JPH04118112A - 伸線機の引取装置 - Google Patents

伸線機の引取装置

Info

Publication number
JPH04118112A
JPH04118112A JP23321990A JP23321990A JPH04118112A JP H04118112 A JPH04118112 A JP H04118112A JP 23321990 A JP23321990 A JP 23321990A JP 23321990 A JP23321990 A JP 23321990A JP H04118112 A JPH04118112 A JP H04118112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capstan
wire
drawing machine
wire rod
capstans
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23321990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sugiura
正樹 杉浦
Atsushi Takahashi
淳 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP23321990A priority Critical patent/JPH04118112A/ja
Publication of JPH04118112A publication Critical patent/JPH04118112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Extraction Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイスによって伸線された線材を引き取る伸
線機の引取装置に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
伸線機の最終ダイスによって伸線された線材を引き取る
引取装置は、通常は2つの溝なしキャプスタンを平行に
配置したものを用いている。しかし、この引取装置では
線材が互いに接触して線材の表面に疵がつくことが多い
それで巻線用の銅線のように、線材の表面に高度の平滑
度が要求される場合は、伸線機の最終工程に配置された
キャプスタンで線材を引き取るとき、線材の共ずれによ
る疵を防止するため、図=6に示すような引取装置が使
用されている。
この引取装置は、2個のキャプスタンIla、11bの
回転軸13a、13bが平行に配置されていて、一方の
キャプスタンllaには、線材15が互いに接触して疵
が発生するのを防ぐために複数の溝17が形成されてい
る。伸線機19の最終ダイス21によって伸線された線
材15は、キャプスタンllbを半周した後、キャプス
タンllaの溝17により斜めに引っ張られ、溝17に
沿って半周した後、再びキャプスタンllbを半周し、
次にキャプスタンllaの隣の溝エフにより斜めに引っ
張られ、この溝17を半周して巻取り装置(図示せず)
に送られる。
この場合、溝付きのキャプスタンllaの溝17の表面
は、線材15の表面に疵をつけないようにするため、充
分平滑に仕上げる必要がある。しかしながら、溝17の
表面を充分平滑に仕上げてあっても、微視的に見れば1
17の表面には微細な疵が存在しており、また線材15
は溝17に対して常に斜めに入線するため、線材15に
掻く僅かな擦り疵が発生する。溝17の表面の微細な疵
は、キャプスタンの使用期間が長くなればなるほど、線
材15との摩擦により拡大され、線材15へ擦り疵を付
ける可能性が大きくなる。
〔課題の解決手段とその作用〕
本発明は、上記のような課題を解決するため、線材に擦
り疵が発生しない伸線機の引取装置を提供するもので、
その構成は、伸線された線材を並設された2つの溝なし
キャプスタンに巻き付けて引き取る伸線機の引取装置に
おいて、2つのキャプスタンを、それらの中心軸線が立
体的に交差するように配置したことを特徴とするもので
ある。
本発明において、2つのキャプスタンを、上記のように
配置したのは、線材が2つのキャプスタン上を通過する
ときに、線材の通過位置が自然に軸方向にずれるように
し、線材が互いに接触しないようにするためである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図−1は本発明に係る伸線機の引取装置の一実施例を示
す。図において15は線材、21は伸線機19の最終ダ
イス、23a、23bは第一、第二のキャプスタン、2
5a、25bはそれらの回転軸である。
この実施例では、第一のキャプスタン23aは、その中
心軸線が線材15の進行方向に直角で、かつ紙面と平行
になるように設置しである。そして第二のキャプスタン
23bは、その中心軸線が前記第一のキャプスタン23
aの中心軸線と平行面内で立体的に交差するように配置
しである。
このようにすると、伸線機19の最終ダイス21を出た
線材15は、第二のキャプスタン23bに巻きついて半
周したとき、軸線方向に距HAだけずれる。
その後線材15は第一のキャプスタン23aを半周して
第二のキャプスタン23bに戻り、第二のキャプスタン
23bを半周したとき、また軸線方向に距離Aだけずれ
る。その後は第一のキャプスタン23aを半周して巻取
り装置(図示せず)に送られる。
ただし、このときの線材15のターン回数は図示の例に
限定されない。
したがって、従来の溝付きキャプスタンを用いたときの
ように、溝によって線材15を強制的にずらさなくても
、第一、第二のキャプスタン23a、23b上を線材1
5が通過するとき、その位置が自然に距離Aだけずれる
ことになり、線材15が互いに接触することがないので
、線材15に擦り疵が発生するおそれがない。
この実施例における第一のキャプスタン23aと第二の
キャプスタン23bとの立体的な交差角度は、キャプス
タンの巻径および線材の直径によって変ってくるが、−
例をあげると、キャプスタンの巻径が150mm、線材
の直径が1.0 mmの場合には、0.4〜2.0’程
度にすることが望ましい。
図−2は本発明に係る伸線機の引取装置の他の実施例を
示す、この実施例では、第二のキャプスタン23bは、
その中心軸線が線材15の進行方向に直角でかつ紙面と
平行になるように設置しである。
そして第一のキャプスタン23aは、その中心軸線が前
記第二のキャプスタン23bの中心軸線と立体的に交差
するように配置しである。
このようにしても、その作用、効果は図−1で示した一
実施例のものと同しになる。
図−3は本発明に係る伸線機の引取装置のさらに他の実
施例を示す。この実施例では、第一のキャプスタン23
aを、図−2における第一のキャプスタンと同様な方向
に配置し、第二のキャプスタン23bを、図−1におけ
る第二のキャプスタンと同様な方向に配置して、両キャ
プスタン23a、23bの中心軸線を立体的に交差させ
たものである。
この場合も両キャプスタン23a、23bの中心軸線の
交差角度は、図−1および図−2の実施例と同じである
この実施例においては、第一、第二のキャプスタンを線
材が半周する毎に、線材のずれが自然に生し、線材が互
いに接触することがない。
図−4は本発明に係る伸線機の引取装置において、キャ
プスタンに動力を伝達する機構の一例を示したものであ
る。モーターからの動力は、回転軸25aによってキャ
プスタン23aに伝えられると同時に、回転軸25aに
取付けられた歯車27aと回転軸25bに取付けられた
歯車27bとの間を、例えばローラチェーン(タイミン
グベルトでも可)29を用いて連動させたものである。
このようにローラチェーン29を用いることにより、交
差軸に対しても動力を伝達することが可能となる。
図−5は本発明に係る伸線機の引取装置において、キャ
プスタンに動力を伝達する機構の他の例を示している。
この機構は、回転軸25aに取付けられた傘歯車31a
の回転を、傘歯車31b、軸33、傘歯車31Cを介し
て回転軸25bに取付けられた傘歯車31dに伝えるも
のである。
このような構成でも無理なく動力を伝達することが可能
となり、第一、第二のキャプスタン23a、23bを同
期回転させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、伸線された線材を並設さ
れた2つの溝なしキャプスタンに巻き付けて引き取る伸
線機の引取装置において、2つのキャプスタンの回転軸
を、それらの中心軸線が立体的に交差するように配!し
たので、線材がキャプスタン上を通過するとき、自然に
その通過位置が軸線方向にずれる。したがって線材が互
いに接触することがなく、表面に疵のない良好な線材が
容品に得られる顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明に係る伸vA11の引取装置の一実施例
を示す側面図、図−2は同引取装置の他の実施例を示す
側面図、図−3は同引取装置のさらに他の実施例を示す
側面図、図−4は本発明に係る伸線機の引取装置におけ
る動力伝達機構の一例を示す側面図、図−5は同じく他
の例を示す側面図、図−6(a)、伽)は従来の伸線機
の引取装置を示す正面図および側面図である。 15:線材 19:伸線機 21:伸線機の最終ダイス 23a:第一のキャプスタン 23b=第二のキャプスタン 25a:第一のキャプスタンの回転軸 25b:第二のキャプスタンの回転軸 27a、27b :歯車 29:ローラチェーン 31a、31b、31c、31d :傘歯車 33:軸 図−2 図 図−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、伸線された線材を並設された2つの溝なしキャプス
    タンに巻き付けて引き取る伸線機の引取装置において、
    2つのキャプスタンを、それらの中心軸線が立体的に交
    差するように配置したことを特徴とする伸線機の引取装
    置。
JP23321990A 1990-09-05 1990-09-05 伸線機の引取装置 Pending JPH04118112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23321990A JPH04118112A (ja) 1990-09-05 1990-09-05 伸線機の引取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23321990A JPH04118112A (ja) 1990-09-05 1990-09-05 伸線機の引取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04118112A true JPH04118112A (ja) 1992-04-20

Family

ID=16951628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23321990A Pending JPH04118112A (ja) 1990-09-05 1990-09-05 伸線機の引取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04118112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067832A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Bridgestone Corp 鋼素線の製造方法およびその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067832A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Bridgestone Corp 鋼素線の製造方法およびその装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0032945B1 (en) Method of making cable
US3481127A (en) Apparatus for manufacturing lay-reversed communication cable
US5092117A (en) Method of and an apparatus for producing an optical multi-fiber cable element
US2053645A (en) Strand handling apparatus
US4195469A (en) Method and device for producing metallic cords
US4012894A (en) Conductor twisting system for twisting a running wire conductor
JPH04118112A (ja) 伸線機の引取装置
US3091074A (en) Apparatus for producing communication cables
US3786623A (en) Method and an apparatus for the continuous production of stranded wire
US2572052A (en) Method and machine for making electric communication cables
JPS6175887A (ja) 多層鋼線ストランドの製造方法及び装置
JP3848212B2 (ja) ケーブル製造方法、及びケーブル分線盤
GB2073273A (en) S-z stranding device for stranding elements of electrical cables
US3254682A (en) Twisting mechanism
EP0461844B1 (en) Improvements in and relating to stranding machines
JP2621589B2 (ja) フラットケーブルの製造装置
US2034268A (en) Strand twisting apparatus
US4342434A (en) Apparatus for depositing cable
JPS5929996Y2 (ja) 線材送出装置
JPH10180342A (ja) 伸線機駆動方法及びその装置
JPS5929995Y2 (ja) 線材送出装置
JPH0638568Y2 (ja) 極細線の製造装置
JPH10256959A (ja) 撚合わせ対型誘導ケーブルの製造方法及び設備
JPH06346387A (ja) 素線側非回転−撚線側回転型撚線機
JPH0381249B2 (ja)