JPS6019304Y2 - テ−プ成形器 - Google Patents

テ−プ成形器

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Publication number
JPS6019304Y2
JPS6019304Y2 JP8050780U JP8050780U JPS6019304Y2 JP S6019304 Y2 JPS6019304 Y2 JP S6019304Y2 JP 8050780 U JP8050780 U JP 8050780U JP 8050780 U JP8050780 U JP 8050780U JP S6019304 Y2 JPS6019304 Y2 JP S6019304Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
former
presser
metal tape
metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP8050780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS574119U (ja
Inventor
進 小山
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
Priority to JP8050780U priority Critical patent/JPS6019304Y2/ja
Publication of JPS574119U publication Critical patent/JPS574119U/ja
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Publication of JPS6019304Y2 publication Critical patent/JPS6019304Y2/ja
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、通信ケーブルの製造にあたり、ケーブルコ
アにテープを縦添えするために用いられるテープ成形蓋
に関する。
一般に、通信ケーブルの製造方法として、ケーブルコア
の外周に押えテープを縦添えし、その上に金属テープを
縦添えし、さらにその上に保護シースを押出被覆する方
法が知られている。
ところで、このようなケーブルの製造工程において、ケ
ーブルコアの外周に押えテープを縦添えした後、次に金
属テープを縦添えするまでにその縦添えされた押えテー
プの合わせ目が開かないように糸等で粗巻する工程があ
るが、この工程が周知のように横巻であるため、またそ
の横巻する糸に適度の張力をかける必要があるため、前
記各テープの縦添え行程に比べて能率が悪く、このため
全体的なケーブル製造能率の低下を招く原因となってい
た。
また、このように縦添えされた押えテープ上に糸等を横
巻してケーブルを製造する方法では、次に縦添えされる
金属テープとその押えテープとの接触面に間隙が形成さ
れて金属テープの成形状態が悪くなることがあり、特に
この間隙が大きくなると、ケーブルの屈曲試験等を行な
った場合、金属テープに亀裂が生じたりする問題があっ
た。
また、前述のように押えテープ上に糸等を横巻するため
に、シェリーケーブルなどではその糸を伝わって水分が
浸透するということもあった。
また、さらに重要な問題点として、前記押えテープや金
属テープを縦添えするために用いられるフォーマ−(成
形蓋)は、前述のような方法ではケーブルコアの進行方
向に2個それぞれ独立したものを配設し、一方のフォー
マ−で前記押えテープを、他方のフォーマ−で前記金属
テープをそれぞれ縦添えするようになされていたため、
その分、広い(長い)作業スペースを必要とする欠点が
あった。
この考案は、以上のような種々の問題点を考慮してなさ
れたもので、押えテープと金属テープを縦添えする各々
のフォーマ−を一体的に組込んでそれら各テープをほぼ
連続的に縦添えできる構成とすることにより、糸等の粗
巻工程をなくしてケーブル製造能率の向上およびケーブ
ルの機械的特性の向上を図ることができ、しかも作業ス
ペースも狭く (短く)で済むテープ成形蓋を提供しよ
うとするものである。
以下、添付図面を参照してこの考案の一実施例について
詳述する。
第1図は、ケーブルコアにテープを縦添えする工程図を
示すもので、1は走行状態にあるケーブルコア、2は前
記ケーブルコア1にテープ送り出し装置3,4からそれ
ぞれ送り出される押えテープ3aおよび金属テープ4a
を縦添えするこの考案の要旨となるテープ成形蓋、5は
テープ送り出し装置3から予備のテープ送り出し装置6
への切り換え作業を円滑に行なわせるために設置された
アキュムレータ、7は保護シースを押出被覆する押出機
、8は前記金属テープ4aのガイドローラである。
ところで、ケーブルコア1にテープ3a、4aを縦添え
するための前記テープ成形蓋2は、第2図および第3図
に示すように、ケーブルコア1に対しまず押えテープ3
aを縦添えする第1のフォーマ−10と、その上に金属
テープ4aを縦添えする第2のフォーマ−20とからな
り、かつ前記第1のフォーマ−10は前記第2のフォー
マ−20の上に図示のように載置されることによって一
体的に組込まれた構成とされている。
前記第1のフォーマ−10は、1枚の細長い板状部材で
形成され、テープ導入端Aにおいては、その軸に直角方
向の断面は、第4図aに示すように、平担底面11の両
側縁12a、12aが互いに内方に向かいほぼU字状に
折り返えされて折曲片13.13がそれぞれ形成された
形状である。
それより出口側に進行した位置Bでは、その軸に直角方
向の断面は、第4図すに示すように、欠如部14を有す
るほぼ楕円状の形状である。
両側縁12b、12bは位置1における両側縁12a。
12aの延長部である。
出口端Cでは、その軸に直角方向の断面は、第4図Cに
示すように、位置Bにおける両側縁12b、12bの延
長である両側縁12c、12cの部分をラップさせたほ
ぼ円状の形状である。
また、前記第2のフォーマ−20は、前記第1のフォー
マ−10と同様1枚の細長い板状部材で形成され、かつ
該第2のフォーマ−20には、該フォーマ−20によっ
て縦添えされる金属テープ4aを伸ばし気味にする(フ
ォーマ−20の内周面に沿わせる)押え板21.22が
それぞれ取り付けられている。
そして、この第2のフォーマ−20のテープ導入端に近
い位置A□においては、その軸に直角方向の断面は、第
5図aに示すように平担底面23の両側縁24 a、
24 aが上方へ折曲されて折曲片25.25が形成
され、かつ前記両側縁24a、24a間に前記押え板2
1が差し渡し固定されて前記金属テープ4aが通るスリ
ット状の間隙26が形成された形状である。
またそれより出口側に進行した位置B1では、その軸に
直角方向の断面は、第5図すに示すように、前記導入端
に近い位置A□における平担底面23の幅よりも小さい
幅の平担底面23aの両側に湾曲片27.27が形成さ
れ、かつ前記両側縁24a、24aの延長部である両側
縁24b、24b間に、前記平担底面23aおよび湾曲
片27,27により形成された内面形状に対応して湾曲
形成された前記押え板22が差し渡し固定され、これに
より前記金属テープ4aが若干内方へ湾曲されながら通
るスリット状の間隙28が形成された形状である。
出口端に近い位置C1における前記同様の断面は、第5
図Cに示すように、欠如部29を有するほぼ楕円状の形
状である。
両側縁24c、24cは位置aにおける両側縁24b、
24bの延長部である。
出口端D□おける前記同様の断面は、第5図dに示すよ
うに、位置C1における両側縁24c、24cの延長で
ある両側縁24d、24dの部分が突き合わされて形成
された真円に近い形状である。
なお、前記第1のフォーマ−10は、第6図に明示する
ように第2のフォーマ−20に差し渡し固定された押え
板21,22上に載置された状態で、例えば止めねじあ
るいは溶接等の手段(特に図示せず)により固定されて
おり、かつ前記第1のフォーマ−10に対する第2のフ
ォーマ−20の位置関係、つまり軸方向に位置関係1は
、第1のフォーマ−10によりケーブルコア1に縦添え
された押えテープ3aがその第1のフォーマ−10の出
口端より出てから押えテープ3aの合わせ目が開かない
うちにその押えテープ3a上に次の第2のフォーマ−2
0により金属テープ4aを縦添えできる範囲内に予め定
められている。
さて、テープ成形蓋をこのように構成すると、まず、走
行しているケーブルコア1に対し、第1のフォーマ−1
0により押えテープ3aが縦添えされ、この縦添えされ
た押えテープ3aが第1のフォーマ−10の出口端を通
過すると直ぐにその押えテープ3a上に金属テープ4a
が第2のフォーマ−20によって縦添えされるので、従
来のように押えテープ3aの合わせ目が開かないように
糸等で粗巻する工程を全く必要てせず、したがってその
分ケーブル製造能率が高められる。
また金属テープ4aは、その使用されている素材の関係
上、例えばポリエチレン製フィルム等からなる押えテー
プ3aに比し当然屈曲等に対する反発力も大きいもので
あるが、この考案においては、その金属テープ4aを縦
添えする第2のフォーマ−20に押え板21.22が設
けられているため、この押え板21.22の作用によっ
て前記金属テープ4aはその幅方向に伸ばし気味にされ
ながら(第2のフォーマ−20の内周面に沿うようにさ
れながら)押えテープ3a上に良好な状態で縦添えされ
てゆき、またこの際、金属テープ4aが押えテープ3a
に対し適度に密着するので、その上に保護シースが被覆
され製造されたケーブルは、その機械的特性が極めて良
好になる。
さらにまた、前記第1のフォーマ−10は第2のフォー
マ−20に組み込まれて一体化されているため、全体的
にコンパクトになり、したがってその分テープ成形器の
占める作業スペースも狭くて済むことになる。
以上詳述したように、この考案によるテープ成形蓋にあ
っては、押えテープと金属テープを縦添えする各々のフ
ォーマ−を一体的に組込んでそれら各テープをほぼ連続
的に縦添えできる構成にしたから、糸等の粗巻工程が不
要となり、ケーブル製造能率の向上およびケーブルの機
械的特性の向上を図ることができ、しかも作業スペース
も狭くて済む等の種々の優れた利点がある。
また、特に本考案の押え板、金属テープ4aを内側から
押して第2のフォーマ−20の内周面に添わせると共に
その内周面形状に対応する形態にわん曲変形させるとい
う作用効果を発揮する。
すなわち、本考案の押え板は、金属テープ4aを内側か
ら押してわん曲変形させる作用によって第2のフォーマ
−20が金属テープ4aを外側から内側へ押してわん曲
変形させる作用を効果的に助けるという機械を具備して
いる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は工程図
、第2図は側面図、第3図は平面図、第4図a、 b、
cは第2図A、 B、 Cにおける断面図、第5図a
、b、C,dは第2図A□、 B1゜C□、Dlにおけ
る断面図、第6図は第3図の■−■線に沿う断面図であ
る。 2・・・・・・テープ成形蓋、3a・・・・・・押えテ
ープ、4a・・・・・・金属テープ、10・・・・・・
第1のフォーマ−120・・・・・・第2のフォーマ−
121,22・・・・・・押え板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルコア1に押えテープ3aを縦添えする第1のフ
    ォーマ−10と、この第1のフォーマ−により縦添えれ
    た押えテープ上に金属テープ4aを縦添えする第2のフ
    ォーマ−20とからなるテープ成形蓋であって、前記第
    1のフオーマーハ前記第2のフォーマ−上にそれら各フ
    ォーマ−の出口端の中心線が合致するように一体的に取
    り付けられるとともに、第1のフォーマ−の出口端の位
    置が、第2のフォーマ−のテープ導入端と出口端との間
    となる関係に配置され、前記第2のフォーマ−には、前
    記金属テープを該第2のフォーマ−の内周面に沿わせて
    その内周面形状に対応する形態にわん回度形させるため
    の曲面を有する押え板が21.22が、第2のフォーマ
    −のテープ導入端付近と出口端付近とに設けられている
    ことを特徴とするテープ成形蓋。
JP8050780U 1980-06-10 1980-06-10 テ−プ成形器 Expired JPS6019304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8050780U JPS6019304Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10 テ−プ成形器

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JP8050780U JPS6019304Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10 テ−プ成形器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS574119U JPS574119U (ja) 1982-01-09
JPS6019304Y2 true JPS6019304Y2 (ja) 1985-06-11

Family

ID=29442943

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8050780U Expired JPS6019304Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10 テ−プ成形器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6171076B1 (ja) * 2016-12-09 2017-07-26 株式会社フジクラ テープ成形装置、同軸ケーブル用外部導体製造装置、及び同軸ケーブル製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6171076B1 (ja) * 2016-12-09 2017-07-26 株式会社フジクラ テープ成形装置、同軸ケーブル用外部導体製造装置、及び同軸ケーブル製造方法

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JPS574119U (ja) 1982-01-09

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