JP2624293B2 - 消火装置 - Google Patents

消火装置

Info

Publication number
JP2624293B2
JP2624293B2 JP63098678A JP9867888A JP2624293B2 JP 2624293 B2 JP2624293 B2 JP 2624293B2 JP 63098678 A JP63098678 A JP 63098678A JP 9867888 A JP9867888 A JP 9867888A JP 2624293 B2 JP2624293 B2 JP 2624293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
size
control unit
fire
fire extinguishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63098678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01268570A (ja
Inventor
信夫 杉野
嘉久 糯田
昇 倉田
佳興 鈴木
泰彦 田尻
建雄 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyata Industry Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Miyata Industry Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyata Industry Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Miyata Industry Co Ltd
Priority to JP63098678A priority Critical patent/JP2624293B2/ja
Publication of JPH01268570A publication Critical patent/JPH01268570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2624293B2 publication Critical patent/JP2624293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、防災分野で利用する消火装置に関するもの
である。
従来の技術 従来の技術においては、監視カメラで撮らえた複数の
炎に対し(例えば、第2図aに示すような複数の炎)、
左方向から右方向に順次(Z1〜Z2〜Z3)消火するか、も
しくは、全部の炎をカバーする範囲を消火するようにし
ている。
発明が解決しようとする課題 従って、従来の消火方式においては、複数の炎で、大
きな炎と小さな炎が存在している場合に、本来ならば大
きな炎から順次消火すべきところが、一定方向/一定順
序でしか消火できない。したがって、効果的な消火活動
ができないものであった。また、全部の炎をカバーする
消火方式では、特に、炎間隔が広い場合など消火剤の浪
費は勿論消火時間をも浪費するものであった。
そこで本発明は、複数の炎が存在する火災現場で、炎
の大小を判別し、炎の大きい順に消火に、消火時間の短
縮と延焼の防止とを有効に消火剤を活用することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、火災を監視す
る監視カメラと、この監視カメラを制御部よりの上下左
右信号で制御するカメラ制御部と、消火ノズルと、この
消火ノズルを前記制御部よりの上下左右信号で制御する
消火ノズル制御部と、前記監視カメラで撮らえた複数の
炎映像より各炎サイズを検出し、各炎サイズを順次制御
部に送出する炎サイズ検出部とを備え、前記制御部は、
各炎サイズを順次蓄積するサイズメモリと、このサイズ
メモリの各蓄積データをサイズの大きい順に組替えるサ
イズ組替え部とで構成したものである。
作用 本発明は、監視カメラで撮らえた複数の炎のサイズを
検出し制御部内のサイズメモリに蓄積する。蓄積された
サイズをサイズ組替え部で判定しサイズの大きい順に消
火指示を消火ノズルに与えるので適切な消火が行えるも
のである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図の
図面を用いて説明する。
第1図において、1は監視カメラで、カメラ制制部2
からの上下左右信号gで移動し、移動先の炎映像aを炎
サイズ検出部3に供給する。カメラ制御部2は、制御部
4からの制御信号eを受信し、監視カメラ1のパワーオ
ンや上下左右移動を制御する。炎サイズ検出部3は、制
御部4からの映像取込みタイミング信号cの指示で監視
カメラ1からの炎映像aを取込み、取込み後、複数の炎
のサイズ(X方向/Y方向)を順次検出しエリア信号bを
制御部4に送出する。制御部4は、マイクロコンピュー
タ(図示せず)で各部を制御する。5はサイズメモリ
で、炎サイズ検出部3で検出された複数の炎サイズ信号
bを順次蓄積する。6はサイズ組替え部で、サイズメモ
リ5に蓄積された各炎のサイズを比較し、サイズの大き
い順に並び替える。前記制御部4は、サイズ組替え部6
で組替えられた順序に従って各炎が監視カメラ1および
消火ノズル8の中心になるように制御信号e,fをそれぞ
れカメラ制御部2と消火ノズル制御部7に送出する。消
火ノズル制御部7は、制御部4からの制御信号fを受信
し、消火ノズル8を上下左右信号hで移動制御する回路
である。
次に具体的動作を説明する。
まず、火災感知器(図示せず)が火災を感知した結
果、監視カメラが撮らえた炎が一カ所の場合を説明す
る。
制御部4はカメラ制御部2に対し制御信号eに監視カ
メラ1のパワーオン信号を乗せて供給する。制御信号e
の供給を受けたカメラ制御部2は監視カメラ1のパワー
オンを指示する。監視カメラ1は炎映像aを炎サイズ検
出部3に送出する。炎サイズ検出部3は制御部4からの
映像取込みタイミング信号cの指示で炎映像aを順次取
込む。(例えば、第2図aの炎Z2の状態)炎サイズ検出
部3は炎映像aを順次取込みながら第2図aに示すX方
向/Y方向に順次スキャンし炎の存在する範囲を検出す
る。(検出結果は例えば、第2図bZ22−X2/Y2の状態)
検出した炎範囲を炎サイズ信号bとし制御部4に送出す
る。炎サイズ信号bの供給を受けた制御部4のマイクロ
コンピュータ(図示せず)はサイズメモリ5に炎サイズ
信号bを書込み、その後の処理を実行するが、この場
合、炎が1か所しか存在しないために炎サイズ信号dを
サイズ組替え部6に送出せずセンタリング処理を実行す
る。
まず、炎サイズ検出部3で検出した炎サイズ信号bよ
り、第2図bZ22−Y2の底部とX2の中心を炎の中心として
求める。(第2図bZ22エリア中の・印位置)次に、監視
カメラ1と消火ノズル8が炎の中心に向くように移動制
御する。図中Y方向の底辺が所定の位置にあることから
監視カメラ1と消火ノズル8のY方向の移動制御は実行
しない。X方向は第2図bZ22エリア中の・印位置が第2
図cの+位置になるよう制御信号e,制御信号fをそれぞ
れカメラ制御部2,消火ノズル制御部7に送出し、監視カ
メラ1と消火ノズル8を移動制御する。移動が完了する
と消火信号を制御信号fに乗せて送出することで消火剤
(図示せず)を噴射する。
次に、本発明の特徴である炎が複数存在している場合
について説明する。
火災感知器(図示せず)の動作から炎サイズ検出部3
に炎映像aを送出するまでの動作は前述(1カ所の炎)
同様である。複数の炎が第2図aのごとく3カ所(複
数)で発生した場合を説明する。炎サイズ検出部3は炎
映像aを順次取込みながら第2図aに示すX方向/Y方向
に順次スキャンし、炎の存在する範囲を検出する。(検
出結果は例えば、第2図bのごとくZ1=Z11:(X1/Y1),
Z2=Z22:(X2/Y2),Z3=Z33(X3/Y3)の状態で示す)検
出したそれぞれの範囲の炎サイズ信号bを任意順位で制
御部4に送出する。炎サイズ信号bの供給を受けた制御
部4のマイクロコンピュータ(図示せず)はサイズメモ
リ5に順次書込む。(書込み状態の例を第3図a−Z11,
Z22,Z33に示す)次に、サイズメモリ4に蓄積された各
炎サイズをサイズ組替え部6がマイクロコンピュータ
(図示せず)の指示で順次読取り炎サイズの大きい順に
並び替える。(その結果例を第3図bに示す)組替え順
序は第3図b−Z22/Z33/Z11でこの順序で消火順序を決
定したことになる。次に、監視カメラ1と消火ノズル8
が炎の中心に向くようセンタリング処理による移動制御
を実行する。その具体動作は、まず、サイズ組替え部6
で決定された一番大きい炎Z22−X2/Y2においてY2の底辺
とX2の中心を炎の中心として求める。(第2図bZ22エリ
ア中の・印位置に相当)次に、監視カメラ1と消火ノズ
ル8の移動制御を実行する。第2図bZ22のY方向の底辺
が所定の位置にあることから監視カメラ1と消火ノズル
8のY方向の移動制御は実行しない。X方向は第2図bZ
22エリア中の・印位置が第2図cの+位置にくるよう制
御信号e,制御信号f(具体的には左移動信号)をそれぞ
れカメラ制御部2,消火ノズル制御部7に送出し、監視カ
メラ1と消火ノズル8とを移動制御する。移動が完了す
ると消火信号を制御信号fに乗せて送出することで消火
剤(図示せず)を噴射し消火する。炎Z22が鎮火すると
次の炎(第2図aZ1)の消火に移る。次にサイズ組替え
部6で決定された二番目に大きい第2図b−Z11−X1/Y1
においてY1の底辺とX1の中心を炎の中心として求める。
(第2図bZ11エリア中の・印位置に相当)次に、監視カ
メラ1の消火ノズル8の移動制御を実行する。第2図bZ
11エリア中の・印位置が第2図dの+位置にくるよう制
御信号e,制御信号f(具体的には、左移動信号+上移動
信号)をそれぞれカメラ制御部2,消火ノズル制御部7に
送出し、監視カメラ1と消火ノズル8とを移動制御す
る。移動が完了すると消火信号を制御信号fに乗せて送
出することで消火剤(図示せず)を噴射し消火する。炎
Z1が鎮火すると次の炎(第2図aZ3)の消火に移る。
サイズ組替え部6で決定された三番目の炎Z33−X3/Y3
のセンタリング処理および消火動作は上記のZ11−X1/Y1
と同様動作である。ただし、制御信号e,制御信号fが右
移動信号+上移動信号と異なる。
また、第2図では炎がY方向>X方向で動作説明した
が、Y方向<X方向でも同様であることは明らかであ
る。さらに、監視カメラ1が撮らえた位置以外(視野を
外れた位置)にも火災が発生している場合においてもカ
メラの制御部2,消火ノズル制御部7に移動制御信号を送
出し、複数位置の炎映像の炎サイズを検出し、組替え可
能なことも明らかである。また、説明を省略したが、制
御部4からの映像取込みタイミング信号cを適宜炎サイ
ズ検出部3に送出し時間とともに成長する炎を常に監視
し、炎の成長に合せたサイズ組替えをも容易に実現でき
ることも明らかである。
以上の説明より明らかなように監視カメラ1で撮らえ
た複数の炎の消火順序を組替えることで大きい炎から小
さい炎へと順次消火させることができる。
発明の効果 本発明によると、監視カメラで撮らえた複数の炎サイ
ズを検出/組替えすることで大きな炎から小さな炎へと
順次消火させることで適切な初期消火が行える。また、
各炎に対し集中的消火が可能なことから消火剤を有効使
用することができる。さらに、時間とともに成長する炎
が監視でき、炎が成長する以前に消火できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による消火装置を示すブロッ
ク図、第2図は同炎検出/移動状態を示す説明図、第3
図は同炎サイズの組替え状態を示す説明図である。 1……監視カメラ、2……カメラ制御部、3……炎サイ
ズ検出部、4……制御部、5……サイズメモリ、6……
サイズ組替え部、7……消火ノズル制御部、8……消火
ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉田 昇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 佳興 神奈川県茅ケ崎市下町屋1丁目1番1号 宮田工業株式会社内 (72)発明者 田尻 泰彦 神奈川県茅ケ崎市下町屋1丁目1番1号 宮田工業株式会社内 (72)発明者 古川 建雄 神奈川県茅ケ崎市下町屋1丁目1番1号 宮田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−220667(JP,A) 実開 昭61−80060(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災を監視する監視カメラと、この監視カ
    メラを制御部よりの上下左右信号で制御するカメラ制御
    部と、消火ノズルと、この消火ノズルを前記制御部より
    の上下左右信号で制御する消火ノズル制御部と、前記監
    視カメラで撮らえた複数の炎映像より各炎サイズをX方
    向およびY方向のエリアサイズとして検出し、各炎サイ
    ズを順次制御部に送出する炎サイズ検出部とを備え、前
    記制御部は、各炎サイズを順次蓄積するサイズメモリ
    と、このサイズメモリの各蓄積データをサイズの大きい
    順に組替えるサイズ組替え部とで構成した消火装置。
JP63098678A 1988-04-21 1988-04-21 消火装置 Expired - Fee Related JP2624293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63098678A JP2624293B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 消火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63098678A JP2624293B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 消火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01268570A JPH01268570A (ja) 1989-10-26
JP2624293B2 true JP2624293B2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=14226172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63098678A Expired - Fee Related JP2624293B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 消火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2624293B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789511B2 (ja) 2004-06-04 2011-10-12 キヤノン株式会社 状況モニタリング装置及び状況モニタリングシステム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346776Y2 (ja) * 1984-10-31 1991-10-03
JPS61220667A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 ホーチキ株式会社 自動消火装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01268570A (ja) 1989-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6357066A (ja) 放水ノズルのターゲット識別装置
JPH11161880A (ja) 監視システム用装置
JPH09271017A (ja) 監視カメラシステム
JP2007241631A (ja) ビル監視システム
JP2624293B2 (ja) 消火装置
JPH0346776Y2 (ja)
JP2006178515A (ja) 検知エリア表示機能付き侵入検知装置
JPH01268575A (ja) 消火装置
JP2624294B2 (ja) 消火装置
JPH09288786A (ja) ゴミピット監視制御装置
JPH03121081A (ja) 消火装置
JPH10134272A (ja) 大空間防災等のモニタリングシステム及び赤外線カメラ
JP3123904B2 (ja) 火災覚知センサ
JPH02138699A (ja) 監視装置
JPH01268576A (ja) 消火装置
JP3091565B2 (ja) 自動火災検出消火装置
JPH11206906A (ja) 消火設備の放水予定範囲表示装置
JP2966551B2 (ja) 煙監視システム
JPH0441033B2 (ja)
JP2601117B2 (ja) 画像監視システム
JPH04286097A (ja) 火災報知装置
JPH02138700A (ja) 監視装置
JPH08266680A (ja) 自動消火装置
JPH03159000A (ja) ビル内環境管理システム
JP3069270B2 (ja) 火災検出消火システム

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees