JP2625620B2 - フコシル‐グルコサミン誘導体 - Google Patents

フコシル‐グルコサミン誘導体

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JP2625620B2 JP4321958A JP32195892A JP2625620B2 JP 2625620 B2 JP2625620 B2 JP 2625620B2 JP 4321958 A JP4321958 A JP 4321958A JP 32195892 A JP32195892 A JP 32195892A JP 2625620 B2 JP2625620 B2 JP 2625620B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の背景]
【産業上の利用分野】本発明はフコースを分枝鎖として
有する糖鎖の化学合成に有用な中間体としてのフコシル
‐グルコサミン誘導体およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】フコースを分枝鎖として有する糖鎖は、
細胞間の認識、癌性変化等に関与していると言われてお
り、治療薬を特定の組織に送達することを目的とするド
ラッグデリバリーシステムを考える際に、重要な役割を
果たすと考えられている。
【0003】例えば、ルイスX(LewisX)または
これにシアル酸が結合したシアリルルイスXを有する糖
鎖は、細胞接着分子としての作用を有するレクチンの一
種であるPセレクチンまたはEセレクチン(ELAM−
1)のリガンドとして知られていて、これらレクチンを
特異的に発現する細胞の認識素子としての機能を有する
とも考えられている。このELAM−1は、炎症性刺激
により血管内皮細胞に発現することから、シアリルルイ
スXを認識素子とすれば、炎症を呈している血管内皮細
胞を含む炎症部位に特異的に抗炎症剤を送達させること
も期待できる。
【0004】従って、このようなフコースを分枝鎖とし
て有する糖鎖の化学合成が容易に行えるような合成中間
体を得ることは、大きな意義があるといえる。
【0005】[発明の概要]
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フコースを
分岐鎖として有する糖鎖を化学合成するのに有用な中間
体であるフコシル‐グルコサミン誘導体を提供すること
を目的としている。
【0006】さらに、本発明は、このフコシル‐グルコ
サミン誘導体の製造法を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるフコシル‐
グルコサミン誘導体は、下記一般式(I)で表される化
合物である。
【0008】
【化2】 (上記式中、Z〜Zは、それぞれ独立して水酸基の
保護基を表し、Yはアシル基を表す) 前記一般式(I)で表される化合物は、グルコサミン部
分の4位以外の水酸基はすべて保護基によって保護され
ており、この部分に任意の化合物、例えば単糖またはオ
リゴ糖、を導入することができる。従ってフコースを分
枝鎖として有する糖鎖を化学合成する際の有用な中間体
となる。
【0009】[発明の具体的説明]フコシル‐グルコサミン誘導体 本発明を構成するフコシル‐グルコサミン誘導体は、
2、3および4位の水酸基に保護基を導入したフコース
を、1および6位の水酸基に保護基を導入し、2位のア
ミノ基をアシル化したグルコサミンに、α(1→3)結
合を介して結合させた構造を有する。
【0010】前記一般式(I)中のZ〜Zはそれぞ
れ独立して水酸基の保護基を表す。これらの保護基とし
ては水酸基の保護に一般的に用いられているものが好ま
しく用いられ、その例としてはエステル系保護基、エー
テル系保護基、シリル系保護基およびジオールに用いる
二価の保護基などが挙げられる。
【0011】エステル系保護基の好ましい例としてはア
セチル基、ベンゾイル基、ピバロイル基などが、エーテ
ル系保護基の好ましい例としてはベンジル基、パラメト
キシベンジル基、メトキシメチル基、1‐エトキシエチ
ル基、2‐(トリメチルシリル)エトキシメチル基など
が、シリル系保護基の好ましい例としては、第三ブチル
ジメチルシリル基、トリイソプロピルシリル基などが、
ジオールに用いる二価の保護基の好ましい例としてはベ
ンジリデン基、イソプロピリデン基などが、それぞれ挙
げられる。ベンジル基、パラメトキシベンジル基が特に
好ましい。
【0012】式中Yはアシル基を表わし、その好ましい
例としてはC1-6 アルカノイル基(例えば、アセチル
基)などが挙げられる。
【0013】本発明によるフコシル‐グルコサミン誘導
体は、グルコサミン部分の4位の水酸基を除いて全ての
水酸基が保護されている。従ってこのグルコサミン部分
の4位に任意の化合物を導入することができる。
【0014】例えば、導入する化合物がガラクトースの
場合、そのガラクトースを当該誘導体にβ(1→4)結
合させることによって下記式で表される化合物(ルイス
X)が得られる。
【0015】
【化3】 (上記式中、Acはアセチル基を表す。) また、更に、シアル酸をこのルイスXのガラクトース部
分の3位にα(2→3)結合させるか、または一般式
(I)の化合物にシアリルガラクトースを導入すること
によって下記式で表される化合物(シアリルルイスX)
が得られる。
【0016】
【化4】 (上記式中、Acはアセチル基を表す。)フコシル‐グルコサミン誘導体の製造 本発明によるフコシル‐グルコサミン誘導体は合目的的
な種々の方法で合成することができる。好ましい合成法
によれば、本発明による誘導体は、下記式(II)で表され
る化合物:
【0017】
【化5】 (上記式中、YおよびZは式(I)で定義したものと
同じ意味を表し、Qは置換または未置換のフェニル基を
表わし、好ましくはフェニル基、またはパラメトキシフ
ェニル基を表す)と、下記式(III) で表される化合物:
【0018】
【化6】 (上記式中、Z、ZおよびZは式(I)で定義し
たものと同じ意味を表し、Rは脱離基を表し、好ましく
は低級(C1-6 )アルキル基を表す)とを反応させ、そ
の後還元操作に付すことによって合成することができ
る。
【0019】前記式(II)の化合物と式(III) の化合物と
の反応は、反応に関与しない溶媒(例えば、塩化メチレ
ン、アセトニトリル、またはそれらの混合溶媒)中で、
適当な触媒(N‐ヨードスクシンイミド/トリフルオロ
メタンスルホン酸、ジメチル(メチルチオ)スルホニウ
ムトリフレートなど)の存在下、−40〜−25℃の温
度で、2〜3日で完了させることができる。
【0020】この反応の結果、下記の式で表される化合
物:
【0021】
【化7】 が得られる。
【0022】次のこの化合物のグルコサミンの環状アセ
タール部分を還元することによって本発明による一般式
(I)で表される化合物を得ることができる。還元は、
適当な還元剤(例えば、水素化シアノホウ素ナトリウ
ム)を用いて、反応に関与しない溶媒(例えば、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル)中で、
0〜25℃の温度で、1時間以内で反応を完了させるこ
とができる。
【0023】式(II)の化合物は、β−D−グルコサミン
からCarbohydrate Research,200 ,269-285(1990)に記載
の方法に類似した方法に従って好ましく合成することが
できる。
【0024】また、式(III) の化合物は、J.Carbohydra
te Chemistry, 10(4),549-560(1991) に記載の方法に従
ってL−フコピラノーステトラアセテートから合成する
ことができる。
【0025】
【実施例】本発明を以下の実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0026】実施例の合成過程をスキームとして以下に
示す。なお、実施例中の化合物番号はスキーム中に示さ
れた番号である。
【0027】
【化8】
【0028】実施例1 J.Carbohydrate Chemistry,10(4),549-560(1991)の記載
に従って化合物1を合成した。
【0029】実施例2 β−D−グルコサミンペンタアセテート(14.0g)
を、1、2−塩化エチレン(180ml)に溶解した
後、トリメチルシリルトリフルオロメタンスルフォネー
ト(6.96ml)を加え、55℃で4時間攪拌した。
室温でトリエチルアミン(10.1ml)を加えた後、
溶媒を留去し、残渣をシリカゲル(200g)を用いる
カラムクロマトグラフィー(塩化エチレン−メタノール
−トリエチルアミン 200:1:1)にて精製し、化
合物2を粗生成物(11.8g)として得た。
【0030】実施例3 化合物2(7.90g)およびベンジルアルコール
(4.97ml)を、モレキュラーシーブズ4A(8
g)を含む1、2−塩化エチレン溶液(80ml)に溶
解した後、トリメチルシリルトリフルオロメタンスルフ
ォネート(4.64ml)を加え、55℃で2時間攪拌
した。室温でトリエチルアミン(7.70ml)を加
え、反応液を濾過した後、濾液を塩化メチレンで希釈
し、水洗し乾燥した後溶媒を留去した。続いて、得られ
た残渣をジイソフロピルエーテルで洗浄することによ
り、化合物3(7.50g)を得た。
【0031】m.p.161.5−162℃(無色針状
晶、n−ヘキサンと塩化メチレンの混合溶媒から再結
晶) [α]D 24−50.7°(cl.21,CHCl3 1 H−NMR(CDCl3 )δ:7.38−7.28
(5H,m),5.37(1H,br.d,J=8.5
Hz),5.20(1H,dd,J=10.5,9.3
Hz),5.10(1H,dd,J=9.8,9.3H
z),4.90,4.60(both 1H,d,J=
12.0Hz),4.63(1H,d,J=8.3H
z),4.28(1H,dd,J=12.3,4.6H
z),4.17(1H,dd,J=12.3,2.4H
z),3.98(1H,ddd,J=10.5,8.
5,8.3Hz),3.67(1H,ddd,J=9.
8,4.6,2.4Hz),2.11,2.02,1.
91(each 3H,s)。
【0032】実施例4 化合物3(7.50g)が溶解したメタノール溶液(8
5ml)に、28%ナトリウムメトキシド−メタノール
溶液(1ml)を加え、室温で10分攪拌した。反応液
は、陽イオン交換樹脂(Dowex 50W−X8H+
form)を加えて中和した後、不溶物を濾去し、濾液
を減圧下濃縮した(5.38g)。
【0033】続いて、得られた残渣のうち437mgを
N,N′−ジメチルホルムアミド(5.0ml)に溶解
し、ベンズアルデヒドジメチルアセタール(0.6m
l)とd−カンファースルホン酸(16mg)を加え5
5℃で3時間減圧下(45mmHg)で攪拌した。反応
液を減圧下で濃縮した後、残渣をn−ヘキサンと塩化メ
チレンの混合溶媒で再結晶して化合物4(360mg)
を得、次いで母液をシリカゲル(15g)を用いるカラ
ムクロマトグラフィー(塩化メチレン−メタノール 3
0:1)により精製して、更に56mg得た。
【0034】m.p.237−238℃(無色針状晶、
n−ヘキサンと塩化メチレンの混合溶媒から再結晶) [α]D 24−74.8°(c0.53,CHCl3 :M
eOH:H2 O=10:10:3) IR(KBr):3288,1657cm-1 1 H−NMR(CDCl3 )δ:7.64−7.68
(2H,m),7.52−7.58(2H,m),7.
28−7.40(6H,m),5.78(1H,s),
5.18(1H,d,J=8.3Hz),5.11,
4.83(each1H,d,J=12.5Hz),
4.63(1H,dd,J=8.3,9.8Hz),
4.56(1H,dd,J=9.8,9.0Hz),
4.49(1H,dd,J=10.0,4.9Hz),
3.98(1H,dd,J=9.3,9.0Hz),
3.95(1H,dd,J=10.0,9.3Hz),
3.72(1H,ddd,J=9.3,9.3,4.9
Hz),2.11(3H,s)。
【0035】実施例5 モレキュラーシーブズ3A(10g)を含む塩化メチレ
ン(112ml)とアセトニトリル(48ml)の混合
溶媒に化合物1(2.91g)と化合物4(1.00
g)を加え、室温で3時間撹拌した後、−40℃でN−
ヨードスクシンイミド(2.81g)とトリフルオロメ
タンスルホン酸(110μl)を加え、同温度で63時
間撹拌した。反応液を濾過した後、濾液をチオ硫酸ナト
リウム水溶液と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にて洗浄
し、次いで乾燥して溶媒を留去した。残渣をシリカゲル
(150g)を用いるカラムクロマトグラフィー(トル
エン−酢酸エチル−メタノール 210:40:1)に
より精製して、化合物5(916mg)を得た。
【0036】m.p. 171−172℃(無色針状
晶、n−ヘキサンと塩化メチレンの混合溶媒より再結
晶) Anal.Calcd for C4953NO10・0.
5H2 O:C,71.34;H,6.60;N,1.7
0.Found:C,71.50;H,6.44;N,
1.71. [α]D 26−98.8°(c=1.09,CHCl3 ) IR(CHCl3 ):1678cm-1 1 H−NMR(CDCl3 )δ:7.42−7.46
(2H,m),7.35−7.23(23H,m),
5.50(1H,br.d,J=6.1Hz),5.5
0(1H,s),5.01(1H,d,J=3.4H
z),4.89,4.85,4.61,4.56(ea
ch 1H,d,J=11.5Hz)4.84,4.5
3(each 1H,d,J=12.2Hz),4.3
4(1H,dd,J=10.3,4.9Hz),4.2
1(1H,dd,J=9.5,9.3Hz),4.04
(1H,q,J=6.3Hz),4.03(1H,d
d,J=10.2,3.4Hz),3.91(1H,d
d,J=10.2,2.4Hz),3.76(1H,d
d,J=10.3,10.3Hz),3.59(1H,
dd,J=9.3,9.3),3.57(1H,br.
s),3.52−3.45(2H,m),1.57(3
H,s),0.82(3H,d,J=6.3Hz).13 C−NMR(CDCl3 )δc:170.6,13
8.8,138.8,138.7(x2),137.4
(x2),129.1,128.8,128.6,12
8.4,128.3,128.0,127.7,12
7.5,126.3,101.7,100.3,98.
4,81.0,79.9,77.7,77.2,75.
1,75.1,74.2,72.8,71.3,69.
0,67.1,66.4,58.1,23.3,16.
5。
【0037】実施例6 モレキュラーシーブズ3A(4g)を含むテトラヒドロ
フラン溶液(11ml)に化合物5(750mg)を溶
解し、室温で3時間撹拌した後、水素化シアノホウ素ナ
トリウム(1.15g)をゆっくり加えた。水素化シア
ノホウ素ナトリウムが完全に溶け終わったのち、塩化水
素−エーテル溶液をガスの発生がおさまるまで滴加し、
5分間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を塩化メチレン
で希釈した後、1%塩酸および飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液により洗浄し、次いで乾燥した後溶媒を留去し
た。残渣をシリカゲル(45g)を用いるカラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル−メタノール
100:50:1)により精製し、化合物6(457
mg)を得た。
【0038】m.p. 184.5−186℃(無色針
状晶、n−ヘキサンと塩化メチレンの混合溶媒より再結
晶) Anal.Calcd for C4955NO10:C,
71.95;H,6.78;N,1.71.Foun
d:C,72.03;H,6.71;N,1.81. [α]D 26−56.1°(c1.01,CHCl3 ) IR(CHCl3 ):3458,1678cm-1 1 H−NMR(CDCl3 )δ:7.40−7.25
(25H,m),5.42(1H,br.d,J=7.
1Hz),4.95,4.81(each 1H,d,
J=11.5Hz)4.89,4.74,4.63,
4.62,4.59(each 1H,d,J=12.
0Hz),4.64,4.61(each1H,d,J=1
2.2Hz),4.96(1H,d,J=3.7H
z),4.83(1H,d,J=8.1Hz),4.1
4(1H,br.s,D2 Oで消失),4.10(1
H,q,J=6.3Hz),4.07(1H,dd,J
=10.2,3.7Hz),3.93(1H,dd,J
=10.2,2.0Hz),3.85(1H,br.
d,J=10.7Hz),3.79(1H,dd,J=
9.2,8.3Hz),3.73(1H,dd,J=1
0.7,4.6Hz),3.68(1H,br.s),
3.53−3.44(3H,m),1.57(3H,
s),1.15(3H,J=6.3Hz)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 明 岐阜県岐阜市柳戸1−1 岐阜大学 農 学部内 (56)参考文献 CAN.J.CHEM.,〜66! (1988),P.3083−3098

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で表されるフコシル‐グ
    ルコサミン誘導体。 【化1】 (上記式中、Z〜Zは、それぞれ独立して水酸基の
    保護基を表し、Yはアシル基を表す)
  2. 【請求項2】保護基がエステル系保護基、エーテル系保
    護基、シリル系保護基またはジオールに用いる二価の保
    護基である、請求項1記載のフコシル‐グルコサミン誘
    導体。
  3. 【請求項3】保護基がベンジル基であり、Yがアセチル
    基である、請求項1記載のフコシル‐グルコサミン誘導
    体。
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IT1392456B1 (it) * 2008-12-18 2012-03-09 Inalco Spa Processo per la sintesi di di- o oligosaccaridi l-fucosilati e loro nuovi intermedi 2,3,4-tribenzil-fucosil-derivati.

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