JP2576639B2 - スイッチ素子の駆動回路 - Google Patents

スイッチ素子の駆動回路

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JP2576639B2 JP1263542A JP26354289A JP2576639B2 JP 2576639 B2 JP2576639 B2 JP 2576639B2 JP 1263542 A JP1263542 A JP 1263542A JP 26354289 A JP26354289 A JP 26354289A JP 2576639 B2 JP2576639 B2 JP 2576639B2
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健一 祖父江
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はバイポーラトランジスタ、バイポーラ型SI
T等のスイッチ素子を駆動する駆動回路に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
トランジスタの駆動回路として定電流型駆動回路があ
る。例えば、第4図に示すようにバッテリ電源1から直
流電圧が印加される直流モータ2に対して直列に接続さ
れたパワートランジスタ3の定電流型の駆動回路は、DC
−DCコンバータからなる直流電圧供給部4と同供給部4
からの直流定電圧Vdを入力し駆動信号SG1に応答してパ
ワートランジスタ3のベース端子にベース電流Ibを出力
する定電流型駆動部5とから構成されている。
定電流型駆動部5について詳述すると、パワートラン
ジスタ3のベース端子と直流電圧供給部4との間にはシ
ャフト抵抗RsとMOSFET6が接続されている。MOSFET6のゲ
ート端子は抵抗R1,R2を介してアースされ、誤差増幅器
7からの出力電圧によりゲート電圧が制御されドレイン
電流、即ちパワートランジスタ3のベース電流Ibが制御
されるようになっている。誤差増幅器7の反転入力端子
は抵抗R3,R4からなる基準電圧設定回路から基準電圧Vk
を入力するとともに、非反転入力端子はシャント抵抗R
s、抵抗R5,ダイオードD1及びスイッチングトランジスタ
8の直列回路の接続点aの電圧Vsを入力する。尚、誤差
増幅器7にはコンデンサC1を介して負帰還がかけられて
いる。
そして、誤差増幅器7は駆動信号SG1に基づいてスイ
ッチングトランジスタ8がオンしている時、即ちVk>Vs
の時にはMOSFET6のゲート電圧はゼロでベース電流Ibを
流さずパワートランジスタ3をオフ状態に保持してい
る。反対に、スイッチングトランジスタ8がオフしてい
る時、即ちVk<Vsの時には、誤差増幅器7はMOSFET6の
ゲート電圧を印加してベース電流Ibを流しパワートラン
ジスタ3をオンさせるとともに、ベース電流Ibの変動を
シャント抵抗Rsの電圧降下の変動、即ち電圧Vsの変動で
検出する。そして、誤差増幅器7はこの電圧Vsと基準電
圧Vkとでベース電流Ibが一定となるようにゲート電圧を
制御している。
又、この駆動回路の定電流型駆動部5の電圧損失を小
さくするためにDC−DCコンバータよりなる直流電圧供給
部4からの直流定電圧Vdをできるだけ低い値に設定して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記した駆動回路においてはベース電
流Ibが流れる配線経路上にインダクタンス等を有してい
ることから前記MOSFET6がオンしベース電流Ibが定常値
に到達するまでに遅れが生じる。しかも、前記DC−DCコ
ンバータよりなる直流電圧供給部4からの直流定電が低
く設定されているため、第5図に示すようにその立ち上
がりは非常に遅くなりパワートランジスタ3を駆動させ
る際の応答性に問題があった。
本発明の目的は、スイッチ素子の駆動電流の立ち上が
りの遅れを防止して、その応答性を向上させることがで
きるスイッチ素子の駆動回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、負荷に対して電流を供給制御するスイッチ
素子と、直流電源からの予め設定された直流定電圧を入
力し駆動信号に応答して前記スイッチ素子の制御端子に
駆動電流を出力するとともに、その出力される駆動電流
の定常値が一定となるように制御する電流制御手段とか
らなるスイッチ素子の駆動回路において、前記スイッチ
素子の動作の有無を判断する判断手段と、前記判断手段
がスイッチ素子が動作していないと判断した時、前記電
流制御手段に入力する直流電源からの直流定電圧を同ス
イッチ素子の動作時に入力する電圧値より高くする電圧
調整手段とを備えたスイッチ素子の駆動回路を要旨とす
るものである。
〔作用〕
スイッチ素子がオンされる直前においては、電流制御
手段に入力されている直流定電圧は高い値に保たれてい
る。そして、スイッチ素子が動作を開始したと判断手段
が判断し、電圧調整手段が直流電源の出力電圧を高い値
から低い値に調整する間、即ちスイッチ素子の動作開始
直後はいまだ電流制御手段に入力されている直流電源の
出力電圧が高いままである。従って、駆動電流の立ち上
がりは高い電圧に基づいて行われるため、駆動電流が定
常値に達するまでの時間は非常に短くなる。
〔実施例〕
以下、この発明を直流モータを駆動制御するためのパ
ワートランジスタの駆動回路に具体化した一実施例を第
1,2図に従って説明する。尚、上記した従来の駆動回路
と同一構成の箇所は説明を省略するとともに同一番号を
付す。又、本実施例においては定電流型駆動部5により
電流制御手段が構成されている。
前記スイッチングトランジスタ8のコレクタは電圧供
給部4の判断手段としての基準電圧回路9と接続され、
この基準電圧回路9は電圧調整手段を構成する誤差増幅
器10の反転入力端子と接続されている。又、誤差増幅器
10の非反転入力端子は直流電圧供給部4の定電圧出力回
路11と接続され、この誤差増幅器10の出力端子は同じく
電圧調整手段を構成するPWM制御回路12を介して定電圧
出力回路11と接続されている。
そして、基準電圧回路9はスイッチングトランジスタ
8がオフ(パワートランジスタ3がオン)の時、誤差増
幅器10の反転入力端子に予め定められた電圧Vbを出力す
るようになっている。この電圧Vbは誤差増幅器10にて定
電圧出力回路11から出力される直流定電圧Vdと比較さ
れ、その偏差に基づいて同直流定電圧Vdが、予め定めた
値のベース電流Ibをパワートランジスタ3に供給し、か
つ定電流型駆動部5での損失が極力抑えられるように低
い電圧値に設定される。
反対にスイッチングトランジスタ8がオン(パワート
ランジスタ3がオフ)の時、誤差増幅器10の反転入力端
子に前記直流定電圧Vdより高い直流定電圧Vdを出力す
る。従って、スイッチングトランジスタ8がオンの時に
は定電圧出力回路11からの直流定電圧Vdは前記スイッチ
ングトランジスタ8がオフ時よりも高くなる。
次に、このように構成したパワートランジスタの駆動
回路の作用を第2図のタイミングチャートに従って説明
する。
今、スイッチングトランジスタ8がオフしていると
き、MOSFET6がオンされていることからパワートランジ
スタ3にベース電流Ibが流れてオンする。又、このとき
基準電圧回路9の出力電圧Vbが低い値となることから定
電圧出力回路11の直流定電圧Vdも低い値に調整される。
このように定電圧出力回路11の直流定電圧Vdが低い値で
あるため、定電流型駆動部5の電圧損失が最小限に抑制
される。
又、スイッチングトランジスタ8がオンすると、MOSF
ET6がオフされることからパワートランジスタ3にベー
ス電流Ibが流れずオフされる。又、このとき基準電圧回
路9の出力電圧Vbが高い値となることから定電圧出力回
路11の直流定電圧Vdも高い値に調整される。
一方、上記した状態からスイッチングトランジスタ8
のオフに伴って再びパワートランジスタ3がオンされる
直前においては、MOSFET6に入力されている直流定電圧V
dが高い値に保たれている。そして、パワートランジス
タ3が動作を開始してPWM制御回路12にて定電圧出力回
路11の直流定電圧Vdが高い値から低い値に調整される
間、即ちパワートランジスタ3の動作開始直後はいまだ
MOSFET6に入力されている定電圧出力回路11の出力電圧
が高いままである。従って、ベース電流Ibの立ち上がり
は高い電圧に基づいて行われるため、速やかに立ち上が
り定常値に達するまでの時間は非常に短くなる。
このように本実施例のパワートランジスタの駆動回路
においては、パワートランジスタ3をオンするためのベ
ース電流Ibを高い電圧に基づいて速やかに立ち上げるこ
とができるため、定常値に達するまでの時間を短くして
パワートランジスタ3の応答性を向上させることができ
る。
尚、この発明は上記実施例に限定されることはなく、
例えば、上記実施例ではスイッチングトランジスタ8の
コレクタの電圧(Vs)に基づいて基準電圧回路9を作動
させたが、第3図に示すように、定電圧回路11の出力電
流が電流センサ21にて検出し、電流センサ21が検出した
電流値(パワートランジスタ3のオン・オフに応じて変
動する)に基づいて基準電圧回路9を作動させるように
してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明のスイッチ素子の駆動回路
によれば、スイッチ素子の駆動電流の立ち上がりの遅れ
を防止して、その応答性を向上させることができるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の駆動回路の電気回路図、第2図は同じ
く実施例の駆動回路のタイミングチャート、第3図は別
例の駆動回路の電気回路図、第4図は従来の駆動回路の
電気回路図、第5図は同じく従来の駆動回路のタイミン
グチャートである。 2は負荷としての直流モータ、3はスイッチ素子として
のパワートランジスタ、5は電流制御手段としての定電
流型駆動部、9は判断手段としての基準電圧回路、10は
電圧調整手段を構成する誤差増幅器、11は直流電源とし
ての定電圧出力回路、12は電圧調整手段を構成するPWM
制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に対して電流を供給制御するスイッチ
    素子と、 直流電源からの予め設定された直流定電圧を入力し駆動
    信号に応答して前記スイッチ素子の制御端子に駆動電流
    を出力するとともに、その出力される駆動電流の定常値
    が一定となるように制御する電流制御手段と からなるスイッチ素子の駆動回路において、 前記スイッチ素子の動作の有無を判断する判断手段と、 前記判断手段がスイッチ素子が動作していないと判断し
    た時、前記電流制御手段に入力する直流電源からの直流
    定電圧を同スイッチ素子の動作時に入力する電圧値より
    高くする電圧調整手段と を備えたスイッチ素子の駆動回路。
JP1263542A 1989-10-09 1989-10-09 スイッチ素子の駆動回路 Expired - Lifetime JP2576639B2 (ja)

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