JP2625395B2 - Icハンドラ及びicプロービング方法 - Google Patents

Icハンドラ及びicプロービング方法

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JP2625395B2 JP514995A JP514995A JP2625395B2 JP 2625395 B2 JP2625395 B2 JP 2625395B2 JP 514995 A JP514995 A JP 514995A JP 514995 A JP514995 A JP 514995A JP 2625395 B2 JP2625395 B2 JP 2625395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モールドされた完成
品としてのIC製品を検査装置に搬送して電気的特性な
どを測定検査するのに利用されるICハンドラ及びIC
プロービング法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にIC製品メーカーでは、半導体ウ
エハから分割したICチップをモールド(パッケージン
グ)して、外形を形付けてIC製品を完成する。このI
C製品は多数個ずつストッカに整列状態に収納する。な
お、このストッカは、マガジンとか、ステックとか、ト
レイなどとも呼ばれるもので、これらの代表名称であ
る。
【0003】ここで、図3によりIC製品の検査方法を
簡単に説明すると、まず完成されたIC製品10は矢印
で示す如くストッカ15内に整列収納しておき、そして
検査の際には、該ストッカ15からIC製品10を取り
出して検査装置であるICハンドラ40の供給部から測
定部に搬入し、そのIC製品10の電気的特性を測定検
査する。この検査済みIC製品10は、測定部から搬出
して良否を選別すると共に、種類(カテゴリー)別に再
度ストッカ15に収納する。こうした工程のIC供給装
置としては例えばば実開昭60−45435号公報に示
されているようなものがある。
【0004】なお、その検査済みの良品のIC製品10
はストッカ15ごと人為的手段16により次の捺印装置
50の供給部に運び、そこでストッカ15からIC製品
10を取り出し、該捺印装置50に搬入して背面部に必
要な印刷又は捺印(例えば、IC製品パッケージの型番
や会社マーク等)を付す。
【0005】その捺印後のIC製品10は、捺印装置5
0から搬出して再度ストッカ15に収納し、人為的手段
16により次のバーンイン装置60の供給部に運び、そ
こでストッカ15からIC製品10を取り出して、該バ
ーンイン装置60の高温室内に搬入し、そこでIC製品
10を高温度に保持して高温時の電気的特性を測定検査
する。
【0006】そのバーンイン装置60から搬出したIC
製品10は、その検査結果に基づき再度良否判別して、
良品のみをストッカ15に収納し、それを人為的手段1
6により最終の出荷検査装置70の供給部に運び、そこ
でストッカ15からIC製品10を取り出して測定部に
搬入し、該IC製品10の最終の出荷検査を行って搬出
する。
【0007】つまり、IC製品10はストッカ15に収
納して、人為的手段16により、ICハンドラ40や捺
印装置50やバーンイン装置60や出荷検査装置70の
各供給部に次々と運び、そこでIC製品10をストッカ
15から取り出して、当該装置内に搬入することで各種
の検査・捺印等の処理を行って搬出し、再度ストッカ1
5に収納すると言った作業を順次繰り返す。
【0008】そのICハンドラ40や捺印装置50やバ
ーンイン装置60や出荷検査装置70には、各々の供給
部から内部の測定部等にIC製品10を整列搬入したり
搬出するために、IC製品10の幅で該IC製品10を
整列案内するガイドレール付き搬送コンベアが設けら
れ、これでIC製品10を順次整列搬入出するようにし
ている。
【0009】ところで、IC製品10は、各種用途によ
って形状の異なる複数種のパッケージ製品が製造され
る。これら各種形状の異なるIC製品10を、上述した
ICハンドラ40や捺印装置50やバーンイン装置60
や出荷検査装置70に搬入出する場合、前述の一定幅を
持つガイドレール付き搬送コンベアでは、この幅に見合
った形状の一種類のIC製品しか旨く案内して搬入出す
ることができず、他の異なる形状のIC製品10の搬送
は、それぞれに見合った幅を持つガイドレール付き搬送
コンベアと交換して行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来のIC製
品プロービング法では、ICハンドラ40や捺印装置5
0やバーンイン装置60や出荷検査装置70いずれにお
いても、人為的手段16により運ばれるストッカ15か
らIC製品10を取り出し、それらIC製品10をガイ
ドレール付き搬送コンベアに乗せて当該装置内に搬入さ
せ、検査等の処理済のIC製品10を該コンベアにより
搬出して再度ストッカ15に収納することから、そのI
C製品10のストッカ15からの取り出しや再収納に手
間と時間がかかり、能率が悪い。
【0011】また特に、一種類の形状のIC製品だけを
ガイドレール付き搬送コンベアで各装置に搬入出して検
査処理するのであれば、それ程問題はないが、少量多品
種生産により形状の異なる複数種のIC製品10を検査
処理する場合は、その品種ごとに各々の形状に見合った
幅を持つガイドレール付き搬送コンベアと交換しなけれ
ばならず、その交換は非常に面倒で多くの時間を要し、
検査能率の大幅な低下を招くと共に、その交換は全て人
為的作業に頼るほかなく、検査作業の自動化を図る上で
も問題であった。
【0012】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするとことは、形状が各種異なったIC
製品でも、収納治具を介して同一のキャリアに整列収納
して搬送に供せることができ、搬送手段を交換するなど
の面倒なことをせずに、各種IC製品を簡便かつ確実に
搬送できるようになるICハンドラを提供することにあ
る。
【0013】また、本発明のもう一つの目的は、前記I
Cハンドラを用い、各種形状の異なるIC製品を整列さ
せて検査装置に確実に搬送して能率良く検査できるよう
になるIC製品プロービング法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のICハンドラ
は、前記目的を達成するために、形状の異なる複数種の
IC製品の個々の形状と対応して当該IC製品を一個ず
つ収納する製品収納部を有し、この製品収納部の周囲に
前記IC製品のリードピンが嵌合する多数の溝を有した
外形が一定な複数種の収納治具と、これら収納治具の外
形と対応した複数の治具収納部を配列して有し前記各種
のIC製品をそれぞれ当該収納治具を介し収納して搬送
に供されると共に、搬送方向の前後端に搬送手段と係合
する係合部を有する肉厚板状のキャリアと、前記係合部
と係合して前記キャリアを介して前記各種のIC製品を
IC製品供給部、測定部および選別部に搬送する搬送手
段とからなる。
【0015】なお、前記IC製品は、モールドされたフ
ラットパッケージ形ICであり、収納治具は製品収納部
に該フラットパッケージ形ICのリードピンが嵌合する
多数の溝を有していることが望ましい。
【0016】本発明のICプロービング法は、前記目的
を達成するために、複数個のIC製品を、これらIC製
品の個々の形状と対応した製品収納部を有する外形が一
定な複数の収納治具に一個ずつ収納する製品セット工程
と、これら収納治具を、この治具外形と対応した複数の
治具収納部を配列して有するキャリアの該治具収納部に
それぞれ収納する治具セット工程と、前記複数個のIC
製品を前記収納治具を介して整列状態に収納したキャリ
アを搬送手段により検査装置に搬送して該各IC製品の
検査を行う検査工程とからなる。
【0017】なお、前述のIC製品を収納治具に収納す
る製品セット工程と、収納治具をキャリアに収納する治
具セット工程とは、どちらを先に行っても良い。
【0018】
【作用】本発明のICハンドラを用いれば、形状が各種
異なったIC製品を、各々の形状と対応した製品収納部
を有する収納治具に個々に収納でき、しかもその各収納
治具の外形が一定で、いずれの収納治具もキャリアの複
数配列する治具収納部に収納できるので、各種形状の異
なるIC製品を収納治具を介して同一のキャリアに整列
収納させて、搬送に供せるようになる。
【0019】また、本発明のICプロービング法であれ
ば、前述のICハンドラを用いることで、各種形状の異
なるIC製品を各々収納治具を介して同一のキャリアに
整列収納させ、そのままキャリアごと搬送手段により検
査装置に搬送して能率良く検査できるようになると共
に、IC製品の形状に応じて搬送手段を交換する必要が
なくなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。まず、図1により本発明のICハンドラを先に説明
する。ここで、図中10はICチップをモールド(パッ
ケージング)して外形を形付けたフラットパッケージ形
のIC製品を示し、10aはそのIC製品10のパッケ
ージを、10bはそのパッケージ10aから外側に多数
本突設されたリードピンを示している。このIC製品1
0は、一個のみ図示したが、各種用途によって形状(形
・大きさ)の異なる複数種のものがそれぞれ多数製造さ
れて検査に送られる。
【0021】この形状の異なる複数種のIC製品10を
図2に示すICハンドラ40や捺印装置50やバーンイ
ン装置60や出荷検査装置70に順次搬送するためのI
C製品搬送用具して、第1図に示すような収納治具11
とキャリア12とが備えられている。
【0022】その収納治具11は、略方形枠状のアダプ
ターの如きもので、中央に前記IC製品10を一個ずつ
収納保持する角穴状の製品収納部11aが形成されてい
ると共に、その周囲上縁部に前記IC製品10の各リー
ドピン10bが嵌合する多数の溝11bが形成され、更
に外周一隅角部に面取りした方向規制部11cが形成さ
れている。
【0023】この収納治具11は、一個のみ図示した
が、前記形状の異なる複数種のIC製品10にそれぞれ
対応する複数種のものが多数個ずつ用意されている。そ
の複数種の収納治具11は種別ごとに製品収納部11a
の形状(形・大きさ)が前記各種のIC製品10の形状
と対応するように異にされて、該当する種類のIC製品
10を一個ずつぴったり収納保持できる構成である。ま
た、その収納治具11は前記種別ごとに溝11bの個数
及び形状も該当する種類のIC製品10のリードピン1
0bに合わせて異にされている。
【0024】しかも、前記複数種の収納治具11は、全
ての外形が一定(同一外形寸法)とされている。
【0025】前記キャリア12は、長手方向に一定幅を
持つ肉厚帯板状のもので、その中央に長手方向に等間隔
を存して複数の治具収納部12aが配列形成されてい
る。これら各治具収納部12aは、前記収納治具11の
外形と対応した全て同一形状の角穴状をなし、そこに該
収納治具11を一個ずつ収納保持できる構成である。
【0026】なお、このキャリア12の各治具収納部1
2aの内周一隅角部には肉盛りした方向規制部12bが
形成され、これと前記収納治具11の面取りした方向規
制部11cが接合することで、該収納治具11が治具収
納部12aに収納可能で、且つその収納治具11の方向
性(前後の向き)が常に一定に規制される。
【0027】また、このキャリア12の前後端寄り部に
は、図示しない搬送手段の爪等が係合する係合部として
搬送用(歩進用)穴12cが形成されている。
【0028】こうしたICハンドラの利用の仕方として
は、検査対象となる各IC製品10の種類形状を見て、
これに対応した形状の製品収納部11aを持つ収納治具
11をそれぞれ選択し、その各収納治具11の製品収納
部11aに該当する(形状的に見合った)種類のIC製
品10を一個ずつ収納保持させる。この際、IC製品1
0のリードピン10bは収納治具11の溝11bに嵌合
する。
【0029】こうしてIC製品10を収納した各収納治
具11は、各々の外形が全て一定であるので、そのまま
キャリア12の複数配列する治具収納部12aに一個ず
つ収納する。この際、各収納治具11は方向規制部11
cがキャリア12側の方向規制部12bと接合するよう
にして治具収納部12aに収納することで、それぞれの
方向性(前後の向き)を一定に規制できるようになる。
【0030】これで、IC製品10は形状が各種異なっ
ていても、いずれも収納治具11に一個ずつぴったり納
まるように収納保持でき、そのまま同一のキャリア12
の各治具収納部12aにそれぞれ前後向きを一定にして
収納して整列保持でき、この状態でIC検査装置等への
搬送に供せるようになる。
【0031】次に、前記IC製品10の検査等の処理工
程を図1により説明する。まず、IC製品の検査装置で
あるICハンドラ40として、IC製品供給部41と、
IC製品10の電気的特性を測定検査するテスタ(図示
せず)を備えた測定部42と、検査済みIC製品10の
良否の選別部43とが備えられていると共に、その一側
部に不良IC製品除去機構44が備えられている。次の
工程の捺印装置50として、IC製品供給部51と、印
刷部52とが備えられている。更に次の工程のIC製品
10の高温時の電気的特性を検査する検査装置であるバ
ーンイン装置60として、IC製品供給部61と、高温
室62と、その高温室62内の一部に測定部63とが備
えられている。更に最終工程の出荷検査装置70とし
て、IC製品供給部71と、測定部72とが備えられて
いる。
【0032】これらIC製品の検査処理工程の各装置4
0,50,60,70は直列的に配設され、それら各装
置相互が、前記キャリア12の幅で案内するガイドレー
ル付き搬送コンベア等の搬送手段80により連絡されて
いる。
【0033】こうした検査処理工程によりICプロービ
ング法を述べると、まず、前述の如くICハンドラとし
て収納治具11とキャリア12とを用意し、検査対象と
なる各種のIC製品10を一個ずつ対応する収納治具1
1に収納させ、その状態で各収納治具11をキャリア1
2の複数の治具収納部12aに収納することで、該各種
のIC製品10を同一キャリア12上に一定向きで整列
保持する。
【0034】なお、前述の説明では、IC製品10を収
納治具11に収納する製品セット工程を経た後に、その
収納治具11をキャリア12に収納する治具セット工程
を行うと述べたが、その逆に複数の収納治具11をキャ
リア12に収納する治具セット工程を先に行い、その後
に該収納治具11にそれぞれ一個ずつIC製品10を収
納する製品セット工程を行うようにしても良い。
【0035】こうしてIC製品10を収納治具11を介
し複数個ずつ整列保持した各キャリア12は、前記IC
検査処理工程の搬送手段80に搭載し左右ガイド幅に沿
って案内しながら搬送させる。この際、各キャリア12
の前後端寄りの搬送用(歩進用)穴12cに搬送手段8
0の爪等(図示せず)を係合させて搬送ズレを無くすよ
うにする。
【0036】そして、IC製品10はキャリア12ごと
搬送手段80により最初のICハンドラ40のIC製品
供給部41に搬入し、そこから測定部42に送って各I
C製品10の電気的特性をテスタにより測定検査する。
その検査済みIC製品10はキャリア12ごと選別部4
3に送り、そこで検査結果から各IC製品10の良否判
断をして、不良IC製品はその一側部の不良IC製品除
去機構(ロボット等)44により除去する。
【0037】こうした選別後に、良品のIC製品10を
キャリア12ごと前記共通の搬送手段80により次の工
程の捺印装置50のIC製品供給部51に搬送し、そこ
から印刷部52の真下に送って、キャリア12に収納保
持した状態のままの各IC製品10の背面部等に必要な
印刷又は捺印(例えば、IC製品パッケージの型番や会
社マーク等)を付す。
【0038】その捺印後、更にIC製品10をキャリア
12ごと前記共通の搬送手段80により次の工程の検査
装置であるバーンイン装置60のIC製品供給部61に
搬送し、そこから高温室62に送って一定時間放置し、
これにて各IC製品10を高温状態に温め、その高温状
態のまま測定部63で各IC製品10のリードピン10
bに測定用プローブ(図示せず)を接続して、各IC製
品10高温時の電気的特性を検査する。この検査結果か
ら、再度各IC製品10の良否判断をして、不良IC製
品は選別して図示省略したが前述同様の不良IC製品除
去機構により除去する。
【0039】その後に、良品のみのIC製品10をキャ
リ12ごと前記共通の搬送手段80により最終工程の出
荷検査装置70のIC製品供給部71に搬送し、そこか
ら測定部72に送って最終の出荷検査を行い、合格と認
めた良品IC製品10のみを例えばバキュームピンセッ
ト(図示せず)により取り出してストッカに収納する。
【0040】以上のようなIC製品検査方法であれば、
前述のIC製品搬送用具の収納治具11とキャリア12
を用いることで、各種形状の異なるIC製品10を各々
収納治具11を介して同一のキャリア12に整列収納さ
せ、そのままキャリア12ごと共通の搬送手段80によ
り各工程の検査装置に搬送して能率良く検査できるよう
になると共に、IC製品10の形状に応じて搬送手段8
0を交換する必要がなくなる。
【0041】なお、前記実施例ではIC製品検査工程と
して複数の検査装置を連設したが、本発明の検査方法で
は単独の工程、例えばICハンドラ40のみを使用し、
これにIC製品10を収納治具11を介しキャリア12
に整列収納して搬入出するようにしても良く、必ずしも
上記の連続的な工程を経る必要はない。
【0042】また、上記実施例ではフラットパッケージ
形のIC製品10の搬送・検査について説明したが、こ
れ以外の形のIC製品についても適応可である。
【0043】
【発明の効果】本発明のICハンドラは、前述の如く構
成したので、形状が各種異なったIC製品でも、収納治
具を介して同一のキャリアに整列収納して搬送に供せる
ことができ、搬送手段を交換するなどの面倒なことをせ
ずに、各種IC製品を簡便かつ確実に搬送できる効果が
得られる。さらに、IC製品を収納する製品収納部の周
囲にIC製品のリードピンが嵌合する多数の溝を有して
いるため、リードピンを整列した状態で搬送でき、測定
部での電気的特性が確実に行えるという効果がある。ま
た、キャリアが肉厚板状で、しかもキャリアの搬送方向
の前後端に搬送手段と係合する係合部を有しているた
め、キャリアを搬送コンベア等の搬送手段によって直接
搬送でき、搬入・搬出が簡単に行えるという効果があ
る。
【0044】また、本発明のICプロービング法は、前
述の如くなしたので、前記ICハンドラを用い、各種形
状の異なるIC製品を整列させて検査装置に確実に搬送
して能率良く検査できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICハンドラの一実施例を示す斜視
図。
【図2】本発明のICハンドラを用いたICプロービン
グ法の一実施例を示す検査工程のブロック図。
【図3】従来のIC製品の移送検査工程の説明図。
【符号の説明】
10…IC製品、 10a…パッケージ、1
0b…リードピン、 11…収納治具、11a…
製品収納部、 11b…溝、12…キャリア、
12a…治具収納部、11c,12b…方向
規制部 40…ICハンドラ、50…捺印装置、
60…バーンイン装置、70…出荷検査装置、
80…搬送手段。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状の異なる複数種のIC製品の個々の
    形状と対応して当該IC製品を一個ずつ収納する製品収
    納部を有し、この製品収納部の周囲に前記IC製品のリ
    ードピンが嵌合する多数の溝を有した外形が一定な複数
    種の収納治具と、これら収納治具の外形と対応した複数
    の治具収納部を配列して有し前記各種のIC製品をそれ
    ぞれ当該収納治具を介し収納して搬送に供されると共
    に、搬送方向の前後端に搬送手段と係合する係合部を有
    する肉厚板状のキャリアと、前記係合部と係合して前記
    キャリアを介して前記各種のIC製品をIC製品供給
    部、測定部および選別部に搬送する搬送手段とからなる
    ICハンドラ。
  2. 【請求項2】 複数個のIC製品を、これらIC製品の
    個々の形状と対応した製品収納部を有する外形が一定な
    複数の収納治具に一個ずつ収納する製品セット工程と、
    これら収納治具を、この治具外形と対応した複数の治具
    収納部を配列して有するキャリアの該治具収納部にそれ
    ぞれ収納する治具セット工程と、前記複数個のIC製品
    を前記収納治具を介して整列状態に収納したキャリアを
    搬送手段によりバーンイン装置に搬送してIC製品を高
    温度に保持して該IC製品の高温時の電気的特性の検査
    を行う検査工程とからなるICプロービング方法
  3. 【請求項3】 IC製品を収納治具に収納する製品セッ
    ト工程の後に、該収納治具をキャリアに収納する治具セ
    ット工程を行うことを特徴とする請求項第項記載のI
    Cプロービング方法
  4. 【請求項4】 IC製品を収納治具に収納する製品セッ
    ト工程の前に、該収納治具をキャリアに収納する治具セ
    ット工程を行うことを特徴とする請求項第項記載のI
    Cプロービング方法
  5. 【請求項5】 IC製品の検査を行う検査装置は、テス
    タを備えたICハンドラで、IC製品の電気的特性を検
    査することを特徴とする請求項第項記載のICプロー
    ビング方法
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