JP2621589B2 - フラットケーブルの製造装置 - Google Patents

フラットケーブルの製造装置

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JP2621589B2
JP2621589B2 JP16750490A JP16750490A JP2621589B2 JP 2621589 B2 JP2621589 B2 JP 2621589B2 JP 16750490 A JP16750490 A JP 16750490A JP 16750490 A JP16750490 A JP 16750490A JP 2621589 B2 JP2621589 B2 JP 2621589B2
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JP
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flat
flat cable
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forming roll
interval
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進 沢畠
義明 内藤
満男 紀本
由紀夫 中原
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフラットケーブルの製造装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、第5図に示されているようなツイスト部1aおよ
びフラット部1bを持ったフラットケーブル1を製造する
のに、第6図に示されているように、一対の左、右側成
形ロール2a、2bで実施していた。この一対の成形ロール
2a、2bは、その左側成形ロール2a、右側成形ロール2bと
も全周溝入りで、一部に金型3を有する一体構造であ
り、常にフラットケーブル1と同一速度で回転してい
た。このためツイスト部とフラット部のインターバルは
一定の物しかできなかった。また、一対の左、右側成形
ロール2a、2bのギャップはフラットケーブル1を押え込
むものであったため、すべり等によりフラットケーブル
1にキズ、外傷が発生する。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は次のような問題点があった。
(1) フラットケーブルのツイスト部とフラット部と
のインターバルを変えることができない。
(2) 成形ロール速度とフラットケーブル速度とが異
なった時(停止時も含む)のフラットケーブルに対する
キズ、外傷の発生。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、キズ、
外傷の発生を防止し、ツイスト部とフラット部とのイン
ターバルを自由に変えることを可能としたフラットケー
ブルの製造装置を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、右側成形ロールを、金型をその外周の一
部に持った扇形に形成すると共に、装置にツイスト部と
フラット部とのインターバルを調節する計尺器を設け、
かつこの調節したインターバルに合わせて一対の左、右
側成形ロールの停止、回転をフラット部に同期させる光
電管を設けることにより、達成される。
[作用] 上記手段を設けたので、右側成形ロールに逃げ部が設
けられ、ツイスト部とフラット部のインタバールが調節
され、この調節されたインターバルでフラットケーブル
のフラット部と同期して左、右側成形ロールが停止、回
転するようになって、停止時等にフラットケーブルに余
分な圧力がかからず、左、右側成形ロールの停止、回転
に伴ってフラット部、ツイスト部が形成されるようにな
る。
[実施例] 以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図から第4図には本発明の一実施例が示されてい
る。なお、従来と同じ部品には同じ符号を付したので説
明を省略する。本実施例では右側成形ロール2b′を、金
型3をその外周の一部に持った扇形に形成すると共に、
装置に、ツイスト部とフラット部とのインターバルを調
節する計尺器4を設け、かつこの調節したインターバル
に合わせて一対の左、右側成形ロール2a、2bの停止、回
転をフラット部に同期させる光電管5を設けた。このよ
うにすることにより、右側成形ロール2b′に逃げ部が設
けられ、ツイスト部とフラット部のインターバルが調節
され、この調節されたインターバルでフラットケーブル
1フラット部と同期して左、右側成形ロール2a、2b′が
停止、回転するようになって、停止時等にフラットケー
ブル1に余分な圧力がかからず、左、右側成形ロール2
a、2b′の停止、回転に伴ってツイスト部、フラット部
が形成されるようになり、キズ、外傷の発生を防止し、
ツイスト部とフラット部とのインターバルを自由に変え
ることを可能としたフラットケーブルの製造装置を得る
ことができる。
すなわち第1図に示されているように、送出ボビン6
から出たコアは対撚装置7によりフラットケーブル1の
ツイスト部が作られる。また、対撚装置7が停止すると
フラットケーブル1のフラット部が作られる。このイン
ターバルは計尺器4から信号をもらって繰り返す。ここ
で作られたフラット部はフラット保持搬送部8により、
左側成形ロール2aまで運ばれる。このフラット部の平行
部が左、右側成形ロール2a、2b′内の金型3に移され、
左、右側成形ロール2a、2b′の圧力および熱によりコア
間が融着される。この融着時はフラットケーブル1と金
型3とが同期して動いている(第2図、第3図参照)。
融着後フラットケーブル1は引取機9により引取られて
いく。
金型部で平行を融着後、金型3は第4図の位置(金型
3が真下に位置する距離l2)まで動いたら停止し、次の
平行部が来るのを待つ。計尺器4の計尺信号で次の平行
部をフラット保持搬送部8が作り、動き始めると左側成
形ロール2aの中心との距離がl1の距離にセットされた光
電管5を通過し、ここで信号を出す。この信号でl2の位
置に停止している金型3を動かし始め、第2図のように
左、右側成形ロール2a、2b′の金型3と平行部位置とを
マッチングさせる(すなわちl1=l2としておく)。また
金型3が第4図の位置で停止する時は右側成形ロール2
b′は逃げ部がくるため、フラットケーブル1に余分な
圧力をかけていない。従ってツイスト部は円滑に左側成
形ロール2a上をすべり、キズ、外傷は発生しない。な
お、第2図において10は断熱材である。
このように本実施例によれば多様な仕様に対応できる
(インターバル250mm〜3000mm)。また、MO−TWは勿
論、MAケーブルの多様なインターバルケーブルに対応で
きる。
なお、対撚部の動きを停止させ撚りを入れなければ、
STタイプのフラットケーブルができる。また、左側成形
ロールの回転を停止させなければ、一定ピッチの従来の
フラットケーブルができる。
[発明の効果] 上述のように本発明は、装置に、ツイスト部とフラッ
ト部とのインターバルを調節する計尺器を設け、かつこ
の調節したインターバルに合わせて一対の左、右側成形
ロールの停止、回転をフラット部に同期させる光電管を
設けたので、右側成形ロールに逃げ部が設けられ、ツイ
スト部とフラット部のインターバルが調節され、この調
節されたインターバルでフラットケーブルのフラット部
と同期して左、右側成形ロールが停止、回転するように
なって、停止時等にフラットケーブルに余分な圧力がか
からず、左、右側成形ロールの停止、回転に伴ってフラ
ット部、ツイスト部が形成されるようになり、キズ、外
傷の発生を防止し、ツイスト部とフラット部とのインタ
ーバルを自由に変えることを可能としたフラットケーブ
ルの製造装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフラットケーブルの製造装置の一実施
例の装置構成を示す説明図、第2図は同じく一実施例の
フラット保持搬送部によって搬送されたフラット部の位
置と金型との位置を示す正面図、第3図は同じく一実施
例のフラット部の融着時の金型の位置を示す左、右側成
形ロールの正面図、第4図は同じく一実施例のフラット
部の融着後に左、右側成形ロールが停止した時の金型の
位置を示す正面図、第5図は本発明の対称となるフラッ
トケーブルの正面図、第6図は従来のフラットケーブル
の製造装置の成形ロールの正面図である。 1:フラットケーブル、 1a:ツイスト部、 1b:フラット部、 2a:左側成形ロール、 2b′:右側成形ロール、 3:金型、 4:計尺器、 5:光電管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 由紀夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 実開 平1−137012(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左側成形ロールにはその全周に溝、外周の
    一部に金型を有しており、右側成形ロールには前記左側
    成形ロールの金型と共にフラットケーブルのフラット部
    をその間に挟んで融着する金型を有している回転自在な
    一対の左、右側成形ロールを備えたツイスト部および前
    記フラット部を持ったフラットケーブルの製造装置にお
    いて、前記右側成形ロールを、前記金型をその外周の一
    部に持った扇形に形成すると共に、前記装置に、前記ツ
    イスト部とフラット部とのインターバルを調節する計尺
    器を設け、かつ前記調節したインターバルに合わせて前
    記一対の左、右側成形ロールの停止、回転を前記フラッ
    ト部に同期させる光電管を設けたことを特徴とするフラ
    ットケーブルの製造装置。
JP16750490A 1990-06-26 1990-06-26 フラットケーブルの製造装置 Expired - Lifetime JP2621589B2 (ja)

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JPH0458412A JPH0458412A (ja) 1992-02-25
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