JP2621979B2 - 音声通信装置 - Google Patents

音声通信装置

Info

Publication number
JP2621979B2
JP2621979B2 JP12887089A JP12887089A JP2621979B2 JP 2621979 B2 JP2621979 B2 JP 2621979B2 JP 12887089 A JP12887089 A JP 12887089A JP 12887089 A JP12887089 A JP 12887089A JP 2621979 B2 JP2621979 B2 JP 2621979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
data
digital
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12887089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0284861A (ja
Inventor
玄一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to CA000603780A priority Critical patent/CA1335612C/en
Priority to US07/371,822 priority patent/US5151923A/en
Publication of JPH0284861A publication Critical patent/JPH0284861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2621979B2 publication Critical patent/JP2621979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、伝送速度が例えば16kbpsまたは9.6kbps
などの低ビットレートの符号化信号による音声ディジタ
ル通信システムを、ファクシミリ通信やパソコン通信に
も利用可能とした音声通信装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第10図は例えば、特公昭63-1238号公報に示された従
来の音声端末信号/非音声端末信号共に伝送可能なディ
ジタル低ビットレート伝送の音声通信装置を示すブロッ
ク図である。図において、1は音声周波数帯域(300-34
00Hz)のアナログの音声信号が入出力するインターフェ
ース回路である音声入出力I/F回路、2はこの音声入出
力I/F回路1からのアナログ音声信号をμ−1aw(μ=25
5)によるPCM(Pulse Code Modulation)符号化方式と
同等以上の伝送品質を有するディジタル信号に変換する
A/D変換器、3はA/D変換器2と同等の符号化方式によっ
てディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換
器、4は上記A/D変換器2からのディジタル信号を9.6kb
psあるいは16kbpsディジタルデータ信号に圧縮するデー
タ圧縮回路としての9.6kbps/16kbpsエンコーダ(以下、
単にエンコーダと称する)、5はエンコーダ4と同等の
データ変換方式によって9.6kbpsあるいは16kbpsのディ
ジタルデータ信号を16kbpsより冗長なディジタル信号に
伸長するデータ伸長回路としての9.6kbps/16kbpsデコー
ダ(以下、単にデコーダと称する)、6はディジタル通
信回線(CL)と本装置とのインターフェース回路である
通信回線I/F回路、14は音声端末信号と非音声端末信号
とで信号の経路を切替えるデータセレクタ、36は非音声
端末用復調器、37は変調器、38はフレーム構成回路、39
はフレーム分離回路、40は音声端末信号と非音声端末信
号とで信号の経路を切替えるアナログスイッチ、41はデ
ータセレクタ14とアナログスイッチ40との制御のための
非音声端末識別回路である。
次に動作について説明する。第10図において、音声端
末からの信号の場合は非音声端末識別回路41の検出出力
は“0"であり、データセレクタ14とアナログスイッチ40
は作動せず図示の接続状態にとどまっている。したがっ
て音声端末からの送信信号はA/D変換器2によってPCM符
号に符号化され、それは更にエンコーダ4によってディ
ジタル圧縮され、通信回線I/F回路6を通ってディジタ
ル通信回線に送出される。またディジタル通信回線から
の受信ディジタルデータ信号は、通信回線I/F回路6を
介して、デコーダ5によって伸長され、D/A変換器3で
元の音声に復元され受信出力信号として端末に供給され
る。
一方、非音声端末からの呼の場合は、一定周波数で一
定時間継続する識別信号を帯域通過波器と検波器とか
らなる非音声端末識別回路41によって検出し、検出出力
によって2個のデータセレクタ14と2個のアナログスイ
ッチ40を切替える。この結果、非音声端末からの送信信
号は復調器36によって元のディジタル符号に復調され、
フーム構成回路38において制御用ビット、フレームビッ
ト等が付加され、ディジタル通信回線との速度の整合を
とって送出される。一例として音声符号化速度およびデ
ィジタル伝送路速度を16kbps、非音声端末からのデータ
符号速度を9.6kbpsとした場合は、データ符号6ビット
に対して制御用ビットおよびフレーム同期ビットを合わ
せて4ビット付加し、10ビットを1フレームとして伝送
すれば速度の整合が可能である。またディジタル通信回
線からのディジタルデータ信号は、通信回線I/F回路6
を経てフレーム分離回路39に入り、データ符号および制
御用ビット分離され、変調器37に入り搬送波が変調され
てアナログ変調信号となり、受信出力信号として非音声
端末に送られる。なお、データセレクタ14とアナログス
イッチ40は非音声端末の送信中には動作を保持している
が、通信が終了して中継回線を開放したときには復旧す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の音声端末信号および非音声端末信号が共に伝送
可能な音声通信装置は以上のように構成されているの
で、音声端末からの信号であっても非音声端末識別回路
41によって検出される周波数成分を含んだ信号が一定時
間入力された場合、これを非音声端末からの信号である
と誤認して、信号の経路を復調器36と変調器37とを使用
する非音声端末信号処理用の経路へと切替えてしまうの
で、上記音声端末信号が正しく伝送されないという課題
があった。
また、非音声端末からの信号で例えば、音声通信装置
のエンコーダ4およびデコーダ5を介するとビット誤り
率が高くなるCCITT勧告V.29のモデム信号等のような信
号が入力された場合、このV.29のモデム信号はエンコー
ダ4を通る経路でディジタル通信回線に出力されると共
にアナログ信号のまま非音声端末識別回路41にも入力さ
れており、該識別回路41の検波周波数がV.29モデム信号
のキャリア周波数である場合には、一定時間の後、非音
声端末識別回路41はアナログスイッチとデータセレクタ
を作動させ、信号の経路を復調器36と変調器37とを使用
する非音声端末処理用の経路に切替えるためV.29モデム
信号は復調器36とフレーム構成回路38によって処理され
た後、ディジタル通信回線に出力されるようになる。一
方、これと対向する受信側の音声通信装置がディジタル
通信回線から受信する信号は、上記送信側音声通信装置
の動作から明らかなように、まず、V.29モデム信号をエ
ンコーダ4で処理した信号であり、これをデータAとす
る。さらに一定時間経過の後は上述した如く、復調器36
とフレーム構成回路38とによって処理した信号となる。
これをデータBとする。この結果、受信側の音声通信装
置が最初に受信するデータAはデコーダ5で伸長され、
D/A変換されたアナログ信号であり、この信号が非音声
端末識別回路41に入力される。しかしながら一定時間経
過の後に受信側の音声通信装置が受信するデータBはV.
29モデム信号をエンコードしてデコードした信号とな
り、ビット誤り率の高い歪んだ信号となる。また、非音
声端末識別回路41はV.29モデム信号のキャリア周波数が
検波できなかったり、検波に時間がかかったりする。ま
た一旦データAを検波しても一定時間検波を継続しない
と信号処理経路の切替えが行われないため、この一定時
間が経過する前に、データBの受信が開始されたりする
と、これをデコーダ5で処理することとなりその出力は
異常な符号出力となる。当然それをD/A変換したアナロ
グ信号も異常波形となり、これが入力された非音声端末
識別回路41はこの信号を非音声端末信号とは識別しない
ので信号処理経路の切替えは行われない。以上のような
ことから送信側と受信側とで装置内の信号処理経路が異
なる事態が生じ、非音声端末通信が不可能になることが
あるという課題がある。
さらに、ファクシミリ通信を行う場合、CCITT勧告で
は制御信号としてV.21モデム信号(300bps)かまたはV.
27terモデム信号(2400bps)の使用を推奨しているが、
エンコーダ/デコーダの音声符号化方式が低ビットレベ
ル化されていくに従ってモデム信号の伝送が益々困難に
なっていく傾向にある。実際、16kbpsの音声符号化方式
の中で、V.27terモデム信号(2400bps)が伝送できない
ものが存在するというのが実情である。音声符号化方式
の低ビットレート化が進めばV.21モデム信号(300bps)
の伝送でさえも困難になることが予測される。上述のV.
29モデム信号を例示して説明したのと同様の経緯によっ
て、ファクシミリ通信の際はメッセージ信号どころか制
御信号さえも伝送不可能になることがあるという課題が
ある。
一方、例示した従来の音声通信装置にあっては装置内
のデータセレクタとアナログスイッチの動作について、
『非音声端末の通信中には動作を保持しているが、通信
が終了して中継回線を開放したときには復旧する』と述
べられてあるだけで、どのようにして「通信中」である
ことを検知して、どのようにして「通信が終了」したこ
とを検知するのかを全く示しておらず、このことがはっ
きりしなければ、実際に音声端末信号/非音声端末信号
を同一の低伝送速度ディジタル通信回線で伝送すること
ができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、電話機としての通信だけでなく、ファクシミ
リ等による高速でデータ通信も確実に行うことが可能な
音声通信装置を得ることを目的とする。
この発明の別の目的は、送信されてきた信号が音声端
末信号か非音声端末信号かを判断し自動的に信号経路を
切替えて確実に処理することが可能な音声通信装置を提
供することにある。
この発明のさらに別の目的は、低ビットレートされた
音声符号化方式のもとで確実に信号の送受信を行うこと
が可能な音声通信装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る音声通信装置は、音声周波数帯域(30
0〜3400Hz)のアナログ信号入力を、A/D変換器を介して
ディジタル信号に変換し、該ディジタル信号を所定伝送
速度の信号にデータ圧縮回路によりさらに圧縮後、通信
回線I/F回路を介して、通信回線に出力すると共に、上
記通信回線から通信回線I/F回路を介して入力された上
記所定伝送速度のディジタル信号をデータ伸長回路によ
り伸長後、D/A変換器を介して音声周波数帯域のアナロ
グ信号に変換し、そのアナログ信号を出力する音声通信
装置であって、上記A/D変換器から上記データ圧縮回路
へ入力された上記ディジタル信号を分岐入力して、もと
のアナログ信号に変換する第2のD/A変換器と、分岐後
変換された上記アナログ信号を入力し、該アナログ信号
が非音声端末信号であることを検知して、該非音声端末
信号をディジタルデータ信号に変換するとともに、ディ
ジタルデータ信号をアナログの非音声端末信号に変換す
る検知回路と、上記通信回線I/F回路から上記データ伸
長回路へ入力された上記ディジタル信号を分岐入力して
一時的に蓄積するとともに、上記検知回路が変換したデ
ィジタルデータ信号を一時的に蓄積するデータ転送回路
と、該データ転送回路と上記データ圧縮回路とのいずれ
か一方の出力を選択する第1セレクタと、上記検知回路
と上記データ伸長回路とのいずれか一方の出力を選択す
る第2セレクタと、双方のセレクタを切替動作させる切
替制御回路と、上記データ転送回路から入力したディジ
タル信号がディジタルデータ信号であることを検出し
て、上記切替制御回路に上記第2セレクタの切替を指示
し、上記検知回路が検知した結果に応じて上記切替制御
回路に上記第1セレクタの切替を指示するとともに、上
記データ転送回路からのディジタル信号を非音声端末に
適合するディジタルデータ信号に変換し、上記検知回路
から出力されたディジタルデータ信号を上記通信回線に
適合するディジタル信号に変換する中央制御回路と、上
記検知回路から出力されたアナログの非音声端末信号を
ディジタル信号に変換して、上記第2のセレクタに出力
する第2のA/D変換器とを備えたものである。
〔作用〕
この発明における音声通信装置は、検知回路から出力
されるディジタルデータ信号を常時CPUによって監視し
ているので、音声通信装置に入力された送信信号として
のアナログ信号が、検知回路でディジタルデータ信号に
変換可能な非音声端末信号か、検知回路では変換不可能
な音声端末信号か、または検知回路でディジタルデータ
信号に変換可能で且つエンコーダ/デコーダによっても
通信可能な非音声端末信号かを確認し、信号処理の経路
をエンコーダ/デコーダを使用する経路から、検知回路
とCPUとを使用する経路に切替える必要があるかどうか
を判断した上で必要であればデータセレクタの切替えを
行い、さらにCPUは、通信回線I/F回路を介して、ディジ
タル通信回線からのディジタルデータ信号を、常時監視
しているので、受信したデータがエンコーダで処理され
たものか、検知回路とCPUとで処理されたものかを確認
し、上述内容と同様、信号処理経路の切替えが必要かど
うかを判断した上で必要であればデータセレクタの切替
えを行う。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図はこの発明の第1実施例による音声通信装置の
ブロック図であり、図中、1〜6は上記従来装置と全く
同一のものであるから、その説明は省略する。しかして
図中、7はD/A変換器3と同一機能のD/A変換器(第2の
D/A変換器)、8はA/D変換器2と同一機能のA/D変換器
(第2のA/D変換器)、9はこの音声通信装置に入力し
た信号が音声端末信号か、あるいはまたファクシミリ等
の非音声端末信号かの検知を行う9.6kbps検知回路(以
下、単に検知回路と称する)、10はシステムメモリとし
てのメモリ、11は図中の全回路を制御する中央制御回路
(以下、単にCPUと称する)、12は第1データセレクタ
(第1セレクタ)14、第2データセレクタ(第2セレク
タ)15を切換える切替制御回路、13は通信回線I/F回路
6とCPU11との間のデータ転送を行うデータ転送回路で
ある。
なお、上記第1データセレクタ14、第2データセレク
タ15は図示するような2つの切替接点A,Bをそれぞれ有
している。
第2図は上記切替制御回路12の具体的構成を示すブロ
ック図であり、図中、31はデータラッチ、32はトライス
テートバッファである。
第3図は上記データ転送回路13の具体的構成を示すブ
ロック図であり、図中、33はバストランシーバ、34,35
はFIFO(ファーストイン・ファーストアウト)機能をも
ったメモリである。
第6図から第9図に示したのは、この音声通信装置の
動作フローチャートである。これら動作フローチャート
において使用した用語を以下に簡単に説明する。
「回線」とは、音声通信装置が接続されるディジタル
通信回線のことである。
「プリアンブル」とは、CCITT勧告のT.30に示される3
00bpsの通信速度によるHDLC(High Level Data Link Co
ntrol Procedure)のフラグの1秒±15%間の連送のこ
とである。
「DCN」とは、該勧告に示される切断命令信号(Disco
nnect)のことである。
「DCS」とは、該勧告に示されるディジタル命令信号
(Digital Command Signal)のことである。
「TCF」とは、該勧告に示されるトレーニングチェッ
ク(Traning Cheeck)のことで、メッセージ伝送速度で
の1.5秒±10%間の“0"連続信号である。
「FIF」とは、該勧告に示されるHDLCフレームのファ
クシミリ情報フィールドのことである。
「フラグ」とは、該勧告に示されるHDLCフレームのフ
ラグシーケンスのことである。
「FCS」とは、該勧告に示されるHDLCフレームのフレ
ームチエッキングシーケンスのことである。
「FAX START」とは、音声通信装置が対向装置に対し
て、これからファクシミリ信号の伝送を始めることを知
らせる信号で、他の信号と誤認することのないフォーマ
ットを有する一定ビット長の信号情報とする。
「メッセージ開始」とは、音声通信装置が対向装置に
対して、これからファクシミリ信号のうちのイメージデ
ータの伝送開始を知らせること、もしくは対向装置側の
ファクシミリに対して、上記TCFの送出を行うよう指命
することを目的とする信号で、他の信号と誤認すること
のないフォーマットを有する一定ビット長の信号情報と
する。
なお、上記信号情報のある部分を確認することによ
り、TCF用か否かの違いは解かるものとする。
音声通信装置間は、ディジタル通信回線の伝送速度
と、ファクシミリの伝送速度との整合をとるため、送信
の際、ある一定の規則で擬似ビットを付加し、受信側
で、同一の規則で擬似ビットを取り除くことによって通
信を行うものとする。
次に動作について説明する。音声通信装置に例えばV.
29モデム信号がファクシミリから送られている場合に
は、上記非音声端末信号が図示しないモデムから入力
し、音声入出力I/F回路1に与えられる。したがってこ
の音声入出力I/F回路1は入力したこのデータ信号をA/D
変換器2が処理可能な範囲のレベルに変換してそのアナ
ログの非音声端末信号をA/D変換器2に与える。これに
よりA/D変換器2は入力したアナログの非音声端末信号
をディジタル化して出力する。このディジタル化された
データ信号は、D/A変換器7により再び元のアナログの
非音声端末信号に再変換され、検知回路9に与えられ
る。そのため検知回路9は、装置に入力した信号が、音
声端末信号ではなく、上記非音声端末信号(V.29モデム
信号)であることを検知し、その検知結果をCPU11に与
える。これによりCPU11は、切替制御回路12に指令を与
えて、データセレクタ14のそれまでの切替接点Aを切替
接点Bに切替えさせる。即ち、各回路1,2,4,14,6を接続
する信号ライン(電話機として利用する場合の信号ライ
ン)が、各回路1,2,7,9,11,13,14,6を接続する信号ライ
ン(データ通信装置として利用する場合の信号ライン)
に切替わる。
したがってこの切替動作後は、検知回路9は上記非音
声端末信号が送信されている間、D/A変換器7からの該
非音声端末信号を9.6kbpsのビットレートでディジタル
信号に変換し、CPU11に与える動作を実行する。したが
ってCPU11は受け取ったこのディジタル信号を通信回線C
Lのビットレートに合わせた形の信号に変換してデータ
転送回路13に渡す。しかしてもし、通信回線CLのビット
レートが9.6kbpsであればそのまま無変換で検知回路9
から受け取ったディジタル信号をデータ転送回路13に渡
す。他方、通信回線CLのビットレートが16kbpsであれ
ば、検知回路9から受け取ったディジタル信号にある一
定の規則で6.4kbps分の擬似的なデータを付加して16kbp
sのディジタル信号としてデータ転送回路13に渡す。そ
して、データ転送回路13はCPU11から送られてきたこの
ディジタル信号によるデータを第1データセレクタ14の
切替接点Bを介して通信回線I/F回路6に転送する。
その結果、相手側の音声通信装置にデータが通信回線
CLを介し送信される。
上記データ通信が終了すると、検知回路9はそのこと
を検知しCPU11に伝える。その結果、CPU11が切替制御回
路12に指令を与え、第1データセレクタ14の切替接点が
BからAに切替えられ、上記信号ライン1,2,4,14,6に切
替わる。しかしてこの状態での音声通信装置としての動
作は従来と同一である。
一方、相手側の音声通信装置から、上記データ信号を
送信されてきてそれを受信する場合の動作は以下の如き
である。通信回線CLから通信回線1/F回路6を介してデ
ータ転送回路13に入力したデータ信号は、通信回線のビ
ットレートでCPU11に転送される。このときCPU11はその
入力したデータ信号がエンコーダで処理された信号か、
あるいは検知回路とCPUで処理された信号かの判断を行
い、しかして検知回路とCPUで処理された信号であるこ
とを確認すると、切替制御回路12に指令を与えて、第2
データセレクタ15の切替接点をそれまでのAからBに切
替える。これにより各回路6,13,11,9,8,15,3,1のデータ
通信装置として利用する場合の信号ラインが設定され
る。その後は、データ信号が送信されてくる間、CPU11
は、データ転送回路13から、通信回線CLのビットレート
で送られてくるデータ信号を、9.6kbpsのデータ信号に
変換して検知回路9に送る。しかしてもし、通信回線CL
のビットレートが9.6kbpsであれば、そのまま無変換で
データ転送回路13から受け取ったデータ信号をCPU11
は、検知回路9へ送る。他方、通信回線CLのビットレー
トが16kbpsであった場合は、前述した6.4kbps分の擬似
的なデータを付加した時と同じ規則により、データ転送
回路13から受け取ったディジタル信号から6.4kbps分の
擬似的に付加されたデータを引いて検知回路9に送る。
検知回路9はCPU11から送られてきた9.6kbpsのデータ信
号をアナログの非音声端末信号に変換する。このアナロ
グのモデム信号は、次にA/D変換器8、第2データセレ
クタ15、D/A変換器3、音声入出力I/F回路1を介してモ
デムに入力し、ファクシミリ上にデータとして出力され
る。
上記データ通信が終了すると、CPU11がそのことを検
知し、切替制御回路12に指令を与えて、第2データセレ
クタ15の切替接点をBからAに切替え信号経路6,5,15,
3,1へ切替える。しかしてこの状態での音声通信装置と
しての動作は従来と同一である。
上述した動作中における切替制御回路12の第2図にお
ける詳細な動作は次のようになる。即ち、CPU11からの
制御データをデータラッチ31でラッチし、これにより各
データセレクタ14,15へ切替制御信号を送る。ただし、
データラッチ31が制御データをラッチするのは、切替制
御回路12へのCPU11からのライト信号が入力された時で
ある。また、データラッチ31でラッチされたデータはト
ライステートバッファ32でもモニタされており、切替制
御回路12へCPU11からのリード信号が入力された時、ト
ライステートバッファ32でモニタされているデータがCP
U11へ出力される。他方、リード信号が入力されていな
い時、トライステートバッファ32の出力はハイインピー
ダンス状態になっている。
第3図のデータ転送回路13の動作を次に説明すると、
CPU11から送られてきたデータをバストランシーバ33はF
IFOメモリ34へのみ出力する。他方、通信回線I/F回路6
から送られてきたデータをバストランシーバ33はFIFOの
メモリ35より取り出し、CPU11へ出力する。
次に第4図を参照して第2実施例を説明する。この実
施例は、4.8kbps用の検知回路を9.6kbps或いは16kbpsの
ビットレートで、ディジタル通信に用いるためのもの
で、第1図における9.6kbps用の検知回路9の9.6kbpsの
データ信号に対する働きがそのまま第4図における4.8k
bps用の検知回路16の4.8kbpsのデータ信号に対するそれ
となったものである。そのため上記検知回路16に対して
は、D/A変換器7に対応するD/A変換器17、A/D変換器8
に対応するA/D変換器18がそれぞれ設けられ、また検知
回路9または16の各出力を選択出力するデータセレクタ
19が設けられている。このデータセレクタ19は切替制御
回路12の切替制御を受ける。
次に動作を説明する。送信するデータが4.8kbpsのデ
ータ信号であった場合、4.8kbps用の検知回路16がそれ
を感知してCPU11に知らせ、CPU11は切替制御回路12を通
じてデータセレクタ19の出力を4.8kbps用の検知回路16
側の切替接点Bに切替える。他方、9.6kbpsのデータ信
号が入力された場合は、9.6kbps用の検知回路9がそれ
を感知することにより、4.8kbpsのデータ信号が入力さ
れた時と同様にしてデータレクタ19の出力は9.6kbps用
の検知回路9側の切替接点Aに切替えられる。他の動作
は第1図の場合と同じである。
次に第5図により第3実施例を説明する。この第3実
施例は、4.8kbpsデータ信号と600bpsのデータ信号とを
周波数分割多重化した信号を9.6kbpsあるいは16kbpsの
ビットレートでディジタル通信に用いるためのもので、
この時4.8kbpsのデータ信号のキャリア周波数は600bps
のデータ信号のキャリア周波数よりも高いものとし、互
いの占有周波数帯域幅は重なり合わないものとする。
このため、第5図に示すように、4.8kbps用の検知回
路16、600bps用の検知回路20、高群BPF(帯域波器)2
1,23、低群BPF22,24が設けられている。
次に動作を説明する。周波数分割多重化信号がデータ
信号として入力すると、高群BPF21および低群BPF22で4.
8kbpsのデータ信号、600bpsのデータ信号に分離され、
各々、4.8kbpsの検知回路16、600bpsの検知回路20に入
力する。各々の検知回路16と20はその入力信号を4.8kbp
sのディジタルのデータ信号、600bpsのディジタルのデ
ータ信号に変換してCPU11に転送する。CPU11は該4.8kbp
sのディジタルのデータ信号と600bpsのディジタルのデ
ータ信号と擬似データを一定の規則で時分割多重化し、
9.6kbpsあるいは16kbps(通信回線CLのビットレートに
合わせる)のデータを作り、これを通信回線CLに送出す
るデータとする。
一方、時分割多重化信号がデータ信号として相手側か
ら送られてくると、そのデータから、これを作った時と
同じ規則に基づいて、4.8kbpsのディジタルのデータ信
号、600bpsのディジタルのデータ信号を、CPU11が抽出
する。そしてCPU11は4.8kbpsのディジタルのデータ信号
を4.8kbpsの検知回路16へ、600bpsのディジタルのデー
タ信号を600bpsの検知回路20へ転送する。各々の検知回
路16と20は、該ディジタルのデータ信号を600bpsのデー
タ信号、4.8kbpsのデータ信号に変換し出力する。これ
らの出力のうち、高群BPF23は、4.8kbpsのデータ信号か
ら下部側帯波を取り出し、低群BPF24は600bpsのデータ
信号から下部側帯波を取り出して、周波数分割多重化し
てデータ出力とする。他の部分の動作は第1図の場合と
同じである。
なお、上記説明では、D/A変換器7およびA/D変換器8
を用いる場合について述べたが、9.6kbps用の検知回路
9、8kbpsの検知回路16を、ディジタル信号を直接処理
できるようにすれば、D/A変換器7およびA/D変換器8は
省略することができることはいうまでもない。
また、9.6kbps/16kbpsのエンコーダ4および9.6kbps/
16kbpsのデコーダ5のかわりに8kbps用のエンコーダお
よび8kbps用のデコーダを用いて、9.6kbps用の検知回路
9のかわりに7.2kbps用の検知回路を用いることによっ
て、7.2kbpsのデータ信号を8kbpsのビットレートのディ
ジタル通信に利用することができることもいうまでもな
い。このように、エンコーダ、デコーダのビットレート
と検知回路のビットレートを類似の考えで組み合わせた
回路ができるのはいうまでもない。
さらに、ビットレートの異なる検知回路を複数装備し
た、例えば9.6kbps/16kbpsの音声通信装置を構成できる
こともいうまでもない。
さらにまた、検知回路9,16,20、CPU11、エンコーダ
4、デコーダ5、切替制御回路12の各機能をディジタル
シグナル・プロセッサにより構成し、ソフト処理により
本発明を実現するようにしてもよい。
またデータ速度は上記実施例の9.6kbps,16kbps,4.8kb
ps,600bpsに限らず、任意である。
ところで、ファクシミリ通信を行う場合、音声通信装
置のCPUが、CCITT勧告T.30のDIS(Digital Identificat
ion Signal)かまたはそのプリアンブルを見つけたと
き、信号処理経路を検知回路とCPUとを使用する経路
(経路B)にし、保持して、その後CPUがDCN(Disconne
ct)を見つけたら、信号処理経路をエンコーダ/デコー
ダを使用する経路(経路A)に切替えるという方法等を
採ることができる。
また広い意味で非音声端末通信ということを考えたと
き、非音声端末の送信信号をそのまま受信する送信側の
音声通信装置は、経路を切替えるタイミングに関して上
記送信信号のデータ内容をCPUによって判断することが
できるので、送信側音声通信装置のCPUはディジタル通
信回線に送信データを送出する前に、信号処理経路を経
路Bに切替える旨を受信側音声通信装置のCPUに伝える
ための特別な信号を送ることができる。この信号の中に
は例えばモデムの伝送速度や規格の情報等をもり込んで
おくのが好ましい。さらに、送信データの終了、即ち信
号処理経路を経路Aに切替える旨を受信側音声通信装置
のCPUに伝えるための特別な信号を送ることができる。
第6図〜第7図に示したフローチャートは、上記の考
え方に基づいて、この発明に係る音声通信装置を用いて
ファクシミリ通信を行う場合の動作例を示したものであ
る。
これらのフローチャートを参照して動作について説明
する。まず、相手側の音声通信装置から命令信号を受信
したか否かを確認する(ステップST11)。この時、命令
信号は第1図に示した通信回線I/F回路6およびデータ
転送回路13を経て、CPU11に入力される。また、ステッ
プST11における処理の詳細は、第9図に示されている。
最初は、「FAX START」信号が送られてくるので、この
信号を検出したCPU11は、切替制御回路12に対して第2
データセレクタ15をB側に切替えるように指示する(ス
テップST112)。そして、メッセージ開始ではなく、ま
た、ファクシミリ用の命令信号を受信しなかったので、
ステップST114の条件は成立せず、第6図のステップST2
2の処理へ移行する。なお、ステップST112における処理
と同時に、音声通信装置に接続されているファクシミリ
装置(FAX)に着呼通知を行う。すると、FAXはDIS(Dig
ital Identification Signal)信号を送出する。この信
号は音声入出力I/F回路1、A/D変換器2、D/A変換器7
および検知回路9を経て、CPU11に入力される。従っ
て、ステップST22において(詳細は第8図に示されてい
る)、CPU11はフラグを検出でき(ステップST321)、切
替制御回路12に対して第1データセレクタ14をB側に切
替えるように指示する(ステップST322)。第8図に示
したステップST323〜ST330の処理は、CCITT勧告T.30に
推奨されているものと同一であるので、その説明は省略
するが、FCS誤りがないDIS信号の入力が完了すると(ス
テップST324)、ステップST22の条件が成立し、ステッ
プST33の処理へ移行する。ここで、「FAX START」信号
を送出する。この信号は相手側の音声通信装置に伝わ
り、相手側の音声通信装置が有する第2データセレクタ
15を切替える契機となる。そして、FAXから入力したDIS
信号に相当する適当な形式の情報を、データ転送回路1
3、第1データセレクタ14および通信回線I/F回路6を介
して、通信回線に送出する(ステップST34)。CPU11
は、ステップST35およびST37を経て、ステップST39の処
理を行う。相手側の音声通信装置はDCSまたはそれに相
当する信号のいずれかに応じた情報を送出するので、CP
U11はこの情報を検出でき、ステップST39の条件が成立
する(詳細な処理は第9図に示したものであるが、この
場合には、ステップST114の条件が成立する)。従っ
て、ステップST12の処理に移行するが、メッセージを受
信した訳ではないので、FAXに対して、プリアンブルお
よび受信したDCSを送出する(ステップST13,ST14)。こ
の場合、CPU11から検知回路9、A/D変換器8、第2デー
タセレクタ15、D/A変換器3および音声入出力I/F回路1
を介して、FAXに送出される。また、メッセージのビッ
トレートをDCSのFIFで指定されたとおりに認識する。こ
のビットレートによって擬似ビットの量を決定する。CP
U11は、ステップST15,ST16を経て、ステップST39の処理
へもどる。相手側の音声通信装置は、次に、TCFを送出
するので、ステップST39の条件は成立する(この場合、
第9図においてステップST113の条件が成立する)。そ
して、ステップST12の処理へ移行し、TCFを受信したの
で、FAXに対してTCF等を送出する(ステップST12,ST18,
ST19)。CPU11は、ステップST16,ST39を経て、ステップ
ST40の処理へ移行する。FAXはTCFに応答する信号を送出
するので、ステップST40の条件は成立する(詳細は第8
図に示されている)。従って、ステップST34で、TCFに
応答する信号に応じた情報を通信回線に送出する。CPU1
1は、ステップST35,ST37を経て、ステップST39の処理を
行う。次に、相手側の音声通信装置はFAXのメッセージ
に応じた情報を送出するので、ステップST39の条件は成
立する(この場合、第9図において、ステップST113の
条件が成立する)。そこで、CPU11はステップST12,ST18
を経て、ステップST20およびST21の処理を実行する。つ
まり、FAXへ受信したメツセージを送出する。さらに、
相手側の音声通信装置と通信を行い、最後にDCNに対応
した情報を相手側の音声通信装置から受信する(ステッ
プST39)。そこで、CPU11はFAXにDCNを送出した後(ス
テップST13,ST14)、ステップST15を経てステップST23
で、切替制御回路12に対して、第2データセレクタ15を
A側に切替えるように指示する。なお、第1データセレ
クタ14もこの時点でA側に切替えてよい。
以上のようにして、音声通信装置を使用してファクシ
ミリ受信を行うことができる。ファクシミリ送信も同様
に行うことができるが、重複説明となるので、詳細な説
明は省略する。簡単に説明すると、ファクシミリ送信の
場合には、ステップST41〜ST44でTCFおよびメッセージ
の通信回線への送出が実行される。また、ステップST45
でCCITT勧告T.30のT2タイマに相当するタイマ監視が行
われ、また、通信回線にDCNを送出した後に、第1デー
タセレクタ14をA側に切替える(ステップST35,ST3
6)。
以上のようにして、確実なファクシミリ通信を実現す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、音声通信装置を、
送信/受信のデータを常時CPUによって監視するように
構成したので、通常の音声端末信号も非音声端末信号
も、信号の処理経路の切替えを誤ることなく確実に通信
可能となる効果がある。さらに、従来技術にあっては存
在していたアナログ信号伝送部分での伝送分岐やアナロ
グスイッチを除去するように構成したので、信号分岐に
よる減衰・反射、およびアナログスイッチでの反射等に
よるアナログ信号の歪みをなくす効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例による音声通信装置を示
すブロック図、第2図は第1図に示したブロック図中の
切替制御回路を示すブロック図、第3図は第1図に示し
たブロック図中のデータ転送回路を示すブロック図、第
4図はこの発明の第2実施例による音声通信装置を示す
ブロック図、第5図はこの発明の第3実施例による音声
通信装置を示すブロック図、第6図から第9図はこの発
明の実施例による音声通信装置の動作を示すフローチャ
ート、第10図は従来の音声通信装置を示すブロック図で
ある。 1は音声入出力I/F回路、2はA/D変換器、3はD/A変換
器、4はエンコーダ(データ圧縮回路)、5はデコーダ
(データ伸長回路)、6は通信回線I/F回路、7はD/A変
換器(第2のD/A変換器)、8はA/D変換器(第2のA/D
変換器)、11はCPU(中央制御回路)、12は切替制御回
路、13はデータ転送回路、14は第1データセレクタ(第
1セレクタ)、15は第2データセレクタ(第2セレク
タ)、CLは通信回線。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声周波数帯域のアナログ信号をA/D変換
    器を介してディジタル信号に変換し、該ディジタル信号
    を所定伝送速度の信号にデータ圧縮回路により更に圧縮
    後、通信回線I/F回路を介して通信回線に出力すると共
    に、上記通信回線から通信回線I/F回路を介して入力さ
    れた上記所定伝送速度のディジタル信号をデータ伸長回
    路により伸長後、D/A変換器を介して音声周波数帯域の
    アナログ信号に変換し、そのアナログ信号を出力する音
    声通信装置において、上記A/D変換器から上記データ圧
    縮回路へ入力された上記ディジタル信号を分岐入力し
    て、もとのアナログ信号に変換する第2のD/A変換器
    と、分岐後変換された上記アナログ信号を入力し、該ア
    ナログ信号が非音声端末信号であることを検知して、該
    非音声端末信号をディジタルデータ信号に変換するとと
    もに、ディジタルデータ信号をアナログの非音声端末信
    号に変換する検知回路と、上記通信回線I/F回路から上
    記データ伸長回路へ入力された上記ディジタル信号を分
    岐入力して一時的に蓄積するとともに、上記検知回路が
    変換したディジタルデータ信号を一時的に蓄積するデー
    タ転送回路と、該データ転送回路と上記データ圧縮回路
    とのいずれか一方の出力を選択する第1セレクタと、上
    記検知回路と上記データ伸長回路とのいずれか一方の出
    力を選択する第2セレクタと、上記第1セレクタおよび
    第2セレクタの双方のセレクタを切替動作させる切替制
    御回路と、上記データ転送回路から入力したディジタル
    信号がディジタルデータ信号であることを検出して、上
    記切替制御回路に上記第2セレクタの切替を指示し、上
    記検知回路が検知した結果に応じて上記切替制御回路に
    上記第1セレクタの切替を指示するとともに、上記デー
    タ転送回路から入力したディジタル信号を非音声端末に
    適合するディジタルデータ信号に変換し、上記検知回路
    から入力したディジタルデータ信号を上記通信回線に適
    合するディジタル信号に変換する中央制御回路と、上記
    検知回路から出力されたアナログの非音声端末信号をデ
    ィジタル信号に変換して、上記第2セレクタに出力する
    第2のA/D変換器とを備えたことを特徴とする音声通信
    装置。
JP12887089A 1988-06-28 1989-05-24 音声通信装置 Expired - Fee Related JP2621979B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA000603780A CA1335612C (en) 1988-06-28 1989-06-23 Voice frequency communication apparatus
US07/371,822 US5151923A (en) 1988-06-28 1989-06-27 Voice frequency communication apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15794788 1988-06-28
JP63-157947 1988-06-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284861A JPH0284861A (ja) 1990-03-26
JP2621979B2 true JP2621979B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=15660946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12887089A Expired - Fee Related JP2621979B2 (ja) 1988-06-28 1989-05-24 音声通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2621979B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0284861A (ja) 1990-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5151923A (en) Voice frequency communication apparatus
US5142568A (en) Data communication apparatus which can use either an analog or a digital line
EP0614305B1 (en) Voice/image simultaneous communication apparatus
JP3318571B2 (ja) 通信方法及び装置
JP2760217B2 (ja) ディジタル回線多重化伝送装置
JP2621979B2 (ja) 音声通信装置
US5694425A (en) Digital audio signal transmitting apparatus
JPH0449307B2 (ja)
EP1014738A2 (en) A method and apparatus for efficient bandwith usage in a packet switching network
JP2584447B2 (ja) 時分割多重化装置
JP3708377B2 (ja) 音声周波数帯域内信号伝送装置及び音声周波数帯域内信号伝送方法
JP3460271B2 (ja) 通信システムおよび通信制御方法
JP2846936B2 (ja) 符号器
WO1997023086A2 (en) The use of compression to improve the sending of faxes over analog cellular
JP3247220B2 (ja) 通信制御装置
JP3708520B2 (ja) 音声ファクシミリ信号伝送方法、及び音声ファクシミリ信号伝送装置
JP2908335B2 (ja) 情報処理装置の音声・ディジタルデータ多重伝送方式
JP3340315B2 (ja) 通信制御装置
JPH07202985A (ja) 通信端末装置
JPS6135068A (ja) フアクシミリ通信方式
JPH09247414A (ja) 音声/ファクシミリ信号伝送装置
JPH0541750A (ja) 通信装置
JPH06181492A (ja) データ転送装置
JPH0870363A (ja) 画像音声統合送信装置および受信装置
JPH03296347A (ja) データ伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees