JPH06226555A - 部品取付装置 - Google Patents

部品取付装置

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JPH06226555A
JPH06226555A JP1115393A JP1115393A JPH06226555A JP H06226555 A JPH06226555 A JP H06226555A JP 1115393 A JP1115393 A JP 1115393A JP 1115393 A JP1115393 A JP 1115393A JP H06226555 A JPH06226555 A JP H06226555A
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Masanao Iwasaki
全直 岩崎
Tsutomu Kurosawa
勤 黒澤
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラフに位置決めされた被取付部材に部品を自
動的に取り付ける。 【構成】 水平基板103に対して前後方向及び左右方
向に相対移動可能且つ上下軸回りに回転可能にフローテ
ィング支持され、シリンダ113で前後方向に駆動され
るフローティングテーブル101に、被取付部材である
自動車のフロントサブフレーム(図示せず)の前端縁に
当接可能な一対の第1位置決め部材205と、シリンダ
309で左右方向に拡開してフロントサブフレームの切
欠きの内縁に当接可能な一対の第2位置決め部材310
と、シリンダ406で昇降してフローティングテーブル
101をフロントサブフレームに固定する一対の嵌合部
材403と、シリンダ503で昇降して部品であるボル
トbをフロントサブフレームF及び車体に螺入する一対
のナットランナ505とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラフな位置決め状態に
ある被取付部材の所定位置に部品を取り付けるための部
品取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラフな位置決めしかされていない
被取付部材、例えば車両組立ラインの搬送ハンガに搭載
された車体に部品を取り付ける作業は、自動化が困難で
あるために人手によって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような作業者の人手による作業では、例えば車体下面に
フロントサブフレームを取り付けるような作業を行う場
合には、作業性が悪いために作業者の負担が大きく、効
率的な作業を行うことが困難であった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ラフな位置決め状態にある被取付部材の所定位置に
部品を取り付ける作業を自動的に行い得る部品取付装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ラフな位置決め状態にある被取付部材の
所定位置に部品を取り付けるための部品取付装置であっ
て、被取付部材に対して水平面内で互いに直交する第1
軸方向及び第2軸方向に相対移動自在であり且つ上下軸
回りに相対回転自在なフローティングテーブルと、フロ
ーティングテーブルを昇降駆動する駆動源と、フローテ
ィングテーブルを前記第1軸方向に駆動する駆動源とを
備えたフローティング支持手段と;フローティングテー
ブルに設けた少なくとも一対の第1位置決め部材を備
え、フローティングテーブルの前記第1軸方向への移動
過程における第1位置決め部材と被取付部材との当接に
よって、フローティングテーブルを前記第1軸方向及び
上下軸回りに位置決めする第1位置決め手段と;フロー
ティングテーブルに前記第2軸方向に摺動自在に設けた
少なくとも一対の第2位置決め部材と、第2位置決め部
材を相互に接離するように駆動する駆動源とを備え、第
2位置決め部材と被取付部材との当接によって、フロー
ティングテーブルを前記第2軸方向に位置決めする第2
位置決め手段と;フローティングテーブルに設けた少な
くとも一対の嵌合部材と、嵌合部材を昇降駆動する駆動
源とを備え、嵌合部材と被取付部材の基準孔との嵌合に
よって、フローティングテーブルを被取付部材に対して
固定する固定手段と;フローティングテーブルに設けた
部品支持部材と、部品支持部材を昇降駆動する駆動源と
を備え、部品支持部材に支持した部品を被取付部材に取
り付ける取付手段と;を備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1〜図5は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は部品取付装置の正面図、図2は図1の要部拡
大図、図3は図2の3方向矢視図、図4は図2の4−4
線断面図、図5は部品取付装置の斜視図である。
【0008】本実施例の部品取付装置Aは、自動車の車
体Bを吊り下げて搬送するオーバーヘッドコンベアの搬
送ハンガHの移動経路の下方に配設されており、前工程
において車体Bの前部下面に複数本のボルトで仮止めさ
れたフロントサブフレームFを、ナットランナで残りの
ボルトを螺入して車体Bに本固定すべく、そのナットラ
ンナを車体Bに対して位置決めする。
【0009】搬送ハンガHは、チェンで駆動されるトラ
ニオンから垂下する左右各2本のアーム1…と、右側の
2本のアーム1,1及び左側の2本のアーム1,1をそ
れぞれ前後に接続する一対のビーム2,2と、各ビーム
2,2の前後端にそれぞれ設けられて車体Bを支持する
支持部材3…とを備える。
【0010】前記搬送ハンガHの振れを規制するための
振れ防止手段10は、床面に立設した左右一対の支柱1
1,11と、支柱11,11の上部に設けたスライドガ
イド12,12と、スライドガイド12,12に上下摺
動自在に嵌合するスライドロッド13,13と、スライ
ドロッド13,13の下端に接続されたシリンダ14,
14と、スライドロッド13,13の上端に設けられた
V字状のハンガ位置決め部材15,15とを備える。搬
送ハンガHの走行を停止させた状態でシリンダ14,1
4を伸長駆動すると、各ハンガ位置決め部材15,15
が搬送ハンガHのビーム2,2に下方から嵌合し、該搬
送ハンガHの振れを規制する(図1参照)。
【0011】搬送ハンガHに支持された車体Bの前部下
面には、前工程において予めフロントサブフレームFが
ボルトで仮止めされる。即ち、ナットランナ相互の干渉
によって締付位置が近接する複数本のボルトを同時に締
め付けることができないため、先ず前工程において複数
本のボルトの一部を締め付けることによりフロントサブ
フレームFを仮止めし、続いて本工程において後述する
部品取付装置Aを用いて残りの2本のボルトb,bを締
め付けてフロントサブフレームFの取付けを完了する。
尚、車体B及びフロントサブフレームFは本発明の被取
付部材を構成し、ボルトb,bは本発明の部品を構成す
る。
【0012】次に、部品取付装置Aの構造を説明する。
【0013】部品取付装置Aは、フローティングテーブ
ル101を水平面内で相互に直交する第1軸方向(車体
Bの搬送方向、即ち前後方向)及び第2軸方向(車体B
の搬送方向に直交する方向、即ち左右方向)に沿ってス
ライド自在、且つ上下軸回りに回転自在にフローティン
グ支持するフローティング支持手段100と、フロント
サブフレームFを基準としてフローティングテーブル1
01を前後方向及び前記上下軸回りに位置決めする第1
位置決め手段200と、フロントサブフレームFを基準
としてフローティングテーブル101を左右方向に位置
決めする第2位置決め手段300と、位置決めされたフ
ローティングテーブル101をフロントサブフレームF
に固定する固定手段400と、フローティングテーブル
101に設けられてフロントサブフレームFをボルトで
車体Bに本固定する取付手段500とを備える。
【0014】フローティング支持手段100は、床面に
立設した4本の支柱102…の上端に支持された水平基
板103を備える。水平基板103の下面に設けた一対
のスライドガイド104,104に上下摺動自在に嵌合
するスライドロッド105,105の上端には昇降テー
ブル106が支持されており、この昇降テーブル106
は水平基板103の下面に設けたシリンダ107によっ
て昇降駆動される。
【0015】昇降テーブル106の上部には、上下方向
の軸線を有するベアリング108を介して回転テーブル
109が回転自在に支持される。回転テーブル109の
上面に前後方向(第1軸方向)に敷設した一対のガイド
レール110,110には、スライドガイド111,1
11を介してスライドテーブル112が摺動自在に支持
される。回転テーブル109の上面には前記ガイドレー
ル110,110と平行にシリンダ113が設けられて
おり、その出力部材114はスライドテーブル112の
後縁に接続される。また、前記出力部材114の上面に
は、左右方向に延びる貫通孔を有する連結部材115が
設けられる。
【0016】スライドテーブル112の上面に左右方向
(第2軸方向)に設けられた一対のガイドレール11
6,116には、スライドガイド117,117を介し
て前記フローティングテーブル101が摺動自在に支持
される。フローティングテーブル101の後縁に突設し
た一対のブラケット118,118間に架設したロッド
119は、前記連結部材115の貫通孔を摺動自在に貫
通しており、その連結部材115の左右両端と一対のブ
ラケット118,118との間にコイルバネ120,1
20が縮設される。
【0017】従って、フローティングテーブル101
は、前記シリンダ113を駆動することによりスライド
テーブル112と共に前後方向に駆動され、且つ一対の
コイルバネ120,120によりスライドテーブル11
2の左右方向中央位置に向けて付勢される。
【0018】フローティングテーブル101の中央部に
は、先端がテーパした出力ロッド121を下向きに備え
たシリンダ122が支持されており、前記出力ロッド1
21の先端が嵌合可能な位置決め孔123がスライドテ
ーブル112の中央部に形成される。シリンダ122を
駆動して出力ロッド121を位置決め孔123に嵌合さ
せることにより、部品取付装置Aの不作動時にフローテ
ィングテーブル101をスライドテーブル112の中央
位置にロックすることができる。
【0019】次に、フローティング支持手段100のフ
ローティングテーブル101に設けられる第1位置決め
手段200の構造を説明する。
【0020】第1位置決め手段200はフローティング
テーブル101の前縁に左右一対設けられており、各第
1位置決め手段200は、フローティングテーブル10
1に固着した下板201と、下板201の上面に固着し
た一対のスライドガイド202,202と、各スライド
ガイド202,202に摺動自在に嵌合するガイドロッ
ド203,203と、ガイドロッド203,203の上
端に固着した上板204と、上板204の前端に固着し
た第1位置決め部材205,205と、スライドガイド
202,202の外周に嵌合して上板204を上向きに
付勢するスプリング206,206とを備える。
【0021】従って、シリンダ107を伸長駆動してフ
ローティングテーブル101を上昇させると、上板20
4,204が車体Bに仮止めしたフロントサブフレーム
Fの下面に当接し、スプリング206…を圧縮しながら
下降する。またロッドレスシリンダ113を駆動してフ
ローティングテーブル101を後方に摺動させると、第
1位置決め部材205,205がフロントサブフレーム
Fの前縁に当接して後方に押圧する。
【0022】次に、フローティングテーブル101に設
けられる第2位置決め手段300の構造を説明する。
【0023】第2位置決め手段300は、フローティン
グテーブル101の前縁に沿って左右方向に敷設したガ
イドレール301と、ガイドレール301にスライドガ
イド302,302を介して摺動自在に支持した一対の
スライダ303,303と、ガイドレール301の中央
に設けたブラケット304にピン305を介して中央部
を枢支したリンク306と、リンク306と各スライダ
303,303とを接続する一対のリンク307,30
7と、フローティングテーブル101に設けたブラケッ
ト308と前記リンク306の一端とを接続するシリン
ダ309と、各スライダ303,303の上面に立設し
た一対の第2位置決め部材310,310とを備える。
【0024】従って、シリンダ309を伸長駆動すると
リンク306及びリンク307,307を介してスライ
ダ303,303が外側に移動し、それらスライダ30
3,303に設けた一対の第2位置決め部材310,3
10が、フロントサブフレームFの前縁に設けた凹部F
1 (図3参照)の左右内縁に当接して押圧する。
【0025】次に、フローティングテーブル101に設
けられる左右一対の固定手段400の構造を説明する。
【0026】固定手段400は、フローティングテーブ
ル101の左右両側部から垂下する一対の基板401,
401と、各基板401,401の上部に固着したスラ
イドガイド402,402と、上端にテーパ状の嵌合部
材403,403を有して前記スライドガイド402,
402に摺動自在に嵌合するスライドロッド404,4
04と、基板401,401の下部にブラケット40
5,405を介して支持され、前記スライドロッド40
4,404に接続されたシリンダ406,406とを備
える。
【0027】従って、シリンダ406,406を伸長駆
動してスライドロッド404,404を上昇させると、
その先端の嵌合部材403,403が車体Bに設けた一
対の基準孔B1 ,B1 (図2参照)に嵌合し、フローテ
ィングテーブル101を車体Bに対してロックする。
【0028】次に、フローティングテーブル101に設
けられる左右一対の取付手段500の構造を説明する。
【0029】取付手段500は、フローティングテーブ
ル101に設けた各基板401,401に上下方向に敷
設した一対のガイドレール501,501と、ガイドレ
ール501,501に摺動自在に支持されたスライダ5
02,502と、各基板401,401の下端に設けら
れて前記スライダ502,502に接続されたシリンダ
503,503と、スライダ502,502に設けられ
て上端にソケット504,504を有する一対のナット
ランナ505,505とを備える。ナットランナ50
5,505は本発明の部品支持部材を構成する。
【0030】而して、前記固定手段400でフローティ
ングテーブル101を車体B即ちフロントサブフレーム
Fに対してロックした後、シリンダ503,503を伸
長駆動してナットランナ505,505を上昇させるこ
とにより、そのソケット504,504に保持したボル
トb,bをフロントサブフレームFのボルト孔F2 ,F
2 (図2参照)を貫通させて車体Bに螺入することがで
きる。
【0031】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
【0032】車体Bを搭載した搬送ハンガHが停止する
と、振れ防止手段10のシリンダ14,14が伸長する
ことにより、ハンガ位置決め部材15,15が搬送ハン
ガHの左右のビーム2,2に係合して搬送ハンガHの振
れを規制する(図4参照)。続いて、前工程で車体Bの
下面に仮止めされたフロントサブフレームFを、部品取
付装置Aによって更に2本のボルトb,bを螺入するこ
とにより車体Bに本固定する。このとき、車体Bは搬送
ハンガHに対してラフな位置決めしかされていないた
め、その車体B及びフロントサブフレームFに対してフ
ローティング支持手段100のフローティングテーブル
101を精密に位置決めし、その状態で前記2本のボル
トb,bの締付作業が行われる。
【0033】即ち、先ずシリンダ107を伸長駆動する
ことにより、水平基板103に対して昇降テーブル10
6、回転テーブル109、スライドテーブル112及び
フローティングテーブル101を一体で上昇させる。そ
の結果、フローティングテーブル101に設けた第1位
置決め手段200の上板204,204がフロントサブ
フレームFの下面に当接し、該上板204,204はス
プリング206…を圧縮しながら下降する。
【0034】続いて、シリンダ113を伸長駆動するこ
とにより、回転テーブル109に対してスライドテーブ
ル112及びフローティングテーブル101を一体で後
方に移動させる。その結果、フローティングテーブル1
01に設けた第1位置決め手段200の第1位置決め部
材205,205がフロントサブフレームFの前縁に当
接し、これによりフローティングテーブル101はフロ
ントサブフレームFに対して前後方向に位置決めされる
(図4参照)。
【0035】このとき、搬送ハンガHに搭載された車体
B及びフロントサブフレームFが回転方向に位置ずれし
ていても、一対の第1位置決め部材205,205がフ
ロントサブフレームFから受ける反力により、回転テー
ブル109がベアリング108回りに回転する。これに
より、フローティングテーブル101はフロントサブフ
レームFに対して上下軸回りに位置決めされる。
【0036】続いて、第2位置決め手段300のシリン
ダ309を伸長駆動すると、一対の第2位置決め部材3
10,310が左右方向に拡開し、フロントサブフレー
ムFの前縁に設けた凹部F1 の左右内縁に当接して押圧
する(図3参照)。その結果、搬送ハンガHに搭載され
た車体B及びフロントサブフレームFが左右方向に位置
ずれしていても、第2位置決め部材310,310がフ
ロントサブフレームFから受ける反力によってフローテ
ィングテーブル101がスライドテーブル112に対し
て左右方向に摺動し、これによりフローティングテーブ
ル101はフロントサブフレームFに対して左右方向に
位置決めされる。
【0037】上述のようにしてフローティングテーブル
101がフロントサブフレームFに対して前後方向、左
右方向及び上下軸回りに位置決めされると、固定手段4
00のシリンダ406,406を伸長駆動して嵌合部材
403,403を車体Bに設けた一対の基準孔B1 ,B
1 に嵌合させることにより、フローティングテーブル1
01を車体B及びフロントサブフレームFに対してロッ
クする。
【0038】続いて、取付手段500のシリンダ50
3,503を伸長駆動してナットランナ505,505
を上昇させると、伸縮自在なソケット504,504に
保持したボルトb,bがフロントサブフレームFのボル
ト孔F2 ,F2 を貫通して車体Bに当接する。而して、
ナットランナ505,505を駆動してソケット50
4,504を回転させると、前記ボルトb,bが車体B
に螺入されてフロントサブフレームFが車体Bに本固定
される。
【0039】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0040】例えば、実施例では被取付部材として自動
車の車体B及び該車体Bに仮止めしたフロントサブフレ
ームFを例示し、また部品としてボルトbを例示した
が、本発明は前記以外の任意の被取付部材及び部品に対
して適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラフに位
置決めされた被取付部材が第1軸方向、第2軸方向及び
上下軸回りに位置ずれしていても、第1位置決め手段で
フローティングテーブルを前記第1軸方向及び上下軸回
りに位置決めするとともに第2位置決め手段でフローテ
ィングテーブルを前記第2軸方向に位置決めし、更に固
定手段でフローティングテーブルを被取付部材に対して
正しい位置に固定することにより、フローティングテー
ブルに設けた取付手段によって部品を被取付部材の所定
位置に取り付けることができる。これにより、ラフに位
置決めされた被取付部材に部品を自動的に取り付けるこ
とが可能になり、作業性を大幅に向上させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品取付装置の正面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】部品取付装置の斜視図
【符号の説明】
100 フローティング支持手段 101 フローティングテーブル 107 シリンダ(駆動源) 113 シリンダ(駆動源) 200 第1位置決め手段 205 第1位置決め部材 300 第2位置決め手段 309 シリンダ(駆動源) 310 第2位置決め部材 400 固定手段 403 嵌合部材 406 シリンダ(駆動源) 500 取付手段 503 シリンダ(駆動源) 505 ナットランナ(部品支持部材) B 車体(被取付部材) B1 基準孔 F フロントサブフレーム(被取付部材) b ボルト(部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラフな位置決め状態にある被取付部材
    (B,F)の所定位置に部品(b)を取り付けるための
    部品取付装置であって、 被取付部材(B,F)に対して水平面内で互いに直交す
    る第1軸方向及び第2軸方向に相対移動自在であり且つ
    上下軸回りに相対回転自在なフローティングテーブル
    (101)と、フローティングテーブル(101)を昇
    降駆動する駆動源(107)と、フローティングテーブ
    ル(101)を前記第1軸方向に駆動する駆動源(11
    3)とを備えたフローティング支持手段(100)と;
    フローティングテーブル(101)に設けた少なくとも
    一対の第1位置決め部材(205)を備え、フローティ
    ングテーブル(101)の前記第1軸方向への移動過程
    における第1位置決め部材(205)と被取付部材
    (B,F)との当接によって、フローティングテーブル
    (101)を前記第1軸方向及び上下軸回りに位置決め
    する第1位置決め手段(200)と;フローティングテ
    ーブル(101)に前記第2軸方向に摺動自在に設けた
    少なくとも一対の第2位置決め部材(310)と、第2
    位置決め部材(310)を相互に接離するように駆動す
    る駆動源(309)とを備え、第2位置決め部材(31
    0)と被取付部材(B,F)との当接によって、フロー
    ティングテーブル(101)を前記第2軸方向に位置決
    めする第2位置決め手段(300)と;フローティング
    テーブル(101)に設けた少なくとも一対の嵌合部材
    (403)と、嵌合部材(403)を昇降駆動する駆動
    源(406)とを備え、嵌合部材(403)と被取付部
    材(B,F)の基準孔(B1 )との嵌合によって、フロ
    ーティングテーブル(101)を被取付部材(B,F)
    に対して固定する固定手段(400)と;フローティン
    グテーブル(101)に設けた部品支持部材(505)
    と、部品支持部材(505)を昇降駆動する駆動源(5
    03)とを備え、部品支持部材(505)に支持した部
    品(b)を被取付部材(B,F)に取り付ける取付手段
    (500)と;を備えたことを特徴とする部品取付装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019084655A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 トヨタ自動車株式会社 ライン同期締付装置
CN110466964A (zh) * 2019-09-18 2019-11-19 湖北猛程智能装备股份有限公司 一种用于汽车装配线输送系统的浮动式转接对接装置
CN110525541A (zh) * 2019-09-27 2019-12-03 东风设计研究院有限公司 悬置总成合装定位自动补偿装置

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