JP2001282799A - データベースの性能評価方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents
データベースの性能評価方法及び装置並びに記録媒体Info
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- JP2001282799A JP2001282799A JP2000092486A JP2000092486A JP2001282799A JP 2001282799 A JP2001282799 A JP 2001282799A JP 2000092486 A JP2000092486 A JP 2000092486A JP 2000092486 A JP2000092486 A JP 2000092486A JP 2001282799 A JP2001282799 A JP 2001282799A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データベースアクセスパス決定の相違で生ず
る性能差を評価し、最適なSQL検索文を見つけ出し、
アクセス時間の短縮に貢献すること。 【解決手段】 データベース検索条件をSQL検索文と
して生成し、生成したSQL検索文を用いてデータベー
ス検索を実行し、検索に要した処理時間を計測するステ
ップと、検索に要した処理時間を画面に表示するステッ
プとを備える。
る性能差を評価し、最適なSQL検索文を見つけ出し、
アクセス時間の短縮に貢献すること。 【解決手段】 データベース検索条件をSQL検索文と
して生成し、生成したSQL検索文を用いてデータベー
ス検索を実行し、検索に要した処理時間を計測するステ
ップと、検索に要した処理時間を画面に表示するステッ
プとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースアク
セスにおける性能評価方法および装置に関する。
セスにおける性能評価方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GUI(Graphical User Interfac
e)ツール及びその技法を用いてデータベース管理及び検
索条件の保存・編集する技術として、例えば、特開平8
−171508号公報に記載のものが知られている。
e)ツール及びその技法を用いてデータベース管理及び検
索条件の保存・編集する技術として、例えば、特開平8
−171508号公報に記載のものが知られている。
【0003】特開平8−171508号公報に開示され
た技術は、簡易な操作でSQL検索条件を設定し、か
つ、使用者に専門知識を要求せずに検索条件作成を可能
にすることを目的とするものであり、使用者が、GUI
で提供されたメニューアイコン等の操作で検索条件入力
すると、動的にSQL検索文を生成し、検索の実行、検
索条件の保存・再編集を行うものである。
た技術は、簡易な操作でSQL検索条件を設定し、か
つ、使用者に専門知識を要求せずに検索条件作成を可能
にすることを目的とするものであり、使用者が、GUI
で提供されたメニューアイコン等の操作で検索条件入力
すると、動的にSQL検索文を生成し、検索の実行、検
索条件の保存・再編集を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された技術にあっては、全ての操作を画面から
視覚的に操作でき、検索条件等をアイコン登録し操作そ
のものの簡便化を実現し、生成したSQL検索文の保存
・再編集することも可能であるものの、検索条件の記述
順序を制御できないため、記述する条件の順序でデータ
ベースアクセス実行時間に相違が生じる場合に対応でき
ないという問題がある。
報に開示された技術にあっては、全ての操作を画面から
視覚的に操作でき、検索条件等をアイコン登録し操作そ
のものの簡便化を実現し、生成したSQL検索文の保存
・再編集することも可能であるものの、検索条件の記述
順序を制御できないため、記述する条件の順序でデータ
ベースアクセス実行時間に相違が生じる場合に対応でき
ないという問題がある。
【0005】また、生成するSQL検索文の全てを表示
し、編集するための手段がなく、検索条件の一部変更
等、部分修正に不向きという問題がある。
し、編集するための手段がなく、検索条件の一部変更
等、部分修正に不向きという問題がある。
【0006】本発明の目的は、データベース設計者の意
図に反し、SQL検索文の条件式の記述方法及び記述順
序の差によって、データベースエンジン独自の方法によ
る統計情報解析及び最適化処理といったものによるデー
タベースアクセスパス決定の相違で生ずる性能差を評価
し、最適なSQL検索文を見つけ出し、アクセス時間の
短縮に貢献することができるデータベース性能評価方法
および装置を提供することにある。
図に反し、SQL検索文の条件式の記述方法及び記述順
序の差によって、データベースエンジン独自の方法によ
る統計情報解析及び最適化処理といったものによるデー
タベースアクセスパス決定の相違で生ずる性能差を評価
し、最適なSQL検索文を見つけ出し、アクセス時間の
短縮に貢献することができるデータベース性能評価方法
および装置を提供することにある。
【0007】さらに、GUIツール及びその技法での操
作を採用し、簡易な操作で検索条件の記述、編集、順序
の入れ替え、部分変更などを制御可能とし、かつSQL
検索文の保存・再編集を行い、再帰的に繰り返しSQL
検索文実行時間を測定し、性能評価を行うことができる
方法および装置を提供することである。
作を採用し、簡易な操作で検索条件の記述、編集、順序
の入れ替え、部分変更などを制御可能とし、かつSQL
検索文の保存・再編集を行い、再帰的に繰り返しSQL
検索文実行時間を測定し、性能評価を行うことができる
方法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、データベース検索条件をSQL検索文と
して生成し、生成したSQL検索文を用いてデータベー
ス検索を実行し、検索に要した処理時間を計測するステ
ップと、検索に要した処理時間を画面に表示するステッ
プとを備えることを特徴とする。
に、本発明は、データベース検索条件をSQL検索文と
して生成し、生成したSQL検索文を用いてデータベー
ス検索を実行し、検索に要した処理時間を計測するステ
ップと、検索に要した処理時間を画面に表示するステッ
プとを備えることを特徴とする。
【0009】また、検索条件となるSQL検索文の候補
をディクショナリデータベースから読み出し、画面に表
示するするステップと、表示されたSQL検索文候補の
中から所望のSQL検索文を画面上の選択操作で選択す
るステップと、選択されたSQL検索文を画面上におけ
る入力操作で編集するステップと、編集したSQL検索
文または編集前のSQL検索文を画面上の操作によって
検索条件データベースに保存するステップとを含むこと
を特徴とする。
をディクショナリデータベースから読み出し、画面に表
示するするステップと、表示されたSQL検索文候補の
中から所望のSQL検索文を画面上の選択操作で選択す
るステップと、選択されたSQL検索文を画面上におけ
る入力操作で編集するステップと、編集したSQL検索
文または編集前のSQL検索文を画面上の操作によって
検索条件データベースに保存するステップとを含むこと
を特徴とする。
【0010】また、データベース検索条件をSQL検索
文として生成する検索条件生成手段と、生成したSQL
検索文を用いてデータベース検索を実行する検索手段
と、検索に要した処理時間を計測するする計測手段と、
検索に要した処理時間を画面に表示する手段とを備える
ことを特徴とする。
文として生成する検索条件生成手段と、生成したSQL
検索文を用いてデータベース検索を実行する検索手段
と、検索に要した処理時間を計測するする計測手段と、
検索に要した処理時間を画面に表示する手段とを備える
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明を適用したデータベース性
能評価装置の一実施の形態を示すブロック図である。こ
の実施形態のデータベース性能評価装置は、図1に示す
ように、中央処理装置101とキャラクタ及びグラフィ
ック画面を有するキ−ボ−ド装置102付きディスプレ
イ装置103と、SQL構文生成用のデータ項目、デー
タ項目値、条件及び条件式などを格納したディクショナ
リデータベース104と、SQL検索文を格納する検索
条件データベース105と、接続データベース106か
らなっている。
能評価装置の一実施の形態を示すブロック図である。こ
の実施形態のデータベース性能評価装置は、図1に示す
ように、中央処理装置101とキャラクタ及びグラフィ
ック画面を有するキ−ボ−ド装置102付きディスプレ
イ装置103と、SQL構文生成用のデータ項目、デー
タ項目値、条件及び条件式などを格納したディクショナ
リデータベース104と、SQL検索文を格納する検索
条件データベース105と、接続データベース106か
らなっている。
【0013】中央処理装置101は、画面制御処理10
7を備え、キーボード装置102及びディスプレイ装置
103の入出力等を監視する。画面制御処理107は、
ディクショナリデータベース104内のSQL構文生成
用の条件式などを読み出し表示するディクショナリデー
タベース読み出し処理107A、ディクショナリデータ
ベースの項目を選択する処理107B、選択された項目
を編集領域に表示する処理107C、編集領域の内容を
直接訂正する編集処理107D、SQL検索文を用いて
データベース106を検索する処理107E、検索に要
した処理時間を計測する検索時間測定処理107F、S
QL検索文を検索条件データベース105へ保存する処
理107G、検索条件データベース105から保存した
SQL検索文を読み出して編集領域へ再表示する処理1
07H、ディクショナリデータベース104に項目追加
する項目登録処理107Iの詳細処理を有している。
7を備え、キーボード装置102及びディスプレイ装置
103の入出力等を監視する。画面制御処理107は、
ディクショナリデータベース104内のSQL構文生成
用の条件式などを読み出し表示するディクショナリデー
タベース読み出し処理107A、ディクショナリデータ
ベースの項目を選択する処理107B、選択された項目
を編集領域に表示する処理107C、編集領域の内容を
直接訂正する編集処理107D、SQL検索文を用いて
データベース106を検索する処理107E、検索に要
した処理時間を計測する検索時間測定処理107F、S
QL検索文を検索条件データベース105へ保存する処
理107G、検索条件データベース105から保存した
SQL検索文を読み出して編集領域へ再表示する処理1
07H、ディクショナリデータベース104に項目追加
する項目登録処理107Iの詳細処理を有している。
【0014】画面制御処理107は、図2の「画面1」
に示すような画面を表示し、キーボード装置102から
のデータ入力及びディスプレイ装置103からのデータ
入出力イベントを監視し、各種イベントの発生に応じて
詳細処理ドライバの役割を果たす。
に示すような画面を表示し、キーボード装置102から
のデータ入力及びディスプレイ装置103からのデータ
入出力イベントを監視し、各種イベントの発生に応じて
詳細処理ドライバの役割を果たす。
【0015】図8および図9に全体の制御フローを示し
ているが、図1に示した各々の処理は、GUIツールで
の画面入出力によるイベント処理として実現され、図8
および図9では、ディクショナリデータベース読み出し
処理107A(107Aのサブルーチン機能107B、
107Cを含む)を符号801、編集領域内容編集処理
107Dを符号802、接続データベース検索処理10
7E(107Eのサブルーチン機能107Fを含む)を
符号803、検索データベース保存処理107Gを符号
804、検索データベース読み出し処理107Hを符号
805、ディクショナリデータベース項目登録処理10
7Iを符号806で示す部分で使用し、データベースア
クセスの性能評価を実現している。
ているが、図1に示した各々の処理は、GUIツールで
の画面入出力によるイベント処理として実現され、図8
および図9では、ディクショナリデータベース読み出し
処理107A(107Aのサブルーチン機能107B、
107Cを含む)を符号801、編集領域内容編集処理
107Dを符号802、接続データベース検索処理10
7E(107Eのサブルーチン機能107Fを含む)を
符号803、検索データベース保存処理107Gを符号
804、検索データベース読み出し処理107Hを符号
805、ディクショナリデータベース項目登録処理10
7Iを符号806で示す部分で使用し、データベースア
クセスの性能評価を実現している。
【0016】SQL検索条件を生成する手段として、図
2の「画面1」のSQL検索条件編集領域204へ検索
条件を直接入力する方法、「画面1」のSQL検索条件
編集領域204へ既に登録済みの検索条件を表示し再編
集する方法、ディクショナリデータベース104を参照
しながら検索条件を「画面1」のSQL検索条件編集領
域204へ蓄える方法のうちいずれでも用いることがで
きるようになっている。それぞれの処理は、編集領域内
容編集処理107D、検索データベース読み出し処理1
07H及びディクショナリデータベース読み出し処理1
07Aで実現されている。
2の「画面1」のSQL検索条件編集領域204へ検索
条件を直接入力する方法、「画面1」のSQL検索条件
編集領域204へ既に登録済みの検索条件を表示し再編
集する方法、ディクショナリデータベース104を参照
しながら検索条件を「画面1」のSQL検索条件編集領
域204へ蓄える方法のうちいずれでも用いることがで
きるようになっている。それぞれの処理は、編集領域内
容編集処理107D、検索データベース読み出し処理1
07H及びディクショナリデータベース読み出し処理1
07Aで実現されている。
【0017】また、項目選択処理107Bと項目表示処
理107Cは、ディクショナリデータベース読み出し処
理107Aのサブルーチンとして機能する。ディクショ
ナリデータベース項目に該当する条件式などが未登録で
ある場合は、即時にディクショナリデータベース登録を
可能とする機能を備えている。いずれの生成手段で編集
したSQL検索文であっても、生成途中のSQL検索条
件は図2の「画面1」のSQL検索条件編集領域204
に常に表示しており、いつでも直接編集形式で内容の訂
正および編集を行える機能を備えている。
理107Cは、ディクショナリデータベース読み出し処
理107Aのサブルーチンとして機能する。ディクショ
ナリデータベース項目に該当する条件式などが未登録で
ある場合は、即時にディクショナリデータベース登録を
可能とする機能を備えている。いずれの生成手段で編集
したSQL検索文であっても、生成途中のSQL検索条
件は図2の「画面1」のSQL検索条件編集領域204
に常に表示しており、いつでも直接編集形式で内容の訂
正および編集を行える機能を備えている。
【0018】検索条件データベース105の読み出し処
理は、図2の「画面1」のボタン202の押下操作で開
始される。ボタン202が押下操作されると、検索デー
タベース読み出し処理107Hが起動され、図3の「画
面2」を表示する。このとき、「画面2」の検索条件名
一覧301には、図7に示す検索条件データベース10
5における登録名701の内容のすべてが図3の「画面
2」の検索条件名一覧301内に一覧で表示される。そ
こで、表示された検索条件名一覧301から所望の検索
条件名を選択すると、検索条件データベース105の登
録名701(図7)に対する登録内容702を読み出し、
その登録内容(検索条件)をSQL検索条件編集領域2
04へ表示する。
理は、図2の「画面1」のボタン202の押下操作で開
始される。ボタン202が押下操作されると、検索デー
タベース読み出し処理107Hが起動され、図3の「画
面2」を表示する。このとき、「画面2」の検索条件名
一覧301には、図7に示す検索条件データベース10
5における登録名701の内容のすべてが図3の「画面
2」の検索条件名一覧301内に一覧で表示される。そ
こで、表示された検索条件名一覧301から所望の検索
条件名を選択すると、検索条件データベース105の登
録名701(図7)に対する登録内容702を読み出し、
その登録内容(検索条件)をSQL検索条件編集領域2
04へ表示する。
【0019】ディクショナリデータベース104の読み
出し処理は、図2の「画面1」の参照ボタン205の押
下操作で開始される。参照ボタン205が押下操作され
ると、ディクショナリデータベース読み出し処理107
Aが起動され、図4の「画面3」を表示する。このと
き、「画面3」の登録名401、登録内容402として
図6のディクショナリデータベース104の登録名60
1と登録内容602の内容をそれぞれ表示する。必要な
検索条件、例えば符号406で示す条件を選択し、選択
ボタン403を押下操作すると、選択された検索条件が
図2の「画面1」のSQL検索条件編集領域204へ移
されて表示される。検索条件の選択を終了するまで、前
記選択手順を繰り返し、選択終了のとき図4の「画面
3」の「閉じる」ボタン405の押下操作でディクショ
ナリデータベース104の読み出し処理を終える。
出し処理は、図2の「画面1」の参照ボタン205の押
下操作で開始される。参照ボタン205が押下操作され
ると、ディクショナリデータベース読み出し処理107
Aが起動され、図4の「画面3」を表示する。このと
き、「画面3」の登録名401、登録内容402として
図6のディクショナリデータベース104の登録名60
1と登録内容602の内容をそれぞれ表示する。必要な
検索条件、例えば符号406で示す条件を選択し、選択
ボタン403を押下操作すると、選択された検索条件が
図2の「画面1」のSQL検索条件編集領域204へ移
されて表示される。検索条件の選択を終了するまで、前
記選択手順を繰り返し、選択終了のとき図4の「画面
3」の「閉じる」ボタン405の押下操作でディクショ
ナリデータベース104の読み出し処理を終える。
【0020】ディクショナリデータベース104に目的
とする検索条件の登録がないときは、即時に検索条件を
ディクショナリデータベース104へ登録する機能を備
えている。ディクショナリデータベース項目の登録処理
は、「画面3」の新項目登録ボタン404の押下操作で
開始される。新項目登録ボタン404を押下操作する
と、ディクショナリデータベース項目登録処理107I
が起動され、図5の「画面4」を表示する。登録しよう
とする検索条件の登録名を登録名入力領域501に入力
し、さらに検索条件の内容を登録内容入力領域に入力
し、登録ボタン502を押下操作する。すると、入力さ
れた内容がディクショナリデータベース項目としてディ
クショナリデータベース104に登録される。この検索
条件の登録は、繰り返し処理を可能にしており、必要な
登録処理が済むまで前記手順を繰り返す。図5の「画面
4」の「閉じる」ボタン503の押下操作で検索項目の
登録処理を終える。
とする検索条件の登録がないときは、即時に検索条件を
ディクショナリデータベース104へ登録する機能を備
えている。ディクショナリデータベース項目の登録処理
は、「画面3」の新項目登録ボタン404の押下操作で
開始される。新項目登録ボタン404を押下操作する
と、ディクショナリデータベース項目登録処理107I
が起動され、図5の「画面4」を表示する。登録しよう
とする検索条件の登録名を登録名入力領域501に入力
し、さらに検索条件の内容を登録内容入力領域に入力
し、登録ボタン502を押下操作する。すると、入力さ
れた内容がディクショナリデータベース項目としてディ
クショナリデータベース104に登録される。この検索
条件の登録は、繰り返し処理を可能にしており、必要な
登録処理が済むまで前記手順を繰り返す。図5の「画面
4」の「閉じる」ボタン503の押下操作で検索項目の
登録処理を終える。
【0021】SQL検索条件の確定を視覚的に確認した
後、図2の「画面1」の検索実行ボタン206を押下操
作すると、検索対象の実データベース(接続データベー
ス)106に対し実際の検索を実行する。このときは、
接続データベース検索処理107Eが起動され、検索デ
ータベースエンジン(図示せず)に対しSQL検索文の
実行を依頼する。接続データベース検索処理107E
は、SQL検索文の実行を依頼したならば、時間計測サ
ブルーチンとして用意されている検索時間測定処理10
7Fを起動し、接続データベース106から制御が戻さ
れるまでの時間、すなわち当該SQL検索文で検索所要
時間を計測させる。この計測処理は、図8の制御フロー
図に示すように、開始時刻取得、SQL検索文実行、終
了時刻取得のステップ8031,8032,8033か
ら構成されている。計測した結果は、図2の「画面1」
の検索時間表示領域208に表示される。これにより、
利用者が選択または入力した検索条件での検索所要時間
が即座に分かるので、幾つかの検索条件での検索を試
み、その結果で最速の検索条件を把握することが可能に
なる。
後、図2の「画面1」の検索実行ボタン206を押下操
作すると、検索対象の実データベース(接続データベー
ス)106に対し実際の検索を実行する。このときは、
接続データベース検索処理107Eが起動され、検索デ
ータベースエンジン(図示せず)に対しSQL検索文の
実行を依頼する。接続データベース検索処理107E
は、SQL検索文の実行を依頼したならば、時間計測サ
ブルーチンとして用意されている検索時間測定処理10
7Fを起動し、接続データベース106から制御が戻さ
れるまでの時間、すなわち当該SQL検索文で検索所要
時間を計測させる。この計測処理は、図8の制御フロー
図に示すように、開始時刻取得、SQL検索文実行、終
了時刻取得のステップ8031,8032,8033か
ら構成されている。計測した結果は、図2の「画面1」
の検索時間表示領域208に表示される。これにより、
利用者が選択または入力した検索条件での検索所要時間
が即座に分かるので、幾つかの検索条件での検索を試
み、その結果で最速の検索条件を把握することが可能に
なる。
【0022】SQL検索条件は、検索条件の完成度に関
係なく、条件名を付けて検索条件データベース105に
保存できるようにしている。これにより、作業中断での
生成途中の一時保存にも対応できる。検索条件データベ
ースへ105の保存は、「画面1」の検索条件保存ボタ
ン203の押下操作で行うことができる。検索条件保存
ボタン203の押下操作を行うと、検索データベース保
存処理107Gが起動され、「画面1」の検索条件名2
01の条件名でSQL検索条件編集領域204の内容が
検索条件データベース105へ保存される。また、現在
編集中のSQL検索条件を破棄するのであれば、保存せ
ず機能を終了する。
係なく、条件名を付けて検索条件データベース105に
保存できるようにしている。これにより、作業中断での
生成途中の一時保存にも対応できる。検索条件データベ
ースへ105の保存は、「画面1」の検索条件保存ボタ
ン203の押下操作で行うことができる。検索条件保存
ボタン203の押下操作を行うと、検索データベース保
存処理107Gが起動され、「画面1」の検索条件名2
01の条件名でSQL検索条件編集領域204の内容が
検索条件データベース105へ保存される。また、現在
編集中のSQL検索条件を破棄するのであれば、保存せ
ず機能を終了する。
【0023】このようなSQL検索条件の保存及び読み
出しと編集処理を組み合わせることにより、同一条件で
のSQL検索の再帰的繰り返し実行が可能となり、性能
測定結果の統計取得に利用することができる。
出しと編集処理を組み合わせることにより、同一条件で
のSQL検索の再帰的繰り返し実行が可能となり、性能
測定結果の統計取得に利用することができる。
【0024】また、SQL検索条件の保存及び読み出し
と編集処理を組み合わせることで、条件式の部分変更が
容易に実現でき、条件式の順序変更、記述方法の変更に
も柔軟に対応可能になる。
と編集処理を組み合わせることで、条件式の部分変更が
容易に実現でき、条件式の順序変更、記述方法の変更に
も柔軟に対応可能になる。
【0025】接続データベースエンジンに対し、SQL
検索文を実行した結果、SQL構文の誤りがあった場合
には、エラーが接続データベースエンジンから返信され
る。このエラーの内容は「画面1」のエラー表示領域2
09に表示される。エラーに対しては、SQL検索文編
集領域204で訂正し、検索実行ボタン206を押下操
作することにより、訂正後の検索条件で直ちに再検索を
行うことができる。したがって、SQL構文エラーに対
しても容易に対処できる。
検索文を実行した結果、SQL構文の誤りがあった場合
には、エラーが接続データベースエンジンから返信され
る。このエラーの内容は「画面1」のエラー表示領域2
09に表示される。エラーに対しては、SQL検索文編
集領域204で訂正し、検索実行ボタン206を押下操
作することにより、訂正後の検索条件で直ちに再検索を
行うことができる。したがって、SQL構文エラーに対
しても容易に対処できる。
【0026】本発明は、接続データベースエンジンの相
違で発生するSQL構文の相違については、全く影響を
受けることなく、本発明の性能評価装置及び性能評価方
法を使用できる。これは、接続データベース106に依
存するSQL検索条件の生成をディクショナリデータベ
ース104に登録することによって容易に実現すること
ができる。
違で発生するSQL構文の相違については、全く影響を
受けることなく、本発明の性能評価装置及び性能評価方
法を使用できる。これは、接続データベース106に依
存するSQL検索条件の生成をディクショナリデータベ
ース104に登録することによって容易に実現すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
SQL検索文の条件式の記述方法及び記述順序の差によ
って生ずる性能の差を評価することができる。特に、S
QL検索条件文の生成をGUIツール及びその技法を用
いて行うことにより、我慢上の簡単な操作でSQL検索
文を生成し、かつそのSQL検索文による性能を直ちに
確認することができる。
SQL検索文の条件式の記述方法及び記述順序の差によ
って生ずる性能の差を評価することができる。特に、S
QL検索条件文の生成をGUIツール及びその技法を用
いて行うことにより、我慢上の簡単な操作でSQL検索
文を生成し、かつそのSQL検索文による性能を直ちに
確認することができる。
【0028】また、ディクショナリデータベースを用意
していることにより、SQL検索文をディクショナリデ
ータベースを参照しながら生成するという初心者レベル
を想定した操作、さらにはディクショナリデータベース
を参照せずにSQL検索文を直接に生成するという上級
者レベルを想定した操作のいずれにも対応することがで
き、使用者の知識レベル等に応じた操作方法を柔軟に選
択してデータベースアクセスの性能評価を行うことがで
きる。
していることにより、SQL検索文をディクショナリデ
ータベースを参照しながら生成するという初心者レベル
を想定した操作、さらにはディクショナリデータベース
を参照せずにSQL検索文を直接に生成するという上級
者レベルを想定した操作のいずれにも対応することがで
き、使用者の知識レベル等に応じた操作方法を柔軟に選
択してデータベースアクセスの性能評価を行うことがで
きる。
【0029】また、生成したSQL検索文の保存手段を
兼ね備えているため、条件式の順序差異及び記述内容差
異によって生ずる検索実行時間の相違に極めて容易に対
処できると共に、同一条件でのSQL検索文を再帰的に
繰り返して実行可能である。
兼ね備えているため、条件式の順序差異及び記述内容差
異によって生ずる検索実行時間の相違に極めて容易に対
処できると共に、同一条件でのSQL検索文を再帰的に
繰り返して実行可能である。
【0030】この結果、データベースアクセスパス決定
の相違で生ずる性能差を評価し、最適なSQL検索文を
見つけ出し、アクセス時間の短縮に貢献することができ
る。
の相違で生ずる性能差を評価し、最適なSQL検索文を
見つけ出し、アクセス時間の短縮に貢献することができ
る。
【図1】本発明のデータベース性能評価装置の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】SQL検索条件を生成する画面を示す図であ
る。
る。
【図3】SQL検索条件一覧を選択する画面を示す図で
ある。
ある。
【図4】ディクショナリデータベースの内容を表示・選
択する画面を示す図である。
択する画面を示す図である。
【図5】ディクショナリデータベースへ項目を追加登録
する画面を示す図である。
する画面を示す図である。
【図6】ディクショナリデータベースの構成図である。
【図7】検索条件データベースの構成図である。
【図8】本発明のデータベース性能評価装置の全体制御
フロー図である。
フロー図である。
【図9】図8の続きを示す全体制御フロー図である。
【符号の説明】 101…中央処理装置、102…キーボード装置、10
3…ディスプレイ装置、104…ディクショナリデータ
ベース、105…検索条件データベース、106…接続
データベース、107…画面制御処理、107A…ディ
クショナリデータベース読み出し処理、107B…項目
選択処理、107C…項目表示処理、107D…編集領
域内容編集処理、107E…接続データベース検索処
理、107F…検索時間測定処理、107G…検索デー
タベース保存処理、107H…検索データベース読み出
し処理、107I…ディクショナリデータベース項目登
録処理。
3…ディスプレイ装置、104…ディクショナリデータ
ベース、105…検索条件データベース、106…接続
データベース、107…画面制御処理、107A…ディ
クショナリデータベース読み出し処理、107B…項目
選択処理、107C…項目表示処理、107D…編集領
域内容編集処理、107E…接続データベース検索処
理、107F…検索時間測定処理、107G…検索デー
タベース保存処理、107H…検索データベース読み出
し処理、107I…ディクショナリデータベース項目登
録処理。
Claims (5)
- 【請求項1】 データベース検索条件をSQL検索文と
して生成し、生成したSQL検索文を用いてデータベー
ス検索を実行し、検索に要した処理時間を計測するステ
ップと、検索に要した処理時間を画面に表示するステッ
プとを備えることを特徴とするデータベースの性能評価
方法。 - 【請求項2】 検索条件となるSQL検索文の候補をデ
ィクショナリデータベースから読み出し、画面に表示す
るするステップと、表示されたSQL検索文候補の中か
ら所望のSQL検索文を画面上の選択操作で選択するス
テップと、選択されたSQL検索文を画面上における入
力操作で編集するステップと、編集したSQL検索文ま
たは編集前のSQL検索文を画面上の操作によって検索
条件データベースに保存するステップとを含むことを特
徴とする請求項1に記載のデータベースの性能評価方
法。 - 【請求項3】 データベース検索条件をSQL検索文と
して生成する検索条件生成手段と、生成したSQL検索
文を用いてデータベース検索を実行する検索手段と、検
索に要した処理時間を計測する計測手段と、検索に要し
た処理時間を画面に表示する手段とを備えることを特徴
とする装置。 - 【請求項4】 前記検索条件生成手段は、検索条件とな
るSQL検索文の候補をディクショナリデータベースか
ら読み出して画面に表示し、表示されたSQL検索文候
補の中から選択されたSQL検索文または編集操作で編
集されたSQL検索文を検索条件として生成することを
特徴とする請求項3に記載のデータベース性能評価装
置。 - 【請求項5】 データベース検索条件をSQL検索文と
して生成する処理と、生成したSQL検索文を用いてデ
ータベース検索を実行する処理と、検索に要した処理時
間を計測する処理と、検索に要した処理時間を画面に表
示する処理とを含むコンピュータが読み取り可能なプロ
グラムを記録していることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000092486A JP2001282799A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | データベースの性能評価方法及び装置並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000092486A JP2001282799A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | データベースの性能評価方法及び装置並びに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001282799A true JP2001282799A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18607813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000092486A Pending JP2001282799A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | データベースの性能評価方法及び装置並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001282799A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006235770A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Fujitsu Ltd | Sql自動生成のためのプログラム |
JP2007249531A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Hitachi Software Eng Co Ltd | テーブル構造決定及び通知システム |
KR20210019758A (ko) * | 2019-08-13 | 2021-02-23 | 주식회사 셀파소프트 | Db 성능데이터 초정밀 산출 방법 및 db 성능데이터 초정밀 산출을 위한 db 모니터링 장치 |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000092486A patent/JP2001282799A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006235770A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Fujitsu Ltd | Sql自動生成のためのプログラム |
JP2007249531A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Hitachi Software Eng Co Ltd | テーブル構造決定及び通知システム |
JP4749899B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2011-08-17 | 株式会社日立ソリューションズ | テーブル構造決定及び通知システム |
KR20210019758A (ko) * | 2019-08-13 | 2021-02-23 | 주식회사 셀파소프트 | Db 성능데이터 초정밀 산출 방법 및 db 성능데이터 초정밀 산출을 위한 db 모니터링 장치 |
KR102244020B1 (ko) | 2019-08-13 | 2021-04-26 | 주식회사 셀파소프트 | Db 성능데이터 초정밀 산출 방법 및 db 성능데이터 초정밀 산출을 위한 db 모니터링 장치 |
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