JPH07222437A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
- Publication number
- JPH07222437A JPH07222437A JP1093794A JP1093794A JPH07222437A JP H07222437 A JPH07222437 A JP H07222437A JP 1093794 A JP1093794 A JP 1093794A JP 1093794 A JP1093794 A JP 1093794A JP H07222437 A JPH07222437 A JP H07222437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- voltage
- smoothing
- component
- feedback
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力電流変動に対し、出力電圧を安定に出力
させる。 【構成】 第１の平滑回路３の出力から交流成分を、第
２の平滑回路４の出力から直流成分を取り出す。取り出
された交流成分と直流成分をフィードバックゲイン抵抗
５、８により加算してコントロール回路２にフィードバ
ックすることにより、最終出力電圧をコントロールに反
映させることができる。
させる。 【構成】 第１の平滑回路３の出力から交流成分を、第
２の平滑回路４の出力から直流成分を取り出す。取り出
された交流成分と直流成分をフィードバックゲイン抵抗
５、８により加算してコントロール回路２にフィードバ
ックすることにより、最終出力電圧をコントロールに反
映させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気、電子機器の電源
として使用されるスイッチング電源装置に関する。
として使用されるスイッチング電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の降圧型スイッチング電源装
置の概略構成図を示している。図２において、１は高速
でＯＮ／ＯＦＦ可能なスイッチ（トランジスタ、ＦＥＴ
等）、２はスイッチ１のＯＮ／ＯＦＦをコントロールす
るコントロール回路、３は通常、インダクタンス
（Ｌ）、コンデンサ（Ｃ）で構成される第１の平滑回
路、４は通常、インダクタンス（Ｌ）、コンデンサ
（Ｃ）で構成される第２の平滑回路、５は出力電圧をコ
ントロール回路２にフィードバックするためのフィード
バックゲインを決定する抵抗、６は抵抗５との関係によ
り出力電圧を決定するための抵抗である。
置の概略構成図を示している。図２において、１は高速
でＯＮ／ＯＦＦ可能なスイッチ（トランジスタ、ＦＥＴ
等）、２はスイッチ１のＯＮ／ＯＦＦをコントロールす
るコントロール回路、３は通常、インダクタンス
（Ｌ）、コンデンサ（Ｃ）で構成される第１の平滑回
路、４は通常、インダクタンス（Ｌ）、コンデンサ
（Ｃ）で構成される第２の平滑回路、５は出力電圧をコ
ントロール回路２にフィードバックするためのフィード
バックゲインを決定する抵抗、６は抵抗５との関係によ
り出力電圧を決定するための抵抗である。
【０００３】そして、コントロール回路２は電圧フィー
ドバックの値がある一定値以下になると、スイッチ１を
ＯＮし、電圧フィードバックの値がある一定値以上にな
ると、スイッチ１をＯＦＦするというコントロールを行
っている。この動作の繰り返しにより必要な直流電圧を
得ることが可能である。これは昇圧型のスイッチング電
源装置でも同様である。
ドバックの値がある一定値以下になると、スイッチ１を
ＯＮし、電圧フィードバックの値がある一定値以上にな
ると、スイッチ１をＯＦＦするというコントロールを行
っている。この動作の繰り返しにより必要な直流電圧を
得ることが可能である。これは昇圧型のスイッチング電
源装置でも同様である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスイッチング電源装置では、出力電流（負荷）が大
きく変化する場合、出力電圧も変化してしまうという問
題があった。これは、この装置が第１の平滑回路３の出
力電圧を一定にするようにコントロールしているためで
あり、本来の出力である第２の平滑回路４の出力電圧
は、この平滑回路４の持つインピーダンスのために出力
電流（負荷）が変化すると影響を受けることによる。
来のスイッチング電源装置では、出力電流（負荷）が大
きく変化する場合、出力電圧も変化してしまうという問
題があった。これは、この装置が第１の平滑回路３の出
力電圧を一定にするようにコントロールしているためで
あり、本来の出力である第２の平滑回路４の出力電圧
は、この平滑回路４の持つインピーダンスのために出力
電流（負荷）が変化すると影響を受けることによる。
【０００５】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、最終出力電圧をスイッチ手段のコントロールに
反映させることができるようにして出力電流（負荷）の
変化に関係なく、安定した出力電圧を得ることができる
ようにしたスイッチング電源装置を提供することを目的
とするものである。
であり、最終出力電圧をスイッチ手段のコントロールに
反映させることができるようにして出力電流（負荷）の
変化に関係なく、安定した出力電圧を得ることができる
ようにしたスイッチング電源装置を提供することを目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、コントロール信号に応じてＯ
Ｎ／ＯＦＦするスイッチ手段と、フィードバック電圧に
応じて上記スイッチ手段のＯＮ／ＯＦＦをコントロール
する手段と、上記スイッチ手段の出力を平滑する第１の
平滑手段と、この第１の平滑手段の出力をさらに平滑
し、直流電圧を得るための第２の平滑手段と、上記第１
の平滑手段の出力の交流成分を上記コントロール手段に
フィードバックする第１のフィードバック手段と、上記
第２の平滑手段の出力の直流成分を上記コントロール手
段にフィードバックする第２のフィードバック手段とを
具備したものである。
の本発明の技術的手段は、コントロール信号に応じてＯ
Ｎ／ＯＦＦするスイッチ手段と、フィードバック電圧に
応じて上記スイッチ手段のＯＮ／ＯＦＦをコントロール
する手段と、上記スイッチ手段の出力を平滑する第１の
平滑手段と、この第１の平滑手段の出力をさらに平滑
し、直流電圧を得るための第２の平滑手段と、上記第１
の平滑手段の出力の交流成分を上記コントロール手段に
フィードバックする第１のフィードバック手段と、上記
第２の平滑手段の出力の直流成分を上記コントロール手
段にフィードバックする第２のフィードバック手段とを
具備したものである。
【０００７】
【作用】したがって、本発明によれば、コントロール手
段がスイッチ手段を高速でＯＮ／ＯＦＦするために必要
な交流電圧のフィードバックと、出力電流（負荷）が変
化しても、出力の直流電圧が変化しないようにするため
に必要な直流電圧フィードバックとを第１と第２の平滑
手段で別々に取り出し、その後、この２つの交流成分の
電圧と主に直流成分の電圧とを適当なゲイン抵抗で加算
し、コントロール手段にフィードバックすることによ
り、最終出力電圧をスイッチ手段のコントロールに反映
することができる。
段がスイッチ手段を高速でＯＮ／ＯＦＦするために必要
な交流電圧のフィードバックと、出力電流（負荷）が変
化しても、出力の直流電圧が変化しないようにするため
に必要な直流電圧フィードバックとを第１と第２の平滑
手段で別々に取り出し、その後、この２つの交流成分の
電圧と主に直流成分の電圧とを適当なゲイン抵抗で加算
し、コントロール手段にフィードバックすることによ
り、最終出力電圧をスイッチ手段のコントロールに反映
することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例におけるスイッチ
ング電源装置を示す概略構成図である。本実施例におい
ては、降圧型のスイッチング電源装置を示している。
ング電源装置を示す概略構成図である。本実施例におい
ては、降圧型のスイッチング電源装置を示している。
【００１０】図１において、スイッチ１、コントロール
回路２、第１の平滑回路３、第２の平滑回路４は図２に
示す上記従来例と同様である。本実施例の特徴とすると
ころは、第１の平滑回路３の出力はコンデンサ７によっ
て交流成分のみが取り出され、また、第２の平滑回路４
の出力電圧、つまり最終の出力電圧からは主に直流成分
が取り出され、これらが適当なゲイン抵抗５、８によっ
て加算され、コントロール回路２にフィードバックされ
るようになっている点にある。なお、抵抗６は抵抗８と
の関係によって出力電圧を決定する。
回路２、第１の平滑回路３、第２の平滑回路４は図２に
示す上記従来例と同様である。本実施例の特徴とすると
ころは、第１の平滑回路３の出力はコンデンサ７によっ
て交流成分のみが取り出され、また、第２の平滑回路４
の出力電圧、つまり最終の出力電圧からは主に直流成分
が取り出され、これらが適当なゲイン抵抗５、８によっ
て加算され、コントロール回路２にフィードバックされ
るようになっている点にある。なお、抵抗６は抵抗８と
の関係によって出力電圧を決定する。
【００１１】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。コントロール回路２はフィードバック電
圧がある一定値以下になると、スイッチ１をＯＮさせ、
出力電圧が上るように動作する。また、コントロール回
路２はフィードバック電圧が上記一定値より高い別のあ
る一定値以上になると、スイッチ１をＯＦＦさせ、出力
電圧が下がるように動作する。この動作をスムーズに行
うためにフィードバック電圧としては、ほぼ安全に平滑
された最終出力電圧は好ましくない。このためフィード
バック電圧は第１の平滑回路３の出力から取る。ただ
し、ここからは交流成分だけを取り出す。これを行うの
が、コンデンサ７である。そして、第２の平滑回路４の
出力からもフィードバック電圧を取る。ただし、ここか
らは主に直流成分を取り出す。取り出された交流成分と
直流成分とは抵抗５、８を通して加算され、抵抗６によ
ってフィードバック電圧として適当なレベルに調整さ
れ、コントロール回路２にフィードバックされる。
いて説明する。コントロール回路２はフィードバック電
圧がある一定値以下になると、スイッチ１をＯＮさせ、
出力電圧が上るように動作する。また、コントロール回
路２はフィードバック電圧が上記一定値より高い別のあ
る一定値以上になると、スイッチ１をＯＦＦさせ、出力
電圧が下がるように動作する。この動作をスムーズに行
うためにフィードバック電圧としては、ほぼ安全に平滑
された最終出力電圧は好ましくない。このためフィード
バック電圧は第１の平滑回路３の出力から取る。ただ
し、ここからは交流成分だけを取り出す。これを行うの
が、コンデンサ７である。そして、第２の平滑回路４の
出力からもフィードバック電圧を取る。ただし、ここか
らは主に直流成分を取り出す。取り出された交流成分と
直流成分とは抵抗５、８を通して加算され、抵抗６によ
ってフィードバック電圧として適当なレベルに調整さ
れ、コントロール回路２にフィードバックされる。
【００１２】このように、上記実施例によれば、コント
ロール回路２へは、最終出力の直流電圧をバイアス電圧
とする第１の平滑回路３の出力の交流電圧をフィードバ
ックすることができる。これにより出力電流（負荷）が
変化しても、最終出力である第２の平滑回路４の出力電
圧を一定に保つようにコントロールすることができると
いう利点を有する。
ロール回路２へは、最終出力の直流電圧をバイアス電圧
とする第１の平滑回路３の出力の交流電圧をフィードバ
ックすることができる。これにより出力電流（負荷）が
変化しても、最終出力である第２の平滑回路４の出力電
圧を一定に保つようにコントロールすることができると
いう利点を有する。
【００１３】なお、上記実施例では、降圧型のスイッチ
ング電源装置について説明したが、昇圧型スイッチング
電源装置においても同様の利点を有する。
ング電源装置について説明したが、昇圧型スイッチング
電源装置においても同様の利点を有する。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィードバック電圧を第１と第２の平滑手段から取り出し
て加算するようにしているので、最終出力電圧をスイッ
チ手段のコントロールに反映することができ、出力電流
（負荷）の変動に対して安定した直流電圧を供給するこ
とができる。
ィードバック電圧を第１と第２の平滑手段から取り出し
て加算するようにしているので、最終出力電圧をスイッ
チ手段のコントロールに反映することができ、出力電流
（負荷）の変動に対して安定した直流電圧を供給するこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例におけるスイッチング電源装
置の概略構成図
置の概略構成図
【図２】従来のスイッチング電源装置の概略構成図
１ スイッチ ２ コントロール回路 ３ 第１の平滑回路 ４ 第２の平滑回路 ５ 交流成分フィードバックゲイン抵抗 ６ 出力電圧設定抵抗 ７ 直流カットコンデンサ ８ 直流成分フィードバックゲイン抵抗
Claims (1)
- 【請求項１】 コントロール信号に応じてＯＮ／ＯＦＦ
するスイッチ手段と、フィードバック電圧に応じて上記
スイッチ手段のＯＮ／ＯＦＦをコントロールする手段
と、上記スイッチ手段の出力を平滑する第１の平滑手段
と、この第１の平滑手段の出力をさらに平滑し、直流電
圧を得るための第２の平滑手段と、上記第１の平滑手段
の出力の交流成分を上記コントロール手段にフィードバ
ックする第１のフィードバック手段と、上記第２の平滑
手段の出力の直流成分を上記コントロール手段にフィー
ドバックする第２のフィードバック手段とを具備したス
イッチング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1093794A JPH07222437A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1093794A JPH07222437A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07222437A true JPH07222437A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11764141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1093794A Pending JPH07222437A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07222437A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005025041A1 (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-17 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | スイッチング電源 |
| US7391192B2 (en) | 2000-08-31 | 2008-06-24 | Primarion, Inc. | Apparatus and system for providing transient suppression power regulation |
| JP2010263726A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 電源装置、制御回路、電源装置の制御方法 |
| JP2013046496A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 制御回路、電源装置及び電源の制御方法 |
| JP2017163661A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | 電圧降下補償回路、スイッチング電源装置、電圧降下補償方法、および、スイッチング電源制御方法 |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP1093794A patent/JPH07222437A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7391192B2 (en) | 2000-08-31 | 2008-06-24 | Primarion, Inc. | Apparatus and system for providing transient suppression power regulation |
| US7616456B2 (en) | 2000-08-31 | 2009-11-10 | Primarion Corporation | Apparatus and system for providing transient suppression power regulation |
| WO2005025041A1 (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-17 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | スイッチング電源 |
| US6984966B2 (en) | 2003-09-05 | 2006-01-10 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | Switching power supply |
| JP2010263726A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 電源装置、制御回路、電源装置の制御方法 |
| JP2013046496A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 制御回路、電源装置及び電源の制御方法 |
| US9083238B2 (en) | 2011-08-24 | 2015-07-14 | Socionext Inc. | Control circuit, power supply device, and method of controlling power supply |
| JP2017163661A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | 電圧降下補償回路、スイッチング電源装置、電圧降下補償方法、および、スイッチング電源制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO1993002407A1 (en) | Improved power supply regulator | |
| JPH07222437A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH04120118U (ja) | スイツチングレギユレータ | |
| JPH0235553B2 (ja) | ||
| JP2646646B2 (ja) | 突入電流制限回路 | |
| JPH05304729A (ja) | 電源装置 | |
| JP2002090406A (ja) | 定電流定抵抗電子負荷装置 | |
| JPH07219652A (ja) | 電源装置 | |
| JPS6245518Y2 (ja) | ||
| JPH0583052A (ja) | 可変利得増幅装置 | |
| JPS6064773A (ja) | ア−ク溶接機 | |
| JP2536111Y2 (ja) | スイッチ回路 | |
| JP2576639B2 (ja) | スイッチ素子の駆動回路 | |
| JPH10200389A (ja) | 負荷駆動回路 | |
| JPH04372570A (ja) | 降圧チョッパ回路 | |
| JPS601641B2 (ja) | 複写機における帯電装置用の高圧電源装置 | |
| KR0126841Y1 (ko) | 입력전압 안정화 회로 | |
| JPS6013483B2 (ja) | 電力制御装置 | |
| JP2625852B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JPS5914818Y2 (ja) | 直流電圧安定化回路 | |
| JPH0145272Y2 (ja) | ||
| JPH08107316A (ja) | マイクロ波集積回路 | |
| JPH08136023A (ja) | 太陽電池駆動送風装置 | |
| JPH10179572A (ja) | 歯科用ｘ線装置 | |
| JPH09191644A (ja) | 直流高電圧発生装置 |