JP2625852B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

Info

Publication number
JP2625852B2
JP2625852B2 JP63087483A JP8748388A JP2625852B2 JP 2625852 B2 JP2625852 B2 JP 2625852B2 JP 63087483 A JP63087483 A JP 63087483A JP 8748388 A JP8748388 A JP 8748388A JP 2625852 B2 JP2625852 B2 JP 2625852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
motor
control circuit
current
induction heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63087483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01260783A (ja
Inventor
潔 井崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63087483A priority Critical patent/JP2625852B2/ja
Publication of JPH01260783A publication Critical patent/JPH01260783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2625852B2 publication Critical patent/JP2625852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はDCモータにより冷却を行う冷却装置を備えた
誘導加熱調理器に関する。
従来の技術 従来のこの種の誘導加熱調理器は、第6図に示すよう
に、制御回路50と冷却ファンを回転させるDCモータ49を
電源回路48の出力に電気的に並列に接続することによ
り、DCモータに流れる電流を一定にし、冷却ファンの回
転数を一定に保って良好な冷却を行っていた。
なお、51は商用交流電源、52は交流を直流に変換する
電力変換回路、53は加熱コイル54を含むインバータ回路
である。
また、第7図に示すように、制御回路50とDCモータ49
を電源回路48の出力に電気的に直列に接続しているもの
もあり、制御回路50にはDCモータ49に流れる電流を一定
に制御する機能を有していなかった。
発明が解決しようとする課題 従来の制御回路50とDCモータ49が電源回路48の出力に
電気的に並列に接続されている誘導加熱調理器にあって
は、電源回路48の出力容量が増え、コストが高くなると
いう課題と、その電源回路48形状も大きくなるという課
題があった。
また、制御回路50とDCモータ49が電源回路48の出力に
電気的に直列に接続されているが、制御回路50にはDCモ
ータ49に流れる電流を一定に制御する機能を持たないも
のについては、前述の問題は無いが、誘導加熱調理器の
パワーコントロールでパワーを変えるとDCモータ49の回
転数が変わり、冷却能力が変わるという課題と、DCモー
タ49の回転により発生している音の音色と大きさが変化
し違和感を感じるという課題があった。音の課題につい
ては、誘導加熱調理器に鍋を載置しない場合の現象であ
るインバータの間欠発振状態でも顕著に発生する。
本発明は、コストをできるだけかけずに、電源回路の
形状もそのままの大きさで、パワーコントロールと間欠
発振により発生するDCモータの回転数変化による不快音
をなくすことを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の誘導加熱調理器
は、制御回路とDCモータを電源回路の出力に電気的に直
列に接続する構成とし、かつ制御回路がDCモータに流れ
る電流を一定に制御する機能を設けているものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。すなわ
ち、制御回路とDCモータを電源回路の出力に電気的に直
列に接続することにより、DCモータに流す電流として制
御回路で消費する電流を流用するため、電源回路の出力
容量は制御回路とDCモータを電源回路の出力に電気的に
並列に接続する場合に比べ大きくせずに済み、電源回路
のコスト・形状共大きくせずに済む。また、制御回路が
DCモータに流れる電流を一定に制御する機能を備えてい
るため、たとえば、パワーコントロールにより誘導加熱
調理器の出力を「強」(仮に1200W)から「弱」(仮に3
00W)に変えた時、制御回路の消費電流、つまり、DCモ
ータに流れる電流が減少したとしても、制御回路がこの
電流の減少を検知し、制御回路の消費電流を元の値まで
すばやく増やし、DCモータに流れる電流は一定に保た
れ、DCモータの回転数は一定に保たれ、回転数の変化に
よる不快音は発生しなくなり、違和感は感じない。
実 施 例 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図に本発明の一実施例における誘導加熱調理器
の回路構成を示す。第1図において、1は電源回路、2
はDCモータ、3は制御回路、4は制御回路3に含まれる
DCモータ電流制御回路であり、電源回路1による直流電
源はDCモータ2に供給され、さらにDCモータ2と電気的
に直列に接続されている制御回路3に供給される。ま
た、5は商用交流電源、6は商用交流電源5を直流に変
換する電力順変換回路、7はインバータ回路で、制御回
路3により制御される。8はインバータ回路7に含まれ
る加熱コイルである。また、i1はDCモータ2に流れる電
流で制御回路3の消費電流と同じである。
次に第2図を参照しながら本発明の一実施例における
動作を説明する。第2図には、第1図で示した誘導加熱
調理器のDCモータ電流制御回路9と制御回路3の一部で
あるキー入力部10である。キー入力部10の回路は、従来
よりよく使われている回路であり、若干説明する。マイ
コン40の出力ポートP00およびP01,トランジスタ18,17お
よび抵抗19〜22よりはスキャンパルを発生する回路を構
成している。23〜28はキースイッチ、29〜34はキーマト
リックスのまわりこみ電流阻止用のダイオード、35〜37
は雑防用コンデンサである。
次に動作を説明する。最初の状態として、「加熱」ス
イッチ23が押され、続いて「強」スイッチ24が押され誘
導加熱調理器が消費電力1200Wで動作し、制御回路3の
消費電流、つまりDCモータ2の電流i1は150mA流れてい
ると電流値決定手段の機能を有するマイコン40が各負荷
やLEDへの出力状態に応じて認識している。このとき、
マイコン40は出力ポートP30とP31にL(約0V)を出力
し、電流バイパス回路であるトランジスタ11とトランジ
スタ12をオフさせている。次に「中」スイッチ25が押さ
れ、誘導加熱調理器の消費電力が600Wになり、制御回路
3の消費電流、つまりDCモータ2の電流i1が100mAに減
少した場合、マイコン40は出力ポートP30にH(オープ
ン),P31にLをそれぞれ出力し、トランジスタ11をオ
ン,トランジスタ12をオフし、抵抗13の定数をi2が50mA
となるようにあらかじめ決めておけば制御回路3の消費
電流i1は瞬時に150mAに戻り、DCモータに流れる電流i1
は150mA一定に保たれ、冷却ファンの回転数は一定に保
たれる。同様に「弱」スイッチ26が押され、誘導加熱調
理器の消費電力が300Wになり、i1が110mAになったとす
る(従来のDCモータ電流制御回路4のない誘導加熱調理
器では、この場合のi1は(110mA−i2)=(110mA−50m
A)=60mAとなり、冷却ファンの回転数は誘導加熱調理
器の消費電力が1200Wの時に比べかなり減少する。)。
この場合kは、マイコン40は出力ポートP30とP31の両方
にHを出力し、トランジスタ11とトランジスタ12の両方
をオンし、抵抗14の定数をi3が40mAになるようにあらか
じめ決めておけば、この場合も制御回路3の消費電流i1
は瞬時に150mAに戻り、DCモータ2に流れる電流i1は150
mA一定に保たれ、冷却ファンの回転数は一定に保たれ
る。また、この状態から「強」スイッチ24が押され誘導
加熱調理器が消費電力が1200Wに戻った場合には、マイ
コン40はP30とP31の両方にLを出力し、トランジスタ11
とトランジスタ12をオフし、i2とi3は0となり、制御回
路3の消費電流i1は150mAとなり、DCモータに流れる電
流i1は150mA一定に保たれ、冷却ファンの回転数は一定
に保たれる。
次に第3図を参照しながら本発明の他の実施例を説明
する。5は等価的に制御回路3の総抵抗を示したもの
で、6は三端子ボルテージレギュレータであり、三端子
ボルテージレギュレータ6の入力端子からGND端子に流
れる電流はi1に比べ通常無視できるレベルであるので、
本説明でも無視してDCモータ2に流れる電流i1は三端子
ボルテージレギュレータの入力から出力へそのまま通り
抜け制御回路3に流れるものとする。
たとえば、誘導加熱調理器の消費電力が1200Wで、i1
が150mAの時、パワーコントロールにより誘導加熱調理
器の消費電力を変えた場合や誘導加熱調理器が間欠発振
している場合に、i1を150mA一定に制御する場合につい
て説明する。
まず、誘導加熱調理器の消費電力が1200Wでi1が150mA
である時、オペアンプ44の反転入力端子の電圧v2が(v1
−150mA×抵抗41)となるように半固定抵抗43を調整
し、オペアンプ44の非反転入力端子の電圧v3を設定して
おく。いま誘導加熱調理器の消費電力をパワーコントロ
ールにより1200Wから600Wに下げてi1が減少した場合、
次のようにしてi1は一定に保たれる。
i1が減少→v2が増加→オペアンプ44の出力が負(0)
→i4が流れる→i1が増加しv2が減少し、i1が150mAにな
った時v2=v3となりDCモータ電流制御回路4の動作は安
定する。
逆に、パワーコントロールにより誘導加熱調理器の消
費電力を600Wから1200Wに上げてi1が増加した場合は、
上記説明の逆の動作でi1が150mAになるようにDCモータ
電流制御回路4が働く。
また、誘導加熱調理器が間欠発振している場合もDCモ
ータ電流制御回路4は上記説明と同様にi1を150mAに保
つように働く。
上記実施例ではDCモータ2に流れる電流を150mAに制
御する場合を示したが、100mAに制御する場合は第4図
に示すようにDCモータ2と並列にi5が50mAとなるような
抵抗46を接続すればよく、また、DCモータ2に流れる電
流を200mAに制御する場合は第5図に示すようにi6が50m
Aとなるような抵抗47を接続すればよい。
発明の効果 以上、実施例から明らかなように、本発明は、以下に
記載されるような効果を奏する。
DCモータと制御回路が電源回路に直列につながれてい
る構成で、かつ、制御回路がDCモータに流れる電流を一
定に制御する機能を有しているため、電源回路の容量を
増加させることがなく、電源回路の形状も大きくしなく
てすむ。しかも、DCモータの回転数をパワコン時や間欠
発振時に一定に保ち、DCモータの回転数変化による不快
音をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における誘導加熱調理器のブ
ロック図、第2図は同誘導加熱調理器のDCモータ電流制
御回路の回路図、第3図,第4図,第5図は他の実施例
におけるDCモータ電流制御回路の回路図、第6図,第7
図は従来の技術における誘導加熱調理器のブロック図で
ある。 1……電源回路、2……DCモータ、3……制御回路、4
……DCモータ電流制御回路、5……商用交流電源、6…
…電力変換回路、7……インバータ回路、8……加熱コ
イル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源を直流に変換する電力変換回路
    と、前記電力変換回路の出力側に接続されたインバータ
    回路と、前記インバータ回路の出力を変更するスイッチ
    と、前記スイッチの出力に応じて前記インバータ回路の
    出力を制御する制御回路と、前記制御回路に直列接続さ
    れたDCモータと、前記制御回路及びDCモータに電力を供
    給する電源回路とを備え、前記制御回路は、前記インバ
    ータ回路の制御等に要する回路の電流値を決定するため
    の電流値決定手段と、前記インバータ回路の制御等に要
    する回路と並列接続された電流バイパス回路とを有し、
    前記DCモータに流れる電流を一定に制御するために前記
    電流値決定手段の出力に応じて前記電流バイパス回路を
    制御してなる誘導加熱調理器。
JP63087483A 1988-04-08 1988-04-08 誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JP2625852B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63087483A JP2625852B2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63087483A JP2625852B2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01260783A JPH01260783A (ja) 1989-10-18
JP2625852B2 true JP2625852B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=13916191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63087483A Expired - Lifetime JP2625852B2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2625852B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284085A (ja) * 1985-06-07 1986-12-15 松下電器産業株式会社 誘導加熱調理器
JPS61290686A (ja) * 1985-06-18 1986-12-20 松下電器産業株式会社 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01260783A (ja) 1989-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2625852B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR200402040Y1 (ko) 매트용 온도 조절기
JPH09512973A (ja) 制御された立上り及び立下り特性を有するスイッチ
JPH07222437A (ja) スイッチング電源装置
JP3465279B2 (ja) インバータ回路
JPS60141190A (ja) 電動送風機入力制御回路
JPH0898393A (ja) 直流電源装置
JPH03233895A (ja) 放電灯点灯装置
JPS6031436Y2 (ja) 交流モ−タの制御回路
JPH0336071Y2 (ja)
JP3583866B2 (ja) 電源回路
JPH0744250A (ja) 直流電源回路
JP2000139792A (ja) 真空掃除機の電圧制御回路
JP3044603U (ja) 位相制御回路
JPH07281772A (ja) 半導体スイッチ回路
KR19990034540U (ko) 온도에 따른 냉각팬 속도 제어회로
JP3395476B2 (ja) アイロン
JPH0247134B2 (ja) Koryu2senshikimusetsutensuitsuchi
JPH03277319A (ja) 加熱調理器
JPH07255175A (ja) 電源装置
JPS58195495A (ja) トランジスタチヨツパ装置
JPS60216780A (ja) 電気掃除機
JPS62172121A (ja) 換気扇の速度調節装置
JPH10200389A (ja) 負荷駆動回路
JPH09231893A (ja) リレー駆動回路