。この増加した個数およびより大きい長さのフォークは、トランク１ｏの能力を 倍加させる。本発明によるトランクは、たとえば並置した標準寸法の９個のパレ ット（ＢＵＲ−パレット）（各列に３１１Ｉのパレットを有する３列として）を 操作することができる。

上記に説明しかつ図示した本発明の実施例は例示の目的であって、本発明の範囲 内において多数の種々異なる設計変更が可能である。支持ホイール２ｏの回転運 動を制御するため、ワイヤからなる機械的配置の代りに液圧機構を使用すること もできる。支持ホイール２ｏの上昇および下降運動は、ワイヤによらずに懸引棒 、或いは液圧装置により行なうこともできる。

上昇フォーク１４はトラック本体１２に対し上昇および下降するよう配置するこ ともでき、この場合トラック本体は駆動輪１６に対し垂直移動自在とする必要は ない。

１０ 補正書の写しく翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）昭和６０年　２月１９日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、特許出願の表示 ＰＣＴ／ＳＥ８４１０　Ｏ２３０ ２、発明の名称 トランク ３、特許出願人 （国　籍）　（スウェーデン園 １ 補正請求の範囲 １、垂直移動自在な支持ホイール（２０）を設けた一ト昇フォーク（１４）によ り荷物を操作するように設計され、トラックを旋回操縦するよう配置した駆動輪 （１６）を備えるトラックにおいて、駆動輪（１６）を上昇フォーク（１４）に 対し一ヒ昇および下降させることができ、駆動輪（１６）と支持ホイール（２０ ）とを互いに独立して上昇および下降させてト界フォーク（１４）を所望の傾斜 状態まで操作するよう配置し、かつ支持ホイール（２０）が制御下に旋回自在で あることを特徴とするトラック。

２、支持ホイール（２０）が車体手段（５１，２８）において、上昇フォーク（ １４）の下面に装着され、操作手段（３２，３６，６４，６８，７２）を上昇フ ォーク（１４）に対し車体手段（２８，５１）を上昇および下降させるよう配置 し、操縦手段（４６，４８，５６）を支持ホイール（２０）を旋回させるよう配 置し、操作手段（３２，３６゜６４．６８．７２）および操縦手段（４６，４， ８，５６）を互いに独立し２て、かつトラックの本体に対し上昇フォーク（１４ ）の位置とは独立して操作するよう配置したことを特徴とする請求の範囲第１項 記載のトラック。

３、各車体手段（２８，５１）が１個もしくは２個のホイール（２０）からなり 、これらホイールを案内（２８，５６）に装着し、これら案内をホイール（２０ ）の旋回運動を行なうよう配置したことを特徴とする請求の範囲第１項または第 ２項記載のトラック。

４、案内（５６）をホイール（２０）の旋回運動に際し互いに平行運動するよう 配置したことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載のトラ ック。

５、各操縦手段が、上昇フォーク（１４）の内側に延在しかつトラック本体から 操作されるよう配置したワイヤ（４６゜４８）からなることを特徴とする請求の 範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載のトラック。

６、車体手段（５１）を上昇および下降させる操作手段が軸（６６）に枢支され たアーム（６４）からなり、断片状部材（６８）を前記軸に支持すると共に、引 張応力吸収手段（７０）を前記断片状部材（６８）に固定しかつこれを旋回させ て軸（６６）を回転させ、さらにアーム（６４）および車体手段（５１）を上昇 または下降させるよう配置したことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第５項の いずれかに記載のトラック。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．垂直移動自在な支持ホイール（２０）を設けた１個もしくは数個の上昇フォ ーク（１４）により荷物を操作するよう設計され、トラックを旋回操縦するよう 配置された駆動輪（１６）を備えるトラックにおいて、支持ホイール（２０）が 旋回自在であることを特徴とするトラック。 ２、上昇フォーク（１４）が駆動輪（１６）に対し上昇および下降するよう配置 され、かつこの上昇および下降運動が支持ホイール（２０）の上昇および下降と は独立していることを特徴とする請求の範囲第１項記載のトラック。 ３．２個以上の上昇フォーク（１４）を装着したことを特徴とする請求の範囲第 １項または第２項記載のトラック。 ４．６個の上昇フォーク（１４）を装着したことを特徴とする請求の範囲第１項 乃至第３項のいずれかに記載のトラック。 ５、支持ホイール（２０）の旋回運動を制御するよう配置した手段（４６，４８ ）を特徴とする請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載のトラック。 ６、支持ホイール（２，０＞　の操縦運動がワイヤ（４６，４８＞により制御さ れ、これらワイヤを一方のワイヤ（４６もしくは４８）を一方向に引っ張ること により他方のワイヤ（４６もしくは４８）の対応する運動を反対方向に生ゼしめ るように配置したことを特徴とする請求の範囲第５項記載のトラック。 ７、支持ホイール（２０）を各車体に対として配置したことを特徴とする請求の 範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載のトラック。