JP2626512B2 - 情報処理性能測定方法 - Google Patents

情報処理性能測定方法

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JP2626512B2
JP2626512B2 JP5274215A JP27421593A JP2626512B2 JP 2626512 B2 JP2626512 B2 JP 2626512B2 JP 5274215 A JP5274215 A JP 5274215A JP 27421593 A JP27421593 A JP 27421593A JP 2626512 B2 JP2626512 B2 JP 2626512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報処理を実行する
プログラムからなる一つ以上のルーチン、ルーチンの組
からなるサブシステムおよびサブシステムの組からなる
システムの処理実行時間をそれぞれ測定する情報処理性
能測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理性能測定方法では、性能
測定マクロ(以下マクロと称す)が性能測定対象のソー
スプログラムの呼び出し点にあらかじめ設けられる。そ
して、ソースプログラムがコンパイルされ、実行プログ
ラムとして実行させられるとき、このマクロによって、
処理実行時間を測定する性能測定手段が起動される。こ
の性能測定手段は、マクロによる性能測定手段の呼び出
しが全て作動できるか、あるいは全て作動できないかを
判断するフラグを有している。従って、システムを構成
するサブシステムおよびルーチンの階層関係で示される
処理実行時の呼び出しと戻りの関係によって、階層の上
位のサブシステムの処理実行時間の測定値に、呼び出さ
れる下位のサブシステムの処理実行時間の測定値が含ま
れて測定される場合が生じる。その場合、上位のサブシ
ステムの測定値と下位のサブシステムの測定値をそれぞ
れ個別に取得するとき、あるいは下位のサブシステムの
測定値のみを取得するとき、ではマクロの設定個所を変
更する必要がある。
【0003】また、情報処理性能を解析するには、シス
テム全体だけでなく、サブシステム、あるいはルーチン
の単位で測定範囲を限定し、処理実行時間を測定するこ
とがある。そのため、ソースプログラムにマクロを挿入
する作業は測定対象を変更する度にやり直す煩瑣な作業
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述する従来の情報処
理性能測定方法では、処理実行時間の測定対象を変更す
る都度、マクロをソースプログラムの測定対象範囲に設
定仕直さなければならない。また、マクロの設定が適切
でないと、不必要な測定データを収集してしまうことが
しばしばある。更にまた、ソースプログラムにあらかじ
め設けられているマクロが、測定対象あるいはそれの範
囲の変更に応じて、作動させるか、あるいは作動させな
いかを個個に制御することができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の第1の情報処
理性能測定方法は、システム、その下位のサブシステ
ム、さらにその下位のルーチンを実行しながら実行時間
の測定を行う情報処理性能測定方法であって、性能測定
レベル管理テーブルに、前記システムに対しては、該シ
ステムの実行時間の測定を行うかどうかを示すととも
に、前記サブシステムに対しては、該サブシステムまで
の実行時間の測定を行うかあるいは該サブシステムの下
位のルーチンまで含めた実行時間の測定を行うかを示す
測定レベルを登録する性能測定レベル更新手順と、前記
システムの実行時に、前記性能測定レベル管理テーブル
における該システムの前記測定レベルが該システムの実
行時間の測定を行うことを示していれば該システムの実
行時間の測定を行い、前記サブシステムの実行時に、前
記性能測定レベル管理テーブルにおける該サブシステム
の前記測定レベルが該サブシステムの実行時間の測定を
行うことを示していれば該サブシステムの実行時間の測
定を行い、前記ルーチンの実行時に、前記性能測定レベ
ル管理テーブルにおける該ルーチンの上位のサブシステ
ムの前記測定レベルが該ルーチンまで含めた実行時間の
測定を行うことを示していれば該ルーチンの実行時間の
測定を行う性能測定手順とを含んでいる。
【0006】 本発明の第2の情報処理性能測定方法
は、上記第1の情報処理性能測定方法において、前記性
能測定手順は、前記システム、前記サブシステムまたは
前記ルーチンの実行時間の測定が開始されると、性能測
定実行管理テーブルに、該システム、該サブシステムま
たは該ルーチンが実行時間測定中である旨の情報を登録
するとともに、該システム、該サブシステムまたは該ル
ーチンの実行時間の測定が終了すると、前記性能測定実
行管理テーブルにおける該システム、該サブシステムま
たは該ルーチンが実行時間測定中である旨の情報を抹消
することにより、実行時間測定の管理を行い、前記シス
テム、前記サブシステムまたは前記ルーチンに対する前
記実行時間の測定が終了しているかどうかを前記性能測
定実行管理テーブルによって監視する終了監視手順とを
含んでいる。
【0007】
【実施例】次に、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】この発明の一実施例の方法を示す図1を参
照すると、この実施例は、ルーチン,サブシステムある
いはシステムが、相互間の階層関係を示すとともにそれ
ぞれが測定対象であるか否かを示す測定レベルを登録す
る性能測定レベル管理テーブル6を更新する性能測定レ
ベル更新手順1と、システム10内に存在する各呼び出
し点のマクロによって呼び出され、性能測定レベル管理
テーブル6を参照し、階層関係を判断するとともに性能
測定個所であるか否かを判断し、測定対象の処理開始か
ら処理終了までの処理実行時間の測定の開始あるいは終
了を性能測定実行管理テーブル8によって管理する性能
測定個所判断手順2と、性能測定個所判断手順2によっ
て起動され、測定対象の処理実行時間の測定をオペレー
ティングシステムが有する時間測定部9に指示し、処理
実行時間の測定値を取得する性能測定手順3と、測定値
を記憶ボリューム7に出力し、記録する性能情報出力手
順4と、性能測定実行管理テーブル8によって測定の終
了を監視する終了監視手順5と、を含む。
【0009】更に、図1を参照すると、情報処理性能測
定を行う対象のシステム10は、サブシステム20,サ
ブシステム30およびサブシステム40を含み、システ
ム10ならびに各サブシステム20,30および40の
それぞれの呼び出し点には、マクロ101,201,3
01および401が存在する。各サブシステム20,3
0および40は、ルーチン21,31および41をそれ
ぞれ含む。また、各ルーチン21,31および41の呼
び出し点にはそれぞれマクロ211,311および41
1が存在する。このシステム10に含まれるサブシステ
ム20,30および40の処理実行時の階層関係を例示
する図4(a)を参照すると、サブシステム20と、そ
れによって呼び出されて実行させられるサブシステム3
0および40の関係を、サブシステム20が上位にあ
り、サブシステム30および40が下位にあるものと定
義する。更に、またシステム10と、サブシステム2
0,30および40と、ルーチン21,31および41
と、のそれぞれの処理実行時の動作を例示する図4
(b)を参照すると、システム10は、オペレーティン
グシステム(図示せず)から呼び出されて処理の実行を
開始すると、その呼び出し点に設けられているマクロ1
01によって、システム10自身の処理実行時間の測定
開始を性能測定個所判断手順2に指示させ、システム1
0自身の処理を実行して、サブシステム20の呼び出し
点でサブシステム20を呼び出す。サブシステム20
は、その呼び出し点でマクロ201に処理実行時間の測
定開始を実行させるとともに自身の処理を実行させて、
サブシステム30の呼び出し点でサブシステム30を呼
び出す。サブシステム30は、その呼び出し点でマクロ
301に処理実行時間の測定開始を実行させるとともに
自身の処理を実行させて、ルーチン31の呼び出し点で
ルーチン31を呼び出す。ルーチン31は、その呼び出
し点でマクロ311に処理実行時間の測定開始を実行さ
せるとともに自身の処理を実行させる。そして、ルーチ
ン31は、自身の処理を終了すると、サブシステム30
の呼び出し点に戻り、マクロ311に処理実行時間測定
を終了させる戻り処理をさせる。サブシステム30は、
自身の処理を続行し、処理終了するとサブシステム20
の呼び出し点に戻り、マクロ301に戻り処理をさせ
る。サブシステム20は自身の処理を続行し、ルーチン
21の呼び出し点でルーチン21を呼び出す。ルーチン
21は、その呼び出し点でマクロ211に処理実行時間
の測定開始を実行させるとともに自身の処理を実行させ
て、処理終了するとサブシステム20の呼び出し点に戻
り、マクロ211に戻り処理をさせる。サブシステム2
0は、自身の処理を続行し、サブシステム40の呼び出
し点でサブシステム40を呼び出す。サブシステム40
は、その呼び出し点でマクロ401に処理実行時間の測
定開始を実行させるとともに自身の処理を実行させてル
ーチン41の呼び出し点でルーチン41を呼び出す。ル
ーチン41は、その呼び出し点でマクロ411に処理実
行時間の測定開始と自身の処理を実行させて、終了する
とサブシステム40の呼び出し点に戻り、マクロ411
に戻り処理をさせる。サブシステム40は自身の処理を
続行し、終了するとサブシステム20の呼び出し点に戻
り、マクロ401に戻り処理をさせる。サブシステム2
0は自身の処理を続行し、終了するとサブシステム10
の呼び出し点に戻り、マクロ201に戻り処理をさせ
る。システム10は自身の処理を続行し、終了するとシ
ステム10自身の呼び出し点に戻り、マクロ101に戻
り処理をさせてシステム10全体の処理を終了する。
【0010】次に、システム10が上述の動作を行うと
き、システム10,サブシステム20,30,40およ
びルーチン31の処理実行時間を測定する動作を、性能
測定個所判断手順2の動作を示す流れ図である図2と、
図2おける測定個所測定レベル判定の動作を示す流れ図
である図3を参照し、説明する。測定対象のシステム1
0が、図4(b)に示す順で実行される場合、システム
10が呼び出されるに先立って、性能測定レベル更新手
順1が性能測定レベル管理テーブル6に測定レベルをシ
ステム10,サブシステム20,30および40に対し
設定する。測定レベルは4段階で、測定レベルの「0」
は測定を実施しないことを表わし、測定レベルの「1」
は測定をシステム単位で実施することを表わし、測定レ
ベルの「2」は測定をシステム単位およびサブシステム
単位で実施することを表わし、測定レベルの「3」は測
定をシステム単位,サブシステム単位およびルーチン単
位で実施することを表している。
【0011】システム10,サブシステム20,30お
よび40、ならびにルーチン31のそれぞれの処理実行
時間を測定する目的で、性能測定レベル更新手順1が、
性能測定レベル管理テーブル6の、システム10に測定
レベル「1」を、サブシステム20に測定レベル「2」
を、サブシステム30に測定レベル「3」を、サブシス
テム40に測定レベル「1」を、それぞれ設定し、性能
測定個所判断手順2が上述の目的の各処理実行時間を測
定する動作の詳細を図2を参照して説明する。
【0012】先ず、システム10の呼び出し点のマクロ
101が性能測定個所判断手順2を呼び出す。性能測定
個所判定手順2は、呼び出し元のマクロ101が処理開
始のとき(ステップ51のY)、性能測定レベル管理テ
ーブル6を参照し(ステップ52)、測定個所測定レベ
ル判定の手順を実行する(ステップ53)。測定個所測
定レベル判定の手順を示す図3を参照すると、性能測定
個所がシステムであることを判定し(図3のステップ6
1)、システム全体の処理実行時間測定であることを判
定し(図3のステップ62のY)、図2のステップ54
に移行して性能測定手順3に性能測定を指示し、マクロ
101による性能測定実行中であることを性能測定実行
管理テーブル8に登録する(ステップ55)。そして、
性能測定手順3はシステム10の呼び出し点からの処理
実行時間を時間測定部9に測定を開始させる。システム
10は自身の処理を実行し、サブシステム20の呼び出
し点でサブシステム20を呼び出し、実行させる。サブ
システム20の呼び出し点でマクロ201が性能測定個
所判断手順2を呼び出す。性能測定個所判断手順2は、
マクロ201が処理開始の呼び出しであるので(ステッ
プ51のY)、性能測定レベル管理テーブル6を参照し
(ステップ52)、測定個所測定レベル判定の手順を実
行する(ステップ53)。測定個所測定レベル判定の手
順は、マクロの呼び出し元がサブシステム20であるこ
とを判定し(ステップ61)、サブシステム20が測定
レベル「2」であることを判定し(ステップ63の
Y)、性能測定手順3に性能測定を指示し(ステップ5
4)、マクロ201による性能測定実行中であることを
性能測定実行管理テーブル8に登録する(ステップ5
5)。性能測定手順3はサブシステム20自身の処理実
行時間を時間測定部9に測定を開始させる。
【0013】更に、サブシステム20は、自身の処理を
続行し、サブシステム30の呼び出し点で、サブシステ
ム30を実行させる。サブシステム30は、呼び出し点
でマクロ301を実行させ、性能測定個所判断手順2を
呼び出す。性能測定個所判断手順2は、マクロ301の
呼び出しが処理開始であるので(ステップ51のY)、
性能測定レベル管理テーブル6を参照し(ステップ5
2)、測定個所測定レベル判定の手順を実行する。測定
個所測定レベル判定の手順は、マクロの呼び出し元がサ
ブシステム30であることを判定し(ステップ61)、
サブシステム30が測定レベル「3」であることを判定
し(ステップ63のY)、性能測定手順3に性能測定を
指示し(ステップ54)、マクロ301による性能測定
実行中であることを性能測定実行管理テーブル8に登録
する(ステップ55)。性能測定手順3はサブシステム
30自身の処理実行時間を時間測定部9に測定を開始さ
せる。サブシテム30は、自身の処理を続行し、ルーチ
ン31の呼び出し点で、ルーチン31を実行させる。ル
ーチン31は呼び出し点でマクロ311を実行させ性能
測定個所判断手順2を呼び出す。性能測定個所判断手順
2は、マクロ311の呼び出しが処理開始であるので
(ステップ51のY)、性能測定レベル管理テーブル6
を参照し(ステップ52)、測定個所測定レベル判定の
手順を実行する(ステップ53)。測定個所測定レベル
判定の手順は、マクロ311の呼び出し元がルーチン3
1であることを判定し(ステップ61)、サブシステム
30の測定レベルが「3」であることを判定し(ステッ
プ64のY)、ルーチン31の処理実行時間を測定する
ため、性能測定手順3に性能測定を指示し(ステップ5
4)、マクロ311による性能測定実行中であることを
性能測定実行管理テーブル8に登録する(ステップ5
5)。性能測定手順3はルーチン31の処理実行時間を
時間測定部9に測定を開始させる。ルーチン31は、処
理を続行し、処理終了すると呼び出し点に戻り、マクロ
311によって性能測定個所判断手順2を呼び出す。性
能測定個所判断手順2は、マクロ311の戻り処理であ
ることを判定し(ステップ51のN)、性能測定実行中
の登録を性能測定実行管理テーブル8から抹消し(ステ
ップ56)、性能測定手順3を起動する。性能測定手順
3は、時間測定部9にマクロ311による処理実行時間
の測定を終了させ、測定値を取得する。そして、性能情
報出力手順4がその測定値を記憶ボリューム7に格納
し、終了監視手順5を起動する。終了監視手順5は、性
能測定実行管理テーブル8を走査し、マクロ101,2
01および301が登録されて、性能測定実行中である
ことを判定し、終了監視を続行する。
【0014】一方、サブシステム30は、自身の処理を
続行し、終了すると、サブシステム20の呼び出し点に
戻りマクロ301によって、性能測定個所判断手順2を
呼び出す。性能測定個所判断手順2は、測定終了のため
マクロ301の戻り処理であることを判定し(ステップ
51のN)、性能測定の登録を性能測定実行管理テーブ
ル8から抹消し(ステップ56)、性能測定手順3を起
動する。性能測定手順3は、時間測定部9にマクロ30
1による処理実行時間の測定を終了させ、測定値を取得
する。性能情報出力手順4はその測定値を記憶ボリュー
ム7に格納し、終了監視手順5を起動する。終了監視手
順5は、性能測定実行管理テーブル8を走査し、マクロ
101および201が登録されて性能測定実行中である
ことを判定し、終了監視を続行する。
【0015】更にサブシステム20は、自身の処理を続
行し、ルーチン21の呼び出し点でルーチン21を呼び
出す。ルーチン21は、呼び出し点でマクロ211を実
行させ、性能測定個所判断手順2を呼び出す。性能測定
個所判断手順2は、マクロ211の呼び出しが処理開始
であるので(ステップ51のY)、性能測定レベル管理
テーブル6を参照し(ステップ52)、測定個所測定レ
ベル判定の手順を実行する。測定個所測定レベル判定の
手順は、ルーチン21の性能測定個所を判定し(ステッ
プ61)、性能測定レベル管理テーブル6のサブシステ
ム20の測定レベル「2」によって測定条件を判定す
る。測定レベル「2」が性能測定レベル「3」以上でな
いため(ステップ64のN)、性能測定個所判断手順2
はマクロ211によるルーチン21の処理実行時間の測
定を実行せずに終了する(ステップ53のN)。サブシ
ステム20は、自身の処理を続行し、サブシステム40
の呼び出し点でサブシステム40を呼出す。サブシステ
ム40は、呼び出し点でマクロ401を実行させ、性能
測定個所判断手順2を呼び出す。性能測定個所判断手順
2は、マクロ401の呼び出しが処理開始であるので
(ステップ51のY)、性能測定レベル管理テーブル6
を参照し(ステップ52)、測定個所測定レベル判定の
手順を実行する。測定個所測定レベル判定の手順は、サ
ブシステム40の性能測定個所を判定し(ステップ6
1)、性能測定レベル管理テーブル6のサブシステム4
0の測定レベル「1」が測定レベル「2」以上ではない
ことを判定する(ステップ63のN)。そして、サブシ
ステム40の上位のサブシステム20の測定レベルが測
定レベル「2」以上であることおよびそれの階層関係
よって、測定レベル「1」の判定を修正し(ステップ6
5のY)、サブシステム40自身の処理実行時間の測定
するため性能測定手順3に性能測定を指示し(ステップ
54)、性能測定実行処理テーブル8にマクロ401の
性能測定を実行中であることを登録する(ステップ5
5)。
【0016】更に、サブシステム40は、自身の処理を
続行し、ルーチン41の呼び出し点でルーチン41を呼
び出す。ルーチン41は、呼び出し点でマクロ411を
実行させ、性能測定個所判断手順2を呼び出す。性能測
定個所判断手順2は、マクロ411の呼び出しが処理開
始であるので(ステップ51のY)、性能測定レベル管
理テーブル6を参照する(ステップ52)。測定個所測
定レベル判定の手順は、ルーチン41の性能測定個所を
判定し(ステップ61)、性能測定レベル管理テーブル
6のサブシステム40の測定レベル「1」は測定レベル
「3」以上ではないと判定し(ステップ64のN)、ル
ーチン41の性能測定を実行させない(ステップ53の
N)。また、サブシステム40が処理を終了し、呼び出
し点に戻り、マクロ401の戻り処理によって自身の処
理実行時間の測定値が記憶ボリューム7に格納される。
【0017】更に、また、サブシステム20が処理を終
了し、サブシステム20の呼び出し点に戻り、マクロ2
01の戻り処理によって性能測定手順3が起動され、性
能測定手順3がサブシステム20の処理実行時間の測定
値を時間測定部9から取得し、性能情報出力手順4によ
って記憶ボリューム7に測定値が格納される。終了監視
手順5は、性能測定実行管理テーブル8を走査し、マク
ロ101が登録されていることによって、終了監視を続
行する。システム10は、自身の処理を続行し、終了す
るとシステム10の呼び出し点に戻り、マクロ101に
戻り処理を実行させる。性能測定個所判断手順2は、戻
り処理であることを判定し(ステップ51のN)、性能
測定実行管理テーブル8からマクロ101による性能測
定実行中の登録を抹消し(ステップ56)、性能測定手
順3を起動する。性能測定手順3は時間測定部9にシス
テム10の処理実行時間の測定を終了させ、その測定値
を取得する。性能情報出力手順4は測定値を記憶ボリュ
ーム7に格納する。終了監視手順5は性能測定実行管理
テーブル8を走査し、登録されている性能測定実行中の
マクロがないことによって、システム10の性能測定を
終了する。
【0018】なお、性能測定レレベル管理テーブル6に
システム10の測定レベルが設定され、測定レベル
「0」であるとき、システム10の性能測定は実施しな
い(ステップ62のN)。
【0019】上述の説明によれば、測定対象のシステム
10,サブシステム20,30および40,ルーチン3
1の各処理実行時間が測定される。そして、記憶ボリュ
ームからシステム,サブシステムおよびルーチンのそれ
ぞれの処理実行時間の測定値を集計し、処理実行時間そ
れぞれの単位時間当りの割合を算出し、情報処理性能を
算定できることは明らかである。そして、上述の例にお
いて、システム10の処理実行時間は、システム10全
体と、サブシステム20,30および40、ルーチン3
1の各処理実行時間が集計できる。そして、システム1
0全体の処理実行時間に対する各サブシステム20,3
0および40、ならびにルーチン31の割合をそれぞれ
算出することができる。
【0020】また、更に上述の実施例の変形として、測
定対象のシステムが複数のサブシステムを含み、更に、
各サブシステムには複数のルーチンを含み、且、サブシ
ステムの呼び出し、戻りの階層関係が二つ以上深くなる
場合においても、性能測定レベル管理テーブル6に測定
レベルを設定し、それに基づく測定個所測定レベル判定
の手順によって、所望の処理実行時間が測定できること
は明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ソースプログラム作成時に、システム,サブシステムな
らびにルーチンそれぞれの呼び出し点に挿入してあるマ
クロが、別に設ける性能測定レベル管理テーブルに測定
レベルを設定することによって、測定目的の対象範囲の
マクロだけを性能測定のために作動させることができ、
測定個所を限定し、性能算定に必要な測定対象の性能デ
ータのみが取得できるので、性能測定個所を変更する度
にマクロをソースプログラムに挿入する作業のやり直し
や、性能算出に不要なデータの採取が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の方法を示す図である。
【図2】図1の性能測定個所判断手順を示す図である。
【図3】図2の測定個所・測定レベル判定の手順を示す
図である。
【図4】分図(a),(b)はそれぞれ、測定対象のサ
ブシステムの階層関係を例示する図,測定対象のシステ
ム,サブシステムおよびルーチンの動作の順を例示する
図、である。
【符号の説明】
1 性能測定レベル更新手順 2 性能測定個所判断手順 3 性能測定手順 4 性能情報出力手順 5 終了監視手順 6 性能測定レベル管理テーブル 7 記憶ボリューム 8 性能測定実行管理テーブル 9 時間測定部 10 システム 20 サブシステム 21 ルーチン 30 サブシステム 31 ルーチン 40 サブシステム 41 ルーチン 101 性能測定マクロ 201 性能測定マクロ 211 性能測定マクロ 301 性能測定マクロ 311 性能測定マクロ 401 性能測定マクロ 411 性能測定マクロ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム、その下位のサブシステム、さ
    らにその下位のルーチンを実行しながら実行時間の測定
    を行う情報処理性能測定方法であって、 性能測定レベル管理テーブルに、前記システムに対して
    は、該システムの実行時間の測定を行うかどうかを示す
    とともに、前記サブシステムに対しては、該サブシステ
    ムまでの実行時間の測定を行うかあるいは該サブシステ
    ムの下位のルーチンまで含めた実行時間の測定を行うか
    を示す測定レベルを登録する性能測定レベル更新手順
    と、 前記システムの実行時に、前記性能測定レベル管理テー
    ブルにおける該システムの前記測定レベルが該システム
    の実行時間の測定を行うことを示していれば該システム
    の実行時間の測定を行い、前記サブシステムの実行時
    に、前記性能測定レベル管理テーブルにおける該サブシ
    ステムの前記測定レベルが該サブシステムの実行時間の
    測定を行うことを示していれば該サブシステムの実行時
    間の測定を行い、前記ルーチンの実行時に、前記性能測
    定レベル管理テーブルにおける該ルーチンの上位のサブ
    システムの前記測定レベルが該ルーチンまで含めた実行
    時間の測定を行うことを示していれば該ルーチンの実行
    時間の測定を行う性能測定手順とを含むことを特徴とす
    る情報処理性能測定方法。
  2. 【請求項2】 前記性能測定手順は、前記システム、前
    記サブシステムまたは前記ルーチンの実行時間の測定が
    開始されると、性能測定実行管理テーブルに、該システ
    ム、該サブシステムまたは該ルーチンが実行時間測定中
    である旨の情報を登録するとともに、該システム、該サ
    ブシステムまたは該ルーチンの実行時間の測定が終了す
    ると、前記性能測定実行管理テーブルにおける該システ
    ム、該サブシステムまたは該ルーチンが実行時間測定中
    である旨の情報を抹消することにより、実行時間測定の
    管理を行い、 前記システム、前記サブシステムまたは前記ルーチンに
    対する前記実行時間の測定が終了しているかどうかを前
    記性能測定実行管理テーブルによって監視する終了監視
    手順とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理
    性能測定方法。
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