JP2623282B2 - 成形用材料 - Google Patents

成形用材料

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、成形用材料に関し、詳しくは補強材である
繊維を高濃度に含有しているにも拘らず成形時の分散性
が良好であって、更に繊維の折損が少なく機械強度、特
に衝撃強度が大幅に向上した成形品を提供し得る射出成
形に用いて便利な成形用材料に関する。
[従来の技術] 従来、繊維強化熱可塑性樹脂組成物としては、熱可塑
性樹脂に例えば3mm長程度のガラス繊維をドライブレン
ドし、押出機で混練してペレット化されたものがほとん
どである。
しかし、このようなドライブレンド物を押出機で混練
するとガラス繊維がブリッジング、マッティング化する
傾向にあり、繊維の分散が不十分となり、又繊維の折損
が起こり約0.3mm長に中央部をもつ正規分布した長さで
不規則に配列する等補強効果が減じる問題が生ずる。
さらに上記分散の問題からガラス繊維の充填率は30重
量%が通常上限であり、これ以上の高充填率の成形用材
料を得ようとすると混練時の繊維の分散が困難となり、
充填効果が得られなかった。
一方、前記問題点を解決する為、ガラス繊維等を熱可
塑性樹脂で被覆する方法が提案されている。例えば、特
公昭49−41105号には、ガラス繊維等の連続体をダイス
穿孔内に通し、一方押出機で溶融した熱可塑性樹脂を上
記ダイス穿孔内に導き前記繊維束を被覆し、冷却後一定
長に切断して円筒状の射出成形材料を得ようとするもの
である。
しかしこの方法では、補強繊維が成形材料の中心に集
合する傾向にあり、繊維束の内層に存在する単繊維(フ
ィラメント)表面は樹脂で被覆されておらず、従って射
出成形時の繊維の分散が悪く、繊維が折損し射出成形前
の繊維長を保持できない為、その補強効果は未だ満足の
行くものではない。
さらに上記方法によれば、ダイス穿孔内でガラス繊維
が溶融樹脂に接触する際、ガラス繊維表面に大きな剪断
力がかかり、この剪断力はダイス穿孔内での繊維の占有
率の上昇と共に増加し、ついには繊維がダイス穿孔内を
通過する際、切断することとなる。このような理由か
ら、通常成形材料中の繊維充填率の上限は50重量%とい
われ、これ以上の繊維充填率を有する成形材料が得られ
ないという問題がある。
また、上記繊維の分散性の問題から、補強繊維の充填
率には限界があり、50重量%を越えると実際上射出成形
が困難となる等、未だ満足の行く射出成形材料は得られ
ていない。
[発明が解決しようとする課題] そこで本発明は、補強材である繊維を高濃度に含有し
ているにも拘らず射出成形時の分散性が良好であり、繊
維の折損が少なく、機械強度、特に衝撃強度が大幅に向
上した成形品を提供し得る成形用材料を提供することを
課題とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重
ねた結果、本発明に至ったものであり、本発明に係る成
形用材料は、単繊維(フィラメント)から成る繊維状補
強材と、該繊維状補強材の構成単位である単繊維(フィ
ラメント)の周囲を被覆し該単繊維(フィラメント)間
に含浸する熱可塑性樹脂とより成る成形用材料におい
て、該成形用材料の長さが1〜10mmであり、該成形用材
料中の該繊維状補強材の充填率が50重量%以上90重量%
以下であり、且つ前記繊維状補強材の実質的に全部が当
該成形用材料の全長にわたって軸方向に略々平行に連続
して配置しており、さらに当該繊維補強材の構成単位で
ある単繊維(フィラメント)の90%以上の表面が前記熱
可塑性樹脂によって被覆され、単繊維(フィラメント)
は各々よく熱可塑性樹脂中に分散している構成であるこ
とを特徴とする。
[発明の構成] 以下、本発明について詳述する。
先ず、この成形用材料の代表的構造を第1図及び第2
図に基き説明する。
第1図及び第2図は本発明の成形用材料の構造を示す
部分拡大斜視図であり、第1図は角形状(方形状)を有
するものを示し、第2図は円柱形状を有するものを示
す。
図において、Aは成形用材料、Bは熱可塑性樹脂、C
は単繊維である。本発明に係る成形用材料は、第1図に
示すように方形状を有するか、第2図に示すように円柱
形状を有しており、Lは成形用材料の長さ、即ち繊維長
であり、1.0〜10mmの範囲にある。1.0mm未満では繊維長
が短く十分な補強効果が期待できず、逆に10mmを超える
とホッパー内でのブリッジ化等の問題から成形が困難と
なるので好ましくない。
一方、W、H、Dは各々幅、高さ、直径であり、特に
指定はないが、スクリューへの食い込み等の面から、W
=1〜10mm、H=0.1〜5mm、D=0.5〜5mmφが好まし
い。
本発明に用いる繊維状補強材の種類としては、E−ガ
ラス、S−ガラス等のガラス繊維、ポリアクリルニトリ
ル系、ピッチ系、レーヨン系等の炭素繊維、デュポン社
のケブラーに代表される芳香族ポリアミド繊維、日本カ
ーボン社のニカロン等の炭化ケイ素繊維、金属繊維等が
挙げられる。これらの繊維状補強材は、単独或いは組合
せて用いられる。
又、繊維径〔単繊維(フィラメント)の直径〕は繊維
の種類によっても異なるが、例えばガラス繊維の場合、
通常5〜25μmであるが、機械特性の面からは細い方が
好ましい。繊維状補強材を表面処理することは熱可塑性
樹脂との接着性の面から好ましく、例えばガラス繊維の
場合、シラン系、チタネート系カップリング剤で処理す
ることは特に好ましい。
本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、特に制限はな
く、用途に応じて選択すればよい。例えば、ポリプロピ
レン、スチレンアクリロニトリル共重合体、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体
(メチルメタクリレート・ブタジエン・スチレン、メチ
ルメタクリレート・アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン、アクリロニトリル・ブタジエン・α−メチルス
チレン・スチレン共重合体を含む)、ポリフェニレンエ
ーテル(変性PPOを含む)、ポリエチレン、ポリオキシ
メチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリメチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレ
ンスルフィド、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォ
ン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケト
ン、ポリイミド、ポリエーテルイミド等が挙げられる。
成形用材料中の繊維状補強材の充填率は、50重量%以
上90重量%以下である。50重量%未満では本発明の効果
である繊維の高充填化の特徴が発揮できないこと、又後
述するマスターバッチとして用いる場合、経済性の面か
らみても好ましくない。
一方、90重量%を超えると単繊維の表面を熱可塑性樹
脂で十分被覆することができず、従って射出成形時、繊
維の折損が生ずる為、その補強効果が低下する為好まし
くない。
前記繊維の構成単位である単繊維の90%以上の表面が
上記熱可塑性樹脂によって被覆され、単繊維は各々よく
樹脂中に分散しており、従って当該成形用材料の空隙率
が10%以下、即ち被覆率が90%以上と前記繊維は上記樹
脂でよく含浸されているものである。
本発明の成形用材料は、熱可塑性樹脂で単繊維表面を
被覆した連続繊維/熱可塑性樹脂複合体を一定長に切断
することにより得られる。
連続繊維に熱可塑性樹脂を含浸して繊維の構成単位で
ある単繊維(フィラメント)の表面を熱可塑性樹脂で被
覆する方法としては通常の方法は全て利用できる。
例えば、熱可塑性樹脂を溶融状態で繊維状補強材に含
浸させる溶融含浸法、粉末状の熱可塑性樹脂を空気中に
浮遊、または水などの液体中に懸濁させた状態で含浸さ
せる流動床法が挙げられる。
また溶融含浸法として、特開昭61−229534号、同61−
229535号、同61−229536号及び特願昭62−216253号に代
表的に示されているように、溶融樹脂を表面に有する加
熱ロールまたは加熱ベルトに繊維状補強材を接触させて
含浸させる方法なども挙げられる。
即ち、この方法では複数のボビンより引き出した一方
向長繊維、例えばトウを引揃えた繊維シートを張力調整
ロールにて引取方向に一定の張力をかける。一方、熱可
塑性樹脂は押出機で加熱溶融させ、ダイから所定の温度
に昇温した加熱ロール表面上の下ベルトに塗布する。次
いで前述の繊維シートまたは多方向連続繊維を上下一対
のベルトにはさまれた状態で1本または複数の加熱ロー
ル群の間を通過させて含浸させるものである。
このようにして得た十分に含浸した連続繊維/熱可塑
性樹脂複合体は、所望の幅に繊維と平行にスリット後、
所望の長さに繊維と直角方向に切断することにより方形
状の成形用材料を得ることができる。
次いで当該複合体を半円みぞを有する冷ニップロール
間を通過させる等して繊維状補強材に張力をかけた状態
で円柱状に賦形して当該樹脂の固化温度以下まで冷却す
ることにより達せられる。
このようにして得られた成形用材料は、そのまま或い
は所望の繊維充填率になる様、繊維未強化熱可塑性樹脂
とドライブレンドする所謂マイターバッチとして用いる
ことにより射出成形に供せられる。
[実施例] 以下、本発明を実施例及び比較例により具体的に説明
する。
実施例1 ポリプロピレンとガラス繊維から次のようにして成形
用材料を得た。用いた装置の概略を第3図に示す。
100本のボビン1から引き出されたガラス繊維(繊維
径13μm、収束本数1600本)のロービング2・100本を
整列器3で一方向に整列させた後、張力調整ロール4,5,
6を通過させて150mm幅の繊維シート7とした。
一方、押出機(図示せず)で210℃に加熱溶融したポ
リプロピレンをダイ8を経由して、下ベルト用ロール9
(ここでは3本)で220℃に加熱された下ベルト10の表
面に105μmの厚みで塗布した。次いで前記シートを、
下ベルトと、上ベルト用ロール11(ここでは3本)で22
0℃に加熱された上ベルト12にはさんだ状態で、220℃に
加熱された径240mmの含浸ロール13(ここでは3本)の
間を、150Kgの張力をかけながら50cm/分の速度で通過さ
せた。このようにして得られたガラス繊維/ポリプロピ
レン複合体14は100℃まで冷却後、引取用ロール15,16で
引き取った後、スリッター17で幅5mm間隔でスリットし
た後、切断機18で長さ3mmに切断して厚み0.25mm、ガラ
ス繊維充填率80重量%の成形用材料を得た。
得られた成形用材料の切断面の単繊維(フィラメン
ト)の分散状態を走査型電子顕微鏡で観察した結果、単
繊維は樹脂内によく分散されており、且つその90重量%
以上が当該樹脂でよく被覆されていることが確認され
た。
次いで当該成形用材料62.5重量部と繊維未強化ポリプ
ロピレン樹脂37.5重量部をドライブレンドした後、射出
成形機を用いてガラス繊維充填率50重量%の試験片を作
成した。試験片の断面を走査型電子顕微鏡で観察した
が、繊維の分散は良好であり、ブロッキング化等の現象
は見られなかった。
又、当該試験片を用いてアイゾット衝撃強度、繊維長
を測定した。結果を表1に示すが、繊維長分布の中央部
が約1.5mmと従来技術品と比較して射出成形時の繊維の
折損が少なく、アイゾット衝撃強度が約2倍となった。
比較例1 直径3mm、長さ300mmの穿孔を有するクロスヘッドダイ
内押出機で溶融したポリプロピレンを供給した。一方、
実施例1で用いたガラス繊維12本を上記穿孔内に通し、
220℃に加熱されたクロスヘッド内を通過させながら溶
融ポリプロピレンと接触させた後、引き取ってガラス繊
維充填率60重量%の成形用材料を得ようとしたが、繊維
がクロスヘッドの穿孔内で切断してしまい、順調に引き
取ることができなかった。そこでガラス繊維の本数を9
本に減らして上記操作を行って繊維を樹脂で被覆した
後、100℃以下に冷却して引き取った後、長さ3mmに切断
して直径3mm、ガラス繊維充填率48重量%の円柱形状を
有する成形用材料を得た。得られた成形用材料の切断面
を走査型電子顕微鏡で観察して単繊維の分散状態を調べ
たが、繊維のほとんどが成形用材料の中央部に束状に存
在しており、且つ樹脂で被覆されている単繊維は当該繊
維束の表層のみであり、内層の単繊維群は全く樹脂で被
覆されていなかった。
次いで得られた成形用材料をそのまま実施例1で用い
た射出成形機によってガラス繊維充填率48重量%の試験
片を作成した。試験片の断面を走査型電子顕微鏡で観察
したが、繊維の分散が不十分であり、ブロッキング化の
現象が観察された。
又、当該試験片を用いてアイゾット衝撃強度、繊維長
を測定した。結果を表1に示すが、繊維長分布の中央部
が約0.5mmと実施例1と比較して射出成形時の繊維折損
が激しく、その結果アイゾット衝撃強度も大きく低下し
た。
比較例2 実施例1の装置を用いて繊維充填率92%のガラス繊維
/ポリプロピレン複合体を得た後、幅5mm、長さ3mmの射
出成形用材料を得た。得られた成形用材料の切断面の単
繊維の分散状態を走査型電子顕微鏡で観察した結果、繊
維は部分的にブロッキング化し、且つ単繊維の多くが樹
脂で全く被覆されていなかった。
次いで当該成形用材料54重量部と繊維未強化ポリプロ
ピレン樹脂46重量部をドライブレンドした後、射出成形
してガラス繊維充填率50重量%の試験片を得た。試験片
の断面を走査型電子顕微鏡で観察したが、繊維がかなり
ブロッキング化しており、分散不良であった。
又、当該試験片を用いてアイゾット衝撃強度、繊維長
を測定した。結果を表1に示すが、繊維長分布の中央部
が約0.4mmと成形時の折損が激しく、アイゾット衝撃強
度も低下した。
実施例2〜4 表1に示す繊維、樹脂を用いて実施例1の装置を用い
て複合体を得た。
次いで幅5mmにスリットした後、表1に示す長さに切
断して成形用材料を得た。次いで表1に示す割合で繊維
未強化樹脂とドライブレンド後、射出成形して試験片を
得て繊維長、アイゾット衝撃強度を測定した。
結果を表1に示す。
[発明の効果] 本発明によれば、繊維の補強効果が十分発揮できると
共に高充填化が可能であり、且つ成形性が良好な成形用
材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の成形用材料の構造を示す部
分拡大斜視図、第3図は本発明に係る成形用材料を製造
する装置の一例を示す概略図である。 A:成形用材料 B:熱可塑性樹脂 C:単繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−229535(JP,A) 実開 昭62−5906(JP,U) 実開 昭60−62912(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単繊維(フィラメント)から成る繊維状補
    強材と、該繊維状補強材の構成単位である単繊維(フィ
    ラメント)の周囲を被覆し該単繊維(フィラメント)間
    に含浸する熱可塑性樹脂とより成る成形用材料におい
    て、該成形用材料の長さが1〜10mmであり、該成形用材
    料中の該繊維状補強材の充填率が50重量%以上90重量%
    以下であり、且つ前記繊維状補強材の実質的に全部が当
    該成形用材料の全長にわたって軸方向に略々平行に連続
    して配置しており、さらに当該繊維補強材の構成単位で
    ある単繊維(フィラメント)の90%以上の表面が前記熱
    可塑性樹脂によって被覆され、単繊維(フィラメント)
    は各々よく熱可塑性樹脂中に分散している構成であるこ
    とを特徴とする成形用材料。
  2. 【請求項2】射出成形用材料として用いることを特徴と
    する請求項1記載の成形用材料。
  3. 【請求項3】前記繊維状補強材が、ガラス繊維、炭素繊
    維、芳香族ポリアミド繊維、炭化ケイ素繊維、金属繊維
    から選ばれ、前記熱可塑性樹脂が、ポリプロピレン、ス
    チレンアクリロニトリル共重合体、ポリスチレン、アク
    リロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(メチル
    メタクリレート・ブタジエン・スチレン、メチルメタク
    リレート・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、
    アクリロニトリル・ブタジエン・α−メチルスチレン・
    スチレン共重合体を含む)、ポリフェニレンエーテル
    (変性PPOを含む)、ポリエチレン、ポリオキシメチレ
    ン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリメチルメタク
    リレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
    ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンスル
    フィド、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポ
    リエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトン、ポリ
    イミド、ポリエーテルイミドから選ばれることを特徴と
    する請求項1記載の成形用材料。
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