JPH06346387A - 素線側非回転−撚線側回転型撚線機 - Google Patents
素線側非回転−撚線側回転型撚線機Info
- Publication number
- JPH06346387A JPH06346387A JP15454093A JP15454093A JPH06346387A JP H06346387 A JPH06346387 A JP H06346387A JP 15454093 A JP15454093 A JP 15454093A JP 15454093 A JP15454093 A JP 15454093A JP H06346387 A JPH06346387 A JP H06346387A
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- JP
- Japan
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- wire
- wires
- twisting
- rotating
- stranded
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- Ropes Or Cables (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 撚口ダイス21と、その撚口ダイス21に向かっ
て走行する複数本の素線13を所定の間隔に保つ分線ロー
ル19との間に、各々の素線13のまわりに撚線側の回転速
度と一定の関係を保って回転しながら各々の素線に屈曲
を与える回転式プレフォーマー29を設置した。 【効果】 素線側非回転−撚線側回転型の撚線機で、素
線に撚りピッチに合った曲げぐせを付けながら、撚り合
わせを行うことができるので、反発性の強い素線を用い
ても、撚りの固い、素線がバラケにくい、品質の安定し
た撚線を製造できる。反発性の強い素線を用いた撚線の
生産性が大幅に向上する。
て走行する複数本の素線13を所定の間隔に保つ分線ロー
ル19との間に、各々の素線13のまわりに撚線側の回転速
度と一定の関係を保って回転しながら各々の素線に屈曲
を与える回転式プレフォーマー29を設置した。 【効果】 素線側非回転−撚線側回転型の撚線機で、素
線に撚りピッチに合った曲げぐせを付けながら、撚り合
わせを行うことができるので、反発性の強い素線を用い
ても、撚りの固い、素線がバラケにくい、品質の安定し
た撚線を製造できる。反発性の強い素線を用いた撚線の
生産性が大幅に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素線側を回転させず
に、撚線側を回線させて撚線を製造する撚線機に関し、
特に反発性の強い素線を撚り合わせるのに好適な撚線機
に関するものである。
に、撚線側を回線させて撚線を製造する撚線機に関し、
特に反発性の強い素線を撚り合わせるのに好適な撚線機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撚線機には大きく分けて、素線側を回転
(公転)させ、撚線側を回転させないタイプ(例えばプ
ラネタリー型撚線機)と、素線側を回転させずに、撚線
側を回転(公転)させるタイプ(例えばシングルツイス
ト又はダブルツイスト型撚線機)とがある。
(公転)させ、撚線側を回転させないタイプ(例えばプ
ラネタリー型撚線機)と、素線側を回転させずに、撚線
側を回転(公転)させるタイプ(例えばシングルツイス
ト又はダブルツイスト型撚線機)とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】素線側回転−撚線側非
回転型の撚線機は、素線に撚り返しをかけることができ
るため、硬銅線や鋼線のような反発性の強い素線を撚り
合わせるのに適している。すなわち、素線に撚り返しを
かけることにより、素線に撚りぐせをつけ、撚りの固
い、素線がバラケにくい撚線を製造できる。しかし素線
側を回転させるため、機械が大型になり、回転速度が制
約され、撚線の製造速度を高くできないという難点があ
る。
回転型の撚線機は、素線に撚り返しをかけることができ
るため、硬銅線や鋼線のような反発性の強い素線を撚り
合わせるのに適している。すなわち、素線に撚り返しを
かけることにより、素線に撚りぐせをつけ、撚りの固
い、素線がバラケにくい撚線を製造できる。しかし素線
側を回転させるため、機械が大型になり、回転速度が制
約され、撚線の製造速度を高くできないという難点があ
る。
【0004】これに対し素線側非回転−撚線側回転型の
撚線機は、小型で、高速回転が可能なため、撚線の製造
速度が高いという利点があるが、素線に撚り返しをかけ
られないため、硬銅線や鋼線のような反発性の強い素線
を撚り合わせるのには不向きとされていた。
撚線機は、小型で、高速回転が可能なため、撚線の製造
速度が高いという利点があるが、素線に撚り返しをかけ
られないため、硬銅線や鋼線のような反発性の強い素線
を撚り合わせるのには不向きとされていた。
【0005】本発明の目的は、上記のような問題点に鑑
み、素線側非回転−撚線側回転型で、反発性の強い素線
を安定して撚り合わせることのできる撚線機を提供する
ことにある。
み、素線側非回転−撚線側回転型で、反発性の強い素線
を安定して撚り合わせることのできる撚線機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、素線側非回転−撚線側回転型の撚線機におい
て、撚口ダイスと、その撚口ダイスに向かって走行する
複数本の素線を所定の間隔に保つ分線ガイド部材との間
に、各々の素線のまわりに撚線側の回転速度と一定の関
係を保って回転しながら各々の素線に屈曲を与える回転
式プレフォーマーを設置したことを特徴とするものであ
る。
本発明は、素線側非回転−撚線側回転型の撚線機におい
て、撚口ダイスと、その撚口ダイスに向かって走行する
複数本の素線を所定の間隔に保つ分線ガイド部材との間
に、各々の素線のまわりに撚線側の回転速度と一定の関
係を保って回転しながら各々の素線に屈曲を与える回転
式プレフォーマーを設置したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】回転式プレフォーマーを、分線ガイド部材から
撚口ダイスに向かって走行する素線のまわりに回転させ
ながら、その素線に屈曲を与えると、プレフォーマーを
出た素線にらせん状の曲げぐせがつく。この曲げぐせの
ピッチが撚線の撚りピッチに合うようにプレフォーマー
の回転速度を撚線側の回転速度と一定の関係に保つ。こ
のようにすると、各々の素線が、撚りピッチに近いらせ
ん状の曲げぐせを付けられた状態で撚り合わされるた
め、素線側非回転−撚線側回転型の撚線機でも、撚りの
固い、素線がバラケにくい撚線を製造できることにな
る。
撚口ダイスに向かって走行する素線のまわりに回転させ
ながら、その素線に屈曲を与えると、プレフォーマーを
出た素線にらせん状の曲げぐせがつく。この曲げぐせの
ピッチが撚線の撚りピッチに合うようにプレフォーマー
の回転速度を撚線側の回転速度と一定の関係に保つ。こ
のようにすると、各々の素線が、撚りピッチに近いらせ
ん状の曲げぐせを付けられた状態で撚り合わされるた
め、素線側非回転−撚線側回転型の撚線機でも、撚りの
固い、素線がバラケにくい撚線を製造できることにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1および図2は本発明の一実施例を示
す。この実施例はシングルツイスト型撚線機に本発明を
適用したもので、図1は回転式プレフォーマー部分の断
面図、図2は全体構成図である。
に説明する。図1および図2は本発明の一実施例を示
す。この実施例はシングルツイスト型撚線機に本発明を
適用したもので、図1は回転式プレフォーマー部分の断
面図、図2は全体構成図である。
【0009】素線をとぐろ巻きして収納したサプライス
テム11から引き出された複数本の素線13は、ガイドロー
ル15、ブレーキロール17を通過した後、分線ロール(分
線ガイド部材)19により周方向に所定の間隔を保って配
列される。例えば7コ撚りの場合であれば、1本が中心
に、6本がそのまわりに等間隔で配列される。分線ロー
ル19を通過した素線13は撚口ダイス21に向かって走行
し、撚口ダイス21に入ると、ターンシーブ23A〜23Cの
公転(撚口ダイス21と同じ軸線を中心とする回転)によ
って撚り合わされ、撚線25となる。撚線25は巻取ドラム
27に巻き取られる。
テム11から引き出された複数本の素線13は、ガイドロー
ル15、ブレーキロール17を通過した後、分線ロール(分
線ガイド部材)19により周方向に所定の間隔を保って配
列される。例えば7コ撚りの場合であれば、1本が中心
に、6本がそのまわりに等間隔で配列される。分線ロー
ル19を通過した素線13は撚口ダイス21に向かって走行
し、撚口ダイス21に入ると、ターンシーブ23A〜23Cの
公転(撚口ダイス21と同じ軸線を中心とする回転)によ
って撚り合わされ、撚線25となる。撚線25は巻取ドラム
27に巻き取られる。
【0010】この実施例の特徴は、上記のようなシング
ルツイスト型撚線機において、分線ロール19と撚口ダイ
ス21の間に回転式プレフォーマー29を設置したことであ
る。回転式プレフォーマー29は図1に示すように、分線
ロール19から撚口ダイス21に向かって走行する素線13に
屈曲を与える3点ロールユニット31を備えている。図1
では、3点ロールユニット31が2台しか示されてない
が、例えば7コ撚りの場合であれば、これが6台、周方
向に等しい間隔おいて配置されている。
ルツイスト型撚線機において、分線ロール19と撚口ダイ
ス21の間に回転式プレフォーマー29を設置したことであ
る。回転式プレフォーマー29は図1に示すように、分線
ロール19から撚口ダイス21に向かって走行する素線13に
屈曲を与える3点ロールユニット31を備えている。図1
では、3点ロールユニット31が2台しか示されてない
が、例えば7コ撚りの場合であれば、これが6台、周方
向に等しい間隔おいて配置されている。
【0011】それぞれの3点ロールユニット31は、支持
板33に素線13の走行方向に適当な間隔をおいて3個の溝
ロール35A〜35Cを回転自在に取り付けたものである。
両端の溝ロール35A、35Cは支持板33の定位置に取り付
けられていて位置調節はできないが、中間の溝ロール35
Bは、長穴37によって、素線13の走行方向に対し直角な
方向に位置が調節できるように取り付けられている。こ
れは中間の溝ロール35Bの位置によって素線13の屈曲量
を調節できるようにするためである。
板33に素線13の走行方向に適当な間隔をおいて3個の溝
ロール35A〜35Cを回転自在に取り付けたものである。
両端の溝ロール35A、35Cは支持板33の定位置に取り付
けられていて位置調節はできないが、中間の溝ロール35
Bは、長穴37によって、素線13の走行方向に対し直角な
方向に位置が調節できるように取り付けられている。こ
れは中間の溝ロール35Bの位置によって素線13の屈曲量
を調節できるようにするためである。
【0012】支持板33の基端側には、その内部を素線13
が通過する回転軸39が一体に設けられており、この回転
軸39は軸受41により固定フレーム43に回転自在に支持さ
れている。これにより3点ロールユニット31は、分線ロ
ール19から撚口ダイス21に向かって走行する素線13のま
わりに回転可能である。回転軸39の端部にはベベルギヤ
45が止めネジ47で固定されており、このベベルギヤ45に
は次のような伝達経路で撚線側の回転が伝達されるよう
になっている。
が通過する回転軸39が一体に設けられており、この回転
軸39は軸受41により固定フレーム43に回転自在に支持さ
れている。これにより3点ロールユニット31は、分線ロ
ール19から撚口ダイス21に向かって走行する素線13のま
わりに回転可能である。回転軸39の端部にはベベルギヤ
45が止めネジ47で固定されており、このベベルギヤ45に
は次のような伝達経路で撚線側の回転が伝達されるよう
になっている。
【0013】回転ダイスホルダー49(ターンシーブ23A
〜23Cの公転と一体となって回転する)→伝動プーリー
51→伝動ベルト53→伝動プーリー55→変速機57→継手59
→伝動プーリー61→伝動ベルト63→伝動プーリー65→中
心ベベルギヤ67(伝動プーリー65と一体となって軸受69
により固定フレーム43に回転自在に支持されている)→
ベベルギヤ45 なお変速機57は伝動ギヤ56、58を含み、継手59側の回転
が伝動プーリー55側の入力軸の回転と逆転するように構
成されている。
〜23Cの公転と一体となって回転する)→伝動プーリー
51→伝動ベルト53→伝動プーリー55→変速機57→継手59
→伝動プーリー61→伝動ベルト63→伝動プーリー65→中
心ベベルギヤ67(伝動プーリー65と一体となって軸受69
により固定フレーム43に回転自在に支持されている)→
ベベルギヤ45 なお変速機57は伝動ギヤ56、58を含み、継手59側の回転
が伝動プーリー55側の入力軸の回転と逆転するように構
成されている。
【0014】これにより3点ロールユニット31は、回転
ダイスホルダー49の回転方向と同方向に、回転ダイスホ
ルダー49の回転速度と一定の関係を保って回転すること
になる。3点ロールユニット31と回転ダイスホルダー49
との回転速度の関係は、変速機57により調整できる。
ダイスホルダー49の回転方向と同方向に、回転ダイスホ
ルダー49の回転速度と一定の関係を保って回転すること
になる。3点ロールユニット31と回転ダイスホルダー49
との回転速度の関係は、変速機57により調整できる。
【0015】回転式プレフォーマー29は以上のように構
成されているため、分線ロール19から撚口ダイス21に向
かって走行する素線13は、そのまわりを回転する3点ロ
ールユニット31によって屈曲を受け、らせん状の曲げぐ
せが付けられる。この曲げぐせのピッチは、変速機57の
変速比を変えることにより変更可能である。したがっ
て、その曲げぐせのピッチを撚線の撚りピッチとほぼ同
じになるように調整することにより、撚りピッチとほぼ
同じピッチのらせん状の曲げぐせが付いた素線が撚り合
わされることになるため、撚りの固い、素線がバラケに
くい撚線を製造することができる。
成されているため、分線ロール19から撚口ダイス21に向
かって走行する素線13は、そのまわりを回転する3点ロ
ールユニット31によって屈曲を受け、らせん状の曲げぐ
せが付けられる。この曲げぐせのピッチは、変速機57の
変速比を変えることにより変更可能である。したがっ
て、その曲げぐせのピッチを撚線の撚りピッチとほぼ同
じになるように調整することにより、撚りピッチとほぼ
同じピッチのらせん状の曲げぐせが付いた素線が撚り合
わされることになるため、撚りの固い、素線がバラケに
くい撚線を製造することができる。
【0016】次に、図3は本発明をダブルツイスト型撚
線機に適用した場合の実施例を示す。サプライステム11
から引き出された素線13が撚口ダイス21に入るまでの経
路はシングルツイスト型撚線機の場合と同じである。ダ
ブルツイスト型撚線機の場合は、撚口ダイス21に入った
多数の素線13が、弓71と共に回転(公転)する第一のタ
ーンシープ23Aで一度目の撚りを加えられた後、弓71を
伝わって反対側にまわり、第二のターンシーブ23Bで二
度目の撚りを加えられて撚線25となる。撚線25は回転す
る弓71の中に設置された巻取ドラム27に巻き取られる。
線機に適用した場合の実施例を示す。サプライステム11
から引き出された素線13が撚口ダイス21に入るまでの経
路はシングルツイスト型撚線機の場合と同じである。ダ
ブルツイスト型撚線機の場合は、撚口ダイス21に入った
多数の素線13が、弓71と共に回転(公転)する第一のタ
ーンシープ23Aで一度目の撚りを加えられた後、弓71を
伝わって反対側にまわり、第二のターンシーブ23Bで二
度目の撚りを加えられて撚線25となる。撚線25は回転す
る弓71の中に設置された巻取ドラム27に巻き取られる。
【0017】この実施例は、上記のようなダブルツイス
ト型撚線機において、分線ロール19と撚口ダイス21の間
に回転式プレフォーマー29を設置したものである。回転
式プレフォーマー29の構造は前記実施例と同様であるの
で説明を省略する。ダブルツイスト型撚線機の場合は、
回転式プレフォーマー29の回転速度は、弓71の回転速度
からその2倍の回転速度までの範囲内とすることが望ま
しい。
ト型撚線機において、分線ロール19と撚口ダイス21の間
に回転式プレフォーマー29を設置したものである。回転
式プレフォーマー29の構造は前記実施例と同様であるの
で説明を省略する。ダブルツイスト型撚線機の場合は、
回転式プレフォーマー29の回転速度は、弓71の回転速度
からその2倍の回転速度までの範囲内とすることが望ま
しい。
【0018】なお図示を省略したが、ダブルツイスト型
撚線機では、撚口ダイスと第一のターンシーブの間にオ
ーバーツイスターを設置する場合もある。このようなオ
ーバーツイスター付きダブルツイスト型撚線機に回転式
プレフォーマーを設置した場合には、プレフォーマーの
回転速度は、オーバーツイスターの回転速度とほぼ同じ
にすればよい。ただし、いずれのタイプの撚線機でも、
素線は撚口ダイスに相当捻じれた状態で入っていくの
で、その捻じれ分を差し引いた回転速度でプレフォーマ
ーを回転させることが望ましい。
撚線機では、撚口ダイスと第一のターンシーブの間にオ
ーバーツイスターを設置する場合もある。このようなオ
ーバーツイスター付きダブルツイスト型撚線機に回転式
プレフォーマーを設置した場合には、プレフォーマーの
回転速度は、オーバーツイスターの回転速度とほぼ同じ
にすればよい。ただし、いずれのタイプの撚線機でも、
素線は撚口ダイスに相当捻じれた状態で入っていくの
で、その捻じれ分を差し引いた回転速度でプレフォーマ
ーを回転させることが望ましい。
【0019】また上記実施例では、回転式プレフォーマ
ーとして3点ロールユニットを用いた例を説明したが、
3点ロールユニットの代わりに、素線を屈曲するように
配置されたピンや、素線を屈曲するように形成されたそ
り(溝つきブロック)などを使用することも可能であ
る。
ーとして3点ロールユニットを用いた例を説明したが、
3点ロールユニットの代わりに、素線を屈曲するように
配置されたピンや、素線を屈曲するように形成されたそ
り(溝つきブロック)などを使用することも可能であ
る。
【0020】また上記実施例では、回転式プレフォーマ
ーを回転ダイスホルダーに連動させたが、プレフォーマ
ーの回転駆動源は撚線側の回転ダイスホルダー以外の回
転部分から得てもよい。またプレフォーマーを独立のモ
ーターで回転駆動し、その回転速度を撚線側の回転速度
と一定の関係を保つように制御することもできる。
ーを回転ダイスホルダーに連動させたが、プレフォーマ
ーの回転駆動源は撚線側の回転ダイスホルダー以外の回
転部分から得てもよい。またプレフォーマーを独立のモ
ーターで回転駆動し、その回転速度を撚線側の回転速度
と一定の関係を保つように制御することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、素
線側非回転−撚線側回転型の撚線機で、素線に撚りピッ
チに合った曲げぐせを付けながら、撚り合わせを行うこ
とができるので、反発性の強い素線を用いても、撚りの
固い、素線がバラケにくい、品質の安定した撚線を製造
することができる。したがって反発性の強い素線を用い
た撚線の生産性を大幅に向上させることができる。
線側非回転−撚線側回転型の撚線機で、素線に撚りピッ
チに合った曲げぐせを付けながら、撚り合わせを行うこ
とができるので、反発性の強い素線を用いても、撚りの
固い、素線がバラケにくい、品質の安定した撚線を製造
することができる。したがって反発性の強い素線を用い
た撚線の生産性を大幅に向上させることができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る撚線機の要部を示す
断面図。
断面図。
【図2】 図1の撚線機の全体構成を示す正面図。
【図3】 本発明の他の実施例に係る撚線機の全体構成
を示す正面図。
を示す正面図。
11:サプライステム 13:素線 17:ブレーキロール 19:分線ロー
ル(分線ガイド部材) 21:撚口ダイス 23A、23B、
23C:ターンシーブ 25:撚線 27:巻取ドラ
ム 29:回転式プレフォーマー 31:3点ロー
ルユニット 33:支持板 35A、35B、
35C:溝ロール 37:長穴 39:回転軸 41:軸受 43:固定フレ
ーム 45:ベベルギヤ 49:回転ダイ
スホルダー 57:変速機 67:中心ベベ
ルギヤ
ル(分線ガイド部材) 21:撚口ダイス 23A、23B、
23C:ターンシーブ 25:撚線 27:巻取ドラ
ム 29:回転式プレフォーマー 31:3点ロー
ルユニット 33:支持板 35A、35B、
35C:溝ロール 37:長穴 39:回転軸 41:軸受 43:固定フレ
ーム 45:ベベルギヤ 49:回転ダイ
スホルダー 57:変速機 67:中心ベベ
ルギヤ
フロントページの続き (72)発明者 坂本 一旗 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 清水 知忠 東京都荒川区東日暮里6丁目48番10号 三 和電線工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】撚口ダイスと、その撚口ダイスに向かって
走行する複数本の素線を所定の間隔に保つ分線ガイド部
材との間に、各々の素線のまわりに撚線側の回転速度と
一定の関係を保って回転しながら各々の素線に屈曲を与
える回転式プレフォーマーを設置したことを特徴とする
素線側非回転−撚線側回転型撚線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15454093A JPH06346387A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 素線側非回転−撚線側回転型撚線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15454093A JPH06346387A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 素線側非回転−撚線側回転型撚線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06346387A true JPH06346387A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15586497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15454093A Pending JPH06346387A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 素線側非回転−撚線側回転型撚線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06346387A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101684661B1 (ko) * | 2016-11-09 | 2016-12-08 | (주)럭키기술단 | 주택용 소방 완강기 |
CN111739698A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-10-02 | 杨星 | 一种多股线缆线束绞合成型机械及方法 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP15454093A patent/JPH06346387A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101684661B1 (ko) * | 2016-11-09 | 2016-12-08 | (주)럭키기술단 | 주택용 소방 완강기 |
CN111739698A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-10-02 | 杨星 | 一种多股线缆线束绞合成型机械及方法 |
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