JP2627206B2 - 回転式ラック - Google Patents

回転式ラック

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JP2627206B2
JP2627206B2 JP9902190A JP9902190A JP2627206B2 JP 2627206 B2 JP2627206 B2 JP 2627206B2 JP 9902190 A JP9902190 A JP 9902190A JP 9902190 A JP9902190 A JP 9902190A JP 2627206 B2 JP2627206 B2 JP 2627206B2
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悟吉 波戸内
淑照 池畑
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一定経路上を数珠繋ぎで回動する複数のト
レーを備えた回転式ラックに関するものである。
(従来の技術) この種の回転式ラックは、トレーの垂直循環経路の左
右両側に張設された左右一対の無端駆動チェンにトレー
支持用リンクを軸支突設し、この左右一対のトレー支持
用リンクの先端部に、前記トレーの左右両側部に固着さ
れる水平支軸を枢着して、この水平支軸の周りでトレー
が前後に揺動し得るように吊り下げると共に、前記水平
支軸から固着突設された左右一対のアームの先端に、前
記トレーの垂直循環経路の左右両側に配設されたトレー
姿勢保持用ガイドレールに嵌合するガイドローラーを軸
支し、以て、前記無端駆動チェンにより垂直循環経路を
回動せしめられる各トレーの姿勢が、前記アーム先端の
ガイドローラーとトレー姿勢保持用ガイドレールとの嵌
合により、一定に維持されるように構成されたものであ
る。
然して、従来のこの種の回転式ラックに於いては、前
記左右一対の無端駆動チェンに夫々トレー支持用リンク
を介して枢着された水平支軸の内端に取付け板が固着さ
れ、この取付け板がトレーの左右両側部に夫々複数本の
ボルトにより固着されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来の回転式ラックでは、左右一対の無
端駆動チェン間にトレー支持用リンクを介してトレーを
吊り下げるとき、適当な支持台を利用してトレーを所定
高さに支持させるか又は、トレーを作業者が持ち上げて
所定高さに支持させた状態で、前記トレー支持用リンク
側の水平支軸の内端取付け板をトレー両側部に夫々複数
本のボルトにより結合しなければならず、ボルト本数が
多いことと相俟って、トレー取付け作業に多大の労力と
時間を必要としていた。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決するため
に、トレーの左右両側部に平面形状コの字形の補助板を
取付けて、当該補助板の内側に前後奥行き方向に長い位
置決め用長孔部を形成し、左右一対の無端駆動チェンに
夫々取付けられたトレー支持用リンクの先端部には、当
該リンクに対して相対揺動可能にブラケットを軸支する
と共に、当該ブラケットに、前記位置決め用長孔部に下
側から上向きに嵌合する突出部と、この突出部の両側で
前記補助板の両脚部下側に当接する段面部とを形成し、
更に当該ブラケットから、先端にガイドローラーを軸支
されたアームを固着突設し、このブラケットと前記トレ
ーの左右両側部とを各1本のボルトにより結合すると共
に、前記ガイドローラーが嵌合する左右一対のトレー姿
勢保持用ガイドレールを配設して成る回転式ラックを提
案するものである。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図に於いて、1は左右一対の無端駆動チェンであ
って、駆動軸2の両端に取付けられた左右一対の駆動歯
輪3と、従動軸4の両端に取付けられた従動歯輪5との
間に掛張されている。6はトレーであって、その左右両
端が前記左右一対の無端駆動チェン1に夫々トレー支持
用リンク7を介して吊り下げられている。8は左右一対
のトレー姿勢保持用カイドレールであって、前記各トレ
ー6の左右両端に設けられたガイドローラーを介して当
該トレー6を一定姿勢に保持する。9は前記駆動軸2と
伝動チェン10を介して連動連結された減速機付きモータ
ーである。11は前記トレー6の上下垂直方向に長い垂直
循環経路を内蔵するケーシングであって、その全面下部
には、前記トレー6に対する荷の出し入れ用開口部12が
設けられている。
第2図〜第6図に示すように、前記トレー6の左右両
側板13には、当該側板13中央位置で上下両端間にわたっ
て、平面形状がコの字形の補強板14が内向きに固着され
ており、この補強板14の上端近傍位置に、平面形状がコ
の字形の補助板15が、当該補助板15の内側に前後奥行き
方向に長い位置決め用長孔部16が形成されるように、内
向きに外嵌固着されている。又、前記補強板14には、前
記補助板15の下側で各1個の取付け孔17が設けられると
共に、この取付け孔17と同心状に前記トレー両側板13に
ボルト頭部貫通孔18が設けられている。
前記左右一対の無端駆動チェン1の夫々に取付けられ
た左右一対のトレー支持用リンク7は、第3図及び第4
図に示すように一対のリンク19a,19bの外端部を互いに
重ねて、ブラケット20の外側に水平支軸21で枢着したも
のであり、両リンク19a,19bをV字形に開いた状態で各
リンク19a,19bの内端部が前記無端駆動チェン1のリン
ク連結ピン22に枢着されている。
前記ブラケット20は、第3図〜第6図に示すように正
面形状がUの字形のもので、その左右両側板23a,23b間
に前記水平支軸21が固着されており、内側板23aの上端
に、前記位置決め用長孔部16に下側から上向きに嵌合す
る突出部24と、この突出部24の両側で前記補助板15の両
脚部15a,15bに当接する段面部25とが形成されている。
又、前記ブラケット内側板23aの内側に露出する前記水
平支軸21の内端には、同心状に螺子孔26が設けられ、前
記補強板14の取付け孔14を内側から貫通するボルト27が
前記螺子孔26に螺合して、前記ブラケット20がトレー6
の左右両側部に取付けられている。更に、前記水平支軸
21の外端には、先端に前記トレー姿勢保持用ガイドレー
ル8に嵌合するガイドローラー28が軸支されたアーム29
が固着突設されている。
尚、第3図及び第4図に示すように、前記無端駆動チ
ェン1は、前記トレー支持用リンク7を支承するリンク
連結ピン22の両端に枢着されたガイドローラー30を介し
て左右一対のチェンガイドレール31とを係合し、当該チ
ェンガイドレール31に案内されて回動する。
上記の回転式ラックに於いては、モーター9により駆
動軸2及び駆動歯輪3を介して左右一対の無端駆動チェ
ン1を回転駆動させることにより、上下垂直方向に長い
垂直循環経路に於いて各トレー6を数珠繋ぎに回動さ
せ、特定のトレー6を開口部12に呼び出し停止させ、当
該特定のトレー6に対する荷の出し入れ作業を行うこと
が出来る。然して、回動する各トエー6は、同心状に位
置する水平支軸21で左右一対のトレー支持用リンク7間
に支承されているので、当該水平支軸21を中心に前後に
揺動することが出来るが、前記水平支軸21を介してトレ
ー6の両側板13に固着された状態のアーム29の先端のガ
イドローラー28がトレー姿勢保持用ガイドレール8に嵌
合した状態でトレー6が回動する結果、当該トレー6の
水平支軸21の周りでの揺動は前記トレー姿勢保持用ガイ
ドレール8によって阻止されると共に、トレー6の姿勢
が一定に保持される。
トレー6を左右一対の無端駆動チェン1間にセットす
る場合、前以て左右一対の無端駆動チェン1の所定位置
にトレー支持用リンク7が取付けられ、そして当該トレ
ー支持用リンク7の先端部には水平支軸21を介してブラ
ケット20が枢着されているので、この左右一対のブラケ
ット20間にトレー6を第6図に示すように上から降ろ
し、当該ブラケット20の突出部24をトレー両側部の位置
決め用長孔部16に下から嵌合させると共に、当該ブラケ
ット20の一対の段面部25を前記補助板15の両脚部15a,15
bに当接させることにより、トレー6を左右一対の無端
駆動チェン1間に仮置きすることが出来る。しかもこの
とき、前記位置決め用長孔部16に対する突出部24の嵌合
により、トレー6の前後奥行き方向の位置が決められて
いるので、トレー6の補助板14に設けられた取付け孔17
と前記ブラケット20側の螺子孔26とが同心状態にあり、
従って、トレー6の内側からボルト27をボルト頭部貫通
孔18を通じて取付け孔17に挿入し、当該ボルト27を前記
ブラケット20の螺子孔26に螺合締結させることにより、
左右一対のトレー支持用リンク7に対するトレー6の取
付けが完了する。
尚、前記ブラケット20は正面形状がUの字形であっ
て、重心が水平支軸21よりも下側にあるため、トレー6
が取付けられていない状態のブラケット20は重力により
正立姿勢を保つことになる。従って、トレー6を両ブラ
ケット20上に載置する際に、手作業でブラケット20の姿
勢を正立姿勢に変える必要がない。
(発明の作用及び効果) 以上のように実施し得る本発明の回転式ラックによれ
ば、トレーの取付けに際しては、前以て左右一対の無端
駆動チェンの所定位置にトレー支持用リンクを取付けて
おくと共に、当該トレー支持用リンクの先端部にはブラ
ケットを軸支してある状態に於いて、この左右一対のブ
ラケット間にトレーを上から降ろし、当該ブラケットの
突出部をトレー両側部の位置決め用長孔部に下から嵌合
させると共に、当該ブラケットの一対の段面部を前記位
置決め用長孔ブラケットを形成する補助板の両脚部に当
接させることにより、トレーを左右一対の無端駆動チェ
ン間に、高さ及び左右方向と前後奥行き方向の位置決め
状態で仮置きすることが出来る。従って、係る状態で前
記トレー両側部に前記ブラケットを各1本のボルトで結
合するだけで、左右一対の無端駆動チェンに対するトレ
ーの取付けが完了する。
このように本発明の構成によれば、左右一対の無端駆
動チェンに対するトレーの取付けが極めて簡単容易且つ
迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転式ラックの全体構造を説明する概略斜視
図、第2図はトレーの一部切り欠き斜視図、第3図はト
レー取付け部を示す側面図、第4図は同横断平面図、第
5図は同縦断正面図、第6図はトレーと無端駆動チェン
側のブラケットとを分離した状態での縦断側面図であ
る。 1……無端駆動チェン、6……トレー、7……トレー支
持用リンク、8……トレー姿勢保持用ガイドレール、9
……モーター、13……トレー両側板、14……補強板、15
……補助板、16……位置決め用長孔部、17……取付け
孔、19a,19b……リンク、20……ブラケット、21……水
平支軸、24……突出ブラケット、25……段面部、26……
螺子孔、27……ボルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレーの左右両側部に平面形状コの字形の
    補助板を取付けて、当該補助板の内側に前後奥行き方向
    に長い位置決め用長孔部を形成し、左右一対の無端駆動
    チェンに夫々取付けられたトレー支持用リンクの先端部
    には、当該リンクに対して相対揺動可能にブラケットを
    軸支すると共に、当該ブラケットに、前記位置決め用長
    孔部に下側から上向きに嵌合する突出部と、この突出部
    の両側で前記補助板の両脚部下側に当接する段面部とを
    形成し、更に当該ブラケットから、先端にガイドローラ
    ーを軸支されたアームを固着突設し、このブラケットと
    前記トレーの左右両側部とを各1本のボルトにより結合
    すると共に、前記ガイドローラーが嵌合する左右一対の
    トレー姿勢保持用ガイドレールを配設して成る回転式ラ
    ック。
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