JP2626103B2 - 微生物系循環式トイレ汚物処理剤 - Google Patents

微生物系循環式トイレ汚物処理剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、微生物の機能を利用する微生物系循環式ト
イレ汚物処理剤に関する。即ち、循環式トイレ汚物を清
掃するときに、汚物を効率的に除去できる微生物系循環
式トイレ汚物処理剤に関する。特に、本発明は、車両の
トイレで用いる微生物を含んだクリーン性が高く、悪臭
が無く、色相的に快いもので、特に、微生物の増殖に弊
害を及ぼさないように、化学薬品を組合わせた微生物系
化学汚染処理剤に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点] 従来、トイレ汚物処理剤としては、(1)酸やアルカ
リなどを用いて、化学的に分解処理するもの、(2)酵
素や微生物を含有する溶液に浸し、分解するものが、行
なわれている。このうち、酵素や微生物を利用するもの
には、バチルス(Bacillus)属の菌のうち、ズブチルス
(subtilis)を主体として、有機物汚物を分解させるも
ので、菌数が106〜107/g含有するものであり、他には乳
酸菌や土壌菌微生物を共存させたものを利用するもので
ある。また、更に、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパー
ゼ等の酵素を共存させたものである。
また、トイレ処理剤として、次亜塩素酸ナトリウムを
使用しているものは、その薬品自体の特有の臭気のた
め、与える印象が良くなく、更に、有機物汚物を分解す
ることができないものである。
前記のバチルス(Bacillus)属のズブチルス(subtil
is)菌を主体としたものは、有機物汚物を分解させるに
は菌数が少なく、共存する他の種の菌も汚物の分解を助
長するものではない。また、この菌体では、それ自体が
悪臭源となるために、車両トイレの汚水処理剤としては
不向きである。
また、それにアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ等
の酵素を共存混合したものは、コスト高になり、実用的
ではない。
本発明では、以上の問題点を克服すべく、微生物を水
分が混入しない微生物系組成物(A)として、その効果
を充分に発揮できるように、工夫し、トイレ汚物中で
は、微生物がグルタルアルデヒドと共存しても、ライス
スターチの存在により、その活性を維持しており、最終
的に活性汚泥で処理される時点で、その効果を最大限に
発揮し、排水を透明に浄化出来る作用を示すトイレ汚物
処理剤を提供することを目的とする。更に、本発明は、
24〜48時間では、トイレ汚物をクリーンな青色に保ちな
がら、悪臭の発生を抑制し、その後の活性汚泥処理を極
めて助長して、クリーンな排水とする循環式トイレ汚物
処理剤を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするものは、微生物群2〜5重量部、
青色色素1〜10重量部、有機酸14〜50重量部、炭酸水素
ナトリウム7〜25重量部、無水芒硝5〜20重量部からな
る微生物系組成物成分(A)50重量部と、グルタルアル
デヒド20〜70重量部、ライススターチ35〜140重量部、
香料3〜10重量部からなる組成物成分(B)100重量部
との2成分系で構成されることを特徴とする微生物系循
環式トイレ汚物処理剤である。
そして、前記微生物群は、バチルス(Bacillus)属、
ストレプトコッカス(Streptococcus)属、リゾーブス
(Rhizopus)属及びアスペルギルス(Aspergillus)属
の4属の微生物群のうち、少なくとも、バチルス属とス
トレプトコッカス属を含む、4種属以内の微生物から構
成されるものが好適である。
本出願人は、特願昭63−141520号(特開平1−310.79
7号公報)、63−160961号(特開平2−14798号公報)、
63−236361号(特開平2−86.896号公報)、63−303948
号(特開平2−152.594号公報)を出願しているが、前
の2つは、菌自体の悪臭や汚物の分解が終了するまでの
悪臭をカバーするためには、残香性の高い香料や、ゼオ
ライト粉末に悪臭源を吸着させるものであり、このよう
な香料成分の添加量も多く、コスト的に問題である。ま
た、3番目の出願した発明は、清涼飲料水や乳酸発酵製
品を必要とするためにハンドリングが問題である。ま
た,最後の出願した発明では、有機物汚物を菌によって
分解し、微生物によって分解し切れずに発生するアンモ
ニアや硫化水素などの悪臭源を化学薬品で処理し、菌自
体の悪臭をも化学薬品で、その育成をコントロールし、
即ち、活性な増殖を若干抑制しているため、香料成分量
も少量或いはなくても良い清浄剤を提供するのである。
本発明によると、先ず、微生物を利用する本発明の微
生物系循環式トイレ汚物処理剤は、特定微生物混合物を
水分を混入しない成分と、水分を含有する成分とから構
成され、トイレ汚物と混入したときのみ、それらが生育
するための栄養、生育・増殖の条件に適するように調整
したものである。
本発明の微生物系循環式トイレ汚物処理剤では、水分
を混入させてはいけない系として分離し、この組成とし
て、微生物群2〜5重量部、青色色素1〜10重量部、有
機酸14〜50重量部、炭酸水素ナトリウム7〜25重量部、
無水芒硝5〜20重量部からなる微生物系組成物成分
(A)50重量部と、 グルタルアルデヒド20〜70重量部、ライススターチ35
〜140重量部、香料3〜10重量部からなる組成物成分
(B)100重量部との2成分系で構成されるものであ
る。
そのための微生物群は、バチルス(Bacillus)属、ス
トレプトコッカス(Streptococcus)属、リゾーブス(R
hizopus)属及びアスペルギルス(Aspergillus)属の4
属の微生物群のうち、少なくとも、バチルス属とストレ
プトコッカス属を含む、4種属以内の微生物から構成さ
れる。
微生物系組成物成分(A)について、微生物成分は、
トイレ汚物を活性汚泥処理するに際して、活性汚泥中の
原生動物を活性化させ、トイレ汚物排水の浄化を助長す
る。また、トイレ汚物を処理するまでは併用するグルタ
ルアルデヒドでその増殖を抑制する必要がある。
そして、その微生物群は、上記のように、微生物系組
成物成分(A)の総計50重量部に対して、2〜5重量部
の範囲が好適である。即ち、2重量部未満では、活性汚
泥中の原生動物を活性化させるに至らず、また、グルタ
ルアルデヒドにより殺菌されることになる。これに対し
て、5重量部を超えると、グルタルアルデヒドで増殖を
コントロールできなくなり、微生物群自体が発生する悪
臭を抑制できなくなる。
尚、本発明のトイレ汚物処理剤に使用する微生物群と
しては、 (1)バチルス(Bacillus)属は、特に、バチルス・ズ
ブチルス(B.subtilis)[IAM(Institute of Applied
Microbiology;東京大学応用微生物研究所 有用菌株保
存施設の略称;以下同様にこの略称で示す)1168]が好
適であるが、この他に、バチルス・ナットウ(B.natt
o)[IFO(Institute for Fermentation Osaka:財団法
人発酵研究所:の略称:以下同様にこの略称で示す)30
09]、バチルス・コアギュラス(B.coagulans)[IAM 1
115]、バチルス・マセランス(B.macerans)[IAM 124
3]も利用できる。
(2)ストレプトコッカス(Streptococcus)属の微生
物としては、何でも良いが、ストレプトコッカス・ファ
カリス(S.faecalis)[IAM 1119]、ストレプトコッカ
ス・クレモリス(S.cremoris)[IAM 1150]及びストレ
プトコッカス・ラクチス(S.lactis)[IFO 12546]な
どを用いることができる。
また、カビの1種の(3)リゾープス(Rhizopus)属
の微生物としては、リゾープス・フォルモサエンシス
(Rhizopus formosaensis)[IAM 6250]、リゾープス
・オリザエ(Rhizopus oryzae)[IAM 6006]、リゾー
プス・シュードシネンシス(Rhizopus pseudochinensi
s)[IAM 6042]などを用いることができる。
そして(4)アスペルギルス(Aspergillus)属の微
生物としては、アスペルギルス・ニガー(A.niger)[I
FO 4066]、アスペルギルス・ウサミイ(A.usamii)[I
FO 6082]などを用いることができる。
本発明ではこれら4族の微生物群は、一般に有機物や
有機物系腐敗物を分解したり、それらが生成する酵素や
有機酸などの作用により、トイレ汚物中の有機物や悪臭
源を分解すると同時に、排水処理の際に用いる活性汚泥
中の原生動物を活性化させて、浄化能力を工場させる効
果がある。
青色色素は、トイレ汚物に青色を着色し、クリーン感
を与える。色素としては、青色1号、青色2号、メチレ
ンブルー、フタロシアニンブルーなど粉体であれば、何
でも良い。微生物系組成物成分(A)の総計50重量部に
対して、1〜10重量部添加する。即ち、1重量部未満で
は、色調が弱く、クリーン感が発揮されない。そして、
10重量部を超えると、排水処理するときに青色は、分解
されなく、色調として残り、好ましくない。
有機酸は、トイレ汚物の悪臭を抑制するために用い、
リンゴ酸、シュウ酸、クエン酸などが好適である。そし
て、微生物系組成物成分(A)の総計50重量部に対し
て、有機酸14重量部未満では、トイレ汚物の悪臭を抑え
切れなく、50重量部を超えると、酸性が弱くなり、微生
物の生存に悪影響を及ぼす。
炭酸水素ナトリウムは、トイレ汚物のpHを調整し、微
生物が生存できるようにする。また、トイレ汚物のpHを
中性に保存し、タンク等の器材の腐食を防止する。
炭酸水素ナトリウムが微生物系組成物成分(A)の総
計50重量部に対して、7重量部未満では、pH調整に不十
分であり、また、25重量部を超えると、pHがアルカリ側
に移行し、トイレ汚物タンクなど器材腐食の原因とな
る。
更に、無水芒硝は、以上の4種の属の微生物、薬品が
吸湿することを防止する。特に、微生物が水分と共存す
ると、活性化し、菌数が増えるなど変化が起こると、好
ましくないため、吸湿防止作用のために、不可欠のもの
である。微生物系組成物成分(A)の総計50重量部に対
して、無水芒硝5重量部未満では、微生物や有機酸が吸
湿し、不適切であり、20重量部を超えると、吸湿防止用
としては量が多くなり過ぎて、コスト的に不利である。
微生物群2〜5重量部、青色色素1〜10重量部、有機
酸14〜50重量部、炭酸水素ナトリウム7〜25重量部、無
水芒硝5〜20重量部からなる微生物系組成物成分(A)
50重量部と、グルタルアルデヒド20〜70重量部、ライス
スターチ35〜140重量部、香料3〜10重量部からなる組
成物成分(B)100重量部との2成分系で構成される。
その組成物成分(B)総計100重量部中に含有される成
分として、次のような物質を用いる。
グルタルアルデヒドは、トイレ汚物が発生する悪臭を
固定し、無臭化するために必要である。然し乍ら、固体
状態で用いることが出来ず、通常は、25〜50%の水溶液
の型で用いるため、粉末とするためには、その水分を吸
着する担体が必要である。
グルタルアルデヒドが、組成物成分(B)総計100重
量部に対して、20重量部未満では、トイレ汚物中の悪臭
源を充分に吸着できなく、70重量部を超えると、殺菌効
果が強くなり、共存する微生物を殺していまう。
ライススターチは、グルタルアルデヒド中の水分を吸
着し、粉末化するために、担体として用いられる。同時
に、共存する微生物の栄養源となる。組成物成分(B)
総計100重量部に対して、35重量部未満では、グルタル
アルデヒド中の水分を吸着し切れなく、また、共存する
微生物の栄養源としても不足する。これに対して、140
重量部を超えると、共存する微生物が増殖し、菌自体が
発生する悪臭を抑制し切れない。
香料は、人間にクリーン感を与えるため、あるでいど
必要である。組成物成分(B)総計100重量部に対し
て、3重量部未満では、芳香として感じられなく、ま
た、10重量部を超えると、匂いが強過ぎて、不快な感じ
を与えるため、好ましくない。
以上説明した微生物系組成物成分は水分の存在を防止
するために、分離しており、組成物成分とは、区別して
取り扱う必要がある。例えば、微生物をグルタルアルデ
ヒド、ライススターチ、香料などと共存させると、死活
に強い影響を与え、保存の際に、安定性が悪い。
このような配合により、また、上記のような構成の本
発明の微生物系循環式トイレ汚物処理剤が得られる。
更に、本発明の微生物利用の微生物系循環式トイレ汚
物処理剤は、以上の2成分をトイレ汚物に対して、混入
する際に、上記の重量比により、混入、一緒に入れるこ
とにより使用する。
次に、本発明の微生物を利用する微生物系循環式トイ
レ汚物処理剤について具体例により説明するが、本発明
は、次の実施例に限定されるものではない。
[実施例] [処理剤の製造] 微生物として、 バチルス属のバチルス・ズブチルス(B.subtilis)
[IAM 1168]を1.00g、ストレプトコッカス(Streptoco
ccus)属のストレプトコッカス・ラクチス(S.lactis)
[IFO 12546]を1.00g、 リゾープス(Rhizopus)属のリゾープス・オリザエ
(R.oryzae)[IAM 6006]を0.5g、 アスペルギルス(Aspergillus)属のアスペルギルス
・ウサミイ(A.usamii)[IFO 6082]を0.5g、 を混合し、更に、青色1号1g、リンゴ酸を27g、炭酸水
素ナトリウム13g、無水芒硝6gを良く混合し、50gの微生
物系組成物成分を作成した。
次に、グルタルアルデヒド32g(水分50%)をライス
スターチ65g、キンモクセイの香りのデオドラント香料
D−0612(クロイスターケミカルズ製)3gを良く混合
し、100gの組成物成分を作成した。
[清浄試験] 上記で得られた2成分系による微生物系循環式トイレ
汚物処理剤について、次の試験を行なった。
即ち、電車のトイレを想定し、最初の張り込み水100
重量部に対して、本発明の微生物系循環式トイレ汚物処
理剤を2成分の総計で0.7重量部添加し、電車トイレを
4日間使用することを想定して、ヒトの尿と大便を19:1
の重量割合で混合した汚水を50重量部づつ1回/日、合
計200重量部添加し、その間に、35℃で振盪を続け、1
日毎に色相と臭気について、観察する。
第1表には、本発明のトイレ処理剤の効果を未使用及
び従来使用の次亜塩素酸ソーダの例と比較して、示して
ある。
第1表から、本発明のトイレ処理剤は、クリーン感も
有り、色相、臭気に於て、従来技術に比較して、大幅に
すぐれていることが分かる。
また、第1表で得られた3種の汚水を、東京都下水道
局から入手した活性汚泥を用いて、該汚水100重量部、
水100重量部、該活性汚泥100重量部を加え、エアレーシ
ョンを2時間行なった後に、底にマジックインキで×印
を付けた1のメスシリンダーに試験液の上清液を入
れ、各上清液の透明度を比較したところ、本発明のトイ
レ処理剤を使用したものが、最も透明度が高く、他の2
例は、差がなかった。
従って、本発明の微生物系循環式汚物処理剤は、活性
汚泥の浄化能力をも向上させたものと推定される。
この結果から分かるように、本発明の微生物系循環式
トイレ汚物処理剤では、消臭効果が著しいと同時に、ク
リーンな汚物処理を可能にするものである。
[発明の効果] 本発明の微生物系循環式トイレ汚物処理剤は、次のよ
うな消臭効果を奏することにより、トイレ汚物処理剤と
して、著しく有効なものである。即ち、 第1に、このトイレ汚物処理剤に用いている各種微生
物は、各種微生物は保存時に水分の影響を与えられない
ように、工夫され、2成分系にしているので、それらの
性能は変動しない。
第2に、各種微生物は、トイレ汚物水中では、グルタ
ルアルデヒドが共存するために、その育成、増殖を止め
られているが、栄養分であるライススターチが有するの
で、徐々に増殖し、活性汚泥処理を行なう時点までには
充分活性化されており、該活性汚泥中の原生動物の活性
化に寄与し、汚物排水の浄化を助長する。
第3に、この消臭メカニズムは次の通りに機能し、次
のような技術的効果を奏するものである。即ち、トイレ
汚物中の悪臭源は、主にグルタルアルデヒドと有機酸が
抑制しており、時間経過とともに徐々に活性化した微生
物が、有機酸や酵素を生成し、これらが後半の消臭効果
及び活性汚泥添加処理時の浄化作用に大きく貢献してい
るものと考えられる。
第4に、青色色素の添加効果により、循環トイレ汚物
の色相に、クリーン感が付与される。
以上のように、本発明のトイレ汚物処理剤は、1日〜
4日の間に、前半では化学薬品が、後半では、微生物が
中心として機能し、消臭効果を示現するので、循環式ト
イレ汚物処理剤としては、極めて有効なものである。
更に、加えて、排水処理工程後の排水もクリーンなの
で、本発明のトイレ汚物処理剤は、清浄化が容易であ
り、従って、産業上極めて有意義である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森口 浩史 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三 菱鉱業セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 田野 重夫 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三 菱鉱業セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 馬場 正 千葉県船橋市習志野台4丁目70番1号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微生物群2〜5重量部、青色色素1〜10重
    量部、有機酸14〜50重量部、炭酸水素ナトリウム7〜25
    重量部、無水芒硝5〜20重量部からなる微生物系組成物
    成分(A)50重量部と、 グルタルアルデヒド20〜70重量部、ライススターチ35〜
    140重量部、香料3〜10重量部からなる組成物成分
    (B)100重量部との2成分系で構成されることを特徴
    とする微生物系循環式トイレ汚物処理剤。
  2. 【請求項2】前記微生物群は、 バチルス(Bacillus)属、 ストレプトコッカス(Streptococcus)属、 リゾーブス(Rhizopus)属、 及びアスペルギルス(Aspergillus)属の4属の微生物
    群のうち、少なくとも、バチルス属とストレプトコッカ
    ス属を含む、4種属以内の微生物から構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の微生物系循環式トイレ汚物
    処理剤。
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