JP2000169317A - 微生物消臭剤及びその製造方法 - Google Patents

微生物消臭剤及びその製造方法

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JP2000169317A
JP2000169317A JP10377020A JP37702098A JP2000169317A JP 2000169317 A JP2000169317 A JP 2000169317A JP 10377020 A JP10377020 A JP 10377020A JP 37702098 A JP37702098 A JP 37702098A JP 2000169317 A JP2000169317 A JP 2000169317A
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liquid
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Yutaka Soeno
豊 添野
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TOKYO AOKI KK
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TOA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】善玉微生物により、悪臭発生の原因となる微生
物の付着と増殖を防止することは、悪臭除去の根本的解
決法ではあるが、善玉微生物を該対象物に植え付けて
も、逆に善玉微生物の方が駆逐されることがあり、又、
即効性に乏しく、更に人体及び環境への配慮が不可欠で
ある。 【解決手段】銀イオン、亜鉛イオン、鉄イオン等を初め
とする数種イオンからなる群の、少なくとも二つ以上の
陽イオンを担持させたゼオライト等微粒子を、蒸留水等
とエタノール等の混合液中に分散せしめ、又は更に別種
陽イオンを追加して、予め複数の陽イオンを溶出させた
ことを特徴とする調製液と、主に有機対象物を捕食・分
解する際に悪臭を発生しない微生物とを併用することに
よる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として有機物の
腐敗や醗酵に伴う悪臭発生を防止する上で、主に有機対
象物を捕食・分解する際に悪臭を発生しない微生物と、
この繁殖を活性強化する複合イオン調製液を、対象物に
噴霧あるいは塗布又は混合等の方法により植え付け、繁
殖させることで、悪臭発生の原因となる微生物の付着と
増殖を防止し、又は、既に悪臭発生の原因となる微生物
が付着し、繁殖している場合には、その悪臭発生の原因
となる微生物の増殖を阻害し、死滅あるいは活動を低下
させることにより、悪臭発生を防止する消臭剤とその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】悪臭発生の原因となる微生物の付着と増
殖を防止するためには、例えば生ゴミや油脂垢、蛋白
垢、汚水中の栄養物等の、主に有機対象物を、滅菌後容
器内に密閉・隔離して微生物の付着を防止し、又は付着
しても殺菌剤等を噴霧、混合するなどして死滅させる方
法が通常である。又、既に悪臭発生の原因となる微生物
が付着、繁殖し、腐敗している場合には、加熱等による
対象物の滅菌や、殺菌剤等の使用、又は、対象物を捕食
・分解する際に悪臭を発生しない微生物(以降、善玉微
生物と呼ぶ)を、故意に付着、繁殖させることにより、
悪臭発生の原因となる微生物を死滅あるいは増殖を阻害
して新たな悪臭物質の生成を停止せしめ、既に生成され
ている悪臭物質を吸着や分解することによって悪臭を防
止するのが一般的である。
【0003】しかし、上記形態によれば、 加熱等で滅菌できる形状や分量の対象物は限定され、
またコストを要する。 殺菌剤の使用は、人体及び排出後の環境への悪影響が
懸念される。 対象物を殺菌しても、開放系に放置すれば新たに微生
物が付着する。 既に生成されている悪臭物質を吸着や分解するには、
新たなコストを必要とする。 善玉微生物を該対象物に植え付けても、該対象物が開
放空間に放置されるならば、常に他の微生物も付着・着
床することとなり、善玉微生物のみが繁殖できるとは限
らない。 既に他の微生物が付着、繁殖している場合、新たに善
玉微生物を植え付けても、既に繁殖テリトリーを確保し
ている他の微生物に阻害され、逆に善玉微生物の方が駆
逐されることがある。 善玉微生物による悪臭除去では、悪臭が低減するまで
に数日から一ヶ月程度を要しており、即効的ではない。
等の欠点を有している。
【0004】そこで本発明者は、増殖や繁殖に伴い悪臭
を発生する微生物の生活動を阻害すると共に、特定の善
玉微生物のみの繁殖作用を活性強化して、速やかな悪臭
低減と除去を可能とする複合イオン液を調製し、上記欠
点の根本的解決を図ることを着想した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記目的を達
成する上で、 該イオン調製液は人体及び環境に有害な成分を含んで
はならない。 該善玉微生物は人体及び環境に有害であってはならな
い。 善玉微生物を該対象物に植え付けても、該対象物が開
放空間に放置されるならば、常に他の微生物も付着・着
床することが考えられ、又、既に他の微生物が付着、繁
殖している場合にも、逆に善玉微生物の方が駆逐される
可能性がある。 従来の、善玉微生物による悪臭除去方法は即効性に乏
しい。等の課題が惹起された。本発明は、上記課題を解
決しようとしてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、先
ず、善玉微生物について、文献調査及び実際に防臭作業
に携わっている企業等からの情報を得て、枯草菌の一種
であるバチリウス菌類から2種を選定し、また、既に悪
臭を発生している生ゴミ搾液を用意し、これらを予め調
製した下記の複合イオン調製液中に混合・放置し、該複
合イオン調製液の微生物増殖抑制作用について試験し
た。
【0007】〔試験方法〕 ア)善玉微生物の調製 バチリウス菌2種(以降A,Bと呼ぶ)を各々10/m
lの菌数になるように調製した水溶液を用意した。 イ)生ゴミ搾液の調製 一般家庭の、既に悪臭を発生している生ゴミから搾液を
取り、これを0.ミクロンのフィルターで濾過し、濾液
を蒸留水で10倍希釈した。 ウ)複合イオン調製液 以下の3種を調製した。 蒸留水にエタノールを50wt%混合・攪拌し、これ
に銀及び亜鉛を担持させた合成ゼオライトを0.1wt
%混合・攪拌し、48時間室温にて放置後、再度攪拌
し、これを蒸留水で1千倍に希釈した。 上記を、蒸留水で更に10倍希釈した。 上記を、蒸留水で更に100倍希釈した。 エ)増殖抑制試験 上記ア)及びイ)で得られた水溶液各々50mlについ
て、上記ウ)で得られた複合イオン調製液を個別に各々
50ml投入、攪拌し、試験前の菌数と経時的菌数を変
法BHI培地にて測定した。
【0008】〔試験結果〕
【表1】
【0009】この結果、以下のことが分かった。 1)該複合イオン調製液は、生ゴミ搾液中の微生物を減
少させ、反面、今回選定した善玉微生物に対しては、抑
制作用が少ない傾向がある。 2)該複合イオン調製液は、希釈率が低い場合、抗菌作
用を発揮し、逆に希釈率が高い程、抗菌作用は低下す
る。 3)バチリウス菌AよりもBの方が、該複合イオン調製
液に対する耐性に優れる傾向がある。
【0010】以上の結果から、該複合イオン調製液によ
り、善玉微生物のみを活性化し、他の微生物を逼塞させ
ることが可能と判断されたため、改めて以下の複合イオ
ン液を調製し、既に他の微生物が付着、繁殖し、悪臭を
発生している対象物に植え付け、消臭効果等について観
察した。なお、培地として既に他の微生物が付着、繁殖
し、悪臭を発生している対象物を選定した理由は、該対
象物に効果があれば、いまだ他の微生物が付着、繁殖す
る以前の対象物にも同様に有効であると考えられるから
である。
【0011】〔試験方法〕 ア)善玉微生物の調製 同前。 イ)複合イオン調製液 以下の9種を調製した。 蒸留水にエタノールを50wt%混合・攪拌し、これ
に銀のみを担持させた合成ゼオライトを0.1wt%混
合・攪拌し、48時間室温にて放置後、再度攪拌し、こ
れを蒸留水で1千倍に希釈した。 上記を、蒸留水で更に10倍希釈した。 上記を、蒸留水で更に100倍希釈した。 蒸留水にエタノールを50wt%混合・攪拌し、これ
に銀及び亜鉛を担持させた合成ゼオライトを0.1wt
%混合・攪拌し、48時間室温にて放置後、再度攪拌
し、これを蒸留水で1千倍に希釈した。 上記を、蒸留水で更に10倍希釈した。 上記を、蒸留水で更に100倍希釈した。 蒸留水にエタノールを50wt%混合・攪拌し、これ
に銀及び亜鉛を担持させた合成ゼオライトを0.1wt
%混合・攪拌し、更に鉄塩、カルシウム塩、ナトリウム
塩を各々0.001wt%混合・攪拌し、48時間室温
にて放置後、再度攪拌し、これを蒸留水で1千倍に希釈
した。 上記を、蒸留水で更に10倍希釈した。 上記を、蒸留水で更に100倍希釈した。 因みに、、、、、、中の溶出銀イオン濃度
は、各々、7、<1、9、3、7、2(ppb)であ
り、、、、中の溶出亜鉛イオン濃度は、各々、
13、4、16、5(ppb)であった。 ウ)消臭試験液の調製 上記A,Bの菌数調整済み水溶液を、同イ)の複合イオ
ン調製液各々に10%混合し、A〜及びB〜迄
の18種の消臭試験液を調製した。 エ)該対象物と処理方法 上記ウ)で得られたA〜A及びB〜B、並びに
比較のために上記イ)で得られた〜及び上記A,B
の菌数調整済み水溶液を、既に他の微生物が付着、繁殖
し、悪臭を発生している豚糞及び生ゴミ搾液各20グラ
ムに、各々10mlを混合した。但し、A,Bの菌数調
整済み水溶液は各1mlとした。 オ)観察項目 経時的な悪臭の変化及びその他を観察した。但し、悪臭
の程度については、極めて強い、強い、弱い、微臭、無
臭の5段階とし各々5、4、3、2、1の得点を配し
た。判定は3人で行い、各得点の平均値を四捨五入した
結果を表記した。
【0012】〔試験結果〕
【表2】
【0013】
【表3】
【0014】これらの結果から、以下のことが分かっ
た。 1)消臭試験液B及びBは、該複合イオン調製液単
独あるいは該善玉微生物単独処理に比較して、極めて高
い消臭効果を示した。 2)該複合イオン調製液単独あるいは該善玉微生物単独
処理であっても、臭気は経時的に漸減する。 3)バチリウス菌Bと該複合イオン調製液による該調製
消臭液は、優れた消臭作用を有するが、該複合イオン調
製液の希釈率が低く、液中の陽イオン濃度が大きいと、
バチリウス菌Bに対しても抑制作用が働くため、消臭効
果が弱まり、逆に該複合イオン調製液の希釈率が高く、
液中の陽イオン濃度が小さいと、他の悪臭を発生する微
生物への抑制作用が弱まり、この結果、消臭効果も弱く
なると考察される。 4)バチリウス菌Aは、単独での消臭効果に乏しく、該
複合イオン調製液を併用しても、その効果を向上させる
ことは難しい。 5)該複合イオン調製液中に保持させる陽イオンとし
て、少なくとも銀及び亜鉛は必要であり、更に他を付加
することで、効果が増幅される傾向がある。
【0015】以上から、本発明微生物消臭剤は、銀イオ
ン、亜鉛イオン、鉄イオン、カルシウムイオン、カリウ
ムイオン、ナトリウムイオン、チタンイオン、銅イオン
からなる群の少なくとも二つ以上の陽イオンを担持させ
たゼオライト又は他の多孔質微粒子を、純水、蒸留水、
上水道水、井戸水からなる群の少なくとも一つ以上の水
にエタノール又はイソプロパノールを混合させた液中に
投入・攪拌し、あるいは更に、上記のイオンを含む化合
物を追加混合し、溶解せしめ、予め複数の陽イオンを溶
出させたことを特徴とする調製液と、主に有機対象物を
捕食・分解する際に悪臭を発生しない微生物とを、予め
混合して一つの液とし、あるいは二種液の組合わせとし
て構成する。
【0016】次に、本発明微生物消臭剤の製造に当たっ
ては、下記の4段階による調製を必要とする。先ず、純
水又は蒸留水に同量のエタノール又はイソプロパノール
を混合し、これに所定量の、銀イオン、亜鉛イオン、鉄
イオン、カルシウムイオン、ナトリウムイオン、カリウ
ムイオン、チタンイオン、銅イオンからなる群の少なく
とも二つ以上の陽イオンを担持させたゼオライト又は他
の多孔質微粒子を投入、攪拌する。
【0017】何故なら、不純物を多く含む上水道水や井
戸水等に該陽イオン担持ゼオライト又は他の多孔質微粒
子を投入すると、最初に該水を吸収することによって、
該不純物との間で何等かの化学変化を生じ、陽イオンの
溶出が低下することを予防するためであり、又、エタノ
ール等を混合するのは、該陽イオン担持ゼオライト又は
他の多孔質微粒子の凝集を防止するためである。
【0018】次に、上記調製液を、純水又は蒸留水で1
0倍程度に希釈する。もし、化合物等により陽イオンを
追加する場合には、この段階で、必要な化合物を混合溶
解せしめる。この際、追加する化合物に含まれる陽イオ
ンの量が、予め投入されている該陽イオン担持ゼオライ
ト又は他の多孔質微粒子中の陽イオンの総量を越えない
ことが望ましい。
【0019】希釈する理由は、該アルコール等が高濃度
で存在すると、引火の危険があり、また、該アルコール
等が高濃度で存在するまま、該対象物に噴霧等した場
合、微生物に対して、善玉か否かを問わず殺菌力を発揮
する可能性があるからである。
【0020】第3に、上記希釈調製液に対し、液中の溶
出陽イオンが、該善玉微生物の活性を阻害しない濃度範
囲まで、純水、蒸留水、上水道水、井戸水からなる群の
少なくとも一つ以上の水で更に希釈して、該複合イオン
調製液とする。なお、該善玉微生物を上記バチリウス菌
Bとし、複合イオンを銀及び亜鉛とした場合の上記濃度
範囲は、銀、亜鉛共に約1〜5(ppb)が望ましい。
【0021】第4に、 液体、顆粒、粉体等の形状の該善玉微生物を、該複合
イオン調製液と混合、均一に分散する方法、あるいは、 善玉微生物を液体、顆粒、粉体等の形状で別の容器等
に保存し、使用する際に、該複合イオン調製液と混合、
均一に分散する方法、のいずれかによって、該微生物消
臭剤とする。なお、混合に供する善玉微生物の形状とし
て、均一分散させる視点からは、液体が最も適してい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き説明する。
【0023】
【実施例1】養豚場の豚舎中に堆積した糞尿を対象とし
て、上述の段落番号11記載の消臭液Bを、該豚舎に
設置されている洗浄用のスプリンクラーにて、約24m
の面積に4リットル散布した。この結果、翌日には悪
臭が消えており、この状態はその後2週間にわたって持
続した。
【0024】
【実施例2】食品廃棄物を原料とした有機肥料工場に
て、醗酵工程終了後の有機肥料を対象として、上述の段
落番号11記載の消臭液Bを、該有機肥料1kgに対
し、約10gの割合で、該肥料を連続攪拌しつつ、噴霧
した。この結果、翌日には大幅に悪臭が低下し、3日後
には殆ど臭わなくなり、この状態はその後10日以上持
続した。
【0025】
【実施例3】本発明者の家庭の生ゴミを対象とし、上述
の段落番号11記載の消臭液Bを該消臭剤として、 生ゴミ用容器に、アトマイザーにて、予め、容器内表
面が濡れる程度にスプレーし、これに1日に生じた生ゴ
ミを入れ、就寝前に同消臭剤を同様に表面が濡れる程度
スプレーし、翌日も新たな生ゴミを追加投入後、就寝前
に同様に処理し、これを1週間継続したが、夏場にも関
わらず、堆積した生ゴミからの腐敗臭等の悪臭は発生し
なかった。 腐敗臭を発生している生ゴミ約10リットル(嵩体
積)に対し、100mlをアトマイザーによりスプレー
した。この結果、翌日には悪臭が低減しており、3日目
に殆ど臭わなくなった。この理由は、既に生ゴミが堆積
し、生ゴミ内に多くの空間が形成されていたために、該
消臭剤を表面からスプレーしても、生ゴミと該消臭剤と
の接触が不十分であり、善玉微生物の繁殖が遅れたため
と考えられる。
【0026】以上の実施例の示すように、本発明の実施
の形態は単純且つ簡易であり、該微生物消臭剤を、噴霧
あるいは塗布又は混合等の方法により、対象物と接触さ
せることにある。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下の効果を奏する。
【0028】悪臭発生の根本原因の一つである、増殖や
繁殖に伴い悪臭を発生する微生物の生活動を阻害すると
共に、特定の善玉微生物のみの繁殖作用を活性強化し
て、悪臭低減と除去を可能とするため、既に発生した悪
臭を吸着・分解するような二次的方法と異なり、悪臭発
生を根本的に解決する。
【0029】従来の、善玉微生物による悪臭除去に比較
して、即効性が高く且つ効果が長期に持続する。
【0030】使用方法が単純且つ簡易であり、複雑な装
置・設備等を必要としない。
【0031】人体と環境に対する安全性が高い。
【0032】主として有機物の腐敗や醗酵に伴う悪臭除
去全般に使用可能であるため、広範な用途を有する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B09B 5/00 ZAB C02F 11/00 F C02F 11/00 B09B 5/00 ZABP Fターム(参考) 4C058 AA27 BB10 CC02 CC08 JJ06 JJ21 JJ22 JJ23 JJ24 4D004 AA02 BA04 BA06 BA10 CA19 CA48 CC03 CC07 CC08 CC11 CC15 4D059 AA01 BA01 BA22 BA28 BK03 CA16 CC01 4H011 AA02 AA05 BB18 BC03 BC18 BC20 DG03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀イオン、亜鉛イオン、鉄イオン、カル
    シウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、チ
    タンイオン、銅イオンからなる群の少なくとも二つ以上
    の陽イオンを担持させたゼオライト又は他の多孔質微粒
    子を、純水、蒸留水、上水道水、井戸水からなる群の少
    なくとも一つ以上の水にエタノール又はイソプロパノー
    ルを混合させた液中に投入・攪拌し、予め複数の陽イオ
    ンを溶出させたことを特徴とする調製液。
  2. 【請求項2】 陽イオンを銀イオン及び亜鉛イオンの混
    合物とした請求項1記載の調製液。
  3. 【請求項3】 ゼオライト又は他の多孔質微粒子に坦持
    させる金属イオンを銀イオン及び亜鉛イオンとし、鉄イ
    オン、カルシウムイオン、カリウムイオン、ナトリウム
    イオン、チタンイオン、銅イオンから成る群の少なくと
    も一つ以上を含む化合物を別途混合、溶解せしめた請求
    項1記載の調製液。
  4. 【請求項4】 水を純水又は蒸留水とした請求項1,
    2,3項のうちいずれか1項記載の調製液。
  5. 【請求項5】 純水、蒸留水、上水道水、井戸水から
    成る群の少なくとも一つ以上の水にエタノール又はイソ
    プロパノールを3〜50wt%の割合で混合させ、該混
    合液に銀イオン、亜鉛イオン、鉄イオン、カルシウムイ
    オン、カリウムイオン、ナトリウムイオン、チタンイオ
    ン、銅イオンからなる群の少なくとも二つ以上の陽イオ
    ンを担持させたゼオライト又は他の多孔質微粒子を投
    入、攪拌し 次いで、上記の液中の銀イオン及び亜鉛イオン濃度
    が、共に5ppb以下となるように純水、蒸留水、上水
    道水、井戸水から成る群の少なくとも一つ以上の水で希
    釈し、 予め陽イオンを液中に溶出させた調製液を得ることを
    特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の調製液中に、例えば生ゴミや
    油脂垢、蛋白垢、汚水中の栄養物等の、主に有機対象物
    を捕食・分解する際に悪臭を発生しない微生物を予め投
    入、混合した微生物消臭液。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005139198A (ja) * 2004-12-11 2005-06-02 Koichi Takezaki 抑臭効果を付加した生活関連商品
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