JP2625713B2 - 偏波面制御装置 - Google Patents

偏波面制御装置

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JP2625713B2
JP2625713B2 JP62077811A JP7781187A JP2625713B2 JP 2625713 B2 JP2625713 B2 JP 2625713B2 JP 62077811 A JP62077811 A JP 62077811A JP 7781187 A JP7781187 A JP 7781187A JP 2625713 B2 JP2625713 B2 JP 2625713B2
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宗樹 蘭
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Yokogawa Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は例えばヘテロダインやホモダインの光受信器
に用いて好適な偏波面制御装置に関する。
<従来の技術> 従来この種の偏波面制御装置としては第2図に示す構
成のものが知られている。第2図において,1はコヒーレ
ント光を出射するHe−Neレーザである。このレーザから
の光は光分岐器2により2方向に分岐され,一方の光は
音響光学変調器3に入射し,他方の光は単一モード光フ
ァイバ5aに入射する。そして,音響光学変調器3に入射
した光は周波数シフトを受けたのち,単一モード光ファ
イバ5bおよびビームスプリッタ6を介して光電変換素子
8に入射する。一方単一モード光ファイバ5aに入射した
光は第1および第2のファラデー素子7a,7bにより偏波
面を制御され,ビームスプリッタ6を介して光電変換素
子8に入射する。この光電変換素子からの出力電流は,I
/Fコンバータ9でヘテロダイン検波され,得られた中間
周波信号は包絡線検波器10で増幅されて検波される。こ
の直流検波出力PはA/Dコンバータ11によりディジタル
化され,検波出力Pが常に最大になるように,制御手段
12により,D/Aコンバータ13a,13bおよび電源14a,14bを介
して第1,第2のファラデー素子に流す電流I1,I2を制御
する。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら,上記従来技術の構成においては偏波面
制御素子としてファラデー素子を用いているため,装置
が大掛かりとなるとともにコストも高くなるという問題
があった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みて成されたもの
で,ファラデー素子のかわりに電気光学素子を用い,更
にこの素子を分岐した両方の経路に挿入して始めに円偏
光とし,次に直線偏光となる様にそれぞれの光の偏波面
を制御することにより検波効率が高く偏波面の急変に対
しても追従性のよい小型でコストの安い偏波面制御装置
を得ることを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するための本発明の構成は,被測定
光を2方向に分岐する分岐器21と,この分岐器からの一
方の光を光ファイバまたは音響光学変調器3を介して受
光し,この光の偏波面を円偏光にする電気光学素子24a
と円偏光された光を受けて直線偏光にする電気光学素子
24bおよびその後段に配置された偏光ビームスプリッタ2
6aからなる第1の偏波手段23aと,前記分岐器21からの
他方の光を遅延光ファイバ22を介して受光し,この光の
偏波面を円偏光にする電気光学素子24cと円偏光された
光を受けて直線偏光にする電気光学素子24dおよびその
後段に配置された偏光ビームスプリッタ26bからなる第
2の偏波手段23bと,前記第1,第2の偏波手段の偏光ビ
ームスプリッタからの透過光(若しくは反射光)を受光
する光結合器27と,この光結合器からの出射光を受光す
る光電変換素子28aと,前記偏光ビームスプリッタ26a,2
6bからの反射光(若しくは透過光)を受光するモニタ手
段30a,30bと,前記モニタ手段の出力に基づいて前記第
1,第2の偏波手段の出力が最大になるように前記電気光
学素子に印加する駆動電圧を制御する制御手段を備えた
ものである。
<実施例> 第1図は本発明の偏波面制御装置の一実施例を示す構
成説明図である。
第1図において,コヒーレント光を出射する被測定光
源1からの光は光分岐器21を通って2方向に分岐され,
一方の光は音響光学変調器3に入射し,他方の光は遅延
光ファイバとしての単一モード光ファイバ22に入射す
る。図中50a〜50cは光の伝達手段としての単一モード光
ファイバであり,40a〜40gは光ビームを集光しまたは平
行光とするためのレンズである。
音響光学変調器3に入射した光は周波数シフトを受け
たのち,一次回折光が第1の偏波手段23aに入射する。
この偏波手段は第1,第2の電気光学素子(例えばPLZT素
子…以下単に素子という)24a,24bおよび偏光ビームス
プリッタ26aが順次配置され,これら素子に電圧を印加
する駆動回路25a,25bから構成されている。この偏波手
段の素子に電圧を印加することにより光の偏波面を回転
させることが出来る。ここでは,音響光学変調器からの
光の偏波面が素子24aでまず円偏光とされ,その後段の
素子25bで直線偏光とされる。この素子24bからの光は偏
光ビームスプリッタ26aに入射する。偏光ビームスプリ
ッタは光の偏光面の状態に応じてS波を反射(直角方
向)し,P波を透過させるものであり,この装置ではより
多くの透過光を得るようにそれぞれの素子に印加する電
圧が制御される。透過したP波は光ファイバ50bを介し
て光結合器27に入射する。
一方遅延光ファイバ22に入射し時間後れが生じた光は
第2の偏波手段23bに入射する。この第2の偏波手段も
第1の偏波手段と同様,第1,第2の素子24c,24dおよび
偏光ビームスプリッタ26bが順次配置され,これら素子
には駆動回路25c,25dから電圧がそれぞれ印加され遅延
光ファイバからの光がより多く偏光ビームスプリッタ26
bを透過するように制御される。この透過光は光ファイ
バ50cを介して前記光結合器27に入射し,第1の偏波手
段を経て入射した光と干渉する。この光結合器からの出
射光は光電変換素子28aに入射し電気信号に変換され
る。その電気信号はスペクトラムアナライザ等(図示せ
ず)の測定装置に送出されるとともに制御手段29に入力
される。
30a,30bは第1,第2のモニタ手段で偏光ビームスプリ
ッタ26a,26bからのそれぞれのS波を光電変換素子28b,2
8cにより受光し,その光強度に応じた電気信号を制御手
段29に送信する。これらのモニタ手段は光結合器27への
P波の透過度合を監視するものであり,ここではこのモ
ニタ手段への出力は少ない方が望ましい。
制御手段29は光電変換素子28aの出力が最大になるよ
うに素子24a〜24dに印加する電圧を制御する。
なお,これら素子の制御方法は,素子に任意の電圧を
印加しておき,まず,センシングの為の電圧変化(例え
ば増加)を25aの素子に与え,もし出力P1が増加したら
さらに少し増加させ,このときP1が減少したら前の電圧
まで減少させる。次に25bの素子に電圧変化(例えば増
加)を与え同様の修正を行う。同様の調整を第2の偏波
手段で行う。このサイクルを繰返すことにより出力P1
出力を最大にすることが出来る。
なお本実施例においては第1,第2の偏波手段に素子を
2段にして用いたが,素子の制御性がよければ一段であ
ってもよい。
また,本実施例においては分岐器からの一方の光を音
響光学変調器を介して第1の偏波手段に入射したヘテロ
ダイン検波の例について説明したが,単に単一モード光
ファイバを介して第1の偏波手段に入射するホモダイン
検波の場合にも適用することが出来る。
また,本実施例ではS波(反射光)を監視してP波
(透過光)を信号光としたがこの逆でもよい。
<発明の効果> 以上,実施例とともに具体的に説明したように本発明
によれば,ファラデー素子のかわりに電気光学素子を2
個挿入して始めの素子で円偏光とし,次の素子で直線偏
光となる様にし,これらの素子の後段に偏光ビームスプ
リッタを用いて偏波面を制御するようにしたので小型で
コストの安い偏波面制御装置を得ることが出来る。ま
た,電気光学素子を用いているので応答性のよい制御が
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の偏波面制御装置の一実施例を示す構成
説明図,第2図は従来例を示す構成説明図である。 1……被測定光源,3……音響光学変調器,21……分岐器,
22……遅延光ファイバ,23a……第1の偏波手段,23b……
第2の偏波手段,24a〜24d……電気光学素子,25a〜25d…
…駆動回路,26a,26b……偏光ビームスプリッタ,27……
光結合器,28a〜28c……光電変換素子,29……制御手段,3
0a,30b……モニタ手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定光を2方向に分岐する分岐器21と,
    この分岐器からの一方の光を光ファイバまたは音響光学
    変調器3を介して受光し,この光の偏波面を円偏光にす
    る電気光学素子24aと円偏光された光を受けて直線偏光
    にする電気光学素子24bおよびその後段に配置された偏
    光ビームスプリッタ26aからなる第1の偏波手段23aと,
    前記分岐器21からの他方の光を遅延光ファイバ22を介し
    て受光し,この光の偏波面を円偏光にする電気光学素子
    24cと円偏光された光を受けて直線偏光にする電気光学
    素子24dおよびその後段に配置された偏光ビームスプリ
    ッタ26bからなる第2の偏波手段23bと,前記第1,第2の
    偏波手段の偏光ビームスプリッタからの透過光(若しく
    は反射光)を受光する光結合器27と,この光結合器から
    の出射光を受光する光電変換素子28aと,前記偏光ビー
    ムスプリッタ26a,26bからの反射光(若しくは透過光)
    を受光するモニタ手段30a,30bと,前記モニタ手段の出
    力に基づいて前記第1,第2の偏波手段の出力が最大にな
    るように前記電気光学素子に印加する駆動電圧を制御す
    る制御手段を備えたことを特徴とする偏波面制御装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184229A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 Nec Corp 光ヘテロダイン・ホモダイン検波受信装置
JPS6123121A (ja) * 1984-07-12 1986-01-31 Nec Corp 光ヘテロダイン受信方法
JPS6147403A (ja) * 1984-07-26 1986-03-07 ローム アンド ハース コンパニー N‐アセトニルベンヅアミドを含有する殺菌性組成物を用いる植物生病原生物である菌類の防除方法

Patent Citations (3)

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